JPH0590306U - 回転操作型電気部品 - Google Patents

回転操作型電気部品

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JPH0590306U
JPH0590306U JP2883692U JP2883692U JPH0590306U JP H0590306 U JPH0590306 U JP H0590306U JP 2883692 U JP2883692 U JP 2883692U JP 2883692 U JP2883692 U JP 2883692U JP H0590306 U JPH0590306 U JP H0590306U
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竜司 向山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミック基板にリード線を接続する作業を
容易に実施可能な回転操作型電気部品を得る。 【構成】 セラミック基板26を保持するホルダ27
に、リード線28を挿通する挿通孔42を設けるととも
に、この挿通孔42の内部に、リード線28の被覆部2
8aに係合する突起43を設けて、前記リード線28を
突出部41側より挿通孔42に挿入したとき、リード線
28の被覆部28aに突起43が食い込むことにより該
リード線28を挿通孔42内で保持して、はんだ44を
介しリード線28のコア部28bをセラミック基板26
の導電パターン25に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転可変抵抗器やロータリスイッチ等の回転操作型電気部品に関す る。
【0002】
【従来の技術】
回転操作型電気部品は種々の分野で利用され公知である。例えば車両において は、その走行速度に応じて最適の燃料供給量を設定し、最適燃費状態で走行させ るために、スロットル・ポジション・センサと称せられる電気部品が備えられる ことがある。
【0003】 このスロットル・ポジション・センサとしては、アクセルペダルの操作量に対 応して回動する回動軸に、摺動子を取付けた摺動子受けをそれと一体回動するよ うに連結し、表面に導電パターンを形成したセラミック基板を該摺動子受けに対 設し、前記摺動子を前記導電パターンに摺接させることによってアクセルペダル による回動軸の回動量を抵抗値の変化として取出すようにしたものが知られてい る。
【0004】 そして、このように構成されるスロットル・ポジション・センサは、通常車両 のボンネット内等に取付けて使用されるものであるので、前述のセラミック基板 や摺動子等を燃料、冷却水、外部の泥土や塵埃などが付着しないように保護する 必要がある。そのため、スロットル・ポジション・センサを形成する各部材は、 ハウジング内に内装されて、回動軸の一端を該ハウジングから外部に突出する状 態に組立てられるのが一般的である。前記ハウジングの一端には開口が設けられ ており、該開口を介して摺動子受けやセラミック基板等の各部材をハウジング内 に組付けるようになっている。
【0005】 図6はこの種の従来のスロットル・ポジション・センサを示す断面図であり、 図中、1はスロットル・ポジション・センサの外殻を形成するハウジングで、該 ハウジング1は例えば自動車のボンネット内に固定される。このハウジング1内 にはスロットル・ポジション・センサを構成する各部材を収納する収納部2が形 成されており、この収納部2の一端、すなわちハウジング1の一端には前述の各 部材の組付け用の開口3が開設されている。
【0006】 前記ハウジング1の他端には、軸孔4が穿設され、この軸孔4内に軸受ブッシ ュ5が装着されている。この軸受ブッシュ5には、一端がハウジング1の外部に 突出する回動軸6が嵌入され、該回動軸6は図示しないスロットル弁と接続され て、該アクセルペダルの踏込み量に対応する量だけ回動するようになっている。 また、回動軸6の他端は収納部2内に延設され、摺動子受け7が取付けられる。 この摺動子受け7は回動軸と一体的に回動可能であるとともに、該摺動子受け7 の表面には摺動子8a、8bが取付けられ、前記摺動子受け7に対設したセラミ ック基板9の表面には、前記摺動子8a、8bがそれぞれ摺接する抵抗体10a および集電体10bが形成されている。
【0007】 前記開口3に設けられる蓋体11は、合成樹脂等の絶縁性部材で形成されてお り、この蓋体11を開口3に嵌着することによって、セラミック基板9はハウジ ング1の内壁面に設けた段部1aに当接する状態に位置決めされる。そして、摺 動子受け7は、ウエーブワッシャ12により各摺動子8a、8bがそれぞれ抵抗 体10a、集電体10bに当接する方向に付勢されている。
