JPH07205470A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH07205470A
JPH07205470A JP450494A JP450494A JPH07205470A JP H07205470 A JPH07205470 A JP H07205470A JP 450494 A JP450494 A JP 450494A JP 450494 A JP450494 A JP 450494A JP H07205470 A JPH07205470 A JP H07205470A
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JP
Japan
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voltage
toner
control
control voltage
electrode
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Application number
JP450494A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kitamura
哲弥 北村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録にかぶりや、濃度不足の生じないような
常に安定した記録を達成することができる記録装置を提
供すること 【構成】 制御電圧印加回路5は、図3に示されるよう
に、2つの電源に接続されている。一つは、トナー遮蔽
電圧を制御電圧印加回路5に供給する可変電源31てあ
って、もう一つは、トナー遮蔽電圧よりも一定の電圧分
高いトナー通過電圧を印加する定電圧電源32である。
この定電圧電源32から制御電圧印加回路5に供給され
る電圧の大きさは、この制御電圧印加回路5に登載され
る駆動素子の耐電圧値以下の電圧の大きさである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置の一つとして、
開口部を有し、その開口部を通過するトナーの流れを変
調制御するアパチャ電極と、そのアパチャ電極の裏面に
配置され、帯電したトナーを前記アパチャ電極の開口部
に搬送するトナー搬送装置と、そのトナー搬送装置によ
り搬送され、前記アパチャ電極の開口部を通過したトナ
ーを、前記アパチャの表面に配置される支持体に導く対
向電極とを備える記録装置が提案されている。
【0003】しかしながら、この記録装置は、アパチャ
電極の搬送されるトナーが、トナー搬送装置におけるト
ナー搬送体に、鏡像力などによって強固に付着している
ために、トナーの流れを制御することができなかった。
【0004】そこで、本出願人は、特願平4−2544
94号の出願に於て、前記トナー搬送体と、アパチャ電
極とを少なくとも開口部付近に於いて接触させて配置し
た記録装置を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置において、トナー搬送体と、アパチャ電極との
接触圧力が変動すると、記録にかぶりがでてきたり、濃
度が薄くなる問題が生じていた。上記トナー搬送体とア
パチャ電極との接触圧力以外の変動要因としては、アパ
チャ電極に搬送されるトナー搬送量などが挙げられる。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、記録にかぶりや、濃度不足の生
じないような常に安定した記録を達成することができる
記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、荷電粒子を搬送する荷電粒子
搬送体と、開口部と、この開口部の周りに設けられた制
御電極とを有し、荷電粒子のこの開口部の通過を制御す
る荷電粒子制御手段と、この荷電粒子制御手段の制御電
極に、制御電圧を印加する制御電圧印加手段とを備えて
いて、前記制御電圧印加手段は、制御電極に印加される
制御電圧のレンジが変わらないように制御電圧を変動さ
せる制御電圧変動手段を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置は、制御
電圧変動手段によって、記録にかぶりがでたら、トナー
が通過し難くなるような制御電圧に変化させる。逆に、
記録濃度が薄い場合は、トナーが通過し易くなるような
制御電圧に変化させられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1は本発明を実施した記録装置の構成を
具体化した概略図であり、装置外装26の右側部には、
画像を記録すべき支持体Pを挿入するための挿入口21
が設けられており、左側部には画像が記録された支持体
Pが排出される取り出し口22が設けられている。そし
て、装置内部には、荷電粒子制御手段としてのアパチャ
電極1と、対向電極6と、トナー搬送装置10とが設け
られている。
【0011】前記アパチャ電極1は、図2に詳細に示さ
れるように、後述する絶縁材料からなる板状の絶縁層2
により構成されており、その長手方向には多数の開口部
4が等間隔で一列に並んで設けられている。
【0012】前記絶縁層2の上面には、各開口部4を独
立して取り囲むように多数の制御電極3が設けられてい
る。前記絶縁層2は、厚さ25μmの高分子樹脂フィル
ム、望ましくはポリイミドによって構成されており、前
記制御電極3は、厚さ8μmの金属膜、望ましくは銅に
よって構成されている。そして、各制御電極3は、制御
電圧印加回路部としての制御電圧印加回路5にそれぞれ
接続されている。
【0013】この制御電圧印加回路5は、図3に示され
るように、2つの電源に接続されている。一つは、トナ
ー遮蔽電圧を制御電圧印加回路5に供給する可変電源部
としての可変電源31てあって、もう一つは、トナー遮
蔽電圧よりも一定の電圧分高いトナー通過電圧を印加す
る定電圧電源部としての定電圧電源32であり、この制
御電圧印加回路5、可変電源31および定電圧電源32
により本発明の制御電圧印加手段50が構成されると共
