JPH06270377A - 孔版印刷装置の製版装置 - Google Patents

孔版印刷装置の製版装置

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JPH06270377A
JPH06270377A JP5830193A JP5830193A JPH06270377A JP H06270377 A JPH06270377 A JP H06270377A JP 5830193 A JP5830193 A JP 5830193A JP 5830193 A JP5830193 A JP 5830193A JP H06270377 A JPH06270377 A JP H06270377A
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JP
Japan
Prior art keywords
stencil sheet
plate making
stencil
base paper
plate
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Application number
JP5830193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiya Mori
富也 森
Hideyuki Kagawa
英之 香川
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 孔版原紙として、実質的に熱可塑性樹脂フィ
ルムのみからなるマスタを用いた場合でも、孔版原紙が
ローラー等の搬送手段に巻き付くことなく、製版、搬送
を確実に行うことができる孔版印刷装置の製版装置を提
供する。 【構成】 孔版原紙20aが貯容される原紙貯容手段6a
を具備し、その孔版原紙搬送方向下流側に原紙搬送手段
として、製版搬送時には孔版原紙20aを製版手段22に均
一に押し付けながら搬送する第1の搬送手段21bと、非
製版搬送時には孔版原紙を自身に巻き付けることなく搬
送する第2の搬送手段21aが配設され、この近傍に原紙
貯容手段6aから搬送された孔版原紙20aの製版を行う
製版手段22が配設された製版装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穿孔された孔版原紙を
版胴に巻装して印刷を行う孔版印刷装置の製版装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の孔版印刷装置では、製版手段とし
てのサーマルヘッドの発熱素子で孔版原紙に穿孔製版を
行い、この孔版原紙を自動搬送して円筒状の版胴の外周
面に自動的に巻き付け、巻き付けられた孔版原紙に対し
てプレスローラーが印刷用紙を連続的に押し付け、穿孔
画像を印刷用紙に転写することで印刷が行われている。
【0003】この孔版印刷に用いられる孔版原紙とし
て、非常に薄い(2〜8マイクロメートル程度)ポリエ
ステル等の熱可塑性樹脂フィルムに、和紙のような多孔
質の可撓性シートを貼り合わせるようにしたものがよく
知られている。
【0004】上記印刷装置で製版を行う際、孔版原紙を
サーマルヘッドに均一な圧力で密着させるためにゴム等
の弾性体で構成されたプラテンローラーを用いなければ
ならないが、ゴム製のプラテンローラーは帯電し易く、
熱可塑性樹脂フィルム単体の孔版原紙を用いると、静電
気等により孔版原紙がプラテンローラーや搬送ローラー
に巻き付いてしまい、自動搬送や製版ができない。そこ
で、熱可塑性樹脂フィルムに可撓性シートを貼り合わせ
ることにより所定の強さの腰を持たせ、その搬送時にプ
ラテンローラーへの巻き付きが発生しにくく、印刷に支
障なく製版搬送が行える上述の孔版原紙が広く用いられ
ているのである。
【0005】ところが、上述の孔版原紙に使用される可
撓性シートとして、一般的には和紙が用いられている
が、和紙は繊維の太さや長さ、並びに厚みや密度が一定
ではないため、そのインキの透過特性にバラツキが発生
する。すなわち、その表面上に繊維の塊のような部分が
多数点在し、これによりインキの均一な透過が阻止され
る。また、熱可塑性樹脂フィルムと可撓性シートとを貼
り合わせるために接着剤が使用されるが、その接着剤の
ムラにより、接着剤が多量に塗布された部分においてイ
ンキの透過が阻止される。
