JP2002122130A - 携帯型電子機器 - Google Patents
携帯型電子機器Info
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- JP2002122130A JP2002122130A JP2000313335A JP2000313335A JP2002122130A JP 2002122130 A JP2002122130 A JP 2002122130A JP 2000313335 A JP2000313335 A JP 2000313335A JP 2000313335 A JP2000313335 A JP 2000313335A JP 2002122130 A JP2002122130 A JP 2002122130A
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Abstract
ーの開き防止構造を具えた携帯型電子機器を提供する。 【解決手段】 第1軸受22と第1円筒状カバー25が突設
された第1筐体20と、第2軸受42と第2円筒状カバー45
が突設された第2筐体40と、円筒状カバー25,45内に収
容されたフレキシブル回路基板60と、軸受22,42を連結
するヒンジ軸82とを具え、第2筐体40を第2フロントケ
ース43と第2リアケース44から構成し、第2円筒状カバ
ー45を第2フロントケース43から第2軸受42に連続又は
隣接して突設された第2フロント円弧体46と第2リアケ
ース44に形成された第2リア円弧体47から構成し、第2
軸受42の側面に係止孔50を開設し、第2リア円弧体47の
側部に前記係止孔50に嵌まる係止片52を突設し、係止片
52を係止孔50に嵌めて、第2リア円弧体47の開きを抑え
た。
Description
の携帯電話機や携帯型ビデオカメラ、デジタルカメラ等
の携帯型電子機器のヒンジ接続部分の開き防止構造に関
するものである。
う)の携帯電話機や、液晶パネルが開閉する携帯型のビ
デオカメラ、デジタルカメラなどの携帯型電子機器は、
開閉部分がヒンジ接続されている。以下、携帯電話機を
例に挙げて説明する。開閉式の携帯電話機(10)は、図1
に示すように、操作ボタン(12)、バッテリー(13)、マイ
ク(14)等が配備された第1筐体(20)と、表示部(16)、ス
ピーカ(17)等が配備された第2筐体(40)をヒンジ接続し
て構成される。第1筐体(20)及び第2筐体(40)は、図1
に示すように、ケース(23)(24)、ケース(43)(44)を夫々
嵌め合わせ、図2に示すようにネジ止め(70)(70)して構
成される。筐体(20)(40)どうしのヒンジ接続は、本発明
の図3及び図4を参照して説明すると、第1筐体(20)を
構成する第1フロントケース(23)の基端両側又は片側に
形成された軸受(22)(22)と、第2筐体(40)を構成する第
2フロントケース(43)の基端に同軸に形成された軸受(4
2)(42)とをヒンジ軸(82)(82)で回動可能に連結して行な
われる。軸受(42)(42)間には、第1筐体(20)の内部基板
(62)と第2筐体(40)の内部基板(63)とを電気的に接続す
るフレキシブル回路基板(60)が、図3及び図8(a)に示
すように、ループ状に巻回された状態で円筒状カバー(2
5)(45)内に収容されている。円筒状カバー(25)(45)は、
夫々、ケース(23)(24)、ケース(43)(44)の基端に突設さ
れた円弧体(26)(27)(46)(47)から構成されている。
た状態から閉じるときに、図7に示すように、フロント
ケース(23)(43)間に指や物(90)が挟まっていたり、携帯
電話機(10)を捻ったときに、筐体(20)(40)に曲げ力が加
わる。具体的には、図7に示すように、ヒンジ接続部の
近傍に物(90)が挟まっていたり、ヒンジ軸(82)に近いネ
ジ止め部分(70)よりも開放側に物が挟まっている状態
で、閉じ方向に力Fを加えると、筐体(20)(40)は屈曲す
る。このとき、フロントケース(23)(43)は、挟まってい
る物(90)を支点として屈曲するが、リアケース(24)(44)
は、ネジ止め部分(70)(70)を支点として屈曲する。この
ように、屈曲支点の違いにより、フロントケース(23)(4
3)とリアケース(24)(44)は力Fによって異なる曲率で屈
曲する。その結果、第1フロントケース(23)と第1リア
ケース(24)の先端の円弧体(26)(27)間及び第2フロント
ケース(43)と第2リアケース(44)の円弧体(46)(47)間
に、図8(b)に示すように夫々隙間が生じてしまうこと
