JPH06273847A - 写真撮影システム - Google Patents

写真撮影システム

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JPH06273847A
JPH06273847A JP5058130A JP5813093A JPH06273847A JP H06273847 A JPH06273847 A JP H06273847A JP 5058130 A JP5058130 A JP 5058130A JP 5813093 A JP5813093 A JP 5813093A JP H06273847 A JPH06273847 A JP H06273847A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被写体の写真を撮影した後にすぐに被写体の写
り具合を知ることができる写真撮影システムを提供す
る。 【構成】主カメラ1は画像を写真感光材料に記録する。
補助カメラ2は主カメラ1のシャッター11の開放に同
期した静止画像の電気信号を出力する。補助カメラ2
は、主カメラ1の視野の少なくとも一部を視野とするよ
うに視野が設定されている。補助カメラ2で得た静止画
像はモニタ装置5に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として写真館等のス
タジオにおいて写真感光材料を用いて被写体を撮影する
際に用いる写真撮影システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体について視覚的に識別
できる画像を記録する技術として、被写体の画像を写真
感光材料に記録する写真技術が知られている。写真は電
気信号などを介在させる他の画像記録技術に比較する
と、解像力や粒状度において格段に優れ、かつ焼付・現
像処理後には別途の装置を必要とせずに見ることがで
き、しかもシート状であって保存に大きなスペースを必
要としないから、写真館等のスタジオにおける静止画像
の撮影ではもっとも多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、写真によって被
写体を撮影すると、現像するまでの間は被写体の写り具
合を知ることはできず、写り具合がわかるまでに時間が
かかるものである。たとえば、人物を被写体として撮影
したときに、写真に写った顔の表情などを知ろうとすれ
ば焼付・現像が仕上がるまで待たなければならず、写真
が気に入らなければ撮影をやり直すことになって多くの
時間が無駄になるという問題がある。写真の焼付・現像
に要する時間は従来に比べて短縮されたとはいうもの
の、少なくとも30分程度は必要であるのが現状であ
る。
【0004】このような時間の無駄を防止するために、
複数枚の写真を次々に撮影して焼付・現像後に写り具合
のよい写真を選択することが一般に行われているが、こ
のような方法では焼付に要する印画紙や印画紙の現像処
理に用いる薬剤が無駄に消費されるという問題がある。
本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、被
写体の写真を撮影した後にすぐに被写体の写り具合を知
ることができるようにし、また複数枚の写真を次々に撮
影する場合にあっては写り具合のもっともよい写真を選
択した後に焼付・現像を行うことによって焼付に要する
印画紙や印画紙の現像処理に用いる薬剤の無駄な消費を
防止することができる写真撮影システムを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、画像を写真感光材料に記録する
主カメラと、主カメラの視野の少なくとも一部を視野と
するように主カメラに対して固定され画像を電気信号に
変換する補助カメラと、主カメラのシャッターの開放に
同期して補助カメラで得た静止画像を表示する表示手段
とを具備して成ることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、主カメラのシャッターの開放に同期して得られる複
数の静止画像の電気信号を補助カメラから取込んで対応
する写真感光材料を識別する識別符号とともに記録する
記録手段を備え、表示手段は主カメラのシャッターの開
放に同期して記録手段に記録された各静止画像を識別符
号とともにシャッターの開放からそれぞれ一定時間ずつ
表示することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明に加え
