JPH0573309B2 - - Google Patents

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JPH0573309B2
JPH0573309B2 JP61245874A JP24587486A JPH0573309B2 JP H0573309 B2 JPH0573309 B2 JP H0573309B2 JP 61245874 A JP61245874 A JP 61245874A JP 24587486 A JP24587486 A JP 24587486A JP H0573309 B2 JPH0573309 B2 JP H0573309B2
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coordinate
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point
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Takanobu Suzuki
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像編集が可能な電子写真複写機に
関し、特に編集すべき領域を入力する装置に関す
るものである。 〔従来の技術〕 近年、単に原稿を複写するだけでなく、原稿の
画像を編集して、たとえば原稿画像の一部のみを
抽出して複写を行う画像編集装置を備えた電子複
写機が開発されてきている。このような画像編集
が可能な電子写真複写機においては、編集すべき
領域を指定し、その領域の画像に対して所定の処
理を行う。そのため、編集すべき画像の任意の領
域を指定する手段が必要となる。 このような指定領域を入力する方法としては、
特願昭60−213168号公報に開示されているよう
に、原稿面の所望領域をx,y方向の座標値で順
次入力して指定するものが知られている。すなわ
ち、原稿台の両側部にスケールを設け、指定領域
の上限と下限に対応する座標値をスケールから読
み取り、テンキーからこの読み取つた座標値を入
力するようにしている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら上述の方法では、指定領域の頂点
毎に使用者がx,y方向の位置を確認して数値で
入力しなければならず操作が複雑である。また、
一度数値を読み取り、その値を記憶しておいてテ
ンキーから入力しなければならないため、読み取
り誤り及び記憶誤りにより入力ミスが発生しやす
い。 また、指定領域が斜線を含む多角形である場合
には、指定領域の力が困難であつた。なお、前記
公報には指定領域が多角形である場合についても
述べてあるが、具体的な手段についてはなんら記
載されていない。 また、画像編集装置においては、1枚の原稿に
対して複数の領域を指定する場合があるが、従来
装置においては、指定領域に対応する1個の図形
を形成する複数の点の入力を終了する度に登録キ
ーを操作して指定領域の座標を登録し、その後に
次の図形の入力作業を行う必要があつた。このた
め、複数図形を効率よく入力することができない
という問題があつた。 また、指定領域として多角形を力する場合、頂
点数が多くなると、入力可能な頂点数より多くな
ることがあるが、これに気付かず誤操作を続ける
場合があつた。 本発明は、第1に複数の領域を指定する際に、
連続して点の座標を入入力するだけで指定領域に
対応する複数の図形を登録できるようにすること
を目的とする。 また本発明は、第2の指定領域として多角形を
力するに際し、入力不可能な状態になつたとき
は、これを使用者に知らせることを目的とする。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 前記第1の目的を達成するための本発明の電子
複写機の画像編集装置は、入力された複数の点の
うちの始点の座標と最後に入力された点の座標と
を比較し、前記最後に入力された点が前記始点の
近傍であるときに、それまでに入力された前記複
数の点の座標によつて囲まれる領域を前記原稿の
編集を行う領域として座標登録用のメモリに記憶
する手段を設けたことを特徴とする。 この第1の発明により、複数の図形を力する際
に、力された点の座標が各図形の始点の座標と比
較される。そして、力された点が始点の近傍であ
るときは、一つの図形の入力が終了したと判断し
て、自動的に図形を登録し、次の図形の入力に移
る。したがつて、使用者は連続的に点を入力すれ
