JP3129484B2 - 事務機器の表示装置 - Google Patents

事務機器の表示装置

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JP3129484B2 JP03272854A JP27285491A JP3129484B2 JP 3129484 B2 JP3129484 B2 JP 3129484B2 JP 03272854 A JP03272854 A JP 03272854A JP 27285491 A JP27285491 A JP 27285491A JP 3129484 B2 JP3129484 B2 JP 3129484B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機,ファク
シミリ,電子ファイリングシステムなどのような事務機
器に関し、特に操作部の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連のある従来技術としては、
例えば、特開昭60−48073号,特開昭60−28
667号,特開昭63−231464号,及び特開平1
−270071号の各公報に開示されたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より多くの複写機
においては、操作パネルに表示される文字列の内容が、
仕向国別の代表的な言語体系に適合するように、表示内
容の異なるプログラムを一般的にはROMの形で予め複
数種類用意しておき、複写機の製造出荷時または販売時
に実際の仕向国に応じてROMを差し替えるようにして
いる。従って基本的に同一機種の複写機であっても、仕
向国の種類が多いと多種類のROMを用意して多種類の
モデルとして複写機を製造する必要がある。これは製造
原価の上昇につながる。特に、使用する人口の少ない少
数派の多種の言語に対応しようとすると、販売数量が少
ないので、製造コストに占める開発コストの割合いが高
くなる。
【0004】特開昭60−28667号公報及び特開昭
60−48073号公報の技術によれば、複数種類の言
語体系に基づく表示を任意に選択可能であり、これによ
ってモデル数を減らすことができるが、1つの複写機に
従来よりも多くのメモリ(ROM)を必要とするので原
価の低減は期待できない。
【0005】種類のROMを搭載することなく少数派
の多種の言語にも対応可能にするためには、後述するよ
うに、ユ−ザ側において又は販売時に、特別な操作が必
要になる。この種の操作は、ユ−ザ等にとって煩わしい
場合もあり、従来より格別に問題がなかった多数派の言
語圏では、ユ−ザ数が多いにもかかわらず操作が従来よ
りも難しくなり、操作性が悪化する恐れがある。
【0006】写モ−ドを示す各表示情報は、メ−カ側
がメ−カの立場で考え提供するものであるため、各表示
情報はユ−ザにとって理解し易いものである場合は少な
い。また、予めユ−ザが定義した複数種類のモ−ドをま
とめて設定可能とするキ−(一般にマクロモ−ドキ−,
プログラムモ−ドキ−などと呼ばれる)は、例えば「プ
ログラム1」,「プログラム2」,・・・のように表示
されているので、各々のキ−にユ−ザが良く利用する複
写モ−ドをまとめて定義したとしても、その複写モ−ド
の内容とキ−番号との対応を常に憶えておかなければそ
れを効率良く利用することはできない。キ−の番号をま
ちがえると、期待したものと異なるコピ−モ−ドになる
ので、ミスコピ−を生じ易い。
【0007】述するように、モ−ド表示などとして表
示される情報の内容をユ−ザが任意に作成して使用でき
るようにする場合、新しい表示情報の作成は、入力原稿
フォ−マット上の制約(マ−クのサイズや縦横比の制
限)や新しいマ−クをデザインする上での難しさ(参考
資料の検索)を考えるとユ−ザにとって比較的大変な作
業になる。
【0008】述するように、モ−ド表示などとして表
示される情報の内容をユ−ザが任意に作成して使用でき
るようにする場合、デジタル複写機であればイメ−ジス
キャナが備わっているので、新しい表示情報を画像とし
て比較的簡単に入力することができる。しかし例えばア
ナログ複写機の場合には、画像情報をデジタル情報とし
て読取る装置が備わっていないので、新しい表示情報を
入力するのには非常に難しい操作を必要とする。
【0009】本願の各発明の共通の課題は、事務機器の
表示装置の表示情報をユ−ザにとって理解し易くするこ
とである。より具体的な第1の課題は、1つの機種で様
々な言語圏での使用に対応でき、しかも使用する人口の
少ない少数派の多種の言語にも対応しうる事務機器の表
示装置を製造原価を上昇させることなく提供すること
あり、より具体的な第2の課題は、1つの機種を様々な
言語圏での使用に対応可能にし、しかも多数派の言語圏
での操作性の悪化を防止することであり、より具体的な
第3の課題は、動作モ−ドを示す表示情報をユ−ザにと
って理解し易くすることであり、より具体的な第4の課
題は、モ−ド表示などとして表示される情報の内容をユ
−ザが任意に作成して使用できるように構成する場合
に、新しい表示情報の作成を容易にすることであり、よ
り具体的な第5の課題はアナログ複写機において、新し
い表示情報を作成して入力する場合にも、その入力操作
を容易にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の第1番の発明の事
務機器の表示装置は、原画像の情報を画素に分解して読
取る画像読取手段;ビットマップ表示手段;特定の表示
情報入力モ−ドにおいて、前記画像読取手段が出力する
画像情報を所定の領域毎に区分する画像領域区分手段;
前記画像領域区分手段によって区分された各領域の画像
情報を、それぞれ独立した表示要素に対応付けて記憶す
