JPH0626433B2 - 電子複写機の画像編集装置 - Google Patents

電子複写機の画像編集装置

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JPH0626433B2
JPH0626433B2 JP61245875A JP24587586A JPH0626433B2 JP H0626433 B2 JPH0626433 B2 JP H0626433B2 JP 61245875 A JP61245875 A JP 61245875A JP 24587586 A JP24587586 A JP 24587586A JP H0626433 B2 JPH0626433 B2 JP H0626433B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像編集が可能な電子複写機に関し、特に編
集すべき領域を入力する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、単に原稿を複写するだけでなく、原稿の画像を編
集して、たとえば原稿画像の一部のみを抽出して複写を
行う画像編集装置を備えた電子複写機が開発されてきて
いる。このような画像編集が可能な電子複写機において
は、編集すべき領域を指定し、その領域の画像に対して
抽出,削除等の所定の処理を行う。そのため、編集すべ
き画像の領域を指定する手段が必要となる。
この指定領域を入力する装置として特開昭59−8465号公
報記載のものが知られている。これは、原稿の編集すべ
き領域を矩形に対応させ、この矩形の対角線の座標を入
力することにより原稿の編集すべき領域を指定するもの
である。そして、入力された座標に基づき指定領域を表
示するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記公報に記載の装置では、編集領域としては
矩形のみが指定可能であり、斜線を含む多角形を指定領
域として入力,表示することはできなかった。
また、編集作業を行う際に、入力された指定領域がその
まま表示され、指定領域と表示される図形との間の大き
さ及び位置の関係が固定されているため、複写倍率を変
更したり或いは指定領域を移動するような設定を行った
場合、表示されている図形と実際に編集される領域の対
応がとれない。このため、意図した領域とは異なる部分
が編集される等の不都合が生ずる場合があった。
更に、指定領域に対応する図形は、図形が完成してから
表示されていたため、入力途中の図形がどのような形に
なっているかわからず、入力ミスをする可能性が高かっ
た。
本発明は、指定領域に対応する任意形状の図形の入力及
び表示を可能とすると共に、複写条件或いは編集条件が
変更された場合は、これらの変更に応じて表示図形を変
更することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
座標入力手段によって順次入力された3以上の不特定多
数の点の座標によって原稿における画像編集すべき領域
を特定する電子複写機の画像編集装置において、前記座
標入力手段により入力された点の座標を順次記憶する座
標メモリと、ビットマップで表現された図形を記憶する
ビットマップメモリと、前記ビットマップメモリの内容
を表示する表示器と、前記点の座標が入力される度に連
続する2点間の線分を前記座標メモリの座標点に基づい
て求め、該線分を前記ビットメモリに書き込む手段と、
前記点の座標入力の終了指示に応じて前記座標メモリの
座標点に基づいて最初に入力された点と最後に入力され
た点との間の線分を求め、該線分を前記ビットマップメ
モリに書き込む閉鎖処理手段と、前記閉鎖処理手段によ
り前記ビットマップメモリに形成された複数の線分によ
り囲まれる図形の内部または外部を塗り潰す手段と、原
稿の画像編集領域或いは複写倍率が変更されたときに前
記ビットマップメモリの内容を該変更内容に応じて変更
する手段と、原稿の画像形成を前記ビットマップメモリ
の内容に基づいて制御する編集制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、指定領域に対応する図形の頂点の座
標が座標入力手段から順次入力される。そして、座標が
