JP2502301B2 - 複写装置における文字入力装置 - Google Patents

複写装置における文字入力装置

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JP2502301B2 JP4434787A JP4434787A JP2502301B2 JP 2502301 B2 JP2502301 B2 JP 2502301B2 JP 4434787 A JP4434787 A JP 4434787A JP 4434787 A JP4434787 A JP 4434787A JP 2502301 B2 JP2502301 B2 JP 2502301B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文字合成の可能な複写装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕 従来、原稿画像に文字を合成して複写する装置が種々
考えられているが、文字の入力装置としてワードプロセ
ツサやパソコン等を使用するものであった。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、上記の様な文字入力装置を使用すると
装置全体が大きくなり、また高価なものとなってしま
う。更に、初めての使用者には文字の入力が困難な場合
がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、原稿画像
と合成すべき文字情報を容易に入力でき、更に、入力し
た文字情報の変更をも容易にした複写装置における文字
入力装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、本発明は、原稿画像
に所望の文字情報を合成して記録材に複写する複写装置
における文字入力装置において、合成される文字情報を
記憶している記憶手段と、原稿を載置する載置面を有
し、その載置面上に合成される文字情報を表わす文字パ
ターンを複数配列した平面部材と、上記平面部材の所望
の位置を指示する指示手段と、文字入力モードにおいて
は、上記指示手段により指示された位置に対応した文字
情報を上記記憶手段から読み出し、座標入力モードにお
いては、上記指示手段により指示された位置を表わす座
標データを出力させる第1の制御手段と、上記文字入力
モードで上記記憶手段から読み出された文字情報及びカ
ーソルを表示する、操作者が視認可能な表示手段と、上
記表示手段に表示されるカーソルを、表示されている所
望の文字情報の位置に移動させるカーソルキーと、上記
指示手段により新たに文字情報が入力されると上記表示
手段のカーソルのある位置の文字情報を新たに入力され
た文字情報に変更する第2の制御手段と、上記表示手段
に表示された文字情報を原稿画像に合成記録する記録手
段と、を有するものである。
〔実施例〕
以下、本発明を好ましい実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明を適用した複写装置の概観図であり、
31はポイントやモード設定を行うときに使用するエデイ
ター、32はエデイター31上でポイント入力するためのタ
ツチペン、33は種々のモード設定を行う操作部、34は原
稿を読み取るリーダ、35はリーダ34で読み取った画像を
出力するプリレタである。
第2図にリーダ、プリンタの構造図を示す。原稿は原
稿台ガラス3上に下向きに置かれ、原稿カバー4によっ
てガラス上に押えつけられる。原稿は蛍光灯ランプ2に
より照射され、その反射光ミラー5,7とレンズ6を介し
てCCD1の面上に集光される。
ミラー7とミラー5は2:1の相対速度で移動する。こ
れらの光学系はDCサーボモータ26によりPLLをかけなが
ら読取り倍率に応じた速度で往動(左から右へ)する。
復動(右から左へ)は倍率に依らず一定速度で行われ
る。処理できる原稿サイズは最大A3で、解像度は400dot
s/inchなので、CCD1として約5000ビツトのものを用い
る。
この様に、ミラー5,7を移動して原稿読取り位置を移
動しつつ、CCD1により原稿画像を順次ライン走査して、
画像濃淡を示す画像信号を得る。
