JPH07246727A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07246727A
JPH07246727A JP4138194A JP4138194A JPH07246727A JP H07246727 A JPH07246727 A JP H07246727A JP 4138194 A JP4138194 A JP 4138194A JP 4138194 A JP4138194 A JP 4138194A JP H07246727 A JPH07246727 A JP H07246727A
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JP
Japan
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toner
edge
electrode
electrode body
edge electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP4138194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Maeda
昌孝 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高画質な画像を出力できる画像形成装置を提
供すること。 【構成】 装置本体内におけるエッジ電極体1の上側に
は、所定範囲で上下動可能で、かつ押圧ばね23により
下方に付勢された背面電極22が配設されている。装置
本体内には、挿入口30からエッジ電極体1と背面電極
22との間を経て排出口31に至る支持体20の搬送路
が、エッジ電極体1と接して形成され、背面電極22と
エッジ電極体1との間の間隙に支持体20が搬送される
と、支持体20がエッジ電極体1に接触するように構成
されている。それにより、エッジ電極体1と支持体20
間には間隙がないのでトナーが間隙にたまることがな
く、よって形成画像を汚すことがない。またトナーの移
動距離が短いのでトナー流は拡がらずシャープな画像を
形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
プロッター、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号の明細書に
おいて開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたアパチャ電極体
と、前記基準電極と制御電極との間に選択的に電位を与
える手段と、印加された電位によってアパチャを通過す
るトナー粒子の流れが変調されるよう帯電したトナー粒
子を供給する手段と、支持体とアパチャ電極体が相対的
に移動し得るよう支持体を粒子流路中に位置決めする手
段とから構成されている。
【0004】また、特表平1ー503221号公報にお
いて提案されているように、格子状電極マトリクスによ
ってトナーの通過を制御して支持体上に画像を得るもの
がある。
【0005】しかしこれらの装置によると、トナー粒子
がアパチャーに目詰まりして記録品質が低下すると共
に、記録速度もあまり早くすることができなかった。
【0006】本出願人は、更に検討を進め、特願平4ー
254494号の出願において既に出願しているよう
に、トナーを保持した担持体とアパチャ電極体等トナー
流制御体とを接触させて配置することにより記録特性を
大きく改善することができる画像形成装置も提案してい
る。この装置によれば、アパチャ電極体のアパチャが目
詰まりすることがなくて画質の向上はめざましく、画像
形成装置として小型化、低コスト化が可能となった。
【0007】また、本出願人は、特願平5−47848
号の願書に添付した明細書及び図面に記載されるよう
に、トナー流制御体から小孔や、メッシュの編み目を省
くことにより、製造が簡単で目詰まりのないエッジ電極
体を用い、その結果、安価で長期にわたって高画質な画
像を出力できる画像形成装置を提案した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像形成装置においては、支持体とトナー流制御体が間
隙を有して配置されているので、トナーが間隙を飛翔す
る間に飛散しドットが拡がる欠点があった。また、トナ
ーが制御電極上に回り込み制御電極上に堆積し、支持体
を汚す欠点があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、高画質な画像を出力できる画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、絶縁基板の端部に沿って制
御電極を設けて成るエッジ電極体と、そのエッジ電極体
に帯電したトナーを供給するトナー担持体と、そのトナ
ー担持体とはエッジ電極体を挟んで反対側に設けられた
背面電極とより成り、トナー担持体からのトナーの流れ
を制御電極により制御して、エッジ電極体と背面電極と
の間を搬送される支持体上に画像を形成するようにした
画像形成装置であって、前記エッジ電極体が前記支持体
の搬送路に接して配置されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、トナーはトナー担持体によってエッジ電極体に供
給される。エッジ電極上の制御電極にオン電圧が印加さ
れているとき、トナー担持体上のトナーはエッジ電極の
エッジ部を通過して支持体方向に引かれる。支持体表面
に接触してこすり取られたトナーは、支持体背面の背面
電極により形成された電界によって支持体上に保持され
トナー像を形成する。このときエッジ電極と支持体間に
は間隙がないのでトナーが間隙にたまることがなく、ま
