JP3124302U - プラグ側嵌合部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水仕様のコンセントを用いた場合における防水性能の向上を図る。
【解決手段】プラグ用防水カバー10は、プラグの端子を差し込むための差込穴41,41を囲繞する内周面に少なくとも先端部へ向かって内径が小さくなる絞り部43が形成された受口42を有する防水仕様のコンセント40を対象として用いられるものであり、コンセント40の差込穴41,41にプラグの端子が差し込まれた状態で受口42と嵌合可能に構成されている。そして、このプラグ用防水カバー10は、環状の嵌合凸部22と、嵌合凸部22よりも外径が小さくかつ嵌合凸部22よりも先端方向へ突出して形成され、当該プラグ用防水カバー10が受口42と嵌合している状態で嵌合凸部22を絞り部43に当接させる突出部23とを備えている。
【選択図】図3

Description

本考案は、防水仕様のコンセントの差込穴にプラグの端子が差し込まれた状態でコンセントの受口と嵌合して防水性能を発揮するように構成されたプラグ側嵌合部材に関するものである。
従来、例えば、建物に設置された電源コンセントから離れた場所で電気機器を使用する場合に、一端にプラグが設けられ他端にコンセントが設けられた延長用の電気コードを備えたコードリールが用いられる。具体的には、コードリールのプラグを建物に設置された電源コンセントに接続し、電気機器のプラグをコードリールのコンセントに接続することにより、建物に設置された電源コンセントから離れた場所で電気機器が使用可能となる。
ここで、コードリールのコンセントには、雨天時でも屋外で使用できる防水仕様のものと防水仕様でないもの(屋内仕様のもの)とがある。防水仕様のコンセントは、プラグの端子を差し込むための差込穴を囲繞する内周面が形成された合成樹脂製又はゴム製の受口を備えている。これに対し、屋内仕様のコンセントは、こうした受け口を備えていない。
また、同様に、電気機器のプラグにも、防水仕様のものと防水仕様でないもの(屋内仕様のもの)とがある。防水仕様のプラグは、2本の端子が一体成型された樹脂製の本体が前面から見て円形状に形成されており、本体の外周面における先端部には、全周に渡って断面半円形状に突出した環状の嵌合凸部が形成されている。このため、プラグの端子がコンセントの差込穴に差し込まれた状態において、プラグの嵌合凸部がコンセントの受口に嵌合し、嵌合凸部の外周面が受口の内周面に全周にわたって密着する。これにより、外部から水が掛かったとしても、その水がプラグとコンセントとの電気的な接続部分まで浸入することが防止される。これに対し、屋内仕様のプラグは、本体が前面から見て端子の並び方向に長い長方形状に形成されており、防水仕様のコンセントに接続しても防水効果は得られない。
一方、屋内仕様のプラグに着脱可能に構成され、屋内仕様のプラグを防水仕様のプラグとして使用可能とするプラグ用防水カバーも提案されている(特許文献1参照)。このプラグ用防水カバーは、屋内仕様のプラグを収容する略円筒状の収容部と、収容部と一体的に形成され、収容部に収容された状態の屋内仕様のプラグの基端部外周面又はそのプラグが一端に設けられた電気コードの外周面に全周にわたって密着するくびれ部とを有する。そして、防水仕様のプラグと同様の嵌合凸部が収容部の外周面に形成されている。このため、屋内仕様のプラグにプラグ用防水カバーを装着することにより、防水仕様のプラグとして使用することができる。
特開2002−216888号公報
ところで、防水仕様のコンセントの受口の形状には特に規格が定められている訳ではないため、例えば図2(a)〜(d)に示すように、製造業者の違いなどにより複数種類の形状の受口42が存在しているのが現状である。このため、従来においては、プラグ側の嵌合凸部の最大外径を、コンセント40の受口42の最小内径よりもやや大きく設定することにより、複数種類の受口に適合させていた。
しかしながら、図5及び図6に示すようにプラグ50側の嵌合凸部51をコンセント40の受口42に嵌合させた状態における軸方向(プラグの差し込み方向)の位置決めについては特に配慮されていなかった。このため、軸方向に遊びが生じることにより嵌合凸部51と受口42との間にがたつきが生じやすく、防水性能の向上を図る上で不都合であった。
