JPH0627988Y2 - プリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラグ - Google Patents
プリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラグInfo
- Publication number
- JPH0627988Y2 JPH0627988Y2 JP1110590U JP1110590U JPH0627988Y2 JP H0627988 Y2 JPH0627988 Y2 JP H0627988Y2 JP 1110590 U JP1110590 U JP 1110590U JP 1110590 U JP1110590 U JP 1110590U JP H0627988 Y2 JPH0627988 Y2 JP H0627988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- plating
- reference hole
- wiring board
- printed wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 概要 プリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラグに関
し、 プリント配線板に対する着脱作業が容易で、且つメッキ
処理中に抜け落ちにくいメッキ防止用プラグの提供を目
的とし、 プリント配線板のメッキに際してプリント配線板の基準
孔内にメッキが付着しないように上記基準孔内に装着し
て使用するメッキ防止用プラグにおいて、上記基準孔の
内径よりも大きい外径を有する中空構造の円柱状弾性体
の外周にプリント配線板の厚みにほぼ等しい幅の窪みを
設けて構成する。
し、 プリント配線板に対する着脱作業が容易で、且つメッキ
処理中に抜け落ちにくいメッキ防止用プラグの提供を目
的とし、 プリント配線板のメッキに際してプリント配線板の基準
孔内にメッキが付着しないように上記基準孔内に装着し
て使用するメッキ防止用プラグにおいて、上記基準孔の
内径よりも大きい外径を有する中空構造の円柱状弾性体
の外周にプリント配線板の厚みにほぼ等しい幅の窪みを
設けて構成する。
産業上の利用分野 本考案はプリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラ
グに関する。
グに関する。
プリント配線板製造の分野においては、絶縁基板に例え
ば無電解メッキを施す場合に、基準孔内にメッキが不所
望に付着しないように、メッキ防止用プラグを基準孔内
に装着して基板をメッキ浴中に浸漬する。このメッキ防
止用プラグは１枚の基板に対して数個以上使用されるの
が通例であるから、プリント配線板に対する着脱作業が
容易で且つ、メッキ処理中に抜け落ちにくいメッキ防止
用プラグが要望されている。
ば無電解メッキを施す場合に、基準孔内にメッキが不所
望に付着しないように、メッキ防止用プラグを基準孔内
に装着して基板をメッキ浴中に浸漬する。このメッキ防
止用プラグは１枚の基板に対して数個以上使用されるの
が通例であるから、プリント配線板に対する着脱作業が
容易で且つ、メッキ処理中に抜け落ちにくいメッキ防止
用プラグが要望されている。
従来の技術 従来、この種のメッキ防止用プラグは、シリコーンゴム
等の弾性体を第５図（ａ）に示すように円柱状に成形
し、あるいは同図（ｂ）に示すようにテーパ状に成形し
たものが用いられている。そして、このようなメッキ防
止用プラグを自動機によりあるいは人手によりプリント
配線板の基準孔に挿入し、メッキ処理を行った後自動回
収装置等により抜き取るようにしている。
等の弾性体を第５図（ａ）に示すように円柱状に成形
し、あるいは同図（ｂ）に示すようにテーパ状に成形し
たものが用いられている。そして、このようなメッキ防
止用プラグを自動機によりあるいは人手によりプリント
配線板の基準孔に挿入し、メッキ処理を行った後自動回
収装置等により抜き取るようにしている。
考案が解決しようとする課題 第５図（ａ）に示された円柱状のプラグ２は、メッキ処
理中に抜け落ちにくいが、基準孔への着脱が難しいとい
う欠点を有している。基準孔への着脱を容易にしようと
してプラグの外径を基準孔の内径に対して小さくする
と、メッキ処理中に抜け落ちやすくなる。一方、第５図
（ｂ）に示されたテーパ状のメッキ防止用プラグ４は、
基準孔への着脱は容易であるが、抜け落ちやすい。ま
た、テーパ状のものは、基準孔に対して斜めに装入され
たときに基準孔との間にわずかに隙間ができて基準孔内
にメッキがなされることがあるという欠点を有してい
る。
理中に抜け落ちにくいが、基準孔への着脱が難しいとい
う欠点を有している。基準孔への着脱を容易にしようと
してプラグの外径を基準孔の内径に対して小さくする
と、メッキ処理中に抜け落ちやすくなる。一方、第５図
（ｂ）に示されたテーパ状のメッキ防止用プラグ４は、
基準孔への着脱は容易であるが、抜け落ちやすい。ま
た、テーパ状のものは、基準孔に対して斜めに装入され