【0008】 前記蓋体11には挿通孔13が穿設されており、この挿通孔13に、一端が抵 抗体10aの両端部および集電体10bにそれぞれ接続された取出端子14が挿 通され、該取出端子14の他端にはリード線15が接続されている。そして、エ ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂からなる充填部材16が、蓋体11の外面を覆う状 態で開口3に充填され、貫通孔13などを密閉するとともに、取出端子14やリ ード線15を埋設状態にすることにより保護している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の回転操作型電気部品では、取出端子14の一端を抵 抗体10aの両端部や集電体10bに接続し、該取出端子14の他端にリード線 15を接続するために2ヵ所のはんだ付け作業を要するとともに、該はんだ付け 作業の際にリード線15を保持する必要もあるので、はんだ付け作業にが煩雑な 手間が必要であるという問題があった。
【0010】 本考案はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的 は、セラミック基板にリード線を接続する作業を容易に行なうことのできる回転 操作型電気部品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、一端に開口が形成され、各部材を収納す るハウジングと、このハウジングに回転可能に設けられ、一端が該ハウジングの 他端より突出する回動軸と、この回動軸の他端に装着され、摺動子を保持する摺 動子受けと、この摺動子受けと対向して設けられ、前記摺動子が摺接する導電パ ターンを有するセラミック基板と、このセラミック基板が取付けられ、前記ハウ ジング内に固設されたホルダと、一端が前記導電パターンに接続され、他端が外 部に導出されたリード線とを備えた回転操作型電気部品において、前記ホルダに 前記リード線を挿通する挿通孔を設けるとともに、この挿通孔の内部に前記リー ド線の被覆部に係合する突起を設けた構成にしてある。
【0012】
【作用】
本考案は上記のように構成したので、開口内に配置されたホルダの挿通孔にリ ード線を挿通すると、該挿通孔の内部に設けられた突起がリード線の被覆部に係 合して該被覆部に食い込むことから該リード線が保持され、この状態でリード線 の端部をセラミック基板にはんだ付けする。これによって、1ヵ所のみのはんだ 付け作業を要するとともに、はんだ付け作業の際にリード線を保持する必要がな いので、セラミック基板にリード線を接続する作業を容易に行なうことができる 。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の回転操作型電気部品の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の回転操作型電気部品の一実施例の要部構成を示す断面図、図2 は図1の回転操作型電気部品に備えられるホルダの断面図、図3は図2のホルダ に設けられる挿通孔の内部を示す図、図4は図1の回転操作型電気部品の全体構 成を示す断面図、図5は図4の回転操作型電気部品を開口側から見た図である。
【0014】 図1に示す本実施例の回転操作型電気部品は、一端に開口21が形成され、各 部材を収納するハウジング22と、このハウジング22に回転可能に設けられ、 一端がハウジング22の他端より突出する回動軸23と、この回動軸23の他端 に装着され、前記ハウジング22に内蔵される摺動子受け24と、この摺動子受 け24と対向して設けられ、導電パターン25を有するセラミック基板26と、 このセラミック基板26が取付けられ、前記ハウジング22内に固設されたホル ダ27と、一端がそれぞれ前記導電パターン25に接続されたリード線28と、 前記開口21の外端側に充填される充填部材29とを備えている。
【0015】 前記ハウジング22には、開口21側と他端側を連通する軸孔31が設けられ 、この軸孔31に開口21側から軸受32が嵌入されており、該軸受32により 回動軸23が回転可能に支持される。該回動軸23に取付けられるEリング33 と、前記軸孔31の他端側の段部31aとの間にはスペーサ34が介設されてい る。前記Eリング33の外端側には、ハウジング22内に泥土などの異物が侵入 することを防止するシールリング35が配置されるとともに、前記軸孔31の端 部はカバー36により覆われている。前記摺動子受け24は、導電パターン25 に摺接する摺動子37を備え、該摺動子受け24はウエーブワッシャー38の弾 発力によりセラミック基板26側へ付勢されている。また、前記ハウジング22 の円筒部22aには、図5に示すように、外部へ導出される前記リード線28を 保護する保護部材39が設けられている。
