JPH0546333Y2 - - Google Patents

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JPH0546333Y2
JPH0546333Y2 JP1987201545U JP20154587U JPH0546333Y2 JP H0546333 Y2 JPH0546333 Y2 JP H0546333Y2 JP 1987201545 U JP1987201545 U JP 1987201545U JP 20154587 U JP20154587 U JP 20154587U JP H0546333 Y2 JPH0546333 Y2 JP H0546333Y2
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mounting element
antenna
cylindrical body
external
distal end
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、伸縮形アンテナを車体壁の急傾斜面
に取付ける場合等において好適な車両用アンテナ
取付装置に関する。
〔従来の技術〕
伸縮形アンテナを車体壁の急傾斜面に取付ける
場合、上記アンテナにおけるアンテナ素子を車体
から出入りさせるための出入り口となるアンテナ
取付孔を車体壁に形成し、このアンテナ取付孔の
周縁部とアンテナの取付部との間からのゴミ、雨
水等が車体内へ侵入するために、傾斜している車
体壁の内方へ凹んだ形状のマウテイングインシユ
レータを、アンテナ取付孔の周縁に対して合着さ
せていた。なお急傾斜な車体壁の外表面に取付け
ねじ等が突出した状態であると、上記ねじが走行
時等において危険を招く上、腐蝕等を引起こし易
いため、通常の場合はマウンテイングインシユレ
ータの周辺はねじ止めせずに、単に圧接状態にさ
れる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構成の取付け機構では、アンテナの伸縮方
向(通常は上下方向)と車体壁の傾斜面との角度
が極めて小さい場合には、マウンテイングインシ
ユレータと車体壁との接合部、特にその上方部位
は浮上つた状態となつて〓間が生じ易く、その〓
間から雨水等が車両ボデイー内に侵入する恐れが
あつた。
そこで本考案は、周辺部のねじ止め等を行なわ
なくとも、マウンテイングインシユレータすなわ
ち外部取付素子の上方部位を車体壁に設けたアン
テナ取付孔に対して十分な圧接力で密着させるこ
とができ、外部取付素子とアンテナ取付孔との〓
間から雨水等が車両ボデイー内に侵入するのを確
実に防止できる車両用アンテナ取付装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決し目的を達成するた
めに次のような手段を講じた。すなわち、 アンテナ素子を挿脱自在に収納する収納筒のア
ンテナ挿脱口側である先端部位の外周に筒体部が
嵌込まれ、上記筒体部に突設された一対の支持片
が車体壁に設けたアンテナ取付孔の周縁部内側面
に当接可能な如く設けられた内部取付素子と、 この内部取付素子の筒体部の先端部位に対し、
当該筒体部の基端部位が対向する如く、当該筒体
部が前記収納筒の先端部位外周に嵌込まれ、当該
筒体部の先端部位外周に突設されたツバ部が前記
アンテナ取付孔の周縁部外側面に当接可能な如く
設けられた外部取付素子と、 この外部取付素子のツバ部と前記内部取付素子
の支持片とにより、前記アンテナ取付孔の周縁部
の内外両側面を挾圧保持する如く、前記収納筒の
先端部位外周に螺合される固定用ナツトと、 この固定用ナツトの締付けによる前記外部取付
素子の前記内部取付素子への接近移動に伴い、上
記外部取付素子のツバ部の前記収納筒の軸芯に対
する傾きを変化させ、前記外部取付素子のツバ部
と前記内部取付素子の支持片との間に、偏つた挾
圧保持力を生じさせる手段と、 を具備し、前記偏つた挾圧保持力を生じさせる手
段は、 前記外部取付素子に対向する前記内部取付素子
の筒体部先端部位に突設され、当該先端部から基
端部へ進むにしたがつて前記収納筒の外周面に接
近する如く傾斜したテーパ面を内側面に有する突
片と、 前記外部取付素子の基端部位に突設され、前記
外部取付素子の前記内部取付素子への接近移動に
伴つて前記突片のテーパ面上を滑動することによ
り、前記収納筒の外周面に接近する方向へ変位
し、その変位による反力で、前記外部取付素子の
先端部位を相対的に前記収納筒の外周面から離反
する方向へ変位させる変位突起部と、 からなるものとした。
〔作用〕
上記手段を講じたことにより次のような作用を
呈する。固定用ナツトを締付け操作すると、外部
