JP2003078704A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2003078704A
JP2003078704A JP2002161821A JP2002161821A JP2003078704A JP 2003078704 A JP2003078704 A JP 2003078704A JP 2002161821 A JP2002161821 A JP 2002161821A JP 2002161821 A JP2002161821 A JP 2002161821A JP 2003078704 A JP2003078704 A JP 2003078704A
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transmission
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facsimile
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JP2002161821A
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English (en)
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Yutaka Uehara
豊 上原
Minoru Yoshida
稔 吉田
Taiji Yamamoto
泰二 山本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FAXに読み込ませた送信原稿情報のメール
送信と同報送信とを一括して実行する。 【構成】 オペレータが送信原稿をFAX10の所定位
置にセットし、FAX10の操作パネルからメール同報
コマンドとメール宛先と同報宛先とを入力すると、FA
X10は送信原稿情報を指示された同報宛先へ同報送信
すると共に、ホスト30に対して送信原稿情報を指示さ
れたメール宛先へメール送信するように指示する。ホス
ト30はFAX10からの指示に従い、送信原稿情報を
指示されたメール宛先へメール送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムに係
り、より詳しくは、複数の電子機器端末が相互に接続さ
れたネットワークに接続された特定の情報処理装置と、
この特定の情報処理装置に直接または前記ネットワーク
を介して接続され且つ公衆電話回線に接続されたファク
シミリ装置と、を備えた通信システムに関する。
【0002】なお、本明細書において「メール」とは、
上述した複数の電子機器端末が相互に接続されたネット
ワークにおいて電子機器の間で相互に送受信される、文
字情報及び画像情報またはそれらの両方を含んだ情報で
あって、宛先情報が添付されたものを意味する。
【0003】また、「同報送信」とは、公衆電話回線を
介した複数の相手先のファクシミリ装置への送信を、1
回の指示で実行することを意味する。
【0004】また、「メール同報送信」とは、上述した
メールの送信と同報送信とを、1回の指示で実行するこ
とを意味する。
【0005】更に、「一斉同報送信」とは、1台のファ
クシミリ装置に読み取らせた送信原稿情報を、複数のフ
ァクシミリ装置により同時並行に同報送信することを意
味する。
【0006】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り複数の電子機器端末が相互に接続されたローカルエリ
アネットワーク(以下、適宜「LAN」という)の環境
において、そのLANに接続された電子機器端末間で、
上述したメールの送受信が実現されていた。
【0007】また、従来のファクシミリ装置(以下、適
宜「FAX」という)は、公衆電話回線を介して遠隔地
のファクシミリ装置との間で、上述したメールとほぼ同
様の文字情報及び画像情報またはそれらの両方を含んだ
情報の送受信を実現していた。
【0008】そこで、FAXを上述したLANに接続
し、従来からFAXが実行していた公衆電話回線を介し
た情報の送受信とメールの送受信とを、一括して当該F
AXにより制御する方式が待望されていた。
【0009】この方式に類する例として、特開昭64−
39161号公報に記載された技術のように、押しボタ
ンダイヤル電話機から出力先のFAXの公衆電話回線網
における電話番号と出力したいメール文書を指定するこ
とにより、既存のLANの中で送受信されるメール文書
を蓄積したメールボックスから、指定されたメール文書
を取り出して、指定された出力先FAXへ送信するとい
う技術が開示されている。
【0010】しかしながら、上記特開昭64−3916
1号公報に開示された技術では、送信できるのは既存の
LANのメールボックスに蓄積されたメール文書のみで
あり、FAXに読み込ませた送信原稿情報を指定した宛
先にメール送信することや、FAXに読み込ませた送信
原稿情報を指定した宛先に公衆電話回線を介して送信し
同時にメール送信することはできなかった。
【0011】そこで、本発明は、FAXに読み込ませた
原稿情報をメール送信したり、原稿情報のメール送信や
FAX送信を一括して実行できる通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワークに接続された通信システムであって、原稿
から原稿情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によ
り読み取られた前記原稿情報を前記ネットワークを介し
てメール送信するメール送信手段と、を有することを特
徴とする。
【0013】請求項1記載の通信システムによれば、オ
ペレータが読取手段に原稿をセットし、読取手段は原稿
から原稿情報を読み取り、メール送信手段はこの原稿情
報をメール送信する。これにより、オペレータは、所定
位置に原稿をセットすることにより、所望の宛先への原
稿をメール送信することができる。
【0014】請求項2記載の発明は、ネットワークと公