リーダでビツトシリアルに処理された画像信号はプリ
ンタのレーザ走査光学系ユニツト25に入力される。この
ユニツト25は半導体レーザコリメータレンズ、回転多面
体ミラー、Fθレンズ、倒れ補正光学系より成る。
リーダからの画像信号は半導体レーザに印加されて電
気−光変換され、コリメータレンズを介して高速回転す
る多面体ミラーに照射され、その反射光が感光体8に入
射、走査される。感光体8に像形成を可能とするプロセ
スコンポーネントとして前除電器9、前除電ランプ10、
一次帯電器11、二次帯電器12、前面露光ランプ13、現像
器14、給紙カセツト15、給紙ローラ16、給紙ガイド17、
レジストローラ18、転写帯電器19、分離ローラ20、搬送
ガイド21、定着器22、トレー23が配置されている。感光
体8及び搬送系の速度は180mm/secである。プリンタB
はいわゆるレーザプリンタである。
本例の複写装置は画像編集等のインテリジエンシを持
ち、その機能として、読取った画像上への任意の文字、
信号等の合成、0.35→4.0倍の範囲の1%きざみの任意
倍率の変倍、指定領域のみの画像を抜き出すトリミング
やトリミングされた像を用紙上の任意の位置に移動させ
る移動機能等がある。
第3図に、原稿読取装置の外観を示す。
原稿読取装置は、操作部143と、エデイターを有した
原稿台圧板142により構成される。
以下順にこれを説明する。操作部143は、原稿読取装
置に接続され、画像情報に基づいて像形成を行う不図示
のプリンタ部の情報も表示する。
スタートキー101は、原稿読取のスタートを指示す
る。
アスタリスクキー102は、サービスモードの設定等に
使用される。
リコールキー103は、前回のコピーモードを呼びだす
ことができるコールモードの指定に使用される。リセツ
トキー104は、各種設定を標準モードになおすのに使用
される。テンキー105は、コピー枚数の設定に使用され
る。
クリアストツプキー106は、テンキーで指定された枚
数のクリア及びコピー動作をストツプさせるのに使用さ
れる。濃度キー107,108,109は、コピーのマニユアル濃
度調整及び自動濃度調整(AE)を指定し、その指示はイ
ンジケーター110に表示される。
写真キー111は、写真原稿のコピーをとりたい時に指
定する。ハイコントラストキー112は、画像のコントラ
スト(白黒)をはっきりさせたい時に指定する。ネガ/
ポジ反転キー113は、画像の白レベルと黒レベルを反転
させる。
枚数表示部114は、設定された枚数及びコピー動作中
の残り枚数を表示する。インジケーター115は、コピー
倍率と用紙サイズから原稿の載置向きを表示する。イン
ジケーター116は用紙サイズを表示する。カセツト選択
キー117は、プリンタの給紙段を指示する。等倍キー11
8、定型変倍キー119、オート変倍キー121は、変倍コピ
ーの倍率を指示し、インジケーター122は、定型変倍時
の倍率を表示する。
オート用紙選択キー120は、原稿サイズ等により、用
紙サイズを自動的に選択するときに使用される。液晶表
示部123は、240ドツト×64ドツトの液晶で構成され、後
述のマイクロコンピユータの制御により表示される。
なお、液晶表示部123は、表面を透明なタツチパネル
で覆われている。このタツチパネルは4×10のマトリク
ス状の透明電極スイツチが内蔵されており、指等で指定
された時の座標値がマイクロコンピユータにとりこま
れ、指定した位置がわかるよう構成されている。両面/
多重キー124は、プリンタの両面・多重動作の指定に使
用される。ソート/コレートキー125は、プリンタに接
続されるソーターの動作の指定に使用される。センター
移動キー126は、画像情報を用紙の中央に移動させる時
に使用される。原稿認識キー127は、原稿サイズの認知
を行うか否かを選択する時に使用される。
メモリーキー128は、各種動作モードを記憶したり、
一括して呼び出したりすることができるキーである。
原稿台圧板142は、不図示の原稿台上の原稿を押さえ
ると共に操作部をもち、複写モードの各種設定及び文
字,数字,記号等の入力ができるようになっている。
デジタイザー139は、タツチペン138で示されるところ
の盤面上の座標データを、マイクロコンピユータへとり
こむことができる。前記座標データは、操作モードとの
