JPH06206333A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06206333A
JPH06206333A JP232393A JP232393A JPH06206333A JP H06206333 A JPH06206333 A JP H06206333A JP 232393 A JP232393 A JP 232393A JP 232393 A JP232393 A JP 232393A JP H06206333 A JPH06206333 A JP H06206333A
Authority
JP
Japan
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toner
opening
recording
electrode
aperture electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP232393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kitamura
哲弥 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH06206333A publication Critical patent/JPH06206333A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アパチャ電極の開口部がトナーによってつま
ることなく、常に安定した記録を達成することができる
記録装置を提供すること。 【構成】 本発明の記録装置におけるトナー供給装置1
0は、ジャッキ16上に取付けられており、ジャッキ1
6はモータ17からの駆動力により、トナー供給装置1
0を上下に移動させるようになっている。そして、記録
動作時において、前記トナー供給装置10がジャッキに
よって上方へ移動されることにより、トナー供給装置1
0の構成要素の1つであるトナー担持ローラ11はアパ
チャ電極1に圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に適用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置の一つとして、
開口部を有し、その開口部を通過するトナーの流れを変
調制御するトナー流制御手段であるアパチャ電極と、そ
のアパチャ電極の裏面に配置され、帯電したトナーを前
記アパチャ電極の開口部に供給するトナー供給装置と、
そのトナー供給装置により供給され、前記アパチャ電極
の開口部を通過したトナーを、前記アパチャの表面に配
置される支持体に導く対向電極とを備える記録装置が提
案されている。
【0003】しかしながら、この記録装置はアパチャ電
極の開口部の径が極めて小さいためにトナーによってつ
まることがあり、それにより記録不能となることがあっ
た。このトナーによる開口部のつまりは、アパチャ電極
のトナー供給装置側にトナーが堆積して、開口部周辺で
トナーの凝集が始まり、開口部にトナーのブリッジが形
成されることによって起こるものであった。
【0004】そこで、本出願人は、前記開口部のトナー
によるつまりを防止するために、トナーを担持し、搬送
するトナー担持体をアパチャ電極の開口部に接触させな
がらトナーを供給することによって、開口部にトナーの
ブリッジを形成させないようにした記録装置を提案し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなトナー担持体をアパチャ電極の開口部に接触さ
せる記録装置は、アパチャ電極とトナー担持体とを常に
接触した状態に保つために、トナー担持体を固定された
アパチャ電極に対して圧接させていた。ところが、この
圧接力により、アパチャ電極は、徐々に伸びてしまい
(クリープ現象)、アパチャ電極とトナー担持体との最
適な接触状態を維持することができなかった。この結
果、トナーのブリッジが形成される開口部が発生して、
その開口部にトナーがつまってしまい、記録不能となる
ことがあった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、アパチャ電極の開口部がトナー
によってつまることなく、常に安定した記録を達成する
ことができる記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、開口部を有し、その開口部を
通過するトナーの流れを変調制御するトナー流制御手段
と、そのトナー流制御手段の裏面に配置され、帯電した
トナーを担持し、そのトナーを前記トナー流制御手段の
開口部に供給するトナー担持体と、そのトナー担持体に
より供給され、前記トナー流制御手段の開口部を通過し
たトナーを、前記トナー流制御手段の表面に配置される
支持体に導く対向電極とを備えるものであり、更には、
記録時に、前記トナー流制御手段と前記トナー担持体と
を接触させるよう動作する接触動作実行手段を備えてい
る。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置は、記録
時に、接触動作実行手段が、トナー流制御手段とトナー
担持体とを接触させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1は本発明の記録装置の構成を具体化し
た概略図であり、装置外装26の右側部には、画像を記
録すべき支持体Pを挿入するための挿入口21が設けら
れており、左側部には画像が記録された支持体Pが排出
される取り出し口22が設けられている。そして、装置
内部には、アパチャ電極1と、対向電極6と、トナー供
給装置10とが設けられている。
【0011】前記アパチャ電極1は、図3に詳細に示す
