JPH0627084Y2 - 脱穀装置の二番物還元部 - Google Patents
脱穀装置の二番物還元部Info
- Publication number
- JPH0627084Y2 JPH0627084Y2 JP1987173995U JP17399587U JPH0627084Y2 JP H0627084 Y2 JPH0627084 Y2 JP H0627084Y2 JP 1987173995 U JP1987173995 U JP 1987173995U JP 17399587 U JP17399587 U JP 17399587U JP H0627084 Y2 JPH0627084 Y2 JP H0627084Y2
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- Japan
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- blade
- discharge port
- discharge
- case
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、二番物回収部に横架された二番スクリューの
終端部を縦壁の排出口から突出させ、その突出部に処理
歯付きの放てき羽根を設けるとともに、この放てき羽根
を囲う処理ケースの放出口を二番還元コンベアの始端部
に連通接続し、排出口から処理ケースに送り込まれた二
番物を、放てき羽根によって放出口から遠ざかる方向に
持ち回し回動した後、放出口に放てきするように構成
し、さらに、前記放出口を、前記縦壁の排出口の放てき
羽根回転方向下手側に位置する口縁部よりも下手側に配
設した脱穀装置の二番物還元部に関するものである。
終端部を縦壁の排出口から突出させ、その突出部に処理
歯付きの放てき羽根を設けるとともに、この放てき羽根
を囲う処理ケースの放出口を二番還元コンベアの始端部
に連通接続し、排出口から処理ケースに送り込まれた二
番物を、放てき羽根によって放出口から遠ざかる方向に
持ち回し回動した後、放出口に放てきするように構成
し、さらに、前記放出口を、前記縦壁の排出口の放てき
羽根回転方向下手側に位置する口縁部よりも下手側に配
設した脱穀装置の二番物還元部に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、かかる脱穀装置の二番物還元部では、第6図に示
すように、脱穀装置の左右縦壁(22)に亘って谷形で且つ
底部が円形に成形された底ケース(14b)を設け、この底
ケース(14b)の底部に二番スクリュー(14a)を横架して二
番物回収部(14)を構成するから、二番スクリュー(14)の
終端を突出させるために縦壁(22)に形成する排出口(23)
は、底ケース(14b)の断面に沿った上で扇形で下が円形
になっている。即ち、二番物を最も効率良く排出できる
形状になっている。
すように、脱穀装置の左右縦壁(22)に亘って谷形で且つ
底部が円形に成形された底ケース(14b)を設け、この底
ケース(14b)の底部に二番スクリュー(14a)を横架して二
番物回収部(14)を構成するから、二番スクリュー(14)の
終端を突出させるために縦壁(22)に形成する排出口(23)
は、底ケース(14b)の断面に沿った上で扇形で下が円形
になっている。即ち、二番物を最も効率良く排出できる
形状になっている。
ところが、このような二番物還元部では、排出口から放
てき羽根の処理ケースに送り込まれた二番物を放出口か
ら放てきする場合に、一部の二番物が排出口から再び二
番物回収部へ逆流してしまう欠点があった。
てき羽根の処理ケースに送り込まれた二番物を放出口か
ら放てきする場合に、一部の二番物が排出口から再び二
番物回収部へ逆流してしまう欠点があった。
詳述すると、放てき羽根を設けるとともに、この放てき
羽根を囲う羽根は処理歯付きであり、二番物を単粒化す
るために激しく回転しているから、処理ケース内での飛
散も激しい。そのため、放てき羽根で二番物を放出口か
ら遠ざかる方向に持ち回し回動する場合、排出口の放て
き羽根回転方向下手側に位置する口縁部付近から二番物
の一部が底ケースの方に逆流し、二番物の排出効率を悪
くしてしまうのである。
羽根を囲う羽根は処理歯付きであり、二番物を単粒化す
るために激しく回転しているから、処理ケース内での飛
散も激しい。そのため、放てき羽根で二番物を放出口か
ら遠ざかる方向に持ち回し回動する場合、排出口の放て
き羽根回転方向下手側に位置する口縁部付近から二番物
の一部が底ケースの方に逆流し、二番物の排出効率を悪
くしてしまうのである。
本考案は、このような実用に着目して創案されたもの
で、その目的は、排出口の合理的な変形によって二番物
回収部から処理ケースへの二番物の排出をより効率的に
することにある。
