JPH0747817Y2 - キャップ取付具 - Google Patents

キャップ取付具

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JPH0747817Y2
JPH0747817Y2 JP3060390U JP3060390U JPH0747817Y2 JP H0747817 Y2 JPH0747817 Y2 JP H0747817Y2 JP 3060390 U JP3060390 U JP 3060390U JP 3060390 U JP3060390 U JP 3060390U JP H0747817 Y2 JPH0747817 Y2 JP H0747817Y2
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JP
Japan
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cap
receiving portion
collar
cap receiving
hole
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JP3060390U
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JPH03121672U (ja
Inventor
光昭 熊谷
Original Assignee
富士通機電株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 キャップ取付具、例えば音響、電子機器などに設けた穴
をふさぐためのキャップを取付けるための取付具に関
し、 機器に設けた穴をふさぐキャップを受けるキャップ受け
部が、キャップの開閉を繰返しても脱落することのない
ようにするキャップ取付具を提供することを目的とし、 機器の穴をふさぐキャップが挿入される該穴に嵌合され
たキャップ受け部の中空筒状部に外方に拡がる弾性をも
ったスプリングカラーを装着してなるキャップ取付具を
含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案はキャップ取付具、例えば音響、電子機器などに
設けた穴をふさぐためのキャップを取付けるための取付
具に関する。
〔従来の技術〕
音響、電気機器など(以下、単に機器と略称する。)の
充電口、イヤホン口、外部接続部などには直径5mm前後
の穴があけられ、この穴は、防塵、防水などの目的で例
えばゴムのような弾性をもったキャップでふさぐことが
行われている。このようなキャップの一例は第2図
(a)に斜視図で示され、図中、11は機器、12は穴、13
はキャップ、14はキャップ受け部、16はストラップであ
る。
上記したキャップは同図(b)に断面図で示され、上方
と下方にそれぞれつば13aと13bが形成され、つば13aの
一方はストラップ16につらなる。キャップ13はストラッ
プ16によってキャップ受け部14に一体的に連結され、キ
ャップ受け部はほゞ中空円筒形のもので、円筒部分の上
方と下方とにはそれぞれつば15aと15bが設けられて、機
器11の枠11aに取付けられている。キャップ13およびキ
ャップ受け部14は一般にゴムのような弾性部材で作ら
れ、キャップ受け部14は人手でつば15a,15bが枠11aをは
さむ状態で取付けられる。穴12をふさぐ必要があるとき
は、使用者がキャップ13を同図(b)に示される位置か
ら下方に押し込み、下方のつば13bを図に見てキャップ
受け部の下方のつば15bの下方に位置せしめ(このと
き、つば13aはつば15aの上に位置する。)穴12をふさ
ぐ。穴12を開けたいときはつば13aを上方に引張って同
図(b)に示す状態にする。キャップ受け部14の中空部
分、すなわち穴12は直径5mm程度の小なるものである。
最近は、機器が小型化する傾向にあり、穴12の直径は小
になる一方で、そのことは機器のデザイン上の見地から
も要求されているところである。
〔考案が解決しようとする課題〕
穴をふさいだ状態にあるキャップ13を開けると、キャッ
プ13は同図(c)に示される位置にくる。このとき、つ
ば13aに加えられる引張る力がストラップ16を通してス
トラップ16に連結するキャップ受け部14の上方のつばに
加わり、キャップ受け部14が枠11aから外れる問題があ
る。このことは、キャップ受け部14がゴムで作られてい
るときには、ゴムの経時変化による変形も一つの理由と
なってよく発生するのである。さらに、キャップ受け部
14を枠11aに取付けるには熟練を要し、素人である機器
の使用者がキャップ受け部を取付けることは難しく、そ
の都度製造業者に取付けを注文しなければならない問題
がある。
そこで、つば15aの下面と枠11aのこのつば15aの下面と
が接する部分に接着剤を注射器を用いて注入し、つば15
aを枠11aに接着することが行われている。しかし、この
工程を人手で行うには熟練を要するだけでなく、接着剤
が枠11aの表面にしみ出ると美観を損ねるし、接着剤が
固化した注射器を毎回新しいものと交換しなければなら
ないなどの問題がある。また、上方のつば15aを接着し
ただけではキャップ受け部14が外れることがある。そこ
で、下方のつば15bも接着することが提案されたが、そ
の作業はさらに難しいことが判明した。
両面テープを枠11aに貼付ける方法も提案されたが、両
面テープでは十分な接着力が得られないだけでなく、そ
れを貼付けるのに熟練と時間を要する問題が発生する。
また、接着剤や両面テープを用いた場合に、接着部が剥
がれたときにはそれの修復が難しいことも経験された。
さらには、キャップ受け部14の下方のつば15bをさらに
拡げてキャップ受け部14が外れることを防止する提案も
なされたが、そうするとキャップ受け部14を枠11aに取
付けるのにより多くの時間を要し、作業性が悪くなるの
で実用向きでないことが判明した。
最近は、機器が水中で使用されることも多くなりつゝあ
るために、機器の穴を完全に防水することが要求されて
いるので、機器の使用前においてキャップ受け部14が外
れて機器内に水が入ることを防止する手段が要請されて
いる。
そこで本考案は、機器に設けた穴をふさぐキャップを受
けるキャップ受け部が、キャップの開閉を繰返しても脱