組み合わせにより、座標倍率入力面141からの原稿上の
位置情報や倍率情報及び文字入力面143からの文字情報
として認識される。尚、倍率情報は座標値をマイクロコ
ンピユータのプログラムにより倍率情報に変換している
為、図に示す様に必要な倍率の範囲の表示を大きくとる
事が可能である(本実施例では、35%から100%を大き
く表示している)。
ズームキー129は、倍率を指定するためのキーで、こ
のキーを押したのち、タツチペン138により座標倍率入
力面141を指示することにより倍率を指定する。
エリア指定キー130は、画像処理を行うエリアを指定
するためのキーで、このキーを押したのち、座標倍率入
力面141に置かれた処理したい原稿上の位置をタツチペ
ン138で指定することにより、任意のエリアを指定する
ことができる。
移動キー131は、画像を移動させるためのキーで、こ
のキーを押したのち、座標倍率入力面141上で移動させ
たい位置をタツチペン138で指示するか、又はタツチパ
ネル123で指定する。
ページ連写キー132は、原稿を複数枚の用紙にわけて
出力したい時に使用する。
拡大連写キー133は、原稿の拡大画像を複数枚の用紙
にわけて出力したい時に、使用する。
鏡像キー136は、原稿画像を主走査方向に反転してコ
ピーしたい時に使用する。
イメージクリエイトキー137は、各種画像処理(斜体
文字等)を行いたい時に使用する。
文字入力キー134は、原稿画像に文字,数字,記号等
を挿入して記録するときに使用するもので、このキーを
押したのち、タツチペン138により文字入力面143を指示
することにより文字,数字,記号を指定する。
イメージリピートキー135は、原稿全体又はトリミン
グされた画像を同一の記録材上に複数回繰返して記録す
るときに使用するものである。
第4図は第1図示の複写装置の制御部の回路構成を示
すブロツク図である。
201は第2図示のCCDに対応し、原稿台3にセツトされ
た原稿画像を電気信号に変換し、画像信号として出力す
る。202はCCD201からの画像信号に対して出力の不均一
性の補正のためのシエーデイング補正、濃度特性の補正
のためのγ補正等の画像処理を行う画像処理回路であ
る。207はアドオンすべき文字,記号等のコードデータ
を記憶するアドオン表示RAM、208はコードデータに対応
した文字を表わすドツトデータを出力するアドオンフオ
ントROM、205はアドオンフオントROM208からのドツトデ
ータを格納するアドオンRAM、206はアドオンRAMに格納
されたドツトデータの出力を制御し、アドオンスタート
信号ADSTに応答して原稿画像に挿入すべきアドオン画像
データを生成するアドオン画像生成回路、203は画像処
理回路202からの原稿画像データとアドオン画像生成回
路206からのアドオン画像データを合成する合成回路、2
04は合成回路203からの画像データに基づいてプリント
動作するプリンタである。
また、210はリーダの各ブロツクの動作制御を行う制
御部CPUであり、ROM214に格納されたプログラムに従っ
て、RAM215,I/O216等を用いて制御動作する。
213は原稿台圧板142に設けられたエデイター、212は
第3図示の操作部に対応し、211はオペレータにブザー
音を発するブザー、209はプリンタの記録ライン数をカ
ウントする副走査カウンタである。
以上の構成により、リーダで読取られた原稿画像
(A)の所望位置に、所望サイズの文字,記号等の情報
を挿入した画像(B)又は(C)をプリント出力可能と
なる。
第7図に、アドレス文字の入力に関するCPU210の制御
手順を示す。
以下、エデイタ及び操作部を用いた各モードの設定方
法について第7図を用いて説明する。
エデイタ上の文字入力キー134が押されると(S11)、
第5図(A)に示される画面が液晶表示部123に表示さ
れる(S13)。同図で文字入力される表示位置にカーソ
ル501が点滅しており、これを表示されている4個のカ
ーソル移動キー502を押すことにより、上下左右に移動
するように制御されている。
オペレータはミス入力があった文字にカーソル501を
移動し、再び文字を入力することにより訂正が行える。
また、表示されているクリアキー503を押すとすべての
文字がクリアされる。