で、その目的は、排出口の合理的な変形によって二番物
回収部から処理ケースへの二番物の排出をより効率的に
することにある。
本考案にかかる脱穀装置の二番物還元部は、上記目的を
達成するために、二番物回収部に横架された二番スクリ
ューの終端部を縦壁の排出口から突出させ、その突出部
に処理歯付きの放てき羽根を設けるとともに、この放て
き羽根を囲う処理ケースの放出口を二番還元コンベアの
始端部に連通接続し、排出口から処理ケースに送り込ま
れた二番物を、放てき羽根によって放出口から遠ざかる
方向に持ち回し回動した後、放出口に放てきするように
構成し、さらに、前記放出口を、前記縦壁の排出口の放
てき羽根回転方向下手側に位置する口縁部よりも下手側
に配設した脱穀装置の二番物還元部であって、前記縦壁
の排出口のその放てき羽根回転方向下手側に位置する前
記口縁部を、二番物回収部の底ケースにおける前記放出
口側のケース面よりも放てき羽根回転中心側に近づけて
あることを特徴構成とする。
達成するために、二番物回収部に横架された二番スクリ
ューの終端部を縦壁の排出口から突出させ、その突出部
に処理歯付きの放てき羽根を設けるとともに、この放て
き羽根を囲う処理ケースの放出口を二番還元コンベアの
始端部に連通接続し、排出口から処理ケースに送り込ま
れた二番物を、放てき羽根によって放出口から遠ざかる
方向に持ち回し回動した後、放出口に放てきするように
構成し、さらに、前記放出口を、前記縦壁の排出口の放
てき羽根回転方向下手側に位置する口縁部よりも下手側
に配設した脱穀装置の二番物還元部であって、前記縦壁
の排出口のその放てき羽根回転方向下手側に位置する前
記口縁部を、二番物回収部の底ケースにおける前記放出
口側のケース面よりも放てき羽根回転中心側に近づけて
あることを特徴構成とする。
かかる特徴構成による作用及び効果は次の通りである。
つまり、排出口の放てき羽根回転方向下手側に位置する
口縁部が底ケースの放出口側のケース面よりも放てき羽
根回転中心側に近づくように、排出口を変形することに
よって、その口縁部より下手側に位置する放出口へ二番
物を放てきする際に、放てき作用位置からその口縁部ま
でにおける排出口面積が小さくなっているから、その排
出口の口縁部付近を通って二番物回収部へ二番物が逆流
することが阻止されるのである。
口縁部が底ケースの放出口側のケース面よりも放てき羽
根回転中心側に近づくように、排出口を変形することに
よって、その口縁部より下手側に位置する放出口へ二番
物を放てきする際に、放てき作用位置からその口縁部ま
でにおける排出口面積が小さくなっているから、その排
出口の口縁部付近を通って二番物回収部へ二番物が逆流
することが阻止されるのである。
その結果、二番物が処理ケースから二番物回収部へほと
んど逆流しなくなるので、二番物回収部から処理ケース
への二番物の排出をより円滑で効率的に行えるようにな
った。
んど逆流しなくなるので、二番物回収部から処理ケース
への二番物の排出をより円滑で効率的に行えるようにな
った。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に、脱穀部(A)と選別部(B)と回収部(C)とからな
る脱穀機が示されている。
る脱穀機が示されている。
前記脱穀部(A)は、扱室(1)内に扱胴(2)を軸架するとと
もに、扱胴(2)の下側に沿って受網(3)を張設したもの
で、フィードチェーン(4)によって挾持搬送されてきた
穀稈を扱胴(2)によって扱き処理し、その処理物を前記
選別部(B)上に漏下供給する。
もに、扱胴(2)の下側に沿って受網(3)を張設したもの
で、フィードチェーン(4)によって挾持搬送されてきた
穀稈を扱胴(2)によって扱き処理し、その処理物を前記
選別部(B)上に漏下供給する。
前記選別部(B)は、揺動選別装置(5)とこの揺動選別装置
(5)に選別風を送る唐箕(6)とからなる。前記揺動選別装
置(5)は、揺動駆動自在な枠体(7)の両側に亘ってグレン
パン(8)とグレンシーブ(9)とを前後に一連の状態で設け
るとともに、上下二段のストローラック(10),(11)を前
後に設けて構成してある。そして、前記受網(3)から漏
下してきた処理物をグレンパン(8)によって受け止め、
比重差選別しながら後方のグレンシーブ(9)へ揺動移送
した後、グレンシーブ(9)で漏下選別しながら後方へ揺
動移送し、後端から落下放出する。一方、扱室(1)の送
塵口(1a)から排出された処理物を上段のストローラック
(10)で受け止め、漏下選別しながら後方へ揺動移送して
下段のストローラック(11)へ放出し、下段のストローラ
ック(11)で再度漏下選別して後端から機外へ排出する。
尚、(12)はワラ屑を選別風とともに機外へ排出するため
の排塵ファンである。
(5)に選別風を送る唐箕(6)とからなる。前記揺動選別装
