JPH05300297A - マルチポートファクシミリ装置 - Google Patents

マルチポートファクシミリ装置

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JPH05300297A
JPH05300297A JP4103318A JP10331892A JPH05300297A JP H05300297 A JPH05300297 A JP H05300297A JP 4103318 A JP4103318 A JP 4103318A JP 10331892 A JP10331892 A JP 10331892A JP H05300297 A JPH05300297 A JP H05300297A
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plotter
scanner
facsimile
communication control
terminal
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JP4103318A
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Akihiro Mori
昭広 森
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はマルチポートファクシミリ装置に関
し、自端末のスキャナやプロッタが故障しても、代わり
のスキャナやプロッタを接続して処理動作を継続させた
り、複数の通信チャネルを使って大量の電文を送受信し
た場合に、取り扱い情報量に応じてスキャナやプロッタ
を増設して迅速な電文情報処理を行うことを目的とす
る。 【構成】 自端末11のスキャナ部1が故障した場合は、
システム制御部4における内部システムパラメータを設
定し直して、I/O制御部2を介して接続されていたス
キャナ部を切り離し、第4通信制御部9を他のファクシ
ミリ端末13のスキャナ部を利用するための入出力制御部
として割り当てる。第4通信制御部9に接続されたPS
TN回線を通じて、ファクシミリ端末13のスキャナ部で
読み取られた電文データは、簡易交換機12を介して自端
末11に受信され、その後通信制御部6,7,8の何れか
を使って送信処理するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチポートファクシミ
リ装置に関し、特に複数の通信制御部にそれぞれ回線が
接続されて複数の通信チャネルを有するマルチポートフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化社会における従来のフ
ァクシミリ装置は、伝送する情報内容や回線の使用範囲
に応じて種々の回線網が用いられている。例えば、従来
はアナログ回線としてPSTN(Public Switched Tele
phon Network:公衆電話網) などがあり、またデジタル
回線としてはISDN(Integrated Services DigitalN
etwork)やDDX−C(Digital Data Exchange-Circuit
Switching)などがある。そして、これらの複数種の回
線網を使ってファクシミリデータを送受信する場合は、
各回線毎にそれぞれ専用のファクシミリ端末を接続する
ことが行われていた。
【0003】しかし、上記のようにすると回線種の数だ
けファクシミリ端末が必要となり、コストがかかる上、
異種回線間で通信を行うことができなかった。そこで、
最近では複数の通信制御部を具備し、各通信制御部にそ
れぞれ回線が接続された、複数の通信チャネルを有する
マルチポートファクシミリ装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマルチポートファクシミリ装置にあっては、
複数の通信チャネルを使って通信を行うため、スキャナ
による原稿の読み取り入力量やプロッタによる印字出力
量が通常のファクシミリ装置と比べて多く、スキャナや
プロッタにかかる負荷が過大になり易いため、故障率が
高くなってしまうという問題があった。
【0005】また、上記従来のマルチポートファクシミ
リ装置は、通信制御部が複数あって、多数枚の原稿デー
タを送受信する割りにはスキャナやプロッタが各1台ず
つしか備わっていなかったため、利用が集中した場合の
送受信データ量に対するスキャナやプロッタの処理能力
が追いついてゆけず、このいずれかが故障してもファク
シミリ装置として使えなくなる恐れがある。
【0006】さらに、上記したスキャナやプロッタが故