入力される度に連続する2点間の線分が求められ、この
線分が表示器により順次表示される。そして、指定領域
を特定する全ての点の座標の入力が終わると、複数の線
分で囲まれる図形を指定領域に対応する図形として表示
する。
更に、原稿の画像編集領域或いは複写倍率が変更された
ときは、その変更に応じて指定領域に対応する図形のデ
ータが変更され、変更後の図形が表示器において表示さ
れる。たとえば、複写倍率が等倍以外のときは、その倍
率変更した後の図形が表示される。また、領域の移動が
行われる場合は、セットされた移動量に応じて移動した
後の図形が表示される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本発明の特
徴を具体的に説明する。
なお、本実施例においては、原稿からの反射光により感
光体を露光する電子複写機において、原稿の任意の領域
を抽出して複写する編集を行う場合を例に挙げて説明す
る。
第1図は本発明に係る画像編集装置の概略ブロック図で
ある。
図において、1は複写機本体を示し、該複写機本体1に
は座標入力・表示装置2が接続されている。
複写機本体1は、第2図に示されるように、通常の電子
複写機と同様に、ドラム状の感光体11の周囲に帯電器1
2,現像器13,転写器14等が配設されている。そして原
稿Dからの反射光を走査ミラー光学系15aで反射させ、
レンズ16で収束させ、更にミラー15bで反射させ、前記
感光体11を露光するようにしている。原稿からの反射光
で露光されることにより感光体11上に形成された静電潜
像は、現像器13により現像され、転写器14により用紙P
に転写された後、定着器17で定着されるようになってい
る。
ここで本実施例においては、走査ミラー光学系15aの近
傍に、該走査ミラー光学系15aが走査を開始したことを
検出する走査開始センサ18が配設されている。また、感
光体11の露光部と現像器13との間において、感光体11に
近接してLEDアレイ19が配設されている。このLED
アレイ19は、感光体11の軸方向に複数のLEDが配列さ
れたものである。なお、20はプラテンカバーである。
複写機本体1のプラテンカバー20の上方には、第3図に
示されるように、座標入力・表示装置2を載置すること
が可能なようになっており、座標入力・表示装置2に
は、座標入力ボード3,ドットマトリクス構成とされた
LCD(液晶)によるグラフィック表示器4が設けられ
ている。
次に、座標入力・表示装置2の回路ブロックについて第
1図を参照して説明する。
座標入力・表示装置2においては、座標入力ボード3か
らの電圧はA/D変換器5を介して,編集用CPU6に
供給され、編集用CPU6に接続された座標メモリとし
て機能するメモリ7の座標登録用領域(点入力バッフ
ァ)に記憶される。そしてこの登録された座標に基づき
ビットマップで表現された図形を記憶するビットマップ
メモリとして機能する表示用RAM8の所定ビットをセ
ットし、座標入力ボード3に入力された図形に対応した
図形をグラフィック表示器4に表示するようになってい
る。上述のメモリ7としては必要に応じて不揮発性のも
のが使用される。
また、編集用CPU6には、グラフィック表示器4に必
要に応じて所定のメッセージを出力するためのキャラク
タジェネレータ9が接続される。
次に複写機本体1側の制御回路について説明する。
複写機本体1内には制御用CPU21が設けられ、用紙P
の位置を検出するレジストレーションセンサ22等からの
信号に基づき、ドラムモータ,光学系走査モータ,用紙
送りモータ等の各種モータ23の回転を制御する。また、
複写機本体1には制御用CPU21に対して複写,編集に
関する種々の指示を入力するためのコントロールパネル
24が設けられている。
走査開始センサ18の出力は編集用CPU6に供給され、
複写動作に同期して、指定領域に対応する図形の1ライ
ン分のデータが直並列変換回路25,ラッチ26及びLED
ドライバ27を介してLEDアレイ19に供給されるように
なっている。
次に、座標入力ボード3について説明する。
座標入力ボード3は、第4図(a),(b)に示されるよう
に、所定の抵抗率を有する板状のx層導電性ゴム31xと
y層導電性ゴム31yとをスペーサ32を介して対向させた
ものであり、両導電性ゴム31x,31y間には所定の電圧