る、表示要素記憶手段;入力手段;及び該入力手段の操
作に応答して、該操作に対応付けられた表示要素の情報
を前記表示要素記憶手段から読み出して前記ビットマッ
プ表示手段に表示する、表示制御手段;を備える。
【0011】また本願の第2番の発明の事務機器の表示
装置は、原画像の情報を画素に分解して読取る画像読取
手段;ビットマップ表示手段;各々の表示要素の表示パ
タ−ン情報を予め記憶した第1の表示要素記憶手段;特
定の表示情報入力モ−ドにおいて、前記画像読取手段が
出力する画像情報を所定の表示要素に対応付けて記憶す
る、第2の表示要素記憶手段;表示情報選択手段;入力
手段;及び該入力手段の操作に応答して、該操作に対応
付けられた表示要素の情報を、前記表示情報選択手段に
よって選択された前記第1の表示要素記憶手段又は前記
第2の表示要素記憶手段から読み出して、前記ビットマ
ップ表示手段に表示する、表示制御手段;を備える。
【0012】また本願の第3番の発明の事務機器の表示
装置は、原画像の情報を画素に分解して読取る画像読取
手段;ビットマップ表示手段;各々の表示要素の表示パ
タ−ン情報を予め記憶した第1の表示要素記憶手段;特
定の表示情報入力モ−ドにおいて、前記画像読取手段が
出力する画像情報を所定の表示要素に対応付けて記憶す
る、第2の表示要素記憶手段;各々の表示要素につい
て、前記第1の表示要素記憶手段と前記第2の表示要素
記憶手段のいずれか一方を選択する情報を記憶する、選
択情報記憶手段;該選択情報記憶手段の記憶内容を更新
する選択情報更新手段;入力手段;及び該入力手段の操
作に応答して、該操作に対応付けられた表示情報コ−ド
を生成し、該表示情報コ−ドに対応して前記選択情報記
憶手段から読出される選択情報により前記第1の表示要
素記憶手段及び前記第2の表示要素記憶手段の一方を選
択し選択したものから読み出した表示パタ−ン情報を、
前記ビットマップ表示手段に表示する、表示制御手段;
備える。
【0013】また本願の第4番の発明の事務機器の表示
装置は、原画像の情報を画素に分解して読取る画像読取
手段;ビットマップ表示手段;特定の表示情報入力モ−
ドにおいて、前記画像読取手段が出力する画像情報を所
定の表示要素に対応付けて記憶する、表示要素記憶手
段;所定の記録媒体上に画像を記録するプリンタ手段;
ハ−ドコピ−指令手段;入力手段;及び該入力手段の操
作に応答して、該操作に対応付けられた表示要素の情報
を前記表示要素記憶手段から読み出して前記ビットマッ
プ表示手段に表示するとともに、前記ハ−ドコピ−指令
手段の操作に応答して、前記表示要素記憶手段に記憶さ
れた少なくとも1つの表示要素のパタ−ン情報を前記プ
リンタ手段に出力する制御手段;を備える。
【0014】また本願の第5番の発明の事務機器の表示
装置は、2次元座標入力手段;ビットマップ表示手段;
各々の表示要素の表示パタ−ン情報を予め記憶した第1
の表示要素記憶手段;特定の表示情報入力モ−ドにおい
て、前記2次元座標入力手段が出力する入力座標の軌跡
情報を所定の表示要素に対応付けて記憶する、第2の表
示要素記憶手段;各々の表示要素について、前記第1の
表示要素記憶手段と前記第2の表示要素記憶手段のいず
れか一方を選択する情報を記憶する、選択情報記憶手
段;該選択情報記憶手段の記憶内容を更新する選択情報
更新手段;入力手段;及び該入力手段の操作に応答し
て、該操作に対応付けられた表示情報コ−ドを生成し、
該表示情報コ−ドに対応して前記選択情報記憶手段から
読出される選択情報により前記第1の表示要素記憶手段
及び前記第2の表示要素記憶手段の一方を選択し選択し
たものから読み出した情報に基づいて、表示情報を前記
ビットマップ表示手段に表示する、表示制御手段;を
る。
【0015】
【作用】第1番の発明によれば、表示情報入力モ−ドに
おいて、画像読取手段が読取った画像が複数の領域に区
分され、区分された各々の画像情報をそれぞれ表示要素
に対応付けて表示記憶手段に記憶され、記憶された各画
像情報の対応するものが入力操作に応答して読み出され
表示される。従って、表示される情報の内容は、表示情
報入力モ−ドで画像読取手段に読ませる原画像によって
決定される。そこで、複写機が利用する場所で使用され
る言語、即ちユ−ザの言語で各種の表示情報がそれぞれ
所定の位置に予め印刷された入力情報シ−トを用意して
おき、該入力情報シ−トを画像読取手段で読取れば、表
示情報を複写機が実際に使用される言語圏の仕様に合わ
せることができる。デジタル複写機の場合にはイメ−ジ
スキャナが備わっているのでそれを画像読取手段として
そのまま利用できる。新しい言語圏で複写機を利用する
場合でも、入力情報シ−トの内容だけを変更すればその
言語圏に適した情報が表示される。ハ−ドウェアの変更
は要しない。
【0016】第2番の発明においては、各表示要素に対
応する表示パタ−ン情報が予め第1の表示要素記憶手段
に記憶されており、また必要に応じて、画像読取手段か
ら読込んだ画像を表示要素に対応付けて第2の表示要素
記憶手段に記憶させることができる。入力手段の操作に
対応して表示される情報として、第1の表示要素記憶手
段に記憶された情報と第2の表示要素記憶手段に記憶さ
れた情報のいずれかを選択することができる。従って、
多数派の言語による表示情報のみを予め第1の表示要素
記憶手段に記憶しておき、少数派の言語圏で使用する場
合には前記入力情報シ−トを画像読取手段で読取って第
2の表示要素記憶手段に記憶させて使用するようにすれ
ば、多数派の言語圏では入力情報シ−トの読込みは不要
であるのは操作性は悪化しない。
【0017】第3番の発明においては、必要に応じて各
々の表示要素の表示内容を、画像読取手段で読取った画
像から生成することができるので、ユ−ザは表示内容を
自分自身の理解し易い内容に任意に変更することができ
