JPS5887Y2 - 電磁流量計検出器 - Google Patents

電磁流量計検出器

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JPS5887Y2
JPS5887Y2 JP965778U JP965778U JPS5887Y2 JP S5887 Y2 JPS5887 Y2 JP S5887Y2 JP 965778 U JP965778 U JP 965778U JP 965778 U JP965778 U JP 965778U JP S5887 Y2 JPS5887 Y2 JP S5887Y2
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JP
Japan
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outer casing
metal pipe
magnetic
flange
thickness
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Expired
Application number
JP965778U
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English (en)
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JPS54117178U (ja
Inventor
一郎 和田
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Publication of JPS54117178U publication Critical patent/JPS54117178U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁流量計検出器に係り、特に非磁性金属パイ
プを有する電磁流量計検出器に関する。
この種電磁流量計検出器では、金属パイプの両端にフラ
ンジを溶接し、金属パイプにループ状巻線を装着し、そ
の外側から縦割りの2つの外筐をかぶせる形式のものが
知られている。
このような検出器は、部品点数が多く組立に多くの労力
を要する欠点がある。
これに対し、本出願人は励磁コイルおよび電極等の装着
並びに保守点検等が容易で、かつ全体を小形化しうる電
磁流量計検出器を先に提案した。
すなわちそれは、一対の電極が対向設置され、被測定体
を流通する非磁性金属管体と、この金属管体の外周上に
両端部で密接して設け、かつ前記管体の軸線方向および
前記電極を結ぶ線に直角な方向にコイル収納開口部を有
し、この収納開口部を閉塞する蓋体を有する磁性体外筐
と、前記コイル収納開口部より装着し前記外筐とで磁束
発生装置を構成する励磁コイルとを備えた電磁流量計検
出器である。
かかる電磁流量計検出器において、磁性体外筐に対し導
管すなわち非磁性金属パイプを鋳込んで一体に形成する
ことができれば、組立工数はさらに軽減できる。
しかるに、磁性体外筐と金属パイプとを気密に強固に結
合することは容易ではなく、熱膨張や応力によって両者
の相対位置が変化するなどのおそれがあった。
本考案は非磁性金属パイプを磁性体外筐に確実・堅固に
鋳込むことのできる構成の簡単な電磁流量計検出器を提
供するものである。
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図において10は非磁性の金属パイプであり、これ
を鉄心を兼ねる磁性の外筐11の内部に鋳込んでいる。
この外筐11は励磁コイル12の収納部11 aを除い
て金属パイプ10に密接し、かつ両端部に例えば外筐1
1と同材質のフランジ11 b、11 bを一体に形成
している。
しかも、外筐11自身で形成した励磁コイル収納部11
aは励磁コイル12を外筐11外側より装着できるよ
うに該収納部11 a上側に開口部11 Cを設け、こ
の開口部11 Cは帰還磁路部を構成する磁性の蓋体1
1 dにより閉塞されるようになっている。
従って、励磁コイル12は外筐11外側より励磁コイル
収納部11 aに収納し、しかる後、その収納部11
aの開口部11 Cを蓋体11 dで閉塞すれば、流量
計検出器本体への励磁コイル12の取り付けを終了する
ことになる。
なお、蓋体11dの閉塞時、励磁コイル収納部11 C
と気密を保つため、両者間にOリングパツキン13を介
在している。
一方、金属パイプ10の内側に電気絶縁物によりライニ
ング14を施し、さらに金属パイプ10とライニング1
4とを挿通しライニング14内側に電極頭部を露出する
ように一対の電極15.15を対向設置している。
これにより、励磁コ・イル12によって発生した磁束が
被測定流体に直角に作用して得られる誘起起電力を一対
の電極15.15で被測定流体の流量信号として取り出
すことができる。
また、外筐11の両端部、つまり一対の電極軸線上に位
置する外筐11側部に開口部11 e、11 eを設け
、電極15.15の装着並びに保守点検等のために便利
ならしめる。
この開口部11 e、11 eは電極部蓋体11 fに
より閉塞される。
この場合もOリングパツキン16により気密に保持され
る。
なお、蓋体11 d、11 fの閉塞後は外筐11に溶
接してもよく、あるいはねじ止めしてもよい。
さらに蓋体に励磁電源線、信号出力線の導入、引出孔を
設けてもよい。
また、励磁コイル12は直接1収納部11 aに収納し
てもよく、又は蓋体lidに固定して蓋体11d閉塞時