【0016】 前記ホルダ27には、図2に示すように、充填部材29側へ突出する突出部4 1が一体的に形成され、この突出部41に前記リード線28を挿通する挿通孔4 2が設けられている。この挿通孔42の内部には、図3に示すように、例えば3 個の突起43が設けられ、該突起43は、図1に示すように、リード線28の被 覆部28aに係合する。
【0017】 この実施例にあっては、図1に示すように、まずセラミック基板26の孔26 aとホルダ27の挿通孔42とが互いに対向する状態に配置して、該セラミック 基板26をホルダ27に装着し、次いで、リード線28を突出部41側より挿通 孔42に挿入する。これにより、突起43がリード線28の被覆部28aに係合 して食い込むことから該リード線28が挿通孔42内で保持される。この状態で リード線28のコア部28bをはんだ44を介してセラミック基板26の導電パ ターン25に接続し、次いで回転軸23および摺動子受け24等を組み込んだハ ウジング22に挿入し、更にハウジング22に設けられた凸部45にホルダ27 を凹凸嵌合させてハウジング22に固定する。
【0018】 このように構成した実施例では、はんだ付け作業が1ヵ所のみで済むとともに 、このはんだ付け作業の際にリード線28を保持する必要がないことから、セラ ミック基板26の導電パターン25にリード線28を接続する作業を容易に行な うことができる。
【0019】 なお、この実施例では、まずセラミック基板26をホルダ27に装着した後、 リード線28を挿通孔42に挿通する場合を例示したが、これらの手順を入れ替 えて、まずリード線28を挿通孔42に挿通した後、セラミック基板26をホル ダ27に装着することもできる。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、はんだ付け作業が1ヵ所のみで済むとと もに、このはんだ付け作業の際にリード線を保持する必要がないことから、セラ ミック基板の導電パターンにリード線を接続する作業を容易に行なうことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転操作型電気部品の一実施例の要部
構成を示す断面図である。
【図2】図1の回転操作型電気部品に備えられるホルダ
の断面図である。
【図3】図2のホルダに設けられる挿通孔の内部を示す
図である。
【図4】図1の回転操作型電気部品の全体構成を示す断
面図である。
【図5】図4の回転操作型電気部品を開口側から見た図
である。
【図6】従来の回転操作型電気部品を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
21 開口 22 ハウジング 23 回動軸 24 摺動子受け 25 導電パターン 26 セラミック基板 27 ホルダ 28 リード線 28a 被覆部 31 軸孔 32 軸受 37 摺動子 42 挿通孔 43 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口が形成され、各部材を収納す
    るハウジングと、このハウジングに回転可能に設けら
    れ、一端が該ハウジングの他端より突出する回動軸と、
    この回動軸の他端に装着され、摺動子を保持する摺動子
    受けと、この摺動子受けと対向して設けられ、前記摺動
    子が摺接する導電パターンを有するセラミック基板と、
    このセラミック基板が取付けられ、前記ハウジング内に
    固設されたホルダと、一端が前記導電パターンに接続さ
    れ、他端が外部に導出されたリード線とを備えた回転操
    作型電気部品において、前記ホルダに前記リード線を挿
    通する挿通孔を設けるとともに、この挿通孔の内部に前
    記リード線の被覆部に係合する突起を設けたことを特徴
    とする回転操作型電気部品。
JP1992028836U 1992-04-30 1992-04-30 回転操作型電気部品 Expired - Lifetime JP2536750Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199005U (ja) * 1987-12-23 1989-07-03
JP3104789U (ja) * 2004-04-22 2004-10-14 株式会社共成レンテム オイルタンク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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