JPH06275094A - 半導体装置および半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体装置および半導体メモリ装置

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JPH06275094A
JPH06275094A JP5063573A JP6357393A JPH06275094A JP H06275094 A JPH06275094 A JP H06275094A JP 5063573 A JP5063573 A JP 5063573A JP 6357393 A JP6357393 A JP 6357393A JP H06275094 A JPH06275094 A JP H06275094A
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JP
Japan
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circuit
redundant
signal
memory cell
use detection
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Application number
JP5063573A
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Inventor
Takahiro Komatsu
隆宏 小松
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to DE4344233A priority patent/DE4344233C2/de
Priority to KR1019940002919A priority patent/KR960013025B1/ko
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/80Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout
    • G11C29/808Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout using a flexible replacement scheme

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ダイナミックランダムアクセスメモリ(DR
AM)であって、改善された冗長使用検出回路15と、
欠陥行をプログラムするための冗長ヒューズ回路11
と、冗長ヒューズ回路をイネーブルするための冗長イネ
ーブル回路10とを含む。冗長使用検出回路15は、冗
長イネーブル回路からの冗長使用信号φRRに応答して導
通するスイッチング素子を含む。冗長使用検出モードに
おいて高電圧が外部端子38を介して与えられ、冗長使
用検出回路に流入する電流の存在により冗長回路の使用
が検出できる。 【効果】 冗長使用検出回路においてヒューズ素子が必
要とならないので、集積度がより改善され、同時に、冗
長回路の使用が容易に検出され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に半導体装置お
よび半導体メモリ装置に関し、特に、冗長回路の使用を
外部から容易に検出できる半導体装置および半導体メモ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置の集積度がま
すます高くなっており、製造におけるより高い信頼性が
望まれている。一方、半導体集積回路装置の製造におけ
る歩留りを改善するため、一般に半導体集積回路装置内
に冗長回路が設けられている。特に、ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(以下「DRAM」という),スタ
ティックランダムアクセスメモリ(以下「SRAM」と
いう)などの半導体メモリは、大きな記憶容量を実現す
るために高い集積度を有しており、これらにおいても冗
長回路が設けられている。
【0003】一般に、冗長回路は、欠陥回路が発見され
たとき、その欠陥回路を機能的に置換するために半導体
集積回路装置内に設けられる。すなわち、半導体集積回
路装置内に設けられたヒューズ素子を溶断することによ
り、冗長回路が能動化され、それにより冗長回路が欠陥
回路に代わって動作される。
【0004】半導体集積回路装置内に何らかの故障の存
在が認識されたとき、その故障が存在する場所(または
位置)を特定する必要がある。しかしながら、冗長回路
が能動化されているか否かでそれを探し出す作業は一般
に異なったものとなる。したがって、まず、冗長回路の
能動化(または使用)の有無を外部から検出する必要が
ある。この目的で、以下のような先行技術が知られてい
る。
【0005】図20は、従来の冗長使用検出回路の一例
を示す回路図である。図20を参照て、冗長使用検出回
路58は、何らかの入力端子または予め定められた入力
端子37に接続される。冗長使用検出回路58は、端子
37と接地電位との間に直列に接続されたヒューズ素子
FS,NMOSトランジスタQ31およびQ32を備え
る。各トランジスタQ31およびQ32は、ダイオード
接続態様で設けられる。
【0006】図示されていない冗長回路が使用されない
とき、言換えると冗長回路が能動化されないとき、ヒュ
ーズ素子FSが残される。他方、冗長回路が使用される
とき、言換えると冗長回路が能動化されるとき、ヒュー
ズFSは外部から与えられる電圧によりまたはレーザに
より溶断される。
【0007】したがって、冗長回路の使用の有無の検出