が印加されている。x層導電性ゴム31xの表面が矢示方
向に指又はペン先等で押されると、x層導電性ゴム31x
が変形し、両導電性ゴム31x,31yが接触する。導電性
ゴム31x,31yは所定の抵抗率を有するので、後述する
ように座標入力ボード3からは接触位置、すなわち入力
座標位置に応じた電圧が得られる。この電圧はA/D変
換器5によりデジタル変換されたのち編集用CPU6に
入力され、x,y座標の入力点を自動的に検知する。
第5図は座標入力ボード3の回路を模式的に示したもの
で、x層導電性ゴム31xのx方向抵抗成分をRxで示
し、y層導電性ゴム31yのy方向抵抗成分をRyで示し
てある。x方向抵抗成分Rxには、並列に抵抗器33xが
接続され、この並列回路の一端に電流Iの定電流源34が
接続されている。また、y方向抵抗成分Ryにも同様に
並列に抵抗器33yが接続され、この並列回路の一端が接
地されている。
いま、座標入力ボード3の所定個所が圧下されx層導電
性ゴム31xとy層導電性ゴム31yが接触したとする。な
お、図においてはこの接触点をスイッチSWで模式的に示
してある。図中、R,Rは、x層導電性ゴム31xの
抵抗Rxを接触点で分割した値、R,Rは、y層導
電性ゴム31yの抵抗Ryを接触点で分割した値、Rgは
内部抵抗である。
定電流源34からの電流Iは、図に示されるように電流I
,Iに分割され、接触点で合流したのち再度電流I
,Iに分割され、最後に電流Iとなって大地電位に
流れ込む。
この回路から判るように、電流I,Iは、 となる。
また、 I+I=I+I=I R+R=Rx(一定) R+R=Ry(一定) であるので、 I=aR,I=bR(a,b:定数) となる。
すなわち、電流Iと抵抗R,電流Iと抵抗R
比例関係にあるので、電流Iの大きさを抵抗器33x及
び差動増幅器35xで検出すればx位置座標信号を得るこ
とができる。また、電流Iの大きさを抵抗器33y及び
差動増幅器35yで検出すればy位置座標信号を得ること
ができる。
また、座標入力ボード3が圧下されたことは、定電流源
34と抵抗器33xとの接触点の電位と所定の基準値REFと
を比較器36で比較することにより検出することができ
る。比較器36の出力はペンダウン信号として編集用CP
U6に供給される(第1図参照)。
この座標入力ボード3は、たとえば、3mm(x方向)×
3mm(y方向)ピッチであって3mmの分解能で入力可能
であり、また第6図に示されるように原稿Dの大きさに
略対応した297mm×432mmの大きさのボードである。
いま、原稿Dの中の斜線部分を指定領域として入力する
場合、先に説明したように、座標入力ボード3の指定領
域の頂点に対応する個所を順次圧下することにより、ペ
ンダウン信号が編集用CPU6に供給され、指定された
座標の信号はA/D変換器5によりアナログ・デジタル
変換され入力ポート(図示せず)を介して編集用CPU
6に与えられ、メモリ7の所定領域に設けられた点入力
バッファに記憶される(第1図参照)。なお、座標入力
ボード3は第6図において左上が原点となっており、右
に行くにつれy座標が増加し、下に行くにつれx座標が
増加するようになっている。
このように、圧下された点の座標を記憶した編集用CP
U6は、新しい点が入力される度に線を引き、グラフィ
ック表示器4上に表示する。
すなわち、指定領域に対応する図形の頂点を入力する度
に、連続する2点の座標間で線分が求められ、これがグ
ラフィック表示器4に順次表示される。したがって、グ
ラフィック表示器4には入力途中の図形の線分が順次表
示されるので、入力途中の図形の形状も容易に確認する
ことができ、入力ミスを減少させることができる。
そして、図形入力が終了したら複写機本体1に設けられ
たコントロールパネル24の登録キーを押す。これにより
図形登録信号が入力され、以下に述べるような工程で各
点を線分で囲み多角形を作成する。そして、線分の内側
或いは外側をすべて塗りつぶすことにより、選択された
図形を複写するかしないかを決定する。すなわち、この
多角形で囲まれた内側又は外側を複写領域可能な領域と
して編集装置を制御する。
本実施例においては、指定領域に対応する図形の入力の
後に複写倍率が変更されると、その倍率に応じて図形を
相似形に変更して表示する。また、図形の移動が指定さ