障しなくても、複数の通信回線から電文を同時に受信し
たような場合には、プロッタ出力待ちとなる受信電文が
たまってしまい、緊急に見たい電文があっても、すぐに
印字出力できないという問題があった。本発明は、上記
従来の課題に鑑みてなされたものであり、自端末のスキ
ャナやプロッタが故障しても、代わりのスキャナやプロ
ッタを接続して処理動作を継続させたり、複数の通信チ
ャネルを使って大量の電文を送受信する場合に、取り扱
い情報量に応じてスキャナやプロッタを増設して迅速な
電文情報処理を行うマルチポートファクシミリ装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の通信制御部が設けられ、該各通信制御部毎にそれ
ぞれ回線が接続されて複数の通信チャネルを有し、回線
を介して他のファクシミリ装置と通信可能なマルチポー
トファクシミリ装置において、自端末のスキャナおよび
/またはプロッタの故障時に、前記通信制御部のいずれ
か1つを他のファクシミリ端末のスキャナおよび/また
はプロッタを利用するための入出力制御部として割り当
てる通信制御部割当手段を備え、故障した自端末のスキ
ャナおよび/またはプロッタに代えて他のファクシミリ
端末のスキャナおよび/またはプロッタを利用して自端
末のファクシミリデータを送受信するようにしたことを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、前記マルチポート
ファクシミリ装置において、自端末のスキャナおよびプ
ロッタの故障時に、前記通信制御部の少なくとも2つを
他のファクシミリ端末のスキャナおよびプロッタを利用
するための入出力制御部として割り当てる通信制御部割
当手段を備え、前記入出力制御部として割り当てられた
通信制御部のうち少なくとも1つをスキャナ用とし、残
りの通信制御部をプロッタ用として、スキャナおよびプ
ロッタをそれぞれ別々に利用して自端末のファクシミリ
データを送受信するようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、前記マルチポート
ファクシミリ装置において、プロッタ出力待ちの受信電
文があるプロッタの過負荷状態を検出するプロッタ状態
監視手段と、該プロッタの過負荷時に、前記通信制御部
の少なくとも1つを他のファクシミリ端末のプロッタを
利用するための入出力制御部として割り当てる通信制御
部割当手段と、を備え、自端末のプロッタの過負荷時に
他のファクシミリ端末のプロッタを利用して分散出力処
理をするようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、自端末のスキャナお
よび/またはプロッタの故障時に、複数ある通信制御部
のうちのいずれか1つを他のファクシミリ端末のスキャ
ナおよび/またはプロッタを利用するための入出力制御
部としてアサイン(以下、割り当てるという)すること
により、他のファクシミリ端末のスキャナまたはプロッ
タを自端末のスキャナまたはプロッタとして利用するこ
とが可能となる上、1つの通信制御部のみを使うので通
信チャネルへの影響を最小限として、ファクシミリデー
タの送受信を継続することができる。
【0011】請求項2記載の発明では、自端末のスキャ
ナおよびプロッタの故障時に、複数ある通信制御部の少
なくとも2つをスキャナおよびプロッタを利用するため
の入出力制御部として割り当て、そのうちの少なくとも
1つをスキャナ用とし、残りの通信制御部をプロッタ用
とすることにより、支障なくファクシミリデータの送受
信を継続することができる上、スキャナとプロッタが同
時に使えるので、効率の良いデータ処理が可能である。
【0012】請求項3記載の発明では、自端末のプロッ
タの過負荷時に、複数の通信制御部の少なくとも1つを
他のファクシミリ端末のプロッタを利用するための入出
力制御部として割り当てることにより、プロッタ出力待
ちの受信電文を各件毎に分散して処理することができる
ため、ハードコピー時間を短縮することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。ま
ず、構成について説明する。図1は本発明の一実施例に
係るマルチポートファクシミリ装置の構成を示すブロッ
ク図である。図において、1は原稿の画像データを読み
取るスキャナ部と受信画像データを印字出力するプロッ
タ部とからなるスキャナ部/プロッタ部、2はスキャナ
部/プロッタ部1との画像データの入出力制御を行うI
/O制御部、3は送受信する画像データを一時的に蓄積
しておくハードディスクドライブ(HDD)、4はファ
クシミリ装置全体を制御するシステム制御部、5はオペ
