JP2008192536A - 携帯端末の端子カバー及びそれを備えた携帯端末 - Google Patents

携帯端末の端子カバー及びそれを備えた携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】コストアップに繋がる余分な部品を追加することなく、容易に端子カバーを開いて端子を露出させることができると共に、端子カバーが軸挿通孔から容易には外れないようにする。
【解決手段】携帯電話機の裏面側キャビネット5bに設けた、端子部を露出させるための挿入口11と軸挿通孔13とを有する接続用凹部12を覆う端子カバー10において、接続用凹部12を覆うカバー本体15と、軸挿通孔13に圧入しながら挿入され、カバー本体15を回動自在に保持する軸本体16とを設ける。この軸本体16に円柱部16aを設け、この円柱部16aの先端側に円柱部16aよりも大きな径を有する大径部16bを設ける。大径部16bの先端に軸本体16を軸挿通孔13に挿通するときに開くスリット20を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末の端子部のカバー及びそれを備えた携帯端末に関する。
従来より、携帯電話機に代表される携帯端末は、充電用の端子部や、カード挿入口や、マイク端子を挿入するためのマイク端子部などを備え、それらを端子カバーによって覆っている。このような携帯端末では、充電をするときには、端子カバーを開いて端子部にコネクタを差し込んで充電し、また、カード使用時は、端子カバーを開閉してカードを抜き差しし、使用しないときは端子カバーをする。また、マイク端子を挿入するときも、端子カバーを開閉してマイク端子を抜き差しし、使用しないときは端子カバーをするようにしている。
そして、端子カバーは、組立作業者にとっては取り付けやすく外れにくいことが望まれるものの、ユーザーにとっては外れやすい方を望む人もあれば、外れにくい方を望む人もいる。外れやすくすると端子カバーの紛失の危険性があり、外れにくくすると手間がかかる。
例えば、特許文献1のものでは、電子機器の端子保護カバーを、筐体に対して、保護カバー使用時実装方向とは異なる1方向に向けたときだけに圧入できるようにすることにより、圧入方向以外では端子保護カバーを非常に抜けにくくしている。また、端子保護カバーにはゴム等の弾性材料を使用し、且つ、フック部に舌状片と突起の組み合わせ形状を採用することにより、外部端子使用時に端子保護カバーを常時実装方向から回動させて取り付け時の圧入方向にした場合であっても、端子保護カバーを抜けにくくしている。
特許文献2では、電子機器への端子カバー取り付け構造に、電子機器の筐体の側面に位置し、外部接続コネクタとの接続用の嵌合部の近傍に位置する端子磁石部を有する外部接続端子と、外部接続端子の近傍に位置する筐体磁石部と、エラストマ樹脂で成形され、支点で折り返され、カバー磁石部を有し、カバー磁石部と外部接続端子の端子磁石部と磁力で結合し外部接続端子を閉じ、端子磁石部との結合を解除して外部接続端子を開き、筐体磁石部と磁力で結合し、筐体の側面に密着し、外部接続端子の嵌合部に外部接続コネクタを接続させるための端子カバーとを設け、取り付け構造を簡素化して部品の生産性、端子カバーの取り扱い性を向上させるようにしている。
特開2005−228756号公報 特開2006−262052号公報
上記特許文献1のものでは、端子カバーが外れにくくなるものの、端子接続時に端子カバーを回動させると、意図せず外れてしまうことがある。
上記特許文献2のものでは、専用の磁石を設けなければならず、部品点数が増えて製造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コストアップに繋がる余分な部品を追加することなく、容易に端子カバーを開いて端子を露出させることができると共に、端子カバーが軸挿通孔から容易には外れないようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、軸本体を接続用凹部の軸挿通孔に挿通する際に、先端の大径部が開くようにした。
具体的には、第1の発明では、携帯端末の筐体に設けられ、端子部を露出させるための挿入口と軸挿通孔とを有する接続用凹部を覆う端子カバーを対象とする。
そして、携帯端末の端子カバーは、
上記接続用凹部を覆うカバー本体と、
上記カバー本体に設けられ、上記軸挿通孔に圧入しながら挿入され、該カバー本体を回動自在に保持する軸本体とを備え、
上記軸本体は、
円柱部と、
該円柱部の先端側に設けられ、該円柱部よりも大きな径を有する大径部と、
を有し、
上記大径部には、上記軸本体を軸挿通孔に挿入するときに開くスリットが形成されている。
