JPH06286205A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH06286205A JPH06286205A JP5073594A JP7359493A JPH06286205A JP H06286205 A JPH06286205 A JP H06286205A JP 5073594 A JP5073594 A JP 5073594A JP 7359493 A JP7359493 A JP 7359493A JP H06286205 A JPH06286205 A JP H06286205A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- aperture electrode
- opening
- carrying roller
- electrode
- Prior art date
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- Pending
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に安定したむらのない記録を達成すること
ができる記録装置を提供すること。 【構成】 アパチャ電極1は、トナー担持ローラ11が
接することによってテンションが与えられている。また
このアパチャ電極1には、開口部4の列の両側に波打ち
防止部材9が配置されてアパチャ電極1の波打の発生が
防止され、トナー担持ローラ11上においてアパチャ電
極1の絶縁層2がローラの長手方向に渡って均一に接触
する。トナー担持ローラ11に担持されたトナーには、
絶縁層2がトナー担持ローラ11表面との摺動によって
せん断力による運動エネルギーを与えられ、付着力が緩
和される。従って、全ての開口部において、付着力の緩
和させられたフリーなトナーが供給されるために、低い
制御電圧によってトナー流が制御されることが可能とな
り、常に記録むらのない安定したプリントが可能とな
る。
ができる記録装置を提供すること。 【構成】 アパチャ電極1は、トナー担持ローラ11が
接することによってテンションが与えられている。また
このアパチャ電極1には、開口部4の列の両側に波打ち
防止部材9が配置されてアパチャ電極1の波打の発生が
防止され、トナー担持ローラ11上においてアパチャ電
極1の絶縁層2がローラの長手方向に渡って均一に接触
する。トナー担持ローラ11に担持されたトナーには、
絶縁層2がトナー担持ローラ11表面との摺動によって
せん断力による運動エネルギーを与えられ、付着力が緩
和される。従って、全ての開口部において、付着力の緩
和させられたフリーなトナーが供給されるために、低い
制御電圧によってトナー流が制御されることが可能とな
り、常に記録むらのない安定したプリントが可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置の一つとして、
開口部を有し、その開口部を通過するトナーの流れを変
調制御するアパチャ電極と、そのアパチャ電極の裏面に
配置され、帯電したトナーを前記アパチャ電極の開口部
に供給するトナー供給装置と、そのトナー供給装置によ
り供給され、前記アパチャ電極の開口部を通過したトナ
ーを、前記アパチャの表面に配置される支持体に導く対
向電極とを備える記録装置が提案されている。
開口部を有し、その開口部を通過するトナーの流れを変
調制御するアパチャ電極と、そのアパチャ電極の裏面に
配置され、帯電したトナーを前記アパチャ電極の開口部
に供給するトナー供給装置と、そのトナー供給装置によ
り供給され、前記アパチャ電極の開口部を通過したトナ
ーを、前記アパチャの表面に配置される支持体に導く対
向電極とを備える記録装置が提案されている。
【0003】しかしながら、この記録装置は、アパチャ
電極の供給されるトナーが、トナー供給装置におけるト
ナー担持体に、鏡像力などによって強固に付着している
ために、トナーの流れを制御することができなかった。
電極の供給されるトナーが、トナー供給装置におけるト
ナー担持体に、鏡像力などによって強固に付着している
ために、トナーの流れを制御することができなかった。
【0004】そこで、本出願人は、特願平4−2544
94号の出願に於て、前記トナー担持体と、アパチャ電
極とを少なくとも開口部付近に於いて接触させて配置し
た記録装置を提案している。この記録装置においては、
図4に示すように、トナー担持体32と、アパチャ電極
31とが摺動することによって、トナー担持体32上に
担持されたトナー33にせん断による運動エネルギーを
与える。そして、この運動エネルギーによって、トナー
担持体32への付着力が著しく低下したフリーな帯電ト
ナー33が、アパチャ電極31の開口部34に供給され
