JP2555370B2 - メッセージ通信システム - Google Patents

メッセージ通信システム

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JP2555370B2
JP2555370B2 JP62226456A JP22645687A JP2555370B2 JP 2555370 B2 JP2555370 B2 JP 2555370B2 JP 62226456 A JP62226456 A JP 62226456A JP 22645687 A JP22645687 A JP 22645687A JP 2555370 B2 JP2555370 B2 JP 2555370B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はメツセージ通信システム、特に複数の通信装
置とセンタ装置とを通信回線を介して接続し、通信装置
間でメツセージの通信を行うメツセージ通信システムに
関するものである。
[従来の技術] メールボツクスを用いるメツセージ通信システムにお
いては、通常特公昭55−88457号や特公昭56−69954号に
記載されているように、交換機は契約端末装置に対して
蓄積装置の一部をメールボツクスとして貸与し、端末か
らの電文の投入及び引き出しを行うといつた構成が成さ
れている。
従来において、自端末もしくは異端末番号で格納され
た電文を出力指定をして他の異端末より引き出す場合等
に、該異端末に障害等があつた時には引き出し要求端末
に対し障害を通知して処理を終えるので、メツセージを
伝達するためには再度の操作を行なわなければならな
い。又、再度の操作を行なつたにしても、該異端末の障
害が回復しない為に再度引き出しに失敗する可能性もあ
ることから、効率を著しく低下させるなどの問題が有つ
た。
そこで、出力指定されている端末が障害でメツセージ
を送信できない場合、予め決められている代行端末にメ
ツセージを送信する技術が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来は代行端末が使用中または障害に
より、メツセージを送信できない場合、そのメツセージ
をどのように取扱うかについては、考慮されていなかっ
た。
本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みてなされた
もので、受信側の通信装置及びその代行通信装置のいず
れにもメツセージを配信できない場合、記憶手段にメツ
セージを記憶して、メツセージをセンタ預りとする第1
処理手段と、発信側の通信装置へメツセージを送信でき
ない旨を通知して、メツセージを破棄する第2処理手段
とを選択可能としたことにより、メツセージの重要度や
緊急度等に応じて、有効且つ柔軟にシステムを利用する
ことができるメツセージ通信システムの提供を目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明のメツセージ通信
システムは、複数の通信装置とセンタ装置とを通信回線
を介して接続し、通信装置間でメツセージの通信を行う
メツセージ通信システムにおいて、前記センタ手段が、
通信装置に配信するメツセージを記憶する記憶手段と、
発信側の通信装置から送られてきたメツセージを前記記
憶手段に格納することなく、発信側の通信装置から指定
された受信側の通信装置若しくはその代行通信装置へ即
時配信する配信手段と、前記配信手段が前記受信側の通
信装置及びその代行通信装置のいずれにもメツセージを
配信できない場合に、前記記憶手段にメツセージを記憶
して、メツセージをセンタ預りとする第1処理手段と、
前記配信手段が前記受信側の通信装置及びその代行通信
装置のいずれにもメツセージを配信できない場合に、前
記発信側の通信装置へメツセージを送信できない旨を通
知して、メツセージを破棄する第2処理手段とを有し、
前記第1処理手段におけるセンタ預り処理と前記第2処
理手段におけるメツセージ破棄処理とを選択し実行する
ことを特徴とする。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明のメッセージ
通信方式を実現するメツセージ通信システムの一実施例
を説明する。