は、端子37に高電圧を与えることにより行なわれ得
る。すなわち、高電圧源142から高電圧が端子37に
与えられ、冗長回路の使用は端子37を介して流れる電
流の存在を電流計141により検出することにより行な
われる。高電圧として、各々がダイオードとして動作す
るトランジスタQ31およびQ32を導通させるに足る
電圧レベルが選ばれる。
【0008】たとえば、冗長回路が使用されていないと
き、高電圧を供与することにより、電流がヒューズ素子
FS,トランジスタQ31およびQ32を介して流れ
る。他方、冗長回路が使用されているとき、ヒューズ素
子FSが切断されているので、端子37を介して電流は
流れない。したがって、電流計141により端子37を
介して流れる電流の存在を知ることができる。言換える
と、電流計141により、冗長回路の使用の有無を外部
から知ることができる。
【0009】図21は、従来の冗長使用検出回路の別の
例を示す回路図である。図21に示した冗長使用検出回
路59は、米国特許番号4,480,199において開
示されている。この冗長使用検出回路59においても、
外部端子TTLPINを介して高電圧が与えられ、ヒュー
ズ素子FSの接続または切断により異なった電流が流れ
る。図21に示したヒューズ素子FSも、冗長回路の使
用の有無に基づいて残されるまたは切断されるので、外
部端子TTLPINを介して流れる電流の有無を検出する
ことにより、冗長回路の使用の有無を知ることができ
る。
【0010】図23は、従来の冗長使用検出回路を用い
た半導体メモリの回路ブロック図である。図23に示し
た回路は、特開昭62−22300号公報において開示
されている。
【0011】図23を参照して、メモリセルアレイ10
1は、ビット線103および104の間に接続されたメ
モリセルMCを備える。メモリセルMCは、ワード線1
02上の活性化信号に応答して選択される。メモリセル
アレイ101の端部に、冗長メモリセル列105が設け
られる。冗長メモリセル列105も、ビット線およびワ
ード線に接続されたメモリセルを含む。
【0012】アドレスバッファ111ないし11nは、
外部から与えられるアドレス信号AaないしAnを受け
る。プログラム素子131ないし13nは、欠陥メモリ
セル列のアドレスをプログラムするために設けられる。
Yデコーダ108は、アドレス信号AaないしAnをデ
コードし、アクセスされるべき1つの列をセレクタ回路
104を介して選択する。メモリセルから読出されたデ
ータ信号は、出力バッファ107を介して出力される。
【0013】冗長使用検出回路60は、NMOSトラン
ジスタ121,122および125と、高抵抗素子12
3とを含む。外部端子126と接地電位との間に、電流
計141および高電圧源142が接続される。
【0014】メモリセルアレイ101内に欠陥メモリセ
ル列が存在する場合では、プログラム素子131ないし
13nを選択的に切断することにより、欠陥メモリセル
列のアドレスがプログラムされる。したがって、欠陥メ
モリセル列へのアクセスを要求するアドレス信号Aaな
いしAnが外部から与えられたとき、プログラム素子1
31ないし13nは冗長メモリセル列を選択するための
信号SRを出力する。冗長メモリセル列105は信号S
Rに応答してアクセスされる。信号SRは、冗長使用検
出回路60にも与えられる。トランジスタ121は、ゲ
ート電極を介して信号SRを受ける。
【0015】図23に示した半導体メモリにおける冗長
回路の使用の有無は次のように外部から検出される。ま
ず、外部端子126に電流計141および高電圧源14
2が接続される。次に、アドレスバッファ111ないし
11nを介して順次に変化するアドレス信号Aaないし
Anが与えられる。プログラム素子131ないし13n
の選択的切断により欠陥メモリセル列のアドレスがプロ
グラムされているものと仮定すると、欠陥メモリセル列
へのアクセスを要求するアドレス信号AaないしAnが
与えられたとき、プログラム素子131ないし13nか
ら冗長メモリセル列アクセス信号SRが出力される。
【0016】信号SRに応答して、トランジスタ121
はオフし、一方、トランジスタ122がオンする。した
がって、高電圧源142から、端子126,トランジス
タ125および122を介して電源VDDに向かって電流
が流れる。この電流を電流計141により検出すること
により、冗長回路の使用が検出され得る。
【0017】他方、冗長回路が使用されないとき、いず
れのアドレス信号AaないしAnが与えられても冗長メ
モリセル列選択信号SRがプログラム素子131ないし
13nから出力されない。したがって、トランジスタ1
21はオンし続け、一方、トランジスタ122はオフし
続ける。前述のように抵抗素子123は高い抵抗値を有
しており、しかもトランジスタ122がオフするので、
端子126を介して電流が流れず、このことは電流計1
41を介して知ることができる。
【0018】図22は、従来の冗長使用検出回路のさら
に別の例を示す回路図である。図23に示した冗長使用
検出回路60に代えて、図22に示した冗長使用検出回
路61が適用され得ることが前述の特開昭62−223
00号公報において開示されている。冗長使用検出回路
61は、図23に示した抵抗素子123に代えてキャパ
シタ127を用いている。この回路61を用いることに
よっても、図23に示した回路60と同様に冗長回路の
使用の有無が検出できる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図20ないし図23に
示した冗長使用検出回路58ないし61を半導体集積回
路装置において用いることは、次のような問題を引起こ
す。
【0020】まず、図20および図21に示した冗長使
用検出回路58および59は、冗長回路の使用の有無を
示すためのヒューズ素子FSを備えている。すなわち、
