JP3082276B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP3082276B2 JP3082276B2 JP7110791A JP7110791A JP3082276B2 JP 3082276 B2 JP3082276 B2 JP 3082276B2 JP 7110791 A JP7110791 A JP 7110791A JP 7110791 A JP7110791 A JP 7110791A JP 3082276 B2 JP3082276 B2 JP 3082276B2
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- JP
- Japan
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- aperture
- electrode
- toner
- opening
- aperture electrode
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンター等に
応用される非接触直接変調式の静電記録装置である画像
形成装置に関するものである。
応用される非接触直接変調式の静電記録装置である画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この画像形成装置は、トナー担持
体とアパチャー電極とから構成される。前記トナー担持
体は帯電したトナーを担持して、前記アパチャー電極付
近にこの帯電したトナーを供給する手段である。前記ア
パチャー電極は、それに画像信号が印加されることによ
って、帯電した前記トナーの流れを変調する制御手段で
ある。そして、この変調されたトナーが普通紙などの支
持体上に投射され、画像などが形成される。前記トナー
担持体には、例えば、特願平2−10906号の願書に
添付された明細書および図面に記載されているような、
円筒面に弾性体からなる複数のブラシを有するブラシロ
ーラが知られている。
体とアパチャー電極とから構成される。前記トナー担持
体は帯電したトナーを担持して、前記アパチャー電極付
近にこの帯電したトナーを供給する手段である。前記ア
パチャー電極は、それに画像信号が印加されることによ
って、帯電した前記トナーの流れを変調する制御手段で
ある。そして、この変調されたトナーが普通紙などの支
持体上に投射され、画像などが形成される。前記トナー
担持体には、例えば、特願平2−10906号の願書に
添付された明細書および図面に記載されているような、
円筒面に弾性体からなる複数のブラシを有するブラシロ
ーラが知られている。
【0003】このブラシローラは大量のトナーを担持
し、前記アパチャー電極付近まで運ぶ。その位置で、前
記ブラシがトナー粒子離脱部材と係合して弾性変形し、
その係合が外れて変形が解除されることによって、ブラ
シに担持されたトナーが、アパチャーに向かって飛翔す
る。
し、前記アパチャー電極付近まで運ぶ。その位置で、前
記ブラシがトナー粒子離脱部材と係合して弾性変形し、
その係合が外れて変形が解除されることによって、ブラ
シに担持されたトナーが、アパチャーに向かって飛翔す
る。
【0004】又、前記画像形成装置は、例えば、特願平
2−279564号に添付した明細書及び図面に開示さ
れるように、トナー担持体と、落下制御部材と、アパチ
ャー電極とから構成されるものもある。
2−279564号に添付した明細書及び図面に開示さ
れるように、トナー担持体と、落下制御部材と、アパチ
ャー電極とから構成されるものもある。
【0005】この構成によれば、前記落下制御部材をト
ナーが接触、移動することによりトナーが帯電する。そ
して、その帯電したトナーが落下し、前記アパチャー電
極で制御することにより支持体に画像を形成する。
ナーが接触、移動することによりトナーが帯電する。そ
して、その帯電したトナーが落下し、前記アパチャー電
極で制御することにより支持体に画像を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブラシローラを用いた画像形成装置、あるいは、落下方
式による画像形成装置によれば、逆極性トナーがあるた
め、アパチャー電極に画像信号が入力されていないとき
(OFF時)にもトナー粒子がアパチャーを通過し、支
持体を汚したりする等の問題があり、最終的に印字品質
の低下を引き起こしていた。
ブラシローラを用いた画像形成装置、あるいは、落下方
式による画像形成装置によれば、逆極性トナーがあるた
め、アパチャー電極に画像信号が入力されていないとき
(OFF時)にもトナー粒子がアパチャーを通過し、支
持体を汚したりする等の問題があり、最終的に印字品質
の低下を引き起こしていた。
【0007】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、逆極性トナーがあっても、印字品
質の良い画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
なされたものであり、逆極性トナーがあっても、印字品