取付素子に設けてある変位突起部が、内部取付素
子に設けてあるテーパ面上を滑動して変位し、そ
の変位による反力で外部取付素子の周辺部に偏つ
た圧接力が生じる。このため車両用アンテナを車
体壁の急傾斜面に取付けるような場合において
も、外部取付素子の周辺部にかける上部側の圧接
力を他の部分より増大させることができ、雨水等
の侵入を防止可能な接合状態を得ることができ
る。
(実施例) 第1図〜第4図a,bは本考案の一実施例を示
す図である。
第1図は伸縮形アンテナを車両ボデイに取付け
た状態を示す断面図である。アンテナ素子1を挿
脱自在に収納する収納筒2が車体壁10の内部に
設けられている。この収納筒2のアンテナ挿脱口
側の上端部には、周面に螺子部を形成した導電性
パイプ3が収納筒2と一体的に嵌挿固定されてい
る。符号4は内部取付素子としての導電性部材か
らなるグランドベースであり、収納筒2の上端部
位外周すなわち前記パイプ3の外周部に嵌込ま
れ、かつ例えばカシメ加工等を行なうことにより
固着されている。このグランドベース4は第2図
bおよび第4図a,bに示す如く、その上端部に
は突片5が設けられ、その内側にはテーパ面6が
形成されている。このテーパ面6は収納筒2の軸
芯に沿つた方向の位置に対する収納筒外周(本実
施例ではパイプ3の外周面)からの距離が、上端
部へ近づくにつれ次第に増大するように傾斜した
ものとなつている。さらにグランドベース4の上
端部には一対の支持片7a,7bが立設されてお
り、その上端に折曲部8a,8bがそれぞれ形成
されている。この折曲部8a,8bにはねじ穴9
が形成されている。
第1図に説明を戻す。11は外部取付素子とし
ての絶縁部材からなるマウンテイングインシユレ
ータである。このマウンテイングインシユレータ
11は、前記内部取付素子としてのグランドベー
ス4に対して車体壁10のアンテナ取付孔周縁部
10aを挟んで対向する如く、車体壁外部から装
着されたものである。このマウンテイングインシ
ユレータ11は第2図aおよび第3図に示す如
く、中央部が外方へ若干膨出した形状の筒体部1
2を主体として形成されている。この筒体部12
の下端部には後述する固定用ナツトの締付時にお
いて、前記グランドベース4の突片5に形成され
たテーパ面6上を先端部が滑動して変位を生じる
変位突起部13が設けられている。また上端部の
開口端には車体壁10のアンテ取付孔周縁部の外
側面に当接可能なツバ部14が設けられている。
第1図に説明を戻す。マウンテイングインシユ
レータ11のツバ部14と車体壁10のアンテナ
取付孔周縁部10aとの間には弾性体等からなる
パツキン15が介挿される。前記パイプ3の螺子
部には固定用ナツト16がねじ込まれ、そのフラ
ンジ部が前記マウンテイングインシユレータ11
の内壁に形成された係止段部17に接合されるも
のとなつている。なお18はアンテナ素子1の最
小径素子の頂部に設けた帽体である。
以上の如く構成された本実施例によれば次のよ
うな作用効果が得られる。先ず、アンテナ取付け
を行なうに際しては、収納筒2に固定されている
グランドベース4の支持片7a,7bの折曲部8
a,8bを、車体壁10に設けてあるアンテナ取
付孔の周縁部10aに内方から当接し、ねじ穴9
を用いてねじ止めする。しかるのちマウンテイン
グインシユレータ11を車体壁10の外方から挿
入し、変位突起部13がグランドベース4の突片
5に設けてあるテーパ面6へ接触する状態にす
る。そして固定用ナツト16をパイプ3の螺子部
にねじ込んで締付操作を行なう。そうすると固定
用ナツト16によりマウンテイングインシユレー
タ11の係止段部17が下方へ押圧され、マウン
テイングインシユレータ11全体が下方へ押下げ
られる。これに伴い変位突起部13の先端はテー
パ面6上を滑動し図中下方へ移動するとともに、
図中左水平方向のベクトル分力を受ける。その結
果、変位突起部13の先端はパイプ3の軸心方向
へ変位し、その反力によつてマウンテイングイン
シユレータ11のツバ部14には偏つた圧接力が
生じる。すなわちこの偏つた圧接力は、ツバ部1
4の上方部位に矢印で示す方向の強力な圧接力と
して生じる。したがつてアンテナが取付けられる
部分の車体壁10が、第1図に示すように急傾斜
を有している場合であつても、ツバ部14の上方
部位が浮上するおそれがなく、アンテナ取付孔周
縁部10aとマウンテイングインシユレータ11
のツバ部14との接合面からゴミ、雨水等が車体
内へ侵入するのを確実に防止できる。
なお本考案は上記一実施例に限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施可能であるのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、固定用ナツトの締付け操作を
