JPS6141401Y2 - - Google Patents

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JPS6141401Y2
JPS6141401Y2 JP15437982U JP15437982U JPS6141401Y2 JP S6141401 Y2 JPS6141401 Y2 JP S6141401Y2 JP 15437982 U JP15437982 U JP 15437982U JP 15437982 U JP15437982 U JP 15437982U JP S6141401 Y2 JPS6141401 Y2 JP S6141401Y2
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JP
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terminal
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gear box
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terminal device
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JP15437982U
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用ワイパモータの端子装置の改良
構造に関するものである。
従来の車両用ワイパモータの端子装置の一例を
第1図により説明すると、ワイパモータの歯車箱
1はギヤケース1aと、該ギヤケース1aを閉塞
するカバー1bとからなり、前記カバー1bに角
形の開口2を穿設している。3は端子装置であ
り、端子6,7は収容する端子箱4及び端子台5
より構成している。前記端子台5には前記角形の
開口2に挿入される角形突出部8を形成し前記角
形突出部8にゴム等からなるパツキング9を装着
して該端子台5の角形突出部8を前記開口2に挿
入し、端子箱4、端子台5及びカバー1bに夫々
設けた透孔を貫通させたリベツト(図示せず)に
より端子装置3をパツキング9を介してカバー1
bに固着させている。10は前記端子7に固着し
た固定接触片であり、その先端に定位置停止装置
の可動カム接点(図示せず)と接触する固定接点
11を固着しており、前記角形の開口2内に配置
している。
ところで、端子装置3と歯車箱1との接合部に
付着する外部からの水及び/又は塵俟等はパツキ
ング9で歯車箱1内への浸入は防ぐことができる
が、防水構造としてパツキング9が必要なため部
品点数が多くなるとともに、該パツキング9を端
子台5の角形突出部8に装着する手間もかかり高
価なものになる欠点があつた。また、パツキング
9の締め代が一定せず前記可動カム接点に接触す
る固定接触片10の接点11の接触圧が一定とな
らない欠点があつた。
本考案は前述した従来の欠点を解消し、部品点
数及び組立工数が減少してコストダウンが可能と
なるとともに、固定接触片に固着した固定接点の
接触圧が常に一定になる車両用ワイパモータの端
子装置を提供することを目的とするものであり、
ワイパモータの歯車箱に穿設した開口に外方へ向
つて突出する環状の筒部を設けるとともに、端子
装置の一部を構成する端子台を樹脂により形成
し、該端子台に前記環状の筒部の内周に樹脂の弾
性を利用して圧入される環状の嵌合部及び前記環
状の筒部を覆う外筒を夫々設け、該外筒の端面を
前記ワイパモータの歯車箱に当接させて端子に固
着した弾性材からなる固定接触片の位置を規制す
るストツパとした構造とすることにより達成され
る。
以下本考案を第2図乃至第5図に示す一実施例
に基づいて説明する。
第2図は本考案に係る車両用ワイパモータの正
面図第3図は第2図に示す端子装置を装着した歯
車箱の一部を構成するカバーの背面図、第4図は
第3図の拡大A−A断面図、第5図は第2図に示
す端子装置のB方向矢視図である。
第2図乃至第5図において、21は車両用ワイ
パモータである。22は前記ワイパモータ21の
歯車箱であり、ギヤケース23と該ギヤケース2
3を閉塞するカバー24とからなる。前記カバー
24に穿設した開口25には外方に向つて突出す
る環状の筒部26を設けてある。この環状の筒部
26の形成は例えばバーリンゲを施した開口25
とすることにより容易に得られる。
27は前記カバー24に固着される端子装置で
あり、端子30乃至34を収容する端子箱28と
端子台29より構成する。前記端子33,34は
夫々中間部から折曲げ、絶縁性の樹脂からなりモ
ールド成形により形成する前記端子台29にイン
サート成形で一体に固着する。端子33,34に
は夫々前記開口25から歯車箱22内に配置する
導電性の弾性材からなる固定接触片35,36が
固着してあり、該固定接触片35,36の夫々の
先端には歯車箱22内に配置した例えば定位置停
止装置の可動カム接点(図示せず)と接触する固
定接点35a,36aが固着してある。また樹脂
により形成した前記端子台29には、前記環状の
筒部26の内周に樹脂の弾性を利用して圧入され
る環状の嵌合部37及び前記環状の筒部26を覆
う外筒38を設けてある。この嵌合部37及び外
筒38はモールド成形により端子台29と一体に
設けてあるので、それらの形成は容易である。そ
して、前記端子台29の環状の嵌合部37を樹脂
の弾性を利用してカバー24に設けた環状の筒部
26の内周に圧入した際に、前記外筒38の端面
38aがカバー24即ち、車両用ワイパモータ2
1の歯車箱22に当接し該嵌合部37の圧入量を
規制する。このことは前記外筒38の端面38a
が、歯車箱22内に配置する固定接触片35,3
6の第4図における左右方向の位置を規制するス
トツパの役目を果すことを意味し、前記可動カム
接点に接触する固定接触片35,36の固定接点
35a,36aの接触圧が常に一定となり、安定
した接触状態となる。