本考案は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、防水性能の向上を図ることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた本考案の請求項1に記載のプラグ側嵌合部材は、プラグの端子を差し込むための差込穴を囲繞する内周面に少なくとも先端部(差込穴から離れた側)へ向かって内径が小さくなる絞り部が形成された受口を有する防水仕様のコンセントを対象として用いられるものである。また、このプラグ側嵌合部材は、コンセントの差込穴にプラグの端子が差し込まれた状態で受口と嵌合可能に構成されている。
そして、このプラグ側嵌合部材は、環状の嵌合凸部と、嵌合凸部よりも外径が小さくかつ嵌合凸部よりも先端方向へ突出して形成され、当該プラグ側嵌合部材が受口と嵌合している状態で嵌合凸部を絞り部に当接させる突出部とを備えている。
このような構成のプラグ側嵌合部材では、先端部に突出部の形成されていない従来のものに比べ、嵌合凸部が受口の先端部寄り(換言すれば絞り部寄り)に位置することになる。これにより、嵌合凸部が受口の内周面における絞り部に当接することとなり、がたつきの発生が抑制される。この結果、防水性能を向上させることができる。
ところで、本考案のプラグ側嵌合部材は、例えば、プラグと一体的に(プラグ本体として)構成することも可能であるが、プラグと別体で構成するとより効果的である。
すなわち、請求項2に記載のプラグ側嵌合部材は、上記請求項1に記載のプラグ側嵌合部材において、屋内仕様のプラグを収容する略円筒状の収容部と、収容部と一体的に形成され(分離可能な別体の部材を一体的に組み合わせたものも含む。)、収容部に収容された状態の屋内仕様のプラグの基端部外周面又はそのプラグが一端に設けられた電気コードの外周面に全周にわたって密着するくびれ部とを有するとともに屋内仕様のプラグに着脱可能に構成されている。そして、このプラグ側嵌合部材において、上述した嵌合凸部及び突出部は収容部に形成されている。
このようにプラグ側嵌合部材がプラグと別体で構成されている場合には、プラグと一体で構成されている場合に比べてがたつきが生じやすい条件となるが、本考案のプラグ側嵌合部材によればがたつきの発生を効果的に抑制することができる。
以下、本考案が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本考案のプラグ側嵌合部材の一実施形態としてのプラグ用防水カバー10の外観図である。
このプラグ用防水カバー10は、屋内仕様のプラグに着脱可能に構成されている。具体的には、略円筒状に形成された合成樹脂製(本実施形態ではEVA製)のケース部材20と、伸縮自在の材料(本実施形態では熱可塑性エラストマー)により略円筒状に形成され、一端がケース部材20の外周面に装着されたカバー部材30とを備えている。
ここで、ケース部材20には、屋内仕様のプラグを収容可能な空間(円形の貫通穴)が内側に形成されており、外周面にはカバー部材30に覆われる被覆部21が形成されている。また、外周面における先端部(カバー部材30に覆われない部分)には、全周に渡って断面半円形状に突出した環状の嵌合凸部22が形成されており、更に、嵌合凸部22よりも外径の小さい環状の突出部23が先端方向へ突出して形成されている。
また、カバー部材30には、ケース部材20の外周面を覆うように装着される装着部31と、基端部に向かって径が絞られたくびれ部32とが形成されている。
一方、図2に示すように、防水仕様のコンセント40には、プラグの端子を差し込むための2つの差込穴41,41が形成されているとともに、差込穴41,41を囲繞する内周面が形成された円筒状の受口42が設けられている。そして、受口42の内周面における先端部付近には、先端部へ向かって内径が小さくなる絞り部43が形成されている。
なお、屋内仕様のプラグは、図示しないが、周知のように電気機器における電気コードの先端部に設けられており、2本の端子が一体成型された樹脂製の本体が前面から見て端子の並び方向に長い長方形状に形成されている。
