JPH06268827A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06268827A
JPH06268827A JP5048908A JP4890893A JPH06268827A JP H06268827 A JPH06268827 A JP H06268827A JP 5048908 A JP5048908 A JP 5048908A JP 4890893 A JP4890893 A JP 4890893A JP H06268827 A JPH06268827 A JP H06268827A
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JP
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JP5048908A
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English (en)
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Masanori Tanaka
正規 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信予約の順番を変更することにより他の通
信よりも優先して送信作業を行うことが可能なファクシ
ミリ装置を提供する。 【構成】 受け付けた送信情報をスケジュールする送信
予約手段と、このスケジュールされた送信情報の内容を
変更する送信予約変更手段とを備えたファクシミリ装置
において、前記送信情報が優先された優先情報であるこ
とを発呼局から被呼局へ通知する優先情報伝送制御手段
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるファクシミリ送信では、1
台のファクシミリ装置を多数のユーザーで共有したよう
な場合、送信する情報の予約が次々にスタックされる。
この場合、それぞれの送信ジョブがFIFO(First
In First Out)形式でメモリに蓄積されると、新し
く予約された送信情報は、一番最後に送信されることに
なる。これにより、もし、至急、送信したい原稿があっ
た場合でも、それまでに蓄積された原稿の送信が完了す
るまでは送信できないという問題がある。
【0003】そこで、至急、送信したい原稿に他の原稿
より「優先」して送信できるようにしたものとして、例
えば、特開平1−129572号公報に「蓄積型ファク
シミリ送信装置」なる名称で開示されているものがあ
る。この場合、優先して送信したい優先文書が送信順位
の先頭に配置されるようにメモリに蓄積することによっ
て、送信待ちの文書がメモリ内に多く蓄積されているよ
うな場合でも、ユーザーが優先指定した時にはそれに該
当する優先文書を優先的に送信できるようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、優先的に処
理を行う送信は、緊急を要する内容であるなどの受信側
に“必着”を要件とする内容の場合がほとんどである。
しかしながら、前述したような従来例の優先処理の場
合、優先送信の終了後の処理においてその優先送信を予
約したユーザーに告知する手段を伴っていないため、優
先送信がNGとなった場合でもその予約したユーザーが
知らないままいつまでも送信できないということもあっ
た。一方、優先送信の場合、受信する側でも、優先され
た通信であるか否かの判断が不可能であるため、せっか
く受信してもその優先出力内容がそのまま放置される場
合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、受け付けた送信情報をスケジュールする送信予約手
段と、このスケジュールされた送信情報の内容を変更す
る送信予約変更手段とを備えたファクシミリ装置におい
て、前記送信情報が優先された優先情報であることを発
呼局から被呼局へ通知する優先情報伝送制御手段を設け
た。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、優先情報が優先して送信される相手先を
登録する優先相手先登録手段を設けた。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、優先情報を優先して送信するユーザーを
登録する優先ユーザー登録手段を設けた。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明において、優先情報の送信が終了した場合、優先予
約したユーザーに送信終了を告知する優先送信終了告知
手段を設けた。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
発明において、メモリの内容を送信実行中の場合、送信
中のページが終了してから一時送信を中断させるメモリ
送信中断手段と、その中断からの再実行時に続きのペー
ジから送信を再開するメモリ送信再開手段とを備えるよ
うにした。
【0010】請求項6記載の発明では、受け付けた送信
情報をスケジュールする送信予約手段と、このスケジュ
ールされた送信情報の内容を変更する送信予約変更手段
とを備えたファクシミリ装置において、受信時に優先情
報の送信であると判断した場合、その優先情報を受信で
きない場合に呼の開放を行う優先情報受信切断手段を設
けた。