る。これにより、例えばプログラムモ−ドキ−の各々に
実際にユ−ザが設定した内容に最もふさわしい表示情報
を割り当てることができ、操作性が向上する。
【0018】第番の発明においては、ハ−ドコピ−指
令手段を操作することにより、予め表示要素記憶手段に
記憶された各表示要素のパタ−ン情報をプリンタに出力
し、表示パタ−ンのハ−ドコピ−を得ることができる。
従って、例えばそれまで使用していた表示パタ−ンの一
部分だけを変更した新しい表示パタ−ンを作成したいよ
うな場合には、プリンタから出力されるハ−ドコピ−の
画像情報に手を加えそれを修正して画像読取手段に読取
らせることにより、簡単に新しい表示パタ−ンを作成で
きる。またプリンタから出力される各表示パタ−ンにそ
れに割り当てられた矩形領域の輪郭を示す罫線情報を含
めておけば、全く新しい表示パタ−ンを作成する場合で
あっても、作成すべき表示パタ−ンの大きさ及び縦横比
を知ることができるので、罫線を参照しながらその中に
入るような新しい表示パタ−ンを比較的容易に描くこと
ができる。
【0019】第番の発明においては、二次元座標入力
手段が備わっているので、例えばアナログ複写機のよう
にイメ−ジスキャナを有しない装置であっても、ペンで
文字を書くようにして表示パタ−ンを描くことにより、
二次元座標入力手段が出力する軌跡情報に基づいて新し
い表示パタ−ンの情報が作成されるので、表示パタ−ン
の作成が容易である。
【0020】
【実施例】−第1実施例− 図2に本発明を実施する一形式のデジタル複写機の機構
部の構成を示す。図2を参照すると、この複写機はイメ
−ジスキャナ100とプリンタ200で構成されてい
る。またイメ−ジスキャナ100の上方には、自動原稿
送り装置ADFが備わっている。原稿は、ADFによっ
て一枚ずつ給紙され、コンタクトガラス1上の画像読取
位置に自動的に位置決めされる。コンタクトガラス1の
下方には、光学走査系が設けられている。光学走査系の
露光ランプ2から出た光は、コンタクトガラス1上の原
稿面で反射し、その反射光が第1ミラ−3,第2ミラ−
4,第3ミラ−5及びレンズ6を通って一次元CCDイ
メ−ジセンサ7の受光面に入射する。また、露光ランプ
2及び第1ミラ−3が搭載されたキャリッジ(図示せ
ず)及び第2ミラ−4と第3ミラ−5が搭載されたキャ
リッジ(図示せず)は各々図中の左右方向(副走査方
向)に2:1の速度比で機械的に走査され、原稿の全面
を順次に露光する。イメ−ジスキャナ100は、CCD
イメ−ジセンサ7により主走査方向の1ライン毎に画像
を読取り、それの繰り返しによって原稿全面の二次元画
像を読取る。
【0021】イメ−ジスキャナ100によって読取られ
た原稿画像は、一時的にメモリに蓄積された後、必要に
応じて加工を施され、出力画像情報としてプリンタ20
0に出力される。プリンタ200の画像書込ユニットに
は、レ−ザ光源9,ポリゴンミラ−スキャナ10,fθ
レンズ11,ミラ−12,及び防塵ガラス45が設けら
れている。レ−ザ光源9からは記録すべき画像の各画素
の記録/非記録に対応する二値信号で変調されたレ−ザ
光が発射され、このレ−ザ光がポリゴンミラ−スキャナ
10で反射し、fθレンズ11,ミラ−12及び防塵ガ
ラス45を通って感光体ドラム8の表面に結像される。
【0022】感光体ドラム8の周辺には、クリ−ニング
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写チャ−ジャ16,分離チャ
−ジャ17等が設けられている。感光体ドラム8の表面
は、まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高
電位に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照
射されると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光の
オン/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分
布、即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、該ユニ
ット内のトナ−が電位の高低に応じて付着し、可視像が
形成される。一方、給紙カセット17又は18から給紙
される転写紙は、像形成プロセスのタイミングに同期し
て、レジストロ−ラ22を介して感光体ドラム8上に送
り込まれ、感光体ドラム8上に形成された可視像、つま
りトナ−像に重なる。そして転写チャ−ジャ16の付勢
により、トナ−像が転写紙に転写される。トナ−像が転
写された転写紙は、分離チャ−ジャ17を通って感光体
ドラム8から分離し、搬送ベルト15で搬送され、定着
ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した後、排紙経路へ
向かう。
【0023】図1に図2の複写機のコンソ−ルの外観を
示す。図1を参照すると、コンソ−ルには第1操作部7
10と第2操作部720が備わっている。第1操作部7
10にはテンキ−,スタ−トキ−及び予熱キ−を含む小
数のキ−スイッチと図示しないLED表示器が設けられ
ている。第2操作部720には、ビットマップ表示の液
晶表示器と押圧した位置座標を検出できる透明タッチシ
−トとを重ねて配置してあり、様々な表示及び入力に利
用される。第2操作部720の各位置に表示される情報
及び第2操作部の各位置を押圧した場合の影響は、その
時の条件に応じて様々に変化する。第2操作部720の
縦断面の構造を図3に示すので参照されたい。
【0024】図1に示す複写機の電装部全体の構成を図
4に示す。図4に示すシステムコントロ−ラ500が、
各ユニットに指示を与えて複写機全体の動作を制御す
