JP2926835B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2926835B2
JP2926835B2 JP2039843A JP3984390A JP2926835B2 JP 2926835 B2 JP2926835 B2 JP 2926835B2 JP 2039843 A JP2039843 A JP 2039843A JP 3984390 A JP3984390 A JP 3984390A JP 2926835 B2 JP2926835 B2 JP 2926835B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は画像の読み取りの機能と記録機能とを備えた
ディジタル複写機等の画像処理装置に係わり、特に読み
取った画像を編集して用紙に記録するようにした画像処
置装置に関する。
「従来の技術」 画像読取部で読み取った画像を、編集して記録するデ
ィジタル複写機が製品化されている。このような複写機
には例えば1次元イメージセンサと、比較的大容量のメ
モリと、レーザプリンタ等が備えられている。オペレー
タはこの複写機を原稿の通常の複写に使用するときに
は、原稿を1次元イメージセンサで読み取ってメモリに
書き込み、これを読み出してレーザプリンタで記録す
る。複数枚の複写を行う場合には、メモリに書き込まれ
た画像データを繰り返し読み出して記録に使用すればよ
い。
このようなディジタル複写機には、メモリに格納した
画像データの必要な領域を切り出して、移動させたり、
新たに文字情報を追加する等の複雑な編集を行うことも
できるものがある。したがって、例えば役所に備えてい
る台帳を基にして必要な情報を編集し、これに認証文を
付け加えて証明書として発行するといった作業も可能に
なる。
第34図は、証明書発行の基となるデータを記載したあ
る原本の構成を表わしたものである。
原本401には、この例では5つの欄402〜406が設けら
れており、ある世帯の構成員の氏名とそれぞれについて
の必要なデータが記載されている。
第35図は、証明書の一例である。この証明書411は、
従来用いられたディジタル複写機等の画像処理装置で、
第34図に示した原本を基にして作成したものである。5
つの欄402〜406が所定の倍率(この場合は等倍)で記録
されると共に、最後の欄406の末尾に認証文412が記録さ
れ、スタンプ413が押されている。
「発明が解決しようとする課題」 このように従来の画像処理装置では、認証文等の文章
を付加することによって各種証明書を作成することが可
能であった。しかしながら、このようにして作成された
証明書には、次のような問題点があった。
(i)第34図に示したような書式の原本では、欄406の
ようにデータの記載されていない空欄が生じる場合があ
る。このような空欄はそのまま空欄として記録されるの
で、この部分に他のデータを追加することによって証明
書の偽造が可能になる。特に、電子写真複写機の原理を
応用した画像処理装置で証明書を作成した場合には、こ
の証明書を記録用紙として電子写真複写機にセットし、
追加するデータを原稿としてプラテンガラスにセットす
れば他のデータを所望の欄に追加することが不可能では
ない。
(ii)第35図に示した証明書411では、画像処理装置内
部のフォントを用いて認証文412を発生させている。こ
のため、膨大な数のフォントを装置側に用意する必要が
生じてくる。また、通常の文章と証明する者の文字のサ
イズを変えたり、書体を変えたりすると、更に多くの数
のフォントを用意する必要が生じてくる。しかも、この
ようにして膨大な数のフォントを用意したとしても、証
明する者の名前の漢字が特殊な場合にはこれを用いるこ
とができない場合があり、記録が不可能となり、この部
分に名前のスタンプを追加的に押す作業が必要となっ
た。
そこで本発明の目的は、実質的な内容を伴う情報が存
在しなくなった部分を容易に識別できるようにした書類
を出力することのできる画像処理装置を提供することに
ある。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明では、(イ)データを記入すべき
複数の欄を有する原稿について画像の読み取りを行う画
像読取部と、(ロ)この画像読取部で読み取られた原稿
の各欄のうちのデータが記入されておらず、かつそれ以
降のすべての欄でデータが未記入となっている先頭の欄
を指定する先頭欄指定手段と、(ハ)この先頭の欄の内
部に相当する位置に、データの記入された欄がその直前
の欄で終了したことを示す文字または記号からなる画像
情報を編集して前記原稿の画像情報の記録を行う記録と
を画像処理装置に具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、抜き出した欄のう
ちデータが未記入の先頭の欄を先頭欄指定手段で指定
し、このデータが記入されていない先頭の欄に相当する
位置に、データの記入された欄がその直前の欄で終了し
たことを示す文字または記号からなる画像情報を編集す
ることで、その識別を可能にし、前記した目的を達成す
る。
「実施例」 以下、実施例につき本発明を詳細に説明する。
画像処理装置の概要 第2図は、本発明の一実施例における画像処理装置の
外観を表わしたものである。この画像処理装置は、複写
機能部11と表示部12によって構成されている。複写機能
部11は複写機としての機能とファクシミリ装置としての
機能を持つ部分である。表示部12は画像の点検を行う際
に使用するCRT13とこれを載置するキャビネット14によ
って構成されている。キャビネット14は必ずしも必要な
ものではなく、例えば机を代わりに用いてもよいが、オ
ペレータの目の高さでCRT13上の画像の確認を行うため
に用いられている。表示部12はCRT13による画像の確認
を必要としないときには装置の構成から省略することが
できる。
複写機能部11は、装置本体15の図で左側の側部に2段
の用紙カセット16、17を備えており、これらのいずれか
から定型サイズの記録用紙を装置内部に送り出すことが
できるようになっている。また、装置本体15の図で右側
の側部には手差しトレイ18が設けられており、ここから
も任意のサイズの記録用紙を手差しすることができるよ
うになっている。記録用紙は装置本体15内で画像を記録
され定着された後に排出トレイ19上に排出されることに
なる。
一方、原稿はプラテンガラス21にセットしてもよい
し、原稿供給トレイ22に載置してこれを1枚ずつ送り出
して読み取るようにしてもよい。プラテンガラス21の一
部は、原稿補助カバー23によって覆われている。原稿補
助カバー23には目盛りが施されており、原稿の一部がこ
のカバーの下になるようにプラテンガラス21上に載置さ
れる。そして、原稿の例えば所定位置をこのカバーの下
の所望の目盛位置にセットすることで、プラテンガラス
21上における微妙な設定位置を調節することができる。
プラテンガラス21の配置された装置本体15の上部には
プラテンカバー25が開閉自在に配置されている。プラテ
ンカバー25はプラテンガラス21上にセットされた原稿を
押さえる役目を果たす。
装置本体15の上部手前には、自治体窓口業務用コント
ロールパネル26と一般操作用コントロールパネル27およ
びワンタッチ・パネル28が配置されている。自治体窓口
業務用コントロールパネル26は、戸籍謄本、住民票、印
鑑証明等の自治体窓口業務を行うときに使用されるパネ
ルである。一般操作用コントロールパネル27は、通常の
複写機やファクシミリ装置としての操作を行うためのパ
ネルである。ワンタッチ・パネル28は、ノートのように
何ページかに開閉することのできるパネルで、これに配
置されたキーを押すことによってファクシミリ送信を行
うときに短縮番号を選択することができる。
このような各種パネル26〜28とプラテンガラス21の間