【0011】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
発明において、受信時に優先情報の送信であると判断し
た場合、その受信後に重要な通信情報を受信したことを
受信側に告知する優先情報受信告知手段を設けた。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明においては、優先情報伝送
制御手段を設けたことによって、優先送信であることを
着信側に告知することができるため、着信側で必要な制
御を行うことが可能となる。
【0013】請求項2,3記載の発明においては、優先
相手先登録手段や優先ユーザー登録手段を設けたことに
よって、優先指定する相手先番号やユーザーIDを登録
しておくため、特別な指定をすることなく優先送信の予
約を行うことが可能となる。
【0014】請求項4記載の発明においては、優先送信
終了告知手段を設けたことによって、優先した送信を終
了すると直ちにユーザーに対して結果を告知することが
できるため、優先送信が失敗しても、ユーザーが送信忘
れを起こさなくすることが可能となる。
【0015】請求項5記載の発明においては、メモリ送
信中断手段とメモリ送信再開手段とを設けたことによっ
て、現在送信中であっても、その送信を正常な状態で一
時中断させて優先送信が行えるため、優先送信後の中断
した送信の続きを送信予約の順番を変えることなく実行
することが可能となる。
【0016】請求項6記載の発明においては、優先情報
受信切断手段を設けたことによって、優先送信を着信し
た場合、紙無しやプロッタの故障中であると判断した時
は受信を拒否するため、送信側に受信できなかったこと
を確実に知らせることが可能となる。
【0017】請求項7記載の発明においては、優先情報
受信告知手段を設けたことによって、優先送信を着信し
た場合、受信側に重要な情報を着信したことを確認でき
るため、受信内容がそのまま放置されるようなことをな
くすことが可能となる。
【0018】
【実施例】請求項1〜3記載の発明の一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。まず、本ファクシミリ装置の
システム構成を図2に基づいて述べる。本システムは、
送信する内容を読取るスキャナ1(CCDなどからな
る)と、相手先番号や自分用のID(身分証明)を入力
する操作表示部2と、CPU3と、送信タスクプログラ
ムやジョブ管理プログラムのセットされたROM4と、
送信ジョブをスタックするスケジューラのセットされた
RAM5と、相手局との交信を行う通信制御部6と、告
知用としてレポートを出力するプロッタ7と、告知用と
してランプを点灯させたり音声を出力したりする情報装
置8と、メモリ送信用の画像メモリ9と、前記通信制御
部6に接続された網制御装置10と、この網制御装置1
0及び前記通信制御部6に接続されたDCE11(回線
終端装置)とから構成されている。
【0019】上述したようなシステム構成とされたファ
クシミリ装置において、本実施例では、以下に述べるよ
うな各種手段を設けたことに特徴がある。すなわち、受
け付けた送信情報をスケジュールする送信予約手段と、
このスケジュールされた送信情報の内容を変更する送信
予約変更手段とを備えたファクシミリ装置において、前
記送信情報が優先された優先情報であることを発呼局か
ら被呼局へ通知する優先情報伝送制御手段を設けた(請
求項1記載の発明に対応する)。
【0020】また、ここでは、優先情報が優先して送信
される相手先を登録する優先相手先登録手段を設けた
(請求項2記載の発明に対応する)。さらに、優先情報
を優先して送信するユーザーを登録する優先ユーザー登
録手段を設けた(請求項3記載の発明に対応する)。
【0021】このような構成において、本実施例の主要
部をなす優先情報伝送制御手段、優先相手先登録手段、
優先ユーザー登録手段の具体的な動作例を中心に説明し
ていく。図1は、ファクシミリ送信する場合のフローチ
ャートを示すものである。まず、ユーザーが送信したい
原稿をスキャナ1上にセットし、操作表示部2から相手
先番号や自分のIDを入力する。このようなユーザーの
操作が終了すると、CPU3がROM4にセットしたジ
ョブ管理プログラムをロードして、送信ジョブをRAM
5に設定されたスケジューラにスタックする。この場
合、例えば、図3に示すように、送信ジョブA12(送
信情報)と送信ジョブB13とがすでにスタックされて
いる場合は、新規の送信ジョブC14の予約(スケジュ
ール)は送信ジョブB13の後にスタックされる。これ
により、ジョブ管理プログラムは、Aから順(,,
)に送信実行の開始を指示する。この時、ジョブ管理
プログラムは予めジョブ毎に設定されたステップに従っ
てそれぞれのジョブに実行を指示する。
【0022】さて、今、相手先番号や自分のIDが予め
RAM5内に登録済みの優先指定されたものである場
合、図1の優先処理を順次実行していく。すなわち、図
4に示すように、優先送信ジョブC15(優先情報)
は、送信ジョブA12と送信ジョブB13の前段にスタ
ックされる。これにより、ジョブ管理プログラムは、C
から順(,,)に実行を開始する。送信ジョブの
実行が開始されると、ROM4内の送信タスクプログラ
ムがCPU3にロードされ実行される。このタスク管理
プログラムが優先送信を実行する場合は、伝送制御手順
を行う際に優先送信であることを盛り込む。通信制御部
6はそのような伝送制御手順に従って相手局と交信を行