る。イメ−ジスキャナ100が出力する画像情報は、ペ
−ジメモリ300に記憶された後、イメ−ジプロセサ4
00によって画像処理を受けた後、プリンタ200に出
力される。ペ−ジメモリ300に書込まれた画像情報
は、イメ−ジプロセサ400を介して磁気ディスク60
0に記憶することができる。また磁気ディスク600に
予め書込んだ情報は、イメ−ジプロセサ400で読み出
し、プリンタ200に出力することもできる。デジタイ
ザ800は、画像編集などの際に原稿画像上の位置を指
定するために利用される。
【0025】コンソ−ル700は、複写モ−ドの設定な
どのための入力機能及びオペレ−タに複写モ−ドなどを
知らせるための表示機能を備えている。コンソ−ル70
0の具体的な構成を図5に示す。図5を参照すると、コ
ンソ−ル700はコンソ−ルボ−ド750とその制御回
路で構成されている。コンソ−ルボ−ド750には、5
12×256ドット構成の液晶表示器751,LED表
示器752及びキ−スイッチマトリクス753が設けら
れている。キ−スイッチマトリクス753には、テンキ
−などのスイッチの他に、前記透明タッチシ−トも含ま
れている。透明タッチシ−トは、多数の感圧スイッチを
等間隔で128×64の各領域に配置したものであり、
各々の領域で押圧の有無を検出できる。押圧のあった領
域の座標を128×64の分解能で検出することもでき
るので、二次元座標入力装置としてこれを利用すること
もできる。
【0026】制御装置にはマイクロプロセサ754,R
AM759,ROM760,割込みコントロ−ラ76
1,シリアルI/O762,インタフェ−ス763,L
CDコントロ−ラ757,ビデオRAM758,I/O
+デコ−ダ・ドライバ756,ドライバ763及びバッ
テリ−764が設けられている。RAM759は、その
電源がバッテリ−764によりバックアップされている
ので、不揮発性になっている。
【0027】RAM759及びROM760上には、そ
の時の状況に応じて第2操作部720に表示すべき各種
の表示情報が表示情報テ−ブルの形でストアされてい
る。従ってその時のモ−ドと押下されたキ−スイッチの
種類に応じて生成される表示コ−ドにより表示情報テ−
ブルを参照することにより、新しく表示すべきビットマ
ップ形式の表示情報とそれを表示する位置の情報を得る
ことができる。ROM760上の表示情報は予め定めら
れた固定情報であり更新はできないが、RAM759上
の表示情報は、後述する表示情報入力モ−ドを指定する
ことにより変更できる。
【0028】図7にマイクロプロセサ754が実行する
表示処理の主要部を示す。図7を参照して説明する。最
初のステップ11では、表示情報入力モ−ドか否かを調
べる。この実施例では、第1操作部710に設けられた
「スタ−ト」キ−を押しながらテンキ−の「0」キ−を
押下することにより、表示情報入力モ−ドに入ることが
できる。この表示情報入力モ−ドは、複写機のユ−ザが
使用する言語体系に応じて、あるいはユ−ザの好みに応
じて表示情報の言語や絵柄を設定するために設けられて
いる。
【0029】例えば複写機を日本国内で使用する時に
は、日本語仕様の表示情報を入力して使用し、米国で複
写機を使用する時には英語仕様の表示情報を入力して使
用する。入力する表示情報は、図6に示すように多数の
表示情報word11,word12,word13,
word14,・・・が罫線とともに印刷された表示情
報入力シ−トによりメ−カが提供する。これらの表示情
報word11,word12,word13,wor
d14,・・・は、実際には例えば日本語仕様である
と、それぞれ「用紙サイズ」,「変倍率」,「スタ−
ト」,・・・のようになる。従って言語別に多種類の表
示情報入力シ−トを予め用意しておけば、複写機のハ−
ドウェアを一切変更することなく、表示情報入力シ−ト
の変更だけで表示される情報の内容を複写機が使用され
る様々な地域の言語仕様に合わせることができる。この
表示情報入力シ−トは、イメ−ジスキャナ100によっ
て読取られ、該シ−トに印刷された情報が各キ−に対応
する表示情報(イメ−ジ)として自動的にRAM759
上に記憶され登録される。
【0030】図7のステップ12では、第2操作部72
0に図8の「表示画面1」に示すように表示情報入力シ
−トをセットするようにメッセ−ジを表示する。この表
示に従って、オペレ−タが予め選択した表示情報入力シ
−トを、イメ−ジスキャナ100の原稿読取位置(コン
タクトガラス1上の所定位置)に位置決めし、第1操作
部710の「スタ−ト」キ−を押下すると、ステップ1
3から14に進む。ステップ14では、イメ−ジスキャ
ナ100に画像読取りを指示し、イメ−ジスキャナ10
0から出力される画像情報をペ−ジメモリ300上に記
憶する。そして次のステップ15では、読込まれたペ−
ジメモリ300上の画像情報を処理して各表示情報を入
力する。
【0031】具体的には、まず罫線で区分された領域毎
に画像情報を抽出し、該領域の情報に予め割り当てられ
た倍率で必要に応じて画像情報の拡大又は縮小を実施し
その情報を該領域に予め割り当てたRAM759上のア
ドレスに記憶する。全ての領域の画像情報に対してその
処理を繰り返し実施する。入力画像上の各領域を区分す
べき座標,各区分領域毎の変倍率,各区分領域毎の登録
位置(メモリアドレス)などの情報は、ROM760上
に予め記憶されている。なおこの実施例では予め固定さ
れた座標により入力画像を各表示情報領域に区分してい
るが、入力画像中に含まれる罫線の位置を識別してその
位置で画像を区分してもよい。
【0032】第1操作部710又は第2操作部720で
キ−入力があると、ステップ16から17に進む。ステ
ップ17では、入力されたキ−に対応付けられた表示コ
−ドを生成し、該表示コ−ドにより表示情報テ−ブルを