るので、低い電圧でのトナー流の制御を可能としてい
る。この記録装置においては、アパチャ電極31はトナ
ー担持体32によって、テンションを与えられながら保
持されている。
94号の出願に於て、前記トナー担持体と、アパチャ電
極とを少なくとも開口部付近に於いて接触させて配置し
た記録装置を提案している。この記録装置においては、
図4に示すように、トナー担持体32と、アパチャ電極
31とが摺動することによって、トナー担持体32上に
担持されたトナー33にせん断による運動エネルギーを
与える。そして、この運動エネルギーによって、トナー
担持体32への付着力が著しく低下したフリーな帯電ト
ナー33が、アパチャ電極31の開口部34に供給され
るので、低い電圧でのトナー流の制御を可能としてい
る。この記録装置においては、アパチャ電極31はトナ
ー担持体32によって、テンションを与えられながら保
持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置においては、アパチャ電極31にテンションが
与えられているので、この方向に延びることによって、
アパチャ電極31に一様に波打ちが発生している。この
波打ちによって、トナー担持体32に、アパチャ電極3
1が一様に接触できなる。そして、トナー担持体32と
接触できない場所にアパチャ電極31の開口部34が位
置すると、その開口部34に供給されたトナー33は、
アパチャ電極31と摺動することがないので、トナー担
持体32に強固に付着しており、制御電圧の印加によっ
てもトナーがトナー担持体より飛翔しないという問題が
ある。そして、この記録不能の開口部34が存在する
と、記録出力がむらのあるものとなっていた。
記録装置においては、アパチャ電極31にテンションが
与えられているので、この方向に延びることによって、
アパチャ電極31に一様に波打ちが発生している。この
波打ちによって、トナー担持体32に、アパチャ電極3
1が一様に接触できなる。そして、トナー担持体32と
接触できない場所にアパチャ電極31の開口部34が位
置すると、その開口部34に供給されたトナー33は、
アパチャ電極31と摺動することがないので、トナー担
持体32に強固に付着しており、制御電圧の印加によっ
てもトナーがトナー担持体より飛翔しないという問題が
ある。そして、この記録不能の開口部34が存在する
と、記録出力がむらのあるものとなっていた。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナー流制御手段の波打ちを抑
えて、トナー流制御手段の開口部が一様にトナー担持体
に接触できるようにすることによって、常に安定したむ
らのない記録を達成することができる記録装置を提供す
ることを目的とする。
になされたものであり、トナー流制御手段の波打ちを抑
えて、トナー流制御手段の開口部が一様にトナー担持体
に接触できるようにすることによって、常に安定したむ
らのない記録を達成することができる記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、開口部を有し、その開口部を
通過するトナーの流れを変調制御するトナー流制御手段
と、そのトナー流制御手段の裏面に配置され、帯電した
トナーを担持し、そのトナーを前記トナー流制御手段の
開口部に供給するトナー担持体と、そのトナー担持体に
より供給され、前記トナー流制御手段の開口部を通過し
たトナーを、前記トナー流制御手段の表面に配置される
支持体に導く対向電極とを備えるものであって、前記ト
ナー流制御手段の少なくとも開口部付近と、前記トナ−
担持体に担持されたトナ−とが均一に接触するようにト
ナー流制御手段に作用する均一接触手段を設けたことを
特徴とする。
に、本発明の記録装置は、開口部を有し、その開口部を
通過するトナーの流れを変調制御するトナー流制御手段
と、そのトナー流制御手段の裏面に配置され、帯電した
トナーを担持し、そのトナーを前記トナー流制御手段の
開口部に供給するトナー担持体と、そのトナー担持体に
より供給され、前記トナー流制御手段の開口部を通過し
たトナーを、前記トナー流制御手段の表面に配置される
支持体に導く対向電極とを備えるものであって、前記ト
ナー流制御手段の少なくとも開口部付近と、前記トナ−
担持体に担持されたトナ−とが均一に接触するようにト
ナー流制御手段に作用する均一接触手段を設けたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置は、均一
接触手段によって、トナー流制御手段の波打が抑えられ
て、全ての開口部が一様にトナー担持体に接触する。
接触手段によって、トナー流制御手段の波打が抑えられ