には、原稿レバー29がプラテンガラス21の長手方向に沿
って移動自在に配置されている。原稿レバー29は、任意
に原稿の編集位置を設定するときにこれを左右に動かし
ながら座標位置を入力するために用いられる。指定され
た位置はこの図には示していないがランプが点灯するよ
うになっている。
装置本体15の前面上部には、ハンドセット収納部31と
フロント・カバー32が設けられている。このうちハンド
セット収納部31はハンドセットを収納する部分である
が、場合によりこの収納を省略することができる。フロ
ント・カバー32は、この画像処理装置に現像剤としての
トナーを補給したり、装置本体15を開けるときに使用す
る。
用紙カセット16の上部には、認証器33が配置されてい
る。認証器33は、幾つかのスタンプを備えており、装置
本体15から排出される記録用紙の必要な箇所に認証のた
めのスタンプを押す機構である。
装置本体15の下部34にはこの複写機能部11を制御する
ための各種プリント基板が収納されている。この下部34
の裏側からはCRT13に映像信号を供給するためのケーブ
ル35が引き出されている。
第3図は、以上のような構成の画像処理装置の複写機
能部の構成の概要を表わしたものである。
複写機能部11はプラテンガラス21のガラス面と平行に
矢印41、42方向に往復動するスキャナユニット43を備え
ている。スキャナユニット43内には、プラテンガラス21
上に載置された図示しない原稿を照射する露光ランプ44
と、この原稿の画像情報を読み取る読取部45によって構
成されている。
読取部45は、CCD(Charge Coupled Devices)からな
る1次元イメージセンサを備えており、プラテンガラス
21に載置された原稿に対しては、スキャナユニット43が
図示しない駆動機構によって矢印41方向に副走査される
とき、1ラインずつ画像の読み取りを行うようになって
いる。また、原稿供給トレイ22に積層された原稿につい
ては、原稿送りベルト47によって1枚ずつ送り出され、
帯状プラテン48の上を一定速度で通過してプラテンカバ
ー25上に排出される。この後者の場合には、スキャナユ
ニット43が帯状プラテン48の真下の位置に停止してお
り、原稿の搬送によって画像の読み取りが行われる。読
取部45で読み取られた画像情報は所定の処理が行われた
後、各種プリント基板を配置した制御部49に入力され、
後に詳しく説明するように所定のメモリに記憶されるこ
とになる。
2段の用紙カセット16、17の送り出し口の端部近傍上
方には、それぞれ半月状のローラ(半月ローラ)51、52
が配置されている。これらの半月ローラ51、52のうちの
選択されたローラによって記録用紙は図で破線で示した
経路に沿って送り出され、レジストローラ53によって先
端部の位置決めが行われた後に記録部54に到達する。な
お、手差しトレイ18から記録用紙が手差しされた場合に
は、両半月ローラ51、52は駆動されず、手差しされた記
録用紙がレジストローラ53によってその先端位置を規制
されることになる。
レジストローラ53によって正規のタイミングで送り出
された記録用紙は、ドラム・カートリッジ55の下端と転
写コロトロン56の間を通過して、このときこのドラム・
カートリッジ55内の感光体ドラム上に形成されていたト
ナー像が記録用紙に転写される。このために、ドラム・
カートリッジ55の上方にはレーザスキャンユニット58が
配置されている。すなわち、レーザスキャンユニット58
内のレーザ発振器59から射出されたレーザ光は、画像情
報に応じて変調されており、これが回転多面鏡(ポリゴ
ンミラー)61によって偏向された後、感光体ドラムの所
定位置に1ラインずつ画像情報の書き込みを行って静電
潜像の形成を行わせる。この静電潜像は、感光体ドラム
に隣接して配置されたトナー・カートリッジ63内の現像
装置によって現像され、画像情報に対応したトナー像が
作成されることになる。このトナー像が転写コロトロン
56の静電作用によって記録用紙に転写されることにな
る。
トナー像の転写された記録用紙は、破線で示す搬送路
上をなおも搬送され、ヒートロール64からなる定着部を
通過する際にトナー像を定着させる。そして、排出トレ
イ19上に排出されることになる。このとき、認証器33が
必要に応じて記録用紙の所定位置にスタンプを押すこと
になる。
画像処理装置の回路構成 第1図は、本実施例の画像処理装置の回路構成の要部
を表わしたものである。
この画像処理装置は第2図に示した自治体窓口業務用
コントロールパネル26、一般操作用コントロールパネル
27およびワンタッチ・パネル28のそれぞれを接続したコ
ントロールパネル制御部71を備えている。コントロール
パネル制御部71は原稿レバー29(第2図)を操作するレ
バー操作部72と、メモリカード73と、認証器33、画像編
集部74およびメイン制御部75とそれぞれ接続されてい
る。コントロールパネル制御部71自体も複数個のCPU
(中央処置装置)を備えているが、レバー操作部72、画
像編集部74およびメイン制御部75もそれぞれ独自のCPU
を備えている。
ここで、メモリカード73とは、この装置に必要に応じ
てセットすることのできるカードであり、顧客の業務内
容や原稿の様式にあった各種初期設定値を格納したもの
である。このメモリカード73を使用した場合には、自治
体窓口業務用コントロールパネル26や一般操作用コント
ロールパネル27をいちいち操作する必要がない。
画像編集部74は、コントロールパネル制御部71から送
られてくる編集指示信号77に応じて画像の各種編集を行
う部分である。この画像編集部74には、ロゴマークを画
像編集に使用するためのロゴ制御部78が接続されてい
る。ロゴ制御部78も独自のCPUを備えている。不揮発性
メモリで構成されたロゴメモリ79に格納されたロゴパタ
ーンのうちの所望のものがこのロゴ制御部78によって読
み出され、画像編集部74で所望の画像位置に組み込まれ
る。画像編集部74による第1回目の編集結果は、ページ
メモリ81に書き込まれる。この編集結果は、ページメモ
リ81から読み出す際に更に編集され、プリンタ・スキャ
ナ制御部82を介してプリント用メモリ83に書き込まれる
と共に、独自のCPUを備えたCRTコントローラ84に供給さ
れて、CRT13に表示される。一方、プリント用メモリ83
に書き込まれた画像情報は、画像記録部(IOT)85に送
られてレーザプリンタによる記録が行われ、この後、必
要に応じて認証器33でスタンプを押印されて記録済用紙
86として排出される。
なお、プリント用メモリ83とCRT13には、同一の画像
情報が供給されるが、これは第2回目の編集結果として
画像の中心位置近傍の所定幅について画像の記録が行わ
れないように画像情報の一部を移動させた画像情報であ
る。
一方、メイン制御部75はコントロールパネル制御部71
から与えられる制御内容に基づいて装置の各種制御を行
うようになっている。メイン制御部75はバス88を介して
ビデオ信号処理部89、プリンタ・スキャナ制御部82およ
び通信用メモリ91と接続されている。ここでビデオ信号
処理部89は、原稿93を読取部45(第3図)のCCD94によ
って読み取った画像情報に対してシェーディング補正や
画像の拡縮小、ディザ処理等の各種処理を施して2値の
信号として出力する回路部分である。また、通信用メモ
リ91は、プリント用メモリ83に格納された画像情報をフ
ァクシミリで送信する場合にその内容を格納するための
メモリである。通信用メモリ91に格納された画像情報
は、通信制御部96の制御によって回線97に送り出される
ことになる。
画像処理の例 次に、この画像処理装置の画像処理を更に詳細に説明
する前に、この装置で処理される画像について例を挙げ
て、その処理の概要を説明しておく。
第4図は、住民票発行の基となる住民票原本の一例を
表わしたものである。この住民票原本101には、氏名、