があった。第1筐体(20)の第1リアケース(24)には、バ
ッテリー(13)が配備されているため、第1筐体(20)は第
2筐体(40)よりも剛性を有している。従って、このよう
な現象は、特に第2筐体(40)に顕著に現れていた。
ル回路基板(60)が収容されており、さらに、円筒状カバ
ー(25)(45)は、筐体(20)(40)の内部に直接空間的に接続
しているから、円筒状カバー(25)(45)の開いた隙間部分
から水や埃が侵入すると、誤動作や電気系のトラブルが
発生する虞れがあった。
収容する円筒状カバーの開き防止構造を具えた携帯型電
子機器を提供することである。
に、本発明の請求項1に記載の携帯型電子機器は、操作
ボタン(12)を具える第1フロントケース(23)と、該第1
フロントケース(23)を閉じる第1リアケース(24)とから
形成され、第1フロントケース(23)の基端に第1軸受(2
2)と、両ケース(23)(24)の基端を円筒状に形成してなる
第1円筒状カバー(25)が突設された第1筐体(20)と、表
示部(16)を具える第2フロントケース(43)と、該第2フ
ロントケース(43)を閉じる第2リアケース(44)とから形
成され、第2フロントケース(43)の基端に、前記第1軸
受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設され、第2軸受(4
2)と前記第1円筒状カバー(25)との間に両ケース(43)(4
4)の基端を円筒状に形成してなる第2円筒状カバー(45)
が突設された第2筐体(40)と、第1円筒状カバー(25)と
第2円筒状カバー(45)内に収容され、第1筐体(20)の内
部に配備された基板(62)と、第2筐体(40)の内部に配備
された基板(63)とを電気的に接続するフレキシブル回路
基板(60)と、軸受(22)(42)を回動可能に連結するヒンジ
軸(82)とを具える携帯電子機器において、第2円筒状カ
バー(45)は、第2フロントケース(43)に形成され、第2
軸受(42)に連続又は隣接して突設された第2フロント円
弧体(46)と、第2リアケース(44)に形成され、先端が第
2フロント円弧体(46)に繋がる第2リア円弧体(47)とか
ら構成され、前記第2軸受(42)には、第2リア円弧体(4
7)と対向する側面に係止孔(50)を開設し、第2リア円弧
体(47)の側部に、前記係止孔(50)に嵌まる係止片(52)を
突設しており、第2リア円弧体(47)の係止片(52)を第2
軸受(42)の係止孔(50)に嵌めて、第2リア円弧体(47)の
開きを抑えるようにした。
子機器は、操作ボタン(12)を具える第1フロントケース
(23)と、該第1フロントケース(23)を閉じる第1リアケ
ース(24)とから形成され、第1フロントケース(23)の基
端に第1軸受(22)と、両ケース(23)(24)の基端を円筒状
に形成してなる第1円筒状カバー(25)が突設された第1
筐体(20)と、表示部(16)を具える第2フロントケース(4
3)と、該第2フロントケース(43)を閉じる第2リアケー
ス(44)とから形成され、第2フロントケース(43)の基端
に、前記第1軸受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設さ
れ、第2軸受(42)と前記第1円筒状カバー(25)との間に
両ケース(43)(44)の基端を円筒状に形成してなる第2円
筒状カバー(45)が突設された第2筐体(40)と、第1円筒
状カバー(25)と第2円筒状カバー(45)内に収容され、第
1筐体(20)の内部に配備された基板(62)と、第2筐体(4
0)の内部に配備された基板(63)とを電気的に接続するフ
レキシブル回路基板(60)と、軸受(22)(42)を回動可能に
連結するヒンジ軸(82)とを具える携帯電子機器におい
て、ヒンジ軸(82)の先端は、第2円筒状カバー(45)内に
臨出しており、第2円筒状カバー(45)は、第2フロント
ケース(43)に形成され、第2軸受(42)に連続又は隣接し
て突設された第2フロント円弧体(46)と、第2リアケー
ス(44)に形成され、先端が第2フロント円弧体(46)に繋
がる第2リア円弧体(47)とから構成され、第2リア円弧
体(47)にヒンジ軸(82)の臨出した先端に嵌まる輪部(56)
の開設された係止リング(54)を内向きに突設し、ヒンジ
軸(82)の臨出した先端に、係止リング(54)の輪部(56)を
嵌めて、第2リア円弧体(47)の開きを抑えるようにし
た。
機器は、第2リア円弧体(47)の係止片(52)を、第2軸受
(42)の係止孔(50)に挿入することによって、第2リア円
弧体(47)を第2フロントケース(43)に係止している。従