落することのないようにするキャップ取付具を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、機器の穴をふさぐキャップが挿入される該
穴に嵌合されたキャップ受け部の中空筒状部に外方に拡
がる弾性をもったスプリングカラーを装着してなるキャ
ップ取付具によって解決される。
〔作用〕
すなわち本考案は、外に拡がろうとする弾性をもったス
プリングカラー21をキャップ受け部14の中空部内に配置
することにより、該中空部の枠11aに接する筒状部は強
固に枠11aに押しつけられ、それによってキャップ受け
部の脱落が防止されるのである。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例により具体的に説明する。
本考案者は、前記した機器の穴をふさぐ手段について実
験したが、穴が小になる傾向にあるために穴をふさぐ手
段を大きくできないこと、機器の美観の点からデザイン
に問題があることから、現在使用されているキャップ受
け部14を接着剤などを用いないで機械的に強く保持する
機構を考えた。
本考案実施例は断面図で第1図に示され、同図(a)は
スプリングカラー挿入前の図、同図(b)はスプリング
カラー挿入後の図である。
本考案の一実施例においては、ばね用ステンレスで直径
5mm、厚さ0.3mmのスプリングカラー21を用意した。キャ
ップ13およびキャップ受け部14は第2図に示した従来例
と同じものである。
実施においては、機器11の枠11aに、従来例のキャップ1
3に連結されたキャップ受け部14を、従来例と同じ方法
で取付けた。この状態は第1図(a)に示される。
次いで、第1図(b)に示されるように、取付けられた
キャップ受け部14の中空筒状部にスプリングカラー21を
嵌合した。この操作は、スプリングカラー21がばね性を
もつものであるので、容易になすことができた。同図に
示される状態で、スプリングカラー21は、白抜き矢印で
示すように、外方に拡がろうとするので、キャップ受け
部14の中空部の筒状部を枠11aに対して強く押し付け、
キャップを開けるときに、キャップ受け部14が枠11aか
ら外れることが防止され、通常の使用において実用的で
あることが確かめられた。
非常に強い力が加えられてキャップ受け部14が外れて
も、スプリングカラー21は簡単にキャップ受け部から取
外すことができるので、上記した取付け操作を再度実施
するのになんら支障はなかった。
本考案の他の実施例では、キャップ受け部14の下方のつ
ば15bの外端部を、第1図(a)に線22で示すように短
い三角形の形状にした。このことによって、キャップ受
け部14を枠11aに取付ける作業は従来に比べ著しく容易
になった。このようにつば15bを短くしても、スプリン
グカラー21を設けたためにキャップ受け部14が外れるこ
とは防止された。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、小型化する機器に設けら
れた穴を防塵、防水するためのキャップを取付ける部分
が、現在実用化れている小型寸法の穴を大きくする必要
なしに、また現行の部品をそのまゝ用いることを可能に
する方法で、枠から取外されることを防止する効果があ
り、しかも、本考案は、キャップ受け部の取付け作業を
容易にする付加的な効果をも与えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図で、同図(a)はスプリ
ングカラー挿入前の図、同図(b)はスプリングカラー
挿入後の図、 第2図はキャップの図で、同図(a)は斜視図、同図
(b)は断面図、同図(c)は問題点を示す断面図であ
る。 図中、 11は機器、11aは枠、12は穴、13はキャップ、13aと13b
はつば、14はキャップ受け部、15aと15bはつば、16はス
トラップ、21はスプリングカラー、22はつば15bの外端
部を示す線 を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器(11)の穴(12)をふさぐキャップ
    (13)が挿入される該穴(12)に嵌合されたキャップ受
    け部(14)の中空筒状部に外方に拡がる弾性をもったス
    プリングカラー(21)を装着してなるキャップ取付具。
JP3060390U 1990-03-27 1990-03-27 キャップ取付具 Expired - Lifetime JPH0747817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3060390U JPH0747817Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 キャップ取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3060390U JPH0747817Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 キャップ取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03121672U JPH03121672U (ja) 1991-12-12
JPH0747817Y2 true JPH0747817Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=31533312

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3060390U Expired - Lifetime JPH0747817Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 キャップ取付具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2319629T3 (es) * 2003-11-13 2009-05-11 Trisa Holding Ag Cepillo de dientes.

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JPH03121672U (ja) 1991-12-12

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