JPH0628131U - 開閉構造体用掛止装置 - Google Patents

開閉構造体用掛止装置

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JPH0628131U
JPH0628131U JP6373292U JP6373292U JPH0628131U JP H0628131 U JPH0628131 U JP H0628131U JP 6373292 U JP6373292 U JP 6373292U JP 6373292 U JP6373292 U JP 6373292U JP H0628131 U JPH0628131 U JP H0628131U
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宏 赤堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筺体本体に蓋体を掛止するための掛止装置の
構成及びその掛止操作を簡単にする。 【構成】 掛止部材1と、被掛止部材23とから構成
し、かつ、掛止部材1を、固定フレーム2と、操作レバ
ー3と、掛止レバー4とから構成し、掛止レバー4には
これを被掛止部材23に掛合させる方向へ常時旋回付勢
させるバネ17を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、配電盤等の筺体本体とその蓋体(以下開閉構造体という)に用い る掛止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置として、例えば、実開昭62−42091号公報に筺体用蓋止金 具が開示されている。この金具は、受金具と、受金具と係合する掛金を回動自在 に軸支する操作レバーと、操作レバーの一端を回動自在に軸支する取付座とから 構成してある。掛金は、係合軸と連結される一対の外側レバーと、揺動支軸と連 結される一対の内側レバーと、これら両側レバーに巻着するスプリングとから構 成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記金具においては、掛金を受金具に掛合させるには、掛金の先端をして受金 具を乗り越えさせるため操作レバーを指先で持ち上げて受金具の側へ旋回させた 後、操作レバーを指先で受金具の側と反対の側へ押圧しながら旋回させて倒す必 要があり、その操作が比較的煩わしい。しかも、掛金を構成するのに、前述した ように、一対の内外側レバーにスプリングを巻着する必要があり、その構成が比 較的複雑で嵩張り、コスト高になる。
【0004】 この考案の課題は、前記金具と同種の掛止装置の構成及びその掛止操作を簡単 にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、掛止部材と、被掛止部材とから構成し、かつ、前記掛止部材を、 固定フレームと、前記被掛止部材と掛合する掛止部を先端に設けた掛止レバーと 、前記掛止レバーに対する操作レバーとから構成してある開閉構造体用掛止装置 を前提し、次の点を特徴とする。
【0006】 即ち、前記操作レバーは、その先端部を前記固定フレームの先端部に第1の軸 ピンで旋回可能に支持して連結し、前記掛止レバーは、その後端部を前記固定フ レームの中間部位に第2の軸ピンで旋回可能に支持して連結し、前記操作レバー の先端へ偏倚した部位に固定した作用ピンを前記掛止レバーの長さ方向中間部に 設けた同方向へ長い作用孔に遊挿するとともに、前記第2の軸ピンを支点として 前記掛止部が前記被掛止部材に掛合する方向へ前記掛止レバーを付勢旋回させる バネを設けてある点。
【0007】
【作用】
操作者が指先で操作レバーを持ち上げると、操作レバーに連動する掛止レバー の掛止部が被掛止部材から外れる。操作者が指先を操作レバーから離すと、掛止 レバーの掛止部が被掛止部材に自動的に掛合する。
【0008】
【実施例】
図面を参照して、この考案に係る実施例を説明すると、以下のとおりである。
【0009】 図1〜図3において、掛止具1は、固定フレーム2と、操作レバー3と、掛止 レバー4とから構成してある。
【0010】 固定フレーム2は、基板5の両側にこれから一体に同じ方向へ屈曲する支持部 6を設けてある。
【0011】 操作レバー3は、指掛部を兼ねる基板7の両側にこれから一体に同じ方向へ屈 曲して前方向へ延出し、両支持部6の外側に位置する支持部8を設けるとともに 、そのように両支持部8を前方向へ延出することで凹枠部9を設けてある。こう した操作レバー3は、その両先端部を固定フレーム2の両支持部6の先端部に軸 ピン10で旋回可能に支持して連結してある。
【0012】 掛止レバー4は、基板11の両側にこれから一体に同じ方向へ屈曲し固定フレ ーム2の両支持部6の間に支持部12と、基板11の先端にこれから一体に内方 向へ屈曲する掛止部13とを設け、両支持部12の後端部を固定フレーム2の中 間部に軸ピン14で旋回可能に支持して連結し、操作レバー3の両支持部8の先 端部近傍に架設した作用ピン15を両支持部12の長さ方向中間域にその長さ方 向へ長い作用孔16に遊挿し、バネ17で掛止部13が常時下向き(図1におい て時計方向、図2及び図3において反時計方向)になるように付勢させてある。
【0013】 軸ピン10と対向する掛止レバー4の両支持部12には軸ピン10に対する逃 げ凹欠部18aと、軸ピン14と対向する固定フレーム2の両支持部6には作用 ピン15に対する逃げ凹欠部18bとを設けてある。
【0014】 バネ17は、軸ピン14にバネ線材を巻着して取り付け、その一端部を固定フ レーム2の基板5に、かつ、その他端部を作用ピン15にこれを押圧するように 衛接し、作用ピン15を介して、前述のように、掛止レバー4をその掛止部13 が下向きになるように付勢させてある。