う。この通信制御部6は網制御装置10やDCE11と
連携して発着呼の制御やデータの伝送をタスク管理プロ
グラムの管理の基に行う。以上、述べてきたような一連
の動作によって優先処理を行うことができる。
【0023】ここで、上述した優先送信についてもう少
し詳しく説明しておく。優先送信には、原稿をスキャナ
から読み込んで一旦画像メモリ9に記憶させて送信する
メモリ送信と、直接スキャナ1から読み込んだデータを
画像メモリ9に蓄積することなく送信する直接送信とが
あり、ここではそれらのどちらを選択してもよい。メモ
リ送信の場合は、ROM4内のデータ管理プログラムが
画像メモリ9と送信データの入出力を行ってタスク管理
プログラムに対してデータを読出す。
【0024】また、送信予約をスタックする場合、それ
ぞれのジョブに対して優先度をもたせて、優先度の高い
ジョブが自動的に先頭にスタックする方法がある。この
方法を予めジョブ管理プログラムに設定しておいた場
合、通常の送信ジョブの優先度よりも高い優先度を持た
せることで、スケジューラにスタックすることができ
る。また、実行順に従ってスタックさせることなく、順
次スケジュールされたジョブを監視して、優先度の高い
ジョブを実行開始することもできる。
【0025】さらに、優先送信を伝送制御手順に盛り込
む場合には、例えば、HDLC(Higher Data Link
Control)手順を用いる時は通信制御部6に非標準であ
ることを宣言し、その情報部に優先送信であることを示
す1ビットを確保しておき、これにより、そのようなフ
レーム内容を相手方のファクシミリ装置に送信する。
【0026】上述したように、優先送信であることを着
信側に告知することによって、着信側で必要な制御を行
うことができ、これにより、従来の送信の場合よりもユ
ーザーに対して情報を確実に送ることができる。また、
予め優先指定する相手先番号やユーザーIDを登録して
おくことによって、特別な指定をすることなく優先送信
の予約を行うことができる。
【0027】次に、請求項4記載の発明の一実施例につ
いて説明する。なお、前述した請求項1〜3記載の発明
と同一部分についての説明は省略し、その同一部分につ
いては同一符号を用いる。
【0028】ここでは、優先情報の送信が終了した場
合、優先予約したユーザーに送信終了を告知する優先送
信終了告知手段を設けたものである。以下、その優先送
信終了告知手段の具体例を、前述した請求項1〜3記載
の発明と同様に、ファクシミリ送信(図1のフロー)す
る場合について考える。今、ファクシミリ装置が送信を
終了したとする時、タスク管理プログラムがジョブ管理
プログラムに対してジョブの結果と終了とを指示する
と、ジョブ管理プログラムは次のステップに移行する。
この場合、送信終了したジョブが優先送信であった場合
には、送信を終了したことをユーザーに対して告知する
ために、優先送信終了告知手段としてプロッタ7から結
果レポートを出力したり、情報装置8を用いて音声告知
やランプを点灯(点滅)させる。
【0029】また、優先送信が終了したことをユーザー
に告知する場合、その送信結果によって告知の仕方を変
化させることもできる。例えば、送信結果がOKの場合
は青ランプとし、NGの場合は赤ランプとする。また、
他の告知方法として、操作表示板のLCDなどの表示装
置に、優先送信が終了したこととその送信結果とを表示
させることもできる。さらに、優先送信の結果を直ちに
確認することのできる方法を用いた場合には、表示装置
やレポートなどを使用してユーザーが過去の優先送信の
結果を確認することができる。そして、優先送信が失敗
した場合は、リダイヤル情報を書換えることなくそのま
ま保持することにより、ユーザーの再度の送信が簡易に
なると共に、自動的に優先送信予約となるようにするこ
ともできる。
【0030】上述したように、優先送信終了告知手段を
設け、優先した送信を終了すると直ちにユーザーに対し
て結果を告知することによって、優先送信が失敗して
も、ユーザーが送信忘れを起こさなくすることができ
る。
【0031】次に、請求項5記載の発明の一実施例を図
5に基づいて説明する。なお、前述した請求項1〜4記
載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同一
部分については同一符号を用いる。
【0032】ここでは、画像メモリ9の内容を送信実行
中の場合、送信中のページが終了してから一時送信を中
断させるメモリ送信中断手段と、その中断からの再実行
時に続きのページから送信を再開するメモリ送信再開手
段とを設けたものである。以下、それらメモリ送信中断
手段及びメモリ送信再開手段の具体例を、前述した請求
項1〜4記載の発明と同様に、ファクシミリ送信(図1
のフロー)する場合について考える。今、ファクシミリ
装置が通常の送信で、特に、図5(a)に示すように画
像メモリ9からデータを読出すメモリ送信(送信ジョブ
A12)を行っている時、図5(b)に示すように優先
送信(優先送信ジョブC15)を予約する。次に、タス
ク管理プログラムは、送信の一時中断を決定し、ジョブ
管理プログラムに対して送信を終了したページがわかる
ように結果を渡す。次に、ジョブ管理プログラムは、図
5(c)に示すように、優先送信ジョブC15をスケジ
ューラの先頭にスタックすると共に、一時中断した送信
ジョブA12を優先送信ジョブC15の後段にスタック
する。これにより、優先送信を行った後に、一時中断し