て、記録手段に記録された静止画像のうちで比較対象と
なる複数の静止画像を読み出す再生手段と、複数の領域
に分割された画面を備え再生手段により読み出された複
数の静止画像をそれぞれ各領域に対応付けて表示する比
較モニタ手段と、比較モニタ手段に表示された複数の静
止画像から所望の1つの静止画像を選択するように操作
される選択手段と、選択手段により選択された静止画像
を識別符号とともに表示する確認モニタ手段とを具備す
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明に加え
て、比較モニタ手段の画面の各領域に表示される静止画
像を1つずつ1画面に表示する拡大モニタ手段を備え
る。請求項5の発明は、請求項3または請求項4の発明
に加えて、比較モニタ手段と選択手段とによる静止画像
の選択を複数回繰り返させるリピート手段を備え、確認
モニタ手段は複数の領域に分割された画面を備えリピー
ト手段による繰り返し毎に選択手段により選択された静
止画像を各領域に対応付けて識別符号とともに表示する
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、写真用の主カメラに
加えて画像を電気信号に変換する補助カメラを設け、補
助カメラの視野を主カメラの視野の少なくとも一部とす
るように設定し、かつ主カメラのシャッターの開放に同
期して補助カメラで得た静止画像を表示手段に表示する
ので、主カメラで撮影した写真を現像する前に表示手段
に表示される画像によって被写体の位置や形を確認する
ことができるのである。たとえば、被写体が人物であれ
ば補助カメラで人物の顔を撮影することによって、表示
手段に表示される画像から顔の表情を確認することがで
きる。このように、写真を焼付・現像しなくても写真に
撮影された被写体の写り具合を即座に確認することがで
きるから、写り具合が不適当であればすぐに写真を取り
直すことができるのであって、写り具合の確認を焼付・
現像の終了まで待つような時間の無駄を防止することが
できる。
【0010】請求項2の発明によれば、複数の静止画像
を対応する写真感光材料を識別する識別符号とともに記
録手段に記録し、かつ各静止画像を識別符号とともに表
示手段に一定時間ずつ表示するので、複数の写真を次々
に撮影する場合に各写真の識別符号を表示装置に表示す
ることによって、記録手段に記録した静止画像と写真と
の対応関係を知ることができる。また、静止画像は識別
符号とともに記録手段に記録されるから、記録手段の内
容を読み出して識別符号を比較すれば写真との対応関係
を容易に知ることができるのである。しかも、表示手段
にはシャッターの開放から一定時間ずつ静止画像を表示
するから、次々に写真を撮影しても写真の写り具合をす
ぐに確認することができる。
【0011】請求項3の発明によれば、記録手段に記録
された静止画像のうちで比較対象となる複数の静止画像
を再生手段によって読み出し、比較モニタ手段の画面に
おける分割された各領域に対して再生手段により読み出
した静止画像を対応付けて表示するのであって、比較モ
ニタ手段の画面に並ぶ画像を比較すれば写り具合のよい
画像を容易に選択することができる。また、選択手段で
は比較モニタ手段に表示された複数の静止画像から所望
の1つの静止画像を選択することができ、選択手段によ
り選択された静止画像を識別符号とともに確認モニタ手
段に表示するので、選択手段により比較モニタ手段の画
像の中からもっともよいと考えて選択した画像が確認モ
ニタ手段に表示されることになる。したがって、確認モ
ニタ手段に表示されている識別符号によって写真を特定
すれば、複数枚の写真を次々に撮影する場合に写り具合
のもっともよい写真を選択してから焼付・現像すること
ができ、焼付に要する印画紙や印画紙の現像処理に用い
る薬剤の無駄な消費を防止することができる。
【0012】請求項4の発明によれば、拡大モニタ手段
によって、比較モニタ手段の画面の各領域に表示される
静止画像を1つずつ1画面に表示するのであり、比較モ
ニタ手段の画面上で比較する静止画像の細部を拡大モニ
タ手段によって確認することができるのである。請求項
5の発明によれば、比較モニタ手段と選択手段とによる
静止画像の選択をリピート手段によって複数回繰り返さ
せることによって、複数種類の写真に対応する静止画像
についてそれぞれ最適なものを選択することができる。
たとえば、人物を被写体とするときに、ポーズや衣装を
変えて複数種類の写真を複数枚ずつ撮影したとすると、
