JP3028593B2 - トナージェット記録装置 - Google Patents

トナージェット記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複写機、プリンタ等に適用される直接変調式
の非接触画像記録装置であるトナージェット記録装置に
関する。
[従来の技術] 従来、トナージェット記録装置と呼ばれる装置の一例
として、米国特許第3689935号明細書に開示されている
ようなものがある。このトナージェット記録装置は絶縁
層を二枚の電極で挟み、多数の開口部を設けた構成のア
パチャー電極によりトナー担持体上の帯電したトナーを
変調制御し、支持体上に吸着させ画像を形成するもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] 従来のトナージェット記録装置においては、アパチャ
ー電極は、絶縁層にアルミナなどのセラミックス薄板
や、ポリイミドなどの高分子樹脂フィルムなどが用いら
れていた。しかしながら、セラミクス薄板はたいへん高
価であるために、このアパチャー電極を搭載したトナー
ジェット記録装置がたいへん高価なものとなっていた。
また、高分子樹脂フィルムは価格は安いが、非常にフレ
キシブルであるために高精度の要求されるアパチャー電
極と対向電極とのギャップ長さが制御できなくなって、
このアパチャー電極を搭載したトナージェット記録装置
は信頼性の大変低いものとなっていた。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、信頼性の高い安価なトナージェット記録装置
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明のトナージェット
記録装置は、帯電したトナーを担持する担持体と、絶縁
層に開口部を設け前記担持体から当該開口部へ供給され
るトナーの通過を制御する制御電極を備えたアパチャー
電極と、支持体を挟んで前記アパチャー電極に対向して
設けられ、前記開口部を通過したトナーを支持体に付着
させる対向電極と、前記アパチャー電極にテンションを
与える弾性体を設けた構成とした。
[作用] 上記の構成を有する本発明のトナージェット記録装置
において、アパチャー電極が弾性体によりテンションを
与えられながら保持されているために、それが外力によ
って変形することがなくなる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第2図は本発明を適用したトナージェット記録装置の
概略構成図である。
装置外装5の側部には挿入口3と取り出し口4とが設
けられており、装置内部には記録部1とそれに隣接して
熱定着部2とが設けられている。挿入口3から入った支
持体Pは記録部1で画像記録された後、この支持体P上
の画像は定着部2において支持体P上に熱定着される。
そして、支持体Pはガイド33を経由して取り出し口4か
ら取り出される。
記録部1の内部にはトナー担持体としての回転可能な
ブラシローラ11と、アパチャー電極20と対向電極25とが
設けられている。前記ブラシローラ11の周囲には、ブラ
シローラ11の回転方向に従って、ブラシ状のクリーニン
グローラ13、供給ローラ12、層厚規制部材15及び掻き部
材16がそれぞれブラシローラ11に接触して設けられ、こ
の供給ローラ12とブラシローラ11などはトナーケース17
によって囲まれた領域にある。更にトナーケース17の内
部にはトナーTが貯蔵される。更にクリーニングローラ
13に接触して、ここに付着したトナーを掻き集めるため
のブレード14が設けられている。
ブラシローラ11の上方にはアパチャー電極20が配置さ
れる。
第1図に示すようにアパチャー電極20は絶縁層21を基
準電極層22と多数の制御電極層23とにより挟んで形成さ
れ、更に列状に設けられた多数の開口部24を有する。基
準電極層22は絶縁層21のブラシローラ11側の全面に設け
られ、各制御電極層23は絶縁層21の上面において開口部
24の周りに配置される。絶縁層21は厚さ100μm以下の
高分子樹脂フィルム、例えばポリイミドによって構成さ
れている。また、基準電極層22及び制御電極層24は薄膜
形成法、例えばスパッタリング法で形成された厚さ1μ
m程度の金属膜、例えば銅によって構成されている。基
準電極層22はアースに、各制御電極層23は画像信号Sに
それぞれ接続されている。
アパチャー電極20の両端には一対の台41が接着されて
いる。更に、台41の間にはバネ42がとりつけられてお
り、台41を引き離すように、すなわちアパチャー電極20
にテンションが与えられるように配置されている。
アパチャー電極20の上方には対向電極25が配置されて
いる。更に、この対向電極25とこのアパチャー電極20と
の間に支持体Pが通過できるようなスペースが設けられ
ている。この対向電極25は例えばマイナス(−)の電源
Eに接続されている。