た送信ジョブA12の送信を再開させることができる。
【0033】上述したように、メモリ送信中断手段とメ
モリ送信再開手段とを設けたことによって、現在送信中
であっても、その送信を正常に一時中断させて優先送信
を行えるため、重要な情報をすばやく送信することがで
きるようになる。しかも、その一時中断した送信の続き
を優先送信の後に自動的に行うため、他の送信予約の順
番を変えるようなことをなくすことができる。
【0034】次に、請求項6,7記載の発明の一実施例
を図6及び図7に基づいて説明する。なお、前述した請
求項1〜5記載の発明と同一部分についての説明は省略
し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0035】前述した請求項1〜5記載の発明はファク
シミリ送信について述べたものであったが、ここでは、
ファクシミリ受信に関するものである。すなわち、今、
図1のシステム構成とされたファクシミリ装置におい
て、受信時に優先情報の送信であると判断した場合、そ
の優先情報を受信できない場合に呼の開放を行う優先情
報受信切断手段を設けた(請求項6記載の発明に対応す
る)。
【0036】また、ここでは、受信時に優先情報の送信
であると判断した場合、その受信後に重要な通信情報を
受信したことを受信側に告知する優先情報受信告知手段
を設けた(請求項7記載の発明に対応する)。
【0037】このような構成において、本実施例の主要
部をなす優先情報受信切断手段、優先情報受信告知手段
の具体的な動作例を中心に説明していく。図6は、ファ
クシミリ受信する場合のフローチャートを示すものであ
る。まず、ファクシミリ装置が着信すると、タスク管理
プログラムが伝送制御手順を解読して優先送信であるか
否かを判断する。優先送信の場合、自機の状態を監視し
て受信出力が不可能な時(紙無しや故障等)には、デー
タ伝送フェーズに移行する前に、呼の切断を行う。例え
ば、図7に示すように、G3ファクシミリのHDLC伝
送手順によると、発呼側から優先送信ビットの盛り込ま
れたNSS信号16が送られることによって、着呼側で
はDCN信号(回線切断命令信号)17が発生され、こ
れにより、回線の切断がなされる。従って、このように
優先情報受信切断手段を設けたことによって、優先送信
を着信したと判断した場合、紙無しやプロッタの故障中
であると判断した時は受信を拒否することができ、これ
により、送信側に受信できなかったことを確実に知らせ
ることができるため、その送信側で適切な対応をとるこ
とができる。
【0038】また、ファクシミリ装置が着信し、タスク
管理プログラムが伝送制御手順を解読して優先送信であ
るか否かを判断し、交信が終了すると、優先情報受信告
知手段として情報装置8を用いて音声告知やランプの点
灯(点滅)を行い、これによりユーザーに対して重要情
報の受信があったことを告知する。従って、このように
優先情報受信告知手段を設けたことによって、優先送信
を着信したと判断した場合、受信側に重要な情報を着信
したことを確認できるため、受信内容がそのまま放置さ
れるようなことをなくすことができる。しかも、着信で
きない場合、受信側になんらかの問題があることを確認
することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、受け付けた送信
情報をスケジュールする送信予約手段と、このスケジュ
ールされた送信情報の内容を変更する送信予約変更手段
とを備えたファクシミリ装置において、前記送信情報が
優先された優先情報であることを発呼局から被呼局へ通
知する優先情報伝送制御手段を設けたので、優先送信で
あることを着信側に告知することにより、着信側で必要
な制御を行うことができ、また、従来の通信よりもユー
ザーに対して確実に情報を送ることができるものであ
る。
【0040】請求項2記載の発明は、優先情報が優先し
て送信される相手先を登録する優先相手先登録手段を設
けたので、優先指定する相手先番号を登録しておくこと
により、特別な指定をすることなく優先送信の予約を行
うことができるものである。
【0041】請求項3記載の発明は、優先情報を優先し
て送信するユーザーを登録する優先ユーザー登録手段を
設けたので、優先指定するユーザーIDを登録しておく
ことにより、特別な指定をすることなく優先送信の予約
を行うことができるものである。
【0042】請求項4記載の発明は、優先情報の送信が
終了した場合、優先予約したユーザーに送信終了を告知
する優先送信終了告知手段を設けたので、優先した送信
を終了すると直ちにユーザーに対して結果を告知するこ
とができ、優先送信が失敗しても、ユーザーが送信忘れ
を起こさなくすることができるものである。
【0043】請求項5記載の発明は、メモリの内容を送
信実行中の場合、送信中のページが終了してから一時送
信を中断させるメモリ送信中断手段と、その中断からの
再実行時に続きのページから送信を再開するメモリ送信
再開手段とを備えるようにしたので、現在送信中であっ
ても、その送信を正常な状態で一時中断させて優先送信
が行うことにより、優先送信後の中断した送信の続きを
送信予約の順番を変えることなく実行することができ、
しかも、重要な情報をすばやく送信することができるも
のである。
【0044】請求項6記載の発明は、受け付けた送信情
報をスケジュールする送信予約手段と、このスケジュー
ルされた送信情報の内容を変更する送信予約変更手段と
を備えたファクシミリ装置において、受信時に優先情報