各ポーズや各衣装ごとに写り具合のもっともよい写真に
対応した静止画像を選択することができるのである。し
かも、選択した複数種類の静止画像は一括して確認モニ
タ手段に識別符号とともに表示されるから、確認モニタ
手段に表示された識別符号に対応する写真のみを焼付・
現像すれば焼付に要する印画紙や印画紙の現像処理に要
する薬剤の無駄を大幅に低減することができる。
【0013】
【実施例】本発明の写真撮影システムは、図1に示すよ
うに、写真感光材料(写真フィルム、写真乾板)に画像
を記録する主カメラ1と、主カメラ1の視野の少なくと
も一部を視野とする補助カメラ2とを備える。主カメラ
1と補助カメラ2とは連結装置4を介して互いに定位置
に固定される。ここに、主カメラ1と補助カメラ2との
距離は、被写体3に対して主カメラ1と補助カメラ2と
の間で大きな視差が生じないように、被写体3との距離
に対して十分に小さく設定されている。したがって、主
カメラ1と補助カメラ2とのアングルはほぼ等しくな
る。本実施例においては被写体3は人物であって、主カ
メラ1は被写体3の全身または上半身などを撮影する視
野を有し、補助カメラ2は被写体3の上半身または顔部
分など主カメラ1の視野の一部を拡大して撮影するよう
に視野が狭く設定されている。すなわち、補助カメラ2
は主として被写体3の表情を撮影することができるよう
に視野が設定される。
【0014】補助カメラ2は、CCDのような撮像素子
21を備え被写体3の画像を電気信号に変換する。この
電気信号は主カメラ1が備えるシャッター11の開放に
同期して取り出される。すなわち、主カメラ1のシャッ
ター11の開放時に写真感光材料に画像が記録されると
同時に、補助カメラ2では同じ被写体に関する1画面分
の電気信号を取り出すのである。1画面分の電気信号を
取り出す構成として、補助カメラ2には撮像素子21か
ら出力される電気信号の通るゲート回路22が設けら
れ、ゲート回路22は同期回路23から出力される開放
信号が入力されている間に開放される。同期回路23
は、主カメラ1でのシャッター11の開放に同期して1
画面分の電気信号が通過する期間に開放信号を発生す
る。
【0015】ゲート回路22や同期回路23は、市販さ
れている電子スチルカメラや一齣撮影が可能なビデオカ
メラに内蔵されたものを用いることができる。本実施例
では、2インチのフロッピーディスクに画像を50枚ま
で記録することができる電子スチルカメラを用いてい
る。いずれにせよ主カメラ1のシャッター11の開放に
同期して1画面分の電気信号を取り出すことができれば
補助カメラ2に用いることができる。ここに、補助カメ
ラ2において撮像素子21の前方のシャッターの有無は
問わない。
【0016】ここにおいて、主カメラ1として用いるこ
とができる通常のカメラは、シャッター11の開放に同
調する接点として、ストロボ同調接点やモータドライブ
同調接点を備え、補助カメラ2として用いる電子スチル
カメラは、レリーズ用の端子を備えているから、主カメ
ラ1に設けた上記接点と補助カメラ2に設けた上記端子
とをケーブルを用いて接続すれば、シャッター11の開
放に同期して1画面分の電気信号を取り出す構成は容易
に実現することができる。
【0017】補助カメラ2により撮影された画像は、記
録手段としてのディスクドライブ24によって上述した
フロッピーディスクに記録される。ディスクドライブ2
4は、補助カメラ2に内蔵されているものと補助カメラ
2から分離されているものとのいずれでも用いることが
できる。ここで、フロッピーディスクにはトラック番号
があり、1トラックに1画面分が記録されるようになっ
ているから(一般に画像の1フィールドが1トラックに
記録され、1画面は1フィールドで構成されている。た
だし、1画面を2フィールドで構成し、1画面が2トラ
ックに記録されるようにしてもよい)、トラック番号は
主カメラ1における写真感光材料の通し番号に対応す
る。すなわち、トラック番号は対応する写真感光材料を
識別する識別符号として用いることができる。
【0018】また、補助カメラ2により撮影された画像
は、フロッピーディスクに記録されると同時に表示手段
としてのモニタ装置5に表示される。モニタ装置5に
は、カラー表示の可能なものが望ましく、通常はCRT
が用いられるが、液晶表示器や投影形のモニタ装置5で
あってもよい。モニタ装置5では、主カメラ1で撮影し
た画像をシャッター11の開放後に一定時間(たとえば
5秒程度)ずつフロッピーディスクのトラック番号とと
もに表示する。補助カメラ2により撮影した画像を表示
