JPH0739140Y2 - スイツチの端子部シール構造 - Google Patents

スイツチの端子部シール構造

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JPH0739140Y2
JPH0739140Y2 JP1987135424U JP13542487U JPH0739140Y2 JP H0739140 Y2 JPH0739140 Y2 JP H0739140Y2 JP 1987135424 U JP1987135424 U JP 1987135424U JP 13542487 U JP13542487 U JP 13542487U JP H0739140 Y2 JPH0739140 Y2 JP H0739140Y2
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JP
Japan
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terminal
embedded
resin
case
sealing
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JP1987135424U
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JPS6440128U (ja
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真澄 梶谷
石原  圭
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Omron Corp
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Omron Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <考案の分野> この考案は、スイッチケース埋込金具に端子ねじを螺着
して外部リード線の接続用ターミナルを上記埋込金具に
締結し、上記リード線の接続部を合成樹脂で封止したス
イッチの端部部シール構造に関するものである。
<従来技術とその課題> 従来、ケースの開口部に端子ベースを嵌合するととも
に、この端子ベースの外面に凹所を形成し、上記ケース
に収納された機器本体の端子を上記端子ベースの凹所底
壁に形成された端子導出孔に挿通し、上記凹所に合成樹
脂を充填固化して封止するものが知られている(たとえ
ば、実公昭60−29784号公報参照) ところが、この構成によれば、合成樹脂が端子と端子導
出孔との間のわずかな間隙を通つてスイッチケースの内
部に流入し、この流入合成樹脂でスイッチケース内が汚
損されて動作不良の原因となるばかりでなく、端子ベー
スに突設された外部端子を封止することができず、外部
端子の耐候性や耐食性に劣る。
また、従来、電磁スイッチケースの開口部に端子ベース
を嵌合するとともに、上記スイッチケース内の機器本体
と端子ベースとの間にOリングを介在させて、上記機器
本体をOリングで封止したものが知られている(たとえ
ば、実開昭60−98248号公報参照) ところが、この構成によれば、スイッチケース内の機器
本体をOリングで封止することができるけれども、端子
ベースに突設された外部端子を封止することができない
ばかりでなく、上記スイッチケースに端子ベースをかし
め止めにより堅固に固定しなければならず、これらをユ
ーザ(客先)にて行なうことがきわめて困難である。
さらに、従来、たとえば第3図で示すように、合成樹脂
製のスイッチケース101の底面に一端が露出状態で埋設
された複数の埋込金具102(1021〜1023)のねじ孔部102
aに端子ねじ103(1031〜1033)をそれぞれ螺着してター
ミナル104(1041〜1043)を取り付け、各ターミナル104
に外部リード線105(1051〜1053)を半田106(第4図)
等で接続固定し、上記スイッチケース101の底面に樹脂
封止用カバー107を嵌着して、このカバー107内に合成樹
脂を充填固化させて樹脂封止部108を形成したものがあ
る。
上記構成によれば、スイッチケース101における外部リ
ード線105の接続部を封止して形成される樹脂封止部108
により、耐候性や耐食性を向上させることができるけれ
ども、スイッチケース101とカバー107とで囲まれた空間
内に合成樹脂が充填されて、上記樹脂封止部108が形成
されるものであるから、上記合成樹脂がその充填時に気
泡を巻き込みながら流入して封止効果を損なうおそれが
あり、これらの作業をユーザ(客先)にて行なうことが
困難である。
<考案の目的> この考案は上記課題を解消するためになされたもので、
簡単な構成と作業により、外部リード線の配線および封
止作業をユーザ側で容易に行なうことができるスイッチ
の端子部シール構造を提供することを目的とする。
<考案の構成と効果> この考案によるスイッチの端子部シール構造は、底面に
ねじ孔部を露出させて複数の埋込金具を埋設したスイッ
チケースと、このスイッチケースの底面に所定間隔を存
して対向配設されかつ上記各埋込金具に対応する樹脂封
止用凹所が外面側に形成された樹脂封止用ケースと、上
記各埋込金具に対応して上記樹脂封止用ケースの凹所底
壁に貫通形成された複数の透孔と、これら各透孔に嵌着
された筒形ブッシュと、この各ブッシュの中心孔を貫通
して対応する埋込金具のねじ孔部に螺着された端子ねじ
と、これら各端子ねじで埋込金具に締結された外部リー
ド線接続用ターミナルと、上記各埋込金具の各露出端を
取り囲んで上記スイッチケースと樹脂封止用ケースとの
間に介在された複数のOリングと、上記各凹所内に充填
固化された合成樹脂とを具備したことを特徴とする。
上記構成によれば、合成樹脂で上記ブッシュ、端子ね
じ、ターミナルおよびリード線接続部を封止するととも
に、上記Oリングで上記各埋込金具の各露出端を封止す
ることができる。
上記合成樹脂の充填に際し、上記凹所は樹脂封止用ケー
スにその外面側が開放して形成されているため、樹脂内
への気泡の巻き込みを有効に防止して、リード線の接続
部における封止効果を高めることができるとともに、外
部リード線の配線および封止作業をユーザ側で容易に行
なうことができる。
また、上記各埋込金具の露出端は、スイッチケースと樹
脂封止用ケースとの間に介在されたOリングで封止さ