住所、世帯主の氏名等の各種の欄が設けられており、こ
れらの必要な箇所に記入が行われている。
第5図は、この住民票原本を基にして発行される住民
票の一例を表わしたものである。第4図の住民票原本10
1と比較するとわかるように、本実施例の画像処理装置
で発行される住民票111には、その上部中央112に「住民
票」というタイトルが印字されている。また、住民票の
下の部分113には、「この写しは、住民票の原本と相違
ないことを証明する。」という認証文113Aと認証の年月
日113B、認証を行った者の記載113C、およびその者の職
印113Dが記されている。ここで職印113Dは朱肉あるいは
朱肉の色で記録されている。
第5図で示した住民票111は、この他に住民票として
の記載が不要な箇所を空白にする処理と、このような処
理の行われた箇所のうち必要な場所に「省略」という文
字を印字する処理が行われている。これは、個人のプラ
イバシーを保護する観点からも必要な処理である。例え
ば、住民票111の右端の「備考」という枠114には、住民
票原本101における対応する枠115内に記載されていた氏
等の変更に関する記述が削除され、空白にされている。
また、世帯主との続柄の欄116、117等の幾つかの欄で
は、それらの欄が空白にされ、その上に「省略」という
文字が表示されている。
以上、住民票を例に挙げて説明したが、この画像処理
装置では自治体の各種の窓口業務を可能とするために各
種の証明書を発行することができる。
コントロールパネルの詳細 第6図は、自治体窓口業務用コントロールパネルの詳
細を表わしたものである。自治体窓口業務用コントロー
ルパネル26の左端に位置する再実行枠121内には、再実
行ボタン122、設定しすぎですランプ123、設定用紙サイ
ズなしランプ124、日付変更ボタン125および日付表示ラ
ンプ126が設けられている。
ここで、再実行ボタン122は前の業務と同一の業務を
行うときに押すボタンである。設定しすぎですランプ12
3は、この画像処理装置の設置時に業務に合わせて設定
された事項よりも欄や認証文を多く設定してしまったと
きにこれを注意表示するためのランプである。設定用紙
サイズなしランプ124は、この装置の設置時に業務に合
わせて設定されたサイズの用紙がセットされていないこ
とを注意表示するためのランプである。日付表示ランプ
126は、認証文に記載される年月日113B(第5図参照)
を表示するためのランプである。この画像処理装置のコ
ントロールパネル制御部71(第1図参照)は時計機構を
備えており、現在の年月日をこの日付表示ランプ126に
数値で表示するようになっている。日付表示ランプ126
は、装置のエラー発生時にエラーの内容を示す数値を表
示するためにも用いられる。日付変更ボタン125は、認
証文の日付を変更して記録する場合に使用するものであ
る。例えば連休あけの第1日に大量の認証文を発行する
必要がある場合には、日付を連休あけに設定して連休中
にこの認証文を作成しておくことができる。
自治体窓口業務用コントロールパネル26の再実行枠12
1の右隣りには、業務ボタン128が設けられている。この
業務ボタン128は、この下に配置されている合計8個の
業務ボタン129のいずれかを選択して業務を指定すると
きに押下する。例えば業務ボタン128を押した後に「戸
籍謄本」という業務ボタン129を押したときには、その
ボタンの左隅のランプが点灯して、画像処理装置は戸籍
謄本を作成するモードとなる。
業務ボタン128の右隣りには、原稿数ボタン131が設け
られている。原稿数ボタン131の下には、1枚から4枚
までの4つの原稿枚数ボタン132が配置されている。こ
れらは、2枚以上の原稿から合成して書類を作成すると
きに原稿枚数を選択するために使用される。例えば2枚
の住民票原本から1枚の住民票抄本を作成するときに
は、原稿数ボタン131を押した後に「2枚」と表示され
た原稿枚数ボタン132を押下することになる。この原稿
枚数ボタン132にも、以後のボタンと同様にランプが付
属しており、どのボタンが選択されたかが表示されるよ
うになっている。
原稿数ボタン131の右隣りには、謄写ボタン133が設け
られている。謄写ボタン133の下には、「本籍」、「筆
頭者」、「続柄」、「世帯主」という4つの謄写ボタン
134が設けられている。これらは、住民票における第5
図で指摘したプライバシーに関係するこれらの項目のう
ち謄写する項目を選択するためのボタンである。したが
って、謄写ボタン134については、複数の項目を選択す
ることが可能である。
謄写ボタン133の右隣りには、様式ボタン135が設けら
れている。様式ボタン135の下には、「1号−1」から
「2号−4」まで合計8つの原稿の様式を指定するため
の様式ボタン136が配置されている。
様式ボタン135の右隣りには、欄ボタン137が設けられ
ている。欄ボタン137の下には、「基本欄」と「1欄」
から「7欄」までの合計8個の欄ボタン138が配置され
ている。これらの欄ボタン138は、予め設定されている
原稿の欄を選択するためのもので、複数の欄の選択が可
能である。
自治体窓口業務用コントロールパネル26の右上隅に
は、認証文ボタン139が設けられている。認証文ボタン1
39の下には、4つの認証文ボタン141が配置されてい
る。このうち、「現在」と表示された認証文ボタン141
を押すと、現時点の認証文が発行される。「除籍」と書
かれた認証文ボタン141を押すと、除籍を行ったことに
対する認証文が発行される。「改製原」と表示された認
証文ボタン141を押すと、古い戸籍簿を何らかの原因で
新しく作り直したときの元の戸籍簿についての認証文が
発行される。
第7図は、一般操作用コントロールパネルの詳細を表
わしたものである。一般操作用コントロールパネル27
は、そのほぼ中央に液晶ディスプレイ151を配置してお
り、ここに各種のデータを表示することができるように
なっている。一般操作用コントロールパネル27の左上隅
に配置されているボリューム152は、この液晶ディスプ
レイ151のコントラストを調整するためのボリュームで
ある。機能設定ボタン153および機能設定表示ランプ154
は、各種機能を設定するときに使用するボタンとランプ
である。手動受信ボタンおよびランプ155は、この画像
処理装置がファクシミリ装置として手動受信するときに
使用するボタンとランプである。通信中ランプ156は画
像処理装置が他のファクシミリ装置と通信中のときに点
灯するランプである。蓄積文書ありランプは、第1図に
示した通信用メモリに蓄積文書が存在するときに点灯す
るランプである。
手動受信ボタン155の下方に配置されたコピー・通信
ボタン158は、この画像処理装置を複写機としての機能
を発揮させるコピーモードと、ファクシミリ装置として
の機能を発揮させる通信モードのいずれかに設定するた
めのボタンである。コピーモードに設定されたときに
は、コピーランプ159が点灯する。これに対して通信モ
ードに設定されたときには通信ランプ161が点灯する。
コピー・通信ボタン158の上に配置された4つのボタ
ン162〜165は、装置がコピーモードに設定されていると
きと通信モードに設定されているときとで、それぞれ異
なった指定を行うようになっている。このうちコメント
・プリントボタン162は、コピーモードでコメントを出
力したいとき、または通信モードで各種レポートを出力
したいときに選択する。コメント・プリントボタン162
の左右に配置されている表示ランプ166は、他のボタン1
63〜165における場合と同様に、選択された側のみが点
灯してその内容を表示するようになっている。
拡大/縮小・応用機能ボタン163は、コピーモードに
おいて原稿の拡大あるいは縮小を行いたいときに押下
し、通信モードにおいて応用機能を選択したいときに押
下する。ここで応用機能とは時刻の指定を行ったり、原
稿を縮小あるいは拡大して送信するような機能をいう。