参照して該当する表示情報が保持されたメモリアドレス
を入力し、該メモリアドレスから1組の表示情報(イメ
−ジ)を読出し、ビデオRAM758上の所定アドレス
に書込む。ビデオRAM758上に書込まれた情報は、
LCDコントロ−ラ757によって周期的に繰り返し読
み出され、ドライバ763を介して液晶表示器751に
印加される。これにより第2操作部には、例えば図8に
「表示画面2」として示すような表示情報が表示され
る。「表示画面2」の中でword22,word11
及びword14は表示情報入力シ−トにより入力され
たRAM759上の情報を読出したものであり、例えば
それぞれ「変倍率」,「用紙サイズ」及び「スタ−ト」
である。他の「=1.00」及び「=A4」の情報はR
OM760から読出された固定表示情報である。従って
word22,word11及びword14の内容
は、複写機を使用する地域に応じて変更される。
【0033】−第2実施例− 第2実施例の構成を図9に示す。図9を参照して説明す
る。この実施例では、上記実施例と同様に、表示情報入
力シ−トに印刷された表示情報をイメ−ジスキャナ12
1から読み込み、RAM122上に登録して表示器(ビ
ットマップ表示器)125に表示させることができる。
またこの実施例では、例えば日本語,英語,独語,仏語
のような主要言語(その複写機が使用される地域での標
準言語)の表示情報については、ROM123上に表示
情報が固定情報として予め登録されており、初期状態
(複写機の出荷直後の状態)ではRAM122は非選択
となり、ROM123のみが選択され、標準言語によっ
て表示情報が表示器125に表示される。
【0034】従って主要言語を使用するユ−ザにおいて
は、従来の複写機と同様にこの複写機をすぐに使用する
ことができる。しかし少数派の言語、即ち特殊言語を使
用するユ−ザ、又は好みの表示に変更したいユ−ザにお
いては、表示情報入力シ−トを読込んでRAM122に
登録する手続きをすることによって、ユ−ザが必要とす
る表示内容に変更することができる。
【0035】この実施例では、オペレ−タが表示切換モ
−ドを選択することによって、図10に「表示画面1」
として示される画面が第2操作部720に表示される。
ここで「特殊言語表示モ−ド」の表示部分を押下、即ち
それを選択すると、図10に「表示画面2」として示さ
れる画面が第2操作部720に表示される。この状態で
前記実施例と同様に、所望の表示情報入力シ−トをセッ
トしてスタ−トキ−を押下すると、該表示情報入力シ−
トの画像がイメ−ジスキャナ121によって読取られ、
RAM122上に登録され、モ−ド切換スイッチ126
がRAM122を表示情報読出用に選択するように設定
され、ROM123の読出しは禁止される。
【0036】−第3実施例− 第3 実施例の構成を図11に示す。図11を参照して説
明する。この実施例では、図9に示した実施例と同様
に、スキャナ141から読込んた表示情報を登録するメ
モリのRAM142と、予め登録された表示情報を保持
するメモリのROM144の両方を有している。但しこ
の実施例では、RAM142とROM144のいずれの
情報を選択して表示器143に出力するかが、RAM1
46の出力する情報によって決定される。RAM146
は、表示制御部147が出力する表示コ−ドと表示すべ
き情報の存在するメモリアドレスの値との変換テ−ブル
であり、この各々のメモリアドレスには、RAM142
とROM144のいずれを選択するかを示す選択情報も
含まれている。選択情報の内容は、必要に応じてオペレ
−タが更新することができる。初期状態ではROM14
4が自動的に選択されるが、各々の選択情報を書替える
ことによって、それぞれの表示コ−ドに対し、ROM1
44とRAM142が保持する情報のうちいずれを表示
情報として出力するか選択することができる。
【0037】オペレ−タが表示選択モ−ドを指定し、該
モ−ドで表示される画面(図示せず)において例えば、
複写倍率の1.00を指定する「等倍」キ−を指定する
と、図12に示すように表示器(図5の751:キャラ
クタ表示器でもよい)143の表示画面に「等倍」,
「ユ−ザ登録」及び「終了」が表示される。この画面が
表示された状態で、「等倍」部分を押下すると、複写倍
率の1.00の表示コ−ドに対して、ROM144を選
択するようにRAM146の内容が設定され、「ユ−ザ
登録」部分を押下すると、複写倍率の1.00の表示コ
−ドに対して、RAM142を選択するようにRAM1
46の内容が更新される。後者の場合、「プラテン(コ
ンタクトガラス)に5×2cmの原画を・・・」及び
「スタ−ト」が表示されるので、このメッセ−ジに従っ
て、オペレ−タが新しい表示内容(イラストなど)が描
かれた原画をプラテン上の所定位置に位置決めし、「ス
タ−ト」部分を押下すると、イメ−ジスキャナ141が
その画像を読取って画像情報を出力する。この画像情報
は、ペ−ジメモリを介してRAM142に、複写倍率の
1.00の表示コ−ドに対応する新しい表示情報として
記憶される。また新しい表示情報のパタ−ンは、図12
にNEWの符号で示すように表示器上にリアルタイムで
モニタ表示される。
【0038】従って、メ−カから提供され予めROM1
44上に登録された、各キ−に対応する表示情報の内容
に不満のあるユ−ザは、不満な表示情報毎にそれをキ−
で指定し、自分で作成した新しい表示パタ−ン(イラス
トなど)をRAM142上に登録して、ROM144上
の表示情報の代わりに表示させることができる。
【0039】−第4実施例− 第4 実施例の構成を図13に示す。図13を参照して説
明する。この実施例においては、前記図11の構成に更
に構成要素が追加されており、機能的には、登録された
各々の表示情報のパタ−ンをプリンタ(図4の200に
