JPH05103130A - フアクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

フアクシミリ蓄積交換装置

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JPH05103130A
JPH05103130A JP3258234A JP25823491A JPH05103130A JP H05103130 A JPH05103130 A JP H05103130A JP 3258234 A JP3258234 A JP 3258234A JP 25823491 A JP25823491 A JP 25823491A JP H05103130 A JPH05103130 A JP H05103130A
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JP3258234A
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Inventor
Kazuya Takahashi
和哉 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ファクシミリ蓄積交換装置に関し、
同報サービスや蓄積送信サービスの実行前に、該同報サ
ービスや蓄積送信サービスの終了予定時刻を算出して依
頼元の内線ファクシミリ端末に通知し、ユーザーに対す
るサービス性を向上させることを目的とする。 【構成】システム制御部2が、同報サービスや蓄積送信
サービスを内線I1〜Inのファクシミリ端末から依頼
されて電文を蓄積したとき、そのサービスを実行する前
に、そのサービスを実行するG3通信制御部AN1〜A
NnあるいはG4通信制御部DN1、DN2におけるG
3モード、G4モードのファクシミリ通信処理に要する
通信時間やデータ送信能力に基づいて送信所要時間をあ
らかじめ算出し、この送信所要時間に基づいて送信終了
予定時刻を算出し、電文の蓄積結果レポートに算出した
送信終了予定時刻情報を付加してサービス依頼のあった
内線I1〜Inのファクシミリ端末に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ蓄積交換装
置に関し、特に、通信サービスの終了予定時刻を算出し
て通知するファクシミリ蓄積交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置の普及に伴っ
て、複数のファクシミリ端末を管理して種々のサービス
を提供するファクシミリ蓄積交換装置が出現している。
このようなファクシミリ蓄積交換装置においては、大容
量の記憶手段を備えており、ファクシミリ端末から送信
されてきた電文を宛先別に蓄積し、当該宛先のファクシ
ミリ端末から受信要求があると、当該宛先別に蓄積した
電文を一括して送信する。また、蓄積した電文の送信に
際しては宛先ファクシミリ端末の機能(通信機能)に合
わせて原稿の線密度および用紙サイズの変倍が行われる
とともに、電文の送信結果を送信結果レポートとして送
信依頼されたファクシミリ端末に通知する等の種々の通
信サービスを提供している。
【0003】また、複数の宛先に同時にアクセスして上
記通信サービスとして同報サービスを提供するために複
数の通信制御部を備えたファクシミリ蓄積交換装置も実
用化されている。ファクシミリ蓄積交換装置を介して内
・外線に接続されたファクシミリ端末相互間でファクシ
ミリ通信を実行することによって通信費の削減、通信効
率の向上および通信待ち時間の解消等を実現することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ蓄積交換装置にあっては、同報
サービス等で電文蓄積後の通信状況を依頼されたユーザ
ーに通知するサービスが行われていなかったため、ユー
ザーは、一旦ファクシミリ蓄積交換装置に原稿を蓄積し
た後、いつ同報が終了するか検討が付かないため、いち
いち送信結果レポートが届いていないかを確認する必要
があり、ユーザーの作業を妨げる等の問題があった。
【0005】また、同報する宛先数が増えるほど原稿を
蓄積した時刻と実際に原稿が送信された時刻との間に隔
たりが生じ易くなり、例えば、送信宛先から依頼元に
「何時ごろ送ったファクシミリなのか」といった問い合
わせがあっても、答えることができないといった依頼元
と宛先との間にトラブルを発生させる原因にもなってい
た。
【0006】そこで従来のファクシミリ蓄積交換装置と
して、配達先ファクシミリ端末に送信するとき、後に続