第1図は本実施例のメツセージ通信システムの構成を
示す図である。1はメツセージ・ハンドリング・システ
ム(以下MHS)で、メツセージ通信システムを制御するM
HSホスト・コンピユータ3(以下MHSホスト)とメール
を登録するメールボツクス4とから成る。MHS1は、ロー
カル・エリア・ネツトワーク(以下LAN)で接続された
端末装置2と、専用回線や高速デジタル回線等で接続さ
れている。又LANを介さず直接接続される端末装置2′
もある。
第2図〜第10図にメツセージ通信システムの実際の動
作例を詳細に示し、本実施例のメツセージ通信方式の特
徴を明らかにする。2a,2c,2d,2fはテレテツクス端末装
置(以下テレテツクス)、2b,2e,2gはフアクシミリ端末
装置(以下フアクシミリ)であり、これらの端末装置は
それぞれ個別の端末番号を有しており、投入・配信等の
動作ではこの端末番号により識別される。尚、本実施例
で示す動作例は特殊な数例であつて、本発明を適用した
変形例や更に複雑な例も考えられる。
第2図は従来のメツセージ通信システムの動作例であ
る。まず、テレテツクス2a,2cより、テレテツクス2dに
対して電文を投入する場合を考える。投入された電文
は、MHSホスト3によりテレテツクス2dに対する電文と
してメールボツクス4に登録される。次にテレテツクス
2dよりMHSホスト3に対し電文引き出し要求を行なう
と、MHSホスト3は先ほどメールボツクス4に登録され
た電文の内、引き出し要求された電文をテレテツクス2d
に対して送出する。
第3図に異端末への出力動作例を示す。まずテレテツ
クス2a及びフアクシミリ2bより、テレテツクス2d及びフ
アクシミリ2eにA氏宛の電文A1,B1を投入する場合を考
える。ここで電文を投入する際に、投入者は電文を送り
たい端末装置の番号及び受け取り人の固有名詞を指定し
て投入する。投入された電文は第2図での動作と同様
に、MHSホスト3によりメールボツクス4に登録され
る。
次に、テレテツクス2dにより、この電文の内の電文A1
のみをテレテツクス2fに引き出す要求をMHSホスト3に
出す。するとMHSホスト3は、テレテツクス2d宛の電文A
1をメールボツクス4より取り出し、テレテツクス2fに
送出する。この時の電文A1の宛先は何も変化はせずA氏
宛で、ただ出力するテレテツクスが2dから2fに変わるだ
けである。また、電文B1がフクシミリ2eに対して出され
たフアクシミリデータである場合には、テレテツクス2d
よりMHSホスト3に対して、電文B1のフアクシミリ2eへ
の引き出し要求を出すことにより、MHSホスト3がメー
ルボツクス4より電文B1を取り出し、フアクシミリ2eへ
送出する。
第4図に自端末と異端末への振り分け例を示す。ま
ず、テレテツクス2a,ファクシミリ2bよりテレテツクス2
d及びフアクシミリ2eへA氏宛に電文A2,B2が投入される
と、MHSホスト3によりテレテツクス2dのA氏宛の電文
としてメールボツクス4に登録される。
次にテレテツクス2dよりMHSホスト3に対して、A氏
宛の電文A2及びB2の引き出し要求を出すと、MHSホスト
3はメールボツクス4から電文A2,B2を取り出し、テレ
テツクスデータの電文A2はテレテツク2dに、フアクシミ
リデータの電文B2はフアクシミリ2eにそれぞれふり分け
て送出する。
第5図に異端末出力指定と異端末振り分け出力の動作
例を示す。まずテレテツクス2a,フアクシミリ2bよりテ
レテツクス2d及びフアクシミリ2eにA氏宛の電文A3,B3
が投入されると、MHSホスト3はテレテツクス2dのA氏
宛の電文としてメールボツクス4内に登録する。
次いでテレテツクス2dより、MHSホスト3に対して、
A氏宛の電文をテレテツクス2fより引き出す要求を出す
と、MHSホスト3はメールボツクス4よりA氏宛の電文A
3,B3を取り出し、テレテツクスデータの電文A3はテレテ
ツクス2fに、フアクシミリデータの電文B3はフアクシミ
リ2eに振り分けて送出する。
ここで、第4図,第5図の動作を行なわせる為に、MH
Sホスト3に対して、テレテツクス2d及びテレテツクス2
fに対し引き出し要求された電文の内フアクシミリデー
タの電文はフアクシミリ2eに出力されるように予め登録
してある。また本実施例では、テレテツクス2台に対し
てフアクシミリは1台しかないが、この台数はもちろん
この限りではない。
第6図〜第8図に、発信データをメールボツクス4に
貯えず、直接端末を指定して配信を行なうダイレクトメ
ール(以下即時配信と言う)時の動作例を示す。
第6図では即時配信の配送手順,センター預り,セン
ター預り引き出し手順の例を示す。まずテレテツクス2a
よりテレテツクス2dに対し即時配信の電文C1を発信する
と、MHSホスト3はテレテツクス2dに対し電文C1の配信
を行なう。ここで、テレテツクス2dにおいて一時的な原
因(障害,ビジー等)により配信失敗となつた場合に、
代行端末として予め登録されている端末装置2e,2fへ配
信を行なう。しかし、相手端末装置2d〜2fが停電などの
ために全ての配信が失敗すると、MHSホスト3は電文C1
を自動センター預りとして自動的にメールボツクス4に
登録する。
ここで、即時配信の電文C1は相手端末装置2d〜2fが復
帰すればもちろん配送されるが、指定されている端末装
置2d〜2f以外の端末でも、指定引き出し要求をすること
により取り出せる。第6図にこの動作をテレテツクス2c
からの指定引き出し要求として示している。又、発信完
了通知要求をすれば、配信失敗時には受信不能通知を出
し、データを破棄することも出来る。
第7図は配信不能になつた即時配信の電文C1(ダイレ
クトメールセンタ預り分)の自動引き出し動作例を示
す。前述第6図の動作において、異端末装置より引き出
さなかつた場合、この配信不能の電文C1は、即時配信受
け取りのテレテツクス2dが復帰してMHSホスト3に対し
何らかの操作を行なえば、応答の後にメールボツクス4
より自動的に引き出されテレテツクス2dに出力される。
第8図は、フアクシミリイメージデータからなる配信
不能の電文C2,C3の自動引き出し動作例を示す。フアク
シミリ2bより即時配信の電文C4をフアクシミリ2eに配信
中に、他のフアクシミリ(図示せず)よりそれぞれのフ
アクシミリ2b,2eに即時配信の電文C2及びC3が送られる
と、センター預りとなつてフアクシミリ2b,2e間の通信
が終了した時点で、MHSホスト3はそれぞれの配信不能
の電文C2,C3をそれぞれのフアクシミリ2b,2eに自動的に
送出する。
第9図は、異端末出力(第3図説明参照)時に暗証番
号付き電文(以下親展メール)を引き出す動作例につい
て示す。まず、テレテツクス2dよりMHSホスト3に対し
て、電文D1のフアクシミリ2eへの引き出し要求を出す。
すると、MHSホスト3はメールボツクス4より電文D1を
フアクシミリ2eに対して送出する。ここで、テレテツク
ス2fより(ここでは説明を簡略化する為にテレテツクス
2fを用いるが、テレテツクスに制限は無い)親展メール
E1をフアクシミリ2eに引き出す要求をMHSホスト3に対
して出すと、MHSホスト3は現在出力中の電文D1の出力
をページの切れ目で一時中断して、親展メールE1をフア
クシミリ2eに対して優先的に送出する。フアクシミリ2e
に対して先に即時配信が配つている(第6図説明参照)
場合は、即時配信の送出終了後直ちに親展メールE1が送
出される。
親展メールE1の送出が終了した時に、出力中であつた
電文D1の続きが再び出力される。尚、前述の動作を手順
よく実現するために、親展メールには優先順位が付けら
れる。又、同一電文の同一端末に対する引き出し要求が
あつた時には、MHSホスト3が先に受け付けた引き出し
要求により電文を送出する。
又、前述即時配信動作中に親展メールE1の引き出し要
求があつた時に、本実施例のセンター預り(第6図説明
参照)機能を利用することにより、動作を一時中断して
親展メールE1を先に出力させ、その後にセンター預り自
動引き出しで、即時配信の続きを引き出させることも可
能である。
第10図は親展メール代行端末引き出し動作例を示す。
まず、テレテツクス2dよりMHSホスト3に対して親展電
文E2をフアクシミリ2eに引き出させる為に親展電文引き
出し要求を入力する。この時に代行端末を指定する。こ
れを受けたMHSホスト3はフアクシミリ2eを見て、即時
配信中である場合は、代行端末であるフアクシミリ2gを
親展電文E2に送出する。
第11図〜第16図に本実施例のメツセージ通信方式の動
作例を簡略化したフローチヤートを示す。尚、ここで示
すフローチヤートは、簡略化のため各端末に対する処理
がシーケンシヤルの実行されている様に書かれている
が、実際の処理は時分割あるいは割り込み処理により、
各端末はパラレルに処理される。
第11図は本実施例のメツセージ通信システムのMHSの
基本動作のフローチヤートである。
まず、ステツプS1で端末装置からの割り込みを待つ。
尚、割り込みではなく、各端末あるいは回線等のスキヤ
ンによつてもよい。端末装置からの割り込みがあると、
ステツプS2で端末からの要求が発信なのか引き出しなの
かをチエツクする。発信の場合は、ステツプS3でメール
ボツクス4への登録か即時配送かをチエツクし、ステツ
プS4,S5で登録あるいは配送の処理をする。一方、引き
出しの場合は、ステツプS6で自端末指定は異端末指定か
をチエツクする。更に、異端末指定の場合は、ステツプ
S7で親展出力か通常出力かをチエツクし、ステツプS8〜
S10で、それぞれの処理を実行する。
第12図はステツプS4のメールボツクス4への登録の手
順である。
まず、ステツプS11でデータが投入されると、ステツ
プS12でそのコントロール・ドキュメント(以下CD)内
の情報(宛先,データの種類,投入元等)を解析し、ス
テツプS13で正常もしくは異常を判定し、ステツプS14,S
16でCDの正常もしくは異常のレスポンス・コントロール
・ドキュメント(CD内の情報の解析結果で以下RCDと略
す)を投入者に配信する。次いで、CDが正常で有るなら
ば、ステツプS14で正常のRCDを配信後、ステツプS15で
その投入された電文をメールボツクス4に登録する。一
方、異常の場合はステツプS17で異常終了処理をする。
第13図は、ステツプS5の即時配信のデータ入力フロー
である。
まず、ステツプS21〜23で第12図同様にCD解析を行いC
Dの正常/異常をチエツクし、異常の場合はステツプS2
6,27で異常RCDの配信と異常終了処理を行う。
正常の場合はステツプS24で正常RCDを配信後、ステツ
プS25で電文の配信を行なう。ここの電文の配信には、
宛先受け取り端末のみならず代行受け取り端末への配信
動作(第6図説明参照)も含まれる。ステツプS26で配
信が終了したか不能であつたかをチエツクする。正常に
終了した場合はステツプS27で配信通知要求が有つたか
否かをチエツクし、配信通知要求が有つた場合は、ステ
ツプS28で配信終了通知を送る。
もし配信不能であつた場合、配信通知要求が有ればス
テツプS29からステツプS31に進んで、配信不能通知を発
信端末に送り電文を消去する。配信通知要求が無けれ
ば、ステツプS30でセンター預りとしてメールボツクス
4にその電文を一時的に預る。
第14図はステツプS8の自端末出力要求時のフローであ
る。
まずステツプS40で引き出し要求のCDを受け、ステツ
プS41,42で前述同様CD解析を行ない、CDが正常か異常か
をチエツクする。異常の場合はステツプS46で異常RCDを
配信し、ステツプS47で異常終了処理を行う。
CDが正常の場合はステツプS44で正常RCDを送信し、ス
テツプS45で出力要求を出した端末装置へメールボツク
ス4より配信を行なう。ここで、配信中に端末装置の出
力に異常が有つた場合(プリンターの紙詰り等)には、
ステツプS46からステツプS50に進み、ステツプS50で端
末異常終了処理として、正常に出力した電文のみを消去
する。
電文の配信が正常に終了すると、ステツプS49で正常
配信終了の処理をし、ステツプS51でセンター預り電文
の有無を見る。センター預り電文が無ければ処理を終
る。センター預り電文が有れば、ステツプS52でこの電
文を引き出して引続きセンター預り電文を配信する。セ
ンター預り電文配信が正常に終了すると、ステツプS54
で正常配信の処理をして、ステツプS51に戻り更にセン
ター預り電文があれば、ステツプS51〜54を繰り換え
す。
ここで、センター預り電文配信が失敗すると、ステツ
プS53からステツプS55に進んで、ステツプS55で異常終
了処理としてその電文の種類を解析し、情報の種類と端
末の種類などが異なつている場合には、ステツプS56か
らステツプS57に進んで、発信端末に不能通知を出力し
て、その電文を消去する。一方、端末による異常で有れ
ば、ステツプS56からステツプS52に戻り、再度センター
預り電文を配信する。
第14図は、ステツプS9の親展メールでない電文の異端
末出力要求時のフローである。
ステツプS61〜64,66,67は第13図のステツプS51〜54,5
6,57と同様である。ステツプS65で異端末の指定及び出
力電文の指定を行なう。ここで、指定に誤りが有ると、
ステツプS68からステツプS69に進んで、引き出し要求端
末に異常終了処理としてメツセージを出力する。
異端末の指定及び出力電文の指定が正常である場合
は、ステツプS70で異端末にメールボツクスの電文を送
信すると共に、自端末へのメールボツクス4の電文の送
信は停止し、異端末への送信処理が終了するまでセンタ
ー預り処理の扱いとする。異端末よりの電文出力を行な
い、もし異常が有れば、ステツプS71からステツプS72に
進み、異常終了処理として、引き出し要求端末に異常終
了のメツセージを出力すると共に、正常配信した電文の
みをメールボツクスより消去して終了する。
全て正常動作した場合は、ステツプS73で正常配信を
知らせた後、ステツプS74〜S80でこの異端末におけるセ
ンター預り自動引き出しの処理を行なう。尚、ステツプ
S74〜S80の説明は、第14図のステツプS52〜S57と同じな
ので省く。
第16図にステツプS10の異端末による親展メールの引
き出し要求時のフローを示す。
まずステツプS91〜93,96,97は、前述同様CD解析と異
常処理である。CDが異常でなければ、ステツプS94で正
常RCDを配信し、ステツプS95で異端末指定及び親展フア
イル指定を行なう。指定端末が現在空きで有れば、ステ
ツプS98からステツプS99に進んで、引き出し要求端末
(自端末)はセンター預り処理の扱いにし、、指定異端
末からは親展メールの引き出しを行なう。ここで、配信
に異常が有る場合は、ステツプS100からステツプS101に
進んで、自端末に対し異常メツセージを出力して、正常
に引き出された親展メールの情報のみをメールボツクス
より消去する。
一方、指定端末が現在使用されている場合には、ステ
ツプS102でその動作が即時配信で有るかどうかをみて、
即時配信中で代行端末出力指定がなでれば、ステツプS1
03で配信終了後親展メールの配信を行ない、全て正常配
信が終了すると、異端末はセンター預り処理へ移る。異
常があつた場合は、ステツプS104からステツプS105に進
んで、異常終了処理をする。
指定端末が、メールボツクスより親展以外のメールを
引き出しているならば、ステツプS106で配信中のメール
のページの切れ目で一時配信を中断し、ステツプS107で
親展メールを引き出す。親展メールが正常配信される
と、ステツプS110で中断中のメールの配信を再開する。
もし親展メールの配信に異常が有ると、ステツプS109で
自端末に対し異常を示すと共に、正常配信されたメール
のみを消去して、ステツプS110で中断中のメールの配信
を再開する。尚、ステツプS111〜S117のセンター預り処
理は、第14図のステツプS74〜S80と同じなので説明は省
く。
第16図には図示しなかつたが、出力指定端末が即時配
信中で、代行端末出力指定が有れば、即時配信用に登録
した代行端末を選択し、その端末が空いていれば、その
代行端末に電文を引し、この事を引き出し要求端末に知
らせる。又、MHSホスト3が選択する全ての代行端末が
即時配信中で有れば、この事を引き出し要求端末に通知
し、出力指定端末の即時配信終了後に送出する。ここ
で、もし選択した代行端末が他の電文の引き出し中で有
れば、前述代行端末出力指定無しの時の動作同様に、そ
の引き出し中の電文のページエンドで引き出しを中断し
親展メールを引き出し、その後中断中の電文の引き出し
を再開する。
第17図に出力要求指示入力の表示例を示す。まず検索
条件17で引き出したいメールの指定及び出力方法の指定
を行ない、選択条件の文書選択18でそのメールの文書選
択を指示、出力端末指定19で自端末もしくは異端末の端
末番号を入力し、その指定番号に値する端末から送出す
る。
尚、本実施例においては、フアクシミリについてしか
記載していないが、テレテツクスについても、もちろん
即時配信時の代行端末に対して引き出せる。又、本実施
例においては、異端末出力が失敗すると、直ちに代行端
末に引き出させるが、こここで、失敗した時点で一度オ
ペレータに対して代行端末に出力させるかたずねる様に
しても良い。
更に、本実施例においては、代行端末の指定は即時配
信用の登録に従つているが、親展電文引き出し要求時に
指定する事により、任意に代行端末を設定出来る。又、
この代行端末による引き出しは通常電文の異端末引き出
しにおいても実現出来る。
以上説明した様に異端末出力の際に失敗した時点で、
即時配信用代行端末の登録に従つて、引き出しを行なわ
せる為に、異端末出力の失敗を減少させる事が出来る様
になつた。又、この効果によりオペレートの作業回数が
著しく減少すると言つた効果も得られる。また以上の効
果は即時配信様の代行端末登録に基ずく為に、特別な操
作を必要とせずに得られるものである。
又、親展電文の異端末出力時に代行端末による引き出
し機能を設ける事により出力指定端末が即時配信中であ
っても、優先順位の高い親展電文は、他の代行端末より
随時引き出す事が可能となつた。又、この事により緊急
の親展電文の早期引き出しを可能とした。
尚、実施例の最初でも述べたが、本実施例で示す動作
例は特殊な数例であつて、本発明を適用した変形例や更
に複雑な例も考えられる。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明によれば、受信側の通信装
置及びその代行通信装置のいずれにもメツセージを配信
できない場合、記憶手段にメツセージを記憶して、メツ
セージをセンタ預りとする第1処理手段と、発信側の通
信装置へメツセージを送信できない旨を通知して、メツ
セージを破棄する第2処理手段とを選択可能としたこと
により、メツセージの重要度や緊急度等に応じて、有効
且つ柔軟にシステムを利用することができる。
つまり、本発明の第1処理手段におけるセンタ預り処
理を選択するようにすれば、受信側装置の障害復旧後
に、送信側のオペレータに手間をかけさせることなく確
実にメツセージ送信することができ、一方、本発明の第
2処理手段におけるメツセージの破棄処理を選択するよ
うにすれば、センタ装置内のメモリを有効に活用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のメツセージ通信システムの構成を示
す図、 第2図は従来例のメツセージ通信方式の動作を示す図、 第3図〜第10図は実施例のメツセージ通信方式の動作を
示す、 第11図〜第16図は実施例のメツセージ通信方式の動作を
実現する為の簡略化したフローチヤート、 第17図は引き出し要求時のスクリーン表示を示す図であ
る。 図中、1……MHSシステム、2,2′……端末、2a,2c,2d,2
f……テレテツクス端末、2b,2e……フアクシミリ端末、
3……MHSホスト、4……メールボツクス、A1〜A3,B1〜
B3,C1〜C4,D1,E1,E2……電文である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信装置とセンタ装置とを通信回線
    を介して接続し、通信装置間でメツセージの通信を行う
    メツセージ通信システムにおいて、 前記センタ手段が、 通信装置に配信するメツセージを記憶する記憶手段と、 発信側の通信装置から送られてきたメツセージを前記記
    憶手段に格納することなく、発信側の通信装置から指定
    された受信側の通信装置若しくはその代行通信装置へ即
    時配信する配信手段と、 前記配信手段が前記受信側の通信装置及びその代行通信
    装置のいずれにもメツセージを配信できない場合に、前
    記記憶手段にメツセージを記憶して、メツセージをセン
    タ預りとする第1処理手段と、 前記配信手段が前記受信側の通信装置及びその代行通信
    装置のいずれにもメツセージを配信できない場合に、前
    記発信側の通信装置へメツセージを送信できない旨を通
    知して、メツセージを破棄する第2処理手段とを有し、 前記第1処理手段におけるセンタ預り処理と前記第2処
    理手段におけるメツセージ破棄処理とを選択し実行する
    ことを特徴とするメツセージ通信システム。
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JPS61102846A (ja) * 1984-10-24 1986-05-21 Nec Corp 障害端末装置の通信代行方式

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