冗長回路におけるプログラムのためのヒューズ素子だけ
でなく、追加のヒューズ素子FSが冗長使用検出回路5
8および59において設けられる。一般に、ヒューズ素
子が溶断されるとき、周辺回路へ熱的ダメージおよび溶
断物質の飛散による悪影響が及ぼされる。したがって、
これらの悪影響を防ぐため、ヒューズ素子の半径10μ
m程度の範囲内において他の配線およびトランジスタを
設けないよう設計されている。言換えると、冗長回路の
使用の有無を示すためのヒューズ素子を設けることは、
高集積化を妨げる原因となっている。
【0021】これに加えて、図20および図21に示し
た冗長使用検出回路58および59においてヒューズ素
子FSが残される場合では、ヒューズ素子FSを介して
微小な電流が流れる。すなわち、通常の動作においてテ
スト用の高電圧が与えられない場合でも、冗長使用検出
回路58および59に電流が流入する。このことは、外
部端子37(またはTTLPIN)に接続される他の半導
体集積回路装置にとって負荷の増加を意味している。
【0022】さらには、図22および図23に示した冗
長使用検出回路60および61が用いられる場合では、
冗長回路の使用の有無を検出するためにすべてのメモリ
セル列を指定するためのアドレス信号AaないしAnを
順次与える必要がある。したがって、冗長回路の使用の
有無を検出するために、長い時間と複雑な制御信号の供
給が必要となる。
【0023】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、その1つの目的は、冗長回路の
使用を外部から検出できる半導体装置および半導体メモ
リ装置において、集積度を改善することである。
【0024】この発明のもう1つの目的は、冗長回路の
使用を外部から検出できる半導体装置および半導体メモ
リ装置において、通常の動作モードにおいて外部端子を
介して流れる電流を減少させることである。
【0025】この発明のさらにもう1つの目的は、冗長
回路の使用を外部から検出できる半導体装置および半導
体メモリ装置において、冗長回路の使用の検出に要する
時間を短縮することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体装置は、欠陥回路の位置をプログラムするプログラ
ム手段と、プログラム手段からの出力信号に応答して、
欠陥回路を機能的に置換する冗長回路手段と、プログラ
ム手段を能動化する能動化手段と、予め定められた外部
端子と、外部端子と電源電位との間に接続され、能動化
手段からの出力信号に応答して導通するスイッチング回
路手段とを含む。
【0027】請求項2の発明に係る半導体装置は、行お
よび列に配設された複数のメモリセルを備えたメモリセ
ルアレイと、メモリセルアレイ内の欠陥部分のアドレス
をプログラムするプログラム手段と、プログラム手段か
らの出力信号に応答して、メモリセルアレイ内の欠陥部
分を機能的に置換するための冗長回路手段と、プログラ
ム手段を能動化する能動化手段と、予め定められた外部
端子と、外部端子と電源電位との間に接続され、能動化
手段からの出力信号に応答して導通するスイッチング回
路手段とを含む。
【0028】請求項3の発明に係る半導体メモリ装置
は、さらに、外部から与えられる制御信号に応答して、
半導体メモリ装置における冗長使用検出モードを規定す
る冗長使用検出モード規定手段を含む。
【0029】
【作用】請求項1の発明における半導体装置では、冗長
回路手段の使用がプログラム手段のための能動化手段に
より決定される。スイッチング回路手段は、能動化手段
からの出力信号に応答して導通するので、外部端子に電
圧を与えることにより冗長回路手段の使用を容易に検出
することができる。これに加えて、冗長回路手段の使用
の検出のためのヒューズ素子が必要とならないので、集
積度が改善され得る。
【0030】請求項2の発明における半導体メモリ装置
では、冗長回路手段の使用がプログラム手段のための能
動化手段により決定される。スイッチング回路手段は、
能動化手段からの出力信号に応答して導通するので、外
部端子に電圧を与えることにより冗長回路手段の使用を
容易に検出することができる。これに加えて、冗長回路
手段の使用の検出のためのヒューズ素子が必要とならな
いので、集積度が改善され得る。
【0031】請求項3の発明における半導体メモリ装置
では、スイッチング回路手段が、冗長使用検出モード規
定手段からの出力信号に応答して、冗長使用検出モード
においてのみ導通するので、冗長使用検出モードを除く
他の動作モードにおいてスイッチング回路手段を介して
電流が流れるのが防がれる。したがって、外部端子に接
続される他の装置にとって負荷の増加が防がれる。
【0032】
【実施例】以下の記載では、この発明がDRAMに適用
される例について説明されるが、この発明は、半導体メ
モリだけでなく、一般に冗長回路を備えた半導体集積回
路装置に適用され得ることが指摘される。
【0033】図1は、この発明の一実施例を示すDRA
Mのブロック図である。図1を参照て、DRAM100
は、行および列に配設された多数のメモリセルMCを備
えたメモリセルアレイ1を含む。アドレスバッファ4
は、外部から与えられるアドレス信号ADを受ける。ア
ドレス信号ADは、行アドレス信号RAおよび列アドレ
ス信号CAを時分割態様で含む。行アドレス信号RA
は、行デコーダ2に与えられる。列アドレス信号CA
は、列デコーダ3に与えられる。
【0034】行デコーダ2は、行アドレス信号RAに応
答してメモリセルアレイ1内のワード線を選択的に活性
化させる。一方、列デコーダ3は、列アドレス信号CA
に応答してメモリセルアレイ1内の列を選択する。
【0035】DRAM100は、さらに、メモリセルア
レイ1の端部に設けられた冗長メモリセル行8および冗
