JPH06278306A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06278306A JPH06278306A JP6970493A JP6970493A JPH06278306A JP H06278306 A JPH06278306 A JP H06278306A JP 6970493 A JP6970493 A JP 6970493A JP 6970493 A JP6970493 A JP 6970493A JP H06278306 A JPH06278306 A JP H06278306A
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- Japan
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- toner
- electrode
- point
- rear electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精細な画像を形成すること。
【構成】 背面電極22は、アルミナ板22aとカーボ
ンコート層22bとの2層構造であり、またアルミナ板
22aの下面におけるF点及びG点には、電極の長手方
向に延びる線状の導電体22c、22dがそれぞれ埋設
されている。そして、各導電体22c、22dには、1
kVと0Vの電圧が印加されており、従って背面電極2
2のF点から左端G点までは+1kVから0Vまでの電
圧勾配が生ずる。このため、背面電極22の左端部に於
いて、トナーを右方に引き戻そうとする強力な電界は発
生することがなく、従来のように前記支持体搬送方向に
対して後方に飛散するトナーは発生しない。
ンコート層22bとの2層構造であり、またアルミナ板
22aの下面におけるF点及びG点には、電極の長手方
向に延びる線状の導電体22c、22dがそれぞれ埋設
されている。そして、各導電体22c、22dには、1
kVと0Vの電圧が印加されており、従って背面電極2
2のF点から左端G点までは+1kVから0Vまでの電
圧勾配が生ずる。このため、背面電極22の左端部に於
いて、トナーを右方に引き戻そうとする強力な電界は発
生することがなく、従来のように前記支持体搬送方向に
対して後方に飛散するトナーは発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに搭載される印刷手段として
用いることが可能な画像形成装置に関するものである。
ロッタ、ファクシミリなどに搭載される印刷手段として
用いることが可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アパチャを有した電極に画像信号
を印加することにより、トナー粒子のアパチャ通過を制
御して支持体上に画像を得る画像記録装置は、米国特許
第3689935号明細書で提案されている。
を印加することにより、トナー粒子のアパチャ通過を制
御して支持体上に画像を得る画像記録装置は、米国特許
第3689935号明細書で提案されている。
【0003】この画像記録装置は、図4にその一部を示
すように、絶縁体の層32を挟んで一方の面に形成され
る連続したシールド電極33と、他方の面に形成される
互いに絶縁された複数の制御電極34とを有し、更に各
絶縁された複数の制御電極34毎に3層を貫いて形成さ
れ、且つ少なくも1列に配置されたアパチャ35を有し
ているアパチャ電極体31と、制御電極34とシールド
電極33との間に選択的に電位を与える手段と、印加さ
れた電位によってアパチャ35を通るトナー粒子の流れ
が変調されるよう帯電したトナー粒子を供給する手段
と、アパチャ電極体31に対向配置され、且つトナー粒
子の帯電極とは反対の極の電圧が印加された板状の対向
電極36とから構成されている。
すように、絶縁体の層32を挟んで一方の面に形成され
る連続したシールド電極33と、他方の面に形成される
互いに絶縁された複数の制御電極34とを有し、更に各
絶縁された複数の制御電極34毎に3層を貫いて形成さ
れ、且つ少なくも1列に配置されたアパチャ35を有し
ているアパチャ電極体31と、制御電極34とシールド
電極33との間に選択的に電位を与える手段と、印加さ
れた電位によってアパチャ35を通るトナー粒子の流れ
が変調されるよう帯電したトナー粒子を供給する手段
と、アパチャ電極体31に対向配置され、且つトナー粒
子の帯電極とは反対の極の電圧が印加された板状の対向
電極36とから構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成では、対向電極36の表面電位が一様であるた
め、図4に、対向電極36の左端部における制御電極4
に向かう電気力線を示すように、左端から少し左に外れ
た位置では、紙送りと反対方向に向かう電界が発生す
る。従って、前記画素が形成された支持体が搬送される
途中、対向電極36の左端を通過する際に、画素を形成
しているトナーは依然帯電しているため、対向電極36
に向かうクーロン力を受け、それにより支持体に付着し
た定着前のトナーが再び対向電極36に戻るように、即
ち、支持体の移動方向とは反対側に飛散して、支持体上
の画像が乱れるといった問題があった。
た構成では、対向電極36の表面電位が一様であるた
め、図4に、対向電極36の左端部における制御電極4
に向かう電気力線を示すように、左端から少し左に外れ
た位置では、紙送りと反対方向に向かう電界が発生す
る。従って、前記画素が形成された支持体が搬送される
途中、対向電極36の左端を通過する際に、画素を形成
しているトナーは依然帯電しているため、対向電極36
に向かうクーロン力を受け、それにより支持体に付着し
た定着前のトナーが再び対向電極36に戻るように、即
ち、支持体の移動方向とは反対側に飛散して、支持体上
の画像が乱れるといった問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、高精細な画像形成装置を提供す
ることを目的としている。
になされたものであり、高精細な画像形成装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、帯電したトナーのトナー流
を制御するトナー流制御手段と、その制御手段にトナー
を供給するトナー供給手段と、前記トナー流制御手段