レータが操作キー等を使って操作入力を行ったり、その
動作状況をLCD等のディスプレイに表示させるオペレ
ーション部、6は回線1と接続を行って通信制御を行う
第1通信制御部、7は回線2と接続を行って通信制御を
行う第2通信制御部、8は回線3と接続を行って通信制
御を行う第3通信制御部、9は回線4と接続を行って通
信制御を行う第4通信制御部である。これらの通信制御
部やI/O制御部は、画像データの圧縮/再生機能や変
倍機能を有する。例えば、スキャナー部から入力された
情報をI/O制御部において、MH,MR,MMRなど
によりデータ圧縮したり、その逆を行って再生する。ま
た、画像データ送信時には、通信制御部にてA4サイズ
で入力された原稿を、送信相手局のプロッタ能力に合わ
せてA4サイズに縮小することなどが行われる。10は上
記各部間を接続してデータのやりとりを行うデータバス
である。
【0014】図2は本発明の一実施例に係るマルチポー
トファクシミリ装置の通常の回線収容状況を示す図であ
る。図において、符号1〜9までは、図1と同一構成で
あるので説明を省略し、11は本発明のマルチポートファ
クシミリ装置である。ここでは、第1通信制御部6には
ISDN回線が収容され、その通信手順はグループ4
(G4)プロトコルによる。また、第2通信制御部7に
は、DDX−C回線が収容され、通信手順はG4プロト
コルによる。さらに、第3通信制御部8および第4通信
制御部9にはPSTN回線が接続され、それぞれの通信
手順はG3プロトコルによって行われる。
【0015】上記したような構成からなるマルチポート
ファクシミリ装置は、複数種の回線にそれぞれ接続され
ており、各回線を通じて電文情報の受信と送信とを行う
ことができる。ここで、図2に示すスキャナ部/プロッ
タ部1のいずれか一方、または両方が故障した場合は、
システム制御部4における内部システムパラメータを設
定し直すことにより、I/O制御部2を介して接続され
ている故障したスキャナ部またはプロッタ部を切り離
し、ここでは例えば第4通信制御部9を他のファクシミ
リ端末のスキャナ部またはプロッタ部を利用するための
入出力制御部として割り当てる。
【0016】図3は請求項1記載の発明に係るマルチポ
ートファクシミリ装置の構成を示す図である。図に示さ
れるように、第4通信制御部9を入出力制御部に割り当
てたことにより、PSTN回線に接続されている他のフ
ァクシミリ端末13(ここではG3FAX)と簡易交換機
12を介して接続される。また、図4は本発明の一実施例
に係るマルチポートファクシミリ装置のオペレーション
部を示す図である。図において、14はオペレーション部
5における操作表示を行うオペレーションパネル、15は
予め送信先の宛先番号等を登録しておいてワンタッチで
登録宛先番号の入力が行えるワンタッチキー、16は任意
の宛先番号を入力したり、モード選択する場合のテンキ
ー、17は所定の動作を開始させる場合のスタートキー、
18は複数の通信制御部にそれぞれ接続されている回線種
を選択する場合の回線種別選択キー、19は原稿画像の濃
度を調整する濃度キー、20は画像データの線密度を設定
する場合の線密度キー、21は直接送信/メモリ送信選択
キー、22は所定の動作を中止させるストップキー、23は
ファクシミリの動作状況やモード選択内容をオペレータ
に表示するためのLCDなどからなるディスプレイであ
る。
【0017】次に、動作を説明する。図5は請求項1記
載の発明に係るマルチポートファクシミリ装置の動作を
説明するフローチャートである。そこで、図3に示すよ
うに、自端末11のスキャナ部1が故障した場合は、シス
テム制御部4における内部システムパラメータを設定し
直して、I/O制御部2を介して接続されていた故障し
たスキャナ部を切り離し、ここでは第4通信制御部9を
入出力制御部として割り当てて、PSTN回線に接続さ
れている他のファクシミリ端末13(G3FAX)と簡易
交換機12を介して接続する。これに続く動作は、図5の
フローチャートに従って説明する。
【0018】まず、オペレータは図4に示す自端末11側
のオペレーションパネル14のワンタッチキー15またはテ
ンキー16を操作して送信する宛先を選択する(ステップ
100)。次に、オペレーションパネル14のスタートキー17
を押下して、図3の第4通信制御部9からの電文入力待
ちとする(ステップ101)。この状態で、図3の簡易交換
機12を介して接続された他のファクシミリ端末13側のス
キャナ部を使用する。
【0019】すなわち、図5のフローチャートの破線矢
印で示すように、第4通信制御部9と接続された他のフ
ァクシミリ端末13のG3FAX側で、簡易交換機12を介
して第4通信制御部9に対する宛先を選択する。そし
て、他のファクシミリ端末13側のスキャナ部に送信原稿
をセットし(ステップ200)、スタートキーを押下して
(ステップ201 )他のファクシミリ端末13から本発明の
マルチポートファクシミリ装置11へ原稿データを送信す
る(ステップ202 )。これにより、図中の一点鎖線矢印
により、本発明のマルチポートファクシミリ装置のフロ
ーチャートに戻る。
【0020】そこで、ステップ 102の本発明のマルチポ
ートファクシミリ装置11では、第4通信制御部9からの
電文入力を待機しており、電文入力があるとステップ 1
03で送信用のデータファイルとしてハードディスクドラ
イブ3に蓄積される。そして、図3に示すシステム制御
部4は、ハードディスクドライブ3に蓄積された送信用
データを上記ステップ 100で選択した宛先の回線(IS
DN,DDX−C,PSTN等)を使って送信処理する
(ステップ104)。
【0021】なお、図4のオペレーションパネル14を使
って電文の送信モードを設定する場合は、回線種別選択
キー18を使って送信時に使用する回線種を選択したり、
原稿の状態に応じて濃度キー19、線密度キー20を選択し
て適正な画像データとして送信することができる。ま
た、直接送信/メモリ送信選択キー21は、スキャナ部で
読み取った送信画像データを直接相手方に送信する直接
送信と一旦ハードディスクメモリに蓄積してから送信を
行うメモリ送信とが選択できるものである。さらに、所
定の動作を中止させる場合は、ストップキー22を押下し
て途中で動作を終了させることもできる。そして、これ
らの動作状況や設定を行う際の選択モードは、ディスプ
レイ23上に表示され、オペレータはこの表示を見ながら
操作することができる。
【0022】上記したように、自端末11のスキャナ部1
が故障した場合は、自端末近くにある他のファクシミリ
端末13のスキャナ部を利用して原稿の読み取り動作を行
い、読み取られた画像データは簡易交換機12を介してマ
ルチポートファクシミリ装置11に送られてハードディス
クドライブ3に蓄積された後、送信を行う回線種に応じ
て各通信制御部6,7,8のいずれかを選択し、相手方
に送信することができる。このため、自端末のスキャナ
部が故障しても、1つの通信制御部とこれに接続された
回線とを利用して他のファクシミリ端末のスキャナ部を
利用することにより、支障なく電文の送信を継続するこ
とができる。また、利用する通信制御部は1つだけなの
で、使用する通信回線への影響を最少限度に止めること
ができる利点がある。
【0023】次に、図3に示す請求項1記載の発明に係
るマルチポートファクシミリ装置において、プロッタ部
1が故障した場合は、上記したスキャナ部の場合と同様
にシステム制御部4の内部システムパラメータによって
第4通信制御部9を入出力制御部として割り当てる。こ
の場合、図3に示すISDN回線、DDC−C回線また
はPSTN回線により第1通信制御部6、第2通信制御
部7、第3通信制御部8のいずれかを介して受信された
電文データは、第4通信制御部9から簡易交換機12を介
して他のファクシミリ端末13に送信され、他のファクシ
ミリ端末13のプロッタからハードコピーとして出力され
る。
【0024】また、第4通信制御部9を他のファクシミ
リ端末13のスキャナ部およびプロッタ部を利用するため
の入出力制御部として割り当てた場合は、上記と同様に
第4通信制御部9を使って他のファクシミリ端末13と接
続を行い、スキャナ部またはプロッタ部の何れか一方を
選択的に利用することが可能である。この実施例の場合
は、回線を1つしか利用していないため、プロッタとス
キャナを同時に利用することはできない。
【0025】図6は請求項2記載の発明に係るマルチポ
ートファクシミリ装置の構成を示す図である。図におい
て、24は第3通信制御部8に接続された回線の交換を行
う簡易交換機であり、25は簡易交換機24を介して接続さ
れる他のファクシミリ端末である。ここでは、他のファ
クシミリ端末25をスキャナ用として利用し、上記した他
のファクシミリ端末13をプロッタ用として利用するよう
にしたものである。このため、スキャナ用の他のファク
シミリ端末25で読み取られた原稿データを相手方に送信
する動作、および受信データを他のファクシミリ端末13
に送って印字出力する動作は、上述した実施例動作と同
様にして行われる。
【0026】しかし、この請求項2記載の発明に係る実
施例の特徴は、スキャナ用とプロッタ用のファクシミリ
装置がそれぞれ別の回線で接続されて利用されるため、
一方で読み取ったデータをマルチポートファクシミリ装
置11を経て相手方に送信すると同時に、別の相手から受
信したデータを出力処理することも可能である。これに
より、自端末のスキャナ部およびプロッタ部が故障して
も、効率の良い画像データ処理を行うことができる。
【0027】また、上記実施例では、スキャナ用とプロ
ッタ用のファクシミリ装置をそれぞれ1台ずつの例を示
したが、通信チャネル数の多いマルチポートファクシミ
リ装置の場合であれば、複数個のスキャナ用ファクシミ
リ端末とプロッタ用ファクシミリ端末を利用できるよう
に割り当てることも可能である。これにより、一層効率
の良い画像データ処理を行うことができる。
【0028】図7は請求項3記載の発明に係るマルチポ
ートファクシミリ装置の動作を説明するフローチャート
である。なお、請求項3におけるマルチポートファクシ
ミリ装置の構成は、図3と略同様であり、図3を参照し
ながら以下説明する。まず、図7に示されるように、自
端末11のプロッタ部1の使用状態をシステム制御部4で
監視し(ステップ300)、受信電文が大量にあってプロッ
タ出力待ち状態の場合は、ステップ 301からステップ 3
02に移行する。プロッタ出力待ちの受信電文がない場合
は、ステップ300 に戻って上記監視を続ける。
【0029】次に、ステップ 302では、本発明のファク
シミリのプロッタが空いていれば、ステップ 303でプロ
ッタを使用中にセットして自端末のプロッタからの出力
を開始する(ステップ 304) 。また、ステップ 302で、
本発明のファクシミリのプロッタが使用中であれば、ス
テップ 305に移行する。そして、システム制御部4の内
部システムパラメータにより、ここでは図3に示す第4
通信制御部9を入出力制御部として割り当てを行い、他
のファクシミリ端末13と接続する。ここで、他のファク
シミリ端末13のプロッタを第2のプロッタと呼称し、こ
の第2のプロッタが空いているかどうかを判断する。
【0030】第2のプロッタが空いている場合は、ステ
ップ 306で第2のプロッタを使用中にセットして、ステ
ップ 307でプロッタ出力を開始する。上記したステップ
305で第2プロッタも空いていない場合は、ステップ 3
00に戻って、いずれかのプロッタが空くまで上記動作が
繰り返し行われる。このように、プロッタ出力待ちの受
信電文があっても、他のファクシミリ端末13のプロッタ
部を使って分散処理することができるので、自端末11の
プロッタの過負荷状態が解消され、緊急の受信電文があ
ってもすぐに出力して見ることができる。上記した複数
のプロッタ部を使って分散処理する場合は、各プロッタ
に対して1通信電文単位で空いている方に振り分ける処
理を行う。これにより、複数の通信電文がハードディス
クに蓄積されている場合は、2つのプロッタへ同時に出
力させることができる。
【0031】なお、上記した請求項3記載の発明に係る
実施例では、プロッタ用として第4通信制御部9を1つ
だけ割り当てて、他のファクシミリ端末13のプロッタ部
を接続したが、複数の通信制御部をプロッタ用に割り当
てるようにすれば、大量の電文データ受信時におけるプ
ロッタの過負荷時にも対処することが可能となる。ま
た、上記した実施例のマルチポートファクシミリ装置に
おいて、スキャナ部やプロッタ部が故障した場合に、ス
キャナ部またはプロッタ部を利用する他のファクシミリ
装置との間で回線接続を行っている。そこで、これらの
ファクシミリ端末を直接回線に接続して利用することも
考えられる。ところが、この手段を用いた場合は、マ
ルチポートファクシミリ特有の複数種の回線を選択的に
利用することができなくなり、デジタル回線を使って
送信しようとすると、高価なG4ファクシミリ端末を用
いなくてはならないという問題がある。しかし、本実施
例のマルチポートファクシミリ装置では、安価なG3フ
ァクシミリを使って所望の回線で送受信することが可能
となり、利用するスキャナ部やプロッタ部を備えたファ
クシミリ端末は安価なG3ファクシミリで済むという利
点がある。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、自端末の
スキャナおよび/またはプロッタが故障しても、他のフ
ァクシミリ端末のスキャナまたはプロッタを利用するこ
とができるので、支障なくファクシミリデータを送受信
することができる。請求項2記載の発明によれば、自端
末のスキャナおよびプロッタが故障した場合は、スキャ
ナ用およびプロッタ用のファクシミリ端末とそれぞれ接
続を行って利用するので、ファクシミリデータの送受信
に支障がない上、スキャナおよびプロッタを同時に使用
することが可能となり、効率の良いデータ処理を行うこ
とが可能である。
【0033】請求項3記載の発明によれば、自端末のプ
ロッタの過負荷時に他のファクシミリ端末のプロッタを
利用して出力動作を行わせるようにしたので、プロッタ
出力を複数のプロッタで分散処理することが可能とな
り、ハードコピー時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマルチポートファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係るマルチポートファクシ
ミリ装置の通常の回線収容状況を示す図である。
【図3】請求項1記載の発明に係るマルチポートファク
シミリ装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係るマルチポートファクシ
ミリ装置のオペレーション部を示す図である。
【図5】請求項1記載の発明に係るマルチポートファク
シミリ装置の動作を説明するフローチャートである。
【図6】請求項2記載の発明に係るマルチポートファク
シミリ装置の構成を示す図である。
【図7】請求項3記載の発明に係るマルチポートファク
シミリ装置の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ部/プロッタ部 2 I/O制御部 3 ハードディスクドライブ(HDD) 4 システム制御部(通信制御部割当手段・プロッタ状
態監視手段) 5 オペレーション部 6 第1通信制御部 7 第2通信制御部 8 第3通信制御部 9 第4通信制御部 10 データバス 11 マルチポートプァクシミリ装置 12 簡易交換機 13 他のファクシミリ端末 24 簡易交換機 25 他のファクシミリ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 J 2109−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信制御部が設けられ、該各通信制
    御部毎にそれぞれ回線が接続されて複数の通信チャネル
    を有し、回線を介して他のファクシミリ装置と通信可能
    なマルチポートファクシミリ装置において、 自端末のスキャナおよび/またはプロッタの故障時に、
    前記通信制御部のいずれか1つを他のファクシミリ端末
    のスキャナおよび/またはプロッタを利用するための入
    出力制御部として割り当てる通信制御部割当手段を備
    え、 故障した自端末のスキャナおよび/またはプロッタに代
    えて他のファクシミリ端末のスキャナおよび/またはプ
    ロッタを利用して自端末のファクシミリデータを送受信
    するようにしたことを特徴とするマルチポートファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマルチポートファクシミリ
    装置において、 自端末のスキャナおよびプロッタの故障時に、前記通信
    制御部の少なくとも2つを他のファクシミリ端末のスキ
    ャナおよびプロッタを利用するための入出力制御部とし
    て割り当てる通信制御部割当手段を備え、 前記入出力制御部として割り当てられた通信制御部のう
    ち少なくとも1つをスキャナ用とし、残りの通信制御部
    をプロッタ用として、スキャナおよびプロッタをそれぞ
    れ別々に利用して自端末のファクシミリデータを送受信
    するようにしたことを特徴とするマルチポートファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のマルチポートファクシミリ
    装置において、 プロッタ出力待ちの受信電文があるプロッタの過負荷状
    態を検出するプロッタ状態監視手段と、 該プロッタの過負荷時に、前記通信制御部の少なくとも
    1つを他のファクシミリ端末のプロッタを利用するため
    の入出力制御部として割り当てる通信制御部割当手段
    と、 を備え、 自端末のプロッタの過負荷時に他のファクシミリ端末の
    プロッタを利用して分散出力処理をするようにしたこと
    を特徴とするマルチポートファクシミリ装置。
JP4103318A 1992-04-23 1992-04-23 マルチポートファクシミリ装置 Pending JPH05300297A (ja)

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JP4103318A JPH05300297A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 マルチポートファクシミリ装置

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