ば、複数の図形が自動的に登録される。 また、前記第2の目的を達成するための本発明
の電子複写機の画像編集装置は、座標入力ボード
から入力された各点の数を計数し、予め決められ
た値を超えたときに使用者に警告を与える手段を
設けたことを特徴とする。 この第2の発明により、多角形の図形を入力す
る場合、入力された頂点の数が計数され、この値
がメモリの容量等から制限される所定の数を超し
たときは、使用者に対して警告が与えられる。 〔実施例〕 以下、図面をを参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。 なお、本実施例においては、原稿からの反射光
により感光体を露光する電子複写機において、原
稿の件意の領域を抽出して複写する編集を行う場
合を例に挙げて説明する。 第1図は本発明に係る画像編集装置の概略ブロ
ツク図である。 図において、1は複写機本体を示し、該複写機
本体1には座標力・表示装置2が接続されてい
る。 複写機本体1は、第2図に示されるように、通
常の電子複写機と同様に、ドラム状の感光体11
の周囲に帯電器12,現像器13,転写器14等
が配設されている。そして原稿Dからの反射光を
走査ミラー光学系15aで反射させ、レンズ16
で収束させ、更にミラー15bで反射させ、前記
感光体11を露光するようにしている。原稿から
の反射光で露光されることにより感光体11上に
形成された静電潜像は、現像器13により現像さ
れ、転写器14により用紙Pに転写された後、定
着器17で定着されるようになつている。 ここで本実施例においては、走査ミラー光学系
15aの近傍に、該走査ミラー光学系15aが走
査を開始したことを検出する走査開始センサ18
が配設されている。また、感光体11の露光部と
現像器13との間において、感光体11に近接し
てLEDアレイ19が配設されている。このLED
アレイ19は、感光体11の軸方向に複数の
LEDが配列されたものである。なお、20はプ
ラテンカバーである。 複写機本体1のプラテンカバー20の上方に
は、第3図に示されるように、座標入力・表示装
置2を載置することが可能なようになつており、
座標力・表示装置2には、座標入力ボード3,ド
ツトマトリクス構成とされたLCD(液晶)による
グラフイツク表示器4が設けられている。 次に、座標入力・表示装置2の回路ブロツクに
ついて第1図を参照して説明する。 座標入力・表示装置2においては、座標入力ボ
ード3からの電圧はA/D変換器5を介して、編
集用CPU6に供給され、編集用CPU6に接続さ
れたメモリ7の座標登録用領域(点入力バツフ
ア)に記憶される。そしてこの登録された座標に
基づき表示用RAM8の所定ビツトをセツトし、
座標入力ボード3に入力された図形に対応した図
形をグラフイツク表示器4に表示するようになつ
ている。上述のメモリ7としては必要に応じて不
揮発性のものが使用される。 また、編集用CPU6には、グラフイツク表示
器4に必要に応じて所定のメツセージを出力する
ためのキヤラクタジエネレータ9が接続される。 次に、複写機本体1側の制御回路について説明
する。 複写機本体1内には制御用CPU21が設けら
れ、用紙Pの位置を検出するレジストレーシヨン
センサ22等からの信号に基づき、ドラムモー
タ,光学系走査モータ,用紙送りモータ等の各種
モータ23の回転を制御する。また、複写機本体
1には制御用CPU21に対して複写,編集に関
する種々の指示を入力するためのコントロールパ
ネル24が設けられている。 走査開始センサ18の出力は編集用CPU6に
供給され、複写動作に同期して、指定領域に対応
する図形の1ライン分のデータが直並例変換回路
25,ラツチ26及びLEDドライバ27を介し
てLEDアレイ19に供給されるようになつてい
る。 次に、座標入力ボード3について説明する。 座標入力ボード3は、第4図a,bに示される
ように、所定の抵抗率を有する板状のx層導電性
ゴム31xとy層導電性ゴム31yとをスペーサ
32を介して対向させたものであり、両導電性ゴ
ム31x,31y間には所定の電圧が印加されて
いる。x層導電性ゴム31xの表面が矢示方向に
指又はペン先で押されると、x層導電性ゴム31
xが変形し、両導電性ゴム31x,31yが接触
する。導電性ゴム31x,31yは所定の抵抗率
を有するので、後述するように座標入力ボード3
からは接触位置、すなわち入力座標位置に応じた
電圧が得られる。この電圧はA/D変換器5によ
りデジタル変換されたのち編集用CPU6に入力
され、x,y座標の入力点を自動的に検知する。 第5図は座標力ボード3の回転を模式的に示し