する時間を一定時間に制限していることによって、主カ
メラ1で複数枚の写真を次々に撮影したときに、各画像
を順次表示することができることになる。しかるに、モ
ニタ装置5の画面を見れば主カメラ1で撮影した被写体
3の表情をすぐに確認することができる。
【0019】上述したように、主カメラ1によって撮影
した被写体3の画像とほぼ同じアングルで補助カメラ2
によって撮影した画像を、撮影者、被写体3となった人
物、同行者などがモニタ装置5を見ることによって、撮
影後にただちに確認することができるから、写真の焼付
・現像を待たずに主カメラ1で被写体3を撮影した時点
での被写体3の状態(表情など)を知ることができ、必
要に応じてすぐに取り直すことができるのである。ま
た、複数枚の写真を次々に撮影したときには、各画像で
の被写体3の状態を順次確認することができるから、被
写体3を所望の状態で撮影することができた写真があれ
ば、識別符号であるトラック番号に基づいてその写真の
通し番号を知ることができ、対応する写真のみを印画紙
に焼き付けるようにすれば、印画紙や現像処理の薬剤の
無駄がなくなるのである。
【0020】ところで、主カメラ1で複数枚の写真を撮
影したとき、フロッピーディスクには同数の画像が記録
されており、フロッピーディスクに記録された画像は撮
影の終了後に再生手段であるディスクドライブ6によっ
て読み出される。ディスクドライブ6は、撮影時に用い
たディスクドライブ24とは別途に設けているが同じも
のを流用してもよい。ディスクドライブ6で読み出した
画像は、3台の画面分割装置(いわゆるマルチコントロ
ーラ)7a,7b,7cを通してそれぞれ比較モニタ手
段、拡大モニタ手段、確認モニタ手段となる3台のモニ
タ装置8a,8b,8cに表示される。各モニタ装置8
a,8b,8cは、比較的大きな画面を有しカラー表示
の可能なものが望ましいから通常はCRTを用いる。ま
た、モニタ装置8aに表示される複数の画像の中から所
望の画像のみを選択してモニタ装置8cに表示させる選
択手段としてのセレクタスイッチ9が画面分割装置7
a,7b,7cに接続される。
【0021】いま、被写体3が4種類の内容(たとえ
ば、ドレス、着物、十二単、家族写真)で、各内容につ
いて写真を4枚ずつ撮影するものとする。この場合、画
面分割装置7a,7cは、比較モニタ手段となるモニタ
装置8aおよび確認モニタ手段となるモニタ装置8cの
画面をそれぞれ等しい大きさを有した4個の領域に分割
する。この状態で、フロッピーディスクからは1種類の
内容について4枚の画像が順次読み出される(4枚の画
像はフロッピーディスクのトラックに順に記録されてい
るものとする)。
【0022】まず、図2(a)に示すように、1種類の
内容について4枚の画像a1 〜a4(図では画像a2
示している)がモニタ装置8bに1枚ずつ順に表示さ
れ、かつモニタ装置8aの分割されている各領域に各画
像a1 〜a4 が順に表示される。したがって、モニタ装
置8bに大きく表示されている表情を細部まで確認する
ことができ、モニタ装置8aの画面上に並ぶ4枚の画像
を一覧することによって望ましい表情の画像を比較する
ことができる。ここにおいて、モニタ装置8aの各領域
に表示されている画像a1 〜a4 を適宜選択してモニタ
装置8bに表示させるようにセレクタスイッチ9を構成
してもよい。この場合には、モニタ装置8aを見て比較
し、さらに細部を見る必要のある画像についてモニタ装
置8bに表示して確認することができる。
【0023】モニタ装置8aに表示された画像a1 〜a
4 を比較して所望の画像が決まると、セレクタスイッチ
9を操作することによって、その画像(図では画像a
2 )をモニタ装置8cの分割された領域の1つに表示す
ることができる。各モニタ装置8a,8b,8cに表示
された画像の表示領域の右上隅には、その画像に対応す
るトラック番号10がそれぞれ表示される。
【0024】上述のようにして、モニタ装置8aに表示
された1種類の内容についての4枚の画像a1 〜a4
うちで、撮影者、被写体3となる人物、同行者などが最
適と考える画像をセレクタスイッチ9で選択すれば、モ
ニタ装置8cに選択された画像a2 が表示される。1種
類の内容について画像を選択すれば、次の種類の内容の
画像がモニタ装置8aに一覧できるように表示される。
すなわち、セレクタスイッチ9での選択がトリガとなっ
てディスクドライブ6から次の4枚の画像b1〜b4
読み出されるのである。すなわち、セレクタスイッチ9
とディスクドライブ6とによりリピート手段が構成され
る。このようにして表示された画像b1〜b4 の中から