れ、かつ、端子ねじを埋込金具のねじ孔部に螺着してい
るため、これら両ケースの間隙を封止するために特別な
手段を必要とせず、構造の簡素化と組立作業の容易化を
達成することができる。
<実施例の説明> 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説明する。
第1図はこの考案に係るスイツチの端子部シール構造の
一例を示すものである。
同図において、1は接点機構(図示せず)を内蔵した合
成樹脂製のスイツチケースであり、底面には、図示しな
い常閉および常開固定接触片ならびに共通端子片にそれ
ぞれ電気的に接続されて一端が露出する複数の埋込金具
2(21〜23)が植設されており、各埋込金具2の露出端
面にはねじ孔部2aが形成されている。3は上記スイツチ
ケース1の底面に配設された合成樹脂製の樹脂封止用ケ
ースであり、その表面には、上記埋込金具21〜23にそれ
ぞれ対応する凹所41〜43が形成され、凹所41,42は連通
形成されて1つのものとして構成されている。5(51
53)は上記各埋込金具2に対応して上記凹所4の底壁に
貫通形成された透孔であり、各透孔5には、一端につば
部6aを有する筒形の金属製ブツシユ6(61〜63)がそれ
ぞれ嵌着されており、各ブツシユ6の他端面は上記埋込
金具2の露出端面に接触している。
7(71〜73)は上記各ブツシユ6のつば部6a上に設置さ
れるターミナルであり、それぞれ外部リード線8(81
83)の一端が接続されるようになつている。9(91
93)は上記各凹所4からブツシユ6に挿通されて上記ね
じ孔部2aに螺着される端子ねじであり、上記ターミナル
7をブツシユを介して埋込金具2に電気的に接続固定
し、かつ樹脂封止用ケース3をスイツチケース1に保持
させるものである。上記各凹所4には、封止用の樹脂10
(第2図)が充填されるようになつている。11(111〜1
13)は上記埋込金具2の露出端を取り囲む位置に配置さ
れたOリングであり、上記スイツチケース1と樹脂封止
用ケース3との間に介在されている。
なお、図中、12は上記スイツチケース1の底面に形成さ
れて樹脂封止用ケース3に形成された横溝13に嵌合する
位置決め用の突壁部、14はスイツチケース1の底面に形
成された突条部である。
上記構成において、スイツチケース1の底面に各埋込金
具2の露出端を取り囲むようにOリング11を配置した
後、樹脂封止用ケース3を載置する。樹脂封止用ケース
3の透孔5に嵌着したブツシユ6上にターミナル7を載
置し、端子ねじ9をブツシユ6に通して埋込金具2のね
じ孔部2aに螺合すれば、上記ターミナル7は埋込金具2
に電気的に接続され、また樹脂封止用ケース3は上記O
リング11を介してスイツチケース1に結合される。上記
ターミナル7に外部リード線8の一端を第2図のように
半田15等で接続固定した後、樹脂封止用ケース3の凹所
4に合成樹脂を注入・硬化させて樹脂封止部10を形成す
る。
上記構成によれば、上記ブッシュ6、端子ねじ9、ター
ミナル7および外部リード線8の接続部を合成樹脂で封
止して樹脂封止部10を形成するとともに、上記Oリング
11で上記各埋込金具2の各露出端を封止することができ
る。
上記合成樹脂の充填に際し、上記凹所4は樹脂封止用ケ
ース3にその外面側が開放して形成されているため、上
記樹脂封止部10内への気泡の巻き込みを有効に防止し
て、外部リード線8の接続部における封止効果を高める
ことができるとともに、外部リード線8の配線および封
止作業をユーザ側で容易に行なうことができる。
また、上記各埋込金具2の露出端は、スイッチケース1
と樹脂封止用ケース3との間に介在されたOリング11で
封止され、かつ、端子ねじ9を埋込金具2のねじ孔部2a
に螺着しているため、これら両ケース1,3の間隙を封止
するために特別な手段を必要とせず、構造の簡素化と組
立作業の容易化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスイツチの端子部シール構造の
一例を示す分解斜視図、第2図は同シール構造の要部の
断面図、第3図は従来のスイツチの端子部シール構造を
示す分解斜視図、第4図は第3図のもののシール構造の
要部の断面図である。 1…スイツチケース、2…埋込金具、2a…ねじ孔部、3
…樹脂封止用ケース、4…凹所、5…透孔、6…ブツシ
ユ、6a…つば部、7…ターミナル、8…外部リード線、
9…端子ねじ、10…樹脂封止部、11…Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面にねじ孔部を露出させて複数の埋込金
    具を埋設したスイッチケースと、このスイッチケースの
    底面に所定間隔を存して対向配設されかつ上記埋込金具
    に対応する樹脂封止用凹所が外面側に形成された樹脂封
    止用ケースと、上記各埋込金具に対応して上記樹脂封止
    用ケースの凹所底壁に貫通形成された複数の透孔と、こ
    れら各透孔に嵌着された筒形ブッシュと、この各ブッシ
    ュの中心孔を貫通して対応する埋込金具のねじ孔部に螺
    着された端子ねじと、これら各端子ねじで埋込金具に締
    結された外部リード線接続用ターミナルと、上記各埋込
    金具の各露出端を取り囲んで上記スイッチケースと樹脂
    封止用ケースとの間に介在された複数のOリングと、上
    記各凹所内に合成樹脂を充填固化した樹脂封止部とを具
    備し、この樹脂封止部は上記ブッシュ、端子ねじ、ター
    ミナルおよびリード線接続部を合成樹脂で封止するとと
    もに、上記Oリングで上記各埋込金具の各露出端を封止
    するように構成したことを特徴とするスイッチの端子部
    シール構造。
JP1987135424U 1987-09-03 1987-09-03 スイツチの端子部シール構造 Expired - Lifetime JPH0739140Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6029784U (ja) * 1983-08-04 1985-02-28 本田技研工業株式会社 自動二輪車用フエアリング
JPS6098248U (ja) * 1983-12-09 1985-07-04 株式会社本田ロツク 電磁スイツチの接続端子の構造

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