さて、エデイター213を用いて文字入力する方法につ
いて以下述べる。
エデイター213とCPU210はシリアル通信を行っており
ポイントペン138がエデイター213上のどの位置をポイン
トしたかをCPU210に伝える。オペレータがエデイター21
3上のある位置をポイントペン138でポイントされると、
CPU210はエデイター213からのポイント座標情報が文字
入力面143内であるかを判断する(S14)。ポイント位置
が、文字入力面143内である場合にはオペレータに対し
て文字入力がされたことを通知するために、ブザー39を
ビーブし(S15)、それぞれの文字に対応したコード、
具体的には“A"→0“B"→1…空白149を決定し、アド
オン表示RAM207に格納する(S16)。そして、アドオン
表示RAM207に格納されたコードデータに対応した文字を
画面表示に反映し、カーソルを通常は右へ一つ進める。
また現在のカーソルの位置が一番右側である場合には、
一行下の一番左側へカーソルを移動する。この様にし
て、画像に合成すべき文字の入力がなされ、液晶表示部
123には第5図(B)の表示がなされる。
第6図に第5図(B)の表示に対応したアドオン表示
RAM207の内容を示す。
このように入力された文字列はアドオン表示RAM207内
にコードとして格納されているだけで、画像情報として
の性格を持っていない。
スタートキー7により、画像形成動作の開始が指令さ
れると、CPU210は最初に、アドオン表示RAM207のコード
に対応するフオント情報をアドオンフオントROM208から
読み出し、アドオンRAM205に展開する。このときアドオ
ンRAM205には入力された文字のフオント情報が順番に並
んでいるだけで、アドオンRAM205を直接読み出しても画
像情報となっていない。そこで、CPU210はアドオン画像
生成回路206に対して横方向文字数、たて方向文字数、
フオント構成ドツト数、文字サイズなどのパラメータを
セツトし、アドオンRAM205をアドオン画像生成回路206
を通じて読み出すと画像情報となるようにする。
このようにアドオンRAM205へのフオント情報の展開及
びアドオン画像生成回路206へのパラメータの設定後、C
PU210はリーダの光学系を副走査移動せしめることによ
り原稿を読み取りCCD201で光電変換し、画像処理回路20
2でシエーデイング補正やγ補正の画像処理を行い、ア
ドオン画像生成回路206からの文字列の画像データと原
稿画像データを合成回路203で合成し、プリンタ204へ出
力する。
これにより、第8図の如く、原稿画像801に第5図
(B)に表示されている文字情報が合成された記録物80
2を得るものである。
次にズームモードについて説明する。ズームモードキ
ー129を押すと第9図(A)に示される画面が表示さ
れ、液晶表示部123から倍率を設定する場合には表示さ
れているタツチパネル入力キー900を押すと画面が変わ
り、第9図(B)が表示され、Xダウンキー902,Xオー
トキー903,Xアツプキー904,Yダウンキー905,Yオートキ
ー906,Yアツプキー907,XYダウンキー908,XYオートキー9
09,XYアツプキー910を使用して倍率を設定する。
第9図(A)の表示において、エデイター213上の座
標入力面141のズームスケールをポイントペン138で指定
するとCPU210は座標データをズームスケールに対応した
倍率に変換し、第9図(B)に画面を変え、入力した倍
率を表示するように制御されている。
次に、エリア指定モードについて説明する。エリアは
矩形3エリアまで入力可能であり、エリア指定キー130
を押すと、押されたときのエリア番号(1,2,3のどれ
か)に対応するエリアが設定されている場合には第9図
(C)、また、設定されていない場合には第9図(D)
が表示される。第9図(C)において912は現在表示し
ているエリアをクリアするエリアクリアキー、913はエ
リア番号をアツプするエリアアツプキー、914は同様に
エリアダウンキー、915は現在のエリア番号を表示する
エリア番号表示である。
同図でエリアアツプキー913を押すとエリアが登録さ
れている場合には、第9図(C)においてエリア番号91
5の表示が“2"となり、また、トリミングまたはマスキ