置(5)は、揺動駆動自在な枠体(7)の両側に亘ってグレン
パン(8)とグレンシーブ(9)とを前後に一連の状態で設け
るとともに、上下二段のストローラック(10),(11)を前
後に設けて構成してある。そして、前記受網(3)から漏
下してきた処理物をグレンパン(8)によって受け止め、
比重差選別しながら後方のグレンシーブ(9)へ揺動移送
した後、グレンシーブ(9)で漏下選別しながら後方へ揺
動移送し、後端から落下放出する。一方、扱室(1)の送
塵口(1a)から排出された処理物を上段のストローラック
(10)で受け止め、漏下選別しながら後方へ揺動移送して
下段のストローラック(11)へ放出し、下段のストローラ
ック(11)で再度漏下選別して後端から機外へ排出する。
尚、(12)はワラ屑を選別風とともに機外へ排出するため
の排塵ファンである。
前記回収部(C)は、グレンシーブ(9)から漏下してきた籾
を回収する一番物回収部(13)と、グレンシーブ(9)の後
端から放出されたりストローラック(10),(11)から漏下
した枝付き籾などを回収する二番物回収部(14)とからな
る。一番物回収部(13)には、回収された一番物を横一側
へ搬送するための一番スクリュー(13a)を、二番物回収
部(14)には、回収された二番物を横一側へ搬送するため
の二番スクリュー(14a)を設けてある。
を回収する一番物回収部(13)と、グレンシーブ(9)の後
端から放出されたりストローラック(10),(11)から漏下
した枝付き籾などを回収する二番物回収部(14)とからな
る。一番物回収部(13)には、回収された一番物を横一側
へ搬送するための一番スクリュー(13a)を、二番物回収
部(14)には、回収された二番物を横一側へ搬送するため
の二番スクリュー(14a)を設けてある。
次に、当該脱穀装置の二番物還元部について説明する。
脱穀装置の左右縦壁(22)に亘って谷形で且つ底部が円形
に成形された底ケース(14b)を設け、この底ケース(14b)
の底部に二番スクリュー(14a)を横架して二番物回収部
(14)を構成するとともに、搬送終端側の縦壁(22)に排出
口(23)を形成し、この排出口(23)から二番スクリュー(1
4a)の終端部を突出させてある。そして、回収した二番
物を横方向に搬送して排出口(23)から処理ケース(17)へ
供給するようにしてある。
に成形された底ケース(14b)を設け、この底ケース(14b)
の底部に二番スクリュー(14a)を横架して二番物回収部
(14)を構成するとともに、搬送終端側の縦壁(22)に排出
口(23)を形成し、この排出口(23)から二番スクリュー(1
4a)の終端部を突出させてある。そして、回収した二番
物を横方向に搬送して排出口(23)から処理ケース(17)へ
供給するようにしてある。
前記二番スクリュー(14a)の終端部には、第1図及び第
2図に示すように、周方向に面した4枚の放てき羽根(1
5)を90度の間隔で設けるとともに、これら放てき羽根(1
5)の各々に6枚の処理歯(16)を軸芯方向等間隔で取付け
てあり、これら放てき羽根(15)と処理歯(16)とで処理回
転体(D)を構成している。
2図に示すように、周方向に面した4枚の放てき羽根(1
5)を90度の間隔で設けるとともに、これら放てき羽根(1
5)の各々に6枚の処理歯(16)を軸芯方向等間隔で取付け
てあり、これら放てき羽根(15)と処理歯(16)とで処理回
転体(D)を構成している。
前記処理歯(16)は、なた刃状であり、二番スクリュー(1
4a)によって送られてきた二番物を解しながら扱き処理
し、単粒化する。また、前記放てき羽根(15)は、二番物
に打撃を与えて更に単粒化するとともに、処理ケース(1
7)の放出口(17a)から遠ざかる方向に持ち回し回動した
後、放出口(17a)から放てきし、後述する連結ケース(1
8)内を通して二番還元コンベアの一例である二番縦送り
スクリューコンベア(20)の始端部へ送る。ここで、放出
口(17a)は二番縦送りスクリューコンベア(20)への処理
ケース(17)からの二番物の出口であって、前記縦壁(22)
の排出口(23)の放てき羽根回転方向下手側の口縁部(23
a)よりもその回転方向で下手側に位置するように設定し
ている。
4a)によって送られてきた二番物を解しながら扱き処理
し、単粒化する。また、前記放てき羽根(15)は、二番物
に打撃を与えて更に単粒化するとともに、処理ケース(1
7)の放出口(17a)から遠ざかる方向に持ち回し回動した
後、放出口(17a)から放てきし、後述する連結ケース(1
8)内を通して二番還元コンベアの一例である二番縦送り
スクリューコンベア(20)の始端部へ送る。ここで、放出
口(17a)は二番縦送りスクリューコンベア(20)への処理
ケース(17)からの二番物の出口であって、前記縦壁(22)
の排出口(23)の放てき羽根回転方向下手側の口縁部(23