く未配達ファクシミリ画データ量と回線速度で定まる所
要時間を通告して受信側ユーザーへのサービスを向上さ
せているものもある(特開昭62−247651号公報
参照)。しかしこのような従来のファクシミリ蓄積交換
装置にあっても、受信側へのサービスが行われるだけな
ので、上記のような依頼元の同報サービスの問題点を解
決するには至っていない。
【0007】そこで本発明は、同報サービスや蓄積送信
サービスの実行前に、該同報サービスや蓄積送信サービ
スの終了予定時刻を算出して依頼元の内線ファクシミリ
端末に通知して、ユーザーに対するサービス性を向上さ
せることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の内線およびPSTN等のアナログ回線やISDN
等のデジタル回線を収容し、該内線とアナログ回線の接
続交換を行うアナログ回線制御部と、該デジタル回線と
の接続制御を行うデジタル回線制御部と、該アナログ回
線制御部を介して接続された内・外線のファクシミリ端
末との間でG3モードによるファクシミリ通信等を行う
アナログ通信制御部と、該デジタル回線制御部を介して
接続されたファクシミリ端末との間でG4モードによる
ファクシミリ通信等を行うデジタル通信制御部と、操作
部から入力された内線ファクシミリ端末等の端末識別情
報を登録するとともに、各種システム情報およびファク
シミリ端末から受信した電文等を記憶する記憶部と、上
記各部を制御するシステム制御部と、を備え、内線相互
および内線とアナログ回線との接続交換およびデジタル
回線との接続を行って、該内・外線からの電文を受信し
て記憶部に一旦蓄積した後、該登録された内線あるいは
外線の所定宛先に送信する蓄積送信サービスや電文を複
数の宛先に同報送信する同報サービス等の種々のサービ
スを提供するファクシミリ蓄積交換装置において、前記
種々のサービス内容により異なる前記各外線に接続され
るアナログ通信制御部あるいはデジタル通信制御部で実
行されるファクシミリ通信時の呼制御手順に要する時間
やデータ通信能力等に基づいて該各通信制御部が前記蓄
積電文の送信終了までに要する通信時間を算出するとと
もに、該通信時間に基づいて該サービス毎に終了予定時
刻を算出する終了時刻算出手段を設け、前記同報サービ
スを実行する前に終了時刻算出手段により該同報サービ
スの終了予定時刻を算出し、前記サービス依頼元の内線
ファクシミリ端末に終了予定時刻情報を送出することを
特徴とし、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明
において、前記蓄積送信サービスの実行前に前記終了時
刻算出手段により該蓄積送信サービスの終了予定時刻を
算出し、前記サービス依頼元の内線ファクシミリ端末に
終了予定時刻情報を送出することを特徴とし、請求項3
記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記同報
サービスの終了予定時刻の算出に際して、該同報する宛
先毎に終了予定時刻を算出して前記サービス依頼元の内
線ファクシミリ端末に該宛先毎の終了予定時刻情報を送
出することを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、内・外線からの電文
を受信して記憶部に一旦蓄積した後、該登録された内線
あるいは外線の所定宛先に送信する蓄積送信サービスや
電文を複数の宛先に同報送信する同報サービス等の種々
のサービスを提供するファクシミリ蓄積交換装置におい
て、種々のサービス内容により異なる各外線に接続され
るアナログ通信制御部あるいはデジタル通信制御部で実
行されるファクシミリ通信時の呼制御手順に要する時間
やデータ通信能力等に基づいて該各通信制御部が前記蓄
積電文の送信終了までに要する通信時間が算出されると
ともに、該通信時間に基づいて該サービス毎に終了予定
時刻が算出され、同報サービスを実行する前に該同報サ
ービスの終了予定時刻が算出され、サービス依頼元の内
線ファクシミリ端末に終了予定時刻情報が送出される。
【0010】したがって、同報サービスを依頼したユー
ザーに対してあらかじめ送信終了予定時刻を知らせるこ
とができ、ユーザーの作業を妨げることを回避すること
ができ、依頼元ユーザーに対するファクシミリ蓄積交換
装置のサービス性を向上させることができる。請求項2
記載の発明では、上記請求項1記載の発明において、蓄
積送信サービスの実行前に該蓄積送信サービスの終了予
定時刻が算出され、サービス依頼元の内線ファクシミリ
端末に終了予定時刻情報が送出される。
【0011】したがって、蓄積送信サービスを依頼した