れた場合は、その移動量に応じて図形の位置を移動す
る。なお、これらの図形の変更の詳細については後述す
る。
座標入力ボード3から入力された座標は、編集用CPU
6よりメモリ7の座標登録用領域に第1表のような形で
記憶される。
説明を簡単にするため、第7図のような三角形ABCを
入力する場合について考える。
まず、点Aの位置を座標入力ボード3で指示すると点A
の座標(x,y)が第1表に示されるようにメモリ
7上に記憶される。なお、x座標の最大値は99,y座標
の最大値は144である。次に、点Bを入力すると座標
(x,y)が第1表に示されるように点Aの座標の
次の位置に記憶されると共に、第8図に示す直線引きの
論理が実行され、線分ABがメモリ7のメモリ空間上に
できる。このメモリ空間のデータを表示用RAM8のメ
モリ空間に転送し、編集用CPU6からのライトコマン
ドにより、グラフィック表示器4において線分を表示す
る。
次に、点Cを入力すると座標(x,y)が記憶さ
れ、同様に線分BCが表示される。
最後に、複写機本体1のコントロールパネル24から登録
信号が入力されると、第1表に示されるようにメモリ7
の座標登録用領域の先頭に頂点の数が登録されると共
に、線分CAが結ばれ、これがグラフィック表示器4に
おいて表示される。
これらの各点の座標及び頂点の数に基づいて、三角形A
BC内のドットをセットし、指定領域に対応する図形を
塗り潰す。
第8図を参照して、線引きのアルゴリズムを説明する。
なお、図において点は全て3mmピッチで互いに90°の位
置関係にあるものとする。
工程:点Aと点Bを直線で結ぶには、点Aの位置を基
準にして空間を右上,右下,左上,左下に4等分し、点
Bの位置がどの位置にあるかベクトルを決める。この例
の場合は、右上方向である。
工程:次に、第2表に示すアルゴリズムにしたがい45
°方向に座標位置を進める。
第8図に示す例の場合、点Aに対して点Bは右上方向に
存在するので、x座標を1減少させ、y座標を1増加さ
せればよい。すなわち、新しい座標は第8図において点
Aの右上となる。この座標を仮の点A′(x′,
′)とする。次に、この仮の点A′と点Aの線分A
A′の傾きと線分ABの傾きを比較し、下記の条件に基
づき次の点A(x11,y11)の座標を求める。
(a)|線分ABの傾き|>|線分AA′の傾き| のとき、 A=(x11,y11)=(x′−1,y′) =(x−2,y+1) (b)|線分ABの傾き|<|線分AA′の傾き| のとき、 A=(x11,y11)=(x′+1,y′) =(x,y+1) (c)|線分ABの傾き|=|線分AA′の傾き| のとき、 A=(x11,y11)=(x′,y′) =(x+1,y+1) 第8図の例では(a)の場合に相当するので、 A=(x−2,y+1) となる。
工程:同様にして点A(x12,y12)を求める A=(x12,y12)=(x−4,y+2) 工程:先に述べた工程,の演算を繰り返し、点A
,A,Aを順次求め、点Bと重なったら1辺の線
引き処理を終了する。
点A,A,A・・・Aは、第9図に示す99×144
ビット(1.782kバイト)の表示用RAM8のメモリ空間
上の対応するビットをセットすることにより表示用RA
M8に記憶される。
工程:同様に線分BCを求める。このときは、第2表
におけるベクトルが右下の場合のアルゴリズムが適用さ
れる。また、上述の条件(a),(b)は、ベクトルが上向き
の場合の条件であるので、線分BCのようにベクトルが
下向きの場合は、上述の条件(a),(b)の不等号の向きを
逆にした条件を使用する。
工程:線分CAの場合は、x=xとなっているの
で水平線を引けばよい。
以上のようにして第9図のメモリ空間に第8図に示すよ
うなドットの集合からなる図形が形成される。
更に、表示用RAM8のメモリ空間において、線で囲ま
れた図形(この場合三角形)の内部のドットをすべてセ
ットし、線で囲まれた図形を塗り潰す。すなわち、これ
が求める複写領域の図形となる。
なお、図形の塗り潰しは、表示用RAM8のメモリ空間
において、線で囲まれた図形の内部のドットをすべてセ
ットすることにより行われる。表示用RAM8のメモリ
空間はグラフィック表示器4に対応しているので、第7
図に示されるようにグラフィック表示器4には、座標入
力ボード3から入力された領域が表示されることにな