相当)150によりハ−ドコピ−として出力できる点が
前記実施例に追加されている。図11と同様に、RAM
152はスキャナ151から読込んだユ−ザ登録パタ−
ンを保持し、ROM154はメ−カにより予め登録され
た表示パタ−ンを保持し、RAM156は各々の表示コ
−ドについてRAM152の情報とROM154の情報
のいずれを選択するかを示す情報を保持する。
【0040】ハ−ドコピ−キ−158を押下すると、表
示パタ−ンハ−ドコピ−モ−ドになり、例えば図14
示すような表示画面が表示器153に表示される。図
の表示画面は複写倍率関連の表示情報を示している
が、他の様々な複写モ−ドキ−に対しても同様な多数の
表示画面が用意されている。「前画面」又は「次画面」
部分を押下することによって、他の複写モ−ドキ−に割
り当てられた表示画面を表示することがてきる。図14
の表示画面においては、倍率関連の「等倍」キ−,「拡
大」キ−,「縮小」キ−,「縦変倍」キ−,及び「横変
倍」キ−の各々に対する表示情報としてROM154に
予め登録された表示情報、ならびにユ−ザ登録絵文字
(アイコン)としてRAM152上に登録された表示情
報の6つが表示されている。これらのいずれかの表示部
分を押下すると、その表示情報が選択され、選択された
表示情報とプリンタ起動要素とがシステム制御ユニット
(図4の500に相当)159に出力される。この場
合、システム制御ユニット159は、受信した表示情報
を一担内部のバッファに蓄え、プリンタ150にプリン
トコマンド及び紙サイズ指定などのオプションコマンド
を送信する。これらのコマンドを受信すると、プリンタ
150は直ちにプリント動作を開始する。プリント動作
が開始されると、システム制御ユニット159は、バッ
ファ内にある表示情報を同期信号に同期してプリンタ1
50に送信する。従って、表示情報に応じた可視情報が
プリンタ150によりハ−ドコピ−として生成される。
【0041】図14に示すハ−ドコピ−は「ユ−ザ登録
絵文字」を選択した場合のものであるが、この例に示す
ように、ハ−ドコピ−上の画像においては、表示情報の
パタ−ンを構成する画素の1つが1mm角の4角形にな
るように拡大されており、各画素の構成が見易くなって
いる。従ってこのハ−ドコピ−の画像の一部分を修正し
て新しいパタ−ンを作成するのは容易である。新しく作
成した画像をイメ−ジスキャナ151により読取ってR
AM152に登録する際には、ハ−ドコピ−画像の元に
なった拡大前の表示パタ−ンと同一のパタ−ンサイズに
なるように画像が自動的に縮小される。なお図14の表
示画面において、「倍率関連表示情報」の部分を押下す
れば、倍率関連の「等倍」キ−,「拡大」キ−,「縮
小」キ−,「縦変倍」キ−,及び「横変倍」キ−の各々
に対する表示情報としてROM154に予め登録された
表示情報、ならびにユ−ザ登録絵文字(アイコン)とし
てRAM152上に登録された表示情報の6つ全てが、
一度にハ−ドコピ−として出力される。
【0042】−第5実施例− 第5 実施例の構成を図15に示す。この実施例の構成は
11の実施例と良く似ているが、この実施例では、ユ
−ザ登録パタ−ンを入力する装置としてイメ−ジスキャ
ナの代わりにデジタイザ161を利用している。このデ
ジタイザ161は、実際には第2操作部720に設けら
れた透明タッチシ−ト(図3参照)の一部分であり、図
16に示すように表示画面中に設けられた枠内で、所望
のパタ−ンの軌跡をペンで描くことにより、ペンの軌跡
が入力座標情報の組合せとして読取られ、それに基づい
た表示パタ−ン情報がRAM162にユ−ザ登録パタ−
ンとして登録される。
【0043】図11の実施例と同様に、RAM162に
はユ−ザ登録パタ−ンが表示情報として記憶され、RO
M164にはメ−カが予め用意した表示情報が登録され
ている。RAM166は各々の表示コ−ドに対して、R
AM162の情報とROM164の情報のいずれを選択
して表示するかを示す選択情報が保持される。
【0044】オペレ−タが表示選択モ−ドを指定し、該
モ−ドで表示される画面(図示せず)において例えば、
複写倍率の1.00を指定する「等倍」キ−を指定する
と、図16に示すように表示器(図5の751)163
の表示画面に「等倍」,「ユ−ザ登録」,及び「終了」
が表示される。この画面が表示された状態で、「等倍」
部分を押下すると、複写倍率の1.00の表示コ−ドに
対して、ROM164を選択するようにRAM166の
内容が設定され、「ユ−ザ登録」部分を押下すると、複
写倍率の1.00の表示コ−ドに対して、RAM162
を選択するようにRAM166の内容が更新される。後
者の場合、空白の枠と「枠内に描いて下さい」及び「ク
リア」が表示され入力待ち状態になる。オペレ−タがペ
ンによりパタ−ンの軌跡を描くと、ペンによって押下さ
れた各位置の座標情報が検出され、座標情報の組合せと
して軌跡情報が読取られる。また検出された座標情報に
基づいて実際の軌跡の位置に、その位置をモニタ可能な
ようにその軌跡パタ−ンがリアルタイムで表示される。
「クリア」部分を押下すれば、それまでに入力した軌跡
の情報はクリアされ、最初から入力できる状態になる。
オペレ−タが枠内で入力するパタ−ン及び該枠内に表示
される軌跡は実際の表示パタ−ンよりも大きいが、実際
の表示パタ−ンと同寸法の表示も図16に符号NEWと
して示すように枠外にリアルタイムで表示される。
【0045】なお図9に示すRAM122,図11に示
すRAM142,146,図13に示すRAM152,
156,図15に示すRAM162及び166は、図5
に示すRAM759に相当し、バッテリ−でバックアッ
プされているのでいずれも不揮発性である。
【0046】
【発明の効果】第1番の発明によれば、表示情報入力モ
−ドにおいて、画像読取手段(100)が読取った画像