端子装置27のカバー24への固着は、端子箱
28、端子台29及びカバー24に夫々設けた透
孔を貫通させたリベツト39,39によつて行な
う。
尚、前記筒部26の内周部及び嵌合部37の外
周の夫々の側断面が円形の場合は、該嵌合部37
を筒部26に圧入するに際し方向性を考慮する必
要がなく、端子台29を圧入したのち、該端子台
29を回転させて第2図に示すようにカバー24
に設けた位置決め用の突起40に端子台29の側
面を当接させることにより所定の位置へのセツト
が可能であり、自動組立化が容易となる。
ここで、カバー24に穿設した開口25に設け
た環状の筒部26に端子台29の環状の嵌合部3
7を樹脂の弾性を利用して強固に圧入するととも
に、該環状の筒部26を覆う外筒38を前記端子
台29に設けラビリンス構造としたので、端子装
置27と歯車箱22との接合部に付着する水及
び/又は塵俟等が該歯車箱22内に浸入すること
を防ぐことができる。また、前記外筒38と環状
の筒部26との間隙41に防水グリースを充填す
れば更に防水性能が向上する。従つて従来のよう
にパツキング9が不用となり部品点数が減少する
とともに、該パツキング9を角形突出部8に装着
する手間も無くなり組立工数も減少してコストダ
ウンが可能となる。
尚、本実施例においては、ギヤケース23とカ
バー24で構成する歯車箱22の該カバー24に
端子装置27を固着したが、ギヤケース23に前
述したと同様の構造で固着しても良い。また前記
固定接触片35,36に夫々固着した固定接点3
5a,36aを定位置停止装置の可動カム接点と
接触する場合について説明してきたが、該固定接
点35a,36aをワイパーと連動するウオツシ
ヤ装置を間欠噴射させる可動カム接点(図示せ
ず)と接触する接点としても利用できる。
以上の如く本考案は、歯車箱に穿設した開口に
設けた外方へ向つて突出する環状の筒部に、樹脂
により形成した端子台を設けた環状の嵌合部を樹
脂の弾性を利用して強固に圧入するとともに、該
環状の筒部を覆う外筒を前記端子台に設けたラビ
リンス構造とし、端子装置と歯車箱との接合部に
付着する水及び/または塵俟等の歯車箱内への浸
入を防止したので、従来のようにゴム等のパツキ
ングが不用となり部品点数及び組立工数が減少し
てコストダウンが可能となる。また前記外筒の端
面を歯車箱に当接させて前記嵌合部の圧入量を規
制したので、固定接触片に固着した固定接点の接
触圧が常に一定となり、安定した接触状態となる
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用ワイパモータの端子装置
を示す縦断面図、第2図乃至第5図は本考案は一
実施例を示し、第2図は本考案に係る車両用ワイ
パモータの正面図、第3図は第2図に示す端子装
置を装着した歯車箱の一部を構成するカバーの背
面図、第4図は第3図の拡大A−A断面図、第5
図は第2図に示す端子装置のB方向矢視図であ
る。 21…ワイパモータ、22…歯車箱、25…開
口、26…環状の筒部、27…端子装置、28…
端子箱、29…端子台、30,31,32,3
3,34…端子、38…外筒、38a…端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子を収容する端子箱と端子台より構成した端
    子装置をワイパモータの歯車箱に固着し、該端子
    に固着した弾性材からなる固定接触片を前記歯車
    箱に穿設した開口内に配置するものにおいて、前
    記開口に外方へ向つて突出する環状の筒部を設け
    るとともに、前記端子台を樹脂により形成し、該
    端子台に前記環状の筒部の内周に樹脂の弾性を利
    用して圧入される環状の嵌合部及び前記環状の筒
    部を覆う外筒を夫々設け、該外筒の端面を前記歯
    車箱に当接させて前記固定接触片の位置を規制す
    るストツパとしたことを特徴とする車両用ワイパ
    モータの端子装置。
JP15437982U 1982-10-12 1982-10-12 車両用ワイパモ−タの端子装置 Granted JPS5960851U (ja)

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JP15437982U JPS5960851U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 車両用ワイパモ−タの端子装置

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Publication Number Publication Date
JPS5960851U JPS5960851U (ja) 1984-04-20
JPS6141401Y2 true JPS6141401Y2 (ja) 1986-11-25

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ID=30341273

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JP15437982U Granted JPS5960851U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 車両用ワイパモ−タの端子装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0434126Y2 (ja) * 1985-03-14 1992-08-14
JP6244730B2 (ja) * 2012-10-03 2017-12-13 日産自動車株式会社 モータ駆動ユニット

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JPS5960851U (ja) 1984-04-20

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