ユーザーに対してあらかじめ送信終了予定時刻を知らせ
ることができ、ユーザーの作業を妨げることを回避する
ことができ、依頼元ユーザーに対するファクシミリ蓄積
交換装置のサービス性を向上させることができる。請求
項3記載の発明では、上記請求項1記載の発明におい
て、同報サービスの終了予定時刻の算出に際して、該同
報する宛先毎に終了予定時刻が算出されてサービス依頼
元の内線ファクシミリ端末に該宛先毎の終了予定時刻情
報が送出される。
【0012】したがって、依頼元ユーザーが、宛先から
の送信時刻の問い合わせにも答えることができ、依頼元
ユーザーに対するファクシミリ蓄積交換装置のサービス
性を一層向上させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図6は、請求項1〜3記載のファクシミ
リ蓄積交換装置の一実施例を示す図である。図1は、フ
ァクシミリ蓄積交換装置1のブロック図であり、システ
ム制御部2、操作部3、記憶部4、回線交換制御部5、
アナログ回線I/F部6、デジタル回線I/F部7、G
3通信制御部AN1〜ANn及びG4通信制御部DN
1、DN2等から構成されている。
【0014】システム制御部(終了時刻算出手段)2
は、CPU(Central Processing Un-it)、ROM(Re
ad Only Memory)およびRAM(Random Access Memor
y)等を有し、ROM内にはファクシミリ蓄積交換装置
1としての基本プログラムや後述する本発明の同報送信
や蓄積送信時の通信終了予定時刻算出処理プログラム等
が格納されている。システム制御部2は、ROM内のプ
ログラムに従って、ファクシミリ蓄積交換装置1の各部
を制御してファクシミリ蓄積交換装置1としてのシーケ
ンスを実行するとともに、本願発明の同報送信や蓄積送
信時の通信終了予定時刻算出処理を実行する。
【0015】操作部3は、テンキー、ワンタッチキー、
スタートキーおよび他の操作キー等が設けられており、
操作キーにより各種コマンド等が入力される。記憶部4
は、ハードディスク等で構成され、システム制御部2の
制御下で動作する。記憶部4は、アナログ回線I/F部
6を介してPSTN回線P1〜Pn及び内線I1〜In
やデジタル回線I/F部7を介してISDN回線DLか
ら送られてきた電文やその電文のサービスに必要な各種
サービス情報等を記憶する。
【0016】回線交換制御部5は、アナログ回線I/F
部26を介して内線I1〜InとPSTN回線P1〜Pn
との接続交換、内線I1〜In相互の接続交換および内
線I1〜InやPSTN回線P1〜PnのG3通信制御
部AN1〜ANnへの接続制御等を行う。アナログ回線
I/F部(アナログ回線制御部)6には、外線としてP
STN(公衆回線網)回線P1〜Pn及び内線I1〜I
nが接続されており、各内線I1〜Inにはファクシミ
リ端末が接続されている。これらのファクシミリ端末と
しては、G3モードの通信機能を備えたものが接続され
ている。
【0017】デジタル回線I/F部(デジタル回線制御
部)7には、デジタル回線としてISDN回線DLが接
続され、デジタル回線DLに接続されるファクシミリ端
末はG4ファクシミリ通信の通信プロトコルを実行する
機能を有する。デジタル回線I/F部27は、ISDN回
線DLのG4通信制御部DN1、DN2への接続制御等
を行なう。
【0018】G3通信制御部(アナログ通信制御部)A
N1〜ANnは、それぞれG3ファクシミリ通信の通信
プロトコルを実行する機能を有しており、各G3通信制
御部AN1〜ANnは、アナログ回線I/F部6と回線
交換制御部5を介して接続されるファクシミリ端末との
間でG3モードのファクシミリ通信プロトコルを実行し
てG3ファクシミリ通信を行なう。
【0019】G4通信制御部(デジタル通信制御部)D
N1、DN2は、ISDN回線DLを介して接続される
ファクシミリ端末との間でG4モードのファクシミリ通
信手順を実行してファクシミリ通信を行う。次に、作用
を説明する。本実施例では、システム制御部2が、サー
ビス依頼によりG3通信制御部AN1〜ANn及びG4
通信制御部DN1、DN2で行われる。
【0020】次に、作用を説明する。本実施例では、シ
ステム制御部2が、同報サービスや蓄積送信サービスを
内線I1〜Inのファクシミリ端末から依頼されて電文
を蓄積したとき、そのサービスを実行する前に、そのサ
ービスを実行するG3通信制御部AN1〜ANnあるい
はG4通信制御部DN1、DN2におけるG3モード、
G4モードのファクシミリ通信処理に要する通信時間や
データ送信能力に基づいて送信所要時間をあらかじめ算
出し、この送信所要時間に基づいて送信終了予定時刻を
算出し、電文の蓄積結果レポートに算出した送信終了予
定時刻情報を付加してサービス依頼のあった内線I1〜
Inのファクシミリ端末に送出するところにその特徴が
ある。
【0021】まず、ファクシミリ蓄積交換装置1への同
報用の電文蓄積と蓄積結果レポートの送出処理について
図2のフローチャートに基づいて説明する。オペレータ
が、内線I1〜Inのファクシミリ端末からファクシミ
リ蓄積交換装置1に同報サービスを指示するために、以
下に示すような特別な番号(ダイヤルコマンド)を送出
する。
【0022】 151-213-0123 45 6789 *##0123 40 5678 151-213:同報コマンド 0123 45 6789:アナログ電話番号 ##0123 40 5678:デジタル電話番号 これらのアナログ電話番号あるいはデジタル電話番号受
信したアナログ回線I/F部6は、着信の旨をシステム
制御部2に通知すると、着信通知を受けるとシステム制
御部2は、回線交換制御部5を制御してG3通信制御部
AN1〜ANnと内線I1〜Inを接続し、ダイヤルコ
マンドによりサービス依頼内容が同報か蓄積送信かをチ
ェックする(ステップS1)。依頼内容が同報又は蓄積
送信のときは、その依頼内容を記憶し(ステップS
2)、ファクシミリ端末のオペレータは、ダイヤルコマ
ンド操作に続いて送信スタートキーを操作して電文を送
信すると、その電文データは、システム制御部2を経由
して記憶部4に蓄積する(ステップS3)。また、依頼
内容が、同報や蓄積送信でないときは、すぐに電文の蓄
積処理に移行する(ステップS2)。電文の蓄積が終了
すると、システム制御部2は、回線交換制御部5を制御
してG3通信制御部AN1〜ANnと内線I1〜Inを
切断する。
【0023】次いで、システム制御部2は、記憶したサ
ービス内容が同報かあるいは蓄積送信かを確認した後
(ステップS4)、その同報や蓄積送信の終了予定時刻
の算出処理を実行する(ステップS5)。ここで、送信
終了予定時刻の算出方法について以下に説明する。この
送信終了予定時刻の算出に際しては、システム制御部2
で、まず、同報の場合、同報の宛先数をアナログ回線が
NA、デジタル回線がNDと区分され、次いで、蓄積さ
れた電文のページ数と各ページの画情報量が認識され
る。
【0024】いま、例えば、蓄積された電文が3ページ
(P1、P2、P3 )とし、各ページの画情報量をB1、
B2、B3 とする。アナログ回線の宛先に送信される場
合、すなわち、G3通信制御部AN1〜ANnにおける
G3ファクシミリ通信プロトコルの前手順(呼接続)及
び後手順(呼切断手順)にかかる通信時間をTA1とし、
画情報量のある単位量(例えば、8kバイト)送信する
のにかかる通信時間をTA2とすると、アナログ回線の宛
先に送信する際の通信所要時間TAは、次式(1)で示
される。
【0025】
【数1】
【0026】また、同様に、デジタル回線の宛先に送信
される場合、すなわち、G4通信制御部DN1、DN2
におけるG4ファクシミリ通信プロトコルの前手順(呼
接続)及び後手順(呼切断手順)にかかる通信時間をT
D1とし、画情報量のある単位量(例えば、8kバイト)
送信するのにかかる通信時間をTD2とすると、デジタル
回線の宛先に送信する際の通信所要時間TDは、次式
(2)で示される。
【0027】
【数2】
【0028】したがって、同報の全てにかかる通信時間
Tは、次式(3)で示される。
【0029】
【数3】
【0030】上記式(1)、(2)で用いた通信時間T
A1、TA2、TD1、TD2はあらかじめ操作部3からの操作
により記憶部4に記憶させておくようにする。但し、式
(1)の時間は、アナログ1回線を使用した場合に要す
る総時間である。ファクシミリ蓄積交換装置1では、ア
ナログ回線として複数のPSTN回線P1〜Pnが接続
されているため、その回線数によって同報に要する通信
時間は、変化する。例えば、n個の回線を使用する場合
は、TA/nが本当にかかる総時間となる。
【0031】また、デジタル回線もISDN回線で2B
+Dチャネル分の回線を有しているため、TD/2が本
当の総時間となる。以上のようにして算出された送信に
要する総時間を即時同報の場合は現在時刻に加算して送
信終了予定時刻が求められ、時刻指定同報の場合は送信
指定時刻に加算して送信終了予定時刻が求められる。
【0032】次いで、蓄積終了を通知する蓄積結果レポ
ートにステップS5で算出した送信終了予定時刻情報を
付加して作成し(ステップS6)、その蓄積結果レポー
トをサービス依頼元の内線I1〜Inのファクシミリ端
末に送信して処理を終了する(ステップS7)。図3に
同報送信の場合の蓄積結果レポートの一例を示し、図4
に蓄積送信の場合の蓄積結果レポートの一例を示す。
【0033】なお、使用可能なアナログ回線数及びデジ
タル回線数は、システム制御部2において資源管理が行
われ、同報送信を開始する際に使用回線が決定されるも
のとする。また、同報送信ではなく、通常の送信の場合
は、宛先数を1ヶ所として上記算出処理を行うことによ
り、送信終了予定時刻を算出することができる。
【0034】また、上記処理とは逆に、実際に各宛先へ
の送信が終了した時刻を通知することも可能である。こ
の処理について図5に示すフローチャートに基づいて説
明する。図5において、まず、システム制御部2が記憶
部4に記憶したサービス依頼内容が同報送信かどうか確
認し(ステップT1)、同報送信でないときは、その指
定された他の送信モードで蓄積電文を送信し(ステップ
T2)、同報送信のときは、1宛先への送信終了をチェ
ックする(ステップT3)。1宛先への送信が終了する
と、その送信終了時刻を記憶部4に記憶し(ステップT
4)、全ての宛先への送信が終了するまで送信終了時刻
の記憶を繰り返し実行する(ステップT5)。全ての宛
先への送信と送信終了時刻の記憶が終了すると、宛先毎
に記憶した送信終了時刻を含む送信結果レポートを作成
し(ステップT6)、その送信結果レポートをサービス
依頼元の内線I1〜Inのファクシミリ端末に送信して
処理を終了する(ステップT7)。
【0035】図6に、この送信結果レポートの一例を示
す。したがって、ファクシミリ蓄積交換装置1に同報送
信や蓄積送信のサービスを依頼した内線I1〜Inのフ
ァクシミリ端末のユーザーは、電文蓄積後に、その同報
送信あるいは蓄積送信の終了予定時刻を知ることがで
き、いちいち送信結果レポートをファクシミリ端末に送
信されてくることを確認する手間からユーザーを開放す
ることができ、送信宛先からの送信時刻の問い合わせに
も対処することがでる。
【0036】その結果、ファクシミリ蓄積交換装置1の
内線ユーザーに対するサービス性と利用性を向上させる
ことができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、内・外線
からの電文を受信して記憶部に一旦蓄積した後、該登録
された内線あるいは外線の所定宛先に送信する蓄積送信
サービスや電文を複数の宛先に同報送信する同報サービ
ス等の種々のサービスを提供するファクシミリ蓄積交換
装置において、種々のサービス内容により異なる各外線
に接続されるアナログ通信制御部あるいはデジタル通信
制御部で実行されるファクシミリ通信時の呼制御手順に
要する時間やデータ通信能力等に基づいて該各通信制御
部が前記蓄積電文の送信終了までに要する通信時間を算
出するとともに、該通信時間に基づいて該サービス毎に
終了予定時刻を算出し、同報サービスを実行する前に該
同報サービスの終了予定時刻を算出し、サービス依頼元
の内線ファクシミリ端末に終了予定時刻情報を送出して
いるので、同報サービスを依頼したユーザーに対してあ
らかじめ送信終了予定時刻を知らせることができ、ユー
ザーの作業を妨げることを回避することができ、依頼元
ユーザーに対するファクシミリ蓄積交換装置のサービス
性を向上させることができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、蓄積送信サービスの実行前に該蓄積
送信サービスの終了予定時刻を算出し、サービス依頼元
の内線ファクシミリ端末に終了予定時刻情報を送出して
いるので、蓄積送信サービスを依頼したユーザーに対し
てあらかじめ送信終了予定時刻を知らせることができ、
ユーザーの作業を妨げることを回避することができ、依
頼元ユーザーに対するファクシミリ蓄積交換装置のサー
ビス性を向上させることができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、同報サービスの終了予定時刻の算出
に際して、該同報する宛先毎に終了予定時刻を算出しサ
ービス依頼元の内線ファクシミリ端末に該宛先毎の終了
予定時刻情報を送出しているので、依頼元ユーザーが、
宛先からの送信時刻の問い合わせにも答えることがで
き、依頼元ユーザーに対するファクシミリ蓄積交換装置
のサービス性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3記載の発明によるファクシミリ蓄
積交換装置のブロック図。
【図2】請求項1〜3記載の発明によるファクシミリ蓄
積交換装置における蓄積結果レポート送信処理のフロー
チャート。
【図3】図2の蓄積結果レポート送信処理で送信される
同報送信の場合の蓄積結果レポートの一例を示す図。
【図4】図2の蓄積結果レポート送信処理で送信される
蓄積送信の場合の蓄積結果レポートの一例を示す図。
【図5】図1のファクシミリ蓄積交換装置における送信
結果レポート送信処理のフローチャート。
【図6】図5の送信結果レポート送信処理で送信される
送信結果レポートの一例を示す図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ蓄積交換装置 2 システム制御部 3 操作部 4 記憶部 5 回線交換制御部 6 アナログ回線I/F部 7 デジタル回線I/F部 AN1〜ANn G3通信制御部 DN、DN2 G4通信制御部 P1〜Pn PSTN回線 I1〜In 内線 DL ISDN回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の内線およびPSTN等のアナログ回
    線やISDN等のデジタル回線を収容し、 該内線とアナログ回線の接続交換を行うアナログ回線制
    御部と、 該デジタル回線との接続制御を行うデジタル回線制御部
    と、 該アナログ回線制御部を介して接続された内・外線のフ
    ァクシミリ端末との間でG3モードによるファクシミリ
    通信等を行うアナログ通信制御部と、 該デジタル回線制御部を介して接続されたファクシミリ
    端末との間でG4モードによるファクシミリ通信等を行
    うデジタル通信制御部と、 操作部から入力された内線ファクシミリ端末等の端末識
    別情報を登録するとともに、各種システム情報およびフ
    ァクシミリ端末から受信した電文等を記憶する記憶部
    と、 上記各部を制御するシステム制御部と、 を備え、内線相互および内線とアナログ回線との接続交
    換およびデジタル回線との接続を行って、該内・外線か
    らの電文を受信して記憶部に一旦蓄積した後、該登録さ
    れた内線あるいは外線の所定宛先に送信する蓄積送信サ
    ービスや電文を複数の宛先に同報送信する同報サービス
    等の種々のサービスを提供するファクシミリ蓄積交換装
    置において、 前記種々のサービス内容により異なる前記各外線に接続
    されるアナログ通信制御部あるいはデジタル通信制御部
    で実行されるファクシミリ通信時の呼制御手順に要する
    時間やデータ通信能力等に基づいて該各通信制御部が前
    記蓄積電文の送信終了までに要する通信時間を算出する
    とともに、該通信時間に基づいて該サービス毎に終了予
    定時刻を算出する終了時刻算出手段を設け、 前記同報サービスを実行する前に終了時刻算出手段によ
    り該同報サービスの終了予定時刻を算出し、前記サービ
    ス依頼元の内線ファクシミリ端末に終了予定時刻情報を
    送出することを特徴とするファクシミリ蓄積交換装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、 前記蓄積送信サービスの実行前に前記終了時刻算出手段
    により該蓄積送信サービスの終了予定時刻を算出し、前
    記サービス依頼元の内線ファクシミリ端末に終了予定時
    刻情報を送出することを特徴とするファクシミリ蓄積交
    換装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の発明において、 前記同報サービスの終了予定時刻の算出に際して、該同
    報する宛先毎に終了予定時刻を算出して前記サービス依
    頼元の内線ファクシミリ端末に該宛先毎の終了予定時刻
    情報を送出することを特徴とするファクシミリ蓄積交換
    装置。
JP3258234A 1991-10-07 1991-10-07 フアクシミリ蓄積交換装置 Pending JPH05103130A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07203103A (ja) * 1993-12-27 1995-08-04 Nec Corp マルチポートファクシミリ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07203103A (ja) * 1993-12-27 1995-08-04 Nec Corp マルチポートファクシミリ装置

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