て、全ての開口部が一様にトナー担持体に接触する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0010】図1は本発明を実施した記録装置の構成を
具体化した概略図であり、装置外装26の右側部には、
画像を記録すべき支持体Pを挿入するための挿入口21
が設けられており、左側部には画像が記録された支持体
Pが排出される取り出し口22が設けられている。そし
て、装置内部には、トナー流制御手段としてのアパチャ
電極1と、対向電極6と、トナー供給装置10とが設け
られている。
具体化した概略図であり、装置外装26の右側部には、
画像を記録すべき支持体Pを挿入するための挿入口21
が設けられており、左側部には画像が記録された支持体
Pが排出される取り出し口22が設けられている。そし
て、装置内部には、トナー流制御手段としてのアパチャ
電極1と、対向電極6と、トナー供給装置10とが設け
られている。
【0011】前記アパチャ電極1は、図2、図3に詳細
に示されるように、後述する絶縁材料からなる板状の絶
縁層2により構成されており、その長手方向には多数の
開口部4が等間隔で一列に並んで設けられている。ま
た、前記絶縁層2の上面には、各開口部4を独立して取
り囲むように多数の制御電極3が設けられている。前記
絶縁層2は、厚さ12.5μmの高分子樹脂フィルム、
望ましくはポリイミドによって構成されており、前記制
御電極3は、厚さ1μmの金属膜、望ましくは銅によっ
て構成されている。そして、各制御電極3は画像信号印
加部5にそれぞれ接続されている。また、前記開口部4
は、穴径約80μmの貫通穴である。
に示されるように、後述する絶縁材料からなる板状の絶
縁層2により構成されており、その長手方向には多数の
開口部4が等間隔で一列に並んで設けられている。ま
た、前記絶縁層2の上面には、各開口部4を独立して取
り囲むように多数の制御電極3が設けられている。前記
絶縁層2は、厚さ12.5μmの高分子樹脂フィルム、
望ましくはポリイミドによって構成されており、前記制
御電極3は、厚さ1μmの金属膜、望ましくは銅によっ
て構成されている。そして、各制御電極3は画像信号印
加部5にそれぞれ接続されている。また、前記開口部4
は、穴径約80μmの貫通穴である。
【0012】前記アパチャ電極1は、装置内のシャーシ
(図示せず)に設けられた台8によって支えられてい
る。
(図示せず)に設けられた台8によって支えられてい
る。
【0013】そして、前記アパチャ電極1の下部には、
トナー供給装置10が設けられている。このトナー供給
装置10は、トナーケース15によって覆われており、
トナー担持体としてのトナー担持ローラ11と、供給ロ
ーラ12と、ブレード13とから構成されている。ま
た、前記トナーケース15の内部には、トナー14が貯
蔵されている。前記供給ローラ12は、前記トナー担持
ローラ11にトナー14を供給するために、図の矢印方
向に回転するように構成されている。更には、前記ブレ
ード13は、トナー担持ローラ11に圧接するように配
設されている。更に、トナー担持ローラ11は、アパチ
ャ電極1の少なくとも全ての開口部4に接するように設
けられる。
トナー供給装置10が設けられている。このトナー供給
装置10は、トナーケース15によって覆われており、
トナー担持体としてのトナー担持ローラ11と、供給ロ
ーラ12と、ブレード13とから構成されている。ま
た、前記トナーケース15の内部には、トナー14が貯
蔵されている。前記供給ローラ12は、前記トナー担持
ローラ11にトナー14を供給するために、図の矢印方
向に回転するように構成されている。更には、前記ブレ
ード13は、トナー担持ローラ11に圧接するように配
設されている。更に、トナー担持ローラ11は、アパチ
ャ電極1の少なくとも全ての開口部4に接するように設
けられる。
【0014】台8によって支持されたアパチャ電極1
は、トナー担持ローラ11が接することによって、トナ
ー担持ローラ11の軸方向とは直交する方向にテンショ
ンが与えられる。更に、アパチャ電極1にテンションが
与えられて、このアパチャ電極1が前記1方向に延びる
ことによって発生する波打を防止するために、図3
(a)および(b)に示されるように、均一接触手段と
しての波打ち防止部材9が、アパチャ電極1の開口部4
の列の両側に設けられる。この波打ち防止部材9は、望
ましくはスポンジなどの弾性体よって構成されており、
アパチャ電極1をトナー担持ローラ11に向かって押さ
えつけることによって波打の発生が防止され、それによ
り、トナー担持ローラ11上においてアパチャ電極1の
絶縁層2がローラの長手方向に渡って均一に接触する。
は、トナー担持ローラ11が接することによって、トナ
ー担持ローラ11の軸方向とは直交する方向にテンショ
ンが与えられる。更に、アパチャ電極1にテンションが
与えられて、このアパチャ電極1が前記1方向に延びる
