JPH0740575A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH0740575A JPH0740575A JP18476193A JP18476193A JPH0740575A JP H0740575 A JPH0740575 A JP H0740575A JP 18476193 A JP18476193 A JP 18476193A JP 18476193 A JP18476193 A JP 18476193A JP H0740575 A JPH0740575 A JP H0740575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- openings
- opening
- electrode
- aperture electrode
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に安定したむらのない記録を達成すること
ができる記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 記録装置のアパチャ電極1は、後述する絶縁
材料からなる板状の絶縁層2により構成されており、そ
の長手方向には多数の開口部4aが等間隔で一列に並ん
で設けられている。また、開口部4aの半ピッチ分ずら
して、更に後述するトナー搬送方向の下流側にずらし
て、開口部4bが、長手方向に等間隔で一列に並んでい
る。トナー搬送方向の下流側にずらして配置された開口
部4bは、その面積が、トナー搬送方向の上流側に設け
られた開口部4aの面積よりも大きくなるように設けら
れる。本実施例の場合、開口部4bの短手方向の長さW
bが開口部4aの短手方向Waの長さの1.5倍として
いる。
ができる記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 記録装置のアパチャ電極1は、後述する絶縁
材料からなる板状の絶縁層2により構成されており、そ
の長手方向には多数の開口部4aが等間隔で一列に並ん
で設けられている。また、開口部4aの半ピッチ分ずら
して、更に後述するトナー搬送方向の下流側にずらし
て、開口部4bが、長手方向に等間隔で一列に並んでい
る。トナー搬送方向の下流側にずらして配置された開口
部4bは、その面積が、トナー搬送方向の上流側に設け
られた開口部4aの面積よりも大きくなるように設けら
れる。本実施例の場合、開口部4bの短手方向の長さW
bが開口部4aの短手方向Waの長さの1.5倍として
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置の一つとして、
開口部を有し、その開口部を通過するトナーの流れを変
調制御するアパチャ電極と、そのアパチャ電極の裏面に
配置され、帯電したトナーを前記アパチャ電極の開口部
に搬送するトナー搬送装置と、そのトナー搬送装置によ
り搬送され、前記アパチャ電極の開口部を通過したトナ
ーを、前記アパチャの表面に配置される支持体に導く対
向電極とを備える記録装置が提案されている。
開口部を有し、その開口部を通過するトナーの流れを変
調制御するアパチャ電極と、そのアパチャ電極の裏面に
配置され、帯電したトナーを前記アパチャ電極の開口部
に搬送するトナー搬送装置と、そのトナー搬送装置によ
り搬送され、前記アパチャ電極の開口部を通過したトナ
ーを、前記アパチャの表面に配置される支持体に導く対
向電極とを備える記録装置が提案されている。
【0003】しかしながら、この記録装置は、アパチャ
電極の搬送されるトナーが、トナー搬送装置におけるト
ナー搬送体に、鏡像力などによって強固に付着している
ために、トナーの流れを制御することができなかった。
電極の搬送されるトナーが、トナー搬送装置におけるト
ナー搬送体に、鏡像力などによって強固に付着している
ために、トナーの流れを制御することができなかった。
【0004】そこで、本出願人は、特願平4−2544
94号の出願に於て、前記トナー搬送体と、アパチャ電
極とを少なくとも開口部付近に於いて接触させて配置し
た記録装置を提案している。
94号の出願に於て、前記トナー搬送体と、アパチャ電
極とを少なくとも開口部付近に於いて接触させて配置し
た記録装置を提案している。
【0005】また、記録密度を向上するために、アパチ
ャ電極の開口部は、例えば千鳥足状に、トナー搬送方向
にずらして配置されている。
ャ電極の開口部は、例えば千鳥足状に、トナー搬送方向
にずらして配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置において、トナー搬送装置から搬送されるトナ
ーが、トナー搬送方向の上流側に設けられた開口部から
ほとんどの量が通過してしまうために、トナー搬送方向
の下流側に設けられた開口部を通過するトナーの量が少
なくなっていた。この結果、記録濃度にむらが生じてい
た。
記録装置において、トナー搬送装置から搬送されるトナ
ーが、トナー搬送方向の上流側に設けられた開口部から
ほとんどの量が通過してしまうために、トナー搬送方向
の下流側に設けられた開口部を通過するトナーの量が少
なくなっていた。この結果、記録濃度にむらが生じてい
た。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、常に安定したむらのない記録を