の送信であると判断した場合、その優先情報を受信でき
ない場合に呼の開放を行う優先情報受信切断手段を設け
たので、優先送信を着信した場合、紙無しやプロッタの
故障中であると判断した時は受信を拒否することによ
り、送信側に受信できなかったことを確実に知らせるこ
とができるため、送信側で適切な対応をとることができ
るものである。
【0045】請求項7記載の発明は、受信時に優先情報
の送信であると判断した場合、その受信後に重要な通信
情報を受信したことを受信側に告知する優先情報受信告
知手段を設けたので、優先送信を着信した場合、受信側
に重要な情報を着信したことを確認することにより、受
信内容がそのまま放置されるようなことをなくすことが
でき、また、着信できない場合でも受信側になんらかの
問題が発生したことを確認することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3記載の発明の一実施例であるファ
クシミリ送信する場合の様子を示すフローチャートであ
る。
【図2】本システムの構成を示すブロック図である。
【図3】通常の送信を行う場合の模式図である。
【図4】優先送信を行う場合の模式図である。
【図5】メモリ送信を行う場合の模式図である。
【図6】請求項6,7記載の発明の一実施例であるファ
クシミリ受信する場合の様子を示すフローチャートであ
る。
【図7】優先情報受信手段の動作例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
7 優先送信終了告知手段 8 優先送信終了告知手段(優先情報受
信告知手段) 9 メモリ 12〜14 送信情報 15 優先情報

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け付けた送信情報をスケジュールする
    送信予約手段と、このスケジュールされた送信情報の内
    容を変更する送信予約変更手段とを備えたファクシミリ
    装置において、前記送信情報が優先された優先情報であ
    ることを発呼局から被呼局へ通知する優先情報伝送制御
    手段を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 優先情報が優先して送信される相手先を
    登録する優先相手先登録手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 優先情報を優先して送信するユーザーを
    登録する優先ユーザー登録手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 優先情報の送信が終了した場合、優先予
    約したユーザーに送信終了を告知する優先送信終了告知
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 メモリの内容を送信実行中の場合、送信
    中のページが終了してから一時送信を中断させるメモリ
    送信中断手段と、その中断からの再実行時に続きのペー
    ジから送信を再開するメモリ送信再開手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 受け付けた送信情報をスケジュールする
    送信予約手段と、このスケジュールされた送信情報の内
    容を変更する送信予約変更手段とを備えたファクシミリ
    装置において、受信時に優先情報の送信であると判断し
    た場合、その優先情報を受信できない場合に呼の開放を
    行う優先情報受信切断手段を設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 受信時に優先情報の送信であると判断し
    た場合、その受信後に重要な通信情報を受信したことを
    受信側に告知する優先情報受信告知手段を設けたことを
    特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
JP5048908A 1993-03-10 1993-03-10 ファクシミリ装置 Pending JPH06268827A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7782495B2 (en) 2002-10-18 2010-08-24 Ricoh Company, Ltd. Facsimile communication method, facsimile apparatus and computer-readable storage medium configured to output communication result notification

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7782495B2 (en) 2002-10-18 2010-08-24 Ricoh Company, Ltd. Facsimile communication method, facsimile apparatus and computer-readable storage medium configured to output communication result notification

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