上記の構成によると、軸本体を接続用凹部の軸挿通孔に挿通する際に、大径部のスリットが開くので、容易に軸本体が挿入される。一方、一度挿入した後は、スリットが閉じて大径部が軸挿通孔の周縁に引っ掛かるので、端子部を露出させるときに、端子カバーを開いて軸本体を中心にカバー本体を回動させても軸本体が軸挿通孔から抜け出すことが防止される。また、軸本体にスリットを設けるだけなので、コストアップとならない。
また、第2の発明では、携帯端末の筐体に設けられ、端子部を露出させるための挿入口と軸挿通孔とを有する接続用凹部を覆う端子カバーを対象とする。
そして、携帯端末の端子カバーは、
上記接続用凹部を覆うカバー本体と、
上記カバー本体に設けられ、上記軸挿通孔に圧入しながら挿入され、該カバー本体を回動自在に保持する軸本体とを備え、
上記軸本体は、
円柱部と、
該円柱部の先端側に設けられ、該円柱部よりも大きな径を有する大径部と、
を有し、
上記大径部には、上記軸本体を軸挿通孔に挿入するときに開く溝部が形成されている。
上記の構成によると、軸本体を接続用凹部の軸挿通孔に挿通する際に、大径部の溝部が開くので、容易に軸本体が挿入される。一方、一度挿入した後は、溝部の隙間が閉じて大径部が軸挿通孔の周縁に引っ掛かるので、端子部を露出させるときに、端子カバーを開いて軸本体を中心にカバー本体を回動させても軸本体が軸挿通孔から抜け出すことが防止される。また、軸本体にスリットを設けるだけなので、コストアップとならない。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記大径部は、先端側に向かって小径となる円錐台形をなし、
上記スリット又は溝部は、上記大径部を軸方向に沿って先端側から2つに分割するように形成されている。
上記の構成によると、軸本体を接続用凹部の軸挿通孔に挿通する際に、先端側からスリット又は溝部が開いて大径部が2つに分かれるので、容易に軸本体が挿入される。挿入後は、軸本体を抜き出す方向に力がかかっても、スリット又は溝部を閉じる方向に力が加わるので、大径部が軸挿通孔周縁に引っ掛かって容易に抜け出さない。
第4の発明では、第3の発明において、
上記スリット又は溝部は、上記大径部を軸方向から見て左右対称に分割するように形成されている。
上記の構成によると、上記スリット又は溝部は、軸本体を接続用凹部の軸挿通孔に挿通する際に、スリットが開いて大径部が均等に2つに分かれるので、容易に軸本体が挿入される。
第5の発明では、第1又は第2の発明において、
上記スリット又は溝部は、上記大径部軸方向に沿って先端側から4分割するように形成されている。
上記の構成によると、軸本体を接続用凹部の軸挿通孔に挿通する際に、先端側からスリット又は溝部が開いて大径部が4つに分かれるので、容易に軸本体が挿入される。挿入後は、軸本体を抜き出す方向に力がかかっても、スリット又は溝部を閉じる方向に力が加わるので、大径部が軸挿通孔周縁に引っ掛かって容易に抜け出さない。
第6の発明では、第5の発明において、
上記スリット又は溝部は、上記大径部を軸方向から見て左右及び上下対称に分割するように形成されている。
上記の構成によると、軸本体を接続用凹部の軸挿通孔に挿通する際に、スリット又は溝部が開いて大径部が均等に4つに分かれるので、容易に軸本体が挿入される。
第7の発明では、第1乃至第6のいずれか1つの発明において、
エラストマ及びゴムの少なくとも一方よりなる。
上記の構成によると、適度な弾性を有して取り付けやすく外れにくく、且つ美観に優れたカバーの製造を非常に安価に行うことができる。
第8の発明では、第1乃至第7のいずれか1つの発明において、
上記携帯端末の端子カバーは、イヤホンマイク用の端子部を覆う携帯端末の端子カバーである。
上記の構成によると、イヤホンマイク用の端子部を使用しても端子カバーが紛失せず、また、不使用時には、防塵、防水の効果がある。
第9の発明では、第1乃至第7のいずれか1つの発明において、
上記携帯端末の端子カバーは、充電端子を覆う携帯端末の端子カバーである。
上記の構成によると、充電端子を使用しても端子カバーが紛失せず、また、不使用時には、防塵、防水の効果がある。
第10の発明では、第1乃至第7のいずれか1つの発明において、
上記携帯端末の端子カバーは、カード挿入部を覆う携帯端末の端子カバーである。
上記の構成によると、カードを使用しても端子カバーが紛失せず、また、不使用時には、防塵、防水の効果がある。
第11の発明では、第1乃至第10のいずれか1つの発明において、
上記携帯端末は、携帯電話機とする。
上記の構成によると、端子を使用しても端子カバーが紛失せず、また、不使用時には、防塵、防水の効果を有するので、携帯電話機の携帯性が向上する。
第12の発明では、携帯端末は、
端子挿入口及び軸挿通孔を備えた接続用凹部を有する筐体と、
上記接続用凹部を覆うための第1乃至第10のいずれか1つの発明の携帯端末の端子カバーとを備えている。