長メモリセル列9を含む。場合により、冗長メモリセル
行8および冗長メモリセル列9の一方が設けられる。冗
長メモリセル行8は、冗長行デコーダ(RRD)12か
らの出力信号に応答してアクセスされる。一方、冗長メ
モリセル列9は、冗長列デコーダ(RCD)14からの
出力信号に応答してアクセスされる。
【0036】行デコーダ2および列デコーダ3によって
指定されたメモリセルMCから読出されたデータ信号
は、センスアンプ7によって増幅される。増幅されたデ
ータ信号は、プリアンプ16および出力バッファ17を
介して出力データDoとして外部に出力される。一方、
入力データDiは、入力バッファ19および書込バッフ
ァ18を介して入力される。
【0037】クロック信号発生器6は、入力バッファ5
を介して、ロウアドレスストローブ信号/RAS,カラ
ムアドレスストローブ信号/CASおよび書込イネーブ
ル信号/Wを受ける。クロック信号発生器6は、これら
の状態制御信号/RAS,/CASおよび/Wに応答し
て、DRAM100内の内部回路に制御のためのクロッ
ク信号を供給する。
【0038】DRAM100は、さらに、欠陥メモリセ
ル行のアドレスをプログラムするための冗長ヒューズ回
路(行)11と、欠陥メモリセル列のアドレスをプログ
ラムするための冗長ヒューズ回路(列)13とを含む。
冗長イネーブル回路10は、冗長ヒューズ回路11およ
び13をイネーブルするための冗長イネーブル信号RE
を出力する。冗長ヒューズ回路11および13は、冗長
イネーブル信号REに応答して能動化される。
【0039】たとえば、メモリセルアレイ1内に欠陥メ
モリセル行が存在するとき、欠陥メモリセル行を指定す
るためのアドレスが冗長ヒューズ回路11においてプロ
グラムされる。プログラムは、冗長ヒューズ回路11内
のヒューズを選択的に溶断することによって行なわれ
る。これに加えて、冗長イネーブル回路10において図
示されていないヒューズ素子が溶断され、これにより冗
長イネーブル信号REが冗長ヒューズ回路11に与えら
れる。
【0040】欠陥メモリセル行を指定する行アドレス信
号RAが与えられたとき、冗長ヒューズ回路11は、行
デコーダ2を不能化し、冗長行デコーダ12を能動化す
る。すなわち、冗長ヒューズ回路11は、行アドレス信
号RAに応答して、能動化信号RREを冗長行デコーダ
12に与える。冗長行デコーダ12は、信号RREに応
答して、冗長メモリセル行8をアクセスするための冗長
ワード線(図示せず)を活性化させる。したがって、欠
陥メモリセル行に代えて、冗長メモリセル行8がアクセ
スされることになる。
【0041】冗長メモリセル列9へのアクセスも、冗長
メモリセル行8へのアクセスと類似の態様で行なわれ
る。すなわち、冗長ヒューズ回路13において欠陥メモ
リセル列のアドレスがプログラムされる。欠陥メモリセ
ル列を指定する列アドレス信号CAが与えられたとき、
冗長ヒューズ回路13は列デコーダ3を不能化し、一
方、冗長列デコーダ14を能動化する。それにより、欠
陥メモリセル列に代えて、冗長メモリセル列9がアクセ
スされる。
【0042】DRAM100は、さらに、外部端子38
(または39)を介して冗長回路の使用の有無を検出す
るための冗長使用検出回路15を含む。冗長使用検出回
路15は、冗長イネーブル回路10から出力される冗長
使用信号φRRを受けるように接続される。冗長使用検出
回路15は、他の実施例において、クロック信号発生器
6からインターロック信号φkを受ける。冗長使用検出
回路15は、冗長回路の使用の有無の検出のために使用
されない外部端子(またはスペア外部端子)38に接続
される。場合により、冗長使用検出回路15は、アドレ
ス入力端子39に接続される。
【0043】DRAM100は、さらに、クロック信号
発生器6からの出力信号に応答してマルチプレクサ20
におけるスイッチングを制御するためのカウンタ22を
含む。I/Oコントロール回路26は、クロック信号発
生器6からの出力信号に応答して、データ入力およびデ
ータ出力を制御する。DRAM100は、さらに、内部
電圧発生回路24,25,…を含む。
【0044】図2は、図1に示した冗長イネーブル回路
10の回路図である。図2を参照して、冗長イネーブル
回路10は、電源電位Vccと接地電位との間に直列に
接続された抵抗素子31およびヒューズ素子FS0を含
む。抵抗素子31は、高い抵抗値を有している。抵抗素
子31およびヒューズ素子FS0の共通接続ノードNC
に、カスケードされたインバータ41ないし44が接続
される。冗長イネーブル信号REはインバータ44から
出力され、一方、冗長使用信号φRRはインバータ42か
ら出力される。
【0045】冗長回路が使用されるとき、言換えるとメ
モリセルアレイ1内に欠陥メモリセル行が存在すると
き、ヒューズFS0がレーザにより溶断される。したが
って、冗長イネーブル回路10は、高レベルの冗長イネ
ーブル信号REを出力する。他方、冗長回路が使用され
ないとき、言換えると欠陥メモリセル行が存在しないと
き、ヒューズ素子FS0は残される。したがって、冗長
イネーブル回路10は、低レベルの冗長イネーブル信号
REを出力する。
【0046】図3は、図1に示した冗長ヒューズ回路1
1の回路図である。図3を参照して、行のための冗長ヒ
ューズ回路11は、欠陥メモリセル行をプログラムする
ためのヒューズ素子FS1ないしFSnと、NMOSト
ランジスタQ1ないしQnおよび32とを含む。各トラ
ンジスタQ1ないしQnは、ゲート電極を介して行アド
レス信号RA0,/RA0,…RA9,/RA9を受け
るように接続される。各トランジスタQ1ないしQn
は、図2に示したPMOSトランジスタ45よりも大き
な電流駆動能力β(すなわち相互コンダクタンスgm)
を有する。トランジスタ32は、ゲート電極を介して、
