JPH0628664Y2 - 半導体圧力検出装置 - Google Patents

半導体圧力検出装置

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JPH0628664Y2
JPH0628664Y2 JP6902387U JP6902387U JPH0628664Y2 JP H0628664 Y2 JPH0628664 Y2 JP H0628664Y2 JP 6902387 U JP6902387 U JP 6902387U JP 6902387 U JP6902387 U JP 6902387U JP H0628664 Y2 JPH0628664 Y2 JP H0628664Y2
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JP
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semiconductor pressure
pedestal
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pressure
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進 長野
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、相対圧式の半導体圧力検出装置、特に外部
から圧力を導入する基準圧導入孔に係るものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の半導体圧力検出装置として第2図に示す
ものがあった。図において、1はケーシング本体2とカ
バー3とからなる圧力検出装置のケーシング、4はケー
シング本体2の台座5に設けた基準圧力としての空気圧
を導入するための大気導入孔、6はこの大気導入孔4を
覆うように設けられたフッ素樹脂系フィルタで、このフ
ィルタ6はエポキシ樹脂が塗布されたシール部材7に固
着されていると共に、シール部材7は台座5に加熱硬化
して密着して固定されている。8はシール部材7に設け
た通孔である。なお、9は大気導入孔4から導入した空
気圧を検出して電気信号に変換する半導体圧力センサ、
10はセンサ信号増幅用の印刷基板、11は圧力検出装
置のニップルを示す。
上記のように構成した従来の半導体圧力検出装置は、基
準圧力としての外部からの空気圧は大気導入孔4から導
入されると共に、フッ素樹脂系フィルタ6を通過しシー
ル部材7の通孔8を通ってケーシング1内へ基準圧力を
導入し、半導体圧力センサ9によって検出される。ここ
で、上記フッ素樹脂系フィルタ6は撥水性を有し、通気
性はあるが非透水性であるので、ケーシング内部への防
水性を得ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の半導体圧力検出装置は以上のように構成されてい
るので、フッ素樹脂系フィルタ6は加熱硬化を必要とす
るシール部材7に固着されており、また、シール部材7
を台座5に加熱硬化する作業は効率的に悪いという問題
があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、基準圧導入孔の防水において気密性を作業効
率よく行なうことのできる半導体圧力検出装置を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る半導体圧力検出装置は、通孔にフッ素樹
脂系フィルタを取付けたプラスチックプレートを基準圧
導入孔に配置し、このプレートを常温で硬化するシール
剤によって台座に気密固定したものである。
〔作用〕
この考案においては、フッ素樹脂系フィルタを取付けた
プラスチックプレートを常温で硬化するシール剤によっ
て台座に気密固定するようにしたので、台座へのプレー
トの加熱硬化を必要とすることなくフィルタ周辺の封止
部の気密性が確保され、防水性の高いものとなる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図はこの考案による半導体圧力検出装置の断面図を示す
もので、図において、12は基準圧導入孔4を覆うよう
に台座5上に配置したドーム形のプラスチックプレート
で、このプレート12の中心には通孔13が設けてあ
る。14は通孔13を閉止するようにプレート12の裏
面の平坦面に熱溶着により取付けたフッ素樹脂系フィル
タである。上記プラスチックプレート12の下縁が台座
5上に形成した凹溝5aに係合されている。15は上記
プラスチックプレート12の外周部と台座5とを接着固
定するためのシール剤であり、このシール剤15は液状
シール剤を流し込むことにより常温で硬化する。16は
シール剤15の流れ出し防止用の突出部である。なお、
その他の符号は第2図に示した従来例の場合と同一であ
る。
この考案は上記のように構成したので、プラスチックプ
レート12と台座5との係合部がシール剤15によって
気密性が確保され、基準圧導入孔4におけるケーシング
内,外の防水性を図ることができ、これによって、フッ
素樹脂系フィルタ14の非透水性機能を生かすことがで
きる。また、シール剤15は常温で硬化するため、プラ
スチックプレート12と台座5との気密性を作業性よく
行なうことができ、しかもプラスチックプレート12や
台座5は硬く、表面が平滑な部材であるため、流動性の
あるシール剤の使用が可能となる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、通孔にフッ素樹脂系フ
ィルタを熱溶着により取付けたプラスチックプレートを
基準圧導入孔を覆うように配置し、プレートと台座とを
常温で硬化するシール剤によって固定したので、フィル
タ周辺の気密性が作業効率よく行なうことができ、基準
圧導入孔におけるケーシング内,外の防水性を向上する
ことができ、これにより信頼性の高い半導体圧力検出装
置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による半導体圧力検出装置
の断面図、第2図は従来の半導体圧力検出装置の断面図
である。 1……ケーシング、2……ケーシング本体、3……カバ
ー、4……基準圧導入孔、5……台座、9……半導体圧
力センサ、12……プラスチックプレート、13……通
孔、14……フッ素樹脂系フィルタ、15……シール
剤。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングの台座に設けられた基準圧導入
    孔に外部から導入された基準圧を検出して電気信号に変
    換するための半導体圧力センサを備えた半導体圧力検出
    装置において、上記基準圧導入孔を覆うように中心に通
    孔を備え、かつこの通孔にフッ素樹脂系フィルタを熱溶
    着して取付けたプラスチックプレートを配置し、このプ
    ラスチックプレートを常温で硬化するシール剤によって
    台座に気密固定したことを特徴とする半導体圧力検出装
    置。
JP6902387U 1987-05-09 1987-05-09 半導体圧力検出装置 Expired - Lifetime JPH0628664Y2 (ja)

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JPS63177733U JPS63177733U (ja) 1988-11-17
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JP2507648Y2 (ja) * 1990-10-15 1996-08-14 三菱電機株式会社 半導体圧力センサ装置
JP2795292B2 (ja) * 1991-03-28 1998-09-10 宇部興産株式会社 ブロー成形機のパリソン肉厚制御方法および装置
JP2547038Y2 (ja) * 1991-10-07 1997-09-03 理化工業株式会社 圧力センサ
JP6843278B1 (ja) 2020-01-06 2021-03-17 三菱電機株式会社 差圧センサ

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