上記の構成によると、挿入しやすく、抜けにくい端子カバーを有する携帯端末が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、接続用凹部を覆う端子カバーにおいて、軸本体先端の大径部に、軸本体を軸挿通孔に挿通するときに開くスリット又は溝部を設けたことにより、コストアップに繋がる余分な部品を追加することなく、容易に端子カバーを開いて端子を露出させることができると共に、端子カバーが軸挿通孔から容易に外れないので、その紛失を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の実施形態にかかる携帯端末としての携帯電話機1の開いた状態を示す斜視図である。図3は、携帯電話機1の閉じた状態を右側から見た側面図である。
携帯電話機1は、表面側に表示部2を有する第1の筐体3と、表面側に操作部4を有する第2の筐体5とを備え、これら第1の筐体3と第2の筐体5とがヒンジ部6によって折畳み開閉自在に接続されている。例えば、第1の筐体3の表面側には、スピーカ部7が設けられ、第2の筐体5の表面側に送話部8が設けられている。
図4に拡大して示すように、第2の筐体5の側面には、イヤホンマイク用の端子部(図示せず)をカバーする端子カバー10が設けられている。具体的には、第2の筐体5は、表面側を覆う表面側キャビネット5aと、裏面側を覆う携帯電話機1の筐体としての裏面側キャビネット5bとを備えている。この裏面側キャビネット5bには、イヤホン用の端子部を露出させるための矩形状の挿入口11が形成された接続用凹部12が設けられている。接続用凹部12は、裏面側キャビネット5bの表面を略矩形状に内側へ凹陥させたもので、挿入口11の下方には、円形の軸挿通孔13が形成されている。接続用凹部12の上端周縁には、端子カバー10を剥ぐ際にユーザーの爪を挿入するための爪挿入用凹部12aが凹陥されている。
端子カバー10は、エラストマ単体、ゴム単体、又はエラストマとゴムとを一体成形したもののいずれで構成してもよい。このことで、非常に安価で適度な弾性を有し、装飾が容易な端子カバー10カバーが形成される。
図5に示すように、端子カバー10は、接続用凹部12を覆う略矩形板状のカバー本体15を備えている。このカバー本体15の内面には、上記軸挿通孔13に圧入しながら挿入される軸本体16が突設されている。軸本体16は、円柱部16aと、この円柱部16aよりも先端側に該円柱部16aよりも大きな径を有する大径部16bとを有している。この軸本体16が軸挿通孔13に挿通されることで、カバー本体15が軸本体16によって回動自在に保持されるようになっている。また、上記爪挿入用凹部12aに対応するように、カバー本体15の上端には、爪挿入部15aが凹陥されている。さらに、カバー本体15における軸本体16の上方表面には、カバー本体15を折り曲げてイヤホン用の端子部を露出させるための折曲用凹部15bが形成されている。
端子カバー10の上側には、接続用凹部12の側壁に係止される一対の係止爪17が突設されている。この係止爪17が挿入口11に係止されることで、カバー本体15が意図せずめくれないように密閉状に覆っている。
そして、本発明の特徴として、図1及び図6に拡大して示すように、大径部16bには、軸本体16を軸挿通孔13に挿入するときに開くスリット20が形成されている。大径部16bは、先端側に向かって小径となる円錐台形をなし、スリット20は、大径部16bの先端から軸方向に延び、大径部16bを軸方向から見て上下対称(左右対称でもよい)に2つに分割するように形成されている。このスリット20を設けることで、軸本体16を接続用凹部12の軸挿通孔13に挿通する際に、スリット20が開いて大径部16bが均等に上下に2つに分かれるようになっている。
図6に示すように、軸挿通孔13の直径dは円柱部16aの直径D2よりも大きく、大径部16bの基端の直径D1よりも小さくなっている(D2<d<D1)。スリット20を設けて挿入しやすくしたことにより、スリット20を設けない場合に比べて大径部16bの基端の直径D1を大きくすることができるので、軸本体16を圧入した後は大径部16bの基端側が軸挿通孔13の周縁に引っ掛かって自然に外れないようになっている。
−端子カバーの使用方法−
次に、本実施形態にかかる端子カバー10の使用方法について説明する。
まず、端子カバー10の組付方法について説明する。
端子カバー10を裏面側キャビネット5bの接続用凹部12に組み付けるには、まず、その軸本体16を軸挿通孔13に挿通する。図1(a)に示すように、白矢印の方向に力を加えて大径部16bを軸挿通孔13に押し込む。
すると、図1(b)に示すように、大径部16bのスリット20が先端側から均等に上下に2分割されるように広がる。このため、非常に軸本体16が挿入しやすい。