行なうと、外部取付素子に設けてある変位突起部
が内部取付素子に設けてある突片のテーパ面上を
滑動して変位し、その変位による反力で、外部取
付素子のツバ部の収納筒軸心に対する傾きが変化
し、外部取付素子のツバ部と内部取付素子の支持
片との間に、偏つた挾圧保持力が生じる。このた
め車両用アンテナを車体壁の急傾斜面に取付ける
ような場合において、車体壁急傾斜面における上
部側の挾圧保持力を他の部分よりも増大させるこ
とができる。したがつて外部取付素子のツバ部に
格別なねじ止め等を行なわなくとも、外部取付素
子のツバ部における傾斜面上部側を、車体壁のア
ンテナ取付孔の周縁部に対して、より強力な圧接
力で密着させることができ、外部取付素子とアン
テナ取付孔との〓間から雨水等が車両ボデイー内
に侵入するのを確実に防止できる車両用アンテナ
取付装置を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図a,bは本考案の一実施例を示
す図であり、第1図は急傾斜を有する車体壁に伸
縮形アンテナを取付けた状態を示す断面図、第2
図aはマウンテイングインシユレータの外観を示
す斜視図、第2図bはグランドベースの外観を示
す斜視図、第3図はマウンテイングインシユレー
タの側断面図、第4図a,bはグランドベースの
正面図および側断面図である。 1……アンテナ素子、2……収納筒、3……導
電性パイプ、4……グランドベース(内部取付素
子)、5……突片、6……テーパ面、7a,7b
……支持片、8a,8b……折曲部、9……ねじ
穴、10……車体壁、11……マウンテイングイ
ンシユレータ(外部取付素子)、12……筒体部、
13……変位突起部、14……ツバ部、15……
パツキン、16……固定用ナツト、17……係止
段部、18……帽体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アンテナ素子を挿脱自在に収納する収納筒のア
    ンテナ挿脱口側である先端部位の外周に筒体部が
    嵌込まれ、上記筒体部に突設された一対の支持片
    が車体壁に設けたアンテナ取付孔の周縁部内側面
    に当接可能な如く設けられた内部取付素子と、 この内部取付素子の筒体部の先端部位に対し、
    当該筒体部の基端部位が対向する如く、当該筒体
    部が前記収納筒の先端部位外周に嵌込まれ、当該
    筒体部の先端部位外周に突設されたツバ部が前記
    アンテナ取付孔の周縁部外側面に当接可能な如く
    設けられた外部取付素子と、 この外部取付素子のツバ部と前記内部取付素子
    の支持片とにより、前記アンテナ取付孔の周縁部
    の内外両側面を挾圧保持する如く、前記収納筒の
    先端部位外周に螺合される固定用ナツトと、 この固定用ナツトの締付けによる前記外部取付
    素子の前記内部取付素子への接近移動に伴い、上
    記外部取付素子のツバ部の前記収納筒の軸芯に対
    する傾きを変化させ、前記外部取付素子のツバ部
    と前記内部取付素子の支持片との間に、偏つた挾
    圧保持力を生じさせる手段と、 を具備し、前記偏つた挾圧保持力を生じさせる手
    段は、 前記外部取付素子に対向する前記内部取付素子
    の筒体部先端部位に突設され、当該先端部から基
    端部へ進むにしたがつて前記収納筒の外周面に接
    近する如く傾斜したテーパ面を内側面に有する突
    片と、 前記外部取付素子の基端部位に突設され、前記
    外部取付素子の前記内部取付素子への接近移動に
    伴つて前記突片のテーパ面上を滑動することによ
    り、前記収納筒の外周面に接近する方向へ変位
    し、その変位による反力で、前記外部取付素子の
    先端部位を相対的に前記収納筒の外周面から離反
    する方向へ変位させる変位突起部と、 からなることを特徴とする車両用アンテナ取付装
    置。
JP1987201545U 1987-12-28 1987-12-28 Expired - Lifetime JPH0546333Y2 (ja)

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JPH01105209U JPH01105209U (ja) 1989-07-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59101505U (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 株式会社ヨコオ アンテナ取付装置

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