達成することができる記録装置を提供することを目的と
する。
になされたものであり、常に安定したむらのない記録を
達成することができる記録装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、荷電粒子を搬送する荷電粒子
搬送体と、前記荷電粒子搬送体の搬送方向にずらして配
置された開口部を有し、この開口部の荷電粒子の流れを
制御する荷電粒子制御手段とから成る記録装置であっ
て、前記荷電粒子制御手段の荷電粒子搬送方向の上流に
設けられた開口部の面積が、荷電粒子搬送方向の下流に
設けられた開口部の面積よりも小さいことを特徴とす
る。
に、本発明の記録装置は、荷電粒子を搬送する荷電粒子
搬送体と、前記荷電粒子搬送体の搬送方向にずらして配
置された開口部を有し、この開口部の荷電粒子の流れを
制御する荷電粒子制御手段とから成る記録装置であっ
て、前記荷電粒子制御手段の荷電粒子搬送方向の上流に
設けられた開口部の面積が、荷電粒子搬送方向の下流に
設けられた開口部の面積よりも小さいことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置は、開口
部の面積が大きいほど、たくさんの荷電粒子がこの開口
部を通過することが可能となる。
部の面積が大きいほど、たくさんの荷電粒子がこの開口
部を通過することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0011】図1は本発明を実施した記録装置の構成を
具体化した概略図であり、装置外装26の右側部には、
画像を記録すべき支持体Pを挿入するための挿入口21
が設けられており、左側部には画像が記録された支持体
Pが排出される取り出し口22が設けられている。そし
て、装置内部には、荷電粒子制御手段としてのアパチャ
電極1と、対向電極6と、トナー搬送装置10とが設け
られている。
具体化した概略図であり、装置外装26の右側部には、
画像を記録すべき支持体Pを挿入するための挿入口21
が設けられており、左側部には画像が記録された支持体
Pが排出される取り出し口22が設けられている。そし
て、装置内部には、荷電粒子制御手段としてのアパチャ
電極1と、対向電極6と、トナー搬送装置10とが設け
られている。
【0012】前記アパチャ電極1は、図2、に詳細に示
されるように、後述する絶縁材料からなる板状の絶縁層
2により構成されており、その長手方向には多数の開口
部4aが等間隔で一列に並んで設けられている。また、
開口部4aの半ピッチ分ずらして、更に後述するトナー
搬送方向の下流側にずらして、開口部4bが、長手方向
に等間隔で一列に並んでいる。トナー搬送方向の下流側
にずらして配置された開口部4bは、その面積が、トナ
ー搬送方向の上流側に設けられた開口部4aの面積より
も大きくなるように設けられる。本実施例の場合、開口
部4bの短手方向の長さWbが開口部4aの短手方向の
長さWaの1.5倍としている。
されるように、後述する絶縁材料からなる板状の絶縁層
2により構成されており、その長手方向には多数の開口
部4aが等間隔で一列に並んで設けられている。また、
開口部4aの半ピッチ分ずらして、更に後述するトナー
搬送方向の下流側にずらして、開口部4bが、長手方向
に等間隔で一列に並んでいる。トナー搬送方向の下流側
にずらして配置された開口部4bは、その面積が、トナ
ー搬送方向の上流側に設けられた開口部4aの面積より
も大きくなるように設けられる。本実施例の場合、開口
部4bの短手方向の長さWbが開口部4aの短手方向の
長さWaの1.5倍としている。
【0013】前記絶縁層2の上面には、各開口部4a及
び各開口部4bを独立して取り囲むように多数の制御電
極3a及び、制御電極3bが設けられている。前記絶縁
層2は、厚さ25μmの高分子樹脂フィルム、望ましく
はポリイミドによって構成されており、前記制御電極3
a、3bは、厚さ1μmの金属膜、望ましくは銅によっ
て構成されている。そして、各制御電極3a、3bは画
像信号印加部5にそれぞれ接続されている。
び各開口部4bを独立して取り囲むように多数の制御電
極3a及び、制御電極3bが設けられている。前記絶縁
層2は、厚さ25μmの高分子樹脂フィルム、望ましく
はポリイミドによって構成されており、前記制御電極3
a、3bは、厚さ1μmの金属膜、望ましくは銅によっ
て構成されている。そして、各制御電極3a、3bは画
像信号印加部5にそれぞれ接続されている。
【0014】前記アパチャ電極1は、装置内のシャーシ
(図示せず)に設けられた台8によって支えられてい
る。
(図示せず)に設けられた台8によって支えられてい
る。
【0015】そして、前記アパチャ電極1の下部には、
トナー搬送装置10が設けられている。このトナー搬送
装置10は、トナーケース15によって覆われており、
トナー搬送体としてのトナー搬送ローラ11と、供給ロ
ーラ12と、ブレード13とから構成されている。ま
た、前記トナーケース15の内部には、トナー14が貯
蔵されている。前記供給ローラ12は、前記トナー搬送
ローラ11にトナー14を供給するために、図の矢印方
向に回転するように構成されている。更には、前記ブレ
ード13は、トナー搬送ローラ11に圧接するように配
設されている。
トナー搬送装置10が設けられている。このトナー搬送