クロック信号発生器6から与えられる行選択信号φRS
受ける。トランジスタ32は、冗長行デコーダ12をイ
ネーブルするための信号RREを出力する。
【0047】メモリセルアレイ1内に欠陥メモリセル行
が存在するとき、図2および図3に示したヒューズ素子
FS0ないしFSnは次のように溶断される。まず、冗
長イネーブル回路10におけるヒューズ素子FS0が溶
断される。これにより、高レベルの冗長イネーブル信号
REが冗長ヒューズ回路11に与えられる。
【0048】次に、欠陥メモリセル行のアドレスを考慮
に入れて、ヒューズ素子FS1ないしFSnが選択的に
溶断される。すなわち、欠陥メモリセル行を指定する特
定の行アドレス信号が与えられたときのみ出力信号RR
Eが立上がるように、ヒューズ素子FS1ないしFSn
が選択的に溶断される。信号RREは、トランジスタ3
2を介して、冗長行デコーダ12をイネーブルするため
に出力される。
【0049】図24は、図1に示した冗長ヒューズ回路
12の回路図である。列のための冗長ヒューズ回路13
も、行のための冗長ヒューズ回路11と同様の回路構成
を有しておりかつ同様の態様で動作する。前述のよう
に、図1に示した冗長メモリセル行8および冗長メモリ
セル列9の少なくとも一方がDRAM100において設
けられるので、同様に図2および図24に示した冗長ヒ
ューズ回路11および13の少なくとも一方が設けられ
る。NMOSトランジスタ33は、ゲート電極を介し
て、クロック信号発生器6から列選択信号φCSを受け
る。冗長ヒューズ回路13は、冗長列デコーダイネーブ
ル信号RCEを出力する。
【0050】図4は、図1に示した冗長使用検出回路1
5の一例を示す回路図である。図4に示した冗長使用検
出回路15aは、図1に示したDRAM100において
冗長使用検出回路15として適用され得る。
【0051】図4を参照して、この冗長使用検出回路1
5aは、外部端子38(または39)と接地電位との間
に接続されたNMOSトランジスタQ11を含む。トラ
ンジスタQ11は、ゲート電極が図1に示した冗長イネ
ーブル回路10から冗長使用信号φRRを受けるように接
続される。
【0052】たとえば、冗長回路が使用されていると
き、高レベルの信号φRRが与えられる。トランジスタQ
11は、信号φRRに応答して導通状態にもたらされる。
外部端子38に電流計141を介して高電圧源142が
接続される。したがって、冗長回路が使用されていると
き、トランジスタQ11を介して電流が流れ、この電流
は電流計141によって検出される。その結果、冗長回
路の使用を外部端子38を介して知ることができる。
【0053】他方、冗長回路が使用されていないとき、
低レベルの信号φRRが与えられる。トランジスタQ11
は、信号φRRに応答して非導通状態にもたらされる。し
たがって、トランジスタQ11を介して流れる電流が存
在しないことが電流計141により検出される。その結
果、冗長回路が使用されていないことが外部端子38を
介して知ることができる。
【0054】図4に示した冗長使用検出回路15aは、
集積度の観点より次のような利点も有している。たとえ
ば外部端子38を介して冗長使用検出のための5ボルト
の高電圧が与えられる場合を考える。したがって、トラ
ンジスタQ11のソース−ドレイン間に5ボルトの電圧
が与えられる。これに加えて、冗長回路か使用されてい
るとき、5ボルトの冗長使用信号φRRが与えられるもの
と仮定する。トランジスタQ11の導通状態において1
0μAの電流がトランジスタQ11を介して流れるもの
と仮定すると、トランジスタQ11のオン抵抗として5
00kΩが必要となる。このような抵抗値を抵抗素子に
より得るためには、半導体基板内の不純物拡散領域のサ
イズとして、幅:1μm,長さ:約500μmが必要と
なる。
【0055】これに対し、この抵抗値をNMOSトラン
ジスタにより得る場合では、導通状態においてトランジ
スタを介して流れる電流を3mAと仮定すると(ゲート
長さ=1μm,ゲート幅=10μm)、約1.6kΩの
オン抵抗が得られる。また、別の例では、ゲート長さ=
13μm,ゲート幅=2μmとすると、約100kΩの
オン抵抗が得られる。つまり、拡散抵抗に代えてNMO
Sトランジスタを使用することにより、半導体基板上の
より少ない占有領域内に所望の導通抵抗を有するトラン
ジスタを形成することができる。
【0056】図5は、図1に示した冗長使用検出回路1
5の別の例を示す回路図である。図5を参照して、冗長
使用検出回路15bは、外部端子38(または39)と
接地電位との間に直列に接続されたNMOSトランジス
タQ12,Q13およびQ14を含む。トランジスタQ
12は、ゲート電極を介して冗長使用信号φRRを受け
る。各トランジスタQ13およびQ14は、ダイオード
接続態様で設けられる。
【0057】動作において、冗長回路が使用されている
とき、高レベルの信号φRRが与えられる。外部端子38
を介して冗長使用検出のための高電圧が与えられたと
き、トランジスタQ11,Q12およびQ13を介して
電流が流れる。したがって、この電流の存在を検出する
ことにより、冗長回路の使用を知ることができる。他
方、冗長回路が使用されていないとき、低レベルの信号
φRRが与えられる。したがって、端子38に高電圧を与
えることによって電流が回路15b内に流れ込まないの
で、冗長回路の不使用が検出され得る。
【0058】各々がダイオード素子として働くトランジ
スタQ12およびQ13を設けたことは、次のような利
点をもたらす。すなわち、通常の動作状態において、外
部端子38(または39)に前述の冗長回路検出用高電
圧よりも低い動作電圧が与えられる。トランジスタQ1
2およびQ13は、トランジスタQ11が導通状態にあ
っても、このような動作電圧により導通しないように設
計される。したがって、DRAM100の通常の動作状