たときに基準孔との間にわずかに隙間ができて基準孔内
にメッキがなされることがあるという欠点を有してい
る。
本考案はこのような事情に鑑みて創作されたもので、プ
リント配線板に対する着脱作業が容易で、且つ、メッキ
処理中に抜け落ちにくいメッキ防止用プラグの提供を目
的としている。
リント配線板に対する着脱作業が容易で、且つ、メッキ
処理中に抜け落ちにくいメッキ防止用プラグの提供を目
的としている。
課題を解決するための手段 第１図は本考案の基本構成を示すメッキ防止用プラグの
側面図（ａ）及び正面図（ｂ）であり、第２図は本考案
の作用の説明図である。
側面図（ａ）及び正面図（ｂ）であり、第２図は本考案
の作用の説明図である。
本考案のメッキ防止用プラグは、プリント配線板６のメ
ッキに際してプリント配線板６の基準孔８内にメッキが
付着しないように上記基準孔８内に装着して使用するメ
ッキ防止用プラグにおいて、上記基準孔８の内径よりも
大きい外径を有する中空構造の円柱状弾性体の外周にプ
リント配線板６の厚みにほぼ等しい幅の窪み１０を設け
て構成される。第１図において１６は円柱状弾性体の本
体、１４は本体１６の先端に一体に設けられたテーパ状
先端部、１２は本体１６から先端部１４にかけて形成さ
れた中空部である。
ッキに際してプリント配線板６の基準孔８内にメッキが
付着しないように上記基準孔８内に装着して使用するメ
ッキ防止用プラグにおいて、上記基準孔８の内径よりも
大きい外径を有する中空構造の円柱状弾性体の外周にプ
リント配線板６の厚みにほぼ等しい幅の窪み１０を設け
て構成される。第１図において１６は円柱状弾性体の本
体、１４は本体１６の先端に一体に設けられたテーパ状
先端部、１２は本体１６から先端部１４にかけて形成さ
れた中空部である。
作用 本考案の構成によると、円柱状弾性体の外周にプリント
配線板６の厚みにほぼ等しい幅の窪み１０を設けている
ので、プリント配線板の基準孔８にこのプラグを装着し
たときに窪み１０が基準孔８内に着座してプラグが基準
孔から抜け落ちにくくなる。また、本考案では中空構造
の円柱状弾性体を用いているので、着脱に際してプラグ
が容易に弾性変形し、着脱作業が容易になる。また、プ
ラグが基準孔に対して斜めに挿入された場合でもプラグ
と基準孔内壁とが適度に密着し、プラグと基準孔との間
に隙間が形成されてここにメッキが付着する恐れがなく
なる。
配線板６の厚みにほぼ等しい幅の窪み１０を設けている
ので、プリント配線板の基準孔８にこのプラグを装着し
たときに窪み１０が基準孔８内に着座してプラグが基準
孔から抜け落ちにくくなる。また、本考案では中空構造
の円柱状弾性体を用いているので、着脱に際してプラグ
が容易に弾性変形し、着脱作業が容易になる。また、プ
ラグが基準孔に対して斜めに挿入された場合でもプラグ
と基準孔内壁とが適度に密着し、プラグと基準孔との間
に隙間が形成されてここにメッキが付着する恐れがなく
なる。
実施例 以下本考案の実施例を説明する。
第３図は本考案の第１実施例を示すメッキ防止用プラグ
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）である。この実施例で
は、プラグの先端部１８をテーパ状に形成し、後端部２
０もテーパ状に形成している。そして、先端部１８と後
端部２０間に段差を設けることによって窪み２２を形成
している。中空部２４は先端から後端まで貫通してお
り、これによりメッキ液の抜けが良好になされるように
なっている。この種の構造は、例えばシリコーンゴム等
の弾性体を一体成形することにより形成することができ
る。
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）である。この実施例で
は、プラグの先端部１８をテーパ状に形成し、後端部２
０もテーパ状に形成している。そして、先端部１８と後
端部２０間に段差を設けることによって窪み２２を形成
している。中空部２４は先端から後端まで貫通してお
り、これによりメッキ液の抜けが良好になされるように
なっている。この種の構造は、例えばシリコーンゴム等
の弾性体を一体成形することにより形成することができ
る。
第４図は本考案の第２実施例を示すメッキ防止用プラグ
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）である。この実施例で
は段差状に形成された窪み２６に対して対称形にテーパ
状の先端部２８及び後端部３０を形成している。そし
て、先端部２８から後端部３０にかけて密閉された中空
部３２を形成している。このように中空部は解放型であ
ってもよいし密閉型であってもよい。この実施例の構成
によると、先端部からでも後端部からでもプリント配線
板の基準孔にプラグを挿入することができるので便利で
ある。
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）である。この実施例で
は段差状に形成された窪み２６に対して対称形にテーパ
状の先端部２８及び後端部３０を形成している。そし
て、先端部２８から後端部３０にかけて密閉された中空