図1(c)に示すように、大径部16bが挿入されると、開いていたスリット20が閉じ、大径部16bの基端周縁が軸挿通孔13周縁に引っ掛かる。このため、軸本体16を引き抜く方向に力が加わっても、スリット20を開く方向ではなく閉じる方向に力が加わるので、軸本体16が容易に抜けることはない。
最後にカバー本体15の係止爪17を接続用凹部12に圧入することで、端子カバー10によって接続用凹部12が密閉状に覆われる。このように、端子カバー10によって挿入口11がしっかりと覆われているので、防塵、防水の効果がある。
次いで、端子カバー10を剥いでイヤホンマイク用の端子部を使用する方法について説明する。
まず、爪を爪挿入用凹部12aに滑らせて爪挿入部15aに引っ掛け、カバー本体15を剥いで、折曲用凹部15bを境に折り曲げる。
次いで、折り曲げたカバー本体15を軸本体16を中心に回動させて固定する。このとき、軸本体16の大径部16bは、一度挿入した後は、スリット20が閉じて軸挿通孔13の周縁に引っ掛かるので、軸本体16が軸挿通孔13から容易に抜け出すことはない。このため、イヤホンマイク用の端子部を使用しても端子カバー10を紛失することはない。
そして、挿入孔11にイヤホンマイクの端子(図示せず)を差し込むことで、イヤホンマイクの使用が可能となる。
使用後には、イヤホンマイクの端子を抜き、カバー本体15を軸本体16を中心に回動させて再び接続用凹部12を覆う。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかる携帯電話機1によると、軸本体16先端の大径部16bに、軸本体16を軸挿通孔13に挿入するときに開くスリット20を設けたことにより、コストアップに繋がる余分な部品を追加することなく、容易に端子カバー10を開いて端子を露出させることができると共に、端子カバー10が軸挿通孔13から容易に外れないので、その紛失を防止することができる。また、軸本体16にスリット20を設けるだけなので、コストアップを防ぐことができる。
−実施形態の変形例−
上記実施形態では、大径部16bにスリット20を設けたが、軸本体16を軸挿通孔13に挿入するときに大径部16bの先端側を開きやすくする溝部120を設けてもよい。すなわち、溝部120は、大径部16bの先端に直径方向に延びると共に、軸方向基端側へ凹陥されたものとする。軸本体16を軸挿通孔13に圧入するときには、大径部16bの先端側が開くので、挿入が容易であるが、軸本体16を引き抜こうとすると、溝部120を押しつぶす方向に力が加わり、溝部120が押しつぶされ、それ以上大径部16bの外径D1が小さくなることはないので、軸本体16が容易に抜け出すことはない。このように、溝部120を設けた場合でも、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
端子カバー10は、充電端子を覆う携帯端末の端子カバー10としてもよく、カード挿入部を覆う端子カバー10としてもよい。このことで、上記実施形態と同様に、充電端子やカードを使用しても端子カバー10が紛失せず、また、不使用時には、防塵、防水の効果を得ることができる。
上記実施形態では、スリット20を大径部16bを軸方向から見て上下対称に2つに分割するように形成したが、上下又は左右非対称に形成してもよい。その場合には、薄肉側が開きやすくなる。
上記実施形態では、スリット20は、大径部16bを2分割するように設けたが、大径部16bを軸方向に沿って先端側から4分割するように形成してもよい。このことで、軸本体16を接続用凹部12の軸挿通孔13に挿通する際に、先端側からスリット20が開いて大径部16bが4つに分かれるので、容易に軸本体16が挿入される。挿入後は、軸本体16を抜き出す方向に力がかかっても、スリット20を閉じる方向に力が加わるので、軸本体16は容易に抜け出さない。このとき、スリット20は、大径部16bを左右及び上下対称に分割するように形成するとよい。このことで、スリット20は、軸本体16を接続用凹部12の軸挿通孔13に挿通する際に、スリット20が開いて大径部16bが均等に4つに分かれるので、容易に軸本体16を挿入することができる。
上記実施形態では、携帯端末は、携帯電話機1としたが、PC、PHS、PDA、モバイルツール、電子辞書、電卓、複写機等であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
軸本体を軸挿通孔に挿通する様子を示す断面図であり、(a)が挿入する瞬間を示し、(b)が大径部が挿通孔を通過する状態を示し、(c)が大径部が軸挿通孔を通過した後の状態を示す。 本実施形態にかかる携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。 携帯電話機の閉じた状態を示す側面図である。 接続用凹部及びその周辺を拡大して示す斜視図である。 端子カバーを示し、(a)が側面図で、(b)が正面図である。 軸挿通孔及び軸本体の寸法を比較する断面図である。 実施形態の変形例にかかる携帯電話機の図6相当図である。