質の良い画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、絶縁層に、当該絶縁層を
貫通する開口部と当該開口部を通過する帯電したトナー
粒子を制御する制御電極とを設けたアパチャー電極と、
前記アパチャー電極の上方に設けられ、前記開口 部を通
過したトナー粒子を画像が形成される支持体に引きつけ
る対向電極と、前記アパチャー電極に対して、前記対向
電極と反対側に設けられ、前記開口部の直下で前記帯電
したトナー粒子をアパチャー電極と平行に飛翔させて供
給するトナー供給手段と、前記開口部の直下で、前記帯
電したトナー粒子の飛翔方向と前記開口部の貫通方向と
のいずれにも直交し、前記開口部の直下を飛翔する帯電
したトナーに対して前記開口部の方向にローレンツ力を
発生させる方向に磁界を加える磁界発生手段とを備え
た。
め、本発明の画像形成装置は、絶縁層に、当該絶縁層を
貫通する開口部と当該開口部を通過する帯電したトナー
粒子を制御する制御電極とを設けたアパチャー電極と、
前記アパチャー電極の上方に設けられ、前記開口 部を通
過したトナー粒子を画像が形成される支持体に引きつけ
る対向電極と、前記アパチャー電極に対して、前記対向
電極と反対側に設けられ、前記開口部の直下で前記帯電
したトナー粒子をアパチャー電極と平行に飛翔させて供
給するトナー供給手段と、前記開口部の直下で、前記帯
電したトナー粒子の飛翔方向と前記開口部の貫通方向と
のいずれにも直交し、前記開口部の直下を飛翔する帯電
したトナーに対して前記開口部の方向にローレンツ力を
発生させる方向に磁界を加える磁界発生手段とを備え
た。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明によれば、アパチャ
ー電極に平行に供給されたトナー(帯電粒子)が、その
運動方向に対して直交する方向かけられている磁界によ
りローレンツ力を受ける。この力を受ける方向は帯電極
性により逆になるため、必要な極性のトナーのみをアパ
チャーに引きつけることができる。
ー電極に平行に供給されたトナー(帯電粒子)が、その
運動方向に対して直交する方向かけられている磁界によ
りローレンツ力を受ける。この力を受ける方向は帯電極
性により逆になるため、必要な極性のトナーのみをアパ
チャーに引きつけることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の画像記録装置の構成を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【0012】装置外装17の左側部には挿入口15が、
また、右側部には取り出し口16がそれぞれ設けられて
いる。装置内部の挿入口15と取り出し口16との間に
は、記録部1と、それに隣接する熱定着部2と、ガイド
13とが設けられている。挿入口15から入った支持体
Pは、記録部1で画像が記録され、この支持体P上の画
像は、定着部2において熱定着される。そして、この支
持体Pは、ガイド13を経由して、取り出し口16から
取り出される。
また、右側部には取り出し口16がそれぞれ設けられて
いる。装置内部の挿入口15と取り出し口16との間に
は、記録部1と、それに隣接する熱定着部2と、ガイド
13とが設けられている。挿入口15から入った支持体
Pは、記録部1で画像が記録され、この支持体P上の画
像は、定着部2において熱定着される。そして、この支
持体Pは、ガイド13を経由して、取り出し口16から
取り出される。
【0013】記録部1の内部には、回転可能に支持され
たブラシローラ3と、アパチャー電極9と、対向電極1
0と、基本電極31とが設けられている。このブラシロ
ーラ3は円筒ローラの円筒面に複数のブラシが立設され
ており、このブラシはアクリルやテフロンといった弾性
体から形成される。その長さは略1mm程度であり、前
記円筒面の1インチ四方に3万本程度均等に配設されて
いる。このブラシローラ3の上方には、ブラシ掻きブレ
ード30が配設されており、このブラシ掻きブレード3
0の先端は、ブラシローラ3に向かって延出してブラシ
に接触し、該ブラシを弾性変形させる。
たブラシローラ3と、アパチャー電極9と、対向電極1
0と、基本電極31とが設けられている。このブラシロ
ーラ3は円筒ローラの円筒面に複数のブラシが立設され
ており、このブラシはアクリルやテフロンといった弾性
体から形成される。その長さは略1mm程度であり、前
記円筒面の1インチ四方に3万本程度均等に配設されて
いる。このブラシローラ3の上方には、ブラシ掻きブレ
ード30が配設されており、このブラシ掻きブレード3
0の先端は、ブラシローラ3に向かって延出してブラシ
に接触し、該ブラシを弾性変形させる。
【0014】前記ブラシローラ3の回転方向の上流に
は、回転可能な供給ローラ4が設けられている。この供
給ローラ4は、トナーケースKに覆われている。トナー
ケースKの内部には、トナーTが貯蔵されている。尚、
上記ブラシローラ3によりトナー担持体が、ブラシによ
り弾性部が、ブラシ掻きブレード30によりトナー粒子
離脱部材が構成される。
は、回転可能な供給ローラ4が設けられている。この供
給ローラ4は、トナーケースKに覆われている。トナー