【0015】 固定フレーム2及び操作レバー3の後端部には、例えば南京錠(図示せず)の 掛け金を挿通するための透孔20,21をそれぞれ設けてある。
【0016】 こうした掛止具1は、例えば開閉構造体の不動部材である、配電盤などのハウ ジング、その他の筺体本体30aの一端部近傍に固定フレーム2の基板5をビス 22で固定してある。
【0017】 一方、開閉構造体の不動部材30aの前記一端部と対向する開閉構造体の可動 部材である蓋体30bの一端部に前記掛止レバー4の掛止部13が掛合する断面 L字型の被掛止部材23をビス24で固定してある。被掛止部材23の被掛止面 は、その先端からその基端へ次第に高くなるように傾斜させることで、これに対 する掛止レバー4の掛止部13への掛脱を円滑にしてある。
【0018】 なお、図1に鎖線で示すように、操作レバー3の基板7を後方向へ延出して指 掛部7aを設け、その下面に操作者が指先を掛け易いようにしてもよい。
【0019】 前述の構成を有する掛止具1においては、図2に示すように、蓋体30bが閉 じているときには、掛止レバー4の掛止部13がバネ17の付勢下に被掛止部材 23に掛合することで蓋体30bが仮錠止されている。このとき、作用ピン15 は操作レバー3の作用孔16の下端に近接または接触している。蓋体30bを本 錠止するためには、固定フレーム2及び操作レバー3の透孔20,21に、例え ば、南京錠の掛け金を挿通して施錠すればよい。一方、蓋体30bを開くときに は、図3に示すように、操作レバー3の指掛部7の内面に操作者が指先を掛け、 図3において操作レバー3を軸ピン10を支点として持ち上げると、軸ピン14 を支点として、掛止レバー4の作用孔16に遊挿する作用ピン15が作用孔16 の下端側から上端側へ摺動して掛止レバー4を図3において時計方向へ旋回させ る。このことから明らかなように、作用孔16は作用ピン15との関係において カム溝孔の機能を果たす。このように旋回することで、掛止レバー4の掛止部1 3が被掛止部材23から外れる。操作レバー3に対する前記持ち上げ操作を解く と、即ち、指掛部7から指先を離すと、操作レバー3及び掛止レバー4が図2に 示す錠止位置にバネ17の作用で復帰する。
【0020】 なお、図中、符号25は、掛止レバー4の後端屈曲部で、操作レバー3の基板 7の下側に常時位置する。もとより、一般的には、掛止具1及び被掛止部材23 は、金属から形成してあることが好ましい。
【0021】
【考案の効果】
この考案に係る掛止装置によれば、操作者が指先で単に操作レバーを持ち上げ るだけで掛止レバーの掛止部を被掛止部材から外すことができるとともに、その 持ち上げた指先を操作レバーから離すだけで掛止レバーの掛止部を被掛止部材に 掛合させることができ、その操作が頗る簡単である。
【0022】 しかも、操作レバー及びこれに連動する掛止レバーは、これらを連結する軸ピ ンを掛止レバーに設けたカム溝孔の機能を果たす作用孔に遊挿してあるから、掛 止部材の機構を簡略化することができるとともに、両レバーの連動動作、ひいて は掛止部材の操作を円滑軽快にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の掛止装置を筺体(一部)に取り付け
た状態を示す斜視図。
【図2】図1の掛止装置及び筺体の縦断面図で、かつ、
錠止状態を示す。
【図3】図1の掛止装置及び筺体の縦断面図で、かつ、
解錠状態を示す。
【符号の説明】
1 掛止部材 2 固定フレーム 3 操作レバー 4 掛止レバー 7 指掛部 10 (第1の)軸ピン 13 掛止部 14 (第2の)軸ピン 15 作用ピン 16 作用孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掛止部材と、被掛止部材とから構成し、か
    つ、前記掛止部材を、固定フレームと、前記被掛止部材
    と掛合する掛止部を先端に設けた掛止レバーと、前記掛
    止レバーに対する操作レバーとから構成してある開閉構
    造体用掛止装置において、 前記操作レバーは、その先端部を前記固定フレームの先
    端部に第1の軸ピンで旋回可能に支持して連結し、前記
    掛止レバーは、その後端部を前記固定フレームの中間部
    位に第2の軸ピンで旋回可能に支持して連結し、前記操
    作レバーの先端へ偏倚した部位に固定した作用ピンを前
    記掛止レバーの長さ方向中間部に設けた同方向へ長い作
    用孔に遊挿するとともに、前記第2の軸ピンを支点とし
    て前記掛止部が前記被掛止部材に掛合する方向へ前記掛
    止レバーを付勢旋回させるバネを設けてあることを特徴
    とする前記掛止装置。
JP1992063732U 1992-09-11 1992-09-11 開閉構造体用掛止装置 Expired - Lifetime JP2518971Y2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540159U (ja) * 1978-09-11 1980-03-14
JPS58128273U (ja) * 1982-02-23 1983-08-31 タキゲン製造株式会社 締付錠
JPS6242091U (ja) * 1985-08-31 1987-03-13
JPH0530378U (ja) * 1991-04-12 1993-04-20 株式会社ニフコ 扉のロツク装置

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