JPH032817Y2 - - Google Patents

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JPH032817Y2
JPH032817Y2 JP10936483U JP10936483U JPH032817Y2 JP H032817 Y2 JPH032817 Y2 JP H032817Y2 JP 10936483 U JP10936483 U JP 10936483U JP 10936483 U JP10936483 U JP 10936483U JP H032817 Y2 JPH032817 Y2 JP H032817Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電磁流量計の検出器に用いる筐体の
改良に関するものである。
〔従来技術〕
電磁流量計の検出器は、液体の流通する測定管
と、これに対して磁束を通ずるための電磁石と、
磁束に応じて液体中に生ずる起電力を検出するた
め、測定管に設けた電極等からなり、これらを水
密状に収容する目的上、従来は、上下に分割され
た鋳物製のケースが一般に用いられており、上ケ
ースと下ケースとが各々異なつた形状を有するた
め、各個に製作することを要し、鋳型の費用およ
び加工々数が増加することにより、高価となる欠
点を生じている。
〔考案の概要〕
本考案は、従来のかゝる欠点を一挙に排除する
目的を有し、筐体を左右に分割のうえ、互に同一
の形状とし、型の費用および加工々数の低減を図
ると共に、組立を容易とした極めて効果的な、電
磁流量計用検出器の筐体を提供するものである。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図は、ダイキヤスト等により製するケース
を示し、Aは開放面から見た正面図、Bは縦断面
図、Cは背面図、Dは側面図であり、一側方を開
放面とした箱状体1の上方には、開放面側を中心
とする半筒状の連結部2が形成され、これの外周
面には、上方から下方かつ内方へかけて傾斜した
テーパ部3が形成されていると共に、開放面側に
は、突出段部4が形成され、これが組立時に当接
し、検出器の筐体における中心を規正するものと
なつており、開放面の周囲5は、突出段部4より
も若干低く形成され、周囲5と対応する形状のパ
ツキンが介在するのを容易としてある。
また、側面部6のほゞ中央には、挿通される測
定管を支持する透孔7が穿設され、これの周囲は
肉厚に形成されていると共に、側面部6の外側か
つ透孔7の周囲は平面状に突出のうえ、ねじ孔8
が穿設されており、測定管へ管路を適切に接続す
ると共に、測定管の外周を水密状に維持するOリ
ングを収容するための接続部を取付ける取付台部
9となつている。
一方、側面部6の内側からは、電磁石のコアを
支持するための支持部10が開放面側へ突出して
おり、これの先端には、ねじ穴を穿設するのに容
易とする目的上、凹部11が形成してある。
このほか、周囲5の四方には、開放面側から側
面部6側へかけて貫通孔12が穿設され、これを
用いてねじ止が可能になつていると共に、周囲5
の互に対称的な位置には、位置合せ用の突起部1
3a,13bおよび、これと対応する嵌合孔14
a,14bが各々形成されている。
したがつて、以上により構成さる同一形状のケ
ースを二つ用意すると共に、周囲5と対応しかつ
突起部13a,13bおよび嵌合孔14a,14
bと対向する透孔を備えた形状のパツキンを用意
し、このパツキンを介して各ケースの開放面を互
に当接させ、一方のケースの突起部13a,13
bを他方のケースの嵌合孔14b,14aへ各々
嵌入し、かつ、他方のケースの突起部13a,1
3bを一方のケースの嵌合孔14b,14aへ嵌
入すると共に、貫通孔17へねじを挿通して結合
すれば、パツキンにより水密状に封止された筐体
が一体として完成する。
第2図は、上述のケースを用いた検出器の組立
状況を示し、同図Aは要部破断正面図、同図Bは
同様の側面図であり、互に同形として形成された
ケース101a,101bの開放面を対向させ、
パツキン102を介して接合のうえ、ねじ103
およびナツト104により連結し、両側方には、
接続される管路の内径に応じた接続部105a,
105bがパツキン106,107を介し、ねじ
108により水密状に固定してある。
また、互に対向する磁極109a,109bを
有する外鉄形のコア110には、コイル111
a,111bが巻回され、これらによつて電磁石
112が構成されており、磁極109a,109
b間には、測定管113が挿通され、これらの両
端は接続部105a,105b内へ突出している
と共に、測定管113の磁極109aと109b
により挾持されている部分には、電磁石112に
より発生される磁束が通ずる方向に対し直交する
方向として互に対向する電極114が設けてあ
り、止ねじ115により導出されたうえ、リード
線116a,116bにより各々がケース101
a,101bの上方に設けた導出口117から引
出されている。
たゞし、第2図Bにおいて、図上省略した左方
の電極114からのリード線116a1,116a2
は測定管113の円周方向に沿つて形成された磁
極109a,109bの溝118a,118b中
を介し、対象的に右方へ導かれたうえ、リード線
116aへ共通接続されており、これによつて、
磁束により生ずる誘導雑音成分を低減している。
なお、電磁石112のコア110は、ケース1
01bの側面部内面から突出した支持部10へね
じ120により固定されており、これから導出さ
れた共通回路用のリード線116cは、各電極1
14からのリード線116a,116bと共に導