たトナーの移動距離が短いのでトナー流は拡がらない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の画像形成装置の概要を示
す図であり、装置本体の中央部分において、エッジ電極
体1の上側には、背面電極22が配設されている。前記
背面電極22は、所定範囲で上下動可能に設置されてお
り、装置本体との間に配設された弾性体としての押圧ば
ね23により下方に付勢されている。
【0014】前記エッジ電極体1の下側には、そのエッ
ジ電極体1の長手方向に沿って、トナー供給装置10が
配設されており、また、エッジ電極体1の搬入側には、
装置本体の左側壁に形成された挿入口30から挿入され
た支持体20をエッジ電極体1と背面電極22との間に
支持体20を搬送するための搬送ローラ29が回転可能
に配設され、更には、前記背面電極22を越えて搬送さ
れる支持体20の進行先には、定着装置26が配設され
ていると共に、更に装置本体の右側壁には、定着装置2
6から搬送される支持体20を装置外に排出するための
排出口31が形成されている。
【0015】従って、前記装置本体内には、挿入口30
から搬送ローラ29、エッジ電極体1と背面電極22と
の間、および定着装置26を経て排出口31に至る支持
体20の搬送路が形成されると共に、その搬送路は、エ
ッジ電極体1と接して形成されており、それにより、背
面電極22とエッジ電極体1との間の間隙に支持体20
が搬送されると、支持体20がエッジ電極体1に接触す
るとともに、前記押圧ばね23により支持体20を介し
てエッジ電極体1を押さえ得るように構成されている。
【0016】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持体としてのトナー担持ローラ14と、トナー層規制
ブレード18とから構成されている。ここにおいて、前
記トナー担持ローラ14はトナー16を担持し、エッジ
電極体1に向かって搬送するものであり、前記供給ロー
ラ12は、トナー担持ローラ14に対してトナー16を
供給するものである。そして、前記供給ローラ12とト
ナー担持ローラ14は、トナーケース11に図示する矢
印方向に回転可能に支持されており、両者は平行に配設
されている。また、前記トナー層規制ブレード18は、
トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量がロ
ーラ面上で均一になるよう調整するものであり、トナー
担持ローラ14に圧接されている。
【0017】前記エッジ電極体1は、図2に示すよう
に、25μm厚のポリイミド製の、絶縁基板としての絶
縁シート2上面に、制御電極4及び制御電圧印加手段と
しての制御電圧印加回路8が形成されて構成されてい
る。前記制御電極4は、エッジ電極体1の一端である記
録エッジ部6に沿って125μm間隔で多数配置されて
おり、制御電極4自体は、幅100μm、厚さ1μmに
形成されている。そして、前記エッジ電極体1は、図1
に示すように、記録エッジ部6がトナー担持ローラー1
4の回転によるトナー搬送方向(支持体搬送方向)の下
流側に位置するようにしてトナー担持ローラ14の最頂
部よりも、トナー搬送方向(支持体搬送方向)の上流側
に位置し、且つ制御電極の形成面が支持体20側に向い
た状態において、絶縁シート2が記録エッジ部6でトナ
ー担持ローラ14の最頂部上のトナーと接するように配
設され、押圧ばね23によって背面電極22、支持体2
0を介してトナー層に圧接されている。
【0018】また、前記制御電極4は、図2に示すよう
に制御電圧印加回路8に接続されている。この制御電圧
印加回路8は、画像信号に基づいて制御電極4に対して
0V、もしくは+50Vの電圧を印加するように構成さ
れている。
【0019】更には、前記背面電極22とトナー担持ロ
ーラ14との間には直流電源24が接続されており、こ
の直流電源は前記背面電極22に対して+200Vの電
圧を印加し得るようになっている。
【0020】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0021】まず始めに、トナー担持ローラ14と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16はトナー担持ロー
ラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてトナ
ー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー1
6は層規制ブレード18によって薄層化され、トナー担
持ローラ14の回転によってエッジ電極体1に向かって
搬送される。そして、トナー担持ローラ14上のトナー
はエッジ電極体1の制御電極4下に供給される。
【0022】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
する記録エッジ6部の近傍、及びこの制御電極の裏面に
は、制御電極4とトナー担持ローラ14の間の電位差に
より、制御電極4よりトナー担持ローラ14に向かう電
気力線が形成される。その結果、制御電極裏面にあった
マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力
を受け、図3に示す制御電極裏面部9に付着する。付着
したトナーは担持ローラー14回転によって続けて供給
されるトナーによって記録エッジ部6に押し出される。
このトナーは記録エッジ下と制御電極との間に形成され
る電界によりトナー担持ローラ14上から記録エッジ部
6を通過して制御電極4側に引き出される。引き出され
たトナー16は、エッジ電極体1と接触して搬送されて
いる支持体20上で、背面電極22に印加されている電
圧によって保持され画素を形成する。