態において、端子38(または39)を介して冗長使用
検出回路15b内に電流が流入するのが防がれる。その
結果、外部端子38(または39)に接続される他の半
導体集積回路装置における外部負荷の増加が防がれる。
冗長回路検出のための高電圧のレベルは、トランジスタ
11がオンしたとき、トランジスタQ12およびQ13
が導通するように選択される。
【0059】図6は、図1に示した冗長使用検出回路1
5のさらに別の例を示す回路図である。図6を参照し
て、冗長使用検出回路15cは、外部端子38(または
39)と接地電位との間に直列に接続されたPMOSト
ランジスタQ15,Q16およびQ17を含む。トラン
ジスタQ15は、インバータ34を介して反転された冗
長使用信号/φRRを受ける。各トランジスタQ16およ
びQ17は、ダイオード接続態様で設けられる。図6に
示した冗長使用検出回路15cも、図5に示した回路1
5bと同様に動作し、かつ同様の利点が得られる。
【0060】図7は、図1に示した冗長使用検出回路1
5のさらに別の例を示す回路図である。図7を参照し
て、冗長使用検出回路15dは、外部端子38(または
39)と電源電位Vccとの間に直列に接続されたNM
OSトランジスタQ18,Q19およびQ20を含む。
トランジスタQ20は、ゲート電極を介して冗長使用信
号φRRを受ける。冗長使用検出のために電源電位Vcc
を超える高電圧が外部端子38およびトランジスタQ2
0を介して与えられたとき、各トランジスタQ18およ
びQ19はダイオード素子として働く。
【0061】動作において、冗長回路が使用されている
とき、高レベルの信号φRRが与えられる。トランジスタ
Q20が信号φRRに応答して導通するので、端子38に
高電圧が与えられたとき、電流が冗長使用検出回路15
dに流入する。この電流の存在を検出することにより、
冗長回路の使用を外部端子38を介して知ることができ
る。
【0062】図8は、図1に示した冗長使用検出回路1
5のさらに別の例を示す回路図である。図8を参照し
て、冗長使用検出回路15eは、外部端子38(または
39)と接地電位との間に直列に接続されたNMOSト
ランジスタQ21,Q22およびQ23と、インバータ
35と、NANDゲート36とを含む。NANDゲート
36は、冗長使用信号φRRおよびインターロック信号φ
kを受ける。NANDゲート36の出力信号は、インバ
ータ35によって反転されたあと、信号φsとしてトラ
ンジスタQ21のゲート電極に与えられる。各トランジ
スタQ22およびQ23は、ダイオード接続態様で設け
られる。
【0063】インターロック信号φkの発生については
後で詳細に説明されるのであるが、インターロック信号
φkは外部から要求された特別のモード(または冗長使
用検出モード)において高レベルになる。したがって、
NANDゲート36は、いずれも高レベルの冗長使用信
号φRR(したがって冗長回路が使用されている)および
インターロック信号φkに応答して低レベルの信号/φ
sを出力する。信号/φsはインバータ35によって反
転された後、信号φsしてトランジスタQ21のゲート
電極に与えられる。
【0064】したがって、トランジスタQ21は、外部
から要求された特別のモード(すなわち冗長使用検出モ
ード)において、冗長回路が使用されているときに導通
する。冗長使用検出モードにおいて、冗長使用検出のた
めの高電圧を外部端子38に与えることにより、回路1
5eに流入する電流の存在が検出でき、その結果、冗長
回路の使用を知ることができる。
【0065】冗長使用検出回路15eにおいてインター
ロック信号φkを用いることは、次のような利点をもた
らす。冗長使用検出モードを除く他の動作モードにおい
て、低レベルのインターロック信号φkが与えられる。
したがって、トランジスタQ21のゲート電極に低レベ
ルの信号φsが与えられる。その結果、トランジスタQ
21は、他の動作モードにおいてオフする。それによ
り、他の動作モードにおける動作電圧が外部端子38に
与えられても、冗長使用検出回路15eに流入する電流
は存在しない。したがって、好ましくない電流消費が防
がれる一方、外部端子38に接続される他の半導体装置
において外部負荷の増加が防がれ得る。
【0066】インターロック信号φkは、図1に示した
クロック信号発生器6において様々な態様で発生され得
る。以下の記載では、クロック信号発生器6内に設けら
れるいくつかのインターロック信号発生回路について説
明する。
【0067】図9は、インターロック信号発生回路の一
例を示す回路図である。図9を参照して、インターロッ
ク信号発生回路51は、インバータ71,72および7
5と、NANDゲート73および74とを含む。インバ
ータ71および72は、信号/CASおよび/RASを
受ける。インバータ75は、インターロック信号φkを
出力する。
【0068】図10は、図9に示したインターロック信
号発生回路51のタイミングチャートである。冗長使用
検出モードを規定するため、信号/RASおよび/CA
Sが図10に示した態様で変化される。図10を参照し
て、信号/RASが高レベルにある期間において、信号
/CASが立下がる。したがって、インターロック信号
φkは高レベルに立上がる。これにより、DRAM10
0において冗長使用検出モードが規定される。
【0069】信号/RASが立下がった後、信号/RA
Sは再び立上がる。これに加えて、信号/CASの立上
がりに応答して、信号/φkが立下がる。信号φkの立
下がりに応答して、冗長使用検出モードは解除される。
【0070】図11は、インターロック信号発生回路の
別の例を示す回路図である。図11を参照して、インタ
ーロック信号発生回路52は、インバータ76,77,
78および85と、NANDゲート79,80,81,