ケースKの内部には、トナーTが貯蔵されている。尚、
上記ブラシローラ3によりトナー担持体が、ブラシによ
り弾性部が、ブラシ掻きブレード30によりトナー粒子
離脱部材が構成される。
【0015】前記アパチャー電極9は、前記ブラシロー
ラ3の右上方に配置される。図2に示すように、アパチ
ャー電極9は、多数のアパチャー5が形成された絶縁層
6と、基準電極層7と、多数の制御電極層8とによって
構成される。前記アパチャー5は絶縁層6に形成された
開口であり、一列に配置されている。前記基準電極層7
は、前記絶縁層6のブラシローラ3側の全面に亘って配
設され、アパチャー5に連通する多数の開口を有する。
各制御電極層8は、前記絶縁層6の上面において各アパ
チャー5に対応して配置され、各々がアパチャー5に連
通する開口を有する。
ラ3の右上方に配置される。図2に示すように、アパチ
ャー電極9は、多数のアパチャー5が形成された絶縁層
6と、基準電極層7と、多数の制御電極層8とによって
構成される。前記アパチャー5は絶縁層6に形成された
開口であり、一列に配置されている。前記基準電極層7
は、前記絶縁層6のブラシローラ3側の全面に亘って配
設され、アパチャー5に連通する多数の開口を有する。
各制御電極層8は、前記絶縁層6の上面において各アパ
チャー5に対応して配置され、各々がアパチャー5に連
通する開口を有する。
【0016】図1に示すように基準電極層7は接地さ
れ、また、それぞれの制御電極層8は信号ソースSに接
続される。また、ブラシローラ3及び基本電極31は、
電源E1のプラス極側に接続されている。
れ、また、それぞれの制御電極層8は信号ソースSに接
続される。また、ブラシローラ3及び基本電極31は、
電源E1のプラス極側に接続されている。
【0017】磁界Yは、アパチャー電極9の下方におい
て紙面に垂直に手前から向こう側に向かって永久磁石に
より加えられる。
て紙面に垂直に手前から向こう側に向かって永久磁石に
より加えられる。
【0018】前記対向電極10は、前記アパチャー電極
9の上方に配置され、この対向電極10とこのアパチャ
ー電極9との間を支持体Pが通過する。この対向電極1
0は、電源E2のマイナス極側に接続される。尚、電源
E1のマイナス極側及び電源E2のプラス極側は接地さ
れている。また、前記基本電極31はアパチャー電極9
を挟んで対向電極10と相対する位置にある。
9の上方に配置され、この対向電極10とこのアパチャ
ー電極9との間を支持体Pが通過する。この対向電極1
0は、電源E2のマイナス極側に接続される。尚、電源
E1のマイナス極側及び電源E2のプラス極側は接地さ
れている。また、前記基本電極31はアパチャー電極9
を挟んで対向電極10と相対する位置にある。
【0019】また、記録部1右方には、ガイド13及び
一対のガイドローラ14が配設され、挿入口15から挿
入された支持体Pは、ガイド13及び一対のガイドロー
ラ14によって、対向電極10を経由して熱定着部2ま
で搬送される。
一対のガイドローラ14が配設され、挿入口15から挿
入された支持体Pは、ガイド13及び一対のガイドロー
ラ14によって、対向電極10を経由して熱定着部2ま
で搬送される。
【0020】熱定着部2の内部には、内部に熱源を備え
たヒートローラ11と、プレスローラ12とが接触して
設けられている。この熱定着部2は、支持体Pがこのヒ
ートローラ11とプレスローラ12との間を通過できる
ように構成されている。
たヒートローラ11と、プレスローラ12とが接触して
設けられている。この熱定着部2は、支持体Pがこのヒ
ートローラ11とプレスローラ12との間を通過できる
ように構成されている。
【0021】次に、上記構成を有する画像記録装置の動
作について説明する。
作について説明する。
【0022】記録部1において、供給ローラ4によっ
て、トナーTがブラシローラ3に供給される。このとき
トナーTは、供給ローラ4及びブラシローラ3と接触し
つつ摩擦され、例えばプラス(+)に帯電する。帯電し
たトナーTは、ブラシローラ3に担持され、ブラシロー
ラ3の矢印b方向への回転に伴って、アパチャー電極9
付近に搬送される。
て、トナーTがブラシローラ3に供給される。このとき
トナーTは、供給ローラ4及びブラシローラ3と接触し
つつ摩擦され、例えばプラス(+)に帯電する。帯電し
たトナーTは、ブラシローラ3に担持され、ブラシロー
ラ3の矢印b方向への回転に伴って、アパチャー電極9
付近に搬送される。
【0023】トナーTを担持したブラシは、アパチャー
電極9付近においてブラシ掻きブレード30により弾性
変形させられると共に、その変形が解除される。このと
き、ブラシに適量に担持されたトナーが跳ね上がる。こ
の結果、トナーがクラウド状になって、アパチャー電極
9の基準電極層7の下面に沿って飛翔する。即ち、トナ
ーTは図1において矢印aの方向に飛翔し、飛翔方向a
はアパチャー5の開口方向と直行する。そして、飛翔し
ているトナーTは、基本電極31と基準電極層7間の電
界の作用により弱い力でアパチャー5側に引き寄せられ
る。
電極9付近においてブラシ掻きブレード30により弾性
変形させられると共に、その変形が解除される。このと
き、ブラシに適量に担持されたトナーが跳ね上がる。こ
