JP2006256668A - 化粧料・薬用クリーム容器 - Google Patents

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寿彦 坂口
Kunio Yamane
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Abstract

【課題】従来の化粧料や薬用のクリーム容器は、外径が大きく、携帯し難かったり、あるいは、外観がこの種の容器として相応しいものではなかったという点を改善する。また、内容物を劣化、変質しないように保持する機能を向上させる。
【解決手段】下端内周に係止突部1dが設けられた筒状の外容器1内に、この係止突部で脱落不可に保持されるように、複数の内容器2を上下に積み重ねて収納した。また、外容器の上端には、その上端開口部1Aを塞ぐように蓋3を取り付け、この蓋で内容器を外容器内に保持し、かつ最上位の内容器の上端開口を塞ぐようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、クリーム状の化粧料や薬剤を収容するための容器に係り、詳しくは携帯性を向上させ、かつ、内容物の劣化を効果的に防止できるようにしたクリーム容器に関する。
一般にクリーム状の化粧料や薬剤を収容する容器は、内容物を取り出すために、その内高が指の届く範囲に設定されており、また内容物が漏れないように、蓋をねじ蓋とすることが望ましく、このことから必然的に本体が浅底の有底略円筒形にならざるを得ず、結果的に大径の扁平な形状に形成されたものが多かった。
また、このような大径で扁平な形状以外のものとしては、開口部を有し、上下方向に相互に着脱可能な小径の複数の化粧品容器と、これらの化粧品容器のいずれかの開口部を覆う一つの蓋部とで構成された上下方向に連結される縦長の形状のものがあった。(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−46854号公報(第3頁、図1)
上述した従来のクリーム容器のうち、前者のものは、一定の内容量を確保するために、外径を大きくせざるを得ず、このことから嵩張って携帯し難く、特にボトルタイプと称せられる縦長の化粧料容器と共に携帯する時は、両者の形状が全く異なるため、一つにまとめて携帯することが、一層行い難いという問題点があった。また、大径で扁平な形状のため、手の小さい人にとっては持ちにくく、蓋の開閉操作も行い難いという欠点を有していた。
また後者の複数の容器を上下方向に連結するものは、細長い形状のため、比較的携帯し易いものの、それぞれの容器が上下で連結され、連結箇所が多いため、携帯時にいずれかの連結箇所での緩みが生じ易く、このような緩みが生じると、内容物が乾燥して変質固化するおそれがあり、また、場合によっては、内容物が漏出して、バッグ内などで他の収納物を汚すというおそれもあった。また、このように上下に容器を連結する構造のものは、容器の開口部を気密にシールすることができず、使用頻度の少ない内容物を収納した場合、使用開始時までその品質を保持することが困難であるという問題点を有していた。さらに、各容器の連結部分が、目視されるように外部に露呈しているため、外観の体裁が悪く、化粧料容器として相応しい外観形状に仕上げることも困難であるという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の化粧料や薬用のクリーム容器が有していた問題点の解決を課題とする。
上記の問題点を解決するために、本発明のうち、請求項1記載の発明は、下端内周に係止突部が設けられた筒状の外容器と、この外容器の内径とほぼ等しい外径の浅底容器状に形成された複数の内容器と、上記外容器の上端開口部を塞ぐように取り付けられる蓋とで化粧料・ 薬用クリーム容器を構成し、クリーム状の化粧料や薬剤を収容した内容器が、上記係止突部で脱落不可に保持されることにより、上記外容器内に上下方向に積み重ねられるようにして収納されるようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に、それぞれの内容器の上端開口部が気密にシールされた構成を加えたことを特徴とする。
本発明のうち、請求項1記載の発明では、化粧料や薬剤を複数の内容器に収容し、この内容器を筒状の外容器内に積み重ねるように収納する構成としているので、他の縦長のボトルタイプの化粧料容器と、同様の外形形状になり、デザインの統一性が図られると共に、この種の容器と共に携帯する際に、コンパクトにまとめることができ、携帯し易くなる。また、このように嵩張らない形状であるにもかかわらず、十分な内容量を確保することができる。また、各内容器は内高が低いので、底まで十分指が届き、内容物の取り出しが行い易い。さらに外観が一つの縦長の容器状を呈するので、外容器の表面に装飾などを施すことにより、その外観を体裁良く仕上げることが可能となり、化粧料容器などに好適に使用できるという効果がある。
また、請求項2記載の発明では、外容器内に収納されたそれぞれの内容器を気密にシールすることとしているので、最上位の内容器以外は、使用するまで内容物を気密に保持することができ、内容物の漏れが防止されると共に、その変質も効果的に防止されるという効果がある。
以下、本発明を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る化粧料・薬用クリーム容器の分解斜視図、図2は、その組立状態の半断面図である。図示したように本発明のクリーム容器は、筒状の外容器1と、この外容器1内に収納される複数の内容器2と、外容器1の上端の開口部を塞ぐように取り付けられる蓋3とで構成されている。
外容器1は、図3に示すように縦長の筒状に合成樹脂で成形されたものであり、上端外周には、蓋3の螺合用のねじ条1aが一体成形されている。また、この外容器1の下端は、内壁1bに連続した三箇所の壁部1cが、拡開状に外方に向かって弾性変形し得るように薄肉に設けられ、この三箇所の壁部1cの下端には、それぞれ内方に向かって鉤状の係止突部1dが一体的に設けられている。
内容器2は、図5に示すように上面を凹状の収納部2aとした外形略円柱形の臼状のものであり、その外径は上記外容器1の内径とほぼ等しい寸法に設定されている。したがって、この内容器2を外容器1の下方から外容器1内に押し込めば、外容器1の下端の係止突部1dが内容器2の上端外周と接し、この内容器2の押圧力により、係止突部1dが設けられた壁部1cが拡開状に押し広げられ、内容器2が外容器1の内方に押し込まれる。そして、やがて内容器2の下端が係止突部1dの上側にくると、係止突部1dが設けられた壁部1cが元の状態に弾性復帰し、このことで係止突部1dが内容器2の下方に入り込み、内容器2が下方に脱落することを阻止するものである。
なお、蓋3は、内周に上記ねじ条1aと螺合可能なねじ溝(図示せず)が設けられた一般的なねじ蓋と同じものである。
次に上記構成を有する本発明の化粧料・薬用クリーム容器の機能について説明すると、まず、通常の状態では、図2に示すように化粧料や薬剤などのクリーム状の内容物(図示せず)が収容された内容器2が、外容器1内に積み重ねられるように複数、収納され、この内容器2は、係止突部1dと蓋3で外容器2から脱落しないように保持されている。
そして、使用に際しては、外容器2の上端開口部1Aを塞ぐように取り付けられている蓋3を外せば良く、このことで上位に位置した内容器2の上面も開放されることとなるので、この内容器2の収納部2aに収納されたクリーム状の内容物を適宜、取り出し、使用することが可能となる。この時、本発明のクリーム容器では、内容物は浅底の内容器2内に収容されているので、縦長の容器の外観にもかかわらず、容易に指が収納部2aの底に届き、内容物を取り出すことができる。
そして、使用後は蓋3を元のように外容器1に取り付ければ良く、このことで内容器2に収容された内容物はこの蓋3で外部に漏れないように塞がれ、通常の容器と何ら変わることなく使用することができる。
また、内容器2に収容された内容物がなくなった時は、蓋3を外した状態で、外容器1の下方から内容器2を上方に押し上げ、最上位の内容器2を図1に矢印で示すように、外容器1から取り出した後、外容器1の下側から押し込めば良く、このことで、当初、上から2番目に位置していた内容器2が最上位に移動し、今度はこの内容器2に収容された内容物が使用可能な状態となる。
このように本発明の化粧料・薬用クリーム容器では、化粧料や薬剤などのクリーム状の内容物を収容した内容器2が循環的に入れ替わるようになっているので、例えば、それぞれの内容器2の上端開口部(図5に符号2Aで示す)を気密にシールしておけば、内容物を小出しに使用することにより、その変質や劣化を効果的に防止することが可能となるものである。
本発明に係る化粧料・薬用クリーム容器の分解斜視図である。 同上、組立状態の半断面図である。 外容器の縦断面図である。 外容器の下面図である。 内容器の縦断面図である。
符号の説明
1 外容器
1A 上端開口部
1a ねじ条
1b 内壁
1c 壁部
1d 係止突部
2 内容器
2A 上端開口部
2a 収納部
3 蓋

Claims (2)

  1. 下端内周に係止突部が設けられた筒状の外容器と、
    上記外容器の内径とほぼ等しい外径の浅底容器状に形成された複数の内容器と、
    上記外容器の上端開口部を塞ぐように取り付けられる蓋とからなり、
    クリーム状の化粧料や薬剤を収容した内容器が、上記係止突部で脱落不可に保持されることにより、外容器内に上下方向に積み重ねられるようにして収納されることを特徴とする化粧料・薬用クリーム容器。
  2. それぞれの内容器の上端開口部が気密にシールされていることを特徴とする請求項1記載の化粧料・薬用クリーム容器。
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