の、トナー供給手段とは反対側に配置された背面電極と
を備え、前記背面電極には、場所により異なる電圧を印
加したことを特徴とする。
に本発明の画像形成装置は、帯電したトナーのトナー流
を制御するトナー流制御手段と、その制御手段にトナー
を供給するトナー供給手段と、前記トナー流制御手段
の、トナー供給手段とは反対側に配置された背面電極と
を備え、前記背面電極には、場所により異なる電圧を印
加したことを特徴とする。
【0007】また、支持体の移動方向の下流側に、上流
側に比べて低い電圧を印加しても良い。
側に比べて低い電圧を印加しても良い。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、背面電極には場所により異なる電圧が印加されて
いるため、背面電極端部での背面電極に向かう電界強度
が小さく、支持体が背面電極を離れる際の画像乱れが無
く、高精細なドットを形成できうる。
れば、背面電極には場所により異なる電圧が印加されて
いるため、背面電極端部での背面電極に向かう電界強度
が小さく、支持体が背面電極を離れる際の画像乱れが無
く、高精細なドットを形成できうる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明の画像形成装置の概要を示
す図であり、トナー流制御手段としてのアパチャ電極体
1の上側には、1mmの間隙を有して、板状の背面電極
22が匡体(図示せず)に配設されている。背面電極2
2は、図3に示す様に、絶縁体である厚み3mmのアル
ミナ板22aと、その下面に厚み5μmのカーボンをコ
ーティングして形成したカーボンコート層22bとの2
層構造であり、またアルミナ板22aの下面におけるF
点及びG点には、電極の長手方向に延びる線状の導電体
22c、22dがそれぞれ埋設されている。
す図であり、トナー流制御手段としてのアパチャ電極体
1の上側には、1mmの間隙を有して、板状の背面電極
22が匡体(図示せず)に配設されている。背面電極2
2は、図3に示す様に、絶縁体である厚み3mmのアル
ミナ板22aと、その下面に厚み5μmのカーボンをコ
ーティングして形成したカーボンコート層22bとの2
層構造であり、またアルミナ板22aの下面におけるF
点及びG点には、電極の長手方向に延びる線状の導電体
22c、22dがそれぞれ埋設されている。
【0011】前記アパチャ電極体1の下側には、そのア
パチャ電極体1の長手方向に沿って、トナー供給装置1
0が配設されている。
パチャ電極体1の長手方向に沿って、トナー供給装置1
0が配設されている。
【0012】アパチャ電極体1の右方には、一対の支持
体送りローラ15が回転可能に配設されており、ここに
挿入された支持体20を前記アパチャ電極体1と背面電
極22との間隙に搬送する。さらに、その進行先には、
定着装置26が配設されている。
体送りローラ15が回転可能に配設されており、ここに
挿入された支持体20を前記アパチャ電極体1と背面電
極22との間隙に搬送する。さらに、その進行先には、
定着装置26が配設されている。
【0013】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。そして、前記供給ローラ12とトナー担持ローラ1
4は、トナーケース11に図示する矢印方向に回転可能
に支持されており、両者は僅かな隙間をもって平行に配
設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するものであり、ト
ナー担持ローラ14に圧接されている。
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。そして、前記供給ローラ12とトナー担持ローラ1
4は、トナーケース11に図示する矢印方向に回転可能
に支持されており、両者は僅かな隙間をもって平行に配
設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するものであり、ト
ナー担持ローラ14に圧接されている。
【0014】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に、25μm厚のポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ絶
縁シート2の上面側における各アパチャ6の開口周縁に
制御電極4が1μm厚で形成されたものである。そし
て、前記アパチャ電極体1は、図1に示すように支持体
20側に制御電極4を対向させ、絶縁シート2がアパチ
ャ6の位置でトナー担持ローラ14上のトナーと接する
ように配設されている。
に、25μm厚のポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ絶
縁シート2の上面側における各アパチャ6の開口周縁に
制御電極4が1μm厚で形成されたものである。そし
て、前記アパチャ電極体1は、図1に示すように支持体
20側に制御電極4を対向させ、絶縁シート2がアパチ
ャ6の位置でトナー担持ローラ14上のトナーと接する
ように配設されている。
【0015】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
14の間には、制御電圧印加回路部8が接続されてい
る。この制御電圧印加回路部8は、画像信号に基いて制
御電極4に対して0V、もしくは+50Vの電圧を印加
するように構成されている。
14の間には、制御電圧印加回路部8が接続されてい
る。この制御電圧印加回路部8は、画像信号に基いて制
御電極4に対して0V、もしくは+50Vの電圧を印加
するように構成されている。
【0016】更には、図3に示すように、前記背面電極
22の導電体22cとトナー担持ローラ14との間に
は、直流電源24が接続されており、この直流電源は前
記背面電極22に対して+1kVの電圧を印加し得るよ
うになっている。また、前記背面電極22の導電体22
dは、前記担持ローラ14と同電位になっている。従っ
て、背面電極22のカーボンコート層22bの下面上で
は、F点からG点に向かって電圧が+1kVから0Vま
で徐々に変化すると共に、F点から右側の部分は、同電
位となっている。
22の導電体22cとトナー担持ローラ14との間に
は、直流電源24が接続されており、この直流電源は前
記背面電極22に対して+1kVの電圧を印加し得るよ
うになっている。また、前記背面電極22の導電体22