たもので、x層導電性ゴム31xのx方向抵抗成
分をRxで示し、y層導電性ゴム31yのy方向
抵抗成分をRyで示してある。x方向抵抗成分Rx
には、並列に抵抗器33xが接続され、この並列
回路の一端に電流Iの定電流源34が接続されて
いる。また、y方向抵抗成分Ryにも同様に並列
に抵抗器33yが接続され、この並列回路の一端
が接地されている。 いま、座標入力ボード3の所定個所が圧下され
x層導電性ゴム31xとy層導電性ゴム31yが
接触したとする。なお、図においてはこの接触点
をスイツチSWで模式的に示してある。図中、
R1,R2は、x層導電性ゴム31xの抵抗Rxを接
触点で分割した値、R3,R4は、y層導電性ゴム
31yの抵抗Ryを接触点で分割した値、Rgは内
部抵抗である。 定電流源34からの電流Iは、図に示されるよ
うに電流I1,I2に分割され、接触点で合流したの
ち再度電流I3,I4に分割され、最後に電流Iとな
つて大地電位に流れ込む。 この回路から判るように、電流I2,I4は、 I2=R1/R1+R2・I,I4=R3/R3+R4・I となる。 また、 I1+I2=I3+I4=I R1+R2=Rx(一定) R3+R4=Ry(一定) であるので、 I2=aR1・I4=bR3(a,b:定数)となる。 すなわち、電流I2と抵抗R1、電流I4と抵抗R3
比例関係にあるので、電流I2の大きさを抵抗器3
3x及び差動増幅器35xで検出すればx位置座
標信号を得ることができる。また、電流I3の大き
さを抵抗器33y及び差動増幅器35yで検出す
ればy位置座標信号を得ることができる。 また、座標入力ボード3が圧下されたことは、
定電流源34と抵抗器33xとの接続点の電位と
所定の基準値REFとを比較器36で比較するこ
とにより検出することができる。比較器36の出
力はペンダウン信号として編集用CPU6に供給
される(第1図参照)。 この座標入力ボード3は、たとえば、3mm(X
方向)×3mm(y方向)ピツチであつて3mmの分
解能で力可能であり、また第6図に示されるよう
に原稿Dの大きさに略対応した297mm×432mmの大
きさのボードである。 いま、原稿Dの中の斜線部分を指定領域として
入力する場合、先に説明したように、座標入力ボ
ード3の指定領域の頂点に対応する個所を順次圧
下することにより、ペンダウン信号が編集用
CPU6に供給され、指定された座標の信号は
A/D変換器5によりアナログ・デジタル変換さ
れ入力ポート(図示せず)を介して編集用CPU
6に与えられ、メモリ7の所定領域に記憶される
(第1図参照)。なお、座標入力ボード3は第6図
において左上が原点となつており、右に行くにつ
れy座標が増加し、下に行くにつれx座標が増加
するようになつている。 このように、圧下された点の座標を記憶した編
集用CPU6は、複写機本体1に設けられたコン
トロールパネル24に設けられた登録キーが押さ
れることにより図形入力が終了したことを示す登
録信号が入力されると、以下に述べるような工程
で各点を直線で囲み多角形を作成する。そして、
この多角形で囲まれた内側又は外側を複写領域可
能な領域として編集装置を制御する。 座標入力ボード3から力された座標は、編集用
CPU6よりメモリ7の座標登録用領域に第1表
のような形で記憶される。なお、ここでは第1及
び第2図形を指定領域として力する場合を考え
る。
【表】 説明を簡単にするため、第7図のような三角形
ABCを力する場合について考える。 まず、点Aの位置を座標入力ボード3で指示す
ると点Aの座標(x1,y1)が第1表に示されるよ
うにメモリ7上に記憶される。なお、x座標の最
大値は99,y座標の最大値は144である。次に、
点Bを入力すると座標(x2,y2)が第1表に示さ
れるように点Aの座標の次の位置に記憶される。
同様に、点Cを入力すると座標(x3,y3)が記憶
される。 この状態で複写機本体1のコントロールパネル
24か登録信号が入力されると、第1表に示され
るようにメモリ7の座標登録用領域の先頭に頂点
の数が登録される。 これらの各点の座標及び頂点の数に基づいて、
たとえば以下に述べるアルゴリズムで斜線を含む
直線を引き図形を作成する。 第8図を参照して、線引きのアルゴリズムを説
明する。なお、図において点は全て3mmピツチで
互いに90゜の位置関係にあるものとする。 工程:点Aと点Bを直線で結ぶには、点Aの位
置を基準にして空間を右上,右下,左上,左下
に4等分し、点Bの位置かどの位置にあるかベ
クトルを決める。 工程:次に、第2表に示すアルゴリズムにした
がい45゜方向に座標位置を進める。