中間調・送信モードボタン164は、コピーモードで中間
調の再現を行いたいとき押下し、通信モードで送信モー
ドを選択したいときに押下する。基本機能ボタン165
は、コピーモードおよび通信モードで基本機能を選択す
るときに押下する。また、液晶ディスプレイ151の表示
している内容を基本画面に戻すときにもこの基本機能ボ
タン165が押下される。
液晶ディスプレイ151の下には3つの機能選択ボタン1
67〜169が配置されている。これらは液晶ディスプレイ1
51に表示された各項目を選択する際に使用される。
一般操作用コントロールパネル27の右上にはテンキー
ボタン171が配置されている。これらは通信先にダイヤ
ルするときや、各種機能の設定を行うときに使用され
る。テンキーボタン171の下には、スタートボタン172、
ストップ/クリアボタン173およびオールクリアボタン1
74が配置されている。ここでスタートボタン172は、コ
ピーまたは通信のために装置を起動する際に使用するボ
タンである。ストップ/クリアボタン173は、装置の動
作中にこれを停止させたり、動作中でないときに設定枚
数等のデータをクリアするために用いられる。オールク
リアボタン174は、各種操作の選択中に設定した内容を
最初の状態に戻すときに使用する。
テンキーボタン171の左側には、短縮ダイヤルボタン1
76、ポーズ/内線ボタン177および通話/会話予約ボタ
ン178が配置されており、これらの下には待機ボタン179
と割り込みボタン181が配置されている。
このうち短縮ダイヤルボタン176は、短縮ダイヤルを
指定するときに押下する。ポーズ/内線ボタン177は、
内線から外線にダイヤルするとき等に使用する。通話/
会話予約ボタン178は、通話を行うときや会話の予約を
行うときに使用する。待機ボタン179は待機モードを選
択するときに使用し、割り込みボタン181は動作中に別
の操作をするときに押下する。
なお、詳細な図面を示していないが、ワンタッチ・パ
ネル28はそれぞれ複数のジョブメモリボタンとワンタッ
チボタンで構成されており、ジョブメモリボタンはジョ
ブメモリを使用するときに選択し、ワンタッチボタンは
ワンタッチで代表的な通信先にダイヤルを行うときに使
用される。
書類作成の一例 第8図は、この画像処理装置でコピーモードを選択し
た場合の操作の一例として、戸籍謄本を作成するときの
流れを表わしたものである。戸籍謄本を作成する場合、
オペレータは第7図に示したコピー・通信ボタン158を
まず操作して画像処置装置をコピーモードに設定する
(第8図ステップ)。そして、次に業務ボタン128を
押して(ステップ)、「戸籍謄本」と表示されている
業務を選択する(ステップ)。次に様式ボタン135を
押して(ステップ)、原稿の様式を選択する(ステッ
プ)。なお、戸籍謄本を作成する場合には、原稿の合
成を行ったり、項目の一部を選択して謄写するという必
要がないので、原稿数ボタン131や謄写ボタン133を押す
必要がない。これらを間違って押した場合には、コント
ロールパネル制御部71内に配置されたブザーが鳴動し
て、間違いを指摘するようになっている。
原稿の様式は、1号様式および2号様式にそれぞれ4
種類ずつ予め登録しておくようになっている。そこで、
オペレータは8つの様式ボタン136のうちから目的とす
るものを選択して押下すればよい。
オペレータは様式ボタン136を押したら、次に欄ボタ
ン137を押す(ステップ)。ただし、戸籍謄本を作成
する場合には、認証文の記載を最先の空白欄に行う場合
に限ってその最先の空白欄の1つ前の欄に相当する欄ボ
タン137を押すようになっており、これ以外の場合には
欄ボタンの押下は必要としない。なお、戸籍抄本を作成
する場合のように欄の選択が必要な場合には、欄ボタン
を押下した後にコピーする欄を選択する(ステップ
)。この後者の場合には、欄ボタン138を複数選択す
ることが可能である。オペレータは続いて認証文ボタン
139を押す(ステップ)。戸籍謄本の場合には、認証
文が必要とされるからである。
第9図は、以上のようにして自治体窓口業務のための
固有の指定操作が終了した時点での液晶ディスプレイの
表示状態の一例を表わしたものである。液晶ディスプレ
イ151には、「証明発行できます(100」の文字と共に、
選択された用紙カセット(この場合には第3図で示した
下段の用紙カセット17)の表示と、中間調表示のための
処理が行われないことの表示が行われている。また、こ
れらの表示の右側には、コピー濃度の表示が行われてい
る。そこでオペレータは、コピー濃度の表示に直接対応
する機能選択ボタン169(第7図参照)を用いてコピー
濃度について希望する値を設定することができる(第8
図ステップ)。
オペレータは同様に必要に応じて各機能をセットする
ことができる(ステップ)。例えば、液晶ディスプレ
イには初期設定として中間調の処理は行われないことが
表示されていたが、中間調で原稿の読み取りを行った方
がよいと判断した場合には、中間調・送信モードボタン
164(第7図)を押して、中間調を再現する機能に変更
する。また、現時点では100%(等倍)でコピー作業が
行われることに設定されているが、拡大/縮小・応用機
能ボタン163を操作して原稿の拡大や縮小を行わせるこ
ともできる。
第10図は、拡大/縮小・応用機能ボタンが押された場
合の液晶ディスプレイの表示内容をオペレータの操作の
流れを中心として表わしたものである。液晶ディスプレ
イ151には、「選択して下さい」という文字と、現在設
定されている縮倍率として「100%」が表示されてい
る。また、その下には、機能選択ボタン168に対応させ
て「任意倍率」の文字が、また他の機能選択ボタン169
に対応させて「専用倍率」の文字がそれぞれ表示されて
いる。オペレータは「任意倍率」を選択するときには機
能選択ボタン168を押し、「専用倍率」を選択するとき
には機能選択ボタン169を押すことになる。前者を選択
した場合には、テンキーボタン171で縮倍率を数値入力
するか、2つ機能選択ボタン167、168を選択的に押しな
がら縮倍率を縮小または拡大方向に移動させて所望の縮
倍率に設定する。後者の「専用倍率」を選択すると、液
晶ディスプレイ151には予め登録されている専用の倍率
が表示され、この値に設定される。
第8図に戻って説明を続ける。
オペレータは以上の作業が終了したら(ステップ〜
)、原稿をプラテンガラス21(第2図参照)に載置す
る(ステップ)。このとき、原稿はプラテンガラス21
の左奥の角に合わせてセットする。次にオペレータはテ
ンキーボタン171(第7図)を使用してコピー枚数をセ
ットする(ステップ)。コピー枚数は最大99枚までセ
ットすることができる。セットされたコピー枚数は液晶
ディスプレイ151の一部に表示される。なお、コピー枚
数の入力を間違えた場合には、ストップ/クリアボタン
173(第7図)を押して内容をクリアし、正しい枚数を
テンキーボタン171から再度入力することになる。
第11図は、以上の作業が終了した時点における液晶デ
ィスプレイの表示内容の一例を表わしたものである。液
晶ディスプレイ151には、「証明発行できます」という
文字と縮倍率、コピー枚数等の必要な情報が表示されて
いる。
この状態でオペレータがスタートボタン172を押すと
(ステップ)、原稿の読み込みが開始される。読み込
まれた原稿は戸籍謄本作成用の所定の画像処理が行わ
れ、装置本体15(第2図参照)から排出トレイ19上に排
出される。このとき、認証器33が所定のタイミングで作
動して記録用紙の所定箇所にスタンプを押すことにな
る。これにより戸籍謄本の作成が終了する(ステップ
)。
書類送付の一例 第12図は、この画像処理装置の通信モードを選択した
場合の一般的な操作の概要を表わしたものである。
まず、オペレータは第7図に示したコピー・通信ボタ
ン158を操作して画像処理装置を通信モードに設定する
(第12図ステップ)。そして、次に業務ボタン128を