出口117より引出されている一方、コイル11
1a,111bのリード線116d,116e
も、同様に引出されているうえ、ケース101
a,101bの内部には、絶縁性を有する充填材
121が充填されている。
このほか、測定管113は、ステンレス等の非
磁性と共に所定の機械的強度を有する直線状の金
属管を用いた外管201と、これの内部へ密接し
て挿入されると共に、使用流量範囲に応じた内部
断面積を有する絶縁材からなる内管202とによ
り構成されており、内管202の全長は、外管2
01の両端から突出するものとして定められ、内
管202の両端が外管201の両端よりも更に接
続部105a,105bの拡大段部122a,1
22b中へ突出のうえ、これの外囲へ嵌合される
Oリング123a,123bにより水密性が保た
れ、接続部105a,105bおよび内管202
以外への液体の浸出を防止するものとなつてい
る。
また、外管201には、磁極109a,109
b間の互に対向する部位に電極導出用の透孔20
3が各個に穿設されていると共に、内管202の
前記透孔203と対応する部位には、電極114
の取付穴204が形成されており、これらによつ
て電極114の装着が行なわれるものとなつてい
る。
なお、連結部2には、リード線116a〜eの
接続される変換器に設けたパイプ状の連結部が外
囲から嵌合し、これに螺入した2本の押ねじがテ
ーパ部3へ先端を押当するものとなつており、こ
れによつて、検出器と変換器との連結が確実なも
のになる。
また、全体の組立は、電磁石112と測定管1
13とを組み合せのうえ、ケース101bへ装着
し、ねじ120によりこれらを固定してから、パ
ツキン102を介しケース101aを被着した
後、ねじ103およびナツト104による連結な
らびに、パツキン106,107および接続部1
05a,105bの取付を行なえばよく、これに
よつて、自ずから各部の相互関係が規正されると
同時に、組立が容易に行なわれる。
したがつて、同一形状のケース101a,10
1bを用いることにより、ダイキヤスト型等の費
用および加工々数の節減が達せられると共に、量
産効果による価格低減が容易となり、かつ、検出
器の組立が容易化され、組立工数の節減も実現す
る。
たゞし、第1図の形状は状況に応じた選定が任
意であると共に、連結部2を半角筒状等としても
よく、支持部10を側壁から延長し、段部状とし
ても同様であり、または、連結部2を設けず、別
途に設けた変換器との間において布線を行なつて
もよく、突起部13a,13bを円柱状とせず、
角柱状あるいは突片状等とし、これに応じて嵌合
孔14a,14bの形状を定めてもよいうえ、突
起部13a,13bの代りに位置決め用のピン等
を穴へ挿入してもよい等、種々の変形が自在であ
る。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、同一形状のケースにより検出器の筐体が構成
されるため、ケース製造用の型代および加工々数
の節減が達せられると共に、左右分割により組立
が容易化され、組立工数も低減し、低価格により
検出器を得ることが自在となり、各種用途の電磁
流量計において多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はケースで
あり、Aは正面図、Bは縦断面図、Cは背面図、
Dは側面図、第2図は検出器の組立状況を示し、
Aは要部破断正面図、Bは同様の側面図である。 1……箱状体、2……連結部、3……テーパ
部、5……周囲、6……側面部、7……透孔、1
0……支持部、13a,13b……突起部、14
a,14b……嵌合孔、101a,101b……
ケース、102……パツキン、103……ねじ、
104……ナツト、110……コア、112……
電磁石、113……測定管、120……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側方を開放面とした箱状体の上方へ突出して
    形成されると共に外周面に上方から下方かつ内方
    へかけて傾斜したテーパ部を有する半筒状の連結
    部と、前記箱状体の側面部におけるほゞ中央に設
    けた測定管支持用の透孔と、前記側面部の内側か
    ら前記開放面側へ突出した電磁石のコアを支持す
    るための支持部と、前記箱状体の周囲に設けられ
    た前記開放面側から側面部側へかけて貫通するね
    じ止用の貫通孔と、前記開放面側の周囲に互に対
    称的な位置として形成された位置合せ用の突起部
    およびこれと対応する嵌合孔とを各々が備えた同
    一形状の二つのケースとからなり、前記各ケース
    の前記開放面を互いに当接させ、一方のケースの
    前記突起部を他方のケースの前記嵌合孔へ嵌入
    し、かつ、前記他方のケースの前記突起部を前記
    一方のケースの前記嵌合孔へ嵌入すると共に、前
    記貫通孔へ挿通したねじにより前記二つのケース
    を一体として結合することを特微とした電磁流量
    計用検出器の筐体。
JP10936483U 1983-07-14 1983-07-14 電磁流量計用検出器の筐体 Granted JPS6017415U (ja)

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JPS6017415U JPS6017415U (ja) 1985-02-06
JPH032817Y2 true JPH032817Y2 (ja) 1991-01-25

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