dは、前記担持ローラ14と同電位になっている。従っ
て、背面電極22のカーボンコート層22bの下面上で
は、F点からG点に向かって電圧が+1kVから0Vま
で徐々に変化すると共に、F点から右側の部分は、同電
位となっている。
【0017】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
置の動作を説明する。
【0018】まず始めに、トナー担持ローラ14と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16はトナー担持ロー
ラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてトナ
ー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー1
6は層規制ブレード18によって薄層化され、トナー担
持ローラ14の回転によってアパチャ電極体1に向かっ
て搬送される。そして、トナー担持ローラ14上のトナ
ーはアパチャ電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパ
チャ6の下に供給される。
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16はトナー担持ロー
ラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてトナ
ー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー1
6は層規制ブレード18によって薄層化され、トナー担
持ローラ14の回転によってアパチャ電極体1に向かっ
て搬送される。そして、トナー担持ローラ14上のトナ
ーはアパチャ電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパ
チャ6の下に供給される。
【0019】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ロ
ーラ14の間の電位差により、制御電極4よりトナー担
持ローラ14に向かう電気力線が形成される。それによ
り、マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静
電力を受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を
通過して制御電極4側に引き出される。引き出されたト
ナー16は、更に、背面電極22に印加されている電圧
によって支持体20とアパチャ電極体1との間に形成さ
れる電界により、カーボンコート層22bのP点に向か
って飛翔し、支持体20上に堆積して画素を形成する。
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ロ
ーラ14の間の電位差により、制御電極4よりトナー担
持ローラ14に向かう電気力線が形成される。それによ
り、マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静
電力を受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を
通過して制御電極4側に引き出される。引き出されたト
ナー16は、更に、背面電極22に印加されている電圧
によって支持体20とアパチャ電極体1との間に形成さ
れる電界により、カーボンコート層22bのP点に向か
って飛翔し、支持体20上に堆積して画素を形成する。
【0020】この時、図3に示すように、本実施例の背
面電極22の下面上において、F点から右端までは1k
Vの電圧が印加されており、アパチャ6を通過したトナ
ーの飛翔目標であるP点はその中間に位置し、また、F
点から左端G点までは+1kVから0Vまでの電圧勾配
があるため、背面電極22の左端部に於いて、トナーを
右方に引き戻そうとする強力な電界は発生することがな
く、従来のように前記支持体搬送方向に対して後方に飛
散するトナーは発生しない。また、この時に、絶縁性ト
ナーを用いれば、トナー担持ローラ14と制御電極4の
間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁破壊することが
ない。
面電極22の下面上において、F点から右端までは1k
Vの電圧が印加されており、アパチャ6を通過したトナ
ーの飛翔目標であるP点はその中間に位置し、また、F
点から左端G点までは+1kVから0Vまでの電圧勾配
があるため、背面電極22の左端部に於いて、トナーを
右方に引き戻そうとする強力な電界は発生することがな
く、従来のように前記支持体搬送方向に対して後方に飛
散するトナーは発生しない。また、この時に、絶縁性ト
ナーを用いれば、トナー担持ローラ14と制御電極4の
間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁破壊することが
ない。
【0021】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4間には電
界が形成されないことにより、トナー担持ローラ14上
のトナー16は静電力を受けないため、アパチャ6を通
過しない。
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4間には電
界が形成されないことにより、トナー担持ローラ14上
のトナー16は静電力を受けないため、アパチャ6を通
過しない。
【0022】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
【0023】図4には、背面電極22の他の実施例が示
されており、この実施例の場合、背面電極22は、絶縁
体である厚み3mmのアルミナ板22aと、その下面に
形成されると共に、間隔をおいて背面電極の長手方向に
延びる複数の導電体22eとから構成されている。図4
において、支持体の搬送方向の最も上流側に位置する導
電体22eは直流電源24が接続され、また最も下流側
に位置する導電体22eはトナー担持ローラ14と同電
位に設定され、更にその両導電体22e間に位置する導
電体22eは抵抗Rを介して接続されている。
されており、この実施例の場合、背面電極22は、絶縁
体である厚み3mmのアルミナ板22aと、その下面に