る。
グラフィック表示器4は128×160ドットであり、また座
標入力ボード3は99×144ドットであるので、第10図に
示されるように、グラフィック表示器4は座標入力ボー
ド3から入力された図形を1対1で表示することができ
る。但し、第10図はグラフィック表示器4と座標入力ボ
ード3との大きさの関係を示すものではなく、ドットの
対応関係のみを示している。
次に、倍率変換について原稿の画像を50%に縮小して複
写する場合を例に挙げて説明する。
本実施例においては、この複写倍率に応じてグラフィッ
ク表示器4に表示される図形の大きさを変化させる。た
とえば、原稿の画像を50%に縮小して複写する場合に
は、グラフィック表示器4に表示される図形の大きさも
50%に縮小する。
座標入力ボード3により入力された三角形ABCを50%
に縮小して表示するには、第11図に示されるように、表
示用RAM8にセットされたビットの位置を原点(0,
0)を中心に50%の位置に変更し、新しい三角形A50
5050を形成すればよい。但し、第11図においては各三
角形はドット単位で近似表示されている。
すなわち、座標A(x,y),B(x,y),
C(x,y)を、座標A50(x/2,y/2),B
50(x/2,y/2),C50(x/2,y/2)とし、
割り切れないときは四捨五入する。
求められたビットの位置をメモリ7の所定領域に設けら
れた倍率変換用テンポラリーバッファにセットする。そ
して、全てのビット位置の変更が終了し、縮小された図
形が完成したら表示用RAM8に転送してグラフィック
表示器4に表示する(第11図参照)。変倍率が50%以外
の場合も同じように所定の係数をかけて処理すればよ
い。
また、既に作成されている図形を移動する場合も、与え
られた移動量のドット数だけメモリ内容を移動すればよ
い。たとえば、図形を右にずらすときはy方向に座標位
置を増加し、左にずらすときはy方向に減少させてメモ
リ内容を再度セットすればよい。すなわち、tドット右
へ移動するためには、座標A(x,y),B
(x,y),C(x,y)を座標A(x,y
+t),B(x,y+t),C(x,y
t)とすればよい。
なお、上述の座標の計算或いはメモリ内容の移動等は編
集用CPU6により実行される。
ここで、コントロールパネル24からの指示により複写機
本体1の複写動作を開始させると、走査開始センサ18の
出力が編集用CPU6に供給される(第1図及び第2図
参照)。そして、走査ミラー光学系15aによる原稿Dの
走査に同期して、編集用CPU6により表示用RAM8
の内容の1ライン分のデータが99ビットの直列データと
して複写機本体1内に設けられた直並列変換回路25に供
給される。前記直列データは直並列変換回路25により99
ビットの並列データとされ、ラッチ26及びLEDドライ
バ27を介して99個のLEDを有するLEDアレイ19に供
給される。すなわち、LEDアレイ19が表示用RAM8
の内容に応じて1ラインずつ駆動され、LEDアレイ19
の各LEDが指定領域に応じて点滅して感光体の所定個
所を露光する。
したがって、たとえば、指定領域に対応する部分以外の
LEDを点灯しておけば、その部分に対応する感光体11
(第2図参照)が露光されて指定領域以外の原稿の静電
潜像が消失し原稿の中の指定領域部分だけが複写され
る。
このとき、本実施例においては、表示用RAM8の内容
は、複写倍率或いは図形の移動の程度に応じた内容に変
更されているので、グラフィック表示器4に表示されて
いる図形と実際に編集される領域とが対応している。こ
のため、意図した領域を正しく編集することができる。
なお、上述の実施例においては、原稿からの反射光によ
り感光体を露光する電子複写機を例に挙げて説明した
が、これに限らずファクシミリやデジタル複写機等にも
応用可能である。また、グラフィック表示器4としては
LCDだけでなく、VFD(螢光表示管)或いはEL
(電界発光)等を使用することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明においては、指定領域に対応
する図形の頂点の座標を入力する際に、点を入力する度
に2点間の線分を求め、これを表示器に表示するように
している。これにより、入力途中の図形を容易に確認す
ることができ、入力ミスが減少する。