【表】 第8図に示す例の場合、点Aに対して点Bは
右上方向に存在するので、x座標を1減少さ
せ、y座標を1増加させればよい。すなわち、
新しい座標は第8図において点Aの右上とな
る。この座標を仮の点A′(x1′,y1′)とする。
次に、このの仮の点A′と点Aの線分AA′の傾
きと線分ABの傾きを比較し、下記の条件に基
づき次の点A1(x11,y11)の座標を求める。 (a)|線分ABの傾き|>|線分AA′の傾き|の
とき、 A1=(x11,y11)=(x′1−1,y′1) =(x1−2,y1+1) (b)|線分ABの傾き|<|線分AA′の傾き|の
とき、 A1=(x11,y11)=(x1′+1,y1′) =(x1,y1+1) (c)|線分ABの傾き|=|線分AA′の傾き|の
とき、 A1=(x11,y11)=(x1′,y1′) =(x1+1,y1+1) 第8図の例では(a)の場合に相当するので、 A1=(x1−2,y1+1) となる。 工程:同様にして点A2(x12,y12)を求める。 A2=(x12,y12)=(x1−4,y1+2) 工程:先に述べた工程,の演算を繰り返
し、点A3,A4,A5を順次求め、点Bと重なつ
たら1辺の線引き処理を終了する。 点A,A1,A2…A5は、第9図に示す99×
144ビツト(1.782kバイト)の表示用RAM8の
メモリ空間上の対応するビツトをセツトするこ
とにより表示用RAM8に記憶される。 工程:同様に線分BCを求める。このときは、
第2表におけるベクトルが右下の場合のアルゴ
リズムが適用される。また、上述の条件(a),(b)
は、ベクトルが上向きの場合の条件であるの
で、線分BCのようにベクトルが下向きの場合
は、上述の条件(a),(b)の不等号の向きを逆にし
た条件を使用する。 工程:線分CAの場合は、x1=x3となつている
ので水平線を引けばよい。 以上のようにして第9図のメモリ空間に第8図
に示すようなドツトの集合からなる図形が形成さ
れる。 更に、表示用RAM8のメモリ空間において、
線で囲まれた図形(この場合三角形)の内部のド
ツトをすべてセツトし、線で囲まれた図形を塗り
潰す。すなわち、これが求める複写領域の図形と
なる。 第9図に示すメモリ空間はグラフイク表示器4
に対応しているので、グラフイツク表示器4に
は、座標入力ボード3から入力された領域が表示
されることになる。 ここで、コントロールパネル24からの指示に
より複写機本体1の複写動作を開始させると、走
査開始センサ18の出力が編集用CPU6に供給
される(第1図及び第2図参照)。そして、走査
ミラー光学系15aによる原稿Dの走査に同期し
て、編集用CPU6により表示用RAM8の内容の
1ライン分のデータが99ビツトの直列データとし
て複写機本体1内に設けられた直並列変換回路2
5に供給される。前記直列データは直並列変換回
路25により99ビツトの並列データとされ、ラツ
チ26及びLEDドライバ27を介して99個の
LEDを有するLEDアレイ19に供給される。す
なわち、LEDアレイ19が表示用RAM8の内容
に応じて1ラインずつ駆動され、LEDアレイ1
9の各LEDが指定領域に応じて点滅して感光体
の所定個所を露光する。 したがつて、たとえば、指定領域に対応する部
分以外のLEDを点灯しておけば、その部分に対
応する感光体11(第2図参照)が露光されて指
定領域以外の原稿の静電潜像が消失し原稿の中の
指定領域部分だけが複写される。 このように、本実施例においては、原稿Dの大
きさに略対応した大きさの座標入力ボード3を設
け、この座標入力ボード3の指先やペン先で圧下
することにより、該座標入力ボード3から指定領
域を直接図形として入力できるので、座標を数値
で入力するものに比べて極めて操作性がよく、入
力誤りも減少する。また、x,y両座標を1度に
指定することが可能であるので、操作回数が減少
する。更に、斜線を含む多角形でも領域を指定し
かつ図形を作成することが可能となる。 更に、入力した指定領域をグラフイツク表示器
4で表示できるので、この表示を見ながら入力す
れば一層操作性はよくなる。 特に、多角形を入力する場合、入力すべき点の
数が非常に多くなるが、本実施例によれば、これ
らの点の力も短時間に行うことができ、全体とし
て複写時間の短縮を図ることができる。 なお、上述の実施例の座標入力ボード3は、導
電性ゴムの抵抗成分を利用したものであつたが、
これに限らず指定領域に対応する図形をある程度
の分解能で直接入力できるものであればよい。た
とえば、複数の電極パネルを用いたもの、圧電素
子を用いたもの、或いは電磁誘導方式のものでも
よい。 また、直線引きのアルゴリズムは、上述したも
