JP2549221Y2 - 定温式スポット型熱感知器の防水構造 - Google Patents
定温式スポット型熱感知器の防水構造Info
- Publication number
- JP2549221Y2 JP2549221Y2 JP1990125716U JP12571690U JP2549221Y2 JP 2549221 Y2 JP2549221 Y2 JP 2549221Y2 JP 1990125716 U JP1990125716 U JP 1990125716U JP 12571690 U JP12571690 U JP 12571690U JP 2549221 Y2 JP2549221 Y2 JP 2549221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoblock
- type heat
- heat sensor
- temperature spot
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、定温式スポット型熱感知器の防水構造に関
する。
する。
[従来の技術] 従来の定温式スポット型熱感知器は、天井面などに取
り付けられる本体部101の下方に、サーモブロック102を
取り付けた感熱板100を露出させて取り付け、プロテク
タ104を嵌合させて取り付けた第5図に示したような構
造になっているが、このようなものは、端子板102aを導
出させたサーモブロック102の本体部101の嵌合穴103へ
の挿入代が小さいために、結露を生じ易い環境下では防
水性に劣り、第6図に波線で示したような経路を伝って
表面に近い嵌合穴103の隙間より充填材105内部に浸入し
て来た結露水などがサーモブロック102より導出させた
端子板102aに到達するなどの問題を生じていた。
り付けられる本体部101の下方に、サーモブロック102を
取り付けた感熱板100を露出させて取り付け、プロテク
タ104を嵌合させて取り付けた第5図に示したような構
造になっているが、このようなものは、端子板102aを導
出させたサーモブロック102の本体部101の嵌合穴103へ
の挿入代が小さいために、結露を生じ易い環境下では防
水性に劣り、第6図に波線で示したような経路を伝って
表面に近い嵌合穴103の隙間より充填材105内部に浸入し
て来た結露水などがサーモブロック102より導出させた
端子板102aに到達するなどの問題を生じていた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、
定温式スポット型熱感知器に好適に使用される防水構造
を提供することを目的としている。
定温式スポット型熱感知器に好適に使用される防水構造
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される本考案の定温式
スポット型熱感知器の防水構造は、本体部の下方に、サ
ーモブロックを取り付けた感熱板を露出させて取り付け
た定温式スポット型熱感知器の改良であって、本体部の
中央には、上、下に開口を形成した嵌合穴を設けるとと
もに、上記サーモブロックより導出した端子板の先端部
分を除く殆どの部分を樹脂ブロックで被覆した構造とな
し、上記嵌合穴の上方開口は、外部より導出されたリー
ド線に接続される端子部で塞ぎ、かつ下方開口には、サ
ーモブロックの樹脂ブロックを挿入して、その嵌合穴の
内部を充填剤で水密封止したことを特徴としている。
スポット型熱感知器の防水構造は、本体部の下方に、サ
ーモブロックを取り付けた感熱板を露出させて取り付け
た定温式スポット型熱感知器の改良であって、本体部の
中央には、上、下に開口を形成した嵌合穴を設けるとと
もに、上記サーモブロックより導出した端子板の先端部
分を除く殆どの部分を樹脂ブロックで被覆した構造とな
し、上記嵌合穴の上方開口は、外部より導出されたリー
ド線に接続される端子部で塞ぎ、かつ下方開口には、サ
ーモブロックの樹脂ブロックを挿入して、その嵌合穴の
内部を充填剤で水密封止したことを特徴としている。
[作用] 本考案の防水構造によれば、本体部の中央に設けた嵌
合穴の上方開口は、リード線に接続された端子部で塞
ぎ、嵌合穴の下方開口は、端子板の先端部分を除く殆ど
の部分を樹脂ブロックで被覆したサーモブロックの樹脂
ブロックを挿入し、嵌合穴の内部全体を充填剤で水密封
止させた構造となっているので、サーモブロックの表面
で結露した水が浸入しても、浸入した水が端子板まで到
達することがない。
合穴の上方開口は、リード線に接続された端子部で塞
ぎ、嵌合穴の下方開口は、端子板の先端部分を除く殆ど
の部分を樹脂ブロックで被覆したサーモブロックの樹脂
ブロックを挿入し、嵌合穴の内部全体を充填剤で水密封
止させた構造となっているので、サーモブロックの表面
で結露した水が浸入しても、浸入した水が端子板まで到
達することがない。
[実施例] 以下に添付図を参照して、本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図、第2図は、本考案の定温式スポット型熱感知
器Aの要部構造を示した図で、1は周囲の温度上昇変化
によって不図示の接点を閉じて発報するサーモブロック
で、本体部2の下方に露出して取り付けられた円板状の
感熱板3の中央部に固着されている。
器Aの要部構造を示した図で、1は周囲の温度上昇変化
によって不図示の接点を閉じて発報するサーモブロック
で、本体部2の下方に露出して取り付けられた円板状の
感熱板3の中央部に固着されている。
サーモブロック1より導出された2本の端子板4,4は、
第4図に示したように、その先端部分4a,4aを除いた殆
どの部分Lを樹脂ブロック11で成形被覆させた構造体と
なっており、本体部2の中央には上、下開口を形成した
嵌合穴2aを設けており、嵌合穴2aの上方開口は、端子部
5で塞ぎ、下方開口には、サーモブロック1の樹脂ブロ
ック11を挿入させ、嵌合穴2aの内部に充填剤6を充填し
