JPH0627911Y2 - 電線管用継手 - Google Patents

電線管用継手

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JPH0627911Y2
JPH0627911Y2 JP8715888U JP8715888U JPH0627911Y2 JP H0627911 Y2 JPH0627911 Y2 JP H0627911Y2 JP 8715888 U JP8715888 U JP 8715888U JP 8715888 U JP8715888 U JP 8715888U JP H0627911 Y2 JPH0627911 Y2 JP H0627911Y2
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JP
Japan
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annular
joint
insulating member
peripheral surface
tubular body
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JP8715888U
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JPH029397U (ja
Inventor
功 大谷
Original Assignee
株式会社三桂製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電線管用継手に関し、特には、継手端部に電気
絶縁性部材を装着した電線管用継手に関する。
[従来の技術] 電線管をリミットスイッチのような固定構造物に継手を
用いて取り付けるに際して、電線管内部を通って引き出
される電線またはケーブルなどの先端部は端子への接続
のためにそれらの絶縁被覆層よりむき出しとされるた
め、かかるむき出し部分と継手との電気的接触を防止し
なければならない。このため、従来においては、継手端
部を覆うフランジを有する筒状の電気絶縁性部材を継手
に装着し前記接触を防止していた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記装着は接着剤を用いた接着作業による構
成としていたため、継手の製作作業が煩雑であった。
このため、本考案は製作作業の容易な電線管用継手を簡
単な構成で提供することを特徴とする。
[課題を解決するための手段] 即ち、本考案による継手は、取付用筒体の内周面に環状
凹部を有する継手本体と、この環状凹部に係止可能な環
状凸部を外周に有し且つ端部に半径方向外方に突出する
環状フランジを有する筒状の電気絶縁性部材とを有する
ことを特徴とする。
[作用] 絶縁性部材は前記筒体の端部方向から筒体内に挿入さ
れ、前記環状凸部は前記環状凹部に係止するとともに前
記環状フランジにより前記筒体の端面が覆われ、電線ま
たはケーブルのむき出し部の電気的接触が防止される。
[実施例] 以下、図面を参照として本考案を説明する。
継手1は、継手本体2、締付ナット3、シール体4、中
リング5および絶縁性部材6を有する。
継手本体2は金属により作られ且つ全体的に中空円筒状
であって、電線管10の端部を受ける大径の円筒体11
と、リミットスイッチなどの固定構造物への取付用ねじ
を外周面に有する小径の取付用筒体12とを有する。円
筒体11の外周面にはねじが形成されており、このねじ
に袋状の締付ナット3が螺着される。尚、この例では電
線管10は金属ウェブを螺旋状に巻いて作製した管本体
の外周に軟質合成樹脂絶縁被覆層を設けた構成よりな
る。
中リング5は、一体に形成された二重の筒状よりなり、
電線管2の内周面に螺着される内筒5aと、電線管2の
絶縁被覆層を覆い且つ継手本体2の内周面に接する外筒
5bとを有し、電線管の接地を可能としている。また、
中リング5は電線管の軸方向の引っ張り力に対して、シ
ール体4との当接により継手からの抜け落ちに対抗す
る。
シール体4は環状の一部で切断された断面略三角形状の
合成樹脂製リングよりなり、継手本体の一端部および締
付ナットの内端部との間で挟着されて配置される。継手
本体の一端部および締付ナットの内端部はそれぞれシー
ル体4の傾斜面と相補するように面取りされており、締
付ナットを継手本体に螺合し締め付けた際に、シール体
4の傾斜面がこれら面に密着し且つ底面が電線管の外周
面に密着して電線管内への防水を行なう。
継手本体の取付用筒体12の内周面は、その端部側が大
径となるように段部が形成されており、この大径部分に
端面が切り立った適当幅の環状の凹部12aが形成され
ている。
一方、絶縁性部材6は適度の弾性を有する電気絶縁性の
合成樹脂により作製された薄肉の筒体よりなり、取付用
筒体12の大径内周面より僅かに小さい外径を有し且つ
小径内周面とほぼ同じ内径を有し、筒体12の端部側か
ら筒体12内に挿入される。また、部材6の筒部分の長
さは、取付用筒体の前記大径内周面の長さと略一致して
おり、部材6の取付時に筒体の端部が筒体12の前記段
部に当接し、且つ内周面が筒体12の小径内周面とほぼ
段差なく連続する。部材6の外周面は凹部12aに収容
可能な半径方向外方に突出した環状の凸部6aを有して
いる。
凸部6aは第2図に示すように、絶縁性部材6の取付用
筒体12内の挿入方向に関し順方向に傾斜した斜面6b
を有するとともに、引き出す方向に関して凹部12aの
端面にぶつかって係止される直角面6cを有している。
このようにして絶縁性部材6を取付用筒体12の端部側
から挿入し、このとき凸部6aは筒体の内周面との当接
により強制的に半径方向内方に押されながら進行し、凹
部12aにおいて自身の弾性によって元の位置に復帰し
て凹部12aに落込み、直角面6cが凹部12aの端面
と係止することにより部材6が筒体12に固定される。
絶縁性部材6の端部には半径方向外方に突出する環状フ
ランジ6dが形成されている。フランジ6dは筒体12
の端面を覆うに充分な丈を有し、部材6が筒体12に固
定された状態において、フランジ6dが筒体の端面を覆
ってそれを電気絶縁的に保護する。
[考案の効果] 以上の構成により、本考案によれば、絶縁性部材をワン
タッチで継手本体に装着し、それを電気絶縁的に保護し
得るもので、継手の製作作業がきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による継手の一例を示す一部断面側面
図、第2図(a)(b)は第1図の継手の絶縁性部材を示す拡
大一部断面図および正面図である。 1……継手、2……継手本体、 3……締付ナット、4……シール体、 5……中リング、6……電気絶縁性部材、 6a……環状凸部、6d……環状フランジ、 12……取付用筒体、12a……環状凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付用筒体の内周面に環状凹部を有する継
    手本体と、この環状凹部に係止可能な環状凸部を外周に
    有し且つ端部に半径方向外方に突出する環状フランジを
    有する筒状の電気絶縁性部材とを有し、この絶縁性部材
    を前記筒体の端部方向から筒体内に挿入し、前記環状凸
    部を前記環状凹部に係止させるとともに前記環状フラン
    ジにより前記筒体の端面を覆うようにしたことを特徴と
    する電線管用継手。
JP8715888U 1988-06-30 1988-06-30 電線管用継手 Expired - Lifetime JPH0627911Y2 (ja)

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JP8715888U JPH0627911Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 電線管用継手

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JPH029397U JPH029397U (ja) 1990-01-22
JPH0627911Y2 true JPH0627911Y2 (ja) 1994-07-27

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