が複数の領域に区分され、区分された各々の画像情報を
それぞれ表示要素に対応付けて表示記憶手段(759)
に記憶され、記憶された各画像情報の対応するものが入
力操作に応答して読み出され表示される。従って、表示
される情報の内容は、表示情報入力モ−ドで画像読取手
段に読ませる原画像によって決定される。従って、複写
機が利用する場所で使用される言語、即ちユ−ザの言語
で各種の表示情報がそれぞれ所定の位置に予め印刷され
た入力情報シ−ト(図6参照)を用意しておき、該入力
情報シ−トを画像読取手段で読取れば、表示情報を複写
機が実際に使用される言語圏の仕様に合わせることがで
きる。デジタル複写機の場合にはイメ−ジスキャナが備
わっているのでそれを画像読取手段としてそのまま利用
できる。新しい言語圏で複写機を利用する場合でも、入
力情報シ−トの内容だけを変更すればその言語圏に適し
た情報が表示される。ハ−ドウェアの変更は要しない
(図7参照)。
【0047】第2番の発明においては、各表示要素に対
応する表示パタ−ン情報が予め第1の表示要素記憶手段
(123)に記憶されており、また必要に応じて、画像
読取手段(121)から読込んだ画像を表示要素に対応
付けて第2の表示要素記憶手段(122)に記憶させる
ことができる。入力手段の操作に対応して表示される情
報として、第1の表示要素記憶手段に記憶された情報と
第2の表示要素記憶手段に記憶された情報のいずれかを
選択することができる。従って、多数派の言語による表
示情報のみを予め第1の表示要素記憶手段に記憶してお
き、少数派の言語圏で使用する場合には前記入力情報シ
−トを画像読取手段で読取って第2の表示要素記憶手段
に記憶させて使用するようにすれば、多数派の言語圏で
は入力情報シ−トの読込みは不要であるので操作性は悪
化しない(図9参照)。
【0048】第番の発明においては、必要に応じて各
々の表示要素の表示内容を、画像読取手段で読取った画
像から生成することができるので、ユ−ザは表示内容を
自分自身の理解し易い内容に任意に変更することができ
る。これにより、例えばプログラムモ−ドキ−の各々に
実際にユ−ザが設定した内容に最もふさわしい表示情報
を割り当てることができ、操作性が向上する(図11
照)。
【0049】第番の発明においては、ハ−ドコピ−指
令手段(158)を操作することにより、予め表示要素
記憶手段(152,154)に記憶された各表示要素の
パタ−ン情報をプリンタ(150)に出力し、表示パタ
−ンのハ−ドコピ−を得ることができる。従って、例え
ばそれまで使用していた表示パタ−ンの一部分だけを変
更した新しい表示パタ−ンを作成したいような場合に
は、プリンタから出力されるハ−ドコピ−の画像情報に
手を加えそれを修正して画像読取手段に読取らせること
により、簡単に新しい表示パタ−ンを作成できる。また
プリンタから出力される各表示パタ−ンにそれに割り当
てられた矩形領域の輪郭を示す罫線情報を含めておけ
ば、全く新しい表示パタ−ンを作成する場合であって
も、作成すべき表示パタ−ンの大きさ及び縦横比を知る
ことができるので、罫線を参照しながらその中に入るよ
うな新しい表示パタ−ンを比較的容易に描くことができ
る(図13参照)。
【0050】第番の発明においては、二次元座標入力
手段(161)が備わっているので、例えばアナログ複
写機のようにイメ−ジスキャナを有しない装置であって
も、ペンで文字を書くようにして表示パタ−ンを描くこ
とにより、二次元座標入力手段が出力する軌跡情報に基
づいて新しい表示パタ−ンの情報が作成されるので、表
示パタ−ンの作成が容易である(図15参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2に示す複写機に備わったコンソ−ルの外
観の一例を示す平面図である。
【図2】 実施例の複写機の機構部の構成を示す正面図
である。
【図3】 図1の第2操作部720の縦断面図である。
【図4】 図2の複写機の電装部の構成を示すブロック
図である。
【図5】 図4のコンソ−ル700の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 表示情報入力シ−トを示す平面図である。
【図7】 第1実施例の表示処理を示すフロ−チャ−ト
である。
【図8】 第1実施例における表示画面の例を示す平面
図である。
【図9】 第2実施例の構成の概略を示すブロック図で
ある。
【図10】 第2実施例における表示画面の例を示す平
面図である。
【図11】 第実施例の構成の概略を示すブロック図
である。
【図12】 第実施例における表示画面の例を示す平
面図である。
【図13】 第実施例の構成の概略を示すブロック図
である。
【図14】 第実施例における表示画面とハ−ドコピ
−の例を示す平面図である。
【図15】 第実施例の構成の概略を示すブロック図
である。
【図16】 第実施例における表示画面の例を示す平
面図である。
【符号の説明】
1:コンタクトガラス 2:露光ランプ 3:第1
ミラ− 4:第2ミラ− 5:第3ミラ− 6:レン
ズ 7:一次元CCDイメ−ジセンサ 8:感光
体ドラム 9:レ−ザ光源 10:ポリゴンミラ−スキャ
ナ 11:fθレンズ 12:ミラ− 14:現
像ユニット 15:搬送ベルト 16:転写チャ−ジャ 17:分離チャ−ジャ 26:定着ロ−ラ 28,3
5:切換爪 37:反転通路 38:中間トレイ 39:給
紙コロ 42:クリ−ニングユニット 43:除
電ランプ 44:メインチャ−ジャ 45:防塵ガラス 100,121,141,151:イメ−ジスキャナ 161:デジタイザ(透明タッチシ−ト) 200,
150:プリンタ 300:ペ−ジメモリ 400:イメ−ジプロセサ 500:システムコントロ−ラ 600:
