JPH06305181A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06305181A
JPH06305181A JP10226993A JP10226993A JPH06305181A JP H06305181 A JPH06305181 A JP H06305181A JP 10226993 A JP10226993 A JP 10226993A JP 10226993 A JP10226993 A JP 10226993A JP H06305181 A JPH06305181 A JP H06305181A
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JP
Japan
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toner
aperture
electrode
image
image forming
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Pending
Application number
JP10226993A
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English (en)
Inventor
Masataka Maeda
昌孝 前田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーがアパチャーの端部で引っかかること
無く供給され、かぶりのない高画質の画像を出力する手
段を備えた画像形成装置を提供すること。 【構成】 画像形成装置のアパチャ電極体1の上側に
は、円柱状の背面電極ローラ22が回動可能に配設さ
れ、下側には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿っ
て、トナー担持ローラが配設されている。アパチャ電極
体1は、ポリイミド製の絶縁シート2に直径100μm
の複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ各アパチャ
6の上側に制御電極4が1μm厚で形成されたものであ
る。そして、各アパチャ6の中心を結ぶ線を境にして片
側が25μm、他方が12.5μmの厚みで形成されて
いる。アパチャ電極体1は、支持体20側に制御電極4
を対向させ、絶縁シート2の厚い方をトナー供給上流側
に向け、アパチャ位置でトナー担持ローラ14上のトナ
ー16と接するように配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号明細書にお
いて開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
形成されると共に、少なくも1列に配置された多数のア
パチャを有するアパチャ電極体と、前記基準電極と制御
電極との間に選択的に電位を与える手段と、印加された
電位によってアパチャを通過するトナー粒子の流れが変
調されるように帯電したトナー粒子を供給する手段と、
支持体とアパチャ電極体を相対的に移動させて支持体を
粒子流路中に位置決めする手段とから構成されている。
【0004】また、特願平4−254494号の出願で
は、アパチャ電極体の片面に制御電極を形成し、トナー
担持体に基準電極を配置し、トナーがトナー担持体に担
持された状態においてアパチャ電極体のアパチャ近傍で
アパチャ電極体に接して供給されると共に、トナー担持
体上の基準電極とアパチャ電極体の制御電極との間の電
位差による電界でトナーの流れを制御するようにした画
像形成装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置は、トナー担持体に担持さ
れたトナーがアパチャ電極体のアパチャ近傍に接して供
給されるため、アパチャのトナー供給方向の後端部でト
ナーが掻き出される。その結果、オフ時にトナーがアパ
チャを通過してしまうかぶりを引き起こす欠点があっ
た。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナーがトナー通過部で引っか
かること無く供給され、かぶりのない高画質の画像を出
力することができる画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、トナーの流れを制御するト
ナー流通過部を有する制御手段と、帯電されたトナーを
前記制御手段に供給するためのトナー担持体と、前記ト
ナー制御手段により制御されたトナーによって支持体上
に画像を形成するようにした画像形成装置であって、前
記制御手段は、そのトナー流通過部の、トナー供給側に
おけるトナー供給方向下流側が前記トナー担持体上のト
ナーと接することがない形状に構成されていることを特
徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、トナー担持体に担持されて供給されたトナーがト
ナー流通過部に引っかかることがないので、トナー流通
過部から掻き出されて支持体上に堆積してかぶりとなる
ことはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0010】図1は、本実施例の画像形成装置の概要を
示す図であり、トナー流制御手段としてのアパチャ電極
体1の上側には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面
電極ローラ22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配
設されており、前記間隙に挿入される支持体20を搬送
し得るように構成されている。また、前記アパチャ電極
体1の下側には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿
って、トナー供給装置10が配設されており、更には、
前記背面電極ローラ22によって搬送される支持体20
の進行先には定着装置26が配設されている。
【0011】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。
【0012】そして、前記供給ローラ12とトナー担持
ローラ14は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は接した状態で平行に
配設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ14に圧接されている。
【0013】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
にポリイミド製の絶縁シート2に直径100μmの複数
のアパチャ6が1列に形成され、且つ絶縁シート2の上
面における各アパチャ6の開口周縁に、制御電極4が1
μm厚で形成されたものである。そして、前記絶縁シー
ト2は、各アパチャ6の中心を結ぶ線を境にして片側が
25μm、他方が12.5μmの厚みで形成されてい
る。
【0014】前記アパチャ電極体1は、図1に示すよう
に支持体20側に制御電極4を対向させると共に、絶縁
シート2の厚い方をトナー供給上流側に向けた状態で、
アパチャ6の位置でトナー担持ローラ14上のトナー1
6と接するように配設されており、従って、絶縁シート
2の薄い方の下面は、トナー担持ローラ14上のトナー
16と接することがなく、各アパチャ6のトナー供給下
流側の端部は、トナー16と間隔をおいて位置してい
る。
【0015】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
14の間には、制御電圧印加回路8が接続されている。
この制御電圧印加回路8は、画像信号に基いて制御電極
4に対して0V、もしくは+50Vの電圧を印加するよ
うに構成されている。
【0016】更には、前記背面電極ローラ22とトナー
担持ローラ14との間には、直流電源24が接続されて
おり、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して
+1kVの電圧を印加し得るようになっている。
【0017】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0018】まず始めに、トナー担持ローラ14と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16はトナー担持ロー
ラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてトナ
ー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー1
6は、層規制ブレード18によって薄層化されるととも
に帯電された後、トナー担持ローラ14の回転によって
アパチャ電極体1に向かって搬送される。そして、トナ
ー担持ローラ14上のトナーはアパチャ電極体1の絶縁
シート2に擦られつつアパチャ6の下に供給される。
【0019】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ロ
ーラ14の間の電位差により、制御電極4よりトナー担
持ローラ14に向かう電気力線が形成される。それによ
り、マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静
電力を受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を
通過して制御電極4側に引き出される。引き出されたト
ナー16は、更に、背面電極22に印加されている電圧
によって支持体20とアパチャ電極体1との間に形成さ
れる電界により、支持体20に向かって飛翔し、支持体
20上に堆積して画素を形成する。
【0020】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4との間に
は電界が形成されないことにより、トナー担持ローラ1
4上のトナー16は静電力を受けないためアパチャ6を
通過しない。
【0021】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
【0022】上記プロセス中、トナー担持ローラ14上
のトナーは、アパチャ電極体1の裏面に接することによ
り、その摺動によってトナー担持ローラ14との付着力
から解放されアパチャ6下に供給される。このとき、非
画像部や低濃度部の画像形成時に供給されたトナーの全
てもしくは一部は使われずアパチャ6を通過しない。ア
パチャ6を通過せずトナー像形成に使われなっかったト
ナー16は、アパチャ6下を通過するがアパチャ6の後
端部がトナー層に接しないので、そのままトナー担持ロ
ーラ14に担持され、その後、トナー担持ローラ14の
回転にともなって供給ローラー12と接する箇所で剥ぎ
落とされトナーケース11内に収容される。
【0023】よって使われなかったトナーがアパチャ6
の後端部にひっかかりアパチャ電極体1上に吹き出して
アパチャ6を塞いだり支持体20に付着して画像を汚す
ことはない。
【0024】図3は、本発明の画像形成装置の第二の実
施例の概要を示す図であり、第一の実施例同様、トナー
流制御手段としてのアパチャ電極体1の上側には、1m
mの間隙を有して、円柱状の背面電極ローラ22がシャ
ーシ(図示せず)に回動可能に配設されており、前記間
隙に挿入される支持体20を搬送し得るように構成され
ている。また、前記アパチャ電極体1の下側には、その
アパチャ電極体1の長手方向に沿って、トナー供給装置
10が配設されており、更には、前記背面電極ローラ2
2によって搬送される支持体20の進行先には定着装置
26が配設されている。
【0025】トナー供給装置10の詳細は第一の実施例
と同様である。
【0026】前記アパチャ電極体1は、図4に示すよう
にポリイミド製の絶縁シート2に幅100μm、長さ3
00μmの複数の小判形のアパチャ6が1列に形成さ
れ、且つ各アパチャ6の上側でアパチャの片側に円弧状
に制御電極4が1μm厚で形成されたものである。そし
て、前記アパチャ電極体1は、図1に示すように支持体
20側に制御電極4を対向させ、アパチャ列の制御電極
のある方向をトナー供給上流側に向け、円弧状制御電極
の中心位置でトナー担持ローラ14上のトナー16と接
するように配設されている。
【0027】本実施例の動作は第一の実施例と同様であ
る。ただし、プロセス中、担持ローラ13上のトナー1
6は、アパチャ電極体1の裏面に接することにより、そ
の摺動によってトナー担持ローラ14との付着力から解
放されアパチャ6下に供給される。このとき、非画像部
や低濃度部の画像形成時に供給されたトナー16の全て
もしくは一部は使われずアパチャ6を通過しない。アパ
チャ6を通過せずトナー像形成に使われなっかったトナ
ー16は、アパチャ6下を通過するが、アパチャ6の後
端部がトナー層とアパチャ電極体1の接触位置より離れ
ているので、アパチャ6後端部とトナー層が触れること
無く、そのままトナー担持ローラ14に担持され、供給
ローラー12と接する箇所で剥ぎ落とされトナーケース
内に収容される。
【0028】よって使われなかったトナー16がアパチ
ャ6の後端部にひっかかりアパチャ電極体上に吹き出し
てアパチャーを塞いだり支持体上に形成した画像を汚す
ことはない。
【0029】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0030】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電
圧であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、上記実施例においては、ト
ナー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、特表平1ー503221号公報に記載されるような
編目状の電極体を用いることも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置は、トナーがトナー流制御部で引っ
かかること無く供給され、かぶりのない高画質の画像を
出力することができる画像形成装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置の構成を具体化した第二
の実施例を示す断面図である。
【図4】第二の実施例の画像形成装置に用いられるアパ
チャ電極体の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧印加回路 14 トナー担持ローラ 22 背面電極ローラ 24 直流電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーの流れを制御するトナー流通過部
    を有する制御手段と、帯電されたトナーを前記制御手段
    に供給するためのトナー担持体と、前記トナー制御手段
    により制御されたトナーによって支持体上に画像を形成
    するようにした画像形成装置において、 前記制御手段は、そのトナー流通過部の、トナー供給側
    におけるトナー供給方向下流側が前記トナー担持体上の
    トナーと接することがない形状に構成されていることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー通過部は、それとトナー担持
    体との間の距離において、トナー供給方向下流側部分よ
    り上流側部分が近接する形状であることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー通過部が長穴であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
JP10226993A 1993-04-28 1993-04-28 画像形成装置 Pending JPH06305181A (ja)

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JP10226993A JPH06305181A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 画像形成装置

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JP10226993A JPH06305181A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 画像形成装置

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JP10226993A Pending JPH06305181A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 画像形成装置

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