装置10は、トナーケース15によって覆われており、
トナー搬送体としてのトナー搬送ローラ11と、供給ロ
ーラ12と、ブレード13とから構成されている。ま
た、前記トナーケース15の内部には、トナー14が貯
蔵されている。前記供給ローラ12は、前記トナー搬送
ローラ11にトナー14を供給するために、図の矢印方
向に回転するように構成されている。更には、前記ブレ
ード13は、トナー搬送ローラ11に圧接するように配
設されている。
【0016】上述のアパチャ電極1は、全ての開口部4
a、4bがトナー搬送ローラ11に接するように、台8
によって支持される。
a、4bがトナー搬送ローラ11に接するように、台8
によって支持される。
【0017】前記アパチャ電極1の上方には対向電極6
が配置されている。更に、この対向電極6とアパチャ電
極1との間には、支持体Pが通過できるような、例えば
1ミリのスペースが設けられている。そして、この対向
電極6には、直流電源7によって、プラス1キロボルト
の電圧が印加されるようになっている。
が配置されている。更に、この対向電極6とアパチャ電
極1との間には、支持体Pが通過できるような、例えば
1ミリのスペースが設けられている。そして、この対向
電極6には、直流電源7によって、プラス1キロボルト
の電圧が印加されるようになっている。
【0018】支持体Pは一対のガイドローラ23によっ
て、挿入口21から対向電極6の下方へ向って搬送さ
れ、対向電極6を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナーが熱定着されるように構成されてい
る。
て、挿入口21から対向電極6の下方へ向って搬送さ
れ、対向電極6を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナーが熱定着されるように構成されてい
る。
【0019】次に、上記のように構成される記録装置の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0020】トナー搬送装置10に於て、トナーケース
15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12によっ
て、トナー搬送ローラ11に供給される。この場所で、
トナー14は、供給ローラ12とトナー搬送ローラ11
とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電す
る。この帯電したトナー14は、トナー搬送ローラ11
が回転することによって、ブレード13を経由して、ア
パチャ電極1の開口部、最初に上流側の開口部4a、そ
して、下流側の開口部4bに搬送される。前記ブレード
13によって、トナー搬送ローラ11に担持されたトナ
ー14は、薄く均一な厚みのトナー層となる。
15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12によっ
て、トナー搬送ローラ11に供給される。この場所で、
トナー14は、供給ローラ12とトナー搬送ローラ11
とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電す
る。この帯電したトナー14は、トナー搬送ローラ11
が回転することによって、ブレード13を経由して、ア
パチャ電極1の開口部、最初に上流側の開口部4a、そ
して、下流側の開口部4bに搬送される。前記ブレード
13によって、トナー搬送ローラ11に担持されたトナ
ー14は、薄く均一な厚みのトナー層となる。
【0021】このトナー搬送ローラ11上に薄く均一な
厚みのトナー層となって担持されたトナー14は、アパ
チャ電極1の開口部4に搬送される前に、アパチャ電極
1の絶縁層2とトナー搬送ローラ11表面との摺動によ
って、せん断力による運動エネルギーを与えられて、ト
ナー搬送ローラ11へのトナー付着力が緩和される。こ
のトナー搬送ローラ11との付着力の緩和されたトナー
が、アパチャ電極1の開口部に搬送される。
厚みのトナー層となって担持されたトナー14は、アパ
チャ電極1の開口部4に搬送される前に、アパチャ電極
1の絶縁層2とトナー搬送ローラ11表面との摺動によ
って、せん断力による運動エネルギーを与えられて、ト
ナー搬送ローラ11へのトナー付着力が緩和される。こ
のトナー搬送ローラ11との付着力の緩和されたトナー
が、アパチャ電極1の開口部に搬送される。
【0022】そして、アパチャ電極1の開口部4a、4
bに搬送されたトナー14は、画像信号印加部5から制
御電極3a、3bに印加される電圧によって、この制御
電極3a、3bにそれぞれ対応して設けられた開口部4
a、4bの通過が制御される。この際に、制御される帯
電トナーが、トナー搬送ローラ11との付着力が緩和さ
れた状態で搬送されるために、かなりの低い電圧による
制御が可能となっている。
bに搬送されたトナー14は、画像信号印加部5から制
御電極3a、3bに印加される電圧によって、この制御
電極3a、3bにそれぞれ対応して設けられた開口部4
a、4bの通過が制御される。この際に、制御される帯
電トナーが、トナー搬送ローラ11との付着力が緩和さ
れた状態で搬送されるために、かなりの低い電圧による
制御が可能となっている。
【0023】具体的に述べると、画像信号印加部5から