【0006】このようにインキ透過性の悪い部分が点在
すると、熱可塑性樹脂フィルムに対して所定の原稿画像
に対応した穿孔製版が成されたとしても、上述のインキ
透過性の悪い部分に印刷画像の白抜けが生じ易くなり、
所謂、ベタ埋まりの悪い印刷画像となってしまうという
問題点があった。
【0007】上記問題点の解消を図るため、多孔質の可
撓性シートとして、和紙の代わりに均一な太さの繊維が
規則正しく並べられたものを用いて孔版原紙とした技術
が、特開昭60−87094号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の孔版印刷装置で
は、製版したばかりの新しい孔版原紙を版胴に巻き付け
ても、版胴より供給されたインキが多孔質の可撓性シー
トに十分浸透しないと熱可塑性樹脂フィルム迄達しない
ため、印刷を開始しても最初の1ないし3枚の印刷用紙
上には適正な印刷画像が得られないという問題点があっ
た。
【0009】また、使用済みの孔版原紙は、版胴から剥
離して所定の排版部に収納した後に廃棄されるが、この
とき多孔質の可撓性シートは、多量のインキを含んだま
ま廃棄されるため、インキのランニングコストが上がっ
てしまうという問題点があった。
【0010】本発明は、より良い印刷画像を素早く、か
つコストアップすることなく得るために、可撓性シート
を用いずに実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみによる孔
版原紙を用いた場合でも、孔版原紙がローラー等の搬送
手段に巻き付くことなく、製版、搬送を確実に行うこと
ができる孔版印刷装置の製版装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ロール状に巻かれた孔版原紙が貯容される原紙貯容手段
と、前記原紙貯容手段の前記孔版原紙搬送方向下流側に
配設された原紙搬送手段と、前記原紙搬送手段の近傍に
配設され、前記原紙貯容手段から搬送された前記孔版原
紙の製版を行う製版手段とを有する製版装置において、
前記原紙搬送手段が、製版搬送時には前記孔版原紙を前
記製版手段に均一に押し付けながら搬送する第1の搬送
手段と、非製版搬送時には前記孔版原紙を自身に巻き付
けることなく搬送する第2の搬送手段とを有し、前記第
1の搬送手段と前記第2の搬送手段を選択的に切り換え
ることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置の製版装置において、さらに前記第2の搬送
手段が複数のこま切れローラーからなり、前記ローラー
間に、前記孔版原紙を前記各ローラーより分離させる剥
離部材を具備していることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置の製版装置において、さらに前記第1の搬送
手段が前記製版手段より離隔している非製版時に、前記
孔版原紙を前記製版手段に保持する保持手段を前記原紙
搬送手段に具備していることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1の搬送手段
と第2の搬送手段を選択的に切り換えるので、製版時に
孔版原紙を確実にかつ均一に製版手段に押し付けると共
に、孔版原紙を良好に搬送する。
【0015】請求項2記載の発明によれば、第2の搬送
手段がこま切れローラーからなり、そのローラー間に孔
版原紙を各ローラーより分離させる剥離部材を具備して
いるので、孔版原紙が第2の搬送手段に巻き付かない。
【0016】請求項3記載の発明によれば、非製版時に
第1の搬送手段を製版手段から離間させ、保持手段によ
って孔版原紙を製版手段に保持するので、第1の搬送手
段の変形を防止すると共に、孔版原紙のずれを防止す
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す孔版印刷
装置装置の概略側面図、図2は本発明の第1の実施例の
要部を示す側面図である。図1において、符号1は読み
取り装置を、符号2は円筒状の版胴を、符号4は排版装
置を、符号6は製版装置をそれぞれ示している。
【0018】版胴2はその内部に、回転中心軸を兼ねた
インキ供給管16、インキローラー17、ドクターローラー
18で構成される印刷インキ供給装置19を、また外周面に
は、孔版原紙20を装着させるクランパ3を具備してい
る。