押して(ステップ)、所望の業務を選択する(ステッ
プ)。次に必要な場合には、縮倍率の指定を行う(ス
テップ)。
第13図はこの縮倍率の指定を行う際の液晶ディスプレ
イの表示内容の一例を表わしたものである。オペレータ
が機能選択ボタン167を押せば倍率の指定が可能であ
り、この隣りの機能選択ボタン168を押せば中間調の指
定変更が可能になる。一番右側の機能選択ボタン169を
押せば濃度の変更が可能になる。オペレータが機能選択
ボタン167を押した場合には、前記したように専用倍率
あるいは任意倍率に倍率指定が可能である。
オペレータは必要に応じて中間調の選択を行う(ステ
ップ)。
第14図は、機能選択ボタンを押して中間調を選択する
際の液晶ディスプレイの表示内容の一例を表わしたもの
である。液晶ディスプレイ151には中間調の記載領域に
「あり」、「なし」という2つの文字が表示され、機能
選択ボタン168を押すことにより3角形をしたカーソル
が一方から他方に移動するようになっている。カーソル
が図示のように「あり」を選択したときにはディザ法を
用いて中間調が再現され、「なし」を選択したときには
単純な2値化が行われることになる。
第12図に戻って説明を続ける。
以上の操作を行った後、オペレータは必要に応じて濃
度の選択を行う(ステップ)。そして、原稿をプラテ
ンガラス21にセットして(ステップ)、相手先のダイ
ヤルを行う(ステップ)。ダイヤルの方法としては、
ワンタッチダイヤルを使用する方法と、短縮ダイヤルを
使用する方法とがある。ワンタッチ・パネル28のワンタ
ッチボタンを押すと、液晶ディスプレイ151には予め登
録されている宛先名が表示される。短縮ダイヤルを使用
するときには、短縮ダイヤルボタン176を押して3桁の
番号を入力する。この場合には液晶ディスプレイ151に
対応する宛先名が表示される。宛先名が登録されていな
い場合には、電話番号が表示される。
このようにして相手先のダイヤルが行われたら、スタ
ートボタン172が押され(ステップ)、原稿の読み込
みが開始される。読み込まれた原稿のイメージは、プリ
ントアウトをして確認することができる(ステップ
)。また、CRTに表示して確認することも可能であ
る。なお、確認プリントは省略して作業を先に進めるこ
とができる。
第15図は、プリントの確認の要否を選択する際の液晶
ディスプレイの表示内容の一例を表わしたものである。
液晶ディスプレイ151には確認プリントをするかしない
かの選択肢が表示されており、機能選択ボタン167を押
下すると確認プリントを行うことが設定され、他の機能
選択ボタン168を押すと確認プリントが不要とされる。
確認プリントを行う場合には、スタートボタン172を押
すことで確認プリントが開始される。
第16図は、読み込んだ原稿のイメージに対する処理を
行う際の液晶ディスプレイの表示内容の一例を表わした
ものである。液晶ディスプレイ151には「蓄積」および
「確認NG」という文字が表示され、2つの機能選択ボタ
ン167、168でこれらのいずれかを選択するようになって
いる。「蓄積」という文字が選択された場合には、その
原稿のイメージが蓄積される(ステップ)。「確認N
G」が選択された場合には、再度原稿の読み込みが行わ
れる。
この後、必要に応じて部数をセットして(ステップ
)、送信を行う(ステップ)。なお、ステップで
原稿のイメージを蓄積した時点で次に処理すべき証明文
書が存在する場合には、ステップに戻ってこれについ
ての業務を行うことになる。
第17図は、送信を行うときの液晶ディスプレイの表示
内容の一例を表わしたものである。液晶ディスプレイ15
1には、「送信」と「削除」の文字が表示されており、
2つの機能選択ボタン167、168でこれらのいずれかを選
択するようになっている。機能選択ボタン167によって
「送信」が選択されると、通信中ランプ156(第7図)
が点灯し、送信が開始される。他の機能選択ボタン168
の押下によって「削除」が選択されると、選択された機
能はオールクリアされることになる。
画像処理の詳細 第18図は、このような画像処理装置における画像処理
部分の構成をブロックで表わしたものである。この図で
第1図と同一部分には同一の符号を付している。
第18図で原稿93は、CCD94によってライン単位で読み
取られ、ビデオ信号処理部89によってA/D変換、シェー
ディング補正、MTF(モジュレーション・トランスファ
・ファンクション)処理、拡大縮小の処理およびディザ
法による階調処理が行われる。ビデオ信号処理部89から
はこのようにして処理されたビデオ信号191と第1のク
ロック信号192が出力され、画像編集部74に供給され
る。ここで第1のクロック信号192は、CCD94から出力さ
れたビデオ信号191を転送するための信号である。
第19図は、この実施例で使用された原稿の一列を表わ
したものである。原稿93はこの例で住民票の原本であ
る。本実施例で使用された住民票の原本は、その中央の
折れ線201の上側に配置された基本欄202、第1欄203お
よび第2欄204と、下側に配置された第3欄205から第5
欄207によって構成されている。ここで基本欄202には世
帯主の氏名と住所等の共通項目が記されている。第1欄
203には、世帯主の氏名と本籍等の所定の項目が記され
ている。第2欄204以降には、この世帯を構成する他の
構成員の氏名と住所等の所定の項目が記されている。こ
の例では、1ページ分の住民票の原本を示しているが、
1つの世帯が6名以上で構成されている場合には続ペー
ジが存在する。
第18図に戻って説明を続ける。
画像編集部74は、謄写マスク部193を備えている。謄
写マスク部193は、コンソールパネル制御部71からの編
集指示信号77を用いて、この画像編集部74にライン単位
で入力されたビデオ信号191にマスクをかけて、必要な
画像情報を取り出す働きを行う。
第20図は、第19図に示した原稿が謄写マスク部に入力
されたときの画像の状態の一例を表わしたものである。
斜線で示したように、基本欄202から第5欄207までが、
それぞれの座標データを基にして個別に抜き出されてい
る。原稿93にはこれらの欄202〜207の外にメモが記され
ることがあるが、住民票の謄本や抄本を作成する過程で
不要なこれらの情報は、この抜き出しの作業の過程で削
除されることになる。
第21図は、第20図に示したビデオ信号が謄写マスク部
によってマスクされた状態を表わしたものである。白抜
きの部分208がマスクされた部分である。このようなマ
スクは、個人のプライバシー保護等との関係から表示を
省略する部分に対して行われることは前述した通りであ
る。
謄写マスク部193を経たビデオ信号211はオア回路212
の一端に入力され、ロゴ制御部78から入力される謄写文
字信号213と論理和がとられる。この謄写文字信号213
は、コンソールパネル71から画像編集部74を経由してロ
ゴ制御部78に供給された信号に基づいてロゴメモリ79か
ら読み出された信号であり、第1のクロック信号192に
同期して出力される。ロゴメモリ79は、この実施例では
8Mバイトの容量を有している。
第22図は、オア回路で論理和をとった後のビデオ信号
による画像の状態を表わしたものである。第21図で白抜
きの部分208には、必要に応じて「省略」等の注釈のた
めの文字が挿入されている。この第22図では、これらの
文字(ロゴ)を記号「**」や「##」あるいは「$
$」で示している。オア回路212から出力されるこのビ
デオ信号214は、主走査トリミング・スキップ回路216に
入力される。主走査トリミング・スキップ回路216で
は、各ラインことに、すなわち画像の主走査方向でトリ
ミングを行ったり、このトリミングの操作をスキップす
ることで不要な画像情報を除去する。
第23図は、このようにして得られたビデオ信号による
画像の状態を表わしたものである。第22図に表われてい