82,83および84とを含む。インバータ76,77
および78は、信号/CAS,/RASおよび/Wを受
けるように接続される。インバータ85を介して、イン
ターロック信号φkが出力される。
【0071】図12は、図11に示したインターロック
信号発生回路52のタイミングチャートである。図11
に示したインターロック信号発生回路52において、信
号/RAS,/CASおよび/Wが図12に示した態様
で与えられ、それによって、冗長使用検出モードがイン
ターロック信号φkの高レベルの期間において規定され
る。
【0072】図13は、インターロック信号発生回路の
さらに別の例を示す回路図である。図13を参照して、
インターロック信号発生回路53は、NMOSトランジ
スタ86,87および88と、インバータ89および9
0とを含む。各トランジスタ86,87および88は、
ダイオード接続態様で設けられる。トランジスタ86
は、予め定められた外部端子40に接続される。外部端
子40は、DRAM100において前述の外部端子38
および39を除く他の端子の中から選択される。
【0073】図14は、図13に示したインターロック
信号発生回路53のタイミングチャートである。冗長使
用検出モードが要求されるとき、電源電圧Vccを超え
る(=Vcc+α)高電圧が端子40に与えられる。し
たがって、トランジスタ89が高レベルの入力信号に応
答して動作するので、高レベルのインターロック信号φ
kが出力される。他方、端子40に通常の動作電圧が与
えられるとき、インバータ89が低レベルの入力信号に
応答して動作する。したがって、通常の動作モードにお
いて、低レベルのインターロック信号φkが出力され
る。
【0074】図15は、インターロック信号発生回路の
さらに別の例を示す回路図である。図15を参照して、
インターロック信号発生回路54は、図11に示したイ
ンターロック信号発生回路52と、NANDゲート91
と、インバータ92とを含む。NANDゲート91は、
回路52の出力信号および外部から与えられるアドレス
信号Aiを受けるように接続される。
【0075】アドレス入力端子Aiとして、たとえば4
メガビット×1構成を有するDRAMでは、アドレス入
力端子A10が使用される。すなわち、アドレス入力端
子A10はテストモードにおいて使用されないので、冗
長使用検出のための外部から与えられる制御信号入力端
子として用いることができる。他方、アドレス入力端子
A10に代えて、テストモードにおいて使用されない他
の端子も使用できる。
【0076】図16は、図15に示したインターロック
信号発生回路54のタイミングチャートである。図16
に示されるように、図15に示したインターロック信号
発生回路54は、信号/RAS,/CASおよび/Wの
条件に加えて外部制御信号(Ai)の条件も追加されて
いるので、より厳密に冗長使用検出モードを規定するこ
とができる。
【0077】図17は、インターロック信号発生回路の
さらに別の例を示す回路図である。図17を参照して、
インターロック信号発生回路55は、図11に示したイ
ンターロック信号発生回路52と、図13に示したイン
ターロック信号発生回路53と、NANDゲート93
と、インバータ94とを含む。NANDゲート93は、
インターロック信号発生回路52および53の出力信号
を受ける。したがって、図17に示した回路55では、
信号/CAS,/RASおよび/Wの信号条件に加え
て、外部端子40を介して高電圧が与えられたときに、
インターロック信号φkが出力される。これにより、冗
長使用検出モードがより厳密に規定され得る。
【0078】図18は、インターロック信号発生回路の
さらに別の例を示す回路図である。図18を参照して、
インターロック信号発生回路56は、図11に示したイ
ンターロック信号発生回路52と、図13に示したイン
ターロック信号発生回路53と、NANDゲート95
と、インバータ96とを含む。図17に示した回路55
と比較すると、図18に示したインターロック信号発生
回路56は、アドレス入力端子Aiを介して与えられる
制御信号の条件も追加されている。したがって、冗長使
用検出モードがより厳密に規定され得る。
【0079】図19は、インターロック信号発生回路の
さらに別の例を示す回路図である。図19を参照して、
インターロック信号発生回路57は、図9に示したイン
ターロック信号発生回路51と、図13に示したインタ
ーロック信号発生回路53と、NANDゲート97と、
インバータ98とを含む。したがって、信号/CASお
よび/RASの信号条件に加えて、外部端子40を介し
て高電圧が与えられたとき、インターロック信号φkが
出力される。
【0080】このように、図4ないし図7に示した冗長
使用検出回路15aないし15dをDRAM100のよ
うな半導体装置に適用することにより、ヒューズ素子を
使用することなく冗長回路の使用を外部端子38(また
は39)を介して知ることができる。ヒューズ素子が必
要とならないので、冗長使用検出回路15aないし15
dの周辺に他の配線および/または回路を高い密度で形
成することができるので、半導体装置における集積度が
改善され得る。
【0081】これに加えて、冗長使用検出回路に与えら
れる冗長使用信号φRRは、図1に示した冗長イネーブル
回路10から出力されているので、冗長回路の使用を容
易に検出することができる。すなわち、図23に示した
従来の半導体メモリにおけるように、冗長メモリセル列
105を選択するための信号SRを得るのにアドレス信
号AaないしAnを順次変化させる必要がないので、冗
長使用を検出するのに要する時間が短縮され得る。
【0082】さらには、冗長使用検出モードを規定する
インターロック信号φkにも応答して動作する図8に示
した冗長使用検出回路15eを用いることにより、冗長
使用検出モードを除く他のモードにおいて電流が冗長使
