JP3401954B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3401954B2 JP26809594A JP26809594A JP3401954B2 JP 3401954 B2 JP3401954 B2 JP 3401954B2 JP 26809594 A JP26809594 A JP 26809594A JP 26809594 A JP26809594 A JP 26809594A JP 3401954 B2 JP3401954 B2 JP 3401954B2
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豊 上原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に特定の回線が空き状態になるようにすることに
より、いつでも必要な時に発呼できるようにした互換性
のある複数回線を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、複数の記憶
領域を有し、画像データを原稿毎に該記憶領域に記憶す
る記憶手段と、送受信に使用する複数の回線と、前記回
線の内の空き回線を自動的に選択する回線選択手段とを
備え、前記記憶手段に読み取った画像データを記憶し、
前記回線のいずれかから送信先を発呼し、該送信先が話
中の場合、前記回線の内の空き回線を回線選択手段によ
って選択し、選択された回線を介して発呼を行い、画像
データを送信するようにした技術が、特開平1−149
681号公報に開示されている。また、別のファクシミ
リ装置は、複数の回線と、該回線に対して発呼する発呼
手段と、該発呼手段によって発呼された回線が、通信可
能か否か判別する判別手段とを備え、前記発呼手段によ
って発呼された回線が通信不可能な場合、別の空き回線
に対して発呼させるようにした技術が、特開昭63−1
36759号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公開公報に記
された従来のファクシミリ装置では、発呼要求が多数重
なった場合、空き回線が順次使用されることになる。こ
のため、複数の回線を有していても、全ての回線が使用
されることになり、緊急を要する発呼要求に対する通信
が後回しになり、直ぐに通信することができないという
問題がある。本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、互換性のある複数の回線を有するファクシ
ミリ装置の機能を有効に活用し、常に特定の回線が空き
又はこれに近い状態になるようにし、いつでも必要な時
に緊急を要する発呼要求に対処することができるファク
シミリ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の発呼要求情報を記憶する
発呼要求情報記憶手段と、特定回線に対する発呼待ち数
を制限するための規定値を記憶する第1の規定値記憶手
段と、前記発呼要求情報記憶手段に記憶されている前記
特定回線に対する発呼要求情報の数と、第1の規定値記
憶手段に記憶されている規定値とを比較する第1の比較
手段と、前記第1の比較手段による比較の結果、前記特
定回線に対する発呼要求情報の数が規定値以上の場合、
別の回線を指定する回線指定手段とを具備した点に特徴
がある。また、請求項2の発明は、複数の再発呼要求情
報を記憶する再発呼要求情報記憶手段と、特定回線に対
する再発呼回数を制限するための規定値を記憶する第2
の規定値記憶手段と、前記特定回線に対する再発呼時
に、再発呼の回数と、前記第2の規定値記憶手段に記憶
されている規定値とを比較する第2の比較手段と、前記
再発呼の回数が前記規定値以上になった場合、再発呼を
終了させる回線制限手段とを具備した点に特徴がある。
【0005】
【作用】請求項1の発明によれば、発呼要求情報記憶手
段に記憶されている複数の発呼要求情報の内の特定回線
に対する発呼要求情報の数と、第1の規定値記憶手段に
記憶されている特定回線に対する発呼待ち数の規定値と
を、第1の比較手段によって比較する。この比較によ
り、前者が後者以上であると判断された時には、新たな
発呼要求に対して、別の回線を指定する。このため、特
定の回線に対する発呼要求の数を前記規定値未満に制限
することが可能になり、緊急の発呼要求に対し、早期に
対処できるようになる。また、請求項2の発明によれ
ば、特定回線による再発呼時に、再発呼回数と、再発呼
要求情報記憶手段に記憶されている特定回線に対する再
発呼回数の規定値とを、第2の比較手段によって比較す
る。この比較により、前者が後者以上になったと判断さ
れた時には、再発呼を停止する。このため、特定の回線
に対する再発呼要求の数を前記規定値未満に制限するこ
とが可能になり、よって該特定の回線が再発呼によって
占領されることがなくなるので、緊急の発呼要求に対し
て、早期に対処できるようになる。
【0006】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の一実施例を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例の機能を示す
機能ブロック図である。図において、1は後述する操作
部2からの発呼要求によって指示されたジョブの制御を
行ったり、発呼要求に対して使用する回線を指定した
り、ファクシミリ装置の動作状況を管理および制御した
りする主制御部、3は前記操作部2からの発呼要求によ
り起動され、原稿を読取る読取部、4は前記読取部3で
読取った画情報を符号化したり、復号化したり、あるい
は拡大縮小したりする画情報処理部、5はモデムあるい
はデジタル網やアナログ網制御装置等を有し、G3プロ
トコルやG4プロトコルの処理手順に従って通信を制御
したり、着呼や送信相手先からの信号等を検知したりす
る通信制御部、6は互換性のある複数の回線の接続や切
断等の制御を行う回線制御部であり、ここでは回線Aお
よび回線Bの接続や切断を行う。7は前記読取部3で読
取った画情報を蓄積したり、前記画情報処理部4または
通信制御部5から伝送されてくる画情報を蓄積したりす
る画情報蓄積部である。前記操作部2はオペレータによ
り操作され、該オペレータからの発呼要求を受付けた
り、ファクシミリ装置の制御に必要な情報等を入力した
りする。
【0007】8は実行中行列、実行待ち行列、開始時刻
待ち行列および未使用行列を作成して、発呼要求情報を
該行列に接続して記憶する発呼要求情報記憶部であり、
該発呼要求情報記憶部8は前記した各行列を後述する図
3に示すような構成で記憶する。9は不発揮性メモリに
より構成され、装置の制御に必要な情報を記憶する装置
制御情報記憶部であり、例えばROMやバックアップ電
源を有するRAM等で構成されている。前記装置制御情
報記憶部9に記憶される情報とは、例えば本ファクシミ
リ装置を作動させるプログラム、特定回線(例えば回線
A)に対する発呼待ち数を制限するための規定値N(N
≧1)、該特定回線に対する再発呼回数を制限するため
の規定値N´(N´≧1)や再発呼(リダイヤル)イン
ターバル時間T等である。前記発呼待ち数、再発呼回数
とは、後述する図3に示す実行待ち行列33、開始時刻
待ち行列32の待ち行列の数である。
【0008】図2は本発明が適用されるファクシミリ装
置の概略構成を示すブロック図である。図において、1
0は主制御部1からの情報により操作案内やメッセージ
等の表示を行う表示部、11は画情報蓄積部5に記憶さ
れている画情報を印刷する印字部、12は前記した符号
1〜12の各機能部が相互にデータや信号を伝送し合う
ためのシステムバスである。他の符号は図1と同一また
は同等物を示す。図3は前記発呼要求情報記憶部8の記
憶内容の構造を示す説明図である。図において、31は
使用されていない発呼要求情報等の通信情報が記憶され
ている未使用行列、32は予約送信あるいはリダイヤル
時に、送信開始時刻まで通信情報が記憶される開始時刻
待ち行列、33は回線が空くのを待機している通信情報
が記憶されている実行待ち行列、34は現在実行中の通
信情報が記憶されている実行中行列である。前記未使用
行列31、開始時刻待ち行列32、実行待ち行列33お
よび実行中行列34は、それぞれリンクで結合された情
報記憶領域I1〜I3、W1〜W3、R1〜R3、およ
びD1〜D3に、から構成されている。なお、図3に示
す例では各情報記憶領域が3分割にされているが、これ
に限定されず、何分割でもよい。
【0009】次に、図面を参照して、本発明の第1実施
例の動作について説明する。図4は本実施例の動作を示
すフローチャートである。まず、画情報の送信を開始す
る前に、予め回線Aに対する発呼待ち数を制限するため
の規定値N、および通信不成功時の再発呼インターバル
時間Tが、オペレータよる指示により前記操作部2から
装置制御情報記憶部9に入力され、記憶される。ステッ
プS1では、オペレータにより前記操作部2から主制御
部1へ発呼要求がなされる。この時、緊急を要する発呼
要求を行う場合は、その旨を該操作部2から指示する
と、主制御部1は、該発呼要求に対して、回線Aを割当
てる。ステップS2では、前記発呼要求に応じて主制御
部1から読取部3へ原稿の読取が指示され、該原稿が読
み込まれて画像処理部4で符号化され、画情報蓄積部7
に蓄積される。ステップS3では、前記主制御部1から
の指示により、装置制御情報記憶部9から前記規定値N
を読出し、発呼要求情報記憶部8の実行待ち行列33に
記憶されている発呼要求情報の内、回線Aが指定されて
いる数と前記規定値Nとを比較し、回線Aの発呼待ち数
が該規定値N未満か否かを判断する。この判断が肯定の
場合はステップS4へ進み、回線Aを指定する。一方、
否定の場合はステップS5へ進み、回線Bを指定する。
このステップS3〜S5の動作により、回線Aを指定さ
れた発呼待ち数が(N−1)個になると、それ以後の発
呼要求は回線Bを強制的に指定されることになる。例え
ば、N=1とすると、回線Aに対する発呼待ち数が0の
時に入った発呼要求だけが回線Aを指定され、回線Aに
対する発呼要求が1の時に入った発呼要求は、回線Bを
指定されることになる。
【0010】ステップS6では、回線指定を受けた発呼
要求情報が、前記発呼要求情報記憶部8の実行待ち行列
33に記憶される。ステップS7では、指定された回線
が空いているか否かが判断される。この判断は、例えば
発呼要求情報記憶部8の実行中行列34を検索したり、
あるいは通信制御部5によって、着呼や送信相手先から
の信号が検知されているか否かを検索したりすることに
より判断される。この判断が肯定の場合、ステップS8
へ進む。ステップS8では、前記実行待ち行列33に記
憶されている発呼要求情報を前記実行中行列34に記憶
させ、これと共に、通信制御部5および回線制御部6を
介して、前記ステップS4あるいはS5で指定した回線
と送信相手先とを接続させ、該送信相手先に対して発呼
させ、通信を開始させる。この通信は、G3プロトコル
やG4プロトコルの処理手順に従って行われ、前記画情
報蓄積部7に蓄積された画情報の送信が行われる。
【0011】ステップS9では、通信が成功したか否か
が判断される。この判断が肯定の場合はステップS10
へ進み、所定の終了手順に沿って終了処理が行われる。
一方、否定の場合はステップS11へ進み、発呼要求情
報を前記実行中行列34から取出し、開始時刻待ち行列
32に記憶する。前記ステップS9は、送信相手先から
の応答信号の有無あるいはその内容等によって判断す
る。ステップS12では、前記再発呼インターバル時間
Tが経過し、開始時刻が到達すると、前記ステップS6
の動作、すなわち前記開始時刻待ち行列32に記憶され
ていた発呼要求情報を、実行待ち行列33に記憶させ、
前記ステップS6以降の処理動作を繰り返し、該発呼要
求情報の再発呼の処理を行う。
【0012】上記した本実施例において、例えば前記規
定値N=1の場合、第1番目の画情報に対する発呼要求
については、前記ステップS3の判断が肯定になって回
線Aが指定され、発呼要求に対する送信処理が行われ
る。この送信処理中に、第2番目の画情報に対する発呼
要求があると、この時には回線Aに対する発呼待ち数は
0になっているので、ステップS3の判断は肯定にな
り、該回線Aが指定される。この結果が発呼要求は実行
待ち行列33に格納され、発呼待ちとなり、回線Aに対
する発呼待ち数は“1”となる。次に、第3番目の画情
報に対する発呼要求があると、回線Aに対する発呼待ち
数が“1”であるのでステップS3の判断は否定とな
り、該第3番目の画情報に対する発呼要求には回線Bが
指定される。以降の発呼要求のあった画情報について
は、前記回線Aに対する発呼待ち数が“0”になるま
で、回線Bに対する発呼待ちとして実行待ち行列33に
格納される。なお、N=1の時の動作例(タイミングチ
ャート)を図5に示す。なお、この図の説明は省略す
る。
【0013】以上のように、回線Aを占有する画情報の
発呼要求数は多い場合でもN個となる。このため、緊急
を要する発呼要求に対して回線Aを割当てれば、該N個
の画情報を送信した後、送信することができ、その目的
を達成することができる。また、特定の回線に対する発
呼待ち数を制限するための規定値Nを、なるべく小さい
値にすればするほど、特定の回線に対する発呼要求が少
なくなり、緊急を要する発呼要求をより早く送信できる
ようになり、より高い効果を得ることができる。前記発
呼待ち数の規定値Nは、望ましくは“1”がよい。ま
た、緊急の発呼要求が無い場合は、回線Aも利用するこ
とができるため、複数の回線を無駄なく利用することが
できる。また、特定の回線を占有する画情報の発呼要求
数は多くともN個だけとなる。このため、緊急を要する
発呼要求は該N個の画情報を送信した後、速やかに発呼
することができ、該緊急の発呼要求に対処することがで
きる。
【0014】本実施例では回線数を2回線として説明し
たが、本発明はこれに限定されず、3回線以上にしても
よい。また、変形例として、回線が回線A、回線Bおよ
び回線Cの3回線の場合、例えば前記規定値Nを回線A
に対してのみ設定すると、該回線Aのみを空き状態にす
ることができる。また、該規定値Nを回線Aおよび回線
Bに対して設定すると、該回線Aおよび回線Bを空き状
態にすることができる。また、例えば規定値Nを回線A
に対しては“=n”(nは正の整数)、回線Bに対して
は“=n+1”と設定すると、回線Aの空き状態になる
可能性が大、回線Bの空き状態になる可能性が該回線A
より小となる。このように、回線毎に規定値Nを任意に
設定することにより、回線を空き状態にする優先度を付
加することができる。
【0015】次に、図面を参照して、本発明の第2実施
例の動作について説明する。図6は本実施例の動作を示
すフローチャートである。まず、画情報の送信を開始す
る前に、予め回線Aに対する再発呼回数を制限するため
の規定値N´、および通信不成功時の再発呼インターバ
ル時間Tが、オペレータによる指示により前記操作部2
から装置制御情報記憶部9に入力され、記憶される。ス
テップS21では、オペレータにより前記操作部2から
主制御部1へ発呼要求がなされ、回線Aが指定される。
ステップS22では、前記発呼要求に応じて主制御部1
から読取部3へ原稿の読取が指示され、該原稿が読み込
まれて画像処理部4で符号化され、画情報蓄積部7に蓄
積される。ステップS23では、回線指定を受けた発呼
要求情報が、前記発呼要求情報記憶部8の実行待ち行列
33に記憶される。
【0016】ステップS24では、前記回線Aが空いて
いるか否かが判断される。この判断は、前記ステップS
7と同様な方法で判断される。ステップS25では、前
記実行待ち行列33に記憶されている発呼要求情報を前
記実行中行列34に記憶させ、これと共に、通信制御部
5および回線制御部6を介して、回線Aと送信相手先と
を接続させ、該送信相手先に対して発呼させ、通信を開
始させる。ステップS26では、通信が成功したか否か
が判断される。この判断が肯定の場合はステップS28
へ進み、所定の終了手順に沿って終了処理が行われ、回
線Aが指定された発呼要求の処理動作を終了する。一
方、否定の場合はステップS27へ進む。
【0017】ステップS27では、前記主制御部1から
の指示により、装置制御情報記憶部9から前記規定値N
´を読出し、現在の発呼回数と比較する。この比較判断
が否定の場合はステップS28へ進み、回線Aが指定さ
れた発呼要求の処理動作を終了する。一方、肯定の場合
はステップS29へ進み、発呼要求情報を前記実行中行
列34から取出し、開始時刻待ち行列32に記憶する。
ここで、前記規定値N´=1の場合は、ステップS27
の判断は常に否定となり、ステップS28へ進んで回線
Aが指定された発呼要求の処理動作を終了する。ステッ
プS30では、前記再発呼インターバル時間Tが経過
し、再発呼の開始時刻が到来すると、前記ステップS2
3の処理が実行され、前記開始時刻待ち行列32に記憶
されていた発呼要求情報を、実行待ち行列33に記憶さ
せ、前記ステップS23以降の処理動作を繰り返し、該
発呼要求情報の再発呼の処理を行う。
【0018】以上のようにして、特定の回線の再発呼回
数を規制することにより、少なくとも該再発呼回数分再
発呼すれば、特定の回線が空き状態になるようになり、
その後いつでも必要な時に緊急を要する発呼要求に対処
することができる。また、特定の回線に対する再発呼回
数を制限するための規定値N´を、なるべく小さい値に
すればするほど、特定の回線が再発呼される可能性が小
さくなり、より高い効果を得ることができる。前記規定
値N´は、望ましくは“1”がよい。本実施例では回線
数を2回線として説明したが、本発明はこれに限定され
ず、3回線以上でもよい。前記第1実施例と第2実施例
とを別々に説明したが、双方を組み合わせることによ
り、特定の回線の発呼待ち数および再発呼回数を規制す
ることができ、特定の回線が空き状態になる可能性をよ
り大きくすることができ、速やかに緊急を要する発呼要
求に対処応することができる。また、特定の回線の加入
者番号を一般に公表しないければ着呼の可能性も少なく
なり、該特定の回線が空き状態になる可能性をより大き
くすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、ファクシミリ装置に接続された複数
の回線の内、特定の回線の発呼待ち数を規制することに
より、特定の回線を占有する画情報の発呼要求数は多く
とも規定値のN個だけとなる。このため、緊急を要する
発呼要求は該N個の画情報を送信した後、速やかに発呼
することができ、該緊急の発呼要求に対処することがで
きる。また、特定の回線に対する発呼待ち数を制限する
ための規定値Nを、なるべく小さい値にすればするほ
ど、特定の回線が指定される可能性が小さくなり、より
高い効果を得ることができる。 また、請求項2の発明
によれば、ファクシミリ装置に接続された複数の回線の
内、特定の回線の再発呼回数を規制することにより、該
再発呼回数分再発呼すれば、特定の回線が空き状態にな
るようになり、その後いつでも必要な時に緊急を要する
発呼を行うことができる。また、特定の回線に対する再
発呼回数を制限するための規定値N´を、なるべく小さ
い値にすればするほど、特定の回線が再発呼される可能
性が小さくなり、より高い効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるファクシミリ装置の機能
を示す機能ブロック図である。
【図2】 ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】 発呼要求情報記憶部の記憶内容の構造を示す
説明図である。
【図4】 第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 第1実施例のN=1の時の動作例を示すタイ
ミングチャートである。
【図6】 第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…主制御部、2…操作部、3…読取部、4…画情報処
理部、5…通信制御部、6…回線制御部、7…画情報蓄
積部、8…発呼要求情報記憶部、9…装置制御情報記憶
部、10…表示部、11…印字部、12…システムバ
ス、31…未使用行列、32…開始時刻待ち行列、33
…実行待ち行列、34…実行中行列。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 豊 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 中橋 栄二 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−85945(JP,A) 特開 平5−227404(JP,A) 特開 平5−327760(JP,A) 特開 平5−284305(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互換性のある複数回線に接続可能なファ
    クシミリ装置において、 複数の発呼要求情報を記憶する発呼要求情報記憶手段
    と、 特定回線に対する発呼待ち数を制限するための規定値を
    記憶する第1の規定値記憶手段と、 前記発呼要求情報記憶手段に記憶されている前記特定回
    線に対する発呼要求情報の数と、第1の規定値記憶手段
    に記憶されている規定値とを比較する第1の比較手段
    と、 前記第1の比較手段による比較の結果、前記特定回線に
    対する発呼要求情報の数が規定値以上の場合、別の回線
    を指定する回線指定手段とを具備し、 前記特定回線の発呼待ち数を制限したことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 互換性のある複数回線に接続可能なファ
    クシミリ装置において、 複数の再発呼要求情報を記憶する再発呼要求情報記憶手
    段と、 特定回線に対する再発呼回数を制限するための規定値を
    記憶する第2の規定値記憶手段と、 前記特定回線に対する再発呼時に、再発呼の回数と、前
    記第2の規定値記憶手段に記憶されている規定値とを比
    較する第2の比較手段と、 前記再発呼の回数が前記規定値以上になった場合、再発
    呼を終了させる回線制限手段とを具備し、 前記特定回線に対する再発呼の回数を制限するようにし
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
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