る2本の罫線217、218を含んだ画像の両端部分がトリミ
ングされていることがわかる。
主走査トリミング・スキップ回路216から出力される
このビデオ信号219は、副走査トリミング回路221に入力
される。副走査トリミング回路221は画像の副走査方向
でトリミングを行って、副走査方向における不要な画像
を除去する。
第24図は、副走査方向のトリミングを行った場合の一
例について画像の状態を表わしたものである。この例で
は、第20図における第1欄203と第4欄206が除去されて
いる。すなわち、この例では第2欄、第3欄および第5
欄204、205、207を抽出した住民票を作成することを前
提として、これらの欄以外の欄についての画像情報を除
去している。
副走査トリミング回路221から出力されるこのビデオ
信号223は、第1のクロック信号192および第2のクロッ
ク信号224と共にページメモリ81に送られる。ここで第
1のクロック信号192はページメモリ81に対するビデオ
信号の書き込みに用いられるクロックであるが、第2の
クロック信号224はこのページメモリ81からビデオ信号2
25の読み出しを行う際に使用されるクロックである この実施例でページメモリ81は3Mバイトの容量をもっ
ている。このページメモリ81に対してビデオ信号223を
書き込むとき、副走査方向に空白が存在する部分でその
部分のアドレスのカウントを停止させると、読み出した
画像情報を副走査方向に移動させて不要な空白部分を除
去することができる。
第25図は、ページメモリにおけるこのようなアドレス
操作を行って書き込んだ画像の状態の一例を表わしたも
のである。第24図と比較するとわかるように、基本欄20
2と第2欄204の間の空白と、第2欄204と第3欄205の間
の空白、および第3欄205と第5欄207の間の空白がそれ
ぞれ除去されて必要な4つの欄202、204、205、207が連
続するようになっている。
ページメモリ81から出力されるビデオ信号225はオア
回路226の一方の入力端子に入力され、他方の入力端子
にはロゴ制御部78からタイトル、認証文、日付および長
名からなる文字データ227が入力される。このとき、ペ
ージメモリ81からはその格納内容が順に読み出されるの
ではなく、読み出しのタイミングが制御されることによ
って主走査方向と副走査方向の双方におけるオフセット
処理が行われる。すなわち、第25図で示した画像情報
は、ページメモリ81の適当な位置に格納されたが、CRT1
3で表示されたりIOT85(第1図)でプリントされる場合
にこれらが所望の位置に設定されるように、位置決めの
制御が行われる。また、第19図で示した原稿93では中央
の折れ線201の部分に画像がかからないようにしている
が、この例でも所定の欄と次の欄の間に空白を設定する
こと(センタリング)で、同様の処理を行うことができ
る。オア回路226から出力されたこのようなビデオ信号2
29はCRT13用の図示しないビデオRAM(表示用メモリ)お
よびプリント用メモリ83内に書き込まれ、画像として展
開される。
第26図は、オフセット処理と文字の書き込みが行われ
たこのような最終的な画像の内容を表わしたものであ
る。基本欄202の上の余白部分には、「住民票」という
タイトル231が枠内に表示されている。また、第3欄205
と第5欄207の間には折り返しを考慮して空白領域が設
定されている。更に、第5欄207下の比較的広い領域に
は、認証文と日付および市長等の長名が表示されてい
る。
この第26図に示した内容はCRT13に表示されるので、I
OT85でプリントする必要なく、その内容を確認すること
ができ、編集に間違いがあったような場合には再度作業
を行うことができる。
ロゴパターンの登録 以上説明したように本実施例の画像処理装置では、ロ
ゴメモリ79にロゴパターンを幾つか格納しておき、この
うちの指示されたロゴパターンがロゴ制御部78に読み出
され、画像編集部74で所望の画像位置に組み込まれるよ
うになっている。ロゴパターンは、この画像処理装置を
ロゴパターン登録モードに設定した状態でロゴメモリ79
に書き込まれ、登録されるようになっている。
第27図は、このロゴパターン登録モードにおける装置
の制御を説明するためのものである。
この画像処理装置を設置するサービスマンは、一般操
作用コントロールパネル27の所定のボタンを押下した状
態で装置の電源を投入し、この装置をロゴパターン登録
モードに設定する(第27図ステップ)。ロゴパターン
登録モードでは、サービスマンが装置のオペレータから
認証文として使用する所定の文章を記した原稿を受け取
り、これをどの程度の大きさで記録用紙に記録すべきか
を聞き、原稿の縮倍率を決定する。そして、この縮倍率
を一般操作用コントロールパネル27から入力する。ま
た、中間調の再現を行うべきかを検討して、これについ
ても一般操作用コントロールパネル27の操作を行う。ま
た、原稿の切り出すべき座標のデータについても同様に
一般操作用コントロールパネル27から入力を行う。コン
トロールパネル制御部71はこのような操作入力を自己の
記憶領域に記憶するようになっている。
スタートボタン172が押されたら(第27図ステップ;
Y)、コントロールパネル制御部71内のCPU(中央処理装
置)がこれを検知して(第27図ステップ;Y)、前記し
た記憶領域に記憶されているキー情報を解析する(ステ
ップ)。そして、これらの解析された情報を画像編集
部74に送出する(ステップ)。また、スキャンコマン
ドをメイン制御部75に送出し、CCD94による原稿の読み
取りを開始させる(ステップ)。これと共に、CPUは
液晶ディスプレイ151に「原稿読み取り中」というメッ
セージを表示させる(ステップ)。この表示は、処理
された画像データがページメモリ81に転送されたことが
画像編集部74から通知されるまで継続する(ステップ
)。
この通知を受信したら(Y)、CPUは液晶ディスプレ
イ151に第16図で示した「蓄積、確認NG」等のメッセー
ジを表示させる(ステップ)。この表示は、サービス
マンが2つの機能選択ボタン167、168のいずれかを選択
するまで継続される(ステップ、)。この時、CRT1
3にはそのビデオRAMに画像データが格納されており、こ
れを基にして読み取られた画像が表示されているので、
サービスマンはその内容の是非を確認することができ
る。
サービスマンはその画像を登録すべきでないと判断し
たときには、機能選択ボタン168を押すことになる。機
能選択ボタン168が押されると(ステップ;Y)、ペー
ジメモリ81に格納されたこの画像をクリアするための指
示が行われる(ステップ)。また、同様にしてCRT13
に表示を行うための前記したビデオRAMの内容のクリア
も指示される(ステップ)。この場合、CPUは画像処
理装置の制御をステップに戻し、サービスマンの次の
処置を待機する。中間調の読み取り等に誤りがあった場
合、サービスマンは再度一般操作用コントロールパネル
27等の操作を行い、スタートボタン172を押すことにな
る。
ところで、サービスマンがCRT13の表示結果を見て入
力された画像に問題がないと判断した場合には、他の機
能選択ボタン167を選択することになる(ステップ;
Y)。この場合、液晶ディスプレイ151に「使用する業務
および様式を入力してください。」という表示が行われ
る(ステップ)。サービスマンが自治体窓口業務用コ
ントロールパネル26を操作して、現在読み取った原稿が
認証文として使用される業務とその様式を入力すると
(ステップ;Y)、ページメモリ81に格納された画像情
報が指定された様式に対応させてロゴメモリ79に格納さ
れる(ステップ)。このとき、複数の業務および様式
の指定が可能である。
このようにしてロゴメモリ79に対するロゴパターンの
登録が終了すると、ページメモリ81の内容がクリアされ
(ステップ)、CRT13の表示内容もクリアされる(ス
テップ)。