用検出回路15eに流入するのが防がれる。その結果、
電流消費の増加が防がれ、さらには、外部端子に接続さ
れる他の半導体集積回路装置における負荷の増加が減少
され得る。
【0083】
【発明の効果】以上のように、請求項1および2の発明
によれば、プログラム手段を能動化するための能動化手
段からの出力信号に応答して導通するスイッチング手段
を設けたので、冗長回路手段の使用の検出のためのヒュ
ーズ素子が必要とならず、したがって外部端子を介して
容易に冗長回路の使用が検出でき、かつ集積度を改善す
ることのできる半導体装置および半導体メモリ装置が得
られた。
【0084】また、請求項3の発明によれば、外部から
与えられる制御信号に応答して、半導体メモリ装置にお
ける冗長使用検出モードを規定する冗長使用検出モード
規定手段を設けたので、他の動作モードにおいて外部端
子を介して他の電流が流入するのが防がれ、その結果、
外部端子に接続される他の半導体装置における負荷の増
加が防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すDRAMのブロック
図である。
【図2】図1に示した冗長イネーブル回路の回路図であ
る。
【図3】図1に示した冗長ヒューズ回路11の回路図で
ある。
【図4】図1に示した冗長使用検出回路の一例を示す回
路図である。
【図5】図1に示した冗長使用検出回路の別の例を示す
回路図である。
【図6】図1に示した冗長使用検出回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図7】図1に示した冗長使用検出回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図8】図1に示した冗長使用検出回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図9】インターロック信号発生回路の一例を示す回路
図である。
【図10】図9に示したインターロック信号発生回路の
タイミングチャートである。
【図11】インターロック信号発生回路の別の例を示す
回路図である。
【図12】図11に示したインターロック信号発生回路
のタイミングチャートである。
【図13】インターロック信号発生回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図14】図13に示したインターロック信号発生回路
のタイミングチャートである。
【図15】インターロック信号発生回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図16】図15に示したインターロック信号発生回路
のタイミングチャートである。
【図17】インターロック信号発生回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図18】インターロック信号発生回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図19】インターロック信号発生回路のさらに別の例
を示す回路図である。
【図20】従来の冗長使用検出回路の一例を示す回路図
である。
【図21】従来の冗長使用検出回路の別の例を示す回路
図である。
【図22】従来の冗長使用検出回路のさらに別の例を示
す回路図である。
【図23】従来の冗長使用検出回路を用いた半導体メモ
リの回路ブロック図である。
【図24】図1に示した冗長ヒューズ回路12の回路図
である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 行デコーダ 3 列デコーダ 10 冗長イネーブル回路 11,13 冗長ヒューズ回路 12 冗長行デコーダ 14 冗長列デコーダ 15,15a−15e 冗長使用検出回路 51−57 インターロック信号発生回路 38,39,40 外部端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欠陥回路の位置をプログラムするプログ
    ラム手段と、 前記プログラム手段からの出力信号に応答して、前記欠
    陥回路を機能的に置換する冗長回路手段と、 前記プログラム手段を能動化する能動化手段と、 予め定められた外部端子と、 前記外部端子と電源電位との間に接続され、前記能動化
    手段からの出力信号に応答して導通するスイッチング回
    路手段とを含む、半導体装置。
  2. 【請求項2】 行および列に配設された複数のメモリセ
    ルを備えたメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイ内の欠陥部分のアドレスをプログ
    ラムするプログラム手段と、 前記プログラム手段からの出力信号に応答して、前記メ
    モリセルアレイ内の前記欠陥部分を機能的に置換するた
    めの冗長回路手段と、 前記プログラム手段を能動化する能動化手段と、 予め定められた外部端子と、 前記外部端子と電源電位との間に接続され、前記能動化
    手段からの出力信号に応答して導通するスイッチング回
    路手段とを含む、半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 さらに、外部から与えられる制御信号に
    応答して、前記半導体メモリ装置における冗長使用検出
    モードを規定する冗長使用検出モード規定手段を含み、 前記スイッチング回路手段は、前記冗長使用検出モード
    規定手段からの出力信号に応答して、冗長使用検出モー
    ドにおいてのみ導通する、請求項2に記載の半導体メモ
    リ装置。
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