a)よりもその回転方向で下手側に位置するように設定し
ている。
前記縦壁(22)の排出口(23)は、上方が放てき羽根(15)の
先端軌跡に、下方が二番スクリュー(14a)の外径に沿っ
て形状になっている。また、この排出口(23)の放てき羽
根回転方向下手側に位置する口縁部(23a)を、二番物回
収部(14)の底ケース(14b)における前記放出口(17a)側の
ケース面(l)よりも放てき羽根回転中心側に近づけると
ともに、放てき羽根回転方向上手側に位置する口縁部(2
3b)を、前記底ケース(14b)の前側部分に沿わせてある。
そうすることで、二番物を二番物回収部(14)から処理ケ
ース(17)へ円滑に排出できるように、尚且つ、処理作用
を受けて放てきされようとしている二番物が、放てき羽
根回転方向下手側に位置する口縁部(23a)付近から二番
物回収部(14)へ放出されるのを阻止している。
先端軌跡に、下方が二番スクリュー(14a)の外径に沿っ
て形状になっている。また、この排出口(23)の放てき羽
根回転方向下手側に位置する口縁部(23a)を、二番物回
収部(14)の底ケース(14b)における前記放出口(17a)側の
ケース面(l)よりも放てき羽根回転中心側に近づけると
ともに、放てき羽根回転方向上手側に位置する口縁部(2
3b)を、前記底ケース(14b)の前側部分に沿わせてある。
そうすることで、二番物を二番物回収部(14)から処理ケ
ース(17)へ円滑に排出できるように、尚且つ、処理作用
を受けて放てきされようとしている二番物が、放てき羽
根回転方向下手側に位置する口縁部(23a)付近から二番
物回収部(14)へ放出されるのを阻止している。
第3図に示すように、前記処理回転体(D)を内装してい
る処理ケース(17)の放出口(17a)に後広がりの前記連結
ケース(18)を接続し、この連結ケース(18)の出口(18c)
には前記二番縦送りスクリューコンベア(20)の始端部を
連通してある。
る処理ケース(17)の放出口(17a)に後広がりの前記連結
ケース(18)を接続し、この連結ケース(18)の出口(18c)
には前記二番縦送りスクリューコンベア(20)の始端部を
連通してある。
前記処理ケース(17)は、処理歯(16)の先端軌跡に沿った
円弧形で、その前部の周面には掃除口(21)を形成してあ
る。そして、この掃除口(21)を塞ぐ蓋体(24)の内面に
は、処理歯(16)の処理を補助するための受歯(24a)を設
けてある。
円弧形で、その前部の周面には掃除口(21)を形成してあ
る。そして、この掃除口(21)を塞ぐ蓋体(24)の内面に
は、処理歯(16)の処理を補助するための受歯(24a)を設
けてある。
前記連結ケース(18)は、放てき羽根(15)や処理歯(16)に
よって処理ケース(17)から打ち出されてきた再脱穀済み
の二番物を、二番縦送りスクリューコンベア(20)の始端
部へ案内するものであり、上側面(18a)が下側面(18b)よ
り長い筒形をしている。また、第3図に示したように、
連結ケース(18)の出口側には、上下左右の案内用のテー
パ面によって構成された補助連結ケース(19)を接続して
あり、処理ケース(17)から二番縦送りスクリューコンベ
ア(20)へ案内される二番物が出口付近で滞らないように
してある。
よって処理ケース(17)から打ち出されてきた再脱穀済み
の二番物を、二番縦送りスクリューコンベア(20)の始端
部へ案内するものであり、上側面(18a)が下側面(18b)よ
り長い筒形をしている。また、第3図に示したように、
連結ケース(18)の出口側には、上下左右の案内用のテー
パ面によって構成された補助連結ケース(19)を接続して
あり、処理ケース(17)から二番縦送りスクリューコンベ
ア(20)へ案内される二番物が出口付近で滞らないように
してある。
前記二番縦送りスクリューコンベア(20)は、縦送り筒(2
5)内に縦スクリュー(26)を内装し、縦スクリュー(26)の
上端に設けられた排出羽根(27)を縦送り筒(25)の上端横
側部の二番還元口(25a)から覗かせたもので、第4図に
示すように、連結ケース(18)を通して送られてきた二番
物を揚送した後、排出羽根(27)によって二番還元口(25
a)から選別部(B)上へ還元する。
5)内に縦スクリュー(26)を内装し、縦スクリュー(26)の
上端に設けられた排出羽根(27)を縦送り筒(25)の上端横
側部の二番還元口(25a)から覗かせたもので、第4図に
示すように、連結ケース(18)を通して送られてきた二番
物を揚送した後、排出羽根(27)によって二番還元口(25
a)から選別部(B)上へ還元する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る脱穀装置の二番物還元部の実施例を
示し、第1図は処理ケースの縦断側面図、第2図は同縦