トナー通過電圧として、プラス30ボルトの電圧が制御
電極3a、3bに印加されるとき、接地されたトナー搬
送ローラ11と制御電極3a、3bとの間に、すなわち
制御電極に対応する開口部4a、4bの内部において、
マイナス帯電したトナー14が開口部4a、4bを通過
できるような電界が発生し、トナー14は開口部4a、
4bを通過する。
トナー通過電圧として、プラス30ボルトの電圧が制御
電極3a、3bに印加されるとき、接地されたトナー搬
送ローラ11と制御電極3a、3bとの間に、すなわち
制御電極に対応する開口部4a、4bの内部において、
マイナス帯電したトナー14が開口部4a、4bを通過
できるような電界が発生し、トナー14は開口部4a、
4bを通過する。
【0024】この時、搬送されたトナーは、始めに、上
流側の開口部4aに搬送されて、そこで多くのトナーが
開口部4aを通過する。同時に、トナー搬送ローラ11
上のトナーが減少して、下流側の開口部4bに搬送され
る。開口部4bの面積は、下流側の開口部4aの面積の
1.5倍であるので、下流側の開口部4aの1.5倍の
トナーが通過することが可能となっていて、搬送量の減
少したトナーの量がその面積の差によって、補正される
ことになるために、トナー搬送方向の上流側に設けられ
た開口部4aを通過するトナーの量と、トナー搬送方向
の下流側に設けられた開口部4bを通過するトナーの量
が、ほぼ一致する。
流側の開口部4aに搬送されて、そこで多くのトナーが
開口部4aを通過する。同時に、トナー搬送ローラ11
上のトナーが減少して、下流側の開口部4bに搬送され
る。開口部4bの面積は、下流側の開口部4aの面積の
1.5倍であるので、下流側の開口部4aの1.5倍の
トナーが通過することが可能となっていて、搬送量の減
少したトナーの量がその面積の差によって、補正される
ことになるために、トナー搬送方向の上流側に設けられ
た開口部4aを通過するトナーの量と、トナー搬送方向
の下流側に設けられた開口部4bを通過するトナーの量
が、ほぼ一致する。
【0025】また画像信号印加部5からトナー遮蔽電圧
として、マイナス10ボルトの電圧が制御電極3a、3
bに印加されると、接地されたトナー搬送ローラ11と
制御電極3a、3bとの間に、すなわちその開口部4
a、4b内部において、マイナス帯電したトナー14
が、開口部4a、4bの通過を阻止される電界が発生
し、トナー14は開口部4a、4bを通過しない。
として、マイナス10ボルトの電圧が制御電極3a、3
bに印加されると、接地されたトナー搬送ローラ11と
制御電極3a、3bとの間に、すなわちその開口部4
a、4b内部において、マイナス帯電したトナー14
が、開口部4a、4bの通過を阻止される電界が発生
し、トナー14は開口部4a、4bを通過しない。
【0026】対向電極6には電源7によってプラス1キ
ロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によっ
て対向電極6とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部4a、4
bを通過してきたトナー14が対向電極6へ吸引され
る。そして、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗
布される。
ロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によっ
て対向電極6とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部4a、4
bを通過してきたトナー14が対向電極6へ吸引され
る。そして、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗
布される。
【0027】一方、挿入口21より装置内部に挿入され
た支持体Pは、一対のガイドローラ23によって対向電
極6に搬送される。そして、順次支持体が搬送されるこ
とによって、トナー画像が支持体P上に形成される。そ
の後、支持体Pは取り出し口の方向に搬送され、ヒート
ローラ24とプレスローラ25とによって挟み込まれ、
支持体P上のトナー画像は熱定着される。トナー像の熱
定着された支持体Pは、取り出し口22へ搬送され、装
置外に排出される。
た支持体Pは、一対のガイドローラ23によって対向電
極6に搬送される。そして、順次支持体が搬送されるこ
とによって、トナー画像が支持体P上に形成される。そ
の後、支持体Pは取り出し口の方向に搬送され、ヒート
ローラ24とプレスローラ25とによって挟み込まれ、
支持体P上のトナー画像は熱定着される。トナー像の熱
定着された支持体Pは、取り出し口22へ搬送され、装
置外に排出される。
【0028】以上説明したように、搬送量の減少したト
ナーの量がその面積の差によって、補正されることにな
るために、トナー搬送方向の上流側に設けられた開口部
4aを通過するトナーの量と、トナー搬送方向の下流側
に設けられた開口部4bを通過するトナーの量が、ほぼ
一致する。この結果、濃度むらのない記録が達成され
る。
ナーの量がその面積の差によって、補正されることにな
るために、トナー搬送方向の上流側に設けられた開口部
4aを通過するトナーの量と、トナー搬送方向の下流側
に設けられた開口部4bを通過するトナーの量が、ほぼ