て水密封止した構造としている。樹脂ブロック11より露
出した端子板4,4の先端部4a,4aは、第1図に示したよう
に、端子部の対応する孔部に挿入され、半田8,8によっ
て接続されている。端子部5には天井面などから本体部
2に導出されたリード線9が半田8などで接続されてい
る。リード線9は高温度にも耐えられるようにシリコン
を被覆した構造となっている。
第4図に示したように、その先端部分4a,4aを除いた殆
どの部分Lを樹脂ブロック11で成形被覆させた構造体と
なっており、本体部2の中央には上、下開口を形成した
嵌合穴2aを設けており、嵌合穴2aの上方開口は、端子部
5で塞ぎ、下方開口には、サーモブロック1の樹脂ブロ
ック11を挿入させ、嵌合穴2aの内部に充填剤6を充填し
て水密封止した構造としている。樹脂ブロック11より露
出した端子板4,4の先端部4a,4aは、第1図に示したよう
に、端子部の対応する孔部に挿入され、半田8,8によっ
て接続されている。端子部5には天井面などから本体部
2に導出されたリード線9が半田8などで接続されてい
る。リード線9は高温度にも耐えられるようにシリコン
を被覆した構造となっている。
なお、10は本体部2の下方に露出した状態で取り付けら
れた感熱板3を保護するためのプロテクタであり、本体
部2に形成された嵌合凹所2bに嵌着されるようになって
いる。
れた感熱板3を保護するためのプロテクタであり、本体
部2に形成された嵌合凹所2bに嵌着されるようになって
いる。
[考案の効果] 本考案によれば、サーモブロックより導出した端子板
の先端部分を除く殆どの部分を樹脂ブロックで被覆し、
サーモブロックを上記本体部の嵌合穴に挿入して充填剤
で水密封止させているので、サーモブロックの表面で結
露した水が浸入しにくくなり、防水効果が高い。
の先端部分を除く殆どの部分を樹脂ブロックで被覆し、
サーモブロックを上記本体部の嵌合穴に挿入して充填剤
で水密封止させているので、サーモブロックの表面で結
露した水が浸入しにくくなり、防水効果が高い。
第1図は本考案の定温式スポット型熱感知器の要部構造
図,第2図は外観構成図,第3図は本体内部に設けた端
子部の構造図,第4図はサーモブロックと本体部との接
続構成図,第5図は従来の定温式スポット型熱感知器の
構造説明図,第6図はサーモブロックと本体部との接続
構成図である。 (符号の説明) A……本考案の定温式スポット型熱感知器 1……サーモブロック 11……樹脂ブロック 2……本体部 3……感熱板 4……端子板 5……端子部 6……充填剤
図,第2図は外観構成図,第3図は本体内部に設けた端
子部の構造図,第4図はサーモブロックと本体部との接
続構成図,第5図は従来の定温式スポット型熱感知器の
構造説明図,第6図はサーモブロックと本体部との接続
構成図である。 (符号の説明) A……本考案の定温式スポット型熱感知器 1……サーモブロック 11……樹脂ブロック 2……本体部 3……感熱板 4……端子板 5……端子部 6……充填剤
Claims (1)
- 【請求項1】本体部の下方に、サーモブロックを取り付
けた感熱板を露出させて取り付けた定温式スポット型熱
感知器において、 上記本体部の中央には、上、下に開口を形成した嵌合穴
を設けるとともに、上記サーモブロックより導出した端
子板の先端部分を除く殆どの部分を樹脂ブロックで被覆
した構造となし、 上記嵌合穴は、その上方開口は、外部より導出されたリ
ード線に接続される端子部で塞がれ、かつ下方開口は、
サーモブロックの樹脂ブロックを挿入し、嵌合穴の内部
を充填剤で水密封止した構造としている定温式スポット
型熱感知器の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990125716U JP2549221Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 定温式スポット型熱感知器の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990125716U JP2549221Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 定温式スポット型熱感知器の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0482787U JPH0482787U (ja) | 1992-07-17 |
JP2549221Y2 true JP2549221Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=31873304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990125716U Expired - Lifetime JP2549221Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 定温式スポット型熱感知器の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549221Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012235U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-28 | 日本電子機器株式会社 | 内燃機関のスロツトルバルブスイツチ |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP1990125716U patent/JP2549221Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0482787U (ja) | 1992-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |