JPH07283916A - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

ファクシミリ蓄積交換装置

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JPH07283916A
JPH07283916A JP6833294A JP6833294A JPH07283916A JP H07283916 A JPH07283916 A JP H07283916A JP 6833294 A JP6833294 A JP 6833294A JP 6833294 A JP6833294 A JP 6833294A JP H07283916 A JPH07283916 A JP H07283916A
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JP6833294A
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Yasuyuki Koga
泰之 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄積率の変動に基づいて自動的にファクシミ
リデータの蓄積を制限し、かつ、解除して、総蓄積量を
予め増加しないで済むようにし、ふくそうを確実に阻止
し、結果的に多くのファクシミリデータの処理を可能に
する。 【構成】 記憶装置12を区分けした過渡領域(B)及
び常運用領域(C)へのファクシミリデータの蓄積完了
を判断する。これを現在の蓄積率が入力制限開始蓄積率
(m)を越えたか否かで判断し、越えた場合に入力制限
モードを設定する。この入力制限モード設定の後に、フ
ァクシミリデータが記憶装置12から送出されて、予め
設定した入力制限解除蓄積率(n)以下の場合に、蓄積
制限を解除して、ファクシミリ端末4a〜4nからのフ
ァクシミリデータを通信制御装置15が再度、受け付け
てファクシミリデータの蓄積を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積率の変動に基づい
て自動的にファクシミリデータの蓄積を制限し、かつ、
解除するファクシミリ蓄積交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ蓄積交換装置では、
主にファクシミリ電文(原稿)と制御データ(以下、フ
ァクシミリデータと記載する)の蓄積後の送信までの時
間が短いファクシミリ伝送を処理している。例えば、蓄
積時間が短い代行通信、同報通信等が多く処理されてい
る。このようなふくそうによるシステムダウンが回避さ
れる。
【0003】ところで最近のファクシミリ蓄積交換装置
では、収容回線数が増加し、ファクシミリデータの蓄積
後の送信までの時間が長い通信が多くなっている。例え
ば、情報箱通信、私書箱通信等のファクシミリデータの
蓄積時間が長い処理が増加しているため、その総蓄積容
量が増加する傾向にある。また、ファクシミリ蓄積交換
装置では、蓄積したファクシミリデータを時間又は期間
切れとして、削除しているが、このような削除は、例え
ば、一日又は一月単位である。したがって、ファクシミ
リデータ入力による蓄積量増加とファクシミリデータ削
除による蓄積量の減少とが均衡するのは一日又は一月単
位となる。
【0004】図6は、ファクシミリデータの蓄積の一日
における蓄積率変動を示す図である。図6において、一
日における実線で示した11時から15時では、代行通
信、同報通信等で蓄積率が増加しているが、その蓄積率
が100パーセント(%)に達してはいない。ここで1
1時から15時にファクシミリデータの蓄積から送信ま
での時間が、比較的長い情報箱通信、私書箱通信等が集
中的に入力されると、そのファクシミリデータの滞留が
多くなり、一点鎖線で示すように、設計時の総蓄積容量
を越える場合がある。この処理量最大時のふくそうを避
けるために、予め設計時に総蓄積量を増加すると、稼働
後に、ファクシミリデータの蓄積率が小さい時間が多く
なる。すなわち、蓄積率が低下して利用効率が悪化す
る。また、蓄積管理プログラムの処理量が増大化する不
都合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例のフ
ァクシミリ蓄積交換装置では、送られてくるファクシミ
リデータ量が連続して大きい場合、すなわち、情報箱通
信、私書箱通信等の集中によって、その蓄積量が総蓄積
容量を越えることを想定して設計されていない。したが
って、蓄積後の送信までの時間が長い情報箱通信、私書
箱通信等が多くなると、その蓄積最大時にふくそうが発
生し易くなる。このふくそう発生時には全ての入力ファ
クシミリデータの処理が異常終了とされてしまう。この
ような、ふくそうを避けるために予め設計時に総蓄積量
を増加すると、装置の稼働後の平均利用率が低下し、か
つ、蓄積管理プログラムの処理量も増大化するという不
都合がある。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、蓄積率の変動に基づいてフ
ァクシミリデータの蓄積を自動的に制限し、かつ、解除
でき、総蓄積量を増加せずに、ふくそうが確実に阻止さ
れて結果的に多くのファクシミリデータが処理可能にな
って、装置の平均利用率が向上し、しかも、蓄積管理プ
ログラムの処理量の増加を抑えることが出来るファクシ
ミリ蓄積交換装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のファクシミリ蓄積交換装置は、蓄積
領域にファクシミリデータの蓄積制限を開始する蓄積制
限開始点を設定した蓄積手段と、ファクシミリデータの
蓄積量が蓄積手段に設定された蓄積制限開始点を越える
か否かを識別する識別手段と、ファクシミリデータの蓄
積量が蓄積制限開始点を越えると識別手段が識別した際
に蓄積手段へのファクシミリデータの蓄積を制限する蓄
積制限手段とを備える構成である。
【0008】請求項2記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、蓄積制限手段が、蓄積手段へのファクシミリデータ
の蓄積を制限する際に、当該制限を報知する制限報知手
段を備える構成としている。
【0009】請求項3記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、蓄積制限手段が、蓄積手段へのファクシミリデータ
の蓄積を制限する際に、当該制限をファクシミリデータ
の送信先に通知する制限通知手段を備える構成としてい
る。
【0010】請求項4記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、蓄積領域にファクシミリデータの蓄積制限を開始す
る蓄積制限開始点及び蓄積制限を解除する蓄積制限解除
点を設定した蓄積手段と、ファクシミリデータの蓄積量
が蓄積手段に設定された蓄積制限開始点を越えるか否か
を識別する識別手段と、ファクシミリデータの蓄積量が
蓄積制限開始点を越えると識別手段が識別した際に蓄積
手段へのファクシミリデータの蓄積を制限する蓄積制限
手段と、蓄積手段へのファクシミリデータの蓄積が制限
され、かつ、蓄積したファクシミリデータが送出され
て、当該蓄積量が蓄積制限解除点以下か否かを判別する
判別手段と、判別手段が蓄積制限解除点以下を判断した
際に、ファクシミリデータの蓄積制限を解除する解除手
段とを備える構成としている。
【0011】請求項5記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、解除手段に、蓄積制限を解除する際に、この制限解
除を報知する解除報知手段を備える構成としている。
【0012】請求項6記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、解除手段に、蓄積制限を解除する際に、この制限解
除をファクシミリデータの送信先に通知する解除通知手
段を備える構成としている。
【0013】請求項7記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、ファクシミリデータを受け付ける入力手段を有し、
識別手段がファクシミリデータの蓄積量が蓄積制限開始
点を越えると識別した際に、蓄積制限手段が入力手段を
制御してファクシミリデータの受け付けを停止する構成
としている。
【0014】請求項8記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、識別手段が、ファクシミリデータの蓄積量が蓄積制
限開始点を越えると識別して蓄積制限を開始する時点
で、ファクシミリデータを蓄積中の場合、当該ファクシ
ミリデータを蓄積制限開始点以後の蓄積領域に継続して
蓄積する構成としている。
【0015】
【作用】この構成の請求項1,2,3,7記載のファク
シミリ蓄積交換装置は、識別手段が、蓄積手段の蓄積制
限開始点をファクシミリデータの蓄積が越える場合を識
別した際に、これ以降のファクシミリデータの蓄積を制
限している。さらに、この制限を、例えば、表示装置で
表示して報知し、また、ファクシミリデータの送信先に
通知している。したがって、蓄積手段での最大蓄積量以
下にファクシミリデータの蓄積が制限され、総蓄積量を
予め増加しないで済むことになる。また、ふくそうが確
実に阻止でき、結果的に多くのファクシミリデータが処
理可能になる。
【0016】請求項4,5,6,7記載のファクシミリ
蓄積交換装置は、ファクシミリデータの蓄積が制限され
た後に、蓄積したファクシミリデータが送信されて、蓄
積制限解除点以下になると、蓄積制限を自動的に解除し
ている。この解除を、例えば、表示装置で表示し、さら
に、ファクシミリデータの送信先に通知している。した
がって、蓄積手段での最大蓄積量以下にファクシミリデ
ータの蓄積が制限されて総蓄積量を予め増加しないで済
むことになる。これによって、ふくそうが阻止され、結
果的に多くのファクシミリデータが処理可能になる。
【0017】請求項8記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、蓄積制限を開始する時点で、ファクシミリデータを
蓄積中の場合、このファクシミリデータを蓄積制限開始
点以降の蓄積領域に継続して蓄積している。したがっ
て、蓄積制限開始に伴うファクシミリデータの蓄積中断
が発生しなくなる。
【0018】
【実施例】次に、本発明のファクシミリ蓄積交換装置の
実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
のファクシミリ蓄積交換装置の実施例の構成を示すブロ
ック図である。図1において、この例は、ファクシミリ
蓄積交換装置1と、このファクシミリ蓄積交換装置1が
回線で接続される通信網の交換局2と、この交換局2と
回線を通じてファクシミリ蓄積交換装置1と接続される
ファクシミリ端末4a,4b…4nとで概略構成されて
いる。
【0019】ファクシミリ蓄積交換装置1は、プログラ
ムを格納したROM,ワーキング用RAM,CPUなど
で構成される中央処理装置11と、中央処理装置11に
接続されてファクシミリデータ(原稿)を蓄積する記憶
装置12と、中央処理装置11に接続されて、この中央
処理装置11での処理データを印字するためのプリンタ
13とが設けられている。また、中央処理装置11に接
続されて、入力制限開始と入力制限解除を文字、記号な
どで表示する液晶表示器(LCD)14と、交換局2を
通じてファクシミリ端末4a〜4nと通信を行うための
通信制御装置(NCU)15と、他の交換局などと接続
するための通信制御装置(NCU)16と、各種の保守
などを行う際にデータ設定を行うキーボード17とが設
けられている。
【0020】図2は記憶装置12の蓄積管理ファイルの
原稿蓄積領域を示す図である。図2において、この蓄積
管理ファイルの原稿蓄積領域は、以降で詳細に説明する
ように、入力制限開始蓄積率(m)と入力制限解除蓄積
率(n)とが設定される入力通信保証用領域(A)、入
力制限モード前のファクシミリデータを蓄積する過渡領
域(B)及び常運用領域(C)の三つの領域に区分けさ
れている。
【0021】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、ファクシミリ蓄積交換装置1の全体の動作に
ついて説明する。図3は、ファクシミリ蓄積交換装置1
の全体動作を示すシーケンスである。図3において、こ
の例は、通信制御装置15と、交換局2を通じてファク
シミリ端末4a〜4nとが、G3ファクシミリ伝送制御
手順でファクシミリデータを送受信している。
【0022】中央処理装置11は通信制御装置15から
のファクシミリデータの入力処理開始要求に対して、そ
の許可を送出する。ファクシミリ端末(4a〜4n)か
ら交換局2を通じて送られてきたファクシミリデータが
通信制御装置15、中央処理装置11を通じて、例え
ば、蓄積番号、蓄積開始年月日時刻などを付加する入力
処理が行われ、この後、記憶装置12で蓄積される。こ
の蓄積の完了が記憶装置12、中央処理装置11を通じ
て、現在の蓄積率情報とともに通信制御装置15に送ら
れる。この蓄積完了を通信制御装置15は伝送制御手順
によってファクシミリ端末4a〜4nに通知する。
【0023】この蓄積完了と、その蓄積率情報が通信制
御装置15から中央処理装置11に送出される。このよ
うしてファクシミリ端末(4a〜4n)からのファクシ
ミリデータの蓄積を繰り返す。この後は、図3に図示し
ない送信シーケンスによって、通信制御装置16を通
じ、宛て先の発呼先に送信される。この送信完了ととも
に、中央処理装置11が送信を完了したファクシミリデ
ータを記憶装置12から削除する処理を行う。この削除
の処理完了と現在の蓄積率とを中央処理装置11が認識
して、次回のファクシミリデータの入力処理を行う。
【0024】次に、この動作でのファクシミリデータの
入力処理及び削除による蓄積率の変動に基づいた入力制
限開始と入力制限解除について説明する。この入力制限
開始と入力制限解除とは、図2に示した入力制限開始蓄
積率(m)、入力制限解除蓄積率(n)に基づいて行
う。すなわち、現在の蓄積率が入力制限開始蓄積率
(m)を越える場合、これ以降ではファクシミリデータ
の入力を受け付けないが、入力制限を開始した入力制限
モード設定後に、現在受付中のファクシミリデータが有
る場合、そのファクシミリデータの蓄積を入力通信保証
用領域(A)で行う。また、入力通信保証用領域(A)
までファクシミリデータが蓄積された後に、代行通信、
同報通信、情報箱通信、私書箱通信等による送信が行わ
れた場合、そのファクシミリデータが削除されて、現在
の蓄積率が入力制限解除蓄積率(n)以下の場合、入力
制限モードの設定を解除して次のファクシミリデータを
自動的に受け付ける。
【0025】図4は入力制限開始の処理手順を示すフロ
ーチャートである。図4において、入力処理待ち状態か
ら中央処理装置11は通信制御装置15からのファクシ
ミリデータの入力処理開始要求を取り込む(ステップ1
0,11)。ここで入力制限中(入力制限モード)か否
かを判断する(ステップ12)。このステップ12で入
力制限モード中の場合(Yes)、ステップ10の入力
処理待ち状態に戻り、入力制限モード中でない場合(N
o)、図3に示すように中央処理装置11が通信制御装
置15に許可を送出し、このファクシミリ端末(4a〜
4n)からのファクシミリデータを記憶装置12に蓄積
する処理を行う。同時に現在の蓄積率情報を中央処理装
置11が取り込む入力処理を行う(ステップ13)。
【0026】次に、取り込んだ現在の蓄積率を図2に示
すように予め蓄積管理ファイルの原稿蓄積領域に設定し
た入力制限開始蓄積率(m)と比較する(ステップ1
4)。ステップ14の比較で現在の蓄積率が入力制限開
始蓄積率(m)より小さい場合(No)は、ステップ1
0の入力処理待ち状態に戻る。すなわち、蓄積管理ファ
イルの原稿蓄積領域における過渡領域(B)にファクシ
ミリデータが蓄積されていないため、まだ入力制限開始
蓄積率(m)まで、ファクシミリデータの蓄積が可能で
あり、その入力制限を行う必要がないものである。
【0027】ステップ14の比較で現在の蓄積率が入力
制限開始蓄積率(m)より大きい場合又は等しい場合
(Yes)、入力制限モードを設定する(ステップ1
5)。すなわち、中央処理装置11は通信制御装置15
を通じたファクシミリデータの受付を行わず、以降で説
明する入力制限解除後の入力処理を待つことになる。
【0028】したがって、ファクシミリ端末4a〜4n
は再送を繰り返すことになり、次に説明する入力制限解
除を待って受付が行われる。換言すれば、総蓄積容量を
越えることがなく、より多くのファクシミリデータの蓄
積処理が可能になるとともに、ふくそうの発生がなくな
る。
【0029】図5は入力制限解除の処理手順を示すフロ
ーチャートである。図5において、この例は、図3に示
した中央処理装置11が、送信を完了したファクシミリ
データを記憶装置12から削除する処理の要求受付を行
う(ステップ20,21)。この削除処理とともに現在
の蓄積率を中央処理装置11が認識する(ステップ2
2)。次に、現在の蓄積率を入力制限解除蓄積率(n)
と比較する(ステップ23)。このステップ23で現在
の蓄積率が入力制限解除蓄積率(n)より小さい場合
(No)、次回のファクシミリデータの蓄積処理が可能
となり、入力制限モードを解除する(ステップ24)。
【0030】なお、入力制限開始及び入力制限解除の際
に中央処理装置11の制御でLCD14に、その入力制
限開始及び入力制限解除を文字、図形等で表示する。こ
の表示は、プリンタ13、LCD14、キーボード17
などに代えて、これらを一体化した保守ターミナルを接
続する際にも、その表示器で入力制限開始及び入力制限
解除を文字、図形等で表示するようにすると、入力制限
開始及び入力制限解除が明確に判明して、保守を行う際
に便利である。また、入力制限開始及び入力制限解除を
文字、図形等で表示するとともに、発光ダイオード(L
ED)などの点灯で入力制限開始及び入力制限解除を表
示することも出来る。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2,3,7記載のファクシミリ蓄積交換装置は、蓄
積制限開始点をファクシミリデータの蓄積が越えると識
別した際に、これ以降のファクシミリデータの蓄積を制
限し、さらに、この制限を報知し、また、ファクシミリ
データの送信先に通知しているため、蓄積手段での最大
蓄積量以下にファクシミリデータの蓄積が制限でき、総
蓄積量を予め増加しないで済むとともに、ふくそうが確
実に阻止でき、結果的に多くのファクシミリデータが処
理可能になる。加えて、装置の稼働後の平均利用率が向
上するとともに、蓄積管理プログラムの増加を抑えるこ
とが出来る。さらに、蓄積制限が当該装置及びファクシ
ミリデータ送信先で確認できるという効果を有する。
【0032】請求項4,5,6,7記載のファクシミリ
蓄積交換装置は、蓄積制限後に、蓄積ファクシミリデー
タが送信されて、蓄積制限解除点以下になると、蓄積制
限を自動的に解除し、また、この制限を報知し、さら
に、ファクシミリデータの送信先に通知しているため、
蓄積手段での最大蓄積量以下にファクシミリデータの蓄
積が制限されて総蓄積量を予め増加しないで済むことに
なる。これによって、ふくそうが確実に阻止され、結果
的に多くのファクシミリデータが処理可能になる。加え
て、装置の稼働後の平均利用率が向上するとともに、蓄
積管理プログラムの増加を抑えることが出来る。さら
に、蓄積制限及び、その解除が当該装置及びファクシミ
リデータ送信先で確認できるという効果を有する。
【0033】請求項8記載のファクシミリ蓄積交換装置
は、蓄積制限を開始する時点で、ファクシミリデータを
蓄積中の場合に、このファクシミリデータを蓄積制限開
始点以降の蓄積領域に継続して蓄積しているため、蓄積
制限開始に伴うファクシミリデータの蓄積中断が発生し
なくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】実施例にあって記憶装置の蓄積管理ファイルの
原稿蓄積領域を示す図である。
【図3】実施例にあってファクシミリ蓄積交換装置の動
作を示すシーケンスである。
【図4】実施例にあって入力制限開始の処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】実施例にあって入力制限解除の処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】従来例にあってファクシミリデータの蓄積の一
日における蓄積率変動を示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ蓄積交換装置 4a〜4n ファクシミリ端末 11 中央処理装置 12 記憶装置 14 液晶表示器 15 通信制御装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積領域にファクシミリデータの蓄積制
    限を開始する蓄積制限開始点を設定した蓄積手段と、 ファクシミリデータの蓄積量が前記蓄積手段に設定され
    た蓄積制限開始点を越えるか否かを識別する識別手段
    と、 ファクシミリデータの蓄積量が蓄積制限開始点を越える
    と前記識別手段が識別した際に前記蓄積手段へのファク
    シミリデータの蓄積を制限する蓄積制限手段と、を備え
    るファクシミリ蓄積交換装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄積制限手段が、前記蓄積手段への
    ファクシミリデータの蓄積を制限する際に、当該制限を
    報知する制限報知手段を備えることを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ蓄積交換装置。
  3. 【請求項3】 前記蓄積制限手段が、前記蓄積手段への
    ファクシミリデータの蓄積を制限する際に、当該制限を
    前記ファクシミリデータの送信先に通知する制限通知手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ蓄積交換装置。
  4. 【請求項4】 蓄積領域にファクシミリデータの蓄積制
    限を開始する蓄積制限開始点及び蓄積制限を解除する蓄
    積制限解除点を設定した蓄積手段と、 ファクシミリデータの蓄積量が前記蓄積手段に設定され
    た蓄積制限開始点を越えるか否かを識別する識別手段
    と、 ファクシミリデータの蓄積量が蓄積制限開始点を越える
    と前記識別手段が識別した際に前記蓄積手段へのファク
    シミリデータの蓄積を制限する蓄積制限手段と、前記蓄
    積手段へのファクシミリデータの蓄積が制限され、か
    つ、蓄積したファクシミリデータが送出されて、当該蓄
    積量が蓄積制限解除点以下か否かを判別する判別手段
    と、 前記判別手段が蓄積制限解除点以下を判断した際に、フ
    ァクシミリデータの蓄積制限を解除する解除手段と、 を備えるファクシミリ蓄積交換装置。
  5. 【請求項5】 前記解除手段が、蓄積制限を解除する際
    に、この制限解除を報知する解除報知手段を備えること
    を特徴とする請求項4記載のファクシミリ蓄積交換装
    置。
  6. 【請求項6】 前記解除手段が、蓄積制限を解除する際
    に、この制限解除を前記ファクシミリデータの送信先に
    通知する解除通知手段を備えることを特徴とする請求項
    4記載のファクシミリ蓄積交換装置
  7. 【請求項7】 ファクシミリデータを受け付ける入力手
    段を有し、前記識別手段がファクシミリデータの蓄積量
    が蓄積制限開始点を越えると識別した際に、蓄積制限手
    段が前記入力手段を制御してファクシミリデータの受け
    付けを停止することを特徴とする請求項1又は4記載の
    ファクシミリ蓄積交換装置。
  8. 【請求項8】 識別手段に、ファクシミリデータの蓄積
    量が蓄積制限開始点を越えると識別して蓄積制限を開始
    する時点で、ファクシミリデータを蓄積中の場合、当該
    ファクシミリデータを蓄積制限開始点以後の蓄積領域に
    継続して蓄積することを特徴とする請求項1又は4記載
    のファクシミリ蓄積交換装置。
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