のに限定されない。 たとえば、第10図に示されるように、線分
ABの傾きの式 y=ax+b を求め、順次x座標をれて、四拾五入して線分を
求めてもよい。この場合、破線で示される本来の
図形に対して、実際に得られる図形は実線で示す
ようになる。 更には、線分の内側のみの座標を求め図形を形
成してもよい。但し、この場合は本来の図形に対
して小面積の図形しか形成されず、また視覚上の
問題から境界が明確に識別しにくい。 また、入力方法としては、1点ずつ入力する点
入力ではなく、線入力でもよい。すなわち、2点
間に定規をあて、この定規に沿つてペン先の連続
的に移動させることによつて、目標とする2点間
の座標を連続的に入力してもよい。 ここで、上述の画像編集装置の使用態様を考え
ると、1枚の原稿Dに対して複数領域、すなわち
複数個の図形を入力する場合が考えられる。この
場合における入力の手順は、1番目の図形の各頂
点の座標の入力を終了したら、その後に登録キー
を押して、各頂点の座標をメモリ7の所定領域に
登録し、それから2番目の形を入力するというも
のである。しかしながら、このような入力方法は
その手順が煩しいだけでなく、多図形を入力する
場合の手順が判りにくい。 また、グラフイツク表示器4等の表示装置を有
するものでも、図形の入力が全て終了してから図
形の表示が行われるものであり、入力途中の図形
の表示は行われない。そのため多図形の入力の途
中に誤つた入力があつても、最後に表示されるま
で判別できない。 上述の問題点を解決する第1の発明について、
以下に示す実施例を参照して説明する。この実施
例は、第1図形の入力が終了したら、次の点の入
力は、自動的に第2図形の最初の点と見做される
ようにするものである。 この実施例においても、編集装置の構成自体は
第1図に示されるものと共通であるので重複説明
は省略するが、編集用CPU6は、座標入力ボー
ド3において押された点の座標を順次記憶し、新
しい点が入力される度にメモリ7の入力バツフア
領域(以下、点入力バツフアと称する)に格納さ
れ、先に述べたような所定のアルゴリズムにした
がつて線を引き、グラフイツク表示器4上に表示
する。 第3表は点入力バツフアのメモリアツプを示
し、各々の図形に対してメモリ領域をもつてい
る。
【表】
【表】 第3表(a)は第1図形を登録する領域を示し、第
3表(b)は第2図形を登録する領域を示す。 以下、第11図に示される点入力ルーチンのフ
ローチヤートに沿つて複数の図形を力する場合の
動作を説明する。なお、実施例では入力図形の最
大数は3となつている。 工程:いま、第12図aに示されるように座標
入力ボード3上において始点である点A1が入
力されると点入力ルーチンが起動される。始め
は、点入力バツフアは空のため第11図のフロ
ーによりステツプ101,102を通つてステツプ
113に行き、第3表aに示されるように点A1
座標メモリ領域に始点の座標が書き込まれる。
そして、頂点数が1増加され(ステツプ114)
表示がクリアされる(ステツプ115)。 工程:次に、点B1を入力すると、点B1は始点
ではなく且つ始点近傍ではないのでステツプ
103からステツプ110以降に飛び、第3表(a)に示
されるように点B1の座標メモリ領域に座標が
書き込まれる。同様に点C1を入力すると点C1
の座標メモリ領域に座標が書き込まれる。 工程:次に、入力された点が始点である点A1
の位置付近、たとえば±3ドツト以内、すなわ
ちx,y各方向で9mmの範囲内である場合、ス
テツプ103でこれを最終点と見做してステツプ
1044へ飛び、図形登録が終了する。すなわち、
自動的に図形登録が行われる。次いで、線分
C1A1が結ばれ(ステツプ105)、三角形A1
B2C1の内側が塗り潰され(ステツプ106)グラ
フイツク表示器4上にこの三角形A1B1C1が表
示される(第12図b参照)。 このとき、第1図形用の点入力バツフア(第
3図a参照)はクリアされ、第2図形用の点入
力バツフアのメモリ空間(第3表b参照)がセ
ツトされる(ステツプ107)。このとき、入力さ
れている図形の数は1であり、入力可能な図形
数3よりも小さいので、点入力ルーチンの動作
は続行される(ステツプ108)。 工程:次に第12図cに示されるように、点
A2が入力されるとステツプ113に行き、第3表
bのA2の座標メモリ領域に座標が書き込まれ
る。このとき、グラフイツク表示器4の第1図
形の三角形A1B1C1の表示は消える(ステツプ
115)。 工程:同様に、点B2,C2,D2が順次入力され
るとステツプ110へ飛び、点B2,C2,D2の座標