衆電話回線に接続された通信システムであって、原稿か
ら原稿情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により
読み取られた前記原稿情報を前記ネットワークを介して
メール送信するメール送信手段と、前記読取手段により
読み取られた前記原稿情報を前記公衆電話回線を介して
ファクシミリ送信するファクシミリ送信手段と、を有
し、前記メール送信手段によるメール送信と前記ファク
シミリ送信手段によるファクシミリ送信とを同報するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2記載の通信システムによれば、所
定位置に原稿をセットすると、読取手段は原稿から原稿
情報を読み取り、メール送信手段は読取手段が読み取っ
た原稿情報をネットワークを介してメール送信する。更
に、ファクシミリ送信手段は、読取手段が読み取った原
稿情報を公衆電話回線を介してファクシミリ送信する。
このとき、メール送信手段及びファクシミリ送信手段
は、同報送信する。
【0016】これにより、オペレータは、所定位置に原
稿をセットすることにより、原稿を一括して所望の宛先
にメール送信及びファクシミリ送信することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、ネットワークに接
続された特定の情報処理装置と、前記特定の情報処理装
置に直接または前記ネットワークを介して接続された読
取装置と、を備えた通信システムであって、前記読取装
置は、原稿から原稿情報を読み取る読取手段と、前記読
取手段により読み取られた前記原稿情報を、前記特定の
情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、前記特定
の情報処理装置は、前記送信手段により送信された前記
原稿情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受
信された前記原稿情報をメール送信するメール送信手段
と、を有することを特徴とする。
【0018】請求項3記載の通信システムによれば、オ
ペレータが読取装置の所定位置に原稿をセットすると、
読取手段は原稿から原稿情報を読み取り、送信手段はこ
の原稿情報を特定の情報処理装置に送信する。そして、
特定の情報処理装置の受信手段が、送信手段により送信
された原稿情報を受信すると、メール送信手段は原稿情
報をメール送信する。
【0019】これにより、オペレータは、読取装置の所
定位置に原稿をセットすることにより、原稿を所望の宛
先にメール送信することができる。
【0020】請求項4記載の発明は、ネットワークに接
続された特定の情報処理装置と、前記特定の情報処理装
置に直接または前記ネットワークを介して接続され且つ
公衆電話回線に接続されたファクシミリ装置と、を備え
たファクシミリ通信システムであって、前記ファクシミ
リ装置は、原稿から原稿情報を読み取る読取手段と、前
記読取手段により読み取られた前記原稿情報を、前記特
定の情報処理装置に送信する送信手段と、前記読取手段
により読み取られた原稿情報を、前記公衆電話回線を介
してファクシミリ送信するファクシミリ送信手段と、を
有し、前記特定の情報処理装置は、前記送信手段により
送信された原稿情報を受信する受信手段と、前記受信手
段により受信された前記原稿情報をメール送信するメー
ル送信手段と、を有し、前記メール送信手段によるメー
ル送信と前記ファクシミリ送信手段によるファクシミリ
送信とを同報することを特徴とする。
【0021】請求項4記載の通信システムによれば、オ
ペレータがファクシミリ装置の所定位置に原稿をセット
すると、読取手段は原稿から原稿情報を読み取り、送信
手段は読取手段によって読み取られた原稿情報を特定の
情報処理装置に送信する。さらに、ファクシミリ送信手
段は、読取手段が読み取った原稿情報をファクシミリ送
信する。
【0022】そして、特定の情報処理装置の受信手段が
送信手段により送信された原稿情報を受信すると、メー
ル送信手段は原稿情報をメール送信する。このとき、フ
ァクシミリ送信手段及びメール送信手段は、同報送信す
る。
【0023】これにより、オペレータは、ファクシミリ
装置の所定位置に原稿をセットすることにより、原稿を
所望の宛先にメール送信とファクシミリ送信を一括して
実行することができる。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項1または請
求項3に記載の発明において、前記メール送信手段の送
信結果を集約し送信レポートを作成する送信レポート作
成手段を備えたことを特徴とする。
【0025】請求項5記載の通信システムによれば、メ
ール送信手段の送信結果を集約して送信レポートを作成
することにより、オペレータはメール送信手段により実
行されたメールの各宛先の送信結果のレポートを得るこ
とができる。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項2または請
求項4に記載の発明において、前記メール送信手段およ
び前記ファクシミリ送信手段の送信結果を集約し送信レ
ポートを作成する送信レポート作成手段を備えたことを
特徴とする。
【0027】請求項6記載の通信システムによれば、メ
ール送信手段およびファクシミリ送信手段の送信結果を
集約し送信レポートを作成することにより、オペレータ
は、メール送信手段により実行されたメールの各宛先の
送信結果と、ファクシミリの各宛先の送信結果とを含ん
だレポートを得ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
ファクシミリ通信システムの一実施形態を説明する。
【0029】図1には、本実施の形態に係るファクシミ
リ通信システム80を含むLAN(ローカルエリアネッ
トワーク)62の全体構成が示されている。
【0030】ファクシミリ通信システム80は、FAX
10とこのFAX10に直接接続されたホストコンピュ
ータ(以下、適宜「ホスト」という)30とから構成さ
れており、このホスト30はネットワーク網64にも接
続されている。なお、このホスト30はLAN62中の
メインコンピュータである。
【0031】また、ネットワーク網64には、ホスト3
0以外に、FAX10とは別のFAX58、60と、プ
リントサーバ50と、ファイルサーバ54と、プリンタ
56とが接続されている。
【0032】プリントサーバ50は、これに直接接続さ
れたプリンタ52のプリントデータの一時的な蓄積やプ
リンタ52の稼働状況の管理等を行うために割り当てら
れたワークステーションである。また、ファイルサーバ
54は、大量の記憶容量を有し、ホスト30の演算処理
データ等を記憶し管理するために割り当てられたワーク
ステーションである。更に、プリンタ56は、ネットワ
ーク網64に直接接続し他のワークステーションからの
データを受信するための図示しないネットワークインタ
フェース制御部を備えている。
【0033】また、FAX10、FAX58、及びFA
X60は、それぞれ公衆電話回線網につながった公衆電
話回線70、72、74にも接続されている。
【0034】また、図2には、FAX10の概略構成が
示されている。
【0035】このFAX10は、FAX10の全体を制
御する制御部12と、オペレータが各種指示を入力した
りオペレータに対する各種の指示内容が表示される入力
手段としての操作パネル14と、送信する原稿を読み取
る読取手段としての読取部16と、相手方FAXから受
信した受信データやホスト30から転送された情報等を
記録紙上にプリントする印刷手段としての印刷部18
と、読取部16で読み取られた送信データに対し所定の
フォーマットで符号化を行う符号化部20と、公衆電話
回線70を介して接続された相手方FAXとの送受信を
行う送受信部22と、受信した受信データ及び読取部1
6が原稿から読み取った送信データを記憶するメモリ2
4と、接続回線68を介してFAX10をホスト30と
接続するホスト接続部26と、を含んで構成されてい
る。
【0036】この内、制御部12は、実際には、CP
U、ROM、RAM、I/O等を有するマイクロコンピ
ュータにより構成され、前記各部にシステムバス28を
介して接続されている。この制御部12は、前記各部の
ジョブの流れを管理する。
【0037】操作パネル14は、多数の操作キーが配置
されたキーボードと液晶ディスプレイ等で構成される。
【0038】読取部16は、原稿を読み取るためのCC
Dセンサと原稿搬送系とから成るスキャナにより構成さ
れる。
【0039】印刷部18は、レーザープリンタ、インク
ジェットプリンタ等の高速プリンタにより構成される。
【0040】送受信部22は、公衆電話回線70を介し
て接続された他のファクシミリ装置(図示省略)との回
線の接続、切断、及び着呼検知等を行う機能部で、具体
的には、モデム、NCU(網制御装置)から成るG3回
線制御部と、G4回線制御部とを含む。
【0041】ホスト接続部26は、ホストとのチャネル
接続用アダプター等から構成される。
【0042】また、図3には、ホスト30の概略構成が
示されている。
【0043】このホスト30は、システム全体の制御や
各種の高速な演算処理を行う中央処理部32と、オペレ
ータが各種の指示を入力したりオペレータに対する各種
の指示内容が表示される操作端末34と、接続回線66
を介してホスト30をネットワーク網64と接続するL
AN接続部38と、上述した中央処理部32にて演算す
るデータ等を記憶する記憶部40と、接続回線68を介
してホスト30をFAX10と接続するFAX接続部4
2と、を含んで構成されている。
【0044】この内、中央処理部32は、実際には、C
PU、ROM、RAM、I/Oインターフェイス等によ
り構成され、前記各部にシステムバス44を介して接続
されている。
【0045】操作端末34は、多数の操作キーが配置さ
れたキーボードとディスプレイ等で構成される。
【0046】LAN接続部38は、中央処理部32とネ
ットワーク網64とのインタフェース制御を行うハード
モジュールで、例えばSCSIインタフェース等を含ん
で構成される。
【0047】記憶部40は、磁気ディスク装置等の大容
量の記憶装置から構成される。
【0048】FAX接続部42は、FAXとのチャネル
接続用アダプター等から構成される。
【0049】次に、上述のように構成された本実施の形
態の作用を、まずFAX10の制御部12による制御ル
ーチンを示す図4のフローチャートに沿って説明する。
なお、この制御ルーチンが開始するのは、オペレータが
FAX10の所定位置に送信原稿をセットし、操作パネ
ル14からコマンド、送信レポートの出力先情報、メー
ル宛先情報、同報宛先情報等を入力し、図示しない送信
開始ボタンを押した時である。
【0050】ステップ100においてオペレータが操作
パネル14から指示したコマンド、送信レポートの出力
先情報、メール宛先情報、同報宛先情報等を取り込み、
ステップ102において送信原稿を読取部16により読
み取る。次のステップ104においてステップ102で
読み取った送信原稿情報とステップ100で取り込んだ
コマンド等の情報を、ホスト接続部26を介してホスト
30へ送信する。
【0051】そして、次のステップ106と108にお
いて、オペレータにより指示されたコマンドを判別す
る。なお、本実施の形態ではコマンドとして、「一斉同
報送信」、「メール同報送信」、及び「メール送信」の
3通りのコマンドを想定している。
【0052】コマンドが「一斉同報送信」の場合は、ス
テップ114において自機に割当てた分の同報宛先への
同報送信を実行し、次のステップ116においてその同
報送信の終了が確認されるまでその実行を続け、終了後
はステップ118へ進む。ステップ118ではステップ
114で実行した同報送信の送信結果をホスト30へ送
信し、図5のステップ120へ進む。
【0053】また、コマンドが「メール同報送信」の場
合は、ステップ110において同報宛先への同報送信を
実行し、次のステップ112において全ての同報宛先に
対する同報送信の終了が確認されるまで同報送信の実行
を続け、終了後はステップ118へ進む。ステップ11
8ではステップ110で実行した同報送信の送信結果を
ホスト30へ送信し、図5のステップ120へ進む。
【0054】更に、コマンドが「メール送信」の場合
は、FAX10はメールの送信を実行しないので、図5
のステップ120へジャンプする。
【0055】一方、図6のホスト30の中央処理部32
による制御ルーチンが開始するのは、上記のステップ1
04での送信原稿情報とコマンド等の情報の送信のため
にホスト接続部26とFAX接続部42との間でインタ
フェース制御が開始された時である。
【0056】ステップ200において上述したステップ
104でFAX10が送信した送信原稿情報とコマンド
等の情報を受信し、次のステップ202、203におい
て、受信したコマンドを判別する。
【0057】コマンドが「一斉同報送信」の場合は、ス
テップ204においてその時点で空いているFAXを捜
す。ここでは図1に示すLAN62の環境において、空
いているFAX58、60が捜し当てられる。次のステ
ップ205では、これらの空いているFAX58、60
へ送信原稿情報と同報宛先情報を送信し、これらのFA
X58、60に同報宛先への送信原稿情報の同報送信を
実行させる。
【0058】そして次のステップ206において、同報
送信を実行したFAX10、FAX58、及びFAX6
0の各々から送信結果を受信する。(FAX10からの
受信に関しては、上述したFAX10側のステップ11
8の同報送信の送信結果の送信に対応する。)そして、
次のステップ207においてFAX10、FAX58、
及びFAX60の全てのFAXから送信結果を受信した
と判断されるまで、ステップ206と207を繰り返
す。ステップ207で全てのFAXから送信結果を受信
したと判断されたら、ステップ214において受信した
全ての送信結果に基づいて、送信レポートのレポート情
報を作成する。
【0059】また、コマンドが「メール送信」の場合
は、ステップ208において送信原稿情報を指示された
メール宛先へメール送信し、ステップ209においてそ
れらのメール宛先ごとのメール送信結果を集約する。そ
してステップ214において集約したメール送信結果に
基づいて、送信レポートのレポート情報を作成する。
【0060】更に、コマンドが「メール同報送信」の場
合は、ステップ210において送信原稿情報を指示され
たメール宛先へメール送信し、ステップ211において
それらのメール宛先ごとのメール送信結果を集約する。
次のステップ212においてFAX10が上述のステッ
プ118で送信した同報送信の送信結果を受信し、ステ
ップ214においてステップ211で集約したメール送
信結果とステップ212で受信した同報送信の送信結果
に基づいて、送信レポートのレポート情報を作成する。
【0061】ここで、図5に示すFAX10側の制御ル
ーチンの説明に移る。
【0062】ステップ120において上述したステップ
100で取り込んだ出力先情報に基づいて、レポート情
報を自機でプリントするか否かを判断し、自機でプリン
トする場合はステップ121へ、自機でプリントしない
場合はステップ164へ、それぞれ進む。
【0063】まず、レポート情報を自機でプリントする
場合に関して述べる。
【0064】ステップ121において、レポート情報の
情報量に関する情報をホスト30から受信し、次のステ
ップ122においてその時点のメモリ使用率を検出す
る。そして、次のステップ123においてこれらのメモ
リ使用率とレポート情報の情報量とから、レポート情報
受信後のメモリ推定使用率(以下、P1と称す)を算出
し、次のステップ124においてP1が予め定められた
基準値(例えば、90%)以上になるか否かを判断す
る。
【0065】P1が基準値以上になると判断した場合
は、ステップ126に進んでP1が基準値以上になった
場合の処理を、予め定められた処理内容に基づいて判断
する。この予め定められた処理内容としては、レポート
情報のプリントを取り止める「取止め」と、レポート情
報の出力先を変更するためにオペレータに出力先の再指
示をさせる「再指示」の2通りの処理が存在する。
【0066】「取止め」と判断した場合には、ステップ
128に進んでホスト30にレポート情報の転送を取り
止めるように指示して、当制御ルーチンを終了する。
【0067】また、「再指示」と判断した場合には、ス
テップ130に進んで操作パネル14を通じて出力先を
再指示するようにオペレータに要求する。これを認知し
たオペレータが出力先を操作パネル14から再指示する
と、ステップ132においてその再指示された出力先情
報を取り込む。そして、ステップ134においてホスト
30にレポート情報の出力先を再指示された出力先へ変
更するように指示し、その後は上述したステップ120
の出力先の判断から再実行する。
【0068】一方、上述したステップ124でP1は基
準値未満であると判断した場合は、レポート情報を受信
してもメモリ24には未だ余裕があるとみなして、ステ
ップ136においてレポート情報を送信するようにホス
ト30に指示し、次のステップ138において所定量の
レポート情報をホスト30から受信する。そして、次の
ステップ139においてレポート情報受信後のメモリ使
用率(以下、P2と称す)を検出し、次のステップ14
0においてP2が予め定められた基準値(例えば、90
%)以上になったか否かを判断する。
【0069】ここで、P2が基準値未満の場合は、ステ
ップ142においてメモリに余裕の有る旨をホスト30
へ通知し、次のステップ144において全てのレポート
情報を受信したか否かを判断する。
【0070】全てのレポート情報を受信していないと判
断されると、上述したステップ138のレポート情報の
受信から以降を再実行する。但し、途中のステップ14
0においてP2が基準値以上になったと判断された場合
は後述のステップ148へ進む。
【0071】また、全てのレポート情報を受信したと判
断されると、ステップ146に進み、受信したレポート
情報を印刷部18にてプリントして、当制御ルーチンを
終了する。
【0072】なお、図8にメール同報送信を実行した時
の送信レポートの一例を示す。この例では、8つの宛先
のうち、番号3、7、8の3つの宛先へはメール送信を
実行しており、他の5つの宛先へは同報送信を実行して
いる。このように送信レポートには、これら8つの宛先
への送信結果が1つの表にまとめられている。
【0073】一方、上述したステップ140でP2が基
準値以上になった場合は、ステップ148においてメモ
リに余裕の無い旨をホスト30へ通知し、次のステップ
150においてP2が基準値以上になった場合の処理
を、予め定められた処理内容に基づいて判断する。この
予め定められた処理内容としては、送信レポートのプリ
ントを中断する「中断」と、ホスト30から受信したレ
ポート情報を印刷部18によりダイレクトに印刷する
「リアルタイム処理」の2通りの処理が存在する。
【0074】ここで「中断」と判断した場合は、ステッ
プ152においてレポート情報の送信を中断するように
ホスト30に指示し、次のステップ153において早急
にメモリに余裕を持たせるために、既に受信したレポー
ト情報を印刷部18により印刷して、当制御ルーチンを
終了する。
【0075】また「中断」ではない(「リアルタイム処
理」である)と判断した場合は、ステップ154におい
て既に受信したレポート情報を印刷部18によりプリン
トし、次のステップ156においてリアルタイム処理す
る旨をホスト30に通知する。そして次のステップ15
8においてリアルタイム処理を実行する。即ち、ホスト
30から送信されたレポート情報を受信しつつ、そのレ
ポート情報を印刷部18により順次プリントする。そし
て、次のステップ162において全てのレポート情報を
プリントしたと判断されるまで、ステップ158、16
2を繰り返す。
【0076】ステップ162において全てのレポート情
報をプリントしたと判断されると、当制御ルーチンを終
了する。
【0077】ここで、図7のホスト30側の制御ルーチ
ンの説明に移る。
【0078】ステップ216でのオペレータにより入力
された出力先情報に基づくレポート情報の出力先の判断
では、出力先がFAX10であるとして肯定判断とな
り、ステップ218においてレポート情報の情報量をF
AX10に通知する。なお、この通知は、上述したFA
X10側のステップ122におけるレポート情報の情報
量の受信に対応する。
【0079】そして、次のステップ220では、FAX
10がステップ128、134、136のいずれか1つ
でレポート情報出力に関して指示した指示内容を受信す
る。
【0080】そして、次のステップ222、224にお
いて、ステップ220で受信したFAX10からの指示
が、レポート情報をFAX10へ送信する「送信」か、
レポート情報の送信を取り止める「取止め」か、送信レ
ポートの出力先を再指示する「再指示」かを、判別す
る。
【0081】FAX10からの指示が「再指示」と判別
した場合は、上述したステップ216へ戻り、「再指
示」の指示と共に受信した新たな出力先情報に基づい
て、送信レポートの出力先を判断し、それ以降のステッ
プを再実行する。
【0082】また、FAX10からの指示が「取止め」
と判別した場合は、レポート情報の送信を取り止め、直
ぐに当制御ルーチンを終了する。
【0083】更に、FAX10からの指示が「送信」と
判別した場合は、ステップ226においてFAX10へ
所定量のレポート情報を送信する。なお、この送信は、
上述したFAX10側のステップ138またはステップ
158におけるレポート情報の受信に対応する。
【0084】そして、次のステップ228では、FAX
10がステップ142またはステップ148で通知した
メモリ24に余裕が有るか無いかについての情報を受信
する。そして次のステップ230においてこの通知がメ
モリ24に余裕が有るとの通知か否かを判別する。
【0085】メモリ24に余裕が有るとの通知であれ
ば、ステップ232において全てのレポート情報を送信
したと判別されるまで、上記のステップ226、22
8、230を繰り返す。もし、途中のステップ230に
おいてメモリに余裕の無いとの通知であると判別された
場合は後述のステップ234へ進む。全てのレポート情
報を送信すると、ステップ232では肯定判定となり、
当制御ルーチンを終了する。
【0086】また、メモリ24に余裕が無いとの通知で
あれば、ステップ234において、FAX10がステッ
プ152またはステップ156で指示したメモリ24に
余裕が無い時の処理に関する指示をFAX10から受信
し、ステップ235においてその処理が、FAX10で
の送信レポートのプリントを中断する「中断」か、FA
X10にてリアルタイム処理を行う「リアルタイム処
理」かを判別する。
【0087】メモリ24に余裕が無い時の処理が「中
断」であれば、直ぐに当制御ルーチンを終了し、「リア
ルタイム処理」であれば、ステップ236においてFA
X10へ所定量のレポート情報を送信する。なお、ここ
で送信したレポート情報は、FAX10側のステップ1
58で受信される。そして、次のステップ237におい
て全てのレポート情報を送信したと判断されるまで、こ
れらのステップ236、237を繰り返す。全てのレポ
ート情報を送信すると、ステップ237では肯定判定と
なり、当制御ルーチンを終了する。
【0088】次に、レポート情報の出力先がFAX10
以外である場合に関して述べる。なお、ここではレポー
ト情報の出力先としてプリンタ52がオペレータにより
指示されたものとする。
【0089】図5に示すFAX10側の制御ルーチンに
おいて、ステップ120では出力先は自機ではないと判
断され、ステップ164へ進む。
【0090】そして、ステップ164において、後述す
るステップ242またはステップ246でホスト30が
送信したプリンタ52のチェック結果を受信し、次のス
テップ166においてそのチェック結果に基づいて、出
力先(プリンタ52)が正常か否かを判断する。
【0091】プリンタ52が正常である場合は、FAX
10で実行する処理は無いので、当制御ルーチンを終了
し、プリンタ52が異常である場合は、ステップ168
において出力先異常時の処理を、予め定められた処理内
容に基づいて判断する。この予め定められた処理内容と
しては、レポート情報のプリントを取り止める「取止
め」と、レポート情報の出力先を変更するためにオペレ
ータに出力先の再指示をさせる「再指示」の2通りの処
理が存在する。
【0092】「取止め」と判断した場合には、ステップ
170においてホスト30にプリンタ52へのレポート
情報の転送を取り止めるように指示して、当制御ルーチ
ンを終了する。
【0093】また、「再指示」と判断した場合には、上
述したステップ130のオペレータへの再指示要求から
以降の処理を実行する。
【0094】一方、図7に示すホスト30側の制御ルー
チンにおいては、ステップ216では出力先はFAX1
0ではないと判断され、ステップ238へ進む。
【0095】そして、ステップ238において出力先と
して指示されたプリンタ52の状態をチェックし、次の
ステップ240においてそのチェック結果に基づいて、
プリンタ52が正常か否かを判断する。
【0096】プリンタ52が正常である場合は、ステッ
プ242において「正常」とのチェック結果をFAX1
0へ通知し、ステップ244においてプリンタ52へレ
ポート情報を転送して、当制御ルーチンを終了する。
【0097】なお、この後ホスト30からプリンタ52
へ向けて転送されたレポート情報は、一旦プリンタ52
を管理するプリントサーバ50で受信され、プリントサ
ーバ50の制御の下に適当な時にプリンタ52からプリ
ントされる。
【0098】また、プリンタ52が異常である場合は、
ステップ246において「異常」とのチェック結果をF
AX10へ送信し、ステップ248において、FAX1
0がステップ170またはステップ134で指示した異
常時の対応に関する指示を受信する。そして、次のステ
ップ250においてその指示が、プリンタ52でのレポ
ート情報の出力を取り止める「取止め」か、レポート情
報の出力先を再指示する「再指示」かを、判別する。
【0099】FAX10からの指示が「再指示」と判別
した場合は、上述したステップ216に戻り、再指示さ
れた新たな出力先情報に基づいて、レポート情報の出力
先を判断し、それ以降のステップを実行する。
【0100】また、FAX10からの指示が「取止め」
と判別した場合は、レポート情報の送信を取り止め、直
ぐに当制御ルーチンを終了する。
【0101】これまでの説明から明らかなように、本実
施の形態では、制御部12がステップ120を実行する
ことにより判断手段が実現され、また制御部12がステ
ップ122またはステップ139を実行することにより
メモリ使用率検出手段が実現され、また制御部12がス
テップ123を実行することによりメモリ使用率推定手
段が実現され、また制御部12がステップ124または
ステップ140を実行することによりメモリ使用率判断
手段が実現され、また制御部12がステップ170を実
行することにより第1の転送制御手段が実現され、また
制御部12がステップ134を実行することにより第2
の転送制御手段または第4の転送制御手段が実現され、
また制御部12がステップ128を実行することにより
第3の転送制御手段が実現され、また制御部12がステ
ップ158を実行することにより第1の制御手段が実現
され、更に制御部12がステップ152を実行すること
により第2の制御手段が実現される。
【0102】また、制御部12と送受信部22とがステ
ップ110またはステップ114を実行することにより
同報送信手段が実現される。
【0103】また、中央処理部32がステップ204を
実行することにより探索手段が実現され、中央処理部3
2がステップ205を実行することにより同報送信命令
手段が実現され、中央処理部32がステップ214を実
行することにより第1のレポート情報作成手段、第2の
レポート情報作成手段、第3のレポート情報作成手段の
いずれか1つが実現され、中央処理部32がステップ2
18を実行することにより情報量通知手段が実現され、
中央処理部32がステップ238またはステップ240
を実行することにより異常検知手段が実現される。
【0104】また、中央処理部32とLAN接続部38
とがステップ208またはステップ210を実行するこ
とによりメール送信手段が実現される。
【0105】更に、中央処理部32とLAN接続部38
とがステップ244を実行することにより、もしくは中
央処理部32とFAX接続部42とがステップ226ま
たはステップ236を実行することにより、レポート情
報転送手段が実現される。
【0106】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、以下に挙げるさまざまな効果を得ることができる。
【0107】まず、オペレータは、FAX10の所定位
置に送信原稿をセットし、操作パネル14からメール送
信指示及びメール宛先指示等の各種コマンドを入力する
ことにより、所望の宛先への送信原稿のメール送信を実
行することができる。
【0108】また、同様の操作でメール同報送信指示と
メール宛先指示と同報宛先指示等の各種コマンドを入力
することにより、所望の宛先への送信原稿のメール同報
送信を実行する、即ちメール送信と同報送信を一括して
実行することができる。
【0109】また、同様の操作で一斉同報送信指示及び
同報宛先指示等の各種コマンドを入力することにより、
所望の宛先への送信原稿の一斉同報送信を実行すること
ができる。
【0110】また、一斉同報送信を指示することによ
り、LAN62に接続された遊休状態にある他のFAX
も利用して、複数のFAXにより同報送信を実行するの
で、1台のみで同報送信するよりも所望の宛先へ同報送
信を完了するまでの時間が短くなり、FAXの専有時間
が短縮され、より効率的な同報送信が実現できる。ま
た、LAN62に接続されたFAXの有効活用を図るこ
とができる。
【0111】また、コマンドがメール送信、メール同報
送信、一斉同報送信のいずれの場合も、同報宛先とメー
ル宛先の両方を含んだ各宛先への送信結果の送信レポー
トを得ることができる。
【0112】また、指示された出力先でのレポート情報
のプリントの前にその出力先の状態をチェックし、異常
が有れば、プリントの取止めまたは出力先の再指示に基
づく出力先変更を行うので、レポート情報の出力が不可
能な出力先への無駄なレポート情報の転送を防止するこ
とができる。特に出力先の再指示に基づく出力先変更を
行う場合は、オペレータは別の出力先を再指示する事に
より、その別の出力先でレポート情報をプリントするこ
とができる。
【0113】また、FAX10はホスト30からレポー
ト情報を所定量ずつ受信するたびに、メモリ使用率P1
を検出し、P1が予め定められた基準値以上となる場合
は、プリントの中断またはレポート情報の受信とプリン
トのリアルタイム処理を行うので、メモリ使用率P1が
基準値を上回ることはなく、メモリ24には一定量以上
の残量が確保され、公衆電話回線70を介した他のファ
クシミリ装置との画像情報の送受信を実行することがで
きる。
【0114】更に、FAX10はレポート情報をホスト
30から受信する前に、レポート情報の情報量と受信前
のメモリ使用率とから受信後のメモリ推定使用率P2を
推定し、P2が予め定められた基準値以上となる場合
は、プリントの取止めまたは出力先の再指示に基づく出
力先変更を行うので、メモリ使用率が基準値以上になっ
てしまうのを未然に防ぐことができる。特に出力先の再
指示に基づく出力先変更を行う場合は、オペレータは別
の出力先を再指示する事により、その別の出力先でレポ
ート情報をプリントすることができる。
【0115】なお、上記の実施の形態では、FAX10
とホスト30とが直接接続されている場合に関して説明
したが、FAX10とホスト30とがネットワーク網6
4を経由して接続されている場合にも適用できる。その
場合は、FAX10とホスト30との通信の手順やプロ
トコル等が変わるだけであり、上記の実施の形態にて説
明した制御ルーチンは基本的には同一である。
【0116】また、上記の実施の形態では、コマンドや
送信宛先の情報等の各種コマンドの入力をFAX10の
操作パネル14にて、送信原稿の読取をFAX10の読
取部16にて、それぞれ実行する場合について説明した
が、例えば、公衆電話回線網を利用して遠隔地にある他
のFAXに備えられた読取部にて読み取らせた送信原稿
情報と当該他のFAXに備えられた操作パネルから入力
した各種コマンドとをホスト30へ送信し、ホスト30
に対して各種送信を指示することも可能である。即ち、
入力手段として遠隔地にある他のFAXに備えられた操
作パネルを、読取手段として当該他のFAXに備えられ
た読取部を、それぞれ用いることができる。
【0117】更に、上記の実施の形態において、コマン
ドやメール宛先情報、同報宛先情報等を指示するための
ボタンを、FAX10の操作パネル14に予め登録して
おくことにより、従来のメール送信指示のためのワーク
ステーションからのコマンド入力操作よりも簡単なボタ
ン操作で、所望の宛先へのメール送信、メール同報送信
及び一斉同報送信を指示し、その送信結果レポートの出
力を指示することができる。
【0118】
【発明の効果】請求項1記載の通信システムによれば、
原稿から原稿情報を読み取り、読み取られた原稿情報を
ネットワークを介してメール送信することにより、オペ
レータは所定位置に原稿をセットすることにより、原稿
を所望の宛先にメール送信することができるという優れ
た効果を有する。
【0119】請求項2記載の通信システムによれば、読
み取られた原稿情報をネットワークを介してメール送信
したり、読み取られた原稿情報を公衆電話回線を介して
ファクシミリ送信する際にそれぞれ同報送信するので、
オペレータは所定位置に原稿をセットすることにより、
原稿を所望の宛先に同報でメール送信及びファクシミリ
送信をすることができるという優れた効果を有する。
【0120】請求項3記載の通信システムによれば、読
取装置が原稿から原稿情報を読み取って特定の情報処理
装置に送信し、特定の情報処理装置は、送信された原稿
情報を受信してメール送信することにより、オペレータ
は所定位置に原稿をセットすることにより、原稿を所望
の宛先にメール送信することができるという優れた効果
を有する。
【0121】請求項4記載の通信システムによれば、フ
ァクシミリ装置が原稿情報を公衆電話回線を介してファ
クシミリ送信したり、情報処理装置が原稿情報をネット
ワークを介してメール送信する際にそれぞれ同報送信す
るので、オペレータは所定位置に原稿をセットすること
により、原稿を所望の宛先に同報でメール送信及びファ
クシミリ送信をすることができるという優れた効果を有
する。
【0122】請求項5記載の通信システムによれば、メ
ール送信手段の送信結果を集約して送信レポートを作成
するので、オペレータはメール送信手段により実行され
たメールの各宛先の送信結果のレポートを得ることがで
きるという優れた効果を有する。
【0123】請求項6記載の通信システムによれば、メ
ール送信手段およびファクシミリ送信手段の送信結果を
集約し送信レポートを作成するので、オペレータは、メ
ール送信手段により実行されたメールの各宛先の送信結
果と、ファクシミリの各宛先の送信結果とを含んだレポ
ートを得ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ファクシミリ通信システムの構成を概略的に
示す図である。
【図2】 ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】 ホストコンピュータの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 ファクシミリ装置の制御部による制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図5】 ファクシミリ装置の制御部による制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図6】 ホストコンピュータの中央処理部による制御
ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】 ホストコンピュータの中央処理部による制御
ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】 送信レポートの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 12 制御部 14 操作パネル 16 読取部 18 印刷部 22 送受信部 24 メモリ 26 ホスト接続部 30 ホストコンピュータ 32 中央処理部 38 LAN接続部 42 FAX接続部 62 ローカルエリアネットワーク 70 公衆電話回線 80 ファクシミリ通信システム
フロントページの続き (72)発明者 山本 泰二 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA13 AA29 AA30 AA35 AB02 AB17 AC38 AF13 BC01 BD00 5C075 AB90 CA90 CF09 DD02 FF90 5K101 KK01 KK02 NN21 RR16 RR18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された通信システム
    であって、 原稿から原稿情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた前記原稿情報を前記ネ
    ットワークを介してメール送信するメール送信手段と、 を有することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークと公衆電話回線に接続され
    た通信システムであって、 原稿から原稿情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた前記原稿情報を前記ネ
    ットワークを介してメール送信するメール送信手段と、 前記読取手段により読み取られた前記原稿情報を前記公
    衆電話回線を介してファクシミリ送信するファクシミリ
    送信手段と、 を有し、 前記メール送信手段によるメール送信と前記ファクシミ
    リ送信手段によるファクシミリ送信とを同報することを
    特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された特定の情報処
    理装置と、前記特定の情報処理装置に直接または前記ネ
    ットワークを介して接続された読取装置と、を備えた通
    信システムであって、 前記読取装置は、 原稿から原稿情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた前記原稿情報を、前記
    特定の情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、 前記特定の情報処理装置は、 前記送信手段により送信された前記原稿情報を受信する
    受信手段と、 前記受信手段により受信された前記原稿情報をメール送
    信するメール送信手段と、 を有することを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続された特定の情報処
    理装置と、前記特定の情報処理装置に直接または前記ネ
    ットワークを介して接続され且つ公衆電話回線に接続さ
    れたファクシミリ装置と、を備えた通信システムであっ
    て、 前記ファクシミリ装置は、 原稿から原稿情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた前記原稿情報を、前記
    特定の情報処理装置に送信する送信手段と、 前記読取手段により読み取られた原稿情報を、前記公衆
    電話回線を介してファクシミリ送信するファクシミリ送
    信手段と、を有し、 前記特定の情報処理装置は、 前記送信手段により送信された原稿情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段により受信された前記原稿情報をメール送
    信するメール送信手段と、を有し、 前記メール送信手段によるメール送信と前記ファクシミ
    リ送信手段によるファクシミリ送信とを同報することを
    特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 前記メール送信手段の送信結果を集約し
    送信レポートを作成する送信レポート作成手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の通信
    システム。
  6. 【請求項6】 前記メール送信手段および前記ファクシ
    ミリ送信手段の送信結果を集約し送信レポートを作成す
    る送信レポート作成手段を備えたことを特徴とする請求
    項2または請求項4に記載の通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010513A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Kyocera Mita Corp 画像処理装置
CN107370900A (zh) * 2016-05-13 2017-11-21 富士施乐株式会社 通信装置和通信方法
US11190667B2 (en) 2016-09-26 2021-11-30 Sharp Kabushiki Kaisha Information transmission control apparatus, image processing apparatus, and information transmission control method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009010513A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Kyocera Mita Corp 画像処理装置
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