一致する。この結果、濃度むらのない記録が達成され
る。
【0029】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
【0030】例えば、本実施例においては、トナー搬送
方向の下流側の開口部の短手方向を上流側のそれよりも
長くして面積を大きくしたが、開口部の長手方向を長く
したり、相似的に大きくしたり、まったく形状を変えた
りすることによっても可能となってくる。例えば、図3
に示されるように、トナー搬送方向の下流側に配置され
た開口部34bが、トナー搬送方向の上流側に配置され
た開口部34aと、トナー搬送方向に対して平行に重な
る部分のみの面積を広くしたようなアパチャ電極1を適
用することも可能となる。このアパチャ電極によれば、
トナー搬送量が上流側の開口部34aによって、減少し
た部分のみ面積を大きくしてあるので、トナー通過量の
制御が容易となって、より高い記録むらの低減が可能と
なる。
方向の下流側の開口部の短手方向を上流側のそれよりも
長くして面積を大きくしたが、開口部の長手方向を長く
したり、相似的に大きくしたり、まったく形状を変えた
りすることによっても可能となってくる。例えば、図3
に示されるように、トナー搬送方向の下流側に配置され
た開口部34bが、トナー搬送方向の上流側に配置され
た開口部34aと、トナー搬送方向に対して平行に重な
る部分のみの面積を広くしたようなアパチャ電極1を適
用することも可能となる。このアパチャ電極によれば、
トナー搬送量が上流側の開口部34aによって、減少し
た部分のみ面積を大きくしてあるので、トナー通過量の
制御が容易となって、より高い記録むらの低減が可能と
なる。
【0031】また、アパチャ電極は、開口部が千鳥足状
に配列したものに限定はされなくて、3列以上の複数列
のアパチャ電極にも適用できる。
に配列したものに限定はされなくて、3列以上の複数列
のアパチャ電極にも適用できる。
【0032】また、本実施例においては、トナー流制御
手段として、アパチャ電極を用いたが、特表平1−50
3221号の公報に記載されたメッシュ状のトナー流制
御手段を用いることも可能であるのは、容易に理解され
る。
手段として、アパチャ電極を用いたが、特表平1−50
3221号の公報に記載されたメッシュ状のトナー流制
御手段を用いることも可能であるのは、容易に理解され
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
によれば、搬送量の減少した荷電粒子の量がその面積の
差によって、補正されることになるために、荷電粒子搬
送方向の上流側に設けられた開口部を通過する荷電粒子
の量と、荷電粒子搬送方向の下流側に設けられた開口部
を通過する荷電粒子の量が、ほぼ一致する。この結果、
濃度むらのない記録が達成される。
によれば、搬送量の減少した荷電粒子の量がその面積の
差によって、補正されることになるために、荷電粒子搬
送方向の上流側に設けられた開口部を通過する荷電粒子
の量と、荷電粒子搬送方向の下流側に設けられた開口部
を通過する荷電粒子の量が、ほぼ一致する。この結果、
濃度むらのない記録が達成される。
【図1】本発明の記録装置の構成断面図である。
【図2】本発明の記録装置に搭載されるアパチャ電極の
上面図である。
上面図である。
【図3】アパチャ電極の他の実施例を示す上面図であ
る。
る。
1 アパチャ電極 2 絶縁層 3a、3b 制御電極 4a、4b 開口部 6 対向電極 10 トナー搬送装置 11 トナー搬送ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 荷電粒子を搬送する荷電粒子搬送体と、
前記荷電粒子搬送体の搬送方向にずらして配置された開
口部を有し、この開口部の荷電粒子の流れを制御する荷
電粒子制御手段とから成る記録装置において、 前記荷電粒子制御手段の荷電粒子搬送方向の上流に設け
られた開口部の面積が、荷電粒子搬送方向の下流に設け
られた開口部の面積よりも小さいことを特徴とする記録
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18476193A JPH0740575A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18476193A JPH0740575A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740575A true JPH0740575A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16158872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18476193A Pending JPH0740575A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740575A (ja) |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP18476193A patent/JPH0740575A/ja active Pending
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