形成されると共に、間隔をおいて背面電極の長手方向に
延びる複数の導電体22eとから構成されている。図4
において、支持体の搬送方向の最も上流側に位置する導
電体22eは直流電源24が接続され、また最も下流側
に位置する導電体22eはトナー担持ローラ14と同電
位に設定され、更にその両導電体22e間に位置する導
電体22eは抵抗Rを介して接続されている。
【0024】本実施例の背面電極22においても、その
下面に配置された複数の導電体22e間に、中央部分か
ら左端側に向かって+1kVから0Vまでの電圧勾配が
生じ、背面電極22の左端部に於いて、トナーを右方に
引き戻そうとする強力な電界は発生することがなく、従
来のように前記支持体搬送方向に対して後方に飛散する
トナーは発生しない。
下面に配置された複数の導電体22e間に、中央部分か
ら左端側に向かって+1kVから0Vまでの電圧勾配が
生じ、背面電極22の左端部に於いて、トナーを右方に
引き戻そうとする強力な電界は発生することがなく、従
来のように前記支持体搬送方向に対して後方に飛散する
トナーは発生しない。
【0025】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0026】例えば、上記実施例では背面電極の形状は
板状であるが、これに限定されるものでは無く、例えば
回転可能な円筒状でも良い。ただし、トナー飛翔位置か
ら支持体搬送方向に向かって電圧勾配がつけてあれば良
い。
板状であるが、これに限定されるものでは無く、例えば
回転可能な円筒状でも良い。ただし、トナー飛翔位置か
ら支持体搬送方向に向かって電圧勾配がつけてあれば良
い。
【0027】また、上記実施例では背面電極22の強度
保持部材としてアルミナを用いたが、これに限定されず
セラミックスや樹脂でも良い。また、アルミナ板の上に
直接カーボンをコートしなくとも、カーボンを混入した
ゴムや樹脂板を接着しても良いし、樹脂板に十分強度が
あればアルミナ板は不要である。
保持部材としてアルミナを用いたが、これに限定されず
セラミックスや樹脂でも良い。また、アルミナ板の上に
直接カーボンをコートしなくとも、カーボンを混入した
ゴムや樹脂板を接着しても良いし、樹脂板に十分強度が
あればアルミナ板は不要である。
【0028】また、上記実施例では非画像部分に対応す
るアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電圧
であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像を
得ることができる。また、上記実施例においては、トナ
ー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、特表平1ー503221号公報に記載されるような
編目状の電極体を用いることも可能である。
るアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電圧
であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像を
得ることができる。また、上記実施例においては、トナ
ー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、特表平1ー503221号公報に記載されるような
編目状の電極体を用いることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置においては、背面電極に、場所によ
り異なる電圧を印加したので、背面電極端部での背面電
極に向かう電界強度が小さく、支持体が背面電極を離れ
る際の画像乱れが無く、高精細な画像を形成することが
できる。
発明の画像形成装置においては、背面電極に、場所によ
り異なる電圧を印加したので、背面電極端部での背面電
極に向かう電界強度が小さく、支持体が背面電極を離れ
る際の画像乱れが無く、高精細な画像を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置の背面電極部分を示す断
面図である。
面図である。
【図4】背面電極の他の実施例を示す図である。
【図5】従来の画像形成装置の対向電極近傍の電気力線
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧印加回路 14 トナー担持ローラ 22 背面電極 22a アルミナ板 22b カーボンコート層 24 直流電源
Claims (2)
- 【請求項1】 帯電したトナーのトナー流を制御するト
ナー流制御手段と、その制御手段にトナーを供給するト
ナー供給手段と、前記トナー流制御手段の、トナー供給
手段とは反対側に配置された背面電極とを備え、 前記背面電極には、場所により異なる電圧を印加したこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 支持体の移動方向の下流側に、上流側に
比べて低い電圧を印加したことを特徴とする請求項1に
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6970493A JPH06278306A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6970493A JPH06278306A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278306A true JPH06278306A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13410504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6970493A Pending JPH06278306A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH06278306A (ja) |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP6970493A patent/JPH06278306A/ja active Pending
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