ングのどちらかのモードと、設定値に対応するエリアが
液晶表示部123の左部に表示される。またエリアが登録
されていない場合には第9図(D)のエリア番号が“2"
となったものが表示される。また第9図(C)及び第9
図(D)において、タツチパネル入力キー916を押すと
第9図(F)が表示され、入力したエリアのポイント位
置をmm単位での修正や液晶表示部123での新規エリアの
登録ができるよう制御されている。第9図(D)で、エ
リアの対角入力の1点を入力すると、画面が第9図
(E)に示されているものに変わり、残り1点を入力後
OKキー917を押すと新規エリアが登録され、第9図
(C)に示す画面となる。
次に移動モードについて説明する。移動キー131を押
すと第9図(G)に示される画面が液晶表示部123に表
示される。
オペレータはセンター移動キー918、コーナー移動キ
ー919、指定移動キー920、とじ代キー921のいずれかを
選択しキーを押す。選択されたキーが、コーナー移動、
指定移動、とじ代に対する場合にはそれぞれ第9図
(H)、第9図(I)、第9図(K)が表示される。
第9図(H)ではコーナー移動の種類が指定でき、第
9図(I)では指定移動の移動先をエデイター213上で
指定するか、タツチパネル入力キー916を押すことによ
り第9図(J)の表示がされ、エデイター213上で指定
された点の修正、または新規入力が可能である。第9図
(K)ではとじ代モードの移動量の設定が可能である。
次にページ連写モードについて説明する。ページ連写
キー132を押すと、第9図(L)が表示される。同図に
おいて例えば、左右ページ連写モードとは読み取った原
稿の左半分と右半分を別紙に出力するモードであり、左
ページ連写モードとは読み取った原稿の左半分のみを出
力するモードである。このようなモードが他に右,上
下,上,下の各モードが設定可能である。
次に拡大連写モードについて説明する。拡大連写モー
ドとは設定した倍率でコピーしたとき、出力用紙に入ら
ない場合に、複数用紙に別けて出力するモードであり、
この出力された複数用紙を合わせることにより、一つの
出力結果が得られる。このモードを設定するには拡大連
写キー133を押すと第9図(M)に示される画面が表示
され、これでモード設定がなされる。
以上説明したように、エデイター213及び液晶表示部1
23等を用いることによって独立する6つのモードが設定
可能であるが、逆にいうと、オペレータが望むコピー出
力結果から各モードに分解し、それぞれのモードを単独
に設定しなくてはならない。
そこで、オペレータがよく使用する複合モードを設定
可能とし、オペレータの操作性を向上する。ところが、
このような複合モードを設定する際に、新たなキーを追
加すると、独立で設定できる6つのモードキーと混乱
し、かえって操作性を悪くする可能性がある。また新た
なモードとしてキーをハード的に追加しなくてはなら
ず、このような複合モードを複数機能させるには回路の
修正またキーの追加などの作業が必要となる。そこで本
実施例では文字入力モードで使用するエデイター213の
文字入力面143を用いて、モード設定するものである。
以下複合モードの具体例として前述した6つのモード
のうちのエリアとズーム及び移動モードの複合した、AZ
Sモードについて第10図(A)の原稿のエリア301を第10
図(B)のエリア302にに変倍し移動する動作について
考えてみる。まず、複合モードがない場合には、エリア
指定モードでエリアAについて指定し、ズームモードで
YC/YO,XC/XOによりX,Y方向の倍率を決定し、指定移動モ
ードで出力用紙、エリアB,Xs,Ysの値を前述の如く夫々
指定しなくてはならず計3回もモードキーを押さねばな
らなかった。
ところがこのモードの実現のためには第10図に示した
X1,Y1,X2,Y2,X3,Y3,X4,Y4の各データがあれば指定エリ
ア、移動先、変倍率を決定することができる。
以下第11図及び第12図を用いて詳細に説明する。第11
図は複合モード指定時の液晶表示部123の表示状態、ま
た第12図は複合モード指定時のCPU210の動作手順を示
す。
複合モード指定に際し、オペレータはまず最初に第3
図アスタリスクキー102を押す(S100)。この動作によ
