JP3006554U - 中皿付容器 - Google Patents

中皿付容器

Info

Publication number
JP3006554U
JP3006554U JP1994008348U JP834894U JP3006554U JP 3006554 U JP3006554 U JP 3006554U JP 1994008348 U JP1994008348 U JP 1994008348U JP 834894 U JP834894 U JP 834894U JP 3006554 U JP3006554 U JP 3006554U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
container body
outer peripheral
peripheral wall
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994008348U
Other languages
English (en)
Inventor
基斗 ▲裴▼
Original Assignee
サンセイ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンセイ工業株式会社 filed Critical サンセイ工業株式会社
Priority to JP1994008348U priority Critical patent/JP3006554U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006554U publication Critical patent/JP3006554U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中皿を嵌めた際に、背の高くない物を収納で
きる浅い収容空間と共に背の高い物を立てた状態で収納
できる深い収容空間を形成できる中皿付容器を提供しよ
うとするもの。 【構成】 この考案の中皿付容器は、上蓋1を開閉自在
に設けた容器本体3の内側上部に、容器内面に沿う外周
壁9を有する中皿4を着脱自在に嵌合させ、且つ前記外
周壁9の内側の一部を有底とすると共に一部を底のない
開放窓形状に形成し、容器本体内に深い収容空間10と中
皿4の底11によって仕切られた二段の浅い収容空間12を
形成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、裁縫用具、薬類、道具類、工具類、事務用品など種々のものを収 納して整理するための中皿付容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、裁縫用具、薬類、道具類、工具類、事務用品など種々のものを収納して 整理するために、次のような中皿付容器があった。
【0003】 図3に示すように、この中皿付容器は、上蓋1が設けられた容器本体3の内側 上部に、容器内面に沿う外周壁9を有する中皿4を着脱自在に嵌合させることに より、中皿4によって仕切られた上下二段の浅い収容空間12を形成している。
【0004】 しかし、この中皿付容器を使用するとクリップ類やカード式電卓などのような 背の高くない物は上側又は下側の浅い収容空間12に二段に分けて収納できるので あるが、中皿4の底面11は容器本体3の内周の全面にわたって形成されており深 い収容空間が存せず、薬瓶などの背が高い物を立てた状態で収納することができ ないという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、中皿を嵌めた際に、背の高くない物を収納できる浅い収 容空間と共に背の高い物を立てた状態で収納できる深い収容空間を形成できる中 皿付容器を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの考案では次のような技術的手段を講じている。
【0007】 この考案の中皿付容器は、上蓋1を開閉自在に設けた容器本体3の内側上部に 、容器内面に沿う外周壁9を有する中皿4を着脱自在に嵌合させ、且つ前記外周 壁9の内側の一部を有底とすると共に一部を底のない開放窓形状に形成し、容器 本体内に深い収容空間10と中皿4の底11によって仕切られた二段の浅い収容空間 12を形成したことを特徴とする。
【0008】 また、前記中皿4の外周壁9の外側に鍔16を突出形成し、前記鍔16を容器本体 3の上端と上蓋1との間に挟んで中皿4を保持する様にしたこととして実施する こともできる。
【0009】 また、前記容器本体3の内側上部を外側に張り出して段部17を形成し、前記段 部17に中皿4の外周壁9を嵌め込むこととして実施することもできる。
【0010】
【作用】
この考案は、以下のような作用を有する。
【0011】 前記手段を採用したため、容器本体3に中皿4を嵌合させると、中皿4の外周 壁9の内側の一部の有底の領域には背の高くない物を整理して二段に収容できる 浅い収容空間12が形成されると共に、中皿4の一部の底のない開放窓形状の領域 に薬瓶などの背の高い物を立てた状態で収容できる深い収容空間10が形成される 。また、中皿4は容器内面に沿う外周壁9を有するので、安定した状態で容器本 体3に嵌め込むことができる。
【0012】 中皿4の外周壁9の外側に鍔16を突出形成し、前記鍔16を容器本体3の上端と 上蓋1との間に挟んで中皿4を保持するようにすると、上蓋1を閉めた状態では 中皿4をより安定した状態で保持することができる。
【0013】 容器本体3の内側上部を外側に張り出して段部17を形成し、前記段部17に中皿 4の外周壁9を嵌め込むこととすると、段部17に中皿4の外周壁9を嵌め込んだ 状態では内側に段差がないすっきりした収容部を形成することができる。
【0014】
【実施例】
以下、この考案の構成を実施例として示した図面を参照して説明する。
【0015】 図1及び図2に示すように、この実施例の中皿付容器は、上蓋1を回動部2を 介して開閉自在に設けた容器本体3と、この容器本体3の内側上部に着脱自在に 嵌合させる中皿4とから成る。
【0016】 上蓋1と容器本体3と中皿4とはポリプロピレンの合成樹脂成型により形成し ており、上蓋1には持ち運び用の把手5(図2参照)と、上蓋1を閉じて容器本 体3に固定するためのストッパー6とを取付けている。この把手5とストッパー 6とは、ABS樹脂により成型している。把手5は略半円環形状として、上蓋1 の環状凹部7に回動自在に収容されるようにしている。中皿付容器を持ち運ぶ際 には、上方に向けて把手5を回動させて引き出す。一方、上蓋1を閉じる際には 、ストッパー6を容器本体3の外側上部の対応突部8に係合させて固定する。
【0017】 前記中皿4には容器本体3の内周面に沿う形状の外周壁9を具備せしめており 、中皿4をその外周壁9の全周で容器本体3に遊嵌の態様で嵌合させるようにし ている。また、中皿4はその外周壁9の内側の約3分の2を有底とすると共に、 約3分の1を底のない開放窓形状に形成している。こうして、容器本体内に深い 収容空間10と、中皿4の底11によって仕切られた二段の浅い収容空間12とが形成 されるようにしている。
【0018】 なお、中皿4には開放窓形状の外方の部分にも外周壁9が存するので、この部 分の外周壁9は固定枠として機能し、容器本体内で中皿4がガタガタと遊動する ことを防止している。
【0019】 容器本体3と中皿4とには、それぞれ仕切りを設けている。容器本体3の仕切 り13は深い収容空間10と二段の浅い収容空間12とを区画するためのもので、容器 本体3の底面に一体的に突出形成している。また、深い収容空間10を更に細かく 区画するための仕切り板14を着脱自在に嵌め込めるようにしている。一方、中皿 4の有底の部分には、これを四つに区画する仕切り15を一体的に突出形成してい る。
【0020】 中皿4の外周壁9の外側には、ストッパー6が係止される部分を除くほぼ全周 に鍔16を突出形成しており、上蓋1を閉じた際には、前記鍔16を容器本体3の上 端と上蓋1との間に挟んで中皿4をその遊動を防止しつつ保持するようにしてい る。
【0021】 また、前記容器本体3の内側上部は外側に向けて張り出させた形状として段部 17を形成させ、前記段部17に中皿4の外周壁9を嵌め込むようにしている。
【0022】 次に、この実施例の中皿付容器の使用状態を説明する。 この中皿付容器の容器本体3に中皿4を嵌合させる。すると、中皿4の外周壁 9の内側の約3分の2の有底の領域には背の高くない物を整理して二段に収容で きる浅い収容空間12が形成されると共に、中皿4の約3分の1の底のない開放窓 形状の領域には薬瓶などの背の高い物を立てた状態で収容できる深い収容空間10 が形成される。つまり、高い物を立てた状態で収容できる深い収容空間10と、背 の高くない物を収容できる浅い収容空間12とが形成され、種々の形状の物を整頓 できるという利点がある。なお、中皿4は容器本体3の内周面に沿う外周壁9を 有するので、安定した状態で容器本体3に嵌め込むことができる。
【0023】 また、中皿4の外周壁9の外側には鍔16をほぼ全周にわたって突出形成してお り、前記鍔16を容器本体3の上端と上蓋1との間に挟んで中皿4を保持するよう にしているので、上蓋1を閉めた状態では中皿4をより安定した状態で保持する ことができるという利点がある。
【0024】 さらに、容器本体3の内側上部を外側に向けて張り出させた形状として段部17 を形成しており、前記段部17に中皿4の外周壁9を嵌め込むようにしているので 、段部17に中皿4の外周壁9を嵌め込んだ状態では内側に段差がないすっきりし た収容部を形成することができるという利点がある。
【0025】 この中皿付容器は、使い捨てカメラ、フィルムなどの写真用品、工具、釣り具 、裁縫用具、ホビー、化粧品、指輪、ネックレス、アクセサリーなどの装身具、 くし、おもちゃ、趣味の小物、文房具など各種の小物を整頓して収納することが できる。
【0026】 また、救急箱としても好適に使用することができ、特にその深い収容空間10に は、薬液が貯留された薬瓶などを立てた状態で収納することができるので、これ を横にした姿勢で収納する場合のような染み出して容器内を汚す虞れがない。
【0027】
【考案の効果】
この考案の中皿付容器は上述のような構成であり、次の効果を有する。
【0028】 中皿4を嵌めた際に、背の高くない物を収納できる浅い収容空間12と共に背の 高い物を立てた状態で収納できる深い収容空間10を形成できるので、種々の形状 の物を整頓することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の中皿付容器の実施例であって、上蓋
を開けて中皿を外した状態の斜視図。
【図2】図1の中皿付容器の容器本体に、中皿を嵌め込
んで上蓋を閉じた状態を説明する断面図。
【図3】従来の中皿付容器を説明する断面図。
【符号の説明】
1 上蓋 3 容器本体 4 中皿 9 外周壁 10 深い収容空間 11 中皿の底 12 浅い収容空間 16 鍔 17 段部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上蓋(1)を開閉自在に設けた容器本体
    (3)の内側上部に、容器内面に沿う外周壁(9)を有
    する中皿(4)を着脱自在に嵌合させ、且つ前記外周壁
    (9)の内側の一部を有底とすると共に一部を底のない
    開放窓形状に形成し、容器本体内に深い収容空間(10)
    と中皿(4)の底(11)によって仕切られた二段の浅い
    収容空間(12)を形成したことを特徴とする中皿付容
    器。
  2. 【請求項2】 前記中皿(4)の外周壁(9)の外側に
    鍔(16)を突出形成し、前記鍔(16)を容器本体(3)
    の上端と上蓋(1)との間に挟んで中皿(4)を保持す
    る様にした請求項1記載の中皿付容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体(3)の内側上部を外側に
    張り出して段部(17)を形成し、前記段部(17)に中皿
    (4)の外周壁(9)を嵌め込むこととした請求項1又
    は2記載の中皿付容器。
JP1994008348U 1994-07-12 1994-07-12 中皿付容器 Expired - Lifetime JP3006554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994008348U JP3006554U (ja) 1994-07-12 1994-07-12 中皿付容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994008348U JP3006554U (ja) 1994-07-12 1994-07-12 中皿付容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006554U true JP3006554U (ja) 1995-01-24

Family

ID=43142418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994008348U Expired - Lifetime JP3006554U (ja) 1994-07-12 1994-07-12 中皿付容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3006554U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016209750A (ja) * 2016-09-21 2016-12-15 株式会社おおの 納骨箱並びに該納骨箱を収納可能な納骨仏壇
JP2017065687A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社リングスター 中皿付収納容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017065687A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社リングスター 中皿付収納容器
JP2016209750A (ja) * 2016-09-21 2016-12-15 株式会社おおの 納骨箱並びに該納骨箱を収納可能な納骨仏壇

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11564480B2 (en) Product containers for integration with devices and accessories
US3966076A (en) Contact lens accessory case
JP3006554U (ja) 中皿付容器
JP2006256668A (ja) 化粧料・薬用クリーム容器
JP3038916U (ja) 携帯用工具箱
KR100738477B1 (ko) 스푼 수납이 가능한 약병
JPS6316337Y2 (ja)
JP2542089Y2 (ja) 化粧品等の収納容器
JP2001219920A (ja) 合成樹脂製集合容器
CN216762541U (zh) 储物盒
JPH0535784Y2 (ja)
JP2555964Y2 (ja) 乾燥剤収容部と底容器付き容器
JP3013317U (ja) 化粧品収納箱等の収容箱体
JP2013163541A (ja) 蓋付容器
JPH061046Y2 (ja) 薄型コンパクト容器
JP3850114B2 (ja) 卵容器
JPH0522910Y2 (ja)
JPS6134302Y2 (ja)
JPS601066Y2 (ja) 角型容器
JPH0335103Y2 (ja)
JP4142854B2 (ja) キャップ装置
JPH0752649Y2 (ja) 化粧料試供品
JP2015093674A (ja) ブリスター包装容器
JPH0516964Y2 (ja)
JPH0722165Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器