って、第2筐体(40)に曲げ力が加わっても、第2円筒状
カバー(45)が開いてしまうことはない。また、第2円筒
状カバー(45)の内部には、係止のための部材が突出して
いないので、第2円筒状カバー(45)の容積は変わらず、
フレキシブル回路基板(60)を収容を妨げない。係止孔(5
0)と係止片(52)の形成は、金型構造的にも簡単であり、
簡便な係止構造により、第2円筒状カバー(45)の開きを
防止して、強度向上を達成できる。第2円筒状カバー(4
5)が開かないから、円弧体(46)(47)の継ぎ目から筐体(2
0)(40)の内部に水や埃が入ることはなく、製品の信頼
性、耐久性を高めることができる。
子機器は、係止リング(54)をヒンジ軸(82)に嵌めること
により、第2リア円弧体(47)を係止しているから、第2
筐体(40)に曲げ力が加わっても、第2円筒状カバー(45)
が開いてしまうことはない。係止リング(54)の形成は、
金型構造的にも簡単であり、簡便な係止構造により、第
2円筒状カバー(45)の開きを防止して、強度向上を達成
できる。係止リング(54)は、第2円筒状カバー(45)の内
面から突設されているため、第2円筒状カバー(45)が補
強され、強度が向上する。第2円筒状カバー(45)が開か
ないから、円弧体(46)(47)の継ぎ目から筐体(20)(40)の
内部に水や埃が入ることはなく、製品の信頼性、耐久性
を高めることができる。
機(10)に適用した実施例について説明するが、本発明
は、携帯電話機に限らず、液晶パネルが開閉するビデオ
カメラやデジタルカメラ、ノート型パソコン等にも適用
できることは勿論である。また、以下に示す携帯電話機
(10)は一例であって、操作ボタン、バッテリー、表示
部、アンテナ等の配置、形状及び大きさ等は、下記の実
施例に限定されるものではない。
うに、操作ボタン(12)、バッテリー(13)、マイク(14)等
が配された第1筐体(20)と、表示部(16)、スピーカ(17)
等が配された第2筐体(40)とを、相互に回動可能にヒン
ジ接続され、折り畳み可能な構成となっている。
(14)等が配された第1フロントケース(23)と、その裏面
を閉じる第1リアケース(24)から構成され、第1リアケ
ース(24)には、バッテリー(13)等が配備されている。ま
た、第2筐体(40)は、表示部(16)、スピーカ(17)等が配
された第2フロントケース(43)と、その裏面を閉じる第
2リアケース(44)から構成される。第1筐体(20)及び第
2筐体(40)は、夫々図2に示すように、リアケース(24)
(44)をフロントケース(23)(43)に被せて、ネジ止め(70)
(70)することにより封止される。
は、図3に示すように、夫々回路の実装された基板(62)
(63)が内蔵され、夫々種々の電子部品が電気的に接続さ
れている。
の基端両側から斜め上方に向けて突設された第1軸受(2
2)(22)と、第2フロントケース(43)から突設された第2
軸受(42)(42)をヒンジ軸(82)(82)によって回動可能に相
互にヒンジ接続される。また、第2軸受(42)(42)間に
は、基板(62)(63)を電気的に接続するフレキシブル回路
基板(60)が収容される第1、第2円筒状カバー(25)(45)
が配備される。
軸受(22)及び第2軸受(42)を貫通し、先端の凹み部(83)
に抜止め(84)を嵌めて取り付けられる。抜止め(84)は、
一部に切欠き部を有する略環状であり、取付後にヒンジ
軸(82)上で回転可能であるものを用いることが望まし
い。その理由については後述する。例えば、抜止め(84)
を金属製ではなく、ポリスライダー等の樹脂製のEリン
グやスナップリングとすることにより、ヒンジ軸(82)に
対して回転方向の力を加えると、ヒンジ軸(82)上で回転
する。
基端に形成される。第1円筒状カバー(25)は、図3に示
すように、第1フロントケース(23)の基端に形成された
第1フロント円弧体(26)と、図4に示すように、第1リ
アケース(24)の基端から突設され、前記第1フロント円
弧体(26)と先端が連結する第1リア円弧体(27)から構成
される。図示の実施例では、第1フロント円弧体(26)を
半円筒状に形成し、第1リア円弧体(27)を4分の1円弧
状に形成している。
基端に形成される。第2円筒状カバー(45)は、図3及び
図5に示すように、第2フロントケース(43)の基端に形
成された第2フロント円弧体(46)と、図4及び図5に示
すように、第2リアケース(44)の基端から突設され、前
記第2フロント円弧体(46)と先端が連結する第2リア円
弧体(47)から構成される。図示の実施例では、第2フロ
ント円弧体(46)を半円筒状として、前述の第2軸受(42)
の内側に一体に形成し、第2リア円弧体(47)を4分の1
円弧状に形成している。
た第2軸受(42)には、図3及び図5に示すように、第2
リア円弧体(47)と対向する側面に係止孔(50)が開設され
る。係止孔(50)は、第2リアケース(44)を取り付けたと
きに、第2リア円弧体(47)の係止片(52)が嵌まる位置に
開設される。係止孔(50)の開設位置が、図5に示すよう
に、ヒンジ軸(82)に接近しており、抜止め(84)の取付位
置と重なる場合には、上述のように、抜止め(84)にポリ
スライダー等の樹脂製のEリングを使用し、Eリングの
切欠き部が係止孔(50)と一致するようにEリングを回転
させて、係止孔(50)が露出するようにしておく。なお、
係止孔(50)をヒンジ軸(82)と接近して開設すると、係止
孔(50)を開設するために、第2軸受(42)を大径化する必
要はない。
体(47)の側面には、図4及び図5に示すように、前記係
止孔(50)に嵌まる係止片(52)が突設される。係止片(52)
は、第2リア円弧体(47)の先端に近い位置に設けること
が望ましい。これは、第2筐体(40)に曲げ力が加わった
ときに、第2リア円弧体(47)の先端側が最も開きやすい
からである。
ついて、第1フロントケース(23)と第2フロントケース
(43)の軸受(22)(42)を位置合わせして、ヒンジ軸(82)(8
2)にてヒンジ止めを行ない、ヒンジ軸(82)(82)に抜止め
(84)(84)を取り付けた後、内部基板(62)(63)間をフレキ
シブル回路基板(60)にて電気的に接続し、フロント円弧
体(26)(46)に夫々収容する。なお、内部基板(62)(63)の
一方又は両方をフレキシブル回路基板(60)と一体に形成
しておいてもよい。
ス(23)(43)に夫々取り付ける。リアケース(24)(44)の取
付順序は問わない。なお、第2リアケース(44)は、図5
に示すように、係止片(52)が係止孔(50)に嵌まるよう
に、予め抜止め(84)を回転させて係止孔(50)を露出させ
た状態で、第2フロントケース(43)に取り付ける。リア
ケース(24)(44)をフロントケース(23)(43)に取り付けた
後、夫々ネジ止め(70)(70)を行なって封止して、携帯電
話機(10)の組み立てが完了する。
リアケース(44)の第2リア円弧体(47)を第2フロントケ
ース(43)に係止しているから、第2筐体(40)に図7に示
すような曲げ力が加わっても、第2円筒状カバー(45)が
開いてしまうことはない。特に、第2リア円弧体(47)の
側面に係止片(52)を設けており、第2円筒状カバー(45)
の内部には、係止のための部材が配備されていない。従
って、フレキシブル回路基板(60)の通路も確保される。
片(52)と係止孔(50)を形成したが、一方の第1軸受(22)
と第2軸受(42)の形成する位置を変えて、第1軸受(22)
が内側となるように形成し、第1軸受(22)に係止孔を開
設し、第1リア円弧体(27)に係止片を突設して、第1円
筒状カバー(25)の開きを防止することもできる。
係止リング(54)を用いた実施例について説明する。な
お、その他については、実施例1と同じであるため、説
明を省略する。
には、上記係止片(52)に代えて、図6に示すように、係
止リング(54)が内向きに突設されている。係止リング(5
4)は、隣接する第2軸受(42)側に突設され、係止リング
(54)の略中央には、ヒンジ軸(82)の先端に嵌まる輪部(5
6)が開設されている。
軸受(42)を貫通するヒンジ軸(82)は、先端が第2円筒状
カバー(45)に僅かに臨出している。
ジ軸(82)の先端に嵌まるように、第2リアケース(44)を
第2フロントケース(43)に取り付けて、実施例1と同様
にネジ止め(70)(70)を行なう。
アケース(44)の第2リア円弧体(47)をヒンジ軸(82)に係
止しているから、実施例1と同様に、第2筐体(40)に図
7に示すような曲げ力が加わっても、第2円筒状カバー
(45)が開いてしまうことはない。
リング(54)を形成したが、一方の第1軸受(22)と第2軸
受(42)の形成する位置を変えて、第1軸受(22)が内側と
なるように形成し、第1リアケース(24)の第1リア円弧
体(27)に係止リングを設けて、第1円筒状カバー(25)の
開きを防止することもできる。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
ケースの分割面に沿って開いたフロントケース側のヒン
ジユニットの拡大図である。
ケースの分割面に沿って開いたリアケース側のヒンジユ
ニットの拡大図である。
示す斜視図である。
示す斜視図である。
である。
面図、(b)は筐体に曲げ力が加わったときに第2円筒状
カバーが開く状態を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 操作ボタン(12)を具える第1フロントケ
ース(23)と、該第1フロントケース(23)を閉じる第1リ
アケース(24)とから形成され、第1フロントケース(23)
の基端に第1軸受(22)と、両ケース(23)(24)の基端を円
筒状に形成してなる第1円筒状カバー(25)が突設された
第1筐体(20)と、 表示部(16)を具える第2フロントケース(43)と、該第2
フロントケース(43)を閉じる第2リアケース(44)とから
形成され、第2フロントケース(43)の基端に、前記第1
軸受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設され、第2軸受
(42)と前記第1円筒状カバー(25)との間に両ケース(43)
(44)の基端を円筒状に形成してなる第2円筒状カバー(4
5)が突設された第2筐体(40)と、 第1円筒状カバー(25)と第2円筒状カバー(45)内に収容
され、第1筐体(20)の内部に配備された基板(62)と、第
2筐体(40)の内部に配備された基板(63)とを電気的に接
続するフレキシブル回路基板(60)と、 軸受(22)(42)を回動可能に連結するヒンジ軸(82)とを具
える携帯電子機器において、 第2円筒状カバー(45)は、第2フロントケース(43)に形
成され、第2軸受(42)に連続又は隣接して突設された第
2フロント円弧体(46)と、第2リアケース(44)に形成さ
れ、先端が第2フロント円弧体(46)に繋がる第2リア円
弧体(47)とから構成され、 前記第2軸受(42)には、第2リア円弧体(47)と対向する
側面に係止孔(50)を開設し、第2リア円弧体(47)の側部
に、前記係止孔(50)に嵌まる係止片(52)を突設してお
り、第2リア円弧体(47)の係止片(52)を第2軸受(42)の
係止孔(50)に嵌めて、第2リア円弧体(47)の開きを抑え
ることを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項2】 係止孔(50)は、ヒンジ軸(82)に接近して
開設され、ヒンジ軸(82)の先端には、一部に切欠き部を
有する略環状の抜止め(84)が嵌められており、該抜止め
(84)は、切欠き部が係止孔(50)と一致している請求項1
に記載の携帯型電子機器。 - 【請求項3】 操作ボタン(12)を具える第1フロントケ
ース(23)と、該第1フロントケース(23)を閉じる第1リ
アケース(24)とから形成され、第1フロントケース(23)
の基端に第1軸受(22)と、両ケース(23)(24)の基端を円
筒状に形成してなる第1円筒状カバー(25)が突設された
第1筐体(20)と、 表示部(16)を具える第2フロントケース(43)と、該第2
フロントケース(43)を閉じる第2リアケース(44)とから
形成され、第2フロントケース(43)の基端に、前記第1
軸受(22)に隣接して第2軸受(42)が突設され、第2軸受
(42)と前記第1円筒状カバー(25)との間に両ケース(43)
(44)の基端を円筒状に形成してなる第2円筒状カバー(4
5)が突設された第2筐体(40)と、 第1円筒状カバー(25)と第2円筒状カバー(45)内に収容
され、第1筐体(20)の内部に配備された基板(62)と、第
2筐体(40)の内部に配備された基板(63)とを電気的に接
続するフレキシブル回路基板(60)と、 軸受(22)(42)を回動可能に連結するヒンジ軸(82)とを具
える携帯電子機器において、 ヒンジ軸(82)の先端は、第2円筒状カバー(45)内に臨出
しており、 第2円筒状カバー(45)は、第2フロントケース(43)に形
成され、第2軸受(42)に連続又は隣接して突設された第
2フロント円弧体(46)と、第2リアケース(44)に形成さ
れ、先端が第2フロント円弧体(46)に繋がる第2リア円
弧体(47)とから構成され、 第2リア円弧体(47)に、ヒンジ軸(82)の臨出した先端に
嵌まる輪部(56)の開設された係止リング(54)を内向きに
突設し、ヒンジ軸(82)の臨出した先端に、係止リング(5
4)の輪部(56)を嵌めて、第2リア円弧体(47)の開きを抑
えることを特徴とする携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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