所望の画像b2 をセレクタスイッチ9で選択してモニタ
装置8cに表示させる操作を行い、こうした操作を繰り
返すことで、モニタ装置8cには4種類の内容について
1枚ずつ選択した画像が一覧できるように表示されるこ
とになる。すなわち、最初に16枚あった画像から4枚
の画像a2 ,b2 ,c3 ,d3 を選択してモニタ装置8
cに表示するのである。モニタ装置8cに表示された画
像a2 ,b2 ,c3 ,d3 にはフロッピーディスクのト
ラック番号10が対応して表示され、主カメラ1で撮影
した写真の通し番号を知ることができるから、その写真
のみを印画紙に焼き付けることで、写り具合のよい写真
のみを仕上げることができ、印画紙や現像処理に用いる
薬剤の無駄な消費を防止することができるのである。
【0025】なお、上記実施例ではモニタ装置8a,8
cの画面を4分割しているが、さらに多数に分割しても
よく、またモニタ装置8bの画面は分割していないが、
分割してもよい。さらに、実際のシステムの使用にあた
っては、モニタ装置8cに4枚の画像が表示された段階
で、写真を焼き付ける印画紙の寸法や台紙の種類などを
指定すればよい。上記実施例では主カメラ1と補助カメ
ラ2とは別体としているが、主カメラ1の中に補助カメ
ラ2を内蔵してもよい。この場合、ビームスプリッタな
どを用いて被写体3からの入射光を分岐させれば、主カ
メラ1と補助カメラ2との視差をなくすことも可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、写真用の主カ
メラに加えて画像を電気信号に変換する補助カメラを設
け、補助カメラの視野が主カメラの視野の少なくとも一
部となるように設定し、かつ主カメラのシャッターの開
放に同期して補助カメラで得た静止画像を表示手段に表
示するので、主カメラで撮影した写真を焼付・現像する
前に表示手段に表示される画像によって被写体の位置や
形を確認することができるという利点がある。たとえ
ば、被写体が人物であれば補助カメラで人物の顔を撮影
することによって、表示手段に表示される画像から顔の
表情を確認することができるのであり、写真を焼付・現
像しなくても写真に撮影された被写体の写り具合を即座
に確認することができるから、写り具合が不適当であれ
ばすぐに写真を取り直すことができるのであって、写り
具合の確認を焼付・現像の完了まで待つような時間の無
駄を防止することができるという利点がある。
【0027】請求項2の発明によれば、複数の静止画像
を対応する写真感光材料を識別する識別符号とともに記
録手段に記録し、かつ各静止画像を識別符号とともに表
示手段に一定時間ずつ表示するので、複数の写真を次々
に撮影する場合に各写真の識別符号を表示装置に表示す
ることによって、記録手段に記録した静止画像と写真と
の対応関係を知ることができるという利点がある。ま
た、静止画像は識別符号とともに記録手段に記録される
から、記録手段の内容を読み出して識別符号を比較すれ
ば写真との対応関係を容易に知ることができ、しかも、
表示手段にはシャッターの開放から一定時間ずつ静止画
像を表示するから、次々に写真を撮影しても写真の写り
具合をすぐに確認することができるという効果がある。
【0028】請求項3の発明によれば、記録手段に記録
された静止画像のうちで比較対象となる複数の静止画像
を再生手段によって読み出し、比較モニタ手段の画面に
おける分割された各領域に対して再生手段により読み出
した静止画像を対応付けて表示するのであって、比較モ
ニタ手段の画面に並ぶ画像を比較すれば写り具合のよい
画像を容易に選択することができるという利点がある。
また、選択手段では比較モニタ手段に表示された複数の
静止画像から所望の1つの静止画像を選択することがで
き、選択手段により選択された静止画像を識別符号とと
もに確認モニタ手段に表示するので、選択手段により比
較モニタ手段の画像の中から操作物がもっともよいと考
えて選択した画像が確認モニタ手段に表示され、その結
果、確認モニタ手段に表示されている識別符号によって
写真を特定すれば、複数枚の写真を次々に撮影する場合
に写り具合のもっともよい写真を選択してから焼付・現
像することができ、焼付に要する印画紙や現像処理に要
する薬剤の無駄な消費を防止することができるという利
点がある。
【0029】請求項4の発明によれば、拡大モニタ手段
によって、比較モニタ手段の画面の各領域に表示される
静止画像を1つずつ1画面に表示するのであり、比較モ
ニタ手段の画面上で比較する静止画像の細部を拡大モニ