インタフェ−ス 700:コンソ−ル 710:第1操作部 720:第2操作部 750:コンソ−ルボ−ド 751,125,134,143:液晶表示器 752:LED表示器 753:キ−スイッチマトリ
クス 754:マイクロプロセサ 757:
LCDコントロ−ラ 758:ビデオRAM 759,122,142,146,152,156,162,166:RAM 760,123,144,154,164:ROM ADF:自動原稿送り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 3/00 G09G 3/00 Z (56)参考文献 特開 昭62−219868(JP,A) 特開 平2−29063(JP,A) 特開 平2−228164(JP,A) 特開 平4−168867(JP,A) 特開 平4−324871(JP,A) 特開 平3−122676(JP,A) 特開 平1−150170(JP,A) 実開 平1−142266(JP,U) 実開 昭63−177857(JP,U) 実開 昭60−82644(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像の情報を画素に分解して読取る画
    像読取手段; ビットマップ表示手段; 特定の表示情報入力モ−ドにおいて、前記画像読取手段
    が出力する画像情報を所定の領域毎に区分する画像領域
    区分手段; 前記画像領域区分手段によって区分された各領域の画像
    情報を、それぞれ独立した表示要素に対応付けて記憶す
    る、表示要素記憶手段; 入力手段;及び 該入力手段の操作に応答して、該操作に対応付けられた
    表示要素の情報を前記表示要素記憶手段から読み出して
    前記ビットマップ表示手段に表示する、表示制御手段; を備える事務機器の表示装置。
  2. 【請求項2】 原画像の情報を画素に分解して読取る画
    像読取手段; ビットマップ表示手段; 各々の表示要素の表示パタ−ン情報を予め記憶した第1
    の表示要素記憶手段; 特定の表示情報入力モ−ドにおいて、前記画像読取手段
    が出力する画像情報を所定の表示要素に対応付けて記憶
    する、第2の表示要素記憶手段; 表示情報選択手段; 入力手段;及び 該入力手段の操作に応答して、該操作に対応付けられた
    表示要素の情報を、前記表示情報選択手段によって選択
    された前記第1の表示要素記憶手段又は前記第2の表示
    要素記憶手段から読み出して、前記ビットマップ表示手
    段に表示する、表示制御手段; を備える事務機器の表示装置。
  3. 【請求項3】 原画像の情報を画素に分解して読取る画
    像読取手段; ビットマップ表示手段; 各々の表示要素の表示パタ−ン情報を予め記憶した第1
    の表示要素記憶手段; 特定の表示情報入力モ−ドにおいて、前記画像読取手段
    が出力する画像情報を所定の表示要素に対応付けて記憶
    する、第2の表示要素記憶手段; 各々の表示要素について、前記第1の表示要素記憶手段
    と前記第2の表示要素記憶手段のいずれか一方を選択す
    る情報を記憶する、選択情報記憶手段; 該選択情報記憶手段の記憶内容を更新する選択情報更新
    手段; 入力手段;及び 該入力手段の操作に応答して、該操作に対応付けられた
    表示情報コ−ドを生成し、該表示情報コ−ドに対応して
    前記選択情報記憶手段から読出される選択情報により前
    記第1の表示要素記憶手段及び前記第2の表示要素記憶
    手段の一方を選択し選択したものから読み出した表示パ
    タ−ン情報を、前記ビットマップ表示手段に表示する、
    表示制御手段; を備える事務機器の表示装置。
  4. 【請求項4】 原画像の情報を画素に分解して読取る画
    像読取手段; ビットマップ表示手段; 特定の表示情報入力モ−ドにおいて、前記画像読取手段
    が出力する画像情報を所定の表示要素に対応付けて記憶
    する、表示要素記憶手段; 所定の記録媒体上に画像を記録するプリンタ手段; ハ−ドコピ−指令手段; 入力手段;及び 該入力手段の操作に応答して、該操作に対応付けられた
    表示要素の情報を前記表示要素記憶手段から読み出して
    前記ビットマップ表示手段に表示するとともに、前記ハ
    −ドコピ−指令手段の操作に応答して、前記表示要素記
    憶手段に記憶された少なくとも1つの表示要素のパタ−
    ン情報を前記プリンタ手段に出力する制御手段; を備える事務機器の表示装置。
  5. 【請求項5】 2次元座標入力手段; ビットマップ表示手段; 各々の表示要素の表示パタ−ン情報を予め記憶した第1
    の表示要素記憶手段; 特定の表示情報入力モ−ドにおいて、前記2次元座標入
    力手段が出力する入力座標の軌跡情報を所定の表示要素
    に対応付けて記憶する、第2の表示要素記憶手段; 各々の表示要素について、前記第1の表示要素記憶手段
    と前記第2の表示要素記憶手段のいずれか一方を選択す
    る情報を記憶する、選択情報記憶手段; 該選択情報記憶手段の記憶内容を更新する選択情報更新
    手段; 入力手段;及び 該入力手段の操作に応答して、該操作に対応付けられた
    表示情報コ−ドを生成し、該表示情報コ−ドに対応して
    前記選択情報記憶手段から読出される選択情報により前
    記第1の表示要素記憶手段及び前記第2の表示要素記憶
    手段の一方を選択し選択したものから読み出した情報に
    基づいて、表示情報を前記ビットマップ表示手段に表示
    する、表示制御手段; を備える事務機器の表示装置。
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