第28図は、ロゴパターンを業務および様式に従った位
置に表示させるための位置情報を含んだIDデータの一例
を表わしたものである。このIDデータ251における「業
務」とは、第6図に示した自治体窓口業務用コントロー
ルパネル26の「業務」と同一の意味であり、戸籍謄本、
住民票等の最大8つの項目に分かれている。これらの項
目ことに様式を8つ設定することができる。これらは第
6図における8つの様式ボタン136に対応する。それぞ
れの様式に対して入力する事項は、「入力基本」、「出
力基本」、「読み取り座標」および「その他」である。
「入力基本」とは、原稿の読み取りを行う際の諸条件
であり、例えば濃度、階調、縮倍率がそれである。「出
力基本」とは、記録用紙に対する各欄の表示位置を指定
するA点、B点、C点の3点と、認証文を入れる位置情
報である。「読み取り座標」は、住民票等の書類ごとに
存在する基本欄から最大第7欄までのそれぞれの欄の領
域を定める座標をいう。第29図にこの関係を示してい
る。すなわち、基本欄202については、この矩形領域を
対角線で結んだ場合の2つの両端の点(X1,Y1)と、(X
2,Y2)がそれである。第1欄203以降についても同様に
してそれらの欄を特定する対角線の両端の点の座標が
(X1,Y1)と、(X2,Y2)となる。IDデータ251における
「その他」の項目は、センタリングの際のオーバラップ
量等を入力するためのものである。ここでセンタリング
とは、記録用紙の中央の折り畳まれる位置付近に欄がこ
ないように欄の表示を左右に2分する処理をいい、オー
バラップ量とはこの2分された位置で他の欄との接合す
る部分をオーバラップさせて表示する際のその重複表示
する量をいう。
第29図は、このIDデータを用いて作成した証明書の一
例を表わしたものである。証明書261は原本を編集した
画像情報の部分262と、認証文の部分263と、第2図で示
した認証器33のスタンプによって押印された陰影の部分
264によって構成されている。ここで認証文の部分263の
始端265の座標が認証文の位置(x,y)としてIDデータで
規定されている。
認証文の部分263はすべて外部から読み取ったイメー
ジとしてのロゴパターンで構成されていてもよいが、そ
の一部を画像処理装置側のフォントで発生させてもよ
い。この例では、図で破線で囲んだ領域266について
は、年月日の文字データをフォントと時計機構を用いて
表示するようになっている。年月日の文字を発生させる
には、極めてわずかのフォントを用意しておくだけで十
分である。
情報の終了を示す文字データの書込制御 第30図から第32図は、データの記載のあった最後の欄
の次に認証文を入れるようにした場合の、装置が出力す
る認証文の異なった3つの形式を表わしたものである。
これらの基となる原稿には、第19図に示したように基本
欄202および第1欄203から第5欄207までの合計6つの
欄が配置されているものとする。また、これらの欄のう
ち第3欄205までにデータが記入されており、第4欄206
以降は未記入であるとする。
第30図に示した証明書271の形式では、未記入の第4
欄206以降の欄を削除して編集し、データの記入された
最後の欄としての第3欄205の直後の位置に認証文の部
分263が配置されている。
第31図に示した証明書281の形式では、基本欄202およ
び第1欄203から第5欄207まではそっくりそのまま残し
て記録を行い、データが未記入の最先の欄である第4欄
206の箇所に認証文の部分263を重複して記録している。
第32図に示した証明書291の形式では、基本欄202およ
び第1欄203から第5欄207まではそっくりそのまま残し
て記録を行い、最後の第5欄207の直後に認証文の部分2
63を記録している。そして、データが未記入の最先の欄
である第4欄206の箇所に、「以下余白」と記した文字
情報292を記録している。このような文字情報の代わり
に、余白であることを示すアスタリスク*等の記号を第
4欄206および第5欄207に記録することも可能である。
以上、必要な情報の終了を示す証明書の形式について
幾つか示したが、いずれの形式を採用するかは証明書の
性格や画像処理装置の回路構成に応じて決定すればよ
い。
第33図は、第30図に示した形式の書類を作成する場合
の画像編集部の作業の要部を表わしたもので、併せてCR
TとCRTコントローラの制御の様子も図の右側に簡単に示
している。
オペレータは所定の証明書を作成する際には、原稿と
しての原本をプラテンガラス2(第2図参照)にセット
した状態で自治体窓口業務用コントロールパネル26と一
般操作用コントロールパネル27のうちの必要な箇所を操
作する。認証文の部分263(第30図参照)をデータの記
載されている最後の欄の次に記録するこの場合には、ど
の欄の次にこの認証文の部分263を記録するかの指示も
入力することになる。このような一連の入力操作が終了
したら、オペレータは一般操作用コントロールパネル27
のスタートボタン172を押す。すると、コントロールパ
ネル制御部71では第27図のステップで説明したように
キー情報の解析を行って、画像編集部74に対してその作
業内容を送信する。
第33図に示したように画像編集部74ではそのCPUが作
業内容の受信を待機している(同図ステップ)。そし
て、作業内容を受信すると(Y)、第28図に示したIDデ
ータ251を基にして原稿を抜き取る領域、すなわち抽出
する欄の座標値を設定したり、トリミングやスキップを
行う値を設定する。また認証文の部分263をどの位置か
ら開始させるかの値も設定する(ステップ)。この
後、メッセージコマンドをCRTコントローラ84に送出し
て、CRT13に「お待ちください」という表示を行わせる
(ステップ)。この状態で画像編集部74内のCPUは画
像イネーブルとなるのを待機し(ステップ)、イネー
ブルとなったら画像編集部74への画像の取り込みと編集
を行う(ステップ)。
この画像の編集の段階で、第18図に示したページメモ
リ81に各欄の画像情報が書き込まれると共に、所定位置
に認証文の部分263が書き込まれる。認証文の部分263の
書き込みはロゴ制御部78の制御によって送り出される謄
写文字信号213によって行われる。この謄写文字信号213
は、ロゴメモリ79の所定領域に格納されたロゴパターン
を1ラインずつ同期して読み出したものである。認証文
の部分263に第29図の領域266で示したような年月日の情
報が含まれているときには、ロゴ制御部78は指示された
年月日に相当する文字パターンも発生させて、これにつ
いても謄写文字信号213として出力する。
第33図で画像ディスイネーブルとなったら(ステップ
;Y)、画像編集部74内のCPUはページメモリ81への画
像の取り込みと表示モードへの移行をCRTコントローラ8
4に通知する(ステップ)。この通知に基づいて、CRT
コントローラ84では編集済みの画像の表示位置を設定す
るためのラスタ方向およびこれと直行する方向のカウン
タを所望の値に設定する。
この後、第2のクロック信号224の出力が指示され、
ページメモリ81の読み出し制御が開始される(ステップ
)。これと共に、第18図で説明したようにCRT13とプ
リント用メモリ83の双方に編集済みの画像情報の送信が
開始されることになる。第2のクロック信号224による
ページメモリ83からの画像データの読み出しとCRT13等
への転送が終了したら(ステップ;Y)、画像編集部74
内のCPUはこの転送終了をコントロールパネル制御部71
に通知する(ステップ、第27図ステップ参照)。そ
して、CRTコントローラ84では第2のクロック信号224の
転送が終了した時点で、1ページ文の画像データを前記
したビデオRAMに展開してCRT13による編集済みの画像の
表示を開始させる。また、IOT85(第1図)では、プリ
ント用メモリ83に展開された画像データを基にして記録
用紙に対する記録を開始させる。