ように、後述する絶縁材料からなる板状の絶縁層2によ
り構成されており、その長手方向には多数の開口部4が
等間隔で一列に並んで設けられている。また、前記絶縁
層2の上面には、各開口部4を独立して取り囲むように
多数の制御電極3が設けられている。前記絶縁層2は、
厚さ25μmの高分子樹脂フィルム、例えばポリイミド
によって構成されており、前記制御電極3は、厚さ1μ
mの金属膜、例えば銅によって構成されている。そし
て、各制御電極3は画像信号5にそれぞれ接続されてい
る。また、前記開口部4は、穴径約80μmの貫通穴で
ある。
【0012】前記アパチャ電極1は、装置内のシャーシ
(図示せず)に設けられた台8によって支えられてい
る。
【0013】そして、前記アパチャ電極1の下部には、
トナー供給装置10が設けられている。このトナー供給
装置10は、トナーケース15によって覆われており、
トナー担持ローラ11と、供給ローラ12と、ブレード
13とから構成されている。また、前記トナーケース1
5の内部には、トナー14が貯蔵されている。前記供給
ローラ12は、前記トナー担持ローラ11にトナー14
を供給するために、図の矢印方向に回転するように構成
されている。更には、前記ブレード13は、トナー担持
ローラ11に圧接するように配設されている。
【0014】前記トナー供給装置10は、接触動作実行
手段としてのジャッキ16の上に取り付けられている。
このジャッキ16は、モータ17に接続されており、そ
の駆動力によりトナー供給装置10は上下に移動し得る
ようになっている。そして、記録時には、図1に示すよ
うに、ジャッキ16によってトナー供給装置10が持ち
上げられて、トナー担持ローラ11がアパチャ電極1の
開口部4に押し当てられるようになっている。
【0015】また、非記録時、すなわち待機時及びスイ
ッチオフ時には、図2に示されるように、ジャッキ16
によって、トナー供給装置10が下げられて、トナー担
持ローラ11と、アパチャ電極1とが接触しないように
構成されている。
【0016】前記アパチャ電極1の上方には対向電極6
が配置されている。更に、この対向電極6とアパチャ電
極1との間には支持体Pが通過できるような、例えば1
ミリのスペースが設けられている。そして、この対向電
極6には、電源7によって、プラス1キロボルトの電圧
が印加されるようになっている。
【0017】支持体Pは一対のガイドローラ23によっ
て、挿入口21から対向電極6の下方へ向って搬送さ
れ、対向電極6を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナーが熱定着されるように構成されてい
る。
【0018】次に、上記のように構成される記録装置の
動作を説明する。
【0019】通常、本記録装置は、図2に示されるよう
に、アパチャ電極1とトナー担持ローラ11とが接触し
ないように設置されている。記録が始められると、まず
始めに、モータ17が正方向に回転することによって、
ジャッキ16が上昇し、そのジャッキ16の上に配置さ
れたトナー供給装置10が上昇する。この結果、図1に
示されるように、トナー担持ローラ11の上部が、台8
によって支えられているアパチャ電極1の開口部4に押
しつけられる。
【0020】トナー供給装置10に於て、トナーケース
15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12によっ
て、トナー担持ローラ11に供給される。この場所で、
トナー14は、供給ローラ12とトナー担持ローラ11
とによって、接触しつつ摩擦して、マイナスに帯電す
る。この帯電したトナー14は、トナー担持ローラ11
が回転することによって、ブレード13を経由してアパ
チャ電極1の開口部4に搬送される。また、前記ブレー
ド13によって、トナー担持ローラ11に担持されたト
ナー14は、薄く均一な厚みのトナー層となる。
【0021】アパチャ電極1の開口部4に供給されたマ
イナス帯電トナー14は、画像信号5から制御電極3に
印加される電圧によって、この制御電極3に対応して設
けられた開口部4の通過が制御される。具体的に述べる
と、画像信号5からトナー通過電圧として、プラス75
ボルトの電圧が制御電極3に印加されるとき、接地され
たトナー担持ローラ11と制御電極3との間に、すなわ
ち制御電極に対応する開口部4の内部において、マイナ
ス帯電したトナー14が開口部4を通過できるような電
界が発生し、トナー14は開口部4を通過する。
【0022】また画像信号5からトナー遮蔽電圧とし
て、マイナス75ボルトの電圧が制御電極3に印加され
ると、接地されたトナー担持ローラ11と制御電極3と
の間に、すなわちその開口部4内部において、マイナス
帯電したトナー14が、開口部4の通過を阻止される電
界が発生し、トナー14は開口部4を通過しない。
【0023】一方、挿入口21より装置内部に挿入され
た支持体Pは、一対のガイドローラ23によって対向電
極6に搬送される。
【0024】対向電極6には電源7によってプラス1キ
ロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によっ
て対向電極6とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部4を通過
してきたトナー14が対向電極6へ吸引される。そし
て、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布され
る。そして、順次支持体が搬送されることによって、ト
ナー画像が支持体P上に形成される。
【0025】その後、支持体Pは取り出し口の方向に搬
送され、ヒートローラ24とプレスローラ25とによっ
て挟み込まれ、支持体P上のトナー画像は熱定着され
る。
【0026】トナー像の熱定着された支持体Pは、取り