部３２を形成している。このように中空部は解放型であ
ってもよいし密閉型であってもよい。この実施例の構成
によると、先端部からでも後端部からでもプリント配線
板の基準孔にプラグを挿入することができるので便利で
ある。
窪みの形状は段差状のものに限定されない。例えば第１
図の基本構成に示すように、滑らかな曲率をもった窪み
としてもよい。
図の基本構成に示すように、滑らかな曲率をもった窪み
としてもよい。
考案の効果 本考案の構成によると、中空構造を採用していることか
ら、プリント配線板に対する着脱作業が容易になるとい
う効果を奏する。また、中空構造の円柱状弾性体の外周
にプリント配線板の厚みにほぼ等しい幅の窪みを設けて
いるので、メッキ処理中にプラグが抜け落ちにくくなる
という効果を奏する。
ら、プリント配線板に対する着脱作業が容易になるとい
う効果を奏する。また、中空構造の円柱状弾性体の外周
にプリント配線板の厚みにほぼ等しい幅の窪みを設けて
いるので、メッキ処理中にプラグが抜け落ちにくくなる
という効果を奏する。
第１図は本考案の基本構成を示すメッキ防止用プラグの
側面図（ａ）及び正面図（ｂ）、 第２図は本考案の作用の説明図であって、プリント配線
板にメッキ防止用プラグを装着した状態を示す断面図、 第３図は本考案の第１実施例を示すメッキ防止用プラグ
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）、 第４図は本考案の第２実施例を示すメッキ防止用プラグ
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）、 第５図は従来技術の説明図である。 ６……プリント配線板、 ８……基準孔、 １０，２２，２６……窪み、 １２，２４，３２……中空部。
側面図（ａ）及び正面図（ｂ）、 第２図は本考案の作用の説明図であって、プリント配線
板にメッキ防止用プラグを装着した状態を示す断面図、 第３図は本考案の第１実施例を示すメッキ防止用プラグ
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）、 第４図は本考案の第２実施例を示すメッキ防止用プラグ
の側面図（ａ）及び正面図（ｂ）、 第５図は従来技術の説明図である。 ６……プリント配線板、 ８……基準孔、 １０，２２，２６……窪み、 １２，２４，３２……中空部。
Claims (1)
- 【請求項１】プリント配線板(6)のメッキに際してプリ
ント配線板(6)の基準孔(8)内にメッキが付着しないよう
に上記基準孔(8)内に装着して使用するメッキ防止用プ
ラグにおいて、 上記基準孔(8)の内径よりも大きい外径を有する中空構
造の円柱状弾性体の外周にプリント配線板(6)の厚みに
ほぼ等しい幅の窪み(10)を設けてなることを特徴とする
プリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1110590U JPH0627988Y2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | プリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1110590U JPH0627988Y2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | プリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03102763U JPH03102763U (ja) | 1991-10-25 |
| JPH0627988Y2 true JPH0627988Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31514644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1110590U Expired - Lifetime JPH0627988Y2 (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | プリント配線板の基準孔へのメッキ防止用プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627988Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4926606B2 (ja) * | 2006-08-23 | 2012-05-09 | 利道 柴田 | サーフフィン |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP1110590U patent/JPH0627988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03102763U (ja) | 1991-10-25 |
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