JPH06280794A - ポンプの鋼板製中間ケーシング及びその製造方法 - Google Patents

ポンプの鋼板製中間ケーシング及びその製造方法

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JPH06280794A
JPH06280794A JP3356420A JP35642091A JPH06280794A JP H06280794 A JPH06280794 A JP H06280794A JP 3356420 A JP3356420 A JP 3356420A JP 35642091 A JP35642091 A JP 35642091A JP H06280794 A JPH06280794 A JP H06280794A
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cylindrical
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cylindrical portion
diameter
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研一 梶原
Satoshi Kuroiwa
聡 黒岩
Kikuichi Mori
喜久一 森
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
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    • F04D29/426Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
    • F04D29/4266Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps made of sheet metal
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 鋼板をプレス成形により製作するポンプの中
間ケーシング本体を円筒容器状に形成し、開口部の端面
22と内面23とを次段その他とのインロー嵌合部とな
し、底部24と円筒状側面部21との間に、底部24に
つながり開口部内径よりやや小なる円筒部25と、これ
より小径の逃げ部26と、これに続く平面部27とを設
け、該平面部27が前段の開口部端面22に接するよう
にし、且つ平面部27の外径を開口部の外径よりやや大
きく構成したことを特徴としている。 【効果】 機械加工が不要になるため、加工時の締付
力、加工応力、熱などによる変形や誤差をなくすことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板をプレス成形によ
り加工し製作する、特に多段遠心ポンプの中間ケーシン
グの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板をプレス成形して製作したポ
ンプの中間ケーシングは、図6に示すように、本体が円
筒状側面部1の一側(図で左側の前段側)に底部2を有
する円筒容器状に形成され、該本体の端面3aと4a
は、円筒状側面部1の底部2につながる端部3と開口部
4とを、軸に直角方向に機械加工して形成され、またイ
ンロー(嵌合)径部は、端部3の外径面(外面)3bと
開口部4の内径面(内面)面4bを機械加工して形成さ
れている。これらの端面3a,4aとインロー径部3b
と4bは、上記のような機械加工により精度が維持され
ている。
【0003】一方、上記本体の内部には、羽根車5を取
り巻くようにガイドベーン6が取付けられており、該ガ
イドベーン6の側方には、隣接する中間ケーシング本体
に溶接されたガイドベーン側板7との間に戻し通路8が
形成されている。図中、9は軸、10はライナリングで
ある。
【0004】図7は、上記中間ケーシングを多段ポンプ
に組込んだ組立断面図であって、図中、図6に記載した
符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示すものとす
る。図中、11は各中間ケーシング1aを内部に組込む
外側ケーシング、12は吸込口、13は吐出口、14は
軸封装置である。
【0005】ポンプの運転時、吸込口12から吸込まれ
た揚液は、各段の羽根車5で昇圧され、各段のガイドベ
ーン6と戻し通路8を通過する間に圧力を回復し、吐出
口13より外部へ導かれるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例(図
6)においては、鋼板プレス製中間ケーシングは、円筒
状側面部1の底部側端部3に形成されたインロー凸部の
外径面3b及び端面3aと、開口部4に形成されたイン
ロー凹部の内径面(内面)4b及び端面4aの4個所を
機械加工することにより、径と高さの寸法精度を維持し
ていた。
【0007】ところが、上記のような機械加工は、本体
の肉厚が薄いために、加工の精度は鋳造製のものなどに
比べて相当低く、加工機械から取り外すと、真円形状が
楕円などに変形し、その寸法差は0.3〜0.5mmにも及
ぶ。また、加工部は肉厚が更に薄くなるために、強度上
の問題より素材の板厚を充分に厚くする必要があった。
【0008】また、各中間ケーシング間のシールは、鋳
造製のポンプ等で多用されている「Oリング」を使用す
ることが、収納空所ができ難しいことからむずかしく、
液体パッキンなど、多少信頼性の低いものを用いるた
め、余り高い圧力や漏れを嫌う場所での使用には制限が
あるという問題点もあった。
【0009】本発明は、精度を必要とする部分の機械加
工の無駄な工程と、それによって発生するミスや寸法誤
差をなくすことができると共に、段間のシール手段とし
て最も一般的なOリングを使用できるようにしたプレス
製のポンプの中間ケーシングを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のポンプの鋼板製中間ケーシングは、鋼板
をプレス成形により製作するポンプの中間ケーシングに
おいて、該中間ケーシングの本体を、一側に底部を有す
る円筒容器状に形成し、他側の開口部の端面と該開口部
の内径面とを、次段その他とのインロー嵌合部となし、
上記底部と円筒状側面部との間に、該底部につながり上
記開口部内径よりやや小さい外径を有する円筒部と、該
円筒部より小径の逃げ部、及び該逃げ部に続く、底部側
端面となる平面部を設け、該平面部を前段の開口部端面
その他に当接させるようにすると共に該平面部の外径を
開口部の外径よりやや大きく構成したことを特徴として
いる。
【0011】また、本発明のポンプの鋼板製中間ケーシ
ングの製造方法は、鋼板をプレス成形により製作するポ
ンプの中間ケーシングの製造方法において、第1成形に
よって底部につながる第1の円筒部と、この第1円筒部
よりやや大きい外径を有する第2円筒部とを有した円筒
容器状の第1成形品を形成し、この第1成形品を、前記
第2円筒部の開口端面とこの開口端面から前記第1円筒
部のやや手前に至る内外周面を拘束するとともに、前記
第1円筒部の内周面を拘束した状態で軸方向に押しつぶ
すことにより最終成形を行うことより形成したことを特
徴としている。
【0012】
【作用】本発明は上記のように構成されているので、中
間ケーシング本体の底部と円筒状側面部との間に該底部
につなげて一体に形成された円筒部の、インロー嵌合部
の一方をなす外径面に、隣接する中間ケーシング本体の
開口部のインロー嵌合部の他方をなす内径面が嵌着さ
れ、同時に、上記底部につながる円筒部に逃げ部を介し
て一体に形成される底部側端面となる平面部に、上記隣
接する中間ケーシング本体の開口部の端面が当接され
る。この際、上記両インロー嵌合面及び両当接面は金型
の精度に従って正確に製作できるので、従来例における
ような機械加工が不要になる。
【0013】また、上記底部につながる円筒部につなげ
るように小径の逃げ部が設けられているので、該逃げ部
にOリングを装着することにより、この種多段ポンプの
段間シール手段として最も一般的なOリングが使用で
き、高圧ポンプ等にプレス製ケーシングの用途を広げる
ことができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す中間ケーシング本
体の断面図である。図において、中間ケーシングの本体
は、変形された円筒容器状をなし、肉厚tを有する円筒
状側面部21の開口部には、端面22とインロー嵌合部
の内径面23が形成され、また、上記円筒状側面部21
と底部24との間には、該底部24につながり且つ上記
開口部内径とほぼ等しいかやや小さい外径を有する円筒
部25と、該円筒部25より小径の逃げ部26が一体に
形成され、更に逃げ部26につなげるようにして、底部
側端面となる平面部27が形成され、該平面部27と前
記円筒状側面部21とは、半径方向外方へ膨出(拡大)
する突出部28を介して一体に接続されている。該突出
部28の外径は、隣接する前記開口部の端面22が確保
できるように、該開口部の外径より大きく形成され、両
外径の差2hは、板厚tの2倍以下の大きさに設定され
ている。また、後に詳述するように突出部28の内径は
円筒状側面部21の開口部側外径より小さく設定されて
いる。図中、29はライナリング用の縁、30は流路で
ある。
【0015】図2は、上記した当該中間ケーシング本体
と隣接する中間ケーシング本体との嵌着状態を示す要部
断面図であって、開口部の端面22は、隣接する中間ケ
ーシング本体の底部側端面となる平面部27と当接し、
また開口部の内径面23は、同じく隣接する中間ケーシ
ングの底部につながる円筒部25と嵌着すると共に、逃
げ部26にはOリング31が装着されている。平面部2
7は円筒状側面部21と直角に形成されており、開口部
の端面22の全面又はほぼ全面が平面部27に当接され
る。なお、部分(平面部)27は隣接する中間ケーシン
グの端面22との当たり面の面積が確保できれば円筒状
側面部21に直角でなく所定角度だけ傾斜していても良
い。
【0016】上記インロー嵌合部を形成する両嵌合面2
3と25及び互いに当接する両端面22と27は、プレ
ス成形時の金型精度に従って、精度よく形成されてい
る。また、本発明の中間ケーシングの成形には、プレス
成形の一つであるバルジ成形法を利用することもでき
る。
【0017】また、図2に示されるように円筒状側面部
21の開口部側外径Bより突出部28の内径Aが小さく
設定されているため、相隣接する中間ケーシングを接続
する際に中間ケーシングを締付けることによって生じる
軸方向の力や内圧によって発生する軸方向の力(F)
は、圧縮応力となり、突出部28には曲げ応力はほとん
ど発生しないが、もし開口部側外径Bが突出部28の内
径Aより小さければ、突出部28には曲げ応力が作用す
るため、この曲げ応力が加わる局部の強度が要求される
ことになる。もちろん、突出部28の内径Aは、底部側
端面の平面部27に影響を与えるので、この平面部27
が十分に確保されることが条件である。なお、突出部2
8の外方への張り出しは、十分な平面が確保できれば必
ずしも必要としない。
【0018】図3は、上記した中間ケーシング本体(図
1)を、戻し羽根方式の中間ケーシングに適用した実施
例の上半分を示す断面図であり、図中、図1に記載した
符号と同一の符号は同一ないし同種の部分を示すものと
する。
【0019】この実施例では、中間ケーシング本体の底
部24の外側に、側板33と底部24とに挟み込んで溶
接された戻し羽根32が設けられている。図中、34は
軸35に取付けられた羽根車、36はライナリングであ
る。
【0020】ポンプ運転時、揚液は前段(図で左側)よ
り中間ケーシング本体の底部24と側板33に挟み込ま
れた戻し羽根32が作る流路を通り、羽根車34の入口
に導かれ、軸35によって駆動される該羽根車34の回
転を受けて加圧される。該羽根車34より吐出された揚
液は、次段(図で右側)の戻し羽根32aによって作ら
れる流路を通って次段羽根車へ導かれる。該羽根車34
の入口部の相対する部分には、ライナリング36がケー
シング本体底部24の縁29に取付けているので、高圧
水の漏れを防いでいる。
【0021】図4は、上記した中間ケーシング本体(図
1)をガイドベーン方式の中間ケーシングに適用した実
施例の上半分を示す断面図であり、図中、図1,図3に
記載した符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示す
ものとする。
【0022】この実施例では、羽根車34を取り巻くよ
うにガイドベーン41が設置されており、該ガイドベー
ン41は、一方(前段)の側に側板42を取付けて圧力
回復を行うガイドベーン流路41aと、該流路41aに
連なり他方(次段)の側において次段のケーシング底部
24aとの間に形成される戻し通路41bとを形成して
いる。
【0023】ポンプ運転時、ガイドベーン41は羽根車
34から吐出された揚液を集め、圧力回復を行うガイド
ベーン流路41aと、それに連なる戻し通路41bを経
て、揚液は次段に送られる。
【0024】次に、図1に示される中間ケーシング本体
の製造方法を図5を参照して説明する。
【0025】先ず、シート状の鋼板に打抜き加工を施
し、円形状の素材を形成し、この素材にプレス成形によ
って第1成形を施し、底部につながる第1円筒部と、こ
の第1円筒部よりやや大きい外径を有する第2円筒部と
を有した円筒容器状の第1成形品を製作する。
【0026】次に、この第1成形品を図5に示されるよ
うな金型Mを用いて最終成形を行う。金型Mは図5
(c)(図5(c)は成形後の全体図を示す)に示され
るように上型51と内径側下型52と外径側下型53と
から構成されている。
【0027】図5(a)は成形前の状態を示し、前記第
1成形品50を金型M内にセットした状態を示す図であ
る。このとき、第1成形品50は、底部につながる第1
円筒部50aが内径側下型52の小径部52aに、第1
円筒部50aよりやや大きい外径を有する第2円筒部5
0bが内径側下型52の大径部52bにそれぞれ嵌合さ
れた状態でセットされる。また、第1成形品50は、第
1円筒部50aと第2円筒部50bとを接続する中間段
部50cが内径側下型52の第1段部52cに係合し、
下端面50dが内径側下型52の第2段部52dに当接
した状態でセットされる(図5(c)参照)。次に、図
5(a)に示す状態から上型51を下型52,53に向
かって駆動し最終成形を行うと、第1成形品50は上下
方向につぶれ、図5(b)に示すように第1円筒部50
aに、円筒部25と、円筒部25より小径の逃げ部26
が一体に形成され、更に中間段部50cに逃げ部26に
つなげるようにして平面部27が形成される。このと
き、円筒部25の外径は上型51の内周面51aに規制
されて所定寸法に形成され、逃げ部26の内径は内周側
下型52の小径部52aに規制されて所定寸法に形成さ
れ、さらに平面部27は上型51の端面51bと内径側
下型52の第1段部52cにより所定の平面度に形成さ
れる。また、第2円筒部50bには、平面部27につな
がるとともに半径方向外方へ膨出(拡大)する突出部2
8が形成される。この突出部28の外径は外径側下型5
3のテーパ状内周面53aに規制されて所定寸法に形成
される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレス成形される中間ケーシングの本体を、一側に底部
を有する円筒容器状に形成し、他側の開口部の端面と該
開口部の内径面とを次段その他とのインロー嵌合部とな
し、上記底部と円筒状側面部との間に、該底部につなが
り開口部内径よりやや小さい外径を有する円筒部と、該
円筒部より小径の逃げ部と、該逃げ部に続く底部側端面
となる平面部を設け、該平面部を前段の開口部端面その
他に当接させるようにすると共に、該平面部の外径を開
口部の外径よりやや大きく構成したことにより、次のよ
うな効果が奏される。
【0029】(1)機械加工が不要になるため、加工時
の締付力、加工応力、熱などによる変形や誤差をなくす
ことができ、また必要な部分は金型の精度により誤差な
どが定まる。 (2)従来例におけるようなプレス成形と機械加工とい
う全く異質の工程がなくなるので、工数も大幅に削減す
ることができる。 (3)従来の中間ケーシングでは、最も荷重のかかる部
分に機械加工をするため、その部分の必要な肉厚を維持
するには他の部分の肉厚が厚くなるのに対し、本発明で
は、全体的に均一な肉厚となるため、相対的に軽量化さ
れコストダウンを図ることができる。 (4)底部につながり凸側インロー嵌合部となる円筒部
より小径の逃げ部に、Oリングの装着が可能となるの
で、漏れを嫌う場所や比較的高い圧力のポンプにも、鋼
板プレス製のケーシングが使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す中間ケーシング本体の
上半分の断面図である。
【図2】隣接する本発明の中間ケーシング本体の嵌着状
態を示す要部断面図である。
【図3】本発明を戻し羽根方式の中間ケーシングに適用
した実施例を示す上半分の断面図である。
【図4】本発明をガイドベーン方式の中間ケーシングに
適用した他の実施例を示す上半分の断面図である。
【図5】本発明の中間ケーシング本体の製造方法を示す
説明図である。
【図6】従来例を示す中間ケーシングの上半分の断面図
である。
【図7】従来例を示すポンプ組立断面図である。
【符号の説明】
21 円筒状側面部 22 開口部端面 23 開口部内径面 24 底部 25 円筒部 26 逃げ部 27 底部側端面となる平面部 28 突出部 29 ライナリング用の縁 30 流路 31 Oリング 32 戻し羽根 33 側板 34 羽根車 35 軸 36 ライナリング 41 ガイドベーン 42 側板
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ポンプの鋼板製中間ケーシング及
びその製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板をプレス成形によ
り加工し製作する鋼板製中間ケーシング及びその製造方
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板をプレス成形して製作したポ
ンプの中間ケーシングは、図6に示すように、本体が円
筒状側面部1の一側(図で左側の前段側)に底部2を有
する円筒容器状に形成され、該本体の端面3aと4a
は、円筒状側面部1の底部2につながる端部3と開口部
4とを、軸に直角方向に機械加工して形成され、またイ
ンロー(嵌合)径部は、端部3の外径面(外面)3bと
開口部4の内径面(内面)面4bを機械加工して形成さ
れている。これらの端面3a,4aとインロー径部3b
と4bは、上記のような機械加工により精度が維持され
ている。
【0003】一方、上記本体の内部には、羽根車5を取
り巻くようにガイドベーン6が取付けられており、該ガ
イドベーン6の側方には、隣接する中間ケーシング本体
に溶接されたガイドベーン側板7との間に戻し通路8が
形成されている。図中、9は軸、10はライナリングで
ある。
【0004】図7は、上記中間ケーシングを多段ポンプ
に組込んだ組立断面図であって、図中、図6に記載した
符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示すものとす
る。図中、11は各中間ケーシング1aを内部に組込む
外側ケーシング、12は吸込口、13は吐出口、14は
軸封装置である。
【0005】ポンプの運転時、吸込口12から吸込まれ
た揚液は、各段の羽根車5で昇圧され、各段のガイドベ
ーン6と戻し通路8を通過する間に圧力を回復し、吐出
口13より外部へ導かれるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例(図
6)においては、鋼板プレス製中間ケーシングは、円筒
状側面部1の底部側端部3に形成されたインロー凸部の
外径面3b及び端面3aと、開口部4に形成されたイン
ロー凹部の内径面(内面)4b及び端面4aの4個所を
機械加工することにより、径と高さの寸法精度を維持し
ていた。
【0007】ところが、上記のような機械加工は、本体
の肉厚が薄いために、加工の精度は鋳造製のものなどに
比べて相当低く、加工機械から取り外すと、真円形状が
楕円などに変形し、その寸法差は0.3〜0.5mmにも及
ぶ。また、加工部は肉厚が更に薄くなるために、強度上
の問題より素材の板厚を充分に厚くする必要があった。
【0008】また、各中間ケーシング間のシールは、鋳
造製のポンプ等で多用されている「Oリング」を使用す
ることが、収納空所ができ難しいことからむずかしく、
液体パッキンなど、多少信頼性の低いものを用いるた
め、余り高い圧力や漏れを嫌う場所での使用には制限が
あるという問題点もあった。
【0009】本発明は、精度を必要とする部分の機械加
工の無駄な工程と、それによって発生するミスや寸法誤
差をなくすことができると共に、段間のシール手段とし
て最も一般的なOリングを使用できるようにしたプレス
製のポンプの中間ケーシング及びその製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のポンプの鋼板製中間ケーシングは、鋼板
をプレス成形により製作するポンプの中間ケーシングに
おいて、該中間ケーシングの本体を、一側に底部を有す
る円筒容器状に形成し、他側の開口部の端面と該開口部
の内径面とを、次段その他とのインロー嵌合部となし、
上記底部と円筒状側面部との間に、該底部につながり上
記開口部内径よりやや小さい外径を有する円筒部と、該
円筒部より小径の逃げ部、及び該逃げ部に続く、底部側
端面となる平面部を設け、該平面部を前段の開口部端面
その他に当接させるようにすると共に該平面部の外径を
開口部の外径よりやや大きく構成したことを特徴として
いる。
【0011】また、本発明のポンプの鋼板製中間ケーシ
ングの製造方法は、鋼板をプレス成形により製作するポ
ンプの中間ケーシングの製造方法において、第1成形に
よって底部につながる第1の円筒部と、この第1円筒部
よりやや大きい外径を有する第2円筒部とを有した円筒
容器状の第1成形品を形成し、この第1成形品を、前記
第2円筒部の開口端面とこの開口端面から前記第1円筒
部のやや手前に至る内外周面を拘束するとともに、前記
第1円筒部の内周面を拘束した状態で軸方向に押しつぶ
すことにより最終成形を行うことより形成したことを特
徴としている。
【0012】さらに、本発明の多段ポンプは、上記中間
ケーシングを多段に接続し、該中間ケーシング内に回転
軸に支持された羽根車を収容したことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】本発明は上記のように構成されているので、中
間ケーシング本体の底部と円筒状側面部との間に該底部
につなげて一体に形成された円筒部の、インロー嵌合部
の一方をなす外径面に、隣接する中間ケーシング本体の
開口部のインロー嵌合部の他方をなす内径面が嵌着さ
れ、同時に、上記底部につながる円筒部に逃げ部を介し
て一体に形成される底部側端面となる平面部に、上記隣
接する中間ケーシング本体の開口部の端面が当接され
る。この際、上記両インロー嵌合面及び両当接面は金型
の精度に従って正確に製作できるので、従来例における
ような機械加工が不要になる。
【0014】 また、上記底部につながる円筒部につなげ
るように小径の逃げ部が設けられているので、該逃げ部
にOリングを装着することにより、この種多段ポンプの
段間シール手段として最も一般的なOリングが使用で
き、高圧ポンプ等にプレス製ケーシングの用途を広げる
ことができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す中間ケーシング本
体の断面図である。図において、中間ケーシングの本体
は、変形された円筒容器状をなし、肉厚tを有する円筒
状側面部21の開口部には、端面22とインロー嵌合部
の内径面23が形成され、また、上記円筒状側面部21
と底部24との間には、該底部24につながり且つ上記
開口部内径とほぼ等しいかやや小さい外径を有する円筒
部25と、該円筒部25より小径の逃げ部26が一体に
形成され、更に逃げ部26につなげるようにして、底部
側端面となる平面部27が形成され、該平面部27と前
記円筒状側面部21とは、半径方向外方へ膨出(拡大)
する突出部28を介して一体に接続されている。該突出
部28の外径は、隣接する前記開口部の端面22が確保
できるように、該開口部の外径より大きく形成され、両
外径の差2hは、板厚tの2倍以下の大きさに設定され
ている。また、後に詳述するように突出部28の内径は
円筒状側面部21の開口部側外径より小さく設定されて
いる。図中、29はライナリング用の縁、30は流路で
ある。
【0016】 図2は、上記した当該中間ケーシング本体
と隣接する中間ケーシング本体との嵌着状態を示す要部
断面図であって、開口部の端面22は、隣接する中間ケ
ーシング本体の底部側端面となる平面部27と当接し、
また開口部の内径面23は、同じく隣接する中間ケーシ
ングの底部につながる円筒部25と嵌着すると共に、逃
げ部26にはOリング31が装着されている。平面部2
7は円筒状側面部21と直角に形成されており、開口部
の端面22の全面又はほぼ全面が平面部27に当接され
る。なお、部分(平面部)27は隣接する中間ケーシン
グの端面22との当たり面の面積が確保できれば円筒状
側面部21に直角でなく所定角度だけ傾斜していても良
い。
【0017】 上記インロー嵌合部を形成する両嵌合面2
3と25及び互いに当接する両端面22と27は、プレ
ス成形時の金型精度に従って、精度よく形成されてい
る。また、本発明の中間ケーシングの成形には、プレス
成形の一つであるバルジ成形法を利用することもでき
る。
【0018】 また、図2に示されるように円筒状側面部
21の開口部側外径Bより突出部28の内径Aが小さく
設定されているため、相隣接する中間ケーシングを接続
する際に中間ケーシングを締付けることによって生じる
軸方向の力や内圧によって発生する軸方向の力(F)
は、圧縮応力となり、突出部28には曲げ応力はほとん
ど発生しないが、もし開口部側外径Bが突出部28の内
径Aより小さければ、突出部28には曲げ応力が作用す
るため、この曲げ応力が加わる局部の強度が要求される
ことになる。もちろん、突出部28の内径Aは、底部側
端面の平面部27に影響を与えるので、この平面部27
が十分に確保されることが条件である。なお、突出部2
8の外方への張り出しは、十分な平面が確保できれば必
ずしも必要としない。
【0019】 図3は、上記した中間ケーシング本体(図
1)を、戻し羽根方式の中間ケーシングに適用した実施
例の上半分を示す断面図であり、図中、図1に記載した
符号と同一の符号は同一ないし同種の部分を示すものと
する。
【0020】 この実施例では、中間ケーシング本体の底
部24の外側に、側板33と底部24とに挟み込んで溶
接された戻し羽根32が設けられている。図中、34は
軸35に取付けられた羽根車、36はライナリングであ
る。
【0021】 ポンプ運転時、揚液は前段(図で左側)よ
り中間ケーシング本体の底部24と側板33に挟み込ま
れた戻し羽根32が作る流路を通り、羽根車34の入口
に導かれ、軸35によって駆動される該羽根車34の回
転を受けて加圧される。該羽根車34より吐出された揚
液は、次段(図で右側)の戻し羽根32aによって作ら
れる流路を通って次段羽根車へ導かれる。該羽根車34
の入口部の相対する部分には、ライナリング36がケー
シング本体底部24の縁29に取付けているので、高圧
水の漏れを防いでいる。
【0022】 図4は、上記した中間ケーシング本体(図
1)をガイドベーン方式の中間ケーシングに適用した実
施例の上半分を示す断面図であり、図中、図1,図3に
記載した符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示す
ものとする。
【0023】 この実施例では、羽根車34を取り巻くよ
うにガイドベーン41が設置されており、該ガイドベー
ン41は、一方(前段)の側に側板42を取付けて圧力
回復を行うガイドベーン流路41aと、該流路41aに
連なり他方(次段)の側において次段のケーシング底部
24aとの間に形成される戻し通路41bとを形成して
いる。
【0024】 ポンプ運転時、ガイドベーン41は羽根車
34から吐出された揚液を集め、圧力回復を行うガイド
ベーン流路41aと、それに連なる戻し通路41bを経
て、揚液は次段に送られる。
【0025】 次に、図1に示される中間ケーシング本体
の製造方法を図5を参照して説明する。
【0026】 先ず、シート状の鋼板に打抜き加工を施
し、円形状の素材を形成し、この素材にプレス成形によ
って第1成形を施し、底部につながる第1円筒部と、こ
の第1円筒部よりやや大きい外径を有する第2円筒部と
を有した円筒容器状の第1成形品を製作する。
【0027】 次に、この第1成形品を図5に示されるよ
うな金型Mを用いて最終成形を行う。金型Mは図5
(c)(図5(c)は成形後の全体図を示す)に示され
るように上型51と内径側下型52と外径側下型53と
から構成されている。
【0028】 図5(a)は成形前の状態を示し、前記第
1成形品50を金型M内にセットした状態を示す図であ
る。このとき、第1成形品50は、底部につながる第1
円筒部50aが内径側下型52の小径部52aに、第1
円筒部50aよりやや大きい外径を有する第2円筒部5
0bが内径側下型52の大径部52bにそれぞれ嵌合さ
れた状態でセットされる。また、第1成形品50は、第
1円筒部50aと第2円筒部50bとを接続する中間段
部50cが内径側下型52の第1段部52cに係合し、
下端面50dが内径側下型52の第2段部52dに当接
した状態でセットされる(図5(c)参照)。次に、図
5(a)に示す状態から上型51を下型52,53に向
かって駆動し最終成形を行うと、第1成形品50は上下
方向につぶれ、図5(b)に示すように第1円筒部50
aに、円筒部25と、円筒部25より小径の逃げ部26
が一体に形成され、更に中間段部50cに逃げ部26に
つなげるようにして平面部27が形成される。このと
き、円筒部25の外径は上型51の内周面51aに規制
されて所定寸法に形成され、逃げ部26の内径は内周側
下型52の小径部52aに規制されて所定寸法に形成さ
れ、さらに平面部27は上型51の端面51bと内径側
下型52の第1段部52cにより所定の平面度に形成さ
れる。また、第2円筒部50bには、平面部27につな
がるとともに半径方向外方へ膨出(拡大)する突出部2
8が形成される。この突出部28の外径は外径側下型5
3のテーパ状内周面53aに規制されて所定寸法に形成
される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレス成形される中間ケーシングの本体を、一側に底部
を有する円筒容器状に形成し、他側の開口部の端面と該
開口部の内径面とを次段その他とのインロー嵌合部とな
し、上記底部と円筒状側面部との間に、該底部につなが
り開口部内径よりやや小さい外径を有する円筒部と、該
円筒部より小径の逃げ部と、該逃げ部に続く底部側端面
となる平面部を設け、該平面部を前段の開口部端面その
他に当接させるようにすると共に、該平面部の外径を開
口部の外径よりやや大きく構成したことにより、次のよ
うな効果が奏される。
【0030】 (1)機械加工が不要になるため、加工時
の締付力、加工応力、熱などによる変形や誤差をなくす
ことができ、また必要な部分は金型の精度により誤差な
どが定まる。 (2)従来例におけるようなプレス成形と機械加工とい
う全く異質の工程がなくなるので、工数も大幅に削減す
ることができる。 (3)従来の中間ケーシングでは、最も荷重のかかる部
分に機械加工をするため、その部分の必要な肉厚を維持
するには他の部分の肉厚が厚くなるのに対し、本発明で
は、全体的に均一な肉厚となるため、相対的に軽量化さ
れコストダウンを図ることができる。 (4)底部につながり凸側インロー嵌合部となる円筒部
より小径の逃げ部に、Oリングの装着が可能となるの
で、漏れを嫌う場所や比較的高い圧力のポンプにも、鋼
板プレス製のケーシングが使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す中間ケーシング本体の
上半分の断面図である。
【図2】隣接する本発明の中間ケーシング本体の嵌着状
態を示す要部断面図である。
【図3】本発明を戻し羽根方式の中間ケーシングに適用
した実施例を示す上半分の断面図である。
【図4】本発明をガイドベーン方式の中間ケーシングに
適用した他の実施例を示す上半分の断面図である。
【図5】本発明の中間ケーシング本体の製造方法を示す
説明図である。
【図6】従来例を示す中間ケーシングの上半分の断面図
である。
【図7】従来例を示すポンプ組立断面図である。
【符号の説明】 21 円筒状側面部 22 開口部端面 23 開口部内径面 24 底部 25 円筒部 26 逃げ部 27 底部側端面となる平面部 28 突出部 29 ライナリング用の縁 30 流路 31 Oリング 32 戻し羽根 33 側板 34 羽根車 35 軸 36 ライナリング 41 ガイドベーン 42 側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 秀夫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板をプレス成形により製作するポンプ
    の中間ケーシングにおいて、該中間ケーシングの本体
    を、一側に底部を有する円筒容器状に形成し、他側の開
    口部の端面と該開口部の内径面とを、次段その他とのイ
    ンロー嵌合部となし、上記底部と円筒状側面部との間
    に、該底部につながり上記開口部内径よりやや小さい外
    径を有する円筒部と、該円筒部より小径の逃げ部、及び
    該逃げ部につながり底部側端面となる平面部を設け、該
    平面部を前段の開口部端面その他に当接させるようにす
    ると共に、該平面部の外径を開口部の外径よりやや大き
    く構成したことを特徴とするポンプの鋼板製中間ケーシ
    ング。
  2. 【請求項2】 前記平面部のケーシング内部側の内径
    は、前記円筒状側面部の開口部側の外径より小であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のポンプの鋼板製中間ケー
    シング。
  3. 【請求項3】 鋼板をプレス成形により製作するポンプ
    の中間ケーシングの製造方法において、第1成形によっ
    て底部につながる第1円筒部と、この第1円筒部よりや
    や大きい外径を有する第2円筒部とを有した円筒容器状
    の第1成形品を形成し、この第1成形品を、前記第2円
    筒部の開口端面とこの開口端面から前記第1円筒部のや
    や手前に至る内外周面を拘束するとともに、前記第1円
    筒部の内周面を拘束した状態で軸方向に押しつぶすこと
    により最終成形を行うことより形成したことを特徴とす
    る請求項1記載のポンプの鋼板製中間ケーシングの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 多段ポンプにおける鋼板製中間ケーシン
    グの接続構造において、一方の中間ケーシングに第1円
    筒部と、該第1円筒部より小径の第2円筒部とを設け、
    該第1円筒部と第2円筒部との間に、第2円筒部より小
    径の逃げ部と、該逃げ部につながる平面部とを設け、他
    方の中間ケーシングの開口部内径面を前記一方の中間ケ
    ーシングの前記第2円筒部に嵌合させるとともに他方の
    中間ケーシングの開口部端面を前記一方の中間ケーシン
    グの平面部に当接させるようにしたことを特徴とする鋼
    板製中間ケーシングの接続構造。
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