に、多数の制御電極3と後述するトナー搬送ローラ11
との間に電気的に接続されている。
【0014】この定電圧電源32から制御電圧印加回路
5に供給される電圧の大きさは、この制御電圧印加回路
5に登載される駆動素子の耐電圧値以下の電圧の大きさ
である。一般に駆動素子の価格は、その耐電圧値が大き
くなればなるほど飛躍的に高くなる。低価格の駆動素子
は、今のところ40ボルト耐電圧のものである。従っ
て、本実施例においては、定電圧電源32から制御電圧
印加回路に供給される電圧の大きさを40ボルトとして
話を進める。ただし、今後の技術進歩によってこの電圧
値が高くなる可能性もあり、あえてこの40ボルトとい
う値には限定されない。また、トナー遮蔽電圧の電圧値
は、工場出荷時に行われる記録検査工程において、記録
にかぶりのでないような電圧に設定される。
【0015】前記アパチャ電極1の下部には、トナー搬
送装置10が設けられている。このトナー搬送装置10
は、トナーケース15によって覆われており、トナー搬
送体としてのトナー搬送ローラ11と、供給ローラ12
と、ブレード13とから構成されている。また、前記ト
ナーケース15の内部には、トナー14が貯蔵されてい
る。前記供給ローラ12は、前記トナー搬送ローラ11
にトナー14を供給するために、図の矢印方向に回転す
るように構成されている。更には、前記ブレード13
は、トナー搬送ローラ11に圧接するように配設されて
いる。
【0016】上述のアパチャ電極1は、全ての開口部4
がトナー搬送ローラ11に接するように、台8によって
支持される。
【0017】前記アパチャ電極1の上方には対向電極6
が配置されている。更に、この対向電極6とアパチャ電
極1との間には、支持体Pが通過できるような、例えば
0.5ミリのスペースが設けられている。そして、この
対向電極6には、直流電源7によって、プラス500ボ
ルトの電圧が印加されるようになっている。
【0018】支持体Pは一対のガイドローラ23によっ
て、挿入口21から対向電極6の下方へ向って搬送さ
れ、対向電極6を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナーが熱定着されるように構成されてい
る。
【0019】次に、上記のように構成される記録装置の
動作を説明する。
【0020】トナー搬送装置10に於て、トナーケース
15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12によっ
て、トナー搬送ローラ11に供給される。この場所で、
トナー14は、供給ローラ12とトナー搬送ローラ11
とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電す
る。この帯電したトナー14は、トナー搬送ローラ11
が回転することによって、ブレード13を経由して、ア
パチャ電極1の開口部、最初に上流側の開口部4a、そ
して、下流側の開口部4bに搬送される。前記ブレード
13によって、トナー搬送ローラ11に担持されたトナ
ー14は、薄く均一な厚みのトナー層となる。
【0021】このトナー搬送ローラ11上に薄く均一な
厚みのトナー層となって担持されたトナー14は、アパ
チャ電極1の開口部4に搬送される前に、アパチャ電極
1の絶縁層2とトナー搬送ローラ11表面との摺動によ
って、せん断力による運動エネルギーを与えられて、ト
ナー搬送ローラ11へのトナー付着力が緩和される。こ
のトナー搬送ローラ11との付着力の緩和されたトナー
が、アパチャ電極1の開口部4に搬送される。
【0022】そして、アパチャ電極1の開口部4に搬送
されたトナー14は、制御電圧印加回路5から制御電極
3に印加される電圧によって、この制御電極3にそれぞ
れ対応して設けられた開口部4aの通過及び遮蔽が制御
される。この際に、制御される帯電トナーが、トナー搬
送ローラ11との付着力が緩和された状態で搬送される
ために、かなりの低い電圧による制御が可能となってい
る。
【0023】制御電圧印加回路5から制御電極3に印加
されるトナー通過電圧及び、トナー遮蔽電圧は、それぞ
れ可変電源31及び定電圧電源32によって供給されて
いる。トナー遮蔽電圧は、工場出荷時に行われるテスト
記録検査工程において、記録にかぶりのでないようなト
ナー遮蔽電圧に設定される。本実施例において、トナー
遮蔽電圧が、例えばマイナス10ボルトに設定されたと
する。従って、トナー通過電圧は、40ボルト電源32
によって、マイナス10ボルトよりも40ボルト高いプ
ラス30ボルトと設定される。
【0024】次に、トナー流の制御を具体的に述べる。
制御電圧印加回路5からトナー通過電圧として、プラス
30ボルトの電圧が制御電極3に印加されるとき、接地
されたトナー搬送ローラ11と制御電極3との間に、す
なわち制御電極に対応する開口部4の内部において、マ
イナス帯電したトナー14が開口部4を通過できるよう
な電界が発生し、トナー14は開口部4を通過する。
【0025】また制御電圧印加回路5からトナー遮蔽電
圧として、マイナス10ボルトの電圧が制御電極3に印
加されると、接地されたトナー搬送ローラ11と制御電
極3との間に、すなわちその開口部4内部において、マ
イナス帯電したトナー14が、開口部4の通過を阻止さ
れる電界が発生し、トナー14は開口部4を通過しな
い。
【0026】対向電極6には、電源7によってプラス2
00ボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によ
って対向電極6とアパチャ電極1との間には電界が形成
され、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部4を通
過してきたトナー14が対向電極6へ吸引される。そし
て、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布され
る。
【0027】一方、挿入口21より装置内部に挿入され
た支持体Pは、一対のガイドローラ23によって対向電
極6に搬送される。そして、順次支持体が搬送されるこ