タ手段によって確認することができるという利点があ
る。請求項5の発明によれば、比較モニタ手段と選択手
段とによる静止画像の選択をリピート手段によって複数
回繰り返させることによって、複数種類の写真に対応す
る静止画像についてそれぞれ最適なものを選択すること
ができるのであって、たとえば、人物を被写体とすると
きに、衣装を変えて複数種類の写真を複数枚ずつ撮影し
たとすると、各衣装ごとに写り具合のもっともよい写真
に対応した静止画像を選択することができるという利点
がある。しかも、選択した複数種類の静止画像は一括し
て確認モニタ手段に識別符号とともに表示されるから、
確認モニタ手段に表示された識別符号に対応する写真の
みを焼付・現像すれば印画紙や現像処理に用いる薬剤の
無駄を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施例における各モニタ装置の表示状態を示す
動作説明図である。
【符号の説明】
1 主カメラ 2 補助カメラ 3 被写体 4 連結装置 5 モニタ装置 6 ディスクドライブ 7a 画面分割装置 7b 画面分割装置 7c 画面分割装置 8a モニタ装置 8b モニタ装置 8c モニタ装置 9 セレクタスイッチ 11 シャッター 24 ディスクドライブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を写真感光材料に記録する主カメラ
    と、主カメラの視野の少なくとも一部を視野とするよう
    に主カメラに対して固定され画像を電気信号に変換する
    補助カメラと、主カメラのシャッターの開放に同期して
    補助カメラで得た静止画像を表示する表示手段とを具備
    して成ることを特徴とする写真撮影システム。
  2. 【請求項2】 主カメラのシャッターの開放に同期して
    得られる複数の静止画像の電気信号を補助カメラから取
    込んで対応する写真感光材料を識別する識別符号ととも
    に記録する記録手段を備え、表示手段は主カメラのシャ
    ッターの開放に同期して記録手段に記録された各静止画
    像を識別符号とともにシャッターの開放からそれぞれ一
    定時間ずつ表示することを特徴とする請求項1記載の写
    真撮影システム。
  3. 【請求項3】 記録手段に記録された静止画像のうちで
    比較対象となる複数の静止画像を読み出す再生手段と、
    複数の領域に分割された画面を備え再生手段により読み
    出された複数の静止画像をそれぞれ各領域に対応付けて
    表示する比較モニタ手段と、比較モニタ手段に表示され
    た複数の静止画像から所望の1つの静止画像を選択する
    ように操作される選択手段と、選択手段により選択され
    た静止画像を識別符号とともに表示する確認モニタ手段
    とを具備することを特徴とする請求項2記載の写真撮影
    システム。
  4. 【請求項4】 比較モニタ手段の画面の各領域に表示さ
    れる静止画像を1つずつ1画面に表示する拡大モニタ手
    段を備えることを特徴とする請求項3記載の写真撮影シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 比較モニタ手段と選択手段とによる静止
    画像の選択を複数回繰り返させるリピート手段を備え、
    確認モニタ手段は複数の領域に分割された画面を備えリ
    ピート手段による繰り返し毎に選択手段により選択され
    た静止画像を各領域に対応付けて識別符号とともに表示
    することを特徴とする請求項3または請求項4記載の写
    真撮影システム。
JP5058130A 1993-03-18 1993-03-18 写真撮影システム Expired - Lifetime JPH07113733B2 (ja)

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JP5058130A JPH07113733B2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 写真撮影システム

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JP5058130A JPH07113733B2 (ja) 1993-03-18 1993-03-18 写真撮影システム

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