メモリに座標値が書き込まれ、頂点数が1づつ
増加する(ステツプ111)と共に、前の点と線
分を結ぶ(ステツプ112)。 工程:最後に点A2の位置付近に点が入力され
ると、これを最終点と見做してステツプ104へ
飛び、第2図形の登録が終了し、第1図形と同
様に四角形A2B2C2D2の内側が塗り潰され、グ
ラフイツク表示器4上に表示される(ステツプ
105〜106)。そして、点入力バツフアがクリア
され3図形目にセツトされる。また、第12図
dに示されるように、一度消えていた三角形
A1B1C1の表示を再度行う(ステツプ107)。 工程:入力図形が3図形を超えたら、それ以上
の図形は入力できない(ステツプ108,109)。 本実施例では、入力可能な図形の最大数を3と
したが、メモリの容量を増加することにより図形
数を増加することができる。 上述実施例によれば、複数の図形を入力する際
に、第1図形が作成された後、そのまますぐに次
の点を入力すれば、自動車に第2図形の作成の工
程となる。したがつて、多数の図形を連続的に入
力でき、入力の手順を簡略化することができる。 また、新しい図形の始点が入力されると、表示
されている前の図形を一度消し、新しい図形の入
力が終了すると、新しい図形と共に前の図形を再
度表示する。このように、入力作業中は入力中の
図形のみ表示し、それ以外に入力されている図形
は表示しないようにすることにより、既に入力さ
れている他の図形を現在入力中の画像と誤認する
ことがない。 次に、上述した画像編集装置において、多角形
を入力する場合の態様について検討する。 上述した画像編集装置によれば、点入力を順次
行なうことにより、多角形の入力も容易に行うこ
とができる。しかし、メモリ7の容量の制限があ
るため、入力できる点数が限られており、入力点
数が最大入力点数を超えると、それ以上は入力で
きない。このときは、単に入力が不可能となるだ
けで、使用者側から見ると何ら変化がないため不
都合な場合がある。たとえば、入力作業中に、最
大力点数を超したことに気がつかずそのまま無駄
な入力作業を続けてしまうという問題がある。 このような問題を解決する第2の発明について
以下、実施例を参照して説明する。 この第2の発明の実施例では、最大点入力数を
超えたときに、使用者に警告の表示を出力すると
共に、それ以上点を力しても点の表示を行なわな
いようにすることにより、誤操作を防止するもの
である。 この第2の発明の実施例においても、編集装置
の構成自体は第1図に示されるものと共通である
ので重複説明は省略するが、編集用CPU6は、
新しい点が入力される度にその座標を点入力バツ
フアに格納し、先に述べたような所定のアルゴリ
ズムにしたがつて線を引き、グラフイツク表示器
4上に表示する。なお、本実施例では入力可能な
最大点数は16とする。 第2の発明の実施例の動作について、第13図
に示されるフローチヤートを参照して説明する。
なお、第13図のフローチヤートは、入力された
点の数が入力可能な最大点数を超えたきの理に特
徴があり、他の個所については基本的には第11
図に示されるフローチヤートと同様であるので重
複部分の説明は省略する。すなわち、第11図の
ステツプ102〜107が第13図のステツプ201〜206
に、第11図のステツプ110〜112が第13図のス
テツプ208〜210に、また第11図のステツプ113,
114が第13図のステツプ212,213に対応してい
る。 入力された点の数は16以下である場合は、ステ
ツプ207からステツプ208〜210へと進むので、第
1の発明の実施例と同様に座標を入力すると図形
が順次登録され、この作成された図形の内側が塗
り潰される。 次に最大点数が16点を超える場合について、第
14図を参照して説明をする。 第14図において、点a1〜a16まで、第4表に
示されるように、前記の第1の発明の実施例と同
様に、点入力バツフアに記憶される。 更に、点a17を入力すると、第4表のメモリー
マツプ上の頂点の数が16より大きくなるため、ス
テツプ207の判断でステツプ211に進み警告表示の
セツトを実行する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本願の第1の発明では、複
数の図形を入力する際に、入力された点の座標が
各図形の始点の近傍であるときは、一つの画像の
入力が終了したと判断して、自動的に図形を登録
し、次の図形の入力に移る。したがつて、使用者
は各図形毎に図形登録操作を行う必要がなくな
り、連続的に点を入力すれば、複数の図形が自動
的に登録される。このため、複数の図形を入力す