オペレータは、CRT13で画像の編集結果を確認するこ
とができ、IOT85が記録用紙のフィードを開始させる前
であればストップ/クリアボタン173(第7図)を押し
て記録を停止させることができる。指定した枚数の記録
が終了すると(第33図ステップ;Y)、画像編集部74は
CRT13の表示内容をクリアするように指示を行い(ステ
ップ)、画像編集部74における処理を終了させる。
以上説明したように、この実施例によれば表示部12に
CRT13をオプションとして使用したので、画像処理装置
の操作をしながら編集した画像を迅速に確認することが
できる。また、第2図に示した排出トレイ19上に排出さ
れる記録用紙を一々確認する必要がない。
また実施例では、抄本の作成を前提として第30図に示
す形式の書類を作成したが、謄本を作成するような場合
には、第31図に示す形式の書類を作成するようにすれば
よい。したがって、装置によっては抄本を作成するか謄
本を作成するかをキー情報から判別させ、その判別結果
に応じて書類の作成形式を決定するようにしてもよい。
なお、実施例ではロゴメモリ79を例えば電池によって
バックアップされたRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)で構成し、画像処理装置に備えられたCCD94から読
み取った画像情報をこれに登録することにしたが、画像
処理装置に付属した、あるいはこの画像処理装置とは独
立した画像読取装置で認証文等の画像を読み取り、これ
らをコンピュータ等の画像処理装置で適宜編集した後に
ROM(リード・オンリ・メモリ)に格納し、これをロゴ
メモリ79として画像処理装置にセットするようにしても
よいことはもちろんである。この場合には、この画像処
置装置とは独立した画像読取装置で認証文等の画像を処
理する場合には、イメージスキャナと、パソコン等のコ
ンピュータおよびRCMライタを用意し、サービスマンが
この画像処置装置を設置するに際して顧客の要求にそっ
たロゴパターンをROMに書き込んで装置に組み込むこと
になる。また、この際にロゴパターンとそのアドレス座
標をパターンの番号と共にROMに書き込んでおくことも
可能である。
なお、実施例によれば役所の発行する戸籍謄本や住民
票等の証明書類に本発明を適用したが、その外の一般の
書類に対しても本発明を同様に適用することができるこ
とは当然である。
「発明の効果」 このように請求項1記載の発明によれば、原稿のデー
タが未記入となっている先頭の欄を先頭欄指定手段で指
定して、この先頭の欄に相当する位置に、表データの記
入された欄がその直前の欄で終了したことを示す文字ま
たは記号からなる画像情報を編集して原稿の画像情報の
記録を行うことにしたので、書類の改竄防止を図ること
ができ、作成した書類の信頼性を高めることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第33図は本発明の一実施例を説明するためのも
ので、このうち第1図は画像処理装置の回路構成の要部
を表わしたブロック図、第2図は画像処理装置の外観を
表わした斜視図、第3図は画像処理装置の複写機能部の
構成の概要を表わした概略構成図、第4図は住民票発行
の基となる住民票原本の一例を示す平面図、第5図は住
民票原本を基にして発行される住民票の一例を表わした
平面図、第6図は自治体窓口業務用コントロールパネル
の平面図、第7図は一般操作用コントロールパネルの平
面図、第8図はこの画像処理装置でコピーモードを選択
した場合の操作の一例として戸籍謄本を作成するときの
流れを表わした流れ図、第9図は自治体窓口業務のため
の固有の指定操作が終了した時点での液晶ディスプレイ
の表示状態の一例を表わした平面図、第10図は拡大/縮
小・応用機能ボタンが押された場合の液晶ディスプレイ
の表示内容をオペレータの操作の流れを中心として表わ
した流れ図、第11図は第8図のステップでコピー枚数
をセットした状態における液晶ディスプレイの表示内容
を表わした平面図、第12図は画像処理装置の通信モード
を選択した場合の一般的な操作の概要を表わした流れ
図、第13図は縮倍率の指定を行う際の液晶ディスプレイ
の表示内容の一例を表わした平面図、第14図は機能選択
ボタンを押して中間調を選択する際の液晶ディスプレイ
の表示内容の一例を表わした平面図、第15図はプリント
の確認の要否を選択する際の液晶ディスプレイの表示内
容の一例を表わした平面図、第16図は読み込んだ原稿の
イメージに対する処理を行う際の液晶ディスプレイの表
示内容の一例を表わした平面図、第17図は送信を行うと
きの液晶ディスプレイの表示内容の一例を表わした平面
図、第18図は画像処理装置における画像処理部分の構成
をブロックで表わしたブロック図、第19図はこの実施例
で使用された原稿の一例を表わした平面図、第20図は第
19図に示した原稿が謄写マスク部に入力されたときの画
像の状態の一例を表わした説明図、第21図は第20図に示
したビデオ信号が謄写マスク部によってマスクされた状
態を表わした説明図、第22図はオア回路で論理和をとっ
た後のビデオ信号による画像の状態を表わした説明図、
第23図は主走査トリミング・スキップ回路を経た後のビ
デオ信号による画像の状態を表わした説明図、第24図は
副走査方向のトリミングを行った場合の一例について画
像の状態を表わした説明図、第25図はページメモリに書
き込んだ画像の状態を表わした説明図、第26図はオフセ
ット処理と文字の書き込みが行われた最終的な画像の内
容を表わした説明図、第27図はロゴパターン登録モード
における装置の制御を表わした流れ図、第28図はIDデー
タの一例を表わした説明図、第29図はIDデータデータを
用いて作成した証明書の一例を表わした平面図、第30図
は必要な欄のみ抜き出してその末尾に認証文を記した形
式の証明書を示した説明図、第31図は全部の欄を記録
し、データの記載の合った最後の欄の次に認証文を記し
た形式の証明書を示した説明図、第32図は全部の欄を記
録し、データの記載の合った最後の欄以降が余白である
ことを示す文字を所定位置に入れた形式の証明書を示し
た説明図、第33図は第30図に示した形式の書類を作成す
る場合の画像編集部の作業の要部を表わした流れ図、第
34図は証明書発行の基となるデータを記載したある原本
の構成を表わした平面図、第35図はこの原本を基にして
従来の画像処理装置で作成した証明書の一例を示す平面
図である。 11……複写機能部、21……プラテンガラス、 26……自治体窓口業務用コントロールパネル、 27……一般操作用コントロールパネル、 45……読取部、51、52……半月ローラ、 53……レジストローラ、 55……ドラム・カートリッジ、 63……トナー・カートリッジ、 71……コントロールパネル制御部、 74……画像編集部、78……ロゴ制御部、 79……ロゴメモリ、81……ページメモリ、 83……プリント用メモリ、85……IOT、 93……原稿、94……CCD、 251……IDデータ、 261、271、281、291……証明書、 263……認証文の部分。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記入すべき複数の欄を有する原稿
    について画像の読み取りを行う画像読取部と、 この画像読取部で読み取られた原稿の各欄のうちのデー
    タが記入されておらず、かつそれ以降のすべての欄でデ
    ータが未記入となっている先頭の欄を指定する先頭欄指
    定手段と、 この先頭の欄の内部に相当する位置に、データの記入さ
    れた欄がその直前の欄で終了したことを示す文字または
    記号からなる画像情報を編集して前記原稿の画像情報の
    記録を行う記録部 とを具備することを特徴とする画像処理装置。
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