JP3371549B2 - ファクシミリ通信システム及び通信システム - Google Patents

ファクシミリ通信システム及び通信システム

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JP3371549B2
JP3371549B2 JP14638994A JP14638994A JP3371549B2 JP 3371549 B2 JP3371549 B2 JP 3371549B2 JP 14638994 A JP14638994 A JP 14638994A JP 14638994 A JP14638994 A JP 14638994A JP 3371549 B2 JP3371549 B2 JP 3371549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信シス
テム及び通信システムに係り、更に詳しくは、ネットワ
ークを介して他の情報処理装置に接続された特定の情報
処理装置と、この特定の情報処理装置に前記ネットワー
クを介してあるいは直接に接続されると伴に電話公衆回
線に接続されたファクシミリ装置と、を備えたファクシ
ミリ通信システム、及びネットワークを介して他の情報
処理装置に接続された特定の情報処理装置と、この特定
の情報処理装置に前記ネットワークを介してあるいは直
接に接続された端末装置と、を備えた通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置と情報処理装置
とを含むファクシミリ通信システムとしては、特開平3
−181266号公報に記載の「情報収集システムおよ
び情報提供システム」が知られている。これは、いわゆ
るパソコン通信において情報提供サービスを行う際し、
端末側の入力装置としてファクシミリ装置を用い、所定
のフォーマットに従った伝送シートをマークシートとし
て使用し、センター側に対する情報の供給、及びこのよ
うな手法による端末側からの要求に応じてセンター側か
ら端末側への情報の提供を行うというものである。
【0003】この他、アプリケーションプログラムがデ
ータの出力先を指定して出力する出力方式として、特開
平4−328625号公報に記載の「汎用結果出力方
式」が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3−181
266号公報に記載の「情報収集システムおよび情報提
供システム」では、上述した如く、所定のフォーマット
に従った伝送シートをマークシートとして使用し、これ
を端末側のファクシミリ装置を用いて画像情報としてセ
ンター側へ伝送するという手法が採用されていることか
ら、端末側のオペレータは何ら専門的な知識が不要とな
るという利点がある。
【0005】しかしながら、この技術は、複数の端末と
電話公衆回線を介して接続されたセンタ側のホストコン
ピュータとの間での情報のやりとりを目的としているも
のであって、ファクシミリ装置からホストを含むネット
ワーク上の各端末を制御することを目的とするものでは
ない。また、この技術では伝送シートの所定の領域をマ
ークするため、このマークの作業が時として面倒に感じ
られる事態が起こりうる。
【0006】一方、上記特開平4−328625号公報
に記載の「汎用結果出力方式」では、出力先特有の固定
情報を一旦メモリに保持して別のメモリ内に格納された
出力情報とマージして出力するという手法が採用されて
いることから、出力先にあった固定情報を一旦メモリ上
に格納する必要があり、大容量のメモリを必要とし、コ
ストアップを招く要因となっていた。
【0007】ところで、ファクミリ装置をLAN(loca
l area network)等のネットワーク端末として接続する
場合には、当該ファクミリ装置はホスト等のワークステ
ーションの出力端末としての単なるデバイス的な存在と
して使用されることが殆どであった。
【0008】しかしながら、ファクミリ装置は、元来、
英数字、文字等の情報を入力可能なパネル、画像読み取
り装置であるスキャナー、印刷出力装置としてのプリン
タ等の資源を備えており、これらの資源をもっと有効に
活用すべきである。また、ファクミリ装置をLAN等の
ネットワークに接続した場合に、当該ファクシミリ装置
からの指示により、ネットワーク上の端末であるワーク
ステーション等にある様々な管理情報を引き出して各種
のリスト及びレポート(ファイルリスト、ユーザーレポ
ート、ログインリスト、ネットワークリスト、インデッ
クスリスト、メールリスト、料金リスト、ステータスリ
スト、プロセスリスト等:以下、これを「リスト」と総
称する。)などのユーザにとって見やすい形にフォーマ
ット展開してファクシミリ装置のプリンタ及びネットワ
ーク上のプリンタなどユーザが指示した出力装置に出力
させることができればネットワークやユーザの管理面で
便利であると考えられる。
【0009】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その目的は、特に、ファクミリ装置内に大容量メ
モリを備えることなく、ネットワークやユーザの管理を
容易ならしめるファクシミリ通信システムを提供する
共に、端末装置内に大容量メモリを備えることなく、ネ
ットワークやユーザの管理を容易ならしめる通信システ
ムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワークを介して他の情報処理装置に接続された特
定の情報処理装置と、この特定の情報処理装置に前記ネ
ットワークを介してあるいは直接に接続されると共に電
話公衆回線に接続されたファクシミリ装置と、を備えた
ファクシミリ通信システムであって、前記ファクシミリ
装置が、オペレータが前記特定の情報処理装置に対する
各種リストの作成指示及び当該リストの出力先指示等の
各種指示コマンドを入力するための入力手段と、前記入
力手段から入力された前記リスト作成指示コマンド及び
出力先指示コマンドを前記特定の情報処理装置に転送す
る送信手段と、を有し、前記特定の情報処理装置が、前
記送信手段により転送されたリスト作成指示コマンド及
び出力先指示コマンドを受信する受信手段と、前記受信
手段で受信されたリスト作成指示コマンドに基づいて当
該リスト作成指示コマンドで指示された情報処理装置に
関する指示された種類のリスト情報を作成するリスト作
成手段と、前記受信手段で受信された出力先指示コマン
ドに基づいて当該出力先指示コマンドで指示された出力
先に作成されたリスト情報を転送するリスト情報転送手
段と、を有する。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記ファクシミリ装
置が、前記リスト情報転送手段により転送された作成済
みのリスト情報を受信する第2の受信手段と、この第2
の受信手段で受信されたリスト情報を予め設けられた画
像出力手段に出力する出力制御手段と、を更に有する。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記特定の情報処理
装置が、前記受信手段で受信された出力先指示コマンド
で指示された出力先の電源断その他の異常を当該出力先
との所定の信号のやり取りを介して検知する異常検知手
段を更に有し、前記ファクシミリ装置が、前記入力手段
から入力された出力先指示コマンドに基づいて出力先が
自機であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段
により出力先が自機以外であると判断され且つ前記異常
検知手段により出力先の異常が検知された場合に前記リ
スト情報転送手段に対し当該出力先へのリスト情報の転
送を中断するよう指示する中断指示手段と、を更に有す
る。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記特定の情報処理
装置が、前記受信手段で受信された出力先指示コマンド
で指示された出力先の電源断その他の異常を当該出力先
との所定の信号のやり取りを介して検知する異常検知手
段を、更に有し、前記ファクシミリ装置が、前記入力手
段から入力された出力先指示コマンドに基づいて出力先
が自機であるか否かを判断する判断手段と、この判断手
段により出力先が自機以外であると判断され且つ前記異
常検知手段により出力先の異常が検知された場合に前記
入力手段からの出力先の再指示に応じて前記リスト情報
転送手段に対し出力先の変更を指示する出力先変更手段
と、を更に有する。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記ファクシミリ装
置が、前記第2の受信手段により受信された情報を一旦
格納するメモリと、このメモリの残量を検出するメモリ
残量検出手段と、を更に有し、前記出力制御手段が、前
記メモリ残量検出手段により前記メモリの残量が一定値
以下であるメモリフル状態が検出された場合に、前記第
2の受信手段により受信された情報を前記画像出力手段
へダイレクトに出力するリアルタイム処理を行うことを
特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記ファクシミリ装
置が、前記第2の受信手段により受信された情報を一旦
格納するメモリと、このメモリの残量を検出するメモリ
残量検出手段と、前記メモリ残量検出手段により前記メ
モリの残量が一定値以下であるメモリフル状態が検出さ
れた場合に前記第2の受信手段による受信を中断する受
信中断手段と、を更に有する。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記ファクシミリ装
置が、前記受信中断手段に代えて前記メモリ残量検出手
段により前記メモリの残量が一定値以下であるメモリフ
ル状態が検出された場合に前記リスト情報転送手段に情
報の転送を中断するよう指示する中断指示手段を有す
る。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記特定の情報処理
装置が、前記作成手段によりリスト情報が作成された場
合に、前記情報転送手段による情報の転送に先立って前
記作成されたリスト情報の情報量を前記ファクシミリ装
置に通知する情報量通知手段を更に有し、前記ファクシ
ミリ装置が、前記第2の受信手段により受信された情報
を一旦格納するメモリと、前記入力手段から入力された
出力先指示コマンドに基づいて出力先が自機であるか否
かを判断する判断手段と、この判断手段により出力先が
自機であると判断された場合に前記第2の受信手段によ
る情報の受信に先立って前記情報量通知手段により通知
された情報量とその時点のメモリに格納された情報量と
に基づいて前記メモリの残量が一定値以下であるメモリ
フル状態になるか否かを推定するメモリフル推定手段
と、前記メモリフル推定手段により前記メモリがメモリ
フル状態になると推定された場合に前記第2の受信手段
による受信を中断する第2の受信中断手段と、を更に有
する。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項8記載のフ
ァクシミリ通信システムにおいて、前記ファクシミリ装
置が、前記第2の受信中断手段に代えて前記メモリフル
推定手段により前記メモリの残量が一定値以下であるメ
モリフル状態になると推定された場合に前記リスト情報
転送手段に情報の転送を中断するよう指示する第2の中
断指示手段を有する。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項2記載の
ファクシミリ通信システムにおいて、前記特定の情報処
理装置が、前記作成手段によりリスト情報が作成された
場合に、前記情報転送手段による情報の転送に先立って
前記作成されたリスト情報の情報量を前記ファクシミリ
装置に通知する情報量通知手段を更に有し、前記ファク
シミリ装置が、前記第2の受信手段により受信された情
報を一旦格納するメモリと、前記入力手段から入力され
た出力先指示コマンドに基づいて出力先が自機であるか
否かを判断する判断手段と、この判断手段により出力先
が自機であると判断された場合に前記第2の受信手段に
よる情報の受信に先立って前記情報量通知手段により通
知された情報量とその時点のメモリに格納された情報量
とに基づいて前記メモリの残量が一定値以下であるメモ
リフル状態になるか否かを推定するメモリフル推定手段
と、このメモリフル推定手段により前記メモリがメモリ
フル状態になると推定された場合に、前記入力手段から
の出力先の再指示に応じて前記リスト情報転送手段に対
し出力先の変更を指示する第2の出力先変更手段と、を
更に有する。
【0020】請求項11記載の発明は、請求項1又は2
記載のファクシミリ通信システムにおいて、前記入力手
段は、前記ファクシミリ装置に電話公衆回線を介して接
続された他のファクシミリ装置の操作入力手段であるこ
とを特徴とする。請求項12記載の発明は、ネットワー
クを介して他の情報処理装置に接続された特定の情報処
理装置と、この特定の情報処理装置に前記ネットワーク
を介してあるいは直接に接続された端末装置と、を備え
た通信システムであって、前記端末装置が、オペレータ
が前記特定の情報処理装置に対する各種リストの作成指
示及び当該リストの出力先指示等の各種指示コマンドを
入力するための入力手段と、前記入力手段から入力され
た前記リスト作成指示コマンド及び出力先指示コマンド
を前記特定の情報処理装置に転送する送信手段と、を有
し、前記特定の情報処理装置が、前記送信手段により転
送されたリスト作成指示コマンド及び出力先指示コマン
ドを受信する受信手段と、前記受信手段で受信されたリ
スト作成指示コマンドに基づいて当該リスト作成指示コ
マンドで指示された情報処理装置に関する指示された種
類のリスト情報を作成するリスト作成手段と、前記受信
手段で受信された出力先指示コマンドに基づいて当該出
力先指示コマンドで指示された出力先に作成されたリス
ト情報を転送するリスト情報転送手段と、を有する。請
求項13記載の発明は、請求項12記載の通信システム
において、前記端末装置が、前記リスト情報転送手段に
より転送された作成済みのリスト情報を受信する第2の
受信手段と、この第2の受信手段で受信されたリスト情
報を予め設けられた画像出力手段に出力する出力制御手
段と、を更に有する。
【0021】
【作用】請求項1記載のファクシミリ通信システムによ
れば、オペレータにより入力手段から各種リストの作成
指示及び当該リストの出力先指示等の各種指示コマンド
が入力されると、送信手段ではこれらの指示コマンドを
特定の情報処理装置に転送する。
【0022】特定の情報処理装置側の受信手段が、送信
手段により転送されたリスト作成指示コマンド及び出力
先指示コマンドを受信すると、リスト作成手段では、受
信手段で受信されたリスト作成指示コマンドに基づいて
当該リスト作成指示コマンドで指示された情報処理装置
に関する指示された種類のリスト情報を作成する。
【0023】そして、このリストの作成が終了すると、
リスト情報転送手段では受信手段で受信された出力先指
示コマンドに基づいて当該出力先指示コマンドで指示さ
れた出力先に作成されたリスト情報を転送する。これに
より、指示された出力先でリストが出力される。
【0024】このように、請求項1記載のファクシミリ
通信システムによれば、オペレータは、入力手段から所
望のリストの作成指示及びその出力先指示を入力するだ
けで所望の出力先から所望のリストを出力させることが
できる。
【0025】なお、この場合において、入力手段はファ
クシミリ装置に直接接続してもよいが、電話公衆回線を
介して接続した他のファクシミリ装置を介して接続して
もよい。
【0026】請求項2記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項1記載のファクシミリ通信システムと
同様にしてオペレータが入力手段から所望のリストの作
成指示及びその出力先指示を入力するだけで所望の出力
先から所望のリストを出力させることができる。
【0027】また、この場合には、ファクシミリ装置側
の第2の受信手段によりリスト情報転送手段により転送
された作成済みのリスト情報が受信されると、出力制御
手段ではこの第2の受信手段で受信されたリスト情報を
予め設けられた画像出力手段に出力する。従って、リス
トの出力先として自機を指示することにより、予め設け
られている画像出力手段、例えばプリンタ等の資源を有
効に活用して、所望のリストを自機により出力すること
が可能となる。
【0028】請求項3記載のファクシミリ通信システム
によれば、特定の情報処理装置側の受信手段によりファ
クシミリ装置側からの指示コマンドが受信されると、異
常検知手段では出力先指示コマンドで指示された出力先
の電源断その他の異常を当該出力先との所定の信号のや
り取りを介して検知する。
【0029】一方、ファクシミリ装置側の判断手段では
入力手段から入力された出力先指示コマンドに基づいて
出力先が自機であるか否かを判断する。この判断手段に
より出力先が自機以外であると判断され且つ異常検知手
段により出力先の異常が検知された場合には、中断指示
手段では、特定の情報処理装置側のリスト情報転送手段
に対し当該出力先へのリスト情報の転送を中断するよう
指示する。
【0030】これにより、リスト情報転送手段では作成
したリスト情報をその異常が検知された出力先へ転送す
るのを中断する。従って、リスト情報の出力が不可能な
出力先への無駄なリスト情報の転送が防止される。
【0031】請求項4記載のファクシミリ通信システム
によれば、特定の情報処理装置側の受信手段によりファ
クシミリ装置側からの指示コマンドが受信されると、異
常検知手段では出力先指示コマンドで指示された出力先
の電源断その他の異常を当該出力先との所定の信号のや
り取りを介して検知する。
【0032】一方、ファクシミリ装置の判断手段では入
力手段から入力された出力先指示コマンドに基づいて出
力先が自機であるか否かを判断する。この判断手段によ
り出力先が自機以外であると判断され且つ前記異常検知
手段により出力先の異常が検知された場合には、出力先
変更手段では、入力手段からの出力先の再指示を待ち、
再指示に応じて特定の情報処理装置側のリスト情報転送
手段に対し出力先の変更を指示する。
【0033】これにより、リスト情報転送手段では変更
指示された出力先へリスト作成手段で作成されたリスト
情報を転送し、当該出力先でリストを出力させる。従っ
て、オペレータは最初に希望したリストの出力先に異常
がある場合には、次に希望する(自分にとって都合のよ
い)出力先を再指示するだけでその出力先でリストを出
力させることが可能となる。
【0034】請求項5記載のファクシミリ通信システム
によれば、ファクシミリ装置側の第2の受信手段により
リスト情報転送手段からの作成済みリスト情報が受信さ
れ、この情報がメモリに順次一旦格納されると、メモリ
残量検出手段ではメモリの残量を検出する。
【0035】そして、メモリ残量検出手段によりメモリ
の残量が一定値以下であるメモリフル状態が検出された
場合には、出力制御手段では第2の受信手段により受信
された情報を画像出力手段へダイレクトに出力するリア
ルタイム処理を行う。
【0036】従って、メモリには一定値の残量が確保さ
れるので、電話公衆回線を介して他のファクシミリ装置
から画像情報が送られてきてもメモリ受信によりこれに
対処できると同時に、作成済みのリストを自機の画像出
力手段で出力することが可能となる。
【0037】請求項6記載のファクシミリ通信システム
によれば、ファクシミリ装置側の第2の受信手段により
リスト情報転送手段からの作成済みリスト情報が受信さ
れ、この情報がメモリに順次一旦格納されると、メモリ
残量検出手段ではメモリの残量を検出する。
【0038】そして、メモリ残量検出手段によりメモリ
の残量が一定値以下であるメモリフル状態が検出された
場合には、受信中断手段では第2の受信手段による作成
済みリスト情報の受信を中断する。
【0039】従って、メモリには一定値の残量が確保さ
れるので、電話公衆回線を介して他のファクシミリ装置
から画像情報が送られてきてもメモリ受信によりこれに
対処できる。
【0040】請求項7記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項6と同様にして、メモリ残量検出手段
によりメモリの残量が一定値以下であるメモリフル状態
が検出された場合に、中断指示手段ではリスト情報転送
手段に情報の転送を中断するよう指示する。
【0041】これにより、リスト情報転送手段ではリス
ト情報の転送を中断するので、第2の受信手段による作
成済みリスト情報の受信が中断される。
【0042】請求項8記載のファクシミリ通信システム
によれば、特定の情報処理装置側の作成手段によりリス
ト情報が作成されると、情報量通知手段では情報転送手
段による情報の転送に先立って作成されたリスト情報の
情報量をファクシミリ装置に通知する。
【0043】一方、ファクシミリ装置側では、判断手段
により前記入力手段から入力された出力先指示コマンド
に基づいて出力先が自機であるか否かが判断される。こ
の判断手段により出力先が自機であると判断された場合
には、メモリフル推定手段では第2の受信手段による情
報の受信に先立って情報量通知手段により通知された情
報量とその時点のメモリに格納された情報量とに基づい
て情報転送手段から作成済みのリスト情報を受信した場
合にメモリ残量が一定値以下となるメモリフル状態にな
るか否かを推定する。
【0044】そして、第2の受信中断手段では、メモリ
フル推定手段によりメモリがメモリフル状態になると推
定された場合に第2の受信手段による受信を中断する。
【0045】従って、この場合には、特定の情報処理装
置側からの作成済みのリスト情報が転送開始される前
に、第2の受信手段による受信を中断することができる
ので、電話公衆回線を介して他のファクシミリ装置から
画像情報が送られてきてもメモリ受信によりこれに対処
できると共に、より多くの画情報の受信が可能となる。
【0046】請求項9記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項8と同様にしてメモリフル推定手段に
よりメモリがメモリフル状態になると推定された場合に
は、第2の中断指示手段ではリスト情報転送手段に情報
の転送を中断するよう指示する。
【0047】これにより、リスト情報転送手段ではリス
ト情報の転送をその開始前に中断するので、第2の受信
手段による作成済みリスト情報の受信が転送開始前に中
断される。
【0048】請求項10記載のファクシミリ通信システ
ムによれば、請求項8と同様にしてメモリフル推定手段
によりメモリがメモリフル状態になると推定された場合
には、第2の出力先変更手段では入力手段からの出力先
の再指示を待ち、再指示に応じてリスト情報転送手段に
対し出力先の変更を指示する。
【0049】これにより、リスト情報転送手段では変更
指示された出力先へリスト作成手段で作成されたリスト
情報を転送し、当該出力先でリストを出力させる。従っ
て、オペレータは最初に希望したリストの出力先に異常
がある場合には、次に希望する(自分にとって都合のよ
い)出力先を再指示するだけでその出力先でリストを出
力させることが可能となる。これに加えて、第2の受信
手段による作成済みリスト情報の受信が転送開始前に中
断されるので、電話公衆回線を介して他のファクシミリ
装置から大量の画像情報が送られてきてもメモリ受信に
よりこれに対処できる。
【0050】請求項11記載のファクシミリ通信システ
ムによれば、入力手段が、ファクシミリ装置に電話公衆
回線を介して接続された他のファクシミリ装置の操作入
力手段であることから、遠隔地からDTMF信号等の通
信手順信号によりリストの作成、その出力先を指示する
ことが可能となる。請求項12記載の通信システムによ
れば、オペレータにより入力手段から各種リストの作成
指示及び当該リストの出力先指示等の各種指示コマンド
が入力されると、送信手段ではこれらの指示コマンドを
特定の情報処理装置に転送する。特定の情報処理装置側
の受信手段が、送信手段により転送されたリスト作成指
示コマンド及び出力先指示コマンドを受信すると、リス
ト作成手段では、受信手段で受信されたリスト作成指示
コマンドに基づいて当該リスト作成指示コマンドで指示
された情報処理装置に関する指示された種類のリスト情
報を作成する。そして、このリストの作成が終了する
と、リスト情報転送手段では受信手段で受信された出力
先指示コマンドに基づいて当該出力先指示コマンドで指
示された出力先に作成されたリスト情報を転送する。こ
れにより、指示された出力先でリストが出力される。こ
のように、請求項12記載の通信システムによれば、オ
ペレータは、入力手段から所望のリストの作成指示及び
その出力先指示を入力するだけで所望の出力先から所望
のリストを出力させることができる。請求項13記載の
通信システムによれば、請求項12記載の通信システム
と同様にしてオペレータが入力手段から所望のリストの
作成指示及びその出力先指示を入力するだけで所望の出
力先から所望のリストを出力させることができる。ま
た、この場合には、端末装置側の第2の受信手段により
リスト情報転送手段により転送された作成済みのリスト
情報が受信されると、出力制御手段ではこの第2の受信
手段で受信されたリスト情報を予め設けられた画像出力
手段に出力する。従って、リストの出力先として自機を
指示することにより、予め設けられている画像出力手
段、例えばプリンタ等の資源を有効に活用して、所望の
リストを自機により出力することが可能となる。
【0051】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図15
に基づいて説明する。
【0052】図1には、本実施例に係るファクシミリ通
信システム50の全体構成が概略的に示されている。
【0053】このファクシミリ通信システム50は、ネ
ットワーク52を介して他の情報処理装置としてのプリ
ントサーバ54、ファイルサーバ56及びプリンタ58
に接続された特定の情報処理装置としてのホスト10
と、このホスト10に直接に接続されたファクシミリ装
置30とを備えている。
【0054】前記プリントサーバ54は、これに接続さ
れたプリンタ60の管理に割り当てられたワークステー
ションである。
【0055】ファイルサーバ56は、ネットワーク52
上のファイル記憶装置で、そのネットワーク52上のす
べてのユーザーがアクセス可能なもので、ファイルを記
憶すると共にファイルを管理し、ネットワークユーザー
がファイルを要求したときに順序を保守し、それらを変
更する機能を持った高度な装置である。通常、このファ
イルサーバ56は、共有ファイルを管理するタスク専用
の大容量のハードディスクを持つコンピュータによって
構成される。
【0056】ホスト10は、ネットワーク52中のメイ
ンコンピュータである。図2には、このホスト10及び
ファクシミリ装置30の構成が概略的に示されている。
【0057】ホスト10は、主制御部12と、この主制
御部12にシステムバスを介して接続された操作部1
4、蓄積装置16及びネット制御部18を有している。
また、主制御部12には、ホスト−ファクスインタフェ
ース部(以下、「ホスト−ファクスI/F部」と略述す
る)20も接続されている。
【0058】主制御部12は、上記各構成部のジョブの
流れを管理するプロセッサであるCPU(中央演算処理
装置)、後述するフローチャートに対応するプログラム
やその他のデータが格納されたROM、ワーエリアとし
て機能するRAM(いずれも図示省略)等を含んで構成
されており、上記各構成部の情報をもとに装置全体の制
御を行う。なお、RAMには一時記憶領域、その他の領
域が設けられている。
【0059】操作部14は、オペレータが各種の指示を
入力するためのキーが多数設けられたキーボードであ
る。
【0060】蓄積装置16は、作成されたリストファイ
ルなどが蓄積される比較的大容量のメモリである。
【0061】ネット制御部18は、主制御部12とネッ
トワーク52とのインタフェース制御を行うハードモジ
ュールで、例えばSCSIインタフェース等を含んで構
成される。
【0062】ホスト−ファクスI/F部20は、後述す
るファクス−ホストインタフェース部(以下、「ファク
ス−ホストIF部」と略述する)に接続され、主制御部
12とファクシミリ装置30とのインタフェースをと
る。
【0063】前記ファクシミリ装置30は、主制御部3
2と、この主制御部32にシステムバスを介して接続さ
れた入力手段としての操作表示部34、読み取り部3
6、符号化復号化部38、画像出力手段としての印刷部
40、蓄積装置42及び回線制御部44と、を有してい
る。また、主制御部32にはファクス−ホストIF部4
6も接続されている。
【0064】主制御部32は、上記各構成部のジョブの
流れを管理するプロセッサであるCPU(中央演算処理
装置)、後述するフローチャートに対応するプログラム
やその他のデータが格納されたROM、ワーエリアとし
て機能するRAM(いずれも図示省略)等を含んで構成
されており、上記各構成部の情報をもとに装置全体の制
御を行う。なお、RAMには一時記憶領域、その他の領
域が設けられている。
【0065】操作表示部34は、オペレータが各種の指
示を入力するためのキーが多数設けられた図示しないパ
ネルと、オペレータに対する各種指示を表示するための
図示しないLCDディスプレイとから構成されている。
【0066】読み取り部36は、原稿の画像を読み取り
画像信号に変換して出力するカラー/白黒スキャナー等
で構成される。例えば、ファクシミリ装置30がカラー
送信機能を備えたものの場合は、この読み取り部36
は、色変換機能を備えたカラー/白黒スキャナーで構成
され、白黒送信機能のみを備えたものの場合は、いわゆ
る白黒2値の画像信号を出力する白黒スキャナーで構成
される。
【0067】符号化復号化部38は、読み取り部36か
ら出力され蓄積装置42の画像メモリ領域に格納された
画像情報を圧縮符号化すると共に受信画像の圧縮符号化
データを復号する機能部であって、実際には、前記読み
取り部36の構成に対応してMH,MR方式等の白黒符
号化及びこれに対応する復号化を行うものや、DCT,
ADCT方式等のカラー符号化及びこれに対応する復号
化を行うもので構成される。
【0068】印刷部40は、受信画像を印刷出力するた
めの印刷装置であり、例えばプリンタ・エンジン等で構
成される。なお、画像出力手段としてはLCDパネル等
の画像表示手段を用いてもよい。
【0069】蓄積装置42は、いわゆるページメモリよ
り多少大きな容量を持つメモリで構成され、画像メモリ
領域、符号メモリ領域その他の領域が設けられている。
【0070】回線制御部44は、電話公衆回線70を介
して接続された他のファクシミリ装置(図示省略)との
回線の接続、切断、及び着呼検知等を行う機能部で、具
体的には、モデム、NCUから成るG3回線制御部と、
G4回線制御部とを含む。
【0071】ファクス−ホストIF部46は、主制御部
32とホスト10とのインタフェースをとる。
【0072】次に、上述のようにして構成された本実施
例におけるリスト作成時の作用について、ファクシミリ
装置30の主制御部32内CPUのリスト作成ルーチン
のプログラムを示す図3のフローチャート、及びホスト
10の主制御部12内CPUのリスト作成ルーチンのプ
ログラムを示す図4のフローチャートを用いて説明す
る。
【0073】図3のファクシミリ装置30側のルーチン
がスタートするのは、操作表示部34を構成する図示し
ないパネル(以下、単に「パネル」という)上のリスト
作成開始キーがオペレータにより押下され、その指示コ
マンドがCPUに入力されたときである。
【0074】ステップ100でパネルからリスト作成指
示、出力先指示等の各種の指示コマンドが入力されるの
を待つ。これらの指示コマンドはオペレータによりパネ
ルから入力されるのであるが、入力されたコマンドは主
制御部32内の図示しないRAMの一時記憶領域に格納
される。ここで、リスト作成指示コマンドという語は、
作成するリスト(レポートを含む)の種別の他、その他
の必要データ(例えば、リストして出力したいディレク
トリのあるホスト名、ディレクトリ名等のデータを含
む)を総称して用いている。なお、当該コマンドの具体
例については後述する。また、本実施例では、出力先指
示コマンドとは、オペレータがリストの出力先として選
択したプリンタを指示するコマンドをいうが、出力先
は、必ずしもプリンタでなくともディスプレイ等の表示
装置であってもよい。また、出力先として自機(ファク
シミリ装置30)が指示された場合には、出力先(自
機)の指示コマンドと共に、データ量の通知の要否を指
示するコマンドも入力される。なお、このデータ量の通
知の要否は、いわゆるデフォルトの設定によって決める
ようにしてもよい。
【0075】次のステップ102ではステップ100で
入力された指示コマンドをコピーしてファックス−ホス
トI/F部46を介してホスト10に転送する。
【0076】一方、図4のホスト10側のルーチンがス
タートするのは、上記の指示コマンドの転送のためホス
ト−ファクスI/F部20とファクス−ホストI/F部
46との間でインタフェース制御が開始された時であ
る。
【0077】ステップ200でファクシミリ装置30側
から転送されたコマンドがホスト−ファクスI/F部2
0を介して受信されるのを待つ。この受信されたコマン
ドは主制御部12内の図示しないRAMの一時格納領域
に格納される。
【0078】コマンドが受信され、RAMの一時格納領
域に格納されると、ステップ202に進んでリスト作成
指示コマンドに基づいてリスト(フォーマットに従った
リスト情報)を作成する。ここで、このリストの作成
は、リスト指示コマンド中にリストして出力したいディ
レクトリのあるホスト名、ディレクトリ名等のデータが
含まれている場合には、そのホスト(端末装置)との間
でネット制御部18を介してデータをやりとりして行わ
れる。
【0079】ここで、図3のファクシミリ装置30側の
ルーチンの説明に移る。ステップ104で出力先が自機
であるか否かを判断する。このステップ104における
判断は、RAMの一時記憶領域に格納されている出力先
指示コマンドに基づいて行われる。このステップ104
における判断が否定された場合にはステップ132に進
む(この場合の処理については、後述する)が、肯定さ
れた場合には、ステップ106に進んでデータ量(情報
量)を受信する必要があるか否かを判断する。このステ
ップ106における判断は、前記の如く出力先(自機)
の指示コマンドと共に入力され、RAMの一時格納領域
に格納されているデータ量の通知の要否を指示するコマ
ンドに基づいて行われる。そして、このステップ106
における判断が否定された場合にはステップ114にジ
ャンプしてホストからデータが送られてくるのを待つ
が、肯定された場合には、ステップ108に進んでデー
タ量が受信されるのを待つ。
【0080】ここで、図4のホスト10側のルーチンの
説明に移る。ステップ202においてファイルリストが
作成されると、ステップ204に進んで出力先がファク
シミリ装置30であるか否かを判断する。このステップ
204における判断は、上記ステップ200において受
信されRAMの一時格納領域に格納された出力先指示コ
マンドに基づいて行われる。なお、出力先をファクシミ
リ装置30側から通知するようにすることも可能であ
る。
【0081】ステップ204の判断が肯定された場合、
即ち出力先としてファクシミリ装置30が指示されてい
る場合には、ステップ206に進んでデータ量(作成し
たファイルリストのデータ量を意味する。以下において
同じ))をファクシミリ装置30に通知する必要がある
か否かを判断する。このステップ206における判断
は、出力先(自機)の指示コマンドと共にファクシミリ
装置30側から転送され、RAMの一時格納領域に格納
されているデータ量の通知の要否を指示するコマンドに
基づいて行われる。なお、ステップ204における判断
が否定がされた場合については、後述する。
【0082】ステップ206においてデータ量を通知す
る必要がないと判断された場合には、ステップ214に
ジャンプする(このステップ214における処理につい
ては後述する)。一方、ステップ206においてデータ
量を通知する必要があると判断された場合には、ステッ
プ208に進んでデータ量をファクシミリ装置30に通
知した後、ステップ210に進み、ファクシミリ装置3
0からの指示が受信されるのを待つ。ステップ208に
おけるデータ量の通知は、ホスト−ファクスI/F部2
0を介してなされる。
【0083】ここで、図3のファクシミリ装置30側の
ルーチンの説明に移る。ステップ108では前記の如
く、デ−タ量が受信されるのを待っているのであるが、
上記ステップ208においてホスト10側からデータ量
が通知されると、このステップ108における判断が肯
定され、ステップ110に進み、ホスト10側から作成
されたリストを受信した場合に、蓄積装置42の画像メ
モリ領域の記憶容量の残量(メモリ残量)が一定値以下
となるメモリフル状態になるかどうかを判断する(推定
する)。このステップ110における判断は、現時点の
蓄積装置42の画像メモリ領域に格納されている画像デ
ータの量と上記ステップ108で受信したデータ量とに
基づいて画像メモリ領域の総記憶容量を勘案してなされ
る。このステップ110における判断が否定された場合
には、ステップ112に進んでファクス−ホストI/F
部46を介してホスト10に送信を指示した後、ステッ
プ114に進んでホストからデータ(リストのデータ)
が送られてくるのを待つ。
【0084】一方、ステップ110における判断が肯定
された場合には、ステップ130に進んでメモリフル推
定後の処理として中断が設定されているか否かを判断す
る。このメモリフル推定後の処理の設定は、デフォルト
の設定によりなされ、中断又は出力先再指示のいずれか
一方が予め設定されるようになっている。
【0085】ステップ130においてメモリフル推定後
の処理として中断が設定されている場合には、ステップ
144に進んで中断をホスト10に指示した後、一連の
処理を終了する。ステップ144における中断の指示も
ファクス−ホストI/F部46を介してなされる。
【0086】一方、メモリフル推定後の処理として出力
先再指示が設定さている場合には、ステップ138に進
んで操作表示部34を構成する図示しないLCDディス
プレイに出力先の再指示を促す旨のメッセージを表示し
た後、ステップ140に進んでオペレータによりパネル
から出力先指示コマンドが再入力されるの待つ。そし
て、出力先指示コマンドが再入力され、出力先の再指示
が行われると、ステップ142に進んで上記ステップ1
40で指示された出力先をホストに指示(出力先の変更
を指示)した後、ステップ104に戻る。ステップ14
2における出力先の変更指示もファクス−ホストI/F
部46を介してなされる。
【0087】ここで、図4のホスト10側のルーチンの
説明に移る。ステップ210で前記の如くファクシミリ
装置30からの指示が受信されるのを待っているのであ
るが、上記ステップ112、ステップ144及びステッ
プ142のいずれかでファクシミリ装置30から指示が
ホスト−ファクスI/F部20を介して入力されると、
このステップ210における判断が肯定され、ステップ
212に進む。このステップ212では、上記ステップ
210で受信したファクシミリ装置30からの指示が送
信指示であるか否かを判断し、この判断が肯定された場
合には、ステップ214へ進む。
【0088】このステップ214ではファクシミリ装置
30へ上記ステップ202で作成したリストをホスト−
ファクスI/F部20を介して転送した後、一連の処理
を終了する。
【0089】一方、ステップ212における判断が否定
された場合には、ステップ228に進んでファクシミリ
装置30からの指示が中断指示であるか否かを判断す
る。そして、このステップ228における判断が肯定さ
れた場合には、一連の処理を中断する。これにより、作
成済みリストのファクシミリ装置30への転送は転送開
始前に中断される。この場合、ファクシミリ装置30の
方では、図3のルーチンが終了して待機状態となってい
るので、電話公衆回線70を介して他のファクシミリ装
置(図示省略)から画像情報が送られてきた場合に、メ
モリ受信により対処できる。特に、この場合には、作成
済みファイルリストは転送されないので、他のファクシ
ミリ装置から送られてくる画像情報の情報量が多い場合
であってもメモリ受信が可能である。
【0090】一方、ファクシミリ装置30からの指示が
出力先の再指示(出力先の変更指示)である場合は、ス
テップ228における判断が否定され、ステップ204
に戻る。
【0091】ここで、図3のファクシミリ装置30側の
ルーチンの説明に移る。ステップ114で上記の如くホ
ストからデータが転送されてくるのを待っているのであ
るが、上記ステップ214においてホストからデータが
転送され、このデータの転送が開始される旨の通知がフ
ァクス−ホストI/F部46から通知されると、このス
テップ114における判断が肯定され、ステップ116
に進んで蓄積装置42の画像メモリ領域の記憶容量の残
量(メモリ残量)が一定値以下となったかどうか(メモ
リフルとなったかどうか)を判断する。この判断は、そ
の時点の画像メモリ領域内の画像データ量と画像メモリ
領域の総記憶容量とに基づいてなされる。そして、この
ステップ116における判断が否定されると、ステップ
118に進んで、データの受信及び蓄積装置42への格
納を開始した後、ステップ120に進んでホスト10か
らのデータ受信が完了したか否かを判断し、この判断が
否定されると、ステップ116に戻る。即ち、データ受
信開始後、ホスト10からのデータ受信が完了するまで
の間、ステップ116→ステップ118→ステップ12
0のループを繰り返してデータ受信及び蓄積装置42の
画像メモリ領域への格納を行う。そして、ホスト10か
らのデータ受信が完了すると、ステップ126へ進んで
ホスト10から受信したデータ(作成済みのリストのデ
ータ)を印刷部40へ出力する。これにより、印刷部4
0を構成するプリンタ・エンジンから作成済みのリスト
がプリント出力される。
【0092】次のステップ128ではリアルタイム処理
中か否かを判断するが、今説明しているのはステップ1
16→ステップ118→ステップ120のループの繰り
返しの後、ステップ120の判断が肯定されてステップ
126に進んだ場合であるから、このステップ128の
判断は否定され、一連の処理を終了する。
【0093】この一方、ホスト10からのデータ受信の
開始に先立ってあるいは受信の最中に、メモリフル状態
となった場合には、ステップ116における判断が肯定
され、ステップ122に進む。このステップ122では
メモリフル後の処理としてリアルタイムが設定されてい
るか否かを判断する。このメモリフル後の処理の設定
は、デフォルトの設定によりなされ、リアルタイム又は
中断のいずれか一方が予め設定されるようになってい
る。
【0094】メモリフル後の処理としてリアルタイムが
予め設定されている場合には、ステップ124に進んで
ホスト10からのデータを受信し、直ちにステップ12
6に進んで受信したデータを印刷部40へ出力した後、
ステップ128に進む。このステップ128では前記の
如くリアルタイム処理中か否かを判断するのであるが、
今説明しているのは、ステップ116における判断が肯
定された後、ステップ122→ステップ124→ステッ
プ126の経路を経てステップ128に進んだ場合であ
り、まさにリアルタイム処理(受信したデータをメモリ
に格納することなく、プリンタへ順次ダイレクトに出力
する、データ受信とプリント出力とを順次繰り返し行う
処理)中の場合であるから、このステップ128におけ
る判断が肯定され、ステップ116に戻る。即ち、この
場合には、ステップ116→ステップ122→ステップ
124→ステップ126→ステップ128のループを繰
り返してリアルタイム処理を実行する。そして、リアル
タイム処理が終了すると、ステップ128の判断が否定
され、一連の処理を終了する。
【0095】上述したように、メモリフル後に受信した
データを印刷部40へダイレクトに出力するリアルタイ
ム処理を行うので、一定値のメモリ残量が確保され、電
話公衆回線70を介して他のファクシミリ装置から画像
情報が送られてきてもメモリ受信によりこれに対処でき
ると同時に、作成済みのリストを印刷部40でプリント
出力することが可能となる。
【0096】一方、メモリフル後の処理として中断が予
め設定されている場合には、ステップ122における判
断が否定され、ステップ144に進んで中断をホスト1
0に指示した後、一連の処理を終了する。
【0097】次に、上記ステップ104における判断が
否定された場合について説明する。ステップ104にお
ける判断が否定された場合には、ステップ132に進
み、出力先の異常チェック結果を受信するのを待つ。
【0098】ここで、図4のホスト10側のルーチンの
説明に移る。出力先指示コマンドで指示された出力先が
ファクシミリ装置30ではないために、ステップ204
における判断が否定された場合は、ステップ216に進
んで出力先指示コマンドで指示された出力先(プリン
タ)の電源断その他のチェックを行う。このチェック
は、ネット制御部18を介して出力先として指示された
ネットワーク上のプリンタ(プリンタサーバを含む)と
の間で所定の信号のやりとりを行うことによりなされ
る。
【0099】次のステップ218では上記ステップ21
6におけるチェックの結果がOK(正常)か否かを判断
する。チェック結果がOKであれば、ステップ220に
進んでファクシミリ装置30へOKである旨を通知し、
その後ステップ222に進んで出力先指示コマンドで指
示された出力先(プリンタ)へ上記ステップ202で作
成されたリストを転送した後、一連の処理を終了する。
これにより、出力先として指示されたプリンタにより作
成済みのリストがプリント出力される。なお、ステップ
220におけるOKである旨の通知は、ホスト−ファク
スI/F部を介してなされ、ステップ222におけるリ
ストファイルの転送は、ネット制御部を介してなされ
る。
【0100】一方、ステップ218における判断が否定
された場合には、ステップ224に進んでファクシミリ
装置30へNGである旨を通知し、その後ステップ22
6に進んでファクシミリ装置30からの指示が受信され
るのを待つ。
【0101】ここで、図3のファクシミリ装置30側の
ルーチンの説明に移る。ステップ132では上記の如く
出力先の異常チェック結果を受信するのを待っているの
であるが、上記ステップ220又は224でホスト10
から通知されたOK、又はNGがファクス−ホストI/
F部46を介して入力されると、ステップ132におけ
る判断が肯定され、ステップ134に進んで受信したチ
ェック結果がOKであるか否かを判断する。そして、こ
のステップ134における判断が肯定された場合には、
一連の処理を終了するが、否定された場合には、ステッ
プ136に進んでNG後の処理として中断が設定されて
いるか否かを判断する。このNG後の処理の設定は、デ
フォルトの設定によりなされ、中断又は出力先再指示の
いずれか一方が予め設定されるようになっている。
【0102】NG後の処理として中断が予め設定されて
おり、ステップ136における判断が肯定された場合に
は、ステップ144にジャンプしてホスト10に中断を
指示した後、一連の処理を終了する。一方、NG後の処
理として出力先再指示が予め設定されており、ステップ
136における判断が否定された場合には、ステップ1
38に進んで前記の如く操作表示部34を構成する図示
しないLCDディスプレイに出力先の再指示を促す旨の
メッセージを表示した後、ステップ140に進んでオペ
レータによりパネルから出力先指示コマンドが再入力さ
れるの待つ。そして、出力先指示コマンドが再入力さ
れ、出力先の再指示が行われると、ステップ142に進
んで上記ステップ140で指示された出力先をホストに
指示(出力先の変更を指示)した後、ステップ104に
戻る。
【0103】ここで、図4のホスト10側のルーチンの
説明に移る。ステップ226で上記の如くファクシミリ
装置30からの指示が受信されるのを待っているのであ
るが、上記ステップ144又は142で中断又は出力先
変更の指示がファクシミリ装置30からなされると、こ
のステップ226における判断が肯定され、ステップ2
28に進む。
【0104】このステップ228ではファクシミリ装置
30からの指示が中断指示であるか否かを判断する。そ
して、このステップ228における判断が肯定された場
合には、一連の処理を中断する。これにより、作成済み
リストのチェック結果がNGとなった出力先(この出力
先ではプリント出力を果たしえない)への転送が転送開
始前に中断される。このため、電源断その他の異常があ
り、プリント出力を果たしえない出力先への無駄なデー
タの転送を事前に回避することができる。
【0105】一方、ファクシミリ装置30からの指示が
出力先の再指示(出力先の変更指示)である場合は、上
記の如くステップ228における判断が否定され、ステ
ップ204に戻る。
【0106】ステップ142においてステップ104に
戻った場合、及びステップ228においてステップ20
4に戻った場合は、上述したような処理・判断が繰り返
し行われ、変更された出力先(オペレータにより再指示
された出力先)に異常がなければ、その出力先から作成
済みのリストがプリント出力される。従って、オペレー
タは、最も自分にとって好都合な出力先を最初にパネル
から指示し、その出力先が異常、あるいはメモリフルと
推定された場合は、次に自分にとって好都合な出力先を
指示することにより、所望の出力先から所望のリストを
プリント出力させることが可能となる。
【0107】これまでの説明から明らかなように、本実
施例では、ホスト10側の主制御部12の機能によって
リスト作成手段、異常検知手段及び情報量通知手段が実
現され、ネット制御部18と主制御部12の機能によっ
てリスト情報転送手段が実現され、ホスト−ファクスI
/F部20と主制御部12の機能によって受信手段が実
現されている。また、ファクシミリ装置30側の主制御
部32の機能によって出力制御手段、判断手段、中断指
示手段、出力先変更手段、メモリ残量検出手段、中断指
示手段、メモリフル推定手段、第2の中断指示手段及び
第2の出力先変更手段が実現され、ファクス−ホストI
/F部46と主制御部32の機能によって送信手段及び
第2の受信手段が実現されている。
【0108】次に、本実施例における具体的な各種リス
ト(レポート)の作成について、ファクシミリ装置30
のパネルからオペレータがどのようなデータを入力する
か、それに基づいてどのようにして各種リスト(レポー
ト)が作成されるかの点を中心に、それぞれ簡単に説明
する。 《ファイルリスト》ファクシミリ装置30のパネルか
ら、リストとして出したいディレクトリのあるホスト名
とディレクトリ名と使用者のユーザID、パスワードを
入力し、ファイルリスト排出と出力先の指示をする。こ
の指示コマンドがファクシミリ装置30に繋がっている
ホスト10に転送されると、当該ホスト10から指示さ
れた端末装置(情報処理装置)にネットワークを介して
ログインして(但し、ホスト10が指示された場合は他
の端末装置にログインする必要はない)、指示されたデ
ィレクトリからファイル名及びディレクトリ名を読み出
してフォーマット及び展開(ホスト名、対照となるディ
レクトリ名、指示されたディレクトリ内にあるファイル
名及びディレクトリ名、アクセス権、ファイルタイプ、
リンク数、ディレクトリならばファイル数、ファイルな
らばサイズ)を行ってファイルリストを作成する。これ
により、最終的に出力先として指示されたプリンタで図
6に示されるようなファイルリストがプリントアウトさ
れる。 《ユーザレポート》ファクシミリ装置30のパネルか
ら、レポートとして出したいホスト名とユーザのキーワ
ードと使用者のユーザID、パスワードを入力し、ユー
ザレポート排出と出力先の指示をする。この指示コマン
ドがファクシミリ装置30に繋がっているホスト10に
転送されると、当該ホスト10では指示されたキーワー
ドに関わるユーザに関する情報(ログイン名、正式な氏
名、ホームディレクトリのある端末名など)をUNIX
の管理情報から引き出してその結果を集計し、フォーマ
ット及び展開(ホスト名、対象となるキーワード、キー
ワードによりユーザIDとそのログイン名、ホスト名、
プロジェクト名、プラン)を行ってユーザレポートを作
成する。これにより、最終的に出力先として指示された
プリンタで図7に示されるようなユーザレポートがプリ
ントアウトされる。 《ログインリスト》ファクシミリ装置30のパネルか
ら、リストとして出したいホスト名と対象となる期間、
(もし特定のユーザについてのみリストしたい場合はそ
のユーザID)、使用者のユーザID、パスワードを入
力し、ログインユーザリスト排出と出力先の指示をす
る。この指示コマンドがファクシミリ装置30に繋がっ
ているホスト10に転送されると、当該ホスト10では
指示された端末装置(情報処理装置)にネットワークを
介してログインして(但し、ホスト10が指示された場
合ログインする必要はない)、その端末装置にログイン
したユーザの情報(ログインした日時、回数、時間な
ど)をUNIXの管理情報から引き出してその結果を集
計(特定のユーザの指示がされていた場合には指示され
たユーザの情報に対して集計を行う)し、フォーマット
及び展開(ホスト名、対象となる期間、ユーザID、ど
このホストから、どの端末に、何時から何時まで、何分
間ログインしていたか)を行ってログインリストを作成
する。これにより、最終的に出力先として指示されたプ
リンタで図8に示されるようなログインリスト(これ
は、全てのユーザについてのログインリストである)が
プリントアウトされる。なお、特定のユーザのユーザI
Dをパネルから入力した場合には、最終的にその特定の
ユーザについてのみのログインリストがプリンタでプリ
ントアウトされる。 《ネットワークリスト》ファクシミリ装置30のパネル
から、使用者のユーザID、パスワードを入力しネット
ワークリスト排出と出力先の指示をする。この指示コマ
ンドがファクシミリ装置30に繋がっているホスト10
に転送されると、当該ホスト10では、ネットワーク構
成図をフォーマット及び展開(ホスト名とプリンター名
についてそれぞれ、ネットアドレス、ステータス、管理
者名、連絡先、備考など)を行ってネットワークリスト
を作成する。これにより、最終的に出力先として指示さ
れたプリンタで図9に示されるようなネットワークリス
トがプリントアウトされる。 《インデックスリスト》ファクシミリ装置30のパネル
から、リストとして出したいホスト名とエントリーコー
ドと使用者のユーザID、パスワードを入力しインデッ
クスリスト排出と出力先の指示をする。この指示コマン
ドが転送されると、ホスト10ではデータベースの内容
をフォーマット及び展開を行ってインデックスリストを
作成する。これにより、最終的に出力先として指示され
たプリンタで図10ないし図11に示されるようなイン
デックスリストがプリントアウトされる。ここで、この
インデックスリストは、これらの図にも示されるよう
に、階層毎に作成させることができ、例えば図10のネ
ットワークデータに対応するエントリーコード「5」を
用いて検索した結果、図11に示されるような次の階層
のインデックスリスト(この場合は、ネットワークデー
タのインデックスリスト)が作成され、図11のエント
リーコード5*のいずれかを入力すると、次の階層のイ
ンデックスリストが作成され、以後同様にして階層毎に
予め定められている(検索の結果得られる)エントリー
コードを用いてインデックスリストを順次階層的に作成
させることができるようになっている。 《メールリスト》ファクシミリ装置30のパネルから、
使用者のユーザID、パスワードを入力しメールリスト
排出と出力先の指示をする。この指示コマンドがファク
シミリに繋がっているホスト10に転送されると、当該
ホスト10では自分のメールボックスの存在するワーク
ステーションにネットワークを介してログインして(但
し、ホスト10が指示された場合はログインする必要は
ない)、自分宛てに来ている電子メールのリストをフォ
ーマット及び展開(いつ、誰から、何がきているかな
ど)を行ってメールリストを作成する。これにより、最
終的に出力先として指示されたプリンタで図12に示さ
れるようなメールリストがプリントアウトされる。 《料金リスト》予め各ホストには時間に対応する料金の
設定(1秒1円など)がなされているものとする。ファ
クシミリ装置30のパネルから、リストとして出したい
ホスト名、(もし特定のユーザについてのみリストにし
たい場合はそのユーザID)、使用者のユーザID、パ
スワードを入力し、料金リスト排出と出力先の指示をす
る。この指示コマンドがファクシミリに繋がっているホ
スト10に転送されると、当該ホスト10ではネットワ
ークを介して指示された端末装置(情報処理装置)にロ
グインして(但し、ホスト10が指示された場合はログ
インする必要はない)、その端末装置にログインしたユ
ーザの情報ユーザID、ログインしていた日時、所要時
間、予め設定されている時間に対応する料金など)をU
NIXの管理情報から引き出して料金及び料金合計を計
算しその結果を集計(特定のユーザの指示がされていた
場合には指示されたユーザの情報に対して集計を行う)
し、フォーマット及び展開を行って料金リストを作成す
る。これにより、最終的に出力先として指示されたプリ
ンタで図13に示されるような料金リスト(これは全て
のユーザについての料金リストである)がプリントアウ
トされる。なお、特定のユーザのユーザIDをパネルか
ら入力した場合には、最終的にその特定のユーザについ
てのみの料金リストがプリンタでプリントアウトされ
る。 《ステータスリスト》ファクシミリ装置30のパネルか
ら、使用者のユーザID、パスワードを入力し、ステー
タスリスト排出と出力先の指示をする。当該指示コマン
ドがファクシミリ装置10に繋がっているホスト10に
転送されると、当該ホスト10では指示されたキーワー
ドに関わるユーザに関する情報(ホスト名、ネットアド
レス、ステータス、管理者名、連絡先、load averageな
ど)をUNIXの管理情報から引き出してその結果をフ
ォーマット及び展開を行ってステータスリストを作成す
る。これにより、最終的に出力先として指示されたプリ
ンタで図14に示されるようなステータスリストがプリ
ントアウトされる。 《プロセスリスト》ファクシミリ装置30のパネルか
ら、リストとして出したいホスト名とキーワードと、使
用者のユーザID、パスワードを入力し、プロセスリス
ト排出と出力先の指示をする。この指示コマンドがファ
クシミリに繋がっているホスト10に転送されると、当
該ホスト10ではネットワークを介して指示された端末
装置(情報処理装置)にログインして(但し、ホスト1
0が指示された場合はログインする必要はない)、その
現在実行されているプロセスについての情報(プロセス
ID、コマンド名、所有者、ステータス、開始日時、所
要時間など)をUNIXの管理情報から引き出してその
結果を集計(特定のキーワードが指示されていた場合に
は指示されたキーワードの情報に対して集計を行う)
し、フォーマット及び展開を行ってプロセスリストを作
成する。これにより、最終的に出力先として指示された
プリンタで図15に示されるようなプロセスリスト(こ
れは特定のキーワードが指示されていない場合のもので
ある)がプリントアウトされる。なお、特定のキーワー
ドが指示されていた場合には、そのキーワードを持つユ
ーザについてのみのプロセスリストが最終的にプリンタ
でプリントアウトされる。
【0109】上記いずれの場合も、出力先がファクシミ
リ装置30ならばフォーマット及び展開後のリスト(レ
ポート)のデータをホスト10からファクシミリ装置3
0に転送し、ファクシミリ装置30の印刷部でプリント
アウトする。出力先がファクシミリ装置30以外なら
ば、当該出力先として指示されたプリンタ又はプリンタ
サーバにフォーマット及び展開後のリスト(レポート)
のデータを転送し、その出力先でプリントアウトさせ
る。
【0110】なお、上記いずれのリストの作成に際して
も、ネットワークを利用して他の情報処理装置を用いて
機能分散や負荷分散により展開を行うことも可能であ
る。
【0111】また、上記の説明では、ホスト10がネッ
トワークに接続されている場合について説明したが、こ
のホスト10はいわゆるスタンドアローンであってもよ
い。
【0112】以上説明したように、本実施例によれば、
ファクシミリ装置30のパネルから様々なリスト及びレ
ポート出力の指示を行いファクシミリ装置30に繋がっ
ているホスト10及びネットワーク上の他の端末装置
(ワークステーション)にある管理情報を引き出してリ
スト及びレポートなどにホスト10上でフォーマット展
開することによりファクシミリ装置30に負荷を与える
ことがない。
【0113】また、ネットワークに繋がっている他の端
末装置(ワークステーション)を使用して機能分散処理
や負荷分散処理を行うことにより、1台のホストだけに
負荷をかけないようにすることも可能である。
【0114】更に、ファクシミリ装置30のプリンタ・
エンジン及びネットワーク上のプリンタなどに出力させ
ることによりネットワーク上のホストコンピュータの近
くにいなくてもネットワークやユーザを管理する情報を
得ることができる。
【0115】なお、ファクシミリ装置30のユーザイン
ターフェースを工夫すればユーザの負担を更に軽減する
ことが可能と思われる。
【0116】なお、上記実施例ではファクシミリ装置3
0側からホスト10側へデータの送信を中断するような
指示を出してデータの転送を中断させ、これによりファ
クシミリ装置30側でホスト10からのデータの受信を
中断するようにした場合を例示したが、ファクシミリ装
置30側で自らデータの受信を中断するようにしてもよ
い。
【0117】これまでの説明では、リストの作成や出力
先の指示は、ファクシミリ装置30のパネルからオペレ
ータが入力する場合について説明したが、例えば、公衆
回線網を使用して遠隔地にある他のファクシミリ装置か
らDTMFやプロトコルなどの方法により指示すること
も可能であり、かかる場合には、その遠隔地にある他の
ファクシミリ装置のパネルを入力手段として用いること
ができる。
【0118】なお、上記実施例ではファクシミリ装置3
0とホスト10とをファクス−ホストI/F部46及び
ホスト−ファクスI/F部20を介して直接的に接続す
る場合を例示したが、本発明のファクシミリ通信システ
ムの構成はこれに限定されるものではなく、例えば図5
に示されるようなものであってもよい。
【0119】この図5の場合は、ファクシミリ装置80
がネットワーク52を介してホスト90に接続されてい
るため、ファクシミリ装置80とホスト90との間の指
示コマンドその他の情報のやりとりはネットワーク52
を介して行われる。従って、この図5の場合には、ファ
クシミリ装置80としては前述したファクシミリ装置3
0におけるファクス−ホストI/F部46に代えて、主
制御部32とネットワーク52とのインタフェース制御
を行うネット制御部が設けられたファクシミリ装置が使
用され、ホスト90としては前述したホスト10におけ
るホスト−ファクスI/F部20が除去されたものが使
用されている。その他の部分の構成は、前述した実施例
と同様になっている。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載のファ
クシミリ通信システムによれば、オペレータは、入力手
段から所望のリストの作成指示及びその出力先指示を入
力するだけで所望の出力先から所望のリストを出力させ
ることができることから、ネットワーク上のホストコン
ピュータの近くにいなくてもネットワークやユーザを管
理する情報を得ることができ、これによりネットワーク
やユーザの管理を容易にすることができ、しかもファク
ミリ装置内に大容量メモリを備える必要もないという従
来にない優れた効果がある。
【0121】請求項2記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項1記載のファクシミリ通信システムと
同等の効果を得ることができる他、リストの出力先とし
て自機を指示することにより、予め設けられている画像
出力手段、例えばプリンタ等の資源を有効に活用して、
所望のリストを自機により出力することが可能となると
いう効果がある。
【0122】請求項3記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項2記載のファクシミリ通信システムと
同等の効果を得ることができる他、リスト情報転送手段
では作成したリスト情報をその異常が検知された出力先
へ転送するのを中断するので、リスト情報の出力が不可
能な出力先への無駄なリスト情報の転送をも防止するこ
とができる。
【0123】請求項4記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項2記載のファクシミリ通信システムと
同等の効果を得ることができる他、オペレータは最初に
希望したリストの出力先に異常がある場合には、次に希
望する(自分にとって都合のよい)出力先を再指示する
だけでその出力先でリストを出力させることが可能とな
る。
【0124】請求項5記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項2記載のファクシミリ通信システムと
同等の効果を得ることができる他、メモリ残量検出手段
によりメモリの残量が一定値以下であるメモリフル状態
が検出された場合には、出力制御手段では第2の受信手
段により受信された情報を画像出力手段へダイレクトに
出力するリアルタイム処理を行うので、電話公衆回線を
介して他のファクシミリ装置から画像情報が送られてき
てもメモリ受信によりこれに対処できると同時に、作成
済みのリストを自機の画像出力手段で出力することが可
能となるという効果がある。
【0125】請求項6記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項2記載のファクシミリ通信システムと
同等の効果を得ることができる他、メモリ残量検出手段
によりメモリの残量が一定値以下であるメモリフル状態
が検出された場合には、受信中断手段では第2の受信手
段による作成済みリスト情報の受信を中断するので、電
話公衆回線を介して他のファクシミリ装置から画像情報
が送られてきてもメモリ受信によりこれに対処できると
いう効果がある。
【0126】請求項7記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項6と同様にして、メモリ残量検出手段
によりメモリの残量が一定値以下であるメモリフル状態
が検出された場合に、中断指示手段ではリスト情報転送
手段に情報の転送を中断するよう指示し、リスト情報転
送手段ではリスト情報の転送を中断するので、第2の受
信手段による作成済みリスト情報の受信が中断される。
従って、請求項6記載の発明と同等の効果が得られる。
【0127】請求項8記載のファクシミリ通信システム
によれば、請求項2記載のファクシミリ通信システムと
同等の効果が得られる他、第2の受信中断手段では、メ
モリフル推定手段によりメモリがメモリフル状態になる
と推定された場合に第2の受信手段による受信を中断す
るので、特定の情報処理装置側からの作成済みのリスト
情報が転送開始される前に、第2の受信手段による受信
を中断することができ、電話公衆回線を介して他のファ
クシミリ装置から画像情報が送られてきてもメモリ受信
によりこれに対処できると共に、より多くの画情報の受
信が可能となるという効果がある。
【0128】請求項9記載のファクシミリ通信システム
によれば、メモリフル推定手段によりメモリがメモリフ
ル状態になると推定された場合には、第2の中断指示手
段ではリスト情報転送手段に情報の転送を中断するよう
指示し、リスト情報転送手段ではリスト情報の転送をそ
の開始前に中断するので、第2の受信手段による作成済
みリスト情報の受信が転送開始前に中断される。従っ
て、請求項8記載の発明と同等の効果が得られる。
【0129】請求項10記載のファクシミリ通信システ
ムによれば、請求項2記載のファクシミリ通信システム
と同等の効果が得られる他、オペレータは最初に希望し
たリストの出力先に異常がある場合には、次に希望する
(自分にとって都合のよい)出力先を再指示するだけで
その出力先でリストを出力させることが可能となり、更
には、第2の受信手段による作成済みリスト情報の受信
が転送開始前に中断されるので、電話公衆回線を介して
他のファクシミリ装置から大量の画像情報が送られてき
てもメモリ受信によりこれに対処できるという効果があ
る。
【0130】請求項11記載のファクシミリ通信システ
ムによれば、遠隔地からDTMF信号等の通信手順信号
によりリストの作成、その出力先を指示することが可能
となるという効果がある。請求項12記載の通信システ
ムによれば、オペレータは、入力手段から所望のリスト
の作成指示及びその出力先指示を入力するだけで所望の
出力先から所望のリストを出力させることができること
から、ネットワーク上のホストコンピュータの近くにい
なくてもネットワークやユーザを管理する情報を得るこ
とができ、これによりネットワークやユーザの管理を容
易にすることができるという従来にない優れた効果があ
る。請求項13記載の通信システムによれば、請求項1
2記載の通信システムと同等の効果を得ることができる
他、リストの出力先として自機を指示することにより、
予め設けられている画像出力手段、例えばプリンタ等の
資源を有効に活用して、所望のリストを自機により出力
することが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係るファクシミリ通信システムの構
成を概略的に示す図である。
【図2】図1のファクシミリ装置とホストとの内部構成
を示すブロック図である。
【図3】ファクシミリ装置の主制御部内CPUのリスト
作成ルーチンのプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図4】ホストの主制御部内CPUのリスト作成ルーチ
ンのプログラムを示すフローチャートである。
【図5】変形例に係るファクシミリ通信システムの構成
を概略的に示す図である。
【図6】ファイルリストの一例を示す図である。
【図7】ユーザレポートの一例を示す図である。
【図8】ログインリストの一例を示す図である。
【図9】ネットワークリストの一例を示す図である。
【図10】インデックスリストの一例を示す図である。
【図11】図10の次の階層のインデックスリストの一
例を示す図である。
【図12】メールリストの一例を示す図である。
【図13】料金リストの一例を示す図である。
【図14】ステータスリストの一例を示す図である。
【図15】プロセスリストの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ホスト(特定の情報処理装置) 12 主制御部(リスト作成手段、異常検知手段、情報
量通知手段、受信手段の一部、リスト情報転送手段の一
部、) 18 ネット制御部(リスト情報転送手段の一部) 20 ホスト−ファクスI/F部(受信手段の一部) 30 ファクシミリ装置 32 主制御部(出力制御手段、判断手段、中断指示手
段、出力先変更手段、メモリ残量検出手段、中断指示手
段、メモリフル推定手段、第2の中断指示手段、第2の
出力先変更手段、送信手段の一部、第2の受信手段の一
部) 34 操作表示部(入力手段) 40 印刷部(画像出力手段) 42 蓄積装置(メモリ) 46 ファクス−ホストI/F部(送信手段の一部、第
2の受信手段の一部) 50 ファクシミリ通信システム 52 ネットワーク 54 プリントサーバ(他の情報処理装置) 56 ファイルサーバ(他の情報処理装置) 58 プリンタ(他の情報処理装置) 70 電話公衆回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−120970(JP,A) 特開 平2−123846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して他の情報処理装置
    に接続された特定の情報処理装置と、この特定の情報処
    理装置に前記ネットワークを介してあるいは直接に接続
    されると共に電話公衆回線に接続されたファクシミリ装
    置と、を備えたファクシミリ通信システムであって、 前記ファクシミリ装置が、 オペレータが前記特定の情報処理装置に対する各種リス
    トの作成指示及び当該リストの出力先指示等の各種指示
    コマンドを入力するための入力手段と、 前記入力手段から入力された前記リスト作成指示コマン
    ド及び出力先指示コマンドを前記特定の情報処理装置に
    転送する送信手段と、を有し、 前記特定の情報処理装置が、前記送信手段により転送さ
    れたリスト作成指示コマンド及び出力先指示コマンドを
    受信する受信手段と、 前記受信手段で受信されたリスト作成指示コマンドに基
    づいて当該リスト作成指示コマンドで指示された情報処
    理装置に関する指示された種類のリスト情報を作成する
    リスト作成手段と、 前記受信手段で受信された出力先指示コマンドに基づい
    て当該出力先指示コマンドで指示された出力先に作成さ
    れたリスト情報を転送するリスト情報転送手段と、を有
    するファクシミリ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置が、前記リスト情
    報転送手段により転送された作成済みのリスト情報を受
    信する第2の受信手段と、この第2の受信手段で受信さ
    れたリスト情報を予め設けられた画像出力手段に出力す
    る出力制御手段と、を更に有する請求項1記載のファク
    シミリ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記特定の情報処理装置が、前記受信手
    段で受信された出力先指示コマンドで指示された出力先
    の電源断その他の異常を当該出力先との所定の信号のや
    り取りを介して検知する異常検知手段を更に有し、 前記ファクシミリ装置が、前記入力手段から入力された
    出力先指示コマンドに基づいて出力先が自機であるか否
    かを判断する判断手段と、この判断手段により出力先が
    自機以外であると判断され且つ前記異常検知手段により
    出力先の異常が検知された場合に前記リスト情報転送手
    段に対し当該出力先へのリスト情報の転送を中断するよ
    う指示する中断指示手段と、を更に有する請求項2記載
    のファクシミリ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記特定の情報処理装置が、前記受信手
    段で受信された出力先指示コマンドで指示された出力先
    の電源断その他の異常を当該出力先との所定の信号のや
    り取りを介して検知する異常検知手段を更に有し、 前記ファクシミリ装置が、前記入力手段から入力された
    出力先指示コマンドに基づいて出力先が自機であるか否
    かを判断する判断手段と、この判断手段により出力先が
    自機以外であると判断され且つ前記異常検知手段により
    出力先の異常が検知された場合に前記入力手段からの出
    力先の再指示に応じて前記リスト情報転送手段に対し出
    力先の変更を指示する出力先変更手段と、を更に有する
    請求項2記載のファクシミリ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記ファクシミリ装置が、前記第2の受
    信手段により受信された情報を一旦格納するメモリと、
    このメモリの残量を検出するメモリ残量検出手段と、を
    更に有し、 前記出力制御手段が、前記メモリ残量検出手段により前
    記メモリの残量が一定値以下であるメモリフル状態が検
    出された場合に、前記第2の受信手段により受信された
    情報を前記画像出力手段へダイレクトに出力するリアル
    タイム処理を行うことを特徴とした請求項2記載のファ
    クシミリ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記ファクシミリ装置が、前記第2の受
    信手段により受信された情報を一旦格納するメモリと、
    このメモリの残量を検出するメモリ残量検出手段と、前
    記メモリ残量検出手段により前記メモリの残量が一定値
    以下であるメモリフル状態が検出された場合に前記第2
    の受信手段による受信を中断する受信中断手段と、を更
    に有する請求項2記載のファクシミリ通信システム。
  7. 【請求項7】 前記ファクシミリ装置が、前記受信中断
    手段に代えて前記メモリ残量検出手段により前記メモリ
    の残量が一定値以下であるメモリフル状態が検出された
    場合に前記リスト情報転送手段に情報の転送を中断する
    よう指示する中断指示手段を有する請求項6記載のファ
    クシミリ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記特定の情報処理装置が、前記作成手
    段によりリスト情報が作成された場合に、前記情報転送
    手段による情報の転送に先立って前記作成されたリスト
    情報の情報量を前記ファクシミリ装置に通知する情報量
    通知手段を更に有し、 前記ファクシミリ装置が、前記第2の受信手段により受
    信された情報を一旦格納するメモリと、前記入力手段か
    ら入力された出力先指示コマンドに基づいて出力先が自
    機であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段に
    より出力先が自機であると判断された場合に前記第2の
    受信手段による情報の受信に先立って前記情報量通知手
    段により通知された情報量とその時点のメモリに格納さ
    れた情報量とに基づいて前記メモリの残量が一定値以下
    であるメモリフル状態になるか否かを推定するメモリフ
    ル推定手段と、前記メモリフル推定手段により前記メモ
    リがメモリフル状態になると推定された場合に前記第2
    の受信手段による受信を中断する第2の受信中断手段
    と、を更に有する請求項2記載のファクシミリ通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記ファクシミリ装置が、前記第2の受
    信中断手段に代えて前記メモリフル推定手段により前記
    メモリの残量が一定値以下であるメモリフル状態になる
    と推定された場合に前記リスト情報転送手段に情報の転
    送を中断するよう指示する第2の中断指示手段を有する
    請求項8記載のファクシミリ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記特定の情報処理装置が、前記作成
    手段によりリスト情報が作成された場合に、前記情報転
    送手段による情報の転送に先立って前記作成されたリス
    ト情報の情報量を前記ファクシミリ装置に通知する情報
    量通知手段を更に有し、 前記ファクシミリ装置が、前記第2の受信手段により受
    信された情報を一旦格納するメモリと、前記入力手段か
    ら入力された出力先指示コマンドに基づいて出力先が自
    機であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段に
    より出力先が自機であると判断された場合に前記第2の
    受信手段による情報の受信に先立って前記情報量通知手
    段により通知された情報量とその時点のメモリに格納さ
    れた情報量とに基づいて前記メモリの残量が一定値以下
    であるメモリフル状態になるか否かを推定するメモリフ
    ル推定手段と、このメモリフル推定手段により前記メモ
    リがメモリフル状態になると推定された場合に、前記入
    力手段からの出力先の再指示に応じて前記リスト情報転
    送手段に対し出力先の変更を指示する第2の出力先変更
    手段と、を更に有する請求項2記載のファクシミリ通信
    システム。
  11. 【請求項11】 前記入力手段は、前記ファクシミリ装
    置に電話公衆回線を介して接続された他のファクシミリ
    装置の操作入力手段であることを特徴とした請求項1又
    は2記載のファクシミリ通信システム。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置に接続された特定の情報処理装置と、この特定の情報
    処理装置に前記ネットワークを介してあるいは直接に接
    続された端末装置と、を備えた通信システムであって、 前記端末装置が、 オペレータが前記特定の情報処理装置に対する各種リス
    トの作成指示及び当該リストの出力先指示等の各種指示
    コマンドを入力するための入力手段と、 前記入力手段から入力された前記リスト作成指示コマン
    ド及び出力先指示コマンドを前記特定の情報処理装置に
    転送する送信手段と、を有し、 前記特定の情報処理装置が、前記送信手段により転送さ
    れたリスト作成指示コマンド及び出力先指示コマンドを
    受信する受信手段と、 前記受信手段で受信されたリスト作成指示コマンドに基
    づいて当該リスト作成指示コマンドで指示された情報処
    理装置に関する指示された種類のリスト情報を作成する
    リスト作成手段と、 前記受信手段で受信された出力先指示コマンドに基づい
    て当該出力先指示コマンドで指示された出力先に作成さ
    れたリスト情報を転送するリスト情報転送手段と、を有
    する通信システム。
  13. 【請求項13】 前記端末装置が、前記リスト情報転送
    手段により転送された作成済みのリスト情報を受信する
    第2の受信手段と、この第2の受信手段で受信されたリ
    スト情報を予め設けられた画像出力手段に出力する出力
    制御手段と、を更に有する請求項12記載の通信システ
    ム。
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