【0023】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4間には電
界が形成されないことにより、トナー担持ローラ14上
のトナー16は静電力を受けない。よって、トナーは制
御電極裏に付着することなく通過し、また、制御電極方
向に静電力を受けて、記録エッジ部6を通過することも
ない。
【0024】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、記録エッジと
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
【0025】本実施例では、エッジ電極体1と支持体2
0間には間隙がないのでトナーが間隙にたまらない。よ
って形成画像を汚すことがない。またトナーの移動距離
が短いのでトナー流は拡がらずシャープな画像を形成す
ることができる。
【0026】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0027】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
する制御電圧を0Vとしたが、これは負の電圧であって
も良い。この場合、よりかぶりの少ない画像を得ること
ができる。
【0028】また、上記実施例においては、トナー流制
御手段として記録エッジ部が直線状のものを用いたがこ
れは図4(a)に示すような段違いのもの、図4(b)
に示すようなのこぎり刃状のものを用いることも可能で
ある。この場合、支持体を制御電極の並びと垂直な方向
に搬送しても、支持体上に形成されるドット間にスペー
スが生じにくい効果がある。
【0029】また、上記実施例では制御電極を絶縁シー
トの支持体対向面側に配置したが、これは、図5に示す
ようにトナー供給側でもよい。この場合、制御電極とト
ナー担持体の距離が絶縁シート厚分近くなるので、同強
度の制御電界を、より低い制御電圧で形成できる効果が
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、エッジ電極と支持体間に
は間隙がないのでトナーが間隙にたまらない。またトナ
ーの移動距離が短いのでトナー流は拡がらない。
【0031】よって、高画質な画像を出力できる画像形
成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概要を示す図である。
【図2】エッジ電極体の詳細を示す上面図である。
【図3】本画像形成装置のエッジ電極体の記録エッジ付
近を示す図である。
【図4】エッジ電極体の他の実施例を示す上面図であ
る。
【図5】画像形成装置の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 エッジ電極体 4 制御電極 6 記録エッジ部 8 制御電圧印加回路 14 トナー担持ローラ 22 背面電極 24 直流電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の端部に沿って制御電極を設け
    て成るエッジ電極体と、そのエッジ電極体に帯電したト
    ナーを供給するトナー担持体と、そのトナー担持体とは
    エッジ電極体を挟んで反対側に設けられた背面電極とよ
    り成り、トナー担持体からのトナーの流れを制御電極に
    より制御して、エッジ電極体と背面電極との間を搬送さ
    れる支持体上に画像を形成するようにした画像形成装置
    において、 前記エッジ電極体が前記支持体の搬送路に接して配置さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記エッジ電極体は、その絶縁基板がト
    ナー担持体のトナー供給部付近よりも支持体の搬送方向
    において上流側に位置するように配置されていることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記背面電極は、弾性体によりエッジ電
    極体に向かって弾性付勢されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像形成装置。
JP4138194A 1994-03-11 1994-03-11 画像形成装置 Pending JPH07246727A (ja)

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JP4138194A JPH07246727A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 画像形成装置

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JP4138194A JPH07246727A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 画像形成装置

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JPH07246727A true JPH07246727A (ja) 1995-09-26

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ID=12606823

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JP4138194A Pending JPH07246727A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 画像形成装置

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