の結果、トナーがクラウド状になって、アパチャー電極
9の基準電極層7の下面に沿って飛翔する。即ち、トナ
ーTは図1において矢印aの方向に飛翔し、飛翔方向a
はアパチャー5の開口方向と直行する。そして、飛翔し
ているトナーTは、基本電極31と基準電極層7間の電
界の作用により弱い力でアパチャー5側に引き寄せられ
る。
【0024】この時、プラスに帯電したトナーTは、a
方向に飛翔することにより磁界Yによりアパチャー電極
9方向にローレンツ力を受ける。マイナスに帯電したト
ナーTは逆方向に力を受ける。これによりアパチャー電
極9には、プラス帯電のみのトナーが供給されることに
なる。
方向に飛翔することにより磁界Yによりアパチャー電極
9方向にローレンツ力を受ける。マイナスに帯電したト
ナーTは逆方向に力を受ける。これによりアパチャー電
極9には、プラス帯電のみのトナーが供給されることに
なる。
【0025】そして、信号ソースSからアパチャー電極
9の制御電極層8に印加される電圧によって、トナーT
の流れが変調される。即ち、アパチャー電極9の制御電
極層8にマイナス電圧が印加されると、アパチャー5内
部において、帯電したトナーTを基準電極層7から制御
電極層8へ向かわせる電界が発生する。この電界によ
り、前記トナーTはアパチャー5を通過する。そして、
制御電極層8に印加されるマイナス電圧を変化させる
と、前記電界の強さが変化し、トナーTのアパチャー5
を通過する量が変化する。また、制御電極層8にマイナ
ス電圧が与えられないと、アパチャー5内部には前記電
界が発生しない。従って、トナーTは、アパチャー5を
通過しない。このようにトナーTは、アパチャー5を通
過したり、通過しなかったりする。
9の制御電極層8に印加される電圧によって、トナーT
の流れが変調される。即ち、アパチャー電極9の制御電
極層8にマイナス電圧が印加されると、アパチャー5内
部において、帯電したトナーTを基準電極層7から制御
電極層8へ向かわせる電界が発生する。この電界によ
り、前記トナーTはアパチャー5を通過する。そして、
制御電極層8に印加されるマイナス電圧を変化させる
と、前記電界の強さが変化し、トナーTのアパチャー5
を通過する量が変化する。また、制御電極層8にマイナ
ス電圧が与えられないと、アパチャー5内部には前記電
界が発生しない。従って、トナーTは、アパチャー5を
通過しない。このようにトナーTは、アパチャー5を通
過したり、通過しなかったりする。
【0026】一方、挿入口15より装置内部に挿入され
た支持体Pは、ガイド13とガイドローラ14とによっ
て、対向電極10に搬送される。
た支持体Pは、ガイド13とガイドローラ14とによっ
て、対向電極10に搬送される。
【0027】そして、この場所で、信号ソースSからア
パチャー電極9の制御電極層8に信号電圧が印加され
る。この信号電圧に基づいて、前記アパチャー電極9と
対向電極10との間のトナーTの流れが変調制御され
る。
パチャー電極9の制御電極層8に信号電圧が印加され
る。この信号電圧に基づいて、前記アパチャー電極9と
対向電極10との間のトナーTの流れが変調制御され
る。
【0028】ここで、対向電極10には、電源E2によ
ってマイナス電圧が印加されている。この電圧印加によ
って、変調制御されてアパチャー5を通過してきたトナ
ーTが対向電極10に向かって吸引される。そして、ア
パチャー電極9と対向電極10との間には支持体Pが配
置されているから、支持体P上にトナーTが塗布され
る。以上の結果、支持体上に画像等が形成される。
ってマイナス電圧が印加されている。この電圧印加によ
って、変調制御されてアパチャー5を通過してきたトナ
ーTが対向電極10に向かって吸引される。そして、ア
パチャー電極9と対向電極10との間には支持体Pが配
置されているから、支持体P上にトナーTが塗布され
る。以上の結果、支持体上に画像等が形成される。
【0029】その後、支持体Pは、記録部1から熱定着
部2へと搬送される。そして、支持体P上の画像は、熱
定着部2において熱定着される。この熱定着方法は、既
に公知の技術であるので、詳細な説明を省略する。
部2へと搬送される。そして、支持体P上の画像は、熱
定着部2において熱定着される。この熱定着方法は、既
に公知の技術であるので、詳細な説明を省略する。
【0030】熱定着部2を通過した支持体は、ガイド1
3を経由して、取り出し口16へ搬送され、そして、取
り出される。
3を経由して、取り出し口16へ搬送され、そして、取
り出される。
【0031】以上詳述したように、本実施例の画像記録
装置は、ブラシローラ3とブラシ掻きブレード30の作
用によりトナーTが基準電極層7の下面に沿って飛翔
し、その飛翔方向がアパチャー5と直行している。そし
て、その運動方向に対して直交してかけられている磁界
によりローレンツ力を受ける。この力を受ける方向は帯
電極性により逆になるため、必要な極性のトナーTのみ
をアパチャー電極9に引きつけることができる。従っ
て、印字品質の良い画像形成装置がを提供できる。
装置は、ブラシローラ3とブラシ掻きブレード30の作
用によりトナーTが基準電極層7の下面に沿って飛翔
し、その飛翔方向がアパチャー5と直行している。そし