断背面図、第3図は処理ケースと二番還元コンベアの縦
断側面図、第4図は脱穀装置の縦断正面図、第5図は同
縦断側面図であり、第6図は従来の処理ケースの縦断側
面図である。 (14)……二番物回収部、(14a)……二番スクリュー、(14
b)……底ケース、(15)……放てき羽根、(16)……処理
歯、(17)……処理ケース、(17a)……放出口、(20)……
二番還元コンベア、(22)……縦壁、(23)……排出口、(2
3a)……口縁部、(l)……ケース面。
示し、第1図は処理ケースの縦断側面図、第2図は同縦
断背面図、第3図は処理ケースと二番還元コンベアの縦
断側面図、第4図は脱穀装置の縦断正面図、第5図は同
縦断側面図であり、第6図は従来の処理ケースの縦断側
面図である。 (14)……二番物回収部、(14a)……二番スクリュー、(14
b)……底ケース、(15)……放てき羽根、(16)……処理
歯、(17)……処理ケース、(17a)……放出口、(20)……
二番還元コンベア、(22)……縦壁、(23)……排出口、(2
3a)……口縁部、(l)……ケース面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 芳忠 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 安藤 勝 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭61−142557(JP,U) 実開 昭55−14428(JP,U) 実開 昭56−157951(JP,U) 実公 昭57−34928(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】二番物回収部(14)に横架された二番スクリ
ュー(14a)の終端部を縦壁(22)の排出口(23)から突出さ
せ、その突出部に処理歯(16)付きの放てき羽根(15)を設
けるとともに、この放てき羽根(15)を囲う処理ケース(1
7)の放出口(17a)を二番還元コンベア(20)の始端部に連
通接続し、排出口(23)から処理ケース(17)に送り込まれ
た二番物を、放てき羽根(15)によって放出口(17a)から
遠ざかる方向に持ち回し回動した後、放出口(17a)に放
てきするように構成し、さらに、前記放出口(17a)を、
前記縦壁(22)の排出口(23)の放てき羽根回転方向下手側
に位置する口縁部(23a)よりも下手側に配設した脱穀装
置の二番物還元部であって、前記縦壁(22)の排出口(23)
のその放てき羽根回転方向下手側に位置する前記口縁部
(23a)を、二番物回収部(14)の底ケース(14b)における前
記放出口(17a)側のケース面(l)よりも放てき羽根回
転中心側に近づけてある脱穀装置の二番物還元部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987173995U JPH0627084Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 脱穀装置の二番物還元部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987173995U JPH0627084Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 脱穀装置の二番物還元部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0177338U JPH0177338U (ja) | 1989-05-24 |
JPH0627084Y2 true JPH0627084Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31465873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987173995U Expired - Lifetime JPH0627084Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 脱穀装置の二番物還元部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627084Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP1987173995U patent/JPH0627084Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0177338U (ja) | 1989-05-24 |
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