ことによって発生する波打を防止するために、図3
(a)および(b)に示されるように、均一接触手段と
しての波打ち防止部材9が、アパチャ電極1の開口部4
の列の両側に設けられる。この波打ち防止部材9は、望
ましくはスポンジなどの弾性体よって構成されており、
アパチャ電極1をトナー担持ローラ11に向かって押さ
えつけることによって波打の発生が防止され、それによ
り、トナー担持ローラ11上においてアパチャ電極1の
絶縁層2がローラの長手方向に渡って均一に接触する。
【0015】前記アパチャ電極1の上方には対向電極6
が配置されている。更に、この対向電極6とアパチャ電
極1との間には、支持体Pが通過できるような、例えば
1ミリのスペースが設けられている。そして、この対向
電極6には、電源7によって、プラス1キロボルトの電
圧が印加されるようになっている。
が配置されている。更に、この対向電極6とアパチャ電
極1との間には、支持体Pが通過できるような、例えば
1ミリのスペースが設けられている。そして、この対向
電極6には、電源7によって、プラス1キロボルトの電
圧が印加されるようになっている。
【0016】支持体Pは一対のガイドローラ23によっ
て、挿入口21から対向電極6の下方へ向って搬送さ
れ、対向電極6を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナーが熱定着されるように構成されてい
る。
て、挿入口21から対向電極6の下方へ向って搬送さ
れ、対向電極6を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナーが熱定着されるように構成されてい
る。
【0017】次に、上記のように構成される記録装置の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0018】トナー供給装置10に於て、トナーケース
15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12によっ
て、トナー担持ローラ11に供給される。この場所で、
トナー14は、供給ローラ12とトナー担持ローラ11
とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電す
る。この帯電したトナー14は、トナー担持ローラ11
が回転することによって、ブレード13を経由してアパ
チャ電極1の開口部4に搬送される。また、前記ブレー
ド13によって、トナー担持ローラ11に担持されたト
ナー14は、薄く均一な厚みのトナー層となる。
15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12によっ
て、トナー担持ローラ11に供給される。この場所で、
トナー14は、供給ローラ12とトナー担持ローラ11
とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電す
る。この帯電したトナー14は、トナー担持ローラ11
が回転することによって、ブレード13を経由してアパ
チャ電極1の開口部4に搬送される。また、前記ブレー
ド13によって、トナー担持ローラ11に担持されたト
ナー14は、薄く均一な厚みのトナー層となる。
【0019】このトナー担持ローラ11上に薄く均一な
厚みのトナー層となって担持されたトナー14は、アパ
チャ電極1の開口部4に供給される前に、アパチャ電極
1の絶縁層2とトナー担持ローラ11表面との摺動によ
って、せん断力による運動エネルギーを与えられて、ト
ナー担持ローラ11へのトナー付着力が緩和される。そ
して、このトナー担持ローラ11との付着力の緩和され
たフリーなトナーは、アパチャ電極1の開口部4にまで
供給される。そして、アパチャ電極1の開口部4に供給
されたトナー14は、画像信号印加部5から制御電極3
に印加される電圧によって、この制御電極3に対応して
設けられた開口部4の通過が制御される。この際に、制
御される帯電トナーが、トナー担持ローラ11との付着
力が緩和されたフリーな状態で供給されるために、かな
りの低い電圧による制御が可能となっている。
厚みのトナー層となって担持されたトナー14は、アパ
チャ電極1の開口部4に供給される前に、アパチャ電極
1の絶縁層2とトナー担持ローラ11表面との摺動によ
って、せん断力による運動エネルギーを与えられて、ト
ナー担持ローラ11へのトナー付着力が緩和される。そ
して、このトナー担持ローラ11との付着力の緩和され
たフリーなトナーは、アパチャ電極1の開口部4にまで
供給される。そして、アパチャ電極1の開口部4に供給
されたトナー14は、画像信号印加部5から制御電極3
に印加される電圧によって、この制御電極3に対応して
設けられた開口部4の通過が制御される。この際に、制