以上のような構成のプラグ用防水カバー10を使用する場合には、まず、プラグ用防水カバー10を、屋内仕様のプラグを覆うように装着する。具体的には、プラグ用防水カバー10のカバー部材30における基端部を指で広げ、ケース部材20の外側に巻き上げる様に被せる。そして、ケース部材20の後端側(嵌合凸部22が形成されていない側)からプラグを挿入した後、カバー部材30を指で元の状態に戻す。これにより、カバー部材30のくびれ部32が屋内仕様のプラグの本体基端部における外周面又はそのプラグが一端に設けられた電気コードの外周面に全周にわたって密着する。
そして、プラグの端子がコンセント40の差込穴41,41に差し込まれた状態で、図3及び図4に示すように、プラグ用防水カバー10の先端部における嵌合凸部22を、防水仕様のコンセント40の受口42に嵌合させる。このとき、プラグ用防水カバー10には先端部に突出部23が形成されているため、突出部23の形成されていない従来のものに比べ、嵌合凸部22が受口42の先端部寄り(換言すれば絞り部43寄り)に位置することになる。
こうして突出部23が軸方向のスペーサとして作用することにより、嵌合凸部22が受口42の内周面における絞り部43に当接するため、軸方向のがたつきの発生が抑制される。この結果、極めて高い防水性能が得られる。
特に、プラグ用防水カバー10はプラグと別体で構成されているため、防水仕様のプラグ(換言すれば、プラグと嵌合凸部とが一体で構成されているもの)に比べてがたつきが生じやすい条件となるが、上述のとおり突出部23の作用によりがたつきの発生を効果的に抑制することができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、本考案のプラグ側嵌合部材として、屋内仕様のプラグに装着して使用するプラグ用防水カバー10を例示したが、これに限定されるものではない。すなわち、防水仕様のプラグの本体に本考案のプラグ側嵌合部材を適用することももちろん可能である。
実施形態としてのプラグ用防水カバーの外観図である。 防水仕様のコンセントが有する受口の形状の説明図である。 実施形態のプラグ用防水カバーを防水仕様のコンセントに接続した状態を示す説明図(その1)である。 実施形態のプラグ用防水カバーを防水仕様のコンセントに接続した状態を示す説明図(その2)である。 従来の防水仕様のプラグを防水仕様のコンセントに接続した状態を示す説明図(その1)である。 従来の防水仕様のプラグを防水仕様のコンセントに接続した状態を示す説明図(その2)である。
符号の説明
10…プラグ用防水カバー、20…ケース部材、21…被覆部、22…嵌合凸部、23…突出部、30…カバー部材、31…装着部、32…くびれ部、40…コンセント、41…差込穴、42…受口、43…絞り部

Claims (2)

  1. プラグの端子を差し込むための差込穴を囲繞する内周面に少なくとも先端部へ向かって内径が小さくなる絞り部が形成された受口を有する防水仕様のコンセントを対象として用いられ、前記差込穴にプラグの端子が差し込まれた状態で前記受口と嵌合可能に構成されたプラグ側嵌合部材において、
    環状の嵌合凸部と、
    前記嵌合凸部よりも外径が小さくかつ前記嵌合凸部よりも先端方向へ突出して形成され、当該プラグ側嵌合部材が前記受口と嵌合している状態で前記嵌合凸部を前記絞り部に当接させる突出部と、
    を備えたことを特徴とするプラグ側嵌合部材。
  2. 屋内仕様のプラグを収容する略円筒状の収容部と、
    前記収容部と一体的に形成され、前記収容部に収容された状態の屋内仕様のプラグの基端部外周面又はそのプラグが一端に設けられた電気コードの外周面に全周にわたって密着するくびれ部と、
    を有するとともに前記屋内仕様のプラグに着脱可能に構成され、
    前記嵌合凸部及び前記突出部は前記収容部に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のプラグ側嵌合部材。
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