り文字入力面143から入力される文字列はモード入力と
なる。ここでポイントペン138により文字入力面143によ
りAZSと入力すると(S101)、第11図(A)を表示する
(S102)。ポイントペン138でポイント入力があったな
らば(S103)、第11図(B)を表示(S104)し、もう一
つの対角点入力後(S105)、OKキー401を押すと(S10
7)、原稿エリアにおけるX1,X2,Y1,Y2のデータの入力が
終了する。
次に第11図(C)を表示し(S108)、出力エリア位置
の指定を行う。同図において、ポイント入力がなされた
ならば(S109)、第11図(D)を表示する(S110)。そ
こでもう一つの対角点入力後(S111)、OKキー401を押
すと(S113)、出力エリア領域X3,X4,Y3,Y4が決定する
ので、XY倍率計算、入力エリアのセツト、移動データの
セツト(S114)を行う。
この様にして、複合モードにおける各種パラメータの
設定がなされ、その後オペレータによりスタートキーが
押されることで像形成動作を行う。実施例には文字入力
モードで使用するエデイター上の文字入力面を利用した
ものをあげたが、エデイターを利用した文字入力方法に
限られるものでなく、キーボード+CRTなどの構成によ
る文字入力装置も考えられる。
また実施例として複合モード設定をあげたが、文字入
力面143からの入力文字列に応じてマシンのバージヨン
表示やサービスモードのデータ表示、自己診断機能表示
等を実行する如くの応用も可能である。
〔効 果〕
以上説明した様に本発明によれば、原稿の所望領域を
指定する座標入力装置を利用して原稿画像に合成すべき
文字情報を入力でき、入力した文字情報を確認でき、入
力した文字情報の変更も容易に行うことが可能となる。
従って、初めての使用者でも簡単に原稿画像に所望の文
字を合成して複写することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した複写装置の外観図、 第2図は複写装置の構成を示す図、 第3図はリーダの外観図、 第4図は複写装置の回路構成を示すブロツク図、 第5図、第9図及び第11図は表示画面の状態を示す図、 第6図はメモリ内容を示す図、 第7図及び第12図は制御手順を示すフローチヤート図、 第8図は出力例を示す図、 第10図は処理モードの一例を示す図であり、102はアス
タリスクキー、138はポイントペン、201はCCD、203は合
成回路、205はアドオンRAM、210はCPU、213はエデイタ
ーである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像に所望の文字情報を合成して記録
    材に複写する複写装置における文字入力装置において、 合成される文字情報を記憶している記憶手段と、 原稿を載置する載置面を有し、その載置面上に合成され
    る文字情報を表わす文字パターンを複数配列した平面部
    材と、 上記平面部材の所望の位置を指示する指示手段と、 文字入力モードにおいては、上記指示手段により指示さ
    れた位置に対応した文字情報を上記記憶手段から読み出
    し、座標入力モードにおいては、上記指示手段により指
    示された位置を表わす座標データを出力させる第1の制
    御手段と、 上記文字入力モードで上記記憶手段から読み出された文
    字情報及びカーソルを表示する、操作者が視認可能な表
    示手段と、 上記表示手段に表示されるカーソルを、表示されている
    所望の文字情報の位置に移動させるカーソルキーと、 上記指示手段により新たに文字情報が入力されると上記
    表示手段のカーソルのある位置の文字情報を新たに入力
    された文字情報に変更する第2の制御手段と、 上記表示手段に表示された文字情報を原稿画像に合成記
    録する記録手段と、 を有することを特徴とする複写装置における文字入力装
    置。
JP4434787A 1987-02-26 1987-02-26 複写装置における文字入力装置 Expired - Lifetime JP2502301B2 (ja)

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