JPH0626879U - 携帯用の薬入れ - Google Patents

携帯用の薬入れ

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JPH0626879U
JPH0626879U JP7188692U JP7188692U JPH0626879U JP H0626879 U JPH0626879 U JP H0626879U JP 7188692 U JP7188692 U JP 7188692U JP 7188692 U JP7188692 U JP 7188692U JP H0626879 U JPH0626879 U JP H0626879U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乾燥機能を付加し、しかも、小分けしたカプセ
ルや錠剤が動き回らないようにした薬入れを提供する。 【構成】容器本体12の中心部に、乾燥剤を入れるため
の乾燥剤室20、その乾燥剤室20の周囲に、小分けし
た薬を入れるための複数の小室30を放射状にそれぞれ
配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、毎回服用すべき薬を小分けして持ち運びすることができる携帯用 の薬入れの改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】
この種の携帯用の薬入れの一つとして、たとえば、実開平4−32739号あ るいは実開昭64−3638号の各公報が示すように、携帯することができる大 きさの容器本体の中に、薬を小分けして入れるための小室を複数備えたものが知 られている。 こうした薬入れは、薬を常時服用するもの、特に一度に何種類もの薬を服用す るものにとって、非常に重宝である。なぜなら、ハンドバッグやポケットなどに 入れて容易に携帯することができ、また、一度に服用すべき薬を予め小分けする ことができるからである。したがって、飲み忘れがちの薬を一日も欠かさずに飲 むことができる。
【0003】 ところで、こうした携帯用の薬入れについていろいろと検討したところ、次の ような点に改善すべき問題があることが分かった。まず、小分けした薬は、たと えば一週間にわたって服用されるのであるから、湿気を帯びるおそれがある。ま た、薬としては、カプセルや錠剤が多いため、それを携帯したとき、小室の中で あちこちと動き回り、小さいながら異音を出すおそれがある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、以上の検討結果を考慮してなされたものであり、湿気防止の対策 を施し、しかもまた、小分けした薬が小室内を大きくは動けないようにした技術 を提供することを目的とする。
【0005】
【そのための手段および作用】 この考案では、小分けした薬を入れるための各小室に隣合う部分に、乾燥剤を 入れるための乾燥剤室を設け、その乾燥剤室を各小室と連通させ、乾燥剤の作用 によって湿気の防止を図っている。また、各小室の底面の部分に樹脂製の複数の 突起を立てることによって、それらの突起間の隙間に薬を入れ、薬が動き回らな いようにしている。
【0006】
【実施例】
図1は、この考案による円形の薬入れを示す全体的な斜視図、また、図2は、 その断面構造を示す図である。 円形あるいは円盤形状の薬入れ10は樹脂成形品であり、その容器本体12の 大きさは、たとえば径6〜10cm、厚さ1.5〜3cm程度である。この容器 本体12には、中心部分に乾燥剤25を入れるための乾燥剤室20があり、その 乾燥剤室20を取り囲むように複数の小室30がある。各小室30は小分けした 薬を入れるための部屋である。これらの各小室30は、自らは径方向に走る壁1 4によって互いに分離され、しかも、ほぼ円形の側壁16によって乾燥剤室20 と分離されている。しかし、側壁16には、複数の連通孔16aがあるため、各 小室30は中心部の乾燥剤室20と連通している。そのため、乾燥剤室20の中 の乾燥剤25の乾燥作用によって、各小室30はいつも乾燥状態にある。乾燥剤 25としては、袋づめしたもの、あるいは成形したものなどを利用することがで きる。
【0007】 薬入れ10の容器本体12は、上面側121と下面側122とがあり、各小室 30を開閉するための第1のふた部材31が上面側121に、また、乾燥剤室2 0を開閉するための第2のふた部材22が下面側122にそれぞれ位置している 。第1のふた部材31は内周側にヒンジ31aを備え、そのヒンジ31aを中心 に開閉する。第1のふた部材31の外周側に取っ手31bがあるので、簡単に開 閉することができる。一方、第2のふた部材22は容器本体12に対し、はめ込 みあるいはねじ結合などによって取付けおよび取外し自在に固定されている。こ の第2のふた部材22は、乾燥剤25を交換するときなどに開閉される。第2の ふた部材22については、容器本体12の上面側121に配置することもできる が、下面側122に配置することによって、ヒンジ31aの形成などの点で有利 な加工を行うことができる。
【0008】 また、複数の小室30の中を乾燥させる方法として、たとえば各小室30の底 部に乾燥剤室を設け、その中に個々に乾燥剤を入れるようにすることもできる。 しかし、図に示す実施例のように、乾燥剤室20を容器本体12の中心部に配置 し、その周囲に複数の小室30を放射状に配置し、一つの乾燥剤室20によって 複数の小室30をカバーするのが良い。そうすれば、乾燥機能を付加するにもか かわらず、薬入れの厚さを大きくすることなく、比較的にコンパクトな形状を保 つことができる。
【0009】 さらに、各小室30は、図2の右側の部屋のように、ただの空間にすることも できるが、図2の左側の部屋のように、その底面部に樹脂製の細い突起50を複 数立てるようにするのが良い。突起50は容器本体12と一体的に成形すること もできるし、容器本体12と別に用意することもできる。こうした突起50は、 カプセル60や錠剤70をそれらの隙間に入れ、支える作用をする。樹脂製の突 起50自体がフレキシブルであり、ある程度変形するので、薬を弾性的に保持す ることもできる。したがって、薬(カプセル60や錠剤70)は、小室30の中 を動き回ることはない。
【0010】 なお、薬入れ10の上面側121の中央近くに、各小室30に対応させるよう に、突起マーク80を設けたり(図1参照)、あるいは、第1のふた部材31の 上にシールを貼ることなどによって、服用すべき日時その他を明示することがで きる。
【0011】 また、図には円形の薬入れを示したが、この考案は、長方形状のものにも適用 することができる。
【0012】
【考案の効果】
この考案にあっては、小分けした薬を入れるべき各小室30に隣接させて乾燥 剤室20を設け、乾燥剤室20内の乾燥剤25の作用によって各小室30を乾燥 させるようにしているので、湿気を有効に防止することができる。しかもまた、 各小室30の底面部に、複数の樹脂製の突起50を立てているので、それらの突 起50によって、薬を支持することができ、カプセル60や錠剤70が小室30 の中を動き回ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の全体的な斜視図である。
【図2】図1の実施例の断面構造を示す図である。
【符号の説明】
10 携帯用の薬入れ 12 容器本体 20 乾燥剤室 22 第2のふた部材 25 乾燥剤 30 小室 31 第1のふた部材 50 樹脂製突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯することができる大きさの容器本体
    の中に、薬を小分けして入れるための小室を複数備えた
    携帯用の薬入れにおいて、各小室に隣合う部分に乾燥剤
    を入れるための乾燥剤室があり、その乾燥剤室が各小室
    と連通している、携帯用の薬入れ。
  2. 【請求項2】 前記容器本体は上面側と下面側とを備
    え、各小室を開閉するための第1のふた部材が上面側
    に、また、乾燥剤室を開閉するための第2のふた部材が
    下面側にそれぞれ位置する、請求項1の携帯用の薬入
    れ。
  3. 【請求項3】 各小室の底面の部分に複数の樹脂製突起
    が立っている、請求項1の携帯用の薬入れ。
  4. 【請求項4】 前記容器本体はほぼ円形であり、その中
    心部に乾燥剤室、その乾燥剤室の周囲に複数の小室が放
    射状にそれぞれ位置している、請求項1の携帯用の薬入
    れ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291840A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd 薬用集合容器
WO2016144020A1 (ko) * 2015-03-06 2016-09-15 한윤기 안전 조제 약통 구조체

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WO2016144020A1 (ko) * 2015-03-06 2016-09-15 한윤기 안전 조제 약통 구조체

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JPH087858Y2 (ja) 1996-03-06

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