【0019】排版装置4の内部には、使用済み孔版原紙
を収納する排版ボックス5が配設されている。
【0020】製版装置6は、孔版原紙としてのロール状
で実質的に熱可塑性樹脂フィルムからなるマスタ20aを
支持する原紙貯容手段としての支持軸6aと、原紙搬送
手段である第1の搬送手段としての製版用プラテンロー
ラー21bと、第2の搬送手段としての搬送用プラテンロ
ーラー21aと、製版手段としてのサーマルヘッド22と、
カッター23とを有している。搬送用プラテンローラー21
aと製版用プラテンローラー21bは、中心部を軸21cで
枢着された回転アーム21dの両端に回転自在にそれぞれ
支持されており、図示しないモーターで軸21cを図6に
示す矢印a方向に180度回動させることにより、選択
された一方のプラテンローラーをマスタ20aの先端部を
介して選択的にサーマルヘッド22に押し付ける。
【0021】搬送用プラテンローラー21aとしては、図
5に示す、ローラー21aの材質を静電気が発生しない発
泡弾性体、例えばスポンジとしたものや、図6に示すよ
うに、ローラー21aを串刺し団子状のこま切れローラー
で摩擦力が大きく搬送力が大きなものにすると共に、ロ
ーラー間にローラー表面から実質的に熱可塑性樹脂フィ
ルムのみからなるマスタ20aを剥離させる剥離部材25を
設置したものや、図7に示すように、実質的に熱可塑性
樹脂フィルムのみからなるマスタ20aにしわが寄らない
ように、マスタ20aの両側端部が拡張される向きの偏倚
力をマスタ20aに与えるため、ローラー21aの周面に中
央部から外側に向かって螺旋状に切られた溝26を有する
もの等がある。しかし、上記各ローラーを製版時に用い
た場合には、マスタ20aをサーマルヘッド22に均一に押
し付けることができないので、マスタ20aの穿孔状態に
バラツキが生じ、良質な画像を得ることができない。そ
こで製版時には、表面が比較的平滑でゴム製の製版用プ
ラテンローラー21bを用いている。しかし、ゴム製の製
版用プラテンローラー21bを長時間サーマルヘッド22に
押し付けていると、ローラー21bが変形してしまい、製
版に悪影響を及ぼす。そのためローラー21bは、製版時
以外は極力マスタ20aの押し付けに用いない方が好まし
いが、搬送動作が行われていないときには、マスタ20a
に腰がないため、風や振動等の影響でめくれたりずれた
りして状態が不安定となり、製版に悪影響を与えてしま
う。そこで非搬送時には、搬送用プラテンローラー21a
によってマスタ20aを保持する。
【0022】図8には、本発明の別の実施例として、中
心部を軸21cで枢着された十字アーム21eを有し、その
各端部に搬送用プラテンローラー21a、製版用プラテン
ローラー21b、保持手段24a、24aをそれぞれ設け、非
搬送時には、図示しないモーターで軸21cを90度を1
単位として1単位または2単位回動させて、搬送用プラ
テンローラー21aに換えて保持手段24aをサーマルヘッ
ド22に押し付け、マスタ20aを保持する原紙搬送手段を
示す。
【0023】図6に示すように、各ローラーの支持軸21
f,21fの一端部には、ギヤ27,27が取り付けられてお
り、各ギヤ27は孔版印刷装置本体に取り付けられた図示
しない搬送モーターの回転力をギヤ28から伝達されて、
各ローラー21a,21bを回転させる。
【0024】また、軸21cのモーター接続側と反対側の
端部には、周面に180度おきに切られた2個のノッチ
を有する円盤29が設けられている。円盤29のノッチに
は、孔版印刷装置本体に枢着され、矢印b方向に揺動自
在で図示しない圧縮バネによって下向きの付勢力を与え
られた位置決めアーム30の自由端部先端に回転自在に取
り付けられた位置決めローラー30aがはまりこんでい
て、ギヤ27とギヤ28の位置決めを行っている。
【0025】なお、図8に示す十字アーム28eを有する
原紙搬送手段には、図6と同様に、各ローラーの支持軸
21f,21f,21f,21fの一端部にギヤ27,27,27,27
がそれぞれ取り付けられており、軸21cのモーター接続
側と反対側の端部には、図9に示すように、周面に90
度おきに切られた4個のノッチを有する円盤31が設けら
れている。
【0026】製版装置6の下方には、印刷用紙Pを積載
する給紙台7が配設されており、その印刷用紙搬送方向
下流側には、印刷用紙搬送手段としてのローラー群8,
9a,9b,10a,10bが配設されている。更にその下