また、複数の点から形成される複数の線分で囲まれる図
形を指定領域としたので、指定領域は矩形に限定される
ことはなく、任意の図形を指定領域とすることができ
る。そして、この指定領域に対応する任意図形を表示器
により表示することができる。
更に、原稿の画像編集領域或いは複写倍率の変更に応じ
て表示される図形を変更するようにしている。したがっ
て、原稿の画像編集領域或いは複写倍率が変更された場
合でも、実際に原稿のどの領域が編集の対象になるのか
を確認することができ、意図した領域を正しく編集する
ことができる。これにより操作性が向上すると共に設定
ミスが減少し、使用者が意図しないミスコピーの発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像編集装置の概略ブロック図、
第2図は複写機本体の概略断面図、第3図は画像編集装
置の概略斜視図、第4図(a),(b)は座標入力ボードの概
略斜視図及び概略断面図、第5図は座標入力ボードの等
価回路図及びその周辺回路の回路図、第6図は原稿と座
標入力ボードとの関係を示す概略斜視図、第7図は座標
入力ボードから入力される図形一例を示す図、第8図は
各頂点間を直線で結ぶためのアルゴリズムを説明するた
めの図、第9図は表示用RAMのメモリ空間を示す図、
第10図は座標入力ボードとグラフィック表示器との関係
を示す図、第11図は縮小複写を行う場合にグラフィック
表示器に示される図形を示す説明図である。 1:複写機本体、2:座標入力・表示装置 3:座標入力ボード、4:グラフィック表示器 31x:x層導電性ゴム、31y:y層導電性ゴム D:原稿、P:用紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標入力手段によって順次入力された3以
    上の不特定多数の点の座標によって原稿における画像編
    集すべき領域を特定する電子複写機の画像編集装置にお
    いて、 前記座標入力手段により入力された点の座標を順次記憶
    する座標メモリと、 ビットマップで表現された図形を記憶するビットマップ
    メモリと、 前記ビットマップメモリの内容を表示する表示器と、 前記点の座標が入力される度に連続する2点間の線分を
    前記座標メモリの座標点に基づいて求め、該線分を前記
    ビットメモリに書き込む手段と、 前記点の座標入力の終了指示に応じて前記座標メモリの
    座標点に基づいて最初に入力された点と最後に入力され
    た点との間の線分を求め、該線分を前記ビットマップメ
    モリに書き込む閉鎖処理手段と、 前記閉鎖処理手段により前記ビットマップメモリに形成
    された複数の線分により囲まれる図形の内部または外部
    を塗り潰す手段と、 原稿の画像編集領域或いは複写倍率が変更されたときに
    前記ビットマップメモリの内容を該変更内容に応じて変
    更する手段と、 原稿の画像形成を前記ビットマップメモリの内容に基づ
    いて制御する編集制御手段と を備えたことを特徴とする電子複写機の画像編集装置。
JP61245875A 1986-10-15 1986-10-15 電子複写機の画像編集装置 Expired - Lifetime JPH0626433B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61245875A JPH0626433B2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15 電子複写機の画像編集装置

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JP61245875A JPH0626433B2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15 電子複写機の画像編集装置

Publications (2)

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JPS6399670A JPS6399670A (ja) 1988-04-30
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