支持体Pはガイド33及び一対のガイドローラ34によっ
て、挿入口3から対向電極25を経由して熱定着部2まで
搬送される。
熱定着部2の内部には内部に熱源を備えたヒートロー
ラ31とプレスローラ32とが接触して設けられており、支
持体Pがこのヒートローラ31とプレスローラ32との間を
通過できるように構成されている。
次に、上記のように構成されたトナージェット記録装
置についてその作用を説明する。
記録部1内部において、供給ローラ12によってトナー
Tがブラシローラ11に供給される。このときトナーTは
供給ローラ12及びブラシローラ11と接触しつつ摩擦し
て、例えばプラス(+)に帯電する。プラス(+)に帯
電したトナーTはブラシローラ11に担持される。そして
層厚規制部材15によって、このブラシローラ11に余分に
供給されたトナーが掻き落とされる。この結果、ブラシ
ローラ11上に均一なトナー層が形成される。
そしてアパチャー電極20付近において、掻き部材16に
よってブラシローラ11が掻かれる。そのため弾性によっ
てブラシがもとに戻るとき、ブラシに適量に担持された
トナーが跳ね上がる。この結果、トナーがクラウド状に
なってアパチャー電極20の付近にまで搬送される。
一方、挿入口3より装置内部に挿入された支持体Pは
ガイド33とガイドローラ34とによって対向電極25に搬送
される。
そして、この場所で画像信号Sからアパチャー電極20
の制御電極層23に画像信号電圧が印加される。この画像
信号電圧に基づいてトナーTのクラウドのトナーTの流
れが変調制御される。すなわち、画像信号Sからマイナ
ス(−)電圧が制御電極層23に印加されるとき、開口部
24の内部においてプラス(+)帯電したトナーTが基準
電極層22から制御電極層23へと向かう電界が発生し、ト
ナーは開口部24を通過する。また画像信号Sから電圧が
印加されないときは、開口部24内部において電界は発生
しないのでトナーTは開口部24を通過しない。
さて、アパチャー電極20は絶縁層21に高分子樹脂フィ
ルムを用いているために非常にフレキシブルである。こ
のため僅かな外力が加えられても変形する。
第1図に示すように、アパチャー電極20はバネ42によ
ってテンションが与えられながら保持されているために
外力が加わっても変形などすることがなく、対向電極25
とのギャップが正確に制御される。
対向電極25には電源Eによってマイナス(−)電圧が
印加されている。この電圧によって対向電極25とアパチ
ャー電極20との間に電界が形成され、この電界に沿って
変調されたトナーTが対向電極25へ吸引される。そして
支持体PにトナーTが塗布される。この時、アパチャー
電極20と対向電極25とのギャップが正確に制御されてい
るためにその電界は一定となって、安定してトナーTが
支持体Pの方向へ吸引される。以上の結果、支持体P上
に画像が安定に形成される。
その後、支持体Pは記録部1から熱定着部2へと搬送
され、支持体P上の画像は熱定着される。
熱定着部2を通過した支持体Pはガイド33を経由して
取り出し口4へ搬送され、取り出される。
以上説明したように本実施例によれば、アパチャー電
極20がバネによってテンションが与えられているために
アパチャー電極20と対向電極25とのギャップが正確に制
御され、それらの間の電界は一定となって安定した画像
が形成される。
[発明の効果] 以上、詳述したことから明らかなように本発明のトナ
ージェット記録装置においては、アパチャー電極が弾性
体によりテンションを与えられながら保持されるために
高精度の要求されるアパチャー電極と対向電極との間隔
が一定に保たれ、その結果、信頼性の高いトナージェッ
ト記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第2図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図はトナージェット記録装置のアパチャ
ー電極とそれにテンションを与える機構を示す拡大斜視
図、第2図はトナージェット記録装置の構成図である。 図中、11はブラシローラ、16は掻き部材、20はアパチャ
ー電極、21は絶縁層、22は基準電極層、23は制御電極
層、24は開口部、25は対向電極、41は台、42はばね、T
はトナー、Pは支持体、Eは電源である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電したトナーを担持する担持体と、 絶縁層に開口部を設け前記担持体から当該開口部へ供給
    されるトナーの通過を制御する制御電極を備えたアパチ
    ャー電極と、 支持体を挟んで前記アパチャー電極に対向して設けら
    れ、前記開口部を通過したトナーを支持体に付着させる
    対向電極と、 前記アパチャー電極にテンションを与える弾性体と を設けたことを特徴とするトナージェット記録装置。
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