流側には、印刷用紙Pを版胴2に装着された孔版原紙20
に押し付けるためのプレスローラー11が設けられてお
り、更にその下流側には、印刷用紙を排紙台14に案内す
る強制排紙装置13が配設されている。版胴2の外周面近
傍であって、強制排紙装置13の配設位置と対向する位置
には、印刷用紙Pを孔版原紙20から剥離させる分離爪12
が設けられている。
【0027】読み取り装置1に原稿を載置し、図示しな
い製版開始キーを押すと、版胴2が図1の矢印方向に回
転し、版胴2の外周面に装着されていた使用済み孔版原
紙20は、排版ボックス5内へと排出されて排版動作が完
了する。
【0028】次に、図示しない駆動装置により回転駆動
される搬送用プラテンローラー21aにより、ロール状の
マスタ20aは所定の長さ搬送され、カッター23により切
断され、待機状態となる(図3参照)。
【0029】マスタ20aは、製版開始位置までは搬送用
プラテンローラー21aで搬送される。そしてその先端部
は、やがて版胴2に設けられたクランパ3に達し、開放
していたクランパ3が閉鎖することにより、版胴2に装
着される。そこで搬送を中止し、図示しないモーターに
より搬送用プラテンローラー21aを180度回動させ、
製版用プラテンローラー21bと切り換える(図4参
照)。この状態では、マスタ20aの先端部がクランプさ
れているため、マスタ20aがゴム製の製版用プラテンロ
ーラー21bに巻き付くことはない。
【0030】次にマスタ20aは、図示しない駆動装置に
より回転駆動される製版用プラテンローラー21bでサー
マルヘッド22に押し付けられつつ搬送され、それと同時
にサーマルヘッド22が発熱することにより、所定の印刷
画像に対応して選択的に溶融穿孔される。そしてマスタ
20aは、回転する版胴2の外周面に徐々に巻き付けられ
始める。
【0031】製版装置6では、マスタ20aへの製版が完
了すると、製版用プラテンローラー21bが再び図示しな
いモーターにより180度回動されて、搬送用プラテン
ローラー21aに切り換えられる。そしてこの搬送用プラ
テンローラー21aでマスタ20aを一定長さ搬送したの
ち、カッター23でマスタ20aを切断して、再び待機状態
となる(図3参照)。なお、ローラー21bがローラー21
aに切り換わるのは、カッター23でのマスタ20aの切断
後でも良い。
【0032】以上で、製版を終了してカッター23により
切断された1枚の孔版原紙20が、完全に円筒状の版胴2
の外周面に巻き付けられ、一連の給版動作が完了する。
【0033】この実施例においては、孔版原紙として可
撓性シートを用いない実質的に熱可塑性樹脂フィルムの
みからなるマスタを用いたが、熱可塑性樹脂フィルムに
多孔質の可撓性シートを貼り合わせるようにした一般的
な孔版原紙を用いることもできる。なお、ここで実質的
に熱可塑性樹脂フィルムのみからなるマスタとは、マス
タが熱可塑性樹脂フィルムのみからなるものと、熱可塑
性樹脂フィルムの両主面、すなわち表面及び裏面のうち
少なくとも一方にオーバーコート層等の薄膜層を1層ま
たは複数層形成してなるものとをいう。
【0034】給版動作終了と同時に、給紙台7上に積載
されている印刷用紙Pが、給紙コロ8、分離コロ9a、
9bでフィードローラー10a、10bへ向けて搬送され、
さらに版胴2の回転と同期した所定のタイミングで版胴
2とプレスローラー11の間に送られる。するとプレスロ
ーラー11が版胴2と当接し、印刷用紙Pが孔版原紙20に
押し付けられ、印刷用紙Pに画像が転写される。そして
印刷用紙Pは、分離爪12により版胴2の外周面から剥さ
れ、強制排紙装置13で案内されて排紙台14上に落下し、
試し刷りが完了する。
【0035】次に図示しないテンキーで印刷枚数をセッ
トし、印刷開始キーを押すと、試し刷りと同様の過程で
印刷が行われ、セットした枚数分印刷されると、印刷工
程が自動的に終了する。
【0036】図7に示した搬送用プラテンローラー21a
を用いた場合には、該ローラー21aの周面に、マスタ20
aが搬送方向に進むに連れてマスタ20aの両端部が拡張
される向きの偏倚力をマスタ20aに与える溝26を有して
いるので、非製版搬送時においてローラー21aに切られ
た溝26がマスタ20aの両端部を拡張する方向に案内し、
マスタ20aにしわが寄らず、印刷時に良好な画像を得る
ことができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、製版時に
用いられる第1の搬送手段と非製版時に用いられる第2
の搬送手段を選択的に切り換えるので、孔版原紙として
実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみからなるマスタを使
用しても製版時に孔版原紙を確実にかつ均一に製版手段
に押し付けることができると共に、非製版時にも効率よ
く搬送することができ、通常の2枚構成の孔版原紙を使
用した際の問題点である、工程の無駄やランニングコス
トの増加を防止することができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、ローラーを
こま切れローラーとしたので搬送力が向上し、またロー
ラー間に剥離部材を設けたので、孔版原紙がローラーと
連れ廻ることを防止でき、非製版時における搬送が確実
となる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、非製版非搬
送時に孔版原紙を製版手段に保持する保持手段を具備し
たことにより、長時間製版手段に押し付けることによっ
て生ずる第1の搬送手段の変形を防止することができ、
印刷時において良質な画像を得ることを妨げない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を採用した孔版印刷装置
の概略側面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す製版手段要部の側
面図である。
【図3】本発明の第1の実施例を説明する部分側面図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例を説明する部分側面図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施例を採用した搬送ローラー
を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例を採用した搬送ローラー
を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施例を採用した搬送ローラー
を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施例を採用した搬送ローラー
を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施例を採用した搬送ローラー
の位置決め用の円盤を示す図である。
【符号の説明】
6a 原紙貯容手段 20a 孔版原紙 21a 第2の搬送手段 21b 第1の搬送手段 22 製版手段 24a 保持手段 25 剥離部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻かれた孔版原紙が貯容される
    原紙貯容手段と、 前記原紙貯容手段の前記孔版原紙搬送方向下流側に配設
    された原紙搬送手段と、 前記原紙搬送手段の近傍に配設され、前記原紙貯容手段
    から搬送された前記孔版原紙の製版を行う製版手段とを
    有する製版装置において、 前記原紙搬送手段が、製版搬送時には前記孔版原紙を前
    記製版手段に均一に押し付けながら搬送する第1の搬送
    手段と、非製版搬送時には前記孔版原紙を自身に巻き付
    けることなく搬送する第2の搬送手段とを有し、前記第
    1の搬送手段と前記第2の搬送手段を選択的に切り換え
    ることを特徴とする、孔版印刷装置の製版装置。
  2. 【請求項2】前記第2の搬送手段が複数のこま切れロー
    ラーからなり、 前記ローラー間に、前記孔版原紙を前記各ローラーより
    分離させる剥離部材を具備していることを特徴とする、
    請求項1記載の孔版印刷装置の製版装置。
  3. 【請求項3】前記第1の搬送手段が前記製版手段より離
    隔している非製版時に、前記孔版原紙を前記製版手段に
    保持する保持手段を前記原紙搬送手段に具備しているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の孔版印刷装置の製版装
    置。
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