JP2000151236A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2000151236A JP10322145A JP32214598A JP2000151236A JP 2000151236 A JP2000151236 A JP 2000151236A JP 10322145 A JP10322145 A JP 10322145A JP 32214598 A JP32214598 A JP 32214598A JP 2000151236 A JP2000151236 A JP 2000151236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給電ばねの位置ずれや抜けの起きないアンテ
ナ装置を提供する。 【解決手段】 孔を介してホルダー２と結合するための
結合部材を備えるアンテナ１と、前記孔の近傍にアンテ
ナ挿入方向と平行に給電ばね抜け防止／回転防止リブ５
を植立したケース４と、前記孔を介して挿通された前記
結合部材と結合するホルダー２と、前記ホルダー２を巻
込むように跨座して係合される給電ばね３を備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば無線機器や
携帯電話機等の電子機器ケースの外部より組付けるアン
テナ装置に関し、特に給電ばねの抜けを防止するために
リブをケースに設けるよう構成したものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、無線機器や携帯電話機等の電子機
器ケースの外部より組付けるアンテナ装置において、ア
ンテナをケースに取付るに当たっては図６に示されるよ
うな構成を採っていた。すなわち、図６に示されるよう
にアンテナ11は、ケース14に設けられたアンテナ通し孔
を介してホルダー12と給電ばね13とをネジによって一緒
に固定するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のアンテナ装置では、ホルダー12と給電ばね13と
をネジによって一緒に固定するような構成のため、何ら
かの原因でネジの緩みなどが生じると給電ばね13の接点
位置がずれてしまいアンテナ装置が機能しなくなるとい
う問題を有していた。
【０００４】そこで本発明は、給電ばねの位置ずれや抜
けの起きないアンテナ装置を提供することを目的とする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために本発明のアンテナ装置は、孔を介してホルダ
ーと結合するための結合部材を備えるアンテナと、前記
孔の近傍にアンテナ挿入方向と平行に給電ばね抜け防止
リブを植立したケースと、前記孔を介して挿通された前
記結合部材と結合するホルダーと、前記ホルダーを巻込
むように跨座して係合される給電ばねを備えることを特
徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明における請求項１記載の発
明は、孔を介してホルダーと結合するための結合部材を
備えるアンテナと、前記孔の近傍にアンテナ挿入方向と
平行に給電ばね抜け防止リブを植立したケースと、前記
孔を介して挿通された前記結合部材と結合するホルダー
と、前記ホルダーを巻込むように跨座して係合される給
電ばねを備えることを特徴とするアンテナ装置としたも
のであり、給電ばねの抜けを起こさないようにすること
ができるという作用を有する。
【０００７】また、請求項２記載の発明は、孔を介して
ホルダーと結合するための結合部材を備えるアンテナ
と、前記孔の近傍にアンテナ挿入方向と平行に給電ばね
回転防止リブを植立したケースと、前記孔を介して挿通
された前記結合部材と結合するホルダーと、前記ホルダ
ーを巻込むように跨座して係合される給電ばねを備える
ことを特徴とするアンテナ装置としたものであり、給電
ばねの位置ずれを起こさないようにすることができると
いう作用を有する。
【０００８】また、請求項３記載の発明は、前記リブの
給電ばねの取付方向の先端部には傾斜が施されているこ
とを特徴とする請求項１または請求項２記載のアンテナ
装置としたものであり、ホルダーおよび給電ばねの取付
を容易化できるという作用を有する。
【０００９】また、請求項４記載の発明は、前記リブの
アンテナ挿入方向に沿う先端部には曲率が施されている
ことを特徴とする請求項１ないし請求項３記載のアンテ
ナ装置としたものであり、ホルダーおよび給電ばねの取
付を容易化できるという作用を有する。
【００１０】また、請求項５記載の発明は、前記リブは
前記孔の近傍にアンテナ挿入方向と平行に少なくとも片
側１箇所で前記ケースに植立していることを特徴とする
請求項１記載のアンテナ装置としたもので、給電ばねの
抜けを起こさないようにすることができるという作用を
有する。
【００１１】また、請求項６記載の発明は、前記リブは
前記孔の近傍にアンテナ挿入方向と平行に少なくとも片
側１箇所で前記ケースに植立していることを特徴とする
請求項２記載のアンテナ装置としたもので、給電ばねの
抜けを起こさないようにすることができるという作用を
有する。
【００１２】また、請求項７記載の発明は、前記請求項
１ないし請求項６記載のアンテナ装置を備える携帯無線
電子機器としたものであり、携帯無線電子機器において
給電ばねの抜け／回転を起こさないようにすることがで
きるという作用を有する。
【００１３】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【００１４】図１は、本発明に係るアンテナ装置の構成
を示した分解斜視図である。図１においてアンテナ装置
は、孔を介してホルダー２と結合するための結合部材を
備えるアンテナ１と、孔の近傍にアンテナ挿入方向と平
行に給電ばね抜け防止／回転防止リブ５を植立したケー
ス４と、孔を介して挿通された結合部材と結合するホル