符号の説明
1 携帯電話機(携帯端末)
5b 裏面側キャビネット(筐体)
6 ヒンジ部
10 端子カバー
11 挿入口
12 接続用凹部
13 軸挿通孔
15 カバー本体
16 軸本体
16a 円柱部
16b 大径部
17 係止爪
20 スリット
120 溝部

Claims (12)

  1. 携帯端末の筐体に設けられ、端子部を露出させるための挿入口と軸挿通孔とを有する接続用凹部を覆う端子カバーであって、
    上記接続用凹部を覆うカバー本体と、
    上記カバー本体に設けられ、上記軸挿通孔に圧入しながら挿入され、該カバー本体を回動自在に保持する軸本体とを備え、
    上記軸本体は、
    円柱部と、
    該円柱部の先端側に設けられ、該円柱部よりも大きな径を有する大径部と、
    を有し、
    上記大径部の先端には、上記軸本体を軸挿通孔に挿入するときに開くスリットが形成されている
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  2. 携帯端末の筐体に設けられ、端子部を露出させるための挿入口と軸挿通孔とを有する接続用凹部を覆う端子カバーであって、
    上記接続用凹部を覆うカバー本体と、
    上記カバー本体に設けられ、上記軸挿通孔に圧入しながら挿入され、該カバー本体を回動自在に保持する軸本体とを備え、
    上記軸本体は、
    円柱部と、
    該円柱部の先端側に設けられ、該円柱部よりも大きな径を有する大径部と、
    を有し、
    上記大径部の先端には、上記軸本体を軸挿通孔に挿入するときに開く溝部が形成されている
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    上記大径部は、先端側に向かって小径となる円錐台形をなし、
    上記スリット又は溝部は、上記大径部を軸方向に沿って先端側から2つに分割するように形成されている
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  4. 請求項3に記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    上記スリット又は溝部は、上記大径部を軸方向から見て左右対称に分割するように形成されている
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  5. 請求項1又は2に記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    上記スリット又は溝部は、上記大径部を軸方向に沿って先端側から4分割するように形成されている
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  6. 請求項5に記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    上記スリット又は溝部は、上記大径部を軸方向から見て左右及び上下対称に分割するように形成されている
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    エラストマ及びゴムの少なくとも一方よりなる
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    上記携帯端末の端子カバーは、イヤホンマイク用の端子部を覆うカバーである
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    上記携帯端末の端子カバーは、充電端子を覆うカバーである
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  10. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の携帯端末の端子カバーにおいて、
    上記携帯端末の端子カバーは、カード挿入部を覆うカバーである
    こと特徴とする携帯端末の端子カバー。
  11. 上記携帯端末は、携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載の携帯端末の端子カバー。
  12. 端子挿入口及び軸挿通孔を備えた接続用凹部を有する筐体と、
    上記接続用凹部を覆うための請求項1乃至10のいずれか1つに記載の携帯端末の端子カバーとを備える
    ことを特徴とする携帯端末。
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