る際の操作が簡単化される。 また、本願の第2の発明では、多角形の図形を
入力する場合、入力された頂点の数がモリの容量
等から制限される所定の数を超えたきは、使用者
に対して警告与える。これにより、使用者が入力
が不可能になつたことに気付かず、入力操作を続
行するといつた誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像編集装置の概略ブロ
ツク図、第2図は複写機本体の概略断面図、第3
図は画像編集装置の概略斜視図、第4図a,bは
座標入力ボードの概略斜視図及び概略断面図、第
5図は座標入力ボードの等価回路図及びその周辺
回路の回路図、第6図は原稿と座標入力ポードと
の関係を示す概略斜視図、第7図は座標入力ボー
ドから入力される図形の一例を示す図、第8図は
各頂点間を直線で結ぶためのアルゴリズムを説明
するための図、第9図は表示用RAMのメモリ空
間を示す図、第10図は各頂点間を直線で結ぶ他
のアルゴリズムを説明するための図、第11図は
本願の第1の発明に係る実施例の動作を示すフロ
ーチヤート、第12図は図形入力時における座標
入力ボードに入力される図形とグラフイツク表示
器に表示される図形との関係を示す説明図、第1
3図は本願の第2の発明の実施例の動作を示すフ
ローチヤート、第14図は多角形入力時における
座標入力ボードに入力される図形を示す説明図で
ある。 1:複写機本体、2:座標入力・表示装置、
3:座標入力ボード、4:グラフイツク表示器、
31x:x層導電性ゴム、31y:y層導電性ゴ
ム、D:原稿、P:用紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿における画像編集すべき領域を特定する
    複数の点の座標が順次入力される座標入力ボード
    と、該座標入力ボードからの前記座標を記憶する
    座標用のメモリと、前記入力された複数の点のう
    ちの始点の座標と最後に入力された点の座標とを
    比較し、前記最後に入力された点が前記始点の近
    傍であるときに、それまでに入力された前記複数
    の点の座標によつて囲まれる領域を前記原稿の編
    集を行う領域として座標登録用のメモリに記憶す
    る手段と、該座標登録用のメモリに記憶された前
    記座標に基づき前記領域に対応する図形データを
    形成する手段と、該図形データを記憶する図形用
    のメモリと、該図形用のメモリに記憶された前記
    図形データに基づき複写機本体の感光体の前記指
    定領域に対応する個所またはそれ以外の個所を露
    光する手段とを設けたことを特徴とする電子複写
    機の画像編集装置。 2 原稿における画像編集すべき領域を特定する
    複数の点の座標が順次入力される座標入力ボード
    と、該座標入力ボードからの前記座標を記憶する
    座標用のメモリと、入力された前記複数の点の数
    を計数し、予め決められた値を超えたときに使用
    者に警告を与える手段と、前記座標用のメモリに
    記憶された前記座標に基づき前記領域に対応する
    図形データを形成する手段と、該図形データを記
    憶する図形用のメモリと、該図形用のメモリに記
    憶された前記図形データに基づき複写機本体の感
    光体の前記指定領域に対応する個所またはそれ以
    外の個所を露光する手段とを設けたことを特徴と
    する電子複写機の画像編集装置。
JP61245874A 1986-10-15 1986-10-15 電子複写機の画像編集装置 Granted JPS6399669A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03172869A (ja) * 1989-11-30 1991-07-26 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JP2595494B2 (ja) * 1993-04-05 1997-04-02 富士ゼロックス株式会社 電子複写機の画像編集装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50103918A (ja) * 1974-01-12 1975-08-16
JPS5666866A (en) * 1979-11-05 1981-06-05 Canon Inc Copying machine

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