御される帯電トナーが、トナー担持ローラ11との付着
力が緩和されたフリーな状態で供給されるために、かな
りの低い電圧による制御が可能となっている。
【0020】具体的に述べると、画像信号印加部5から
トナー通過電圧として、プラス30ボルトの電圧が制御
電極3に印加されるとき、接地されたトナー担持ローラ
11と制御電極3との間に、すなわち制御電極に対応す
る開口部4の内部において、マイナス帯電したトナー1
4が開口部4を通過できるような電界が発生し、トナー
14は開口部4を通過する。
トナー通過電圧として、プラス30ボルトの電圧が制御
電極3に印加されるとき、接地されたトナー担持ローラ
11と制御電極3との間に、すなわち制御電極に対応す
る開口部4の内部において、マイナス帯電したトナー1
4が開口部4を通過できるような電界が発生し、トナー
14は開口部4を通過する。
【0021】このように本実施例においては、図3に示
すように、アパチャ電極1の波打を抑えるための波打ち
抑制部材9が設けられているために、ローラの軸方向全
体に渡ってアパチャ電極1の絶縁層2がトナー担持ロー
ラ11表面との摺動し、それによってせん断力による運
動エネルギーを与えられ、トナー担持ローラ11へのト
ナー付着力が緩和される。従って、全ての開口部におい
て、トナー担持ローラ11との付着力の緩和させられた
フリーなトナーが供給されるために、低い制御電圧によ
ってトナー流が制御されることが可能となって、常に記
録むらのない安定したプリントが可能となる。
すように、アパチャ電極1の波打を抑えるための波打ち
抑制部材9が設けられているために、ローラの軸方向全
体に渡ってアパチャ電極1の絶縁層2がトナー担持ロー
ラ11表面との摺動し、それによってせん断力による運
動エネルギーを与えられ、トナー担持ローラ11へのト
ナー付着力が緩和される。従って、全ての開口部におい
て、トナー担持ローラ11との付着力の緩和させられた
フリーなトナーが供給されるために、低い制御電圧によ
ってトナー流が制御されることが可能となって、常に記
録むらのない安定したプリントが可能となる。
【0022】一方、挿入口21より装置内部に挿入され
た支持体Pは、一対のガイドローラ23によって対向電
極6に搬送される。
た支持体Pは、一対のガイドローラ23によって対向電
極6に搬送される。
【0023】また画像信号印加部5からトナー遮蔽電圧
として、マイナス10ボルトの電圧が制御電極3に印加
されると、接地されたトナー担持ローラ11と制御電極
3との間に、すなわちその開口部4内部において、マイ
ナス帯電したトナー14が、開口部4の通過を阻止され
る電界が発生し、トナー14は開口部4を通過しない。
として、マイナス10ボルトの電圧が制御電極3に印加
されると、接地されたトナー担持ローラ11と制御電極
3との間に、すなわちその開口部4内部において、マイ
ナス帯電したトナー14が、開口部4の通過を阻止され
る電界が発生し、トナー14は開口部4を通過しない。
【0024】対向電極6には電源7によってプラス1キ
ロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によっ
て対向電極6とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部4を通過
してきたトナー14が対向電極6へ吸引される。そし
て、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布され
る。そして、順次支持体が搬送されることによって、ト
ナー画像が支持体P上に形成される。
ロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によっ
て対向電極6とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部4を通過
してきたトナー14が対向電極6へ吸引される。そし
て、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布され
る。そして、順次支持体が搬送されることによって、ト
ナー画像が支持体P上に形成される。
【0025】その後、支持体Pは取り出し口の方向に搬
送され、ヒートローラ24とプレスローラ25とによっ
て挟み込まれ、支持体P上のトナー画像は熱定着され
る。
送され、ヒートローラ24とプレスローラ25とによっ
て挟み込まれ、支持体P上のトナー画像は熱定着され
る。
【0026】トナー像の熱定着された支持体Pは、取り
出し口22へ搬送され、装置外に排出される。
出し口22へ搬送され、装置外に排出される。
【0027】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