に収納部11 aに収納することも可能である。
第2図は磁性体外筐11内に非磁性金属パイプ10を鋳
込んだ状態を部分的に拡大して示したものである。
金属パイプ10の端はたとえば20〜30゜の角度で先
鋭にされ外筐11に鋳込まれている。
外筐11と一体のフランジllbの厚さTが、外筐11
の厚さtよりも大なるときは、金属パイプ10の先鋭部
10aの位置がフランジ11bの厚み方向の中間に位置
するようにすることが好ましい。
このようにすれば金属パイプ10が鋳込みフランジの冷
却を促進し、いわゆる冷し金の効果がある。
金属パイプ10の先鋭部10 aの最先端は鋳込む際に
溶解し、外筐との溶着がより容易かつ確実に行なわれ、
堅固な固着が可能である。
第3図は外筐11の厚みtがフランジ11 bの厚みT
より厚い場合を示す。
この場合前記同様な意味で先鋭部10aはフランジ11
bの内端より内側に位置する方がよい。
また同様にフランジの厚みTと外筐の厚みtとが略等し
いときには、先鋭部が7ランジの内端位置に略一致する
ことが好ましい。
また第3図のように先鋭部10 aが外筐鋳物内に埋入
する方が溶融が生じやすく気密性および強度がより強く
なる。
第4図は先鋭部10 aの各種形状を示す。
第4図aは先鋭部10 aが段部を形成する場合、同図
すは先鋭部10 aが両刃の場合、同図Cは先鋭部10
aが円弧状である場合である。
上記の実施例において、磁性体外筐はダクタイル鋳鉄、
ネズミ鋳鉄、鋳鋼等が使用され、非磁性金属パイプとし
てはSUS 316ステンレス鋼、黄銅、青銅等が適用
される。
以上詳述したように、本考案によれば、非磁性金属パイ
プを磁性体外筐の内側に鋳込むに際し、金属パイプ両端
を先鋭にして端部の溶融を容易ならしめ、これによって
両者を堅固に固着しうるようにしたので、配管からの機
械的応力、あるいは熱膨張などに十分に耐え、したがっ
て検出器としての機械的または電気的な対称性、安定性
が長期にわたり維持でき、長期間ドリフトの少い優れた
電磁流量計検出器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、l)は本考案による電磁流量計検出器の一部
断面側面図および一部断面正面図、第2図および第3図
はそれぞれ外筐および金属パイプの一部を拡大して示す
断・面図、第4図a、1)、cはそれぞれ鋳込まれる金
属パイプ先鋭部の形状を示す図である。 10・・・・・・非磁性金属パイプ、11・・・・・・
磁性体外筐、12・・・・・・励磁コ゛イル、11 b
・・・・・・フランジ、15・・・・・・電極。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)導管に対向して取付けた1対の電極を有し、前記
    1対の電極を結ぶ線および前記導管の軸線に対して直角
    に磁界を作用する電磁流量計検出器において、前記導管
    を非磁性金属パイプとし、この金属パイプの両端を先鋭
    に形成して磁性体外筐に鋳込んでなる電磁流量計検出器
  2. (2)磁性体外筐が両端にフランジを有し、このフラン
    ジの厚さが外筐の肉厚よりも厚く、かつ金属パイプの先
    鋭な端がフランジの厚さ方向の中間に位置する実用新案
    登録請求の範囲第1項による電磁流量計検出器。
  3. (3)磁性体外筐が両端に7ランジを有し、このフラン
    ジの厚さが外筐の肉厚と略等しく、かつ金属パイプの先
    鋭な端が7ランジの厚さ方向の内端に位置する実用新案
    登録請求の範囲第1項による電磁流量計検出器。
  4. (4)磁性体外筐が両端にフランジを有し、このフラン
    ジの厚さが外筐の肉厚より薄く、かつ金属パイプの先鋭
    な端がフランジの位置より内側に位置する実用新案登録
    請求の範囲第1項による電磁流量計検出器。
JP965778U 1978-01-31 1978-01-31 電磁流量計検出器 Expired JPS5887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP965778U JPS5887Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 電磁流量計検出器

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JP965778U JPS5887Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 電磁流量計検出器

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Publication Number Publication Date
JPS54117178U JPS54117178U (ja) 1979-08-16
JPS5887Y2 true JPS5887Y2 (ja) 1983-01-05

Family

ID=28820832

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JP965778U Expired JPS5887Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 電磁流量計検出器

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JPS54117178U (ja) 1979-08-16

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