JPH0421135Y2 - - Google Patents

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JPH0421135Y2
JPH0421135Y2 JP1987172066U JP17206687U JPH0421135Y2 JP H0421135 Y2 JPH0421135 Y2 JP H0421135Y2 JP 1987172066 U JP1987172066 U JP 1987172066U JP 17206687 U JP17206687 U JP 17206687U JP H0421135 Y2 JPH0421135 Y2 JP H0421135Y2
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JP
Japan
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shaft
regulating
operating shaft
hole
actuating
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JP1987172066U
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JPH0177124U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば椅子の座部を動作させるため
の作動軸の規制機構に関する。
(従来の技術) 従来、例えば椅子の座部を動作させて所定位置
で停止するものがある。この場合、座部の作動を
座部の下方に取り付けた作動軸を利用して、これ
を軸の規制機構によつて制御している。この規制
機構としてはレバーやシリンダ等を使用してい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例によると、規制機構が複雑で部品数も多
くなる問題があつた。この問題を解決するものと
して、実開昭62−172066号公報記載のロツク機構
を用いることができるが、この機構はロツク解除
の際にロツクレバーを撓ませて、浮き上げる構成
であるので、ロツクレバーに大きな負荷がかか
り、耐久性に課題がある。
本考案の目的は、簡単な構成で部品点数も少な
く耐久性のある作動軸の規制機構を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、一端部に作動部12を設けてあり、
この作動部側に支持軸4を回転中心として取り付
け、規制穴11を有する規制板1と、この規制穴
内を移動可能に貫通している作動軸2と、上記作
動部に当接して上記規制板の一方向の回転を制御
しており、作動部が入り込み可能の逃げ部を設け
てある制御ばね3と、上記支持軸を軸支し、上記
作動軸が移動可能に貫通しているガイド穴を設け
ている取付け板5とを具備している。上記規制穴
には上記作動軸を案内するスライド部11bを設
け、上記一端部側に上記スライド部に連続して上
記作動軸を係止する係止凹部11cを設けると共
に他端部側に保持部を設けている。規制板の静止
状態において、上記スライド部及び係止凹部とが
上記ガイド穴に隣接している。
(作用) ガイド穴51に案内されて作動軸2が規制穴1
1を移動して、係止凹部内11cに入ると、制御
ばね3のばね力によつて係止されて、その位置が
保持される。作動部12が規制ばね3の逃げ部に
入り込むと、掛止が解除され、規制板が元の静止
位置に戻る。
(実施例) 本考案の規制機構は、第1図に示すように、規
制板1と、作動軸2と、制御ばね3とを備えてい
る。規制板1は外形がほぼ菱形からなり、その上
部を支持軸4にこの支持軸を回転中心として取り
付けられている。この支持軸は取付け板5に軸支
されている。そして規制板1は中央部に規制穴1
1を設けてあり、この規制穴内を上記作動軸2が
移動可能に貫通している。規制穴11は、その内
周下部が作動軸2の保持部11aとなり、この保
持部の第1図右側から上方に傾斜したスライド部
11bが連続し、さらにその上部に係止凹部11
cを形成してある。係止凹部11cは、その内部
で作動軸2を係脱可能である。
取付け板5には縦長スリツト状のガイド穴51
を設けてある。
規制板1の静止状態において、上記スライド部
11b及び係止凹部11cとがガイド穴51に隣
接している。
作動軸2は、取付け板5のガイド穴51に沿つ
て上下動可能である。
また制御ばね3は、取付けピン6に保持され、
ばね先端部31は規制板1の上端部に設けた作動
部12を押圧して、規制板を第1図時計方向にば
ね付勢している。先端部31の下部には内側に屈
成した逃げ部32を形成してある。なお、制御ば
ね後端部は板部7に掛け止められている。
次に作用を説明する。
作動軸2を第1図実線の位置から上動させる
と、作動軸はスライド部11bを滑りながら係止
凹部11cに向けて移動し、この過程で作動軸が
規制板1を支持軸4を中心として制御ばね3のば
ね力に抗して反時計方向に揺動させ(第2図鎖線
図示)やがて作動軸が係止凹部11cの入口突部
11dを乗越えて、第2図実線の位置で、係止凹
部内に落込み、制御ばね3のばね力で規制板1は
支持軸4を中心として時計方向にばね付勢される
から作動軸は係止凹部内で係止され、作動軸の位
置が固定される。
作動軸2を第2図の係止位置から、さらに上動
させると、作動軸は規制穴11の上内周部を押し
上げ、第1図鎖線に示すように揺動させて係止穴
部11cから出て、この時作動部12は制御ばね
3の逃げ部32に入り込み、ばね力が解除される
ため、作動軸の規制が解放されて、再び元の静止
位置(第1図実線の位置)に復帰する。
このように作動軸2は、ガイド穴51に沿つて
上下動するが、ほぼ中間位置で位置保持される。
(考案の効果) 以上のとおり、本考案によれば、支持軸を回転
中心とする規制板、この規制板の回転を規制しか
つ逃げ部を設けている制御ばね、さらにガイド穴
を設けている取付け板を設けているので、簡単な
構成で確実に作動軸を制御でき、作動軸に大きな
負荷がかかつても規制板が回転するから、従来例
に比較して耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は作動軸が係止されて
いる状態を示す正面図である。 1……規制板、2……作動軸、3……制御ば
ね、4……支持軸、5……取付け板、11……規
制穴、11……保持部、11b……スライド部、
11c……係止凹部、32……逃げ部、51……
ガイド穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部に作動部12を設けてあり、この作動部
    側に支持軸4を回転中心として取り付け、規制穴
    11を有する規制板1と、 この規制穴内を移動可能に貫通している作動軸
    2と、 上記作動部に当接して上記規制板の一方向の回
    転を制御しており、上記作動部が入り込むための
    逃げ部を設けてある制御ばね3と、 上記支持軸を軸支し、上記作動軸が移動可能に
    貫通しているガイド穴を設けている取付け板5と を具備し、上記規制穴には上記作動軸を案内する
    スライド部11bを設け、上記一端部側に上記ス
    ライド部に連続して上記作動軸を係止する係止凹
    部11cを設けると共に他端部側に保持部を設け
    てあり、 規制板の静止状態において、上記スライド部及
    び係止凹部とが上記ガイド穴に隣接している ことを特徴とする作動軸の規制機構。
JP1987172066U 1987-11-12 1987-11-12 Expired JPH0421135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987172066U JPH0421135Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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JP1987172066U JPH0421135Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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Publication Number Publication Date
JPH0177124U JPH0177124U (ja) 1989-05-24
JPH0421135Y2 true JPH0421135Y2 (ja) 1992-05-14

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JP1987172066U Expired JPH0421135Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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JPH0177124U (ja) 1989-05-24

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