ダー２と、ホルダー２を巻込むように跨座して係合され
る給電ばね３を備えるように構成されている。
【００１５】図２は、ケースの孔の近傍を上から見た正
面図であり、ケース４からアンテナ挿入方向と平行に給
電ばね抜け防止／回転防止リブ５が植立されているのが
理解できるであろう。また、給電ばね抜け防止／回転防
止リブ５のアンテナ挿入方向に沿う先端部には曲率（ア
ール）が施されているのが理解できるであろう。この曲
率（アール）は部品の取付を容易化するために施される
ものである。
【００１６】図３は、図２の状態においてさらにホルダ
ー２および給電ばね３を取付けた状態を示す正面図であ
り、ホルダー２、給電ばね３および給電ばね抜け防止／
回転防止リブ５の位置関係が理解されるであろう。
【００１７】図４は、組立が完了する直前のアンテナ装
置の構成を示すケース内から見た拡大立面図であり、図
４において既にアンテナはホルダー２と結合されてお
り、給電ばね３をホルダー２に圧力を加えて取付ける様
子が示されている。すなわち、ホルダー２に取付けるた
めに給電ばね３に押圧を加えているので、給電ばね３は
給電ばね抜け防止／回転防止リブ５に接触せずにホルダ
ー２にその先端部が巻込まれるように且つ接点を持つ面
がホルダー２の表面に跨るようにした取付けられる様子
が理解できるであろう。この場合給電ばね抜け防止／回
転防止リブ５の給電ばね３の取付方向の先端部には傾斜
が設けられているのが分かるであろう。
【００１８】図５は、組立が完了した状態のアンテナ装
置の構成を示すケース内から見た拡大立面図であり、図
５においては既にアンテナ装置としての取付は完了して
いるので、例えば給電ばね３に矢印方向に引抜こうとす
る力が働いたと仮定した場合、給電ばね３のばね力によ
り給電ばね３は給電ばね抜け防止／回転防止リブ５に接
触しており、引抜こうとするも給電ばね抜け防止／回転
防止リブ５によって阻止され引抜くことはできない。
【００１９】また、給電ばね３に回転する力が働いたと
仮定した場合、給電ばね３のばね力により給電ばね３は
給電ばね抜け防止／回転防止リブ５に接触しており、回
転しようとするも給電ばね抜け防止／回転防止リブ５に
よって阻止され回転することはできない。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、孔を介してホルダーと結合するための結合部材を備
えるアンテナと、前記孔の近傍にアンテナ挿入方向と平
行に給電ばね抜け防止／回転防止リブを植立したケース
と、前記孔を介して挿通された前記結合部材と結合する
ホルダーと、前記ホルダーを巻込むように跨座して係合
される給電ばねを備えることを特徴とするものであり、
給電ばねの抜け／回転を起こさないようにすることがで
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の構成
を示す分解斜視図、
【図２】本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におい
てケースの孔の近傍を上から見た正面図、
【図３】本発明の実施の形態に係るアンテナ装置におい
てホルダーおよび給電ばねを取付けた状態を示す正面
図、
【図４】組立が完了する直前の本発明の実施の形態に係
るアンテナ装置の構成を示すケース内から見た拡大立面
図、
【図５】組立が完了した状態の本発明の実施の形態に係
るアンテナ装置の構成を示すケース内から見た拡大立面
図、
【図６】従来のアンテナ装置の構成を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
１、11 アンテナ ２、12 ホルダー ３、13 給電ばね ４、14 ケース ５ 給電ばね抜け防止／回転防止リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 孔を介してホルダーと結合するための結
    合部材を備えるアンテナと、前記孔の近傍にアンテナ挿
    入方向と平行に給電ばね抜け防止リブを植立したケース
    と、前記孔を介して挿通された前記結合部材と結合する
    ホルダーと、前記ホルダーを巻込むように跨座して係合
    される給電ばねを備えることを特徴とするアンテナ装
    置。
  2. 【請求項２】 孔を介してホルダーと結合するための結
    合部材を備えるアンテナと、前記孔の近傍にアンテナ挿
    入方向と平行に給電ばね回転防止リブを植立したケース
    と、前記孔を介して挿通された前記結合部材と結合する
    ホルダーと、前記ホルダーを巻込むように跨座して係合
    される給電ばねを備えることを特徴とするアンテナ装
    置。
  3. 【請求項３】 前記リブの給電ばねの取付方向の先端部
    には傾斜が施されていることを特徴とする請求項１また
    は請求項２記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項４】 前記リブのアンテナ挿入方向に沿う先端
    部には曲率が施されていることを特徴とする請求項１な
    いし請求項３記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項５】 前記リブは前記孔の近傍にアンテナ挿入
    方向と平行に少なくとも片側１箇所で前記ケースに植立
    していることを特徴とする請求項１記載のアンテナ装
    置。
  6. 【請求項６】 前記リブは前記孔の近傍にアンテナ挿入
    方向と平行に少なくとも片側１箇所で前記ケースに植立
    していることを特徴とする請求項２記載のアンテナ装
    置。
  7. 【請求項７】 前記請求項１ないし請求項６記載のアン
    テナ装置を備える携帯無線電子機器。
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