とによって、トナー画像が支持体P上に形成される。そ
の後、支持体Pは取り出し口の方向に搬送され、ヒート
ローラ24とプレスローラ25とによって挟み込まれ、
支持体P上のトナー画像は、熱定着される。トナー像の
熱定着された支持体Pは、取り出し口22へ搬送され、
装置外に排出される。
【0028】以上説明したように、本発明によれば、ま
さに記録を見ることによって、記録濃度のコントラスト
を確認調節することができるために、高品質記録を達成
することが可能となる。更に、制御電圧のレンジを一定
にした状態で、制御電圧を変更することができるため
に、制御電圧印加回路に登載される駆動素子を破壊する
ことがなくなって、記録不能になることがなくなる。
【0029】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
【0030】例えば、本実施例においては、定電圧電源
32の電圧値を40ボルトとしていたが、60ボルト
や、24ボルトなど、あらゆる電圧値にしてもよい。こ
の定電圧電源の電圧値は、制御電圧印加回路5に登載さ
れる駆動素子の耐電圧値よりも小さい値ならばいくらで
もよい。
【0031】また、本実施例においては、可変電源31
を工場出荷時に調整するとしたが、ユーザーが記録を見
ながら調節できるようにすることも可能である。
【0032】また、アパチャ電極は、開口部が一列に配
列したものに限定はされなくて、2列や3列などの複数
列の開口部を備えたアパチャ電極にも適用できる。
【0033】また、本実施例においては、制御電圧印加
回路5、可変電源31および定電圧電源32を、多数の
制御電極3とトナー搬送ローラ11との間に電気的に接
続したが、アパチャ電極の絶縁層の上面に、その絶縁層
に形成された各開口部を独立して取り囲むように多数の
制御電極を設けると共に、絶縁層の下面全体に亙って基
準電極を設け、その制御電極と基準電極との間に、制御
電圧印加回路、可変電源および定電圧電源を、電気的に
接続してもよい。その場合、アパチャ電極は、トナー搬
送ローラとトナー層を介して接触して配置されていても
よいし、間隔を置いて配置されていてもよい。
【0034】更に、本実施例においては、トナー流制御
手段として、アパチャ電極を用いたが、特表平1−50
3221号の公報に記載されたメッシュ状のトナー流制
御手段を用いることも可能であるのは、容易に理解され
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
によれば、まさに記録を見ることによって、記録濃度の
コントラストを確認調節することができるために、高品
質記録を達成することが可能となる。更に、制御電圧の
レンジを一定にした状態で、制御電圧を変更することが
できるために、制御電圧を制御する素子を破壊すること
がなくなって、記録不能になることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の構成断面図である。
【図2】本発明の記録装置に搭載されるアパチャ電極の
斜視図である。
【図3】本発明の記録装置の回路構成図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極 2 絶縁層 3a、3b 制御電極 4a、4b 開口部 5 制御電圧印加回路 6 対向電極 10 トナー搬送装置 11 トナー搬送ローラ 14 トナー 31 可変電源 32 定電圧電源 P 支持体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子を搬送する荷電粒子搬送体と、 前記荷電粒子の通過を制御する制御電極を有する荷電粒
    子制御手段と、 この荷電粒子制御手段の制御電極に、制御電圧を印加す
    る制御電圧印加手段とを備える記録装置において、 前記制御電圧印加手段は、それによって制御電極に印加
    される制御電圧のレンジが変わらないように制御電圧を
    変動させる制御電圧変動手段を備えることを特徴とする
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御電圧印加手段は、前記荷電粒子
    搬送体と制御電極との間に接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御電圧印加手段は、定電圧電源部
    と可変電源部と、その定電圧電源部の出力を画像データ
    に基づいて選択的に制御電極に印加する制御電圧印加回
    路部とを備えていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の記録装置。
JP450494A 1994-01-20 1994-01-20 記録装置 Pending JPH07205470A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP450494A JPH07205470A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 記録装置

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JP450494A JPH07205470A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 記録装置

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JPH07205470A true JPH07205470A (ja) 1995-08-08

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ID=11585892

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JP450494A Pending JPH07205470A (ja) 1994-01-20 1994-01-20 記録装置

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