て、その運動方向に対して直交してかけられている磁界
によりローレンツ力を受ける。この力を受ける方向は帯
電極性により逆になるため、必要な極性のトナーTのみ
をアパチャー電極9に引きつけることができる。従っ
て、印字品質の良い画像形成装置がを提供できる。
【0032】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
ることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を
加えることができる。
ることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を
加えることができる。
【0033】例えば、基本電極31をなくすことも可能
である。そうすることにより構造を簡略化できる。
である。そうすることにより構造を簡略化できる。
【0034】又、トナーTを落下させてアパチャー電極
9に供給する、特願平2−279564号に添付した明
細書及び図面に開示された方式にも利用可能である。
9に供給する、特願平2−279564号に添付した明
細書及び図面に開示された方式にも利用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の画像形成
装置は、トナーが基準電極層の下面に沿って飛翔し、そ
の飛翔方向がアパチャー電極と平行している。そして、
その運動方向に対して直交してかけられている磁界によ
りローレンツ力を受ける。この力を受ける方向は帯電極
性により、逆になるため必要な極性のトナーのみをアパ
チャー電極に引きつけることができる。すなわち、アパ
チャー電極に画像信号が入力されていないとき(OFF
時)には、トナーがアパチャーを通過することがなく、
印字品質の良い画像形成装置がを提供できる。
装置は、トナーが基準電極層の下面に沿って飛翔し、そ
の飛翔方向がアパチャー電極と平行している。そして、
その運動方向に対して直交してかけられている磁界によ
りローレンツ力を受ける。この力を受ける方向は帯電極
性により、逆になるため必要な極性のトナーのみをアパ
チャー電極に引きつけることができる。すなわち、アパ
チャー電極に画像信号が入力されていないとき(OFF
時)には、トナーがアパチャーを通過することがなく、
印字品質の良い画像形成装置がを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を具体化した一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図2は、アパチャー電極体の詳細を示す斜視図
である。
である。
5 アパチャー 9 アパチャー電極 P 支持体 S 画像信号 T トナー Y 磁界
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁層に、当該絶縁層を貫通する開口部
と当該開口部を通過する帯電したトナー粒子を制御する
制御電極とを設けたアパチャー電極と、前記アパチャー電極の上方に設けられ、前記開口部を通
過したトナー粒子を画像が形成される支持体に引きつけ
る対向電極と、 前記アパチャー電極に対して、前記対向電極と反対側に
設けられ、前記開口部の直下で前記帯電したトナー粒子
をアパチャー電極と平行に飛翔させて供給するトナー供
給手段と、 前記開口部の直下で、前記帯電したトナー粒子の飛翔方
向と前記開口部の貫通方向とのいずれにも直交し、前記
開口部の直下を飛翔する帯電したトナーに対して前記開
口部の方向にローレンツ力を発生させる方向に磁界を加
える磁界発生手段と を備えたことを特徴とする画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7110791A JP3082276B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7110791A JP3082276B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305472A JPH04305472A (ja) | 1992-10-28 |
JP3082276B2 true JP3082276B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=13451002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7110791A Expired - Lifetime JP3082276B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3082276B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP7110791A patent/JP3082276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04305472A (ja) | 1992-10-28 |
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