出し口22へ搬送され、排出される。そして、記録動作
が終了すると、モータ17が逆方向に回転して、ジャッ
キ16が下降する。その後、ジャッキ16の上に配置さ
れたトナー供給装置10が下降する。この結果、図2に
示されるように、トナー担持ローラ11とアパチャ電極
1とが離される。そして、この状態で、記録時に弾性的
に伸びたアパチャ電極がもとの状態に戻る。
【0027】以上説明したように本実施例によれば、記
録時のみ、アパチャ電極1とトナー担持ローラ11とが
接触するため、記録時にアパチャ電極1がトナー担持ロ
ーラ11からの圧接力によってわずかながらも伸びたと
しても、非記録時には、もとに戻ることができる。この
結果、記録時には、アパチャ電極とトナー担持ローラと
の接触圧力が常に安定した状態になる。従って、アパチ
ャ電極の開口部にトナーのブリッジが形成されることが
なくなって、開口部のつまりが起こることなく、常に良
好な記録を達成することができる。
【0028】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
【0029】たとえば、アパチャ電極と、トナー担持ロ
ーラとの接触圧検出手段を設けることによって、その圧
力が記録に悪影響を及ぼすような臨界点に達したとき
に、ジャッキなどの移動手段を作動させて、アパチャ電
極の伸びを復帰するようにすることもできる。
【0030】また、非記録時には、アパチャ電極と、ト
ナー担持ローラとを隔離する隔壁をもうけることによっ
て、貯蔵されるトナーが外気に触れないようにすること
によって、トナーの吸湿によるトナー担持体などへの粘
着を抑えて、より記録安定性や装置自体の寿命などを高
めることも可能となる。
【0031】また、本実施例においては、トナー流制御
手段として、アパチャ電極を用いたが、メッシュ状のト
ナー流制御手段を用いることも可能であるのは、容易に
理解される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の記録装置は、記録時に接触動作実行手段が動作す
ることにより、アパチャ電極とトナー担持ローラとを確
実に接触させることができるため、アパチャ電極の開口
部にトナーのブリッジが形成されることによるつまりが
起こることがなく、常に良好な記録を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置における記録動作時の状態を
示す図である。
【図2】本発明の記録装置における非記録動作時の状態
を示す図である。
【図3】本発明の記録装置に搭載されるアパチャ電極の
構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極 4 開口部 6 対向電極 10 トナー供給装置 11 トナー担持ローラ 16 ジャッキ 17 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有し、その開口部を通過するト
    ナーの流れを変調制御するトナー流制御手段と、 そのトナー流制御手段の裏面に配置され、帯電したトナ
    ーを担持し、そのトナーを前記トナー流制御手段の開口
    部に供給するトナー担持体と、 そのトナー担持体により供給され、前記トナー流制御手
    段の開口部を通過したトナーを、前記トナー流制御手段
    の表面に配置される支持体に導く対向電極とを備える記
    録装置において、 記録時に、前記トナー流制御手段と前記トナー担持体と
    を接触させるよう動作する接触動作実行手段を備えたこ
    とを特徴とする記録装置。
JP232393A 1993-01-11 1993-01-11 記録装置 Pending JPH06206333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP232393A JPH06206333A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP232393A JPH06206333A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06206333A true JPH06206333A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11526116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP232393A Pending JPH06206333A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06206333A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5573839A (en) * 1991-04-30 1996-11-12 Saint-Gobain Vitrage International Glass substrate coated with thin multifilms for protection against solar radiation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5573839A (en) * 1991-04-30 1996-11-12 Saint-Gobain Vitrage International Glass substrate coated with thin multifilms for protection against solar radiation

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