【0028】本実施例においては、均一接触手段として
の波打ち抑制部材を角型の形状のスポンジを用いたが、
スポンジに限らず、樹脂、金属、ゴム、セラミクスなど
いかなる材料を用いてもよい。また、その波打抑制部材
の形状も、板状のものなどを用いてもかまわない。
の波打ち抑制部材を角型の形状のスポンジを用いたが、
スポンジに限らず、樹脂、金属、ゴム、セラミクスなど
いかなる材料を用いてもよい。また、その波打抑制部材
の形状も、板状のものなどを用いてもかまわない。
【0029】また、本実施例においては、トナー流制御
手段として、アパチャ電極を用いたが、特表平1−50
3221号公報に記載されたメッシュ状のトナー流制御
手段を用いることも可能であるのは、容易に理解され
る。
手段として、アパチャ電極を用いたが、特表平1−50
3221号公報に記載されたメッシュ状のトナー流制御
手段を用いることも可能であるのは、容易に理解され
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の記録装置は、全ての開口部にトナー担持体への付
着力を弱められたフリーなトナーが供給されるために、
低い制御電圧によってトナー流が制御されることが可能
となって、常に記録むらのない安定したプリントが可能
となる。
発明の記録装置は、全ての開口部にトナー担持体への付
着力を弱められたフリーなトナーが供給されるために、
低い制御電圧によってトナー流が制御されることが可能
となって、常に記録むらのない安定したプリントが可能
となる。
【図1】本発明の記録装置の構成断面図である。
【図2】本発明の記録装置に搭載されるトナー流制御手
段の1実施例であるアパチャ電極の斜視図である。
段の1実施例であるアパチャ電極の斜視図である。
【図3】本発明の記録装置の動作を示す図である。
【図4】従来の記録装置の動作を示す図である。
1 アパチャ電極 4 開口部 6 対向電極 9 波打ち抑制部材 10 トナー供給装置 11 トナー担持ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部を有し、その開口部を通過するト
ナーの流れを変調制御するトナー流制御手段と、 そのトナー流制御手段の裏面に配置され、帯電したトナ
ーを担持し、そのトナーを前記トナー流制御手段の開口
部に供給するトナー担持体と、 そのトナー担持体により供給され、前記トナー流制御手
段の開口部を通過したトナーを、前記トナー流制御手段
の表面に配置される支持体に導く対向電極とを備える記
録装置において、 前記トナー流制御手段の少なくとも開口部付近と、前記
トナ−担持体に担持されたトナ−とが均一に接触するよ
うにトナー流制御手段に作用する均一接触手段を設けた
ことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5073594A JPH06286205A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5073594A JPH06286205A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06286205A true JPH06286205A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13522807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5073594A Pending JPH06286205A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06286205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0495103A1 (en) * | 1990-08-14 | 1992-07-22 | ISHIMARU, Moritaka | Atomic power generation system and its construction method |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5073594A patent/JPH06286205A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0495103A1 (en) * | 1990-08-14 | 1992-07-22 | ISHIMARU, Moritaka | Atomic power generation system and its construction method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |