JPH079780U - 固形製剤取り出し器 - Google Patents

固形製剤取り出し器

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JPH079780U
JPH079780U JP4435493U JP4435493U JPH079780U JP H079780 U JPH079780 U JP H079780U JP 4435493 U JP4435493 U JP 4435493U JP 4435493 U JP4435493 U JP 4435493U JP H079780 U JPH079780 U JP H079780U
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JP
Japan
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solid preparation
solid
container
opening
ptp
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JP4435493U
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English (en)
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央 佐藤
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央 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PTP包装された固形製剤を簡単に取り出す
ことができると共に、取り出した固形製剤を所望の部分
に確実に収容できる新規な固形製剤取り出し器を提供す
る。 【構成】 PTP包装された固形製剤を取り出して収容
する固形製剤取り出し器(21)であって、固形製剤の形状
に対応し、該固形製剤が通る開孔(25a,26a,27a)を有す
る固形製剤取り出し部(25,26,27)と、この固形製剤取り
出し部(25,26,27)で取り出された固形製剤を収容する収
容部(22,23,24)とを具え、固形製剤取り出し部(25,26,2
7)の開孔(25a,26a,27a) に、PTP包装された固形製剤
を位置決めして押圧することにより、該固形製剤を開孔
(13a,14a,15a) を通して取り出して、収容部(22)に収容
するよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、PTP包装された錠剤やカプセル等の薬剤、または薬剤型の固形 調味料、食品、銀電池、化学薬品等(以下、これらを総称して固形製剤という) の取り出し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、錠剤やカプセル等の薬剤は、例えば図4に錠剤1の包装状態を示すよう に、個々の錠剤1をその包装2の上から指で押すことにより裏側から取り出すよ うにしたPTP包装のものが多くなっている。
【0003】 従来、このようにPTP包装された薬剤を服用するにあたっては、個々の薬剤 を例えば一方の手の指で包装から取り出し、これを他方の手の掌で受け取るよう にしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、PTP包装された薬剤を取り出すにあたっては、薬剤を取り出 す部分の近傍の包装の裏側を指で抑えながら、包装の上から薬剤を指で押す必要 があるため、特に、指の力が弱い老人や子供にとっては、取り出しが困難になる という問題がある。
【0005】 また、PTP包装された薬剤を、一回に複数個、あるいは複数種類服用する場 合、複数個の薬剤を掌に収容するように、上記のようにして薬剤を順次取り出し て掌で受け取ろうとすると、薬剤の取り出し中に、既に受け取った薬剤が掌から 落ちてしまい無駄になる等の問題がある。
【0006】 このような問題は、錠剤やカプセル等の薬剤に限らず、他のPTP包装された 固形製剤の取り出しにおいても同様に生じるものである。
【0007】 この考案は、上述した従来の問題点に着目してなされたもので、PTP包装さ れた固形製剤を簡単に取り出すことができると共に、取り出した固形製剤を所望 の部分に確実に収容できるよう適切に構成した新規な固形製剤取り出し器を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】
上記目的を達成するため、この考案では、固形製剤の形状に対応し、該固形製 剤が通る開孔を有する固形製剤取り出し部と、この固形製剤取り出し部で取り出 された固形製剤を収容する収容部とを具え、前記固形製剤取り出し部の開孔に、 PTP包装された固形製剤を位置決めして押圧することにより、該固形製剤を前 記開孔を通して取り出して、前記収容部に収容するよう構成する。
【0009】
【実施例】
図1は、この考案の第1実施例を示すものである。この固形製剤取り出し器1 1は、PTP包装された薬剤を取り出すもので、開口12aを有するプラスチッ ク等からなる容器12と、その開口12aを覆うように容器12に着脱自在に載 置されるプラスチック等からなる3つの蓋13,14および15とを有する。蓋 13,14および15には、それぞれPTP包装されたカプセル、大きめの錠剤 および小さめの錠剤の形状に対応し、各薬剤が通過し得る開孔13a,14aお よび15aを形成する。
【0010】 この固形製剤取り出し器11によれば、例えば、カプセルをPTP包装から取 り出す場合には、容器12の開口12aを覆うように、カプセルに対応する蓋1 3を容器12上に載置し、その状態でPTP包装されたカプセルを蓋13の開孔 13a上に位置決めして、単にカプセルを包装の上から指で押すだけで、カプセ ルを包装の裏側から開孔13aを通して容器13内に落下させて収容することが できる。同様に、大きめの錠剤をPTP包装から取り出す場合には、容器12上 に蓋14を載置し、また、小さめの錠剤をPTP包装から取り出す場合には、容 器12上に蓋15を載置して、それぞれの錠剤を容器12内に落下させて収容す ることができる。
【0011】 このように、この実施例によれば、PTP包装から薬剤を取り出す際に、その 取り出し部分の近傍の包装の裏側を指で抑えることなく、単に薬剤を包装の上か ら指で押すだけで取り出すことができるので、特に、指の力が弱い老人や子供で も容易に取り出すことができる。また、取り出した薬剤は、容器12内に確実に 収容されるので、無駄になる等の問題もない。
【0012】 図2は、この考案の第2実施例を示すものである。この固形製剤取り出し器2 1は、それぞれ開口を有する3つの容器22,23および24をプラスチック等 により一体に形成すると共に、各容器に対応してその開口を開閉するように蓋2 5,26および27を一体に形成し、これらの蓋にそれぞれPTP包装されたカ プセル、大きめの錠剤および小さめの錠剤の形状に対応し、各薬剤が通過し得る 開孔25a,26aおよび27aを設けたものである。
【0013】 この固形製剤取り出し器21によれば、蓋を閉めた状態で、第1実施例と同様 にして対応する薬剤をPTP包装から取り出すことができる他、カプセル、大き めの錠剤および小さめの錠剤の各薬剤をそれぞれの容器22,23および24に 分離して収容することができる。なお、各容器に収容された薬剤を服用するにあ たっては、蓋を開放して取り出せばよい。
【0014】 図3は、この考案の第3実施例を示すものである。この固形製剤取り出し器3 1は、開口32aを有するプラスチック等からなる容器32の3つの側面に、そ れぞれPTP包装された異なる形状の薬剤を取り出すための開孔33a,33b および33cを形成したものである。
【0015】 このように、1つの容器32に、異なる形状の薬剤に対応する複数の開孔33 a,33bおよび33cを形成するようにすれば、構成を簡単にできると共に、 安価にできる利点がある。
【0016】 なお、この考案は、上述した実施例にのみ限定されるものではなく、幾多の変 形または変更が可能である。例えば、図1に示す構成では、1つの容器12に対 して3種の薬剤にそれぞれ対応する開孔13a,14a,15aを有する3つの 蓋13,14,15を分離して設けたが、1つの容器に対する1つの蓋に、複数 の薬剤の形状に対応する複数の開孔を形成することもできる。また、この場合に おいて、容器と蓋とを図2に示すように一体に形成することもできる。
【0017】 さらに、図3では、容器32の3つの側面に、それぞれ異なる形状の薬剤に対 応する開孔33a,33bおよび33cを形成するようにしたが、これら開孔は 1つまたは2つの側面に形成することもできるし、また容器の形状も四角柱状に 限らず、円柱状や任意の多角形状にすることもできる。さらにまた、上述した実 施例では、カプセル、大きめの錠剤および小さめの錠剤の3種類の形状の薬剤を 取り出す場合について説明したが、1種類または2種類あるいは4種類以上の形 状の薬剤を取り出すよう構成することもできる。また、この考案は、上述した薬 剤の取り出しに限らず、PTP包装された薬剤型の固形調味料、食品、銀電池、 化学薬品等の他の固形製剤の取り出しにも有効に適用することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、PTP包装された固形製剤の形状に対応す る開孔を有する固形製剤取り出し部と、取り出された固形製剤を収容する収容部 とを設けて、固形製剤取り出し部の開孔に、PTP包装された固形製剤を位置決 めして押圧することにより、該固形製剤を開孔を通して取り出して収容部に収容 し得るよう構成したので、PTP包装された固形製剤の取り出しを容易にできる と共に、取り出した固形製剤を収容部に確実に収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく、第2実施例を示す斜視図である。
【図3】同じく、第3実施例を示す斜視図である。
【図4】錠剤のPTP包装状態を示す図である。
【符号の説明】
11 固形製剤取り出し器 12 容器 12a 開口 13,14,15 蓋 13a,14a,15a 開孔 21 固形製剤取り出し器 22,23,24 容器 25,26,27 蓋 25a,26a,27a 開孔 31 固形製剤取り出し器 32 容器 32a 開口 33a,33b,33c 開孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PTP包装された固形製剤を取り出して
    収容する固形製剤取り出し器であって、前記固形製剤の
    形状に対応し、該固形製剤が通る開孔を有する固形製剤
    取り出し部と、この固形製剤取り出し部で取り出された
    固形製剤を収容する収容部とを具え、前記固形製剤取り
    出し部の開孔に、前記PTP包装された固形製剤を位置
    決めして押圧することにより、該固形製剤を前記開孔を
    通して取り出して、前記収容部に収容するよう構成した
    ことを特徴とする固形製剤取り出し器。
  2. 【請求項2】 前記収容部を、開口を有する容器をもっ
    て構成し、前記固形製剤取り出し部を、前記容器の開口
    に着脱自在な蓋をもって構成したことを特徴とする請求
    項1記載の固形製剤取り出し器。
  3. 【請求項3】 前記蓋を、前記容器の開口を開閉し得る
    ように、該容器と一体に形成したことを特徴とする請求
    項2記載の固形製剤取り出し器。
  4. 【請求項4】 前記固形製剤取り出し部は、異なる形状
    の複数の固形製剤に対応する複数の開孔を有することを
    特徴とする請求項1,2または3記載の固形製剤取り出
    し器。
  5. 【請求項5】 前記複数の開孔に対応して複数の収容部
    を一体に設けたことを特徴とする請求項4記載の固形製
    剤取り出し器。
JP4435493U 1993-07-22 1993-07-22 固形製剤取り出し器 Pending JPH079780U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035714A (ja) * 1972-08-14 1975-04-04
JPS534319U (ja) * 1976-06-29 1978-01-14
JPS53143032A (en) * 1977-05-19 1978-12-13 Fukusaburou Hayashi Device for connecting flexible drain pipe

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