JP2985209B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2985209B2
JP2985209B2 JP2039845A JP3984590A JP2985209B2 JP 2985209 B2 JP2985209 B2 JP 2985209B2 JP 2039845 A JP2039845 A JP 2039845A JP 3984590 A JP3984590 A JP 3984590A JP 2985209 B2 JP2985209 B2 JP 2985209B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は画像の読み取りの機能を備えた画像処理装置
に係わり、特に読み取った画像のチェックを行うことの
できる画像処理装置に関する。
「従来の技術」 画像読取部で読み取った画像を、ファクシミリで送信
することのできる複写機が製品化されている。この複写
機には、1次元イメージセンサと、比較的大容量のメモ
リと、レーザプリンタおよびファクシミリ送受信部とが
備えられている。オペレータはこの複写機を原稿の複写
に使用するときには、原稿を1次元イメージセンサで読
み取ってメモリに書き込み、これを読み出してレーザプ
リンタで記録する。また、ファクシミリで送信するとき
には、メモリに書き込まれた画像情報を適宜圧縮して公
衆回線等の伝送路に送出する。
この複写機では、他の同等の機能をもった複写機また
はファクシミリから送り出されたファクシミリ信号を受
信することもできる。受信した画像情報はメモリに蓄え
られ、原稿の複写中であればその終了を待って、そうで
ない場合にはこれを待たずにレーザプリンタで記録す
る。
このようにこの複写機は、通常の複写機としての機能
とファクシミリとしての送受信の機能を備えているの
で、複写機とファクシミリ装置を別々に揃えるよりも装
置を設置するスペースが狭くて済むばかりでなく、両装
置を購入するよりも価格も抑えることができるという特
長をもっている。
「発明が解決しようとする課題」 また、この複写機では、一度読み取った原稿の内容を
送信する前に、内蔵のレーザプリンタで記録することに
よって内容の確認を行うことができる。特に編集機能が
付いた複写機のように読み取った画像情報と実際に送信
を行う画像情報が異なるような場合には、レーザプリン
タ等の内蔵のプリンタでその内容を出力して確認し、そ
の後に送信を行うことは重要である。
しかしながら、ファクシミリで送信を行うたびにレー
ザプリンタ等のプリンタでその内容を出力することは次
のような問題があった。
(i)確認のために画像をプリントアウトするので、そ
の経費が余計に掛かり経済的ではない。
(ii)相手に送信された内容が発信側にも残るので、複
写禁止の書類を作成したような場合には、手元にコピー
が残り、機密の漏洩のおそれが生じてしまう。
(iii)レーザプリンタ等のプリンタでプリントアウト
した後にファクシミリ送信を開始するので、送信までに
要する時間が長くなる。
以上、ファクシミリ送信機能を備えた複写機を例に説
明したが、画像の記録機能だけを備えた複写機であって
も記録を行った後に編集をやり直したり画像の読み取り
を再度行うのでは先の画像記録の作業が無駄になり、経
費が掛かるという同様の問題があった。
そこで本発明の目的は、画像の無駄なプリントアウト
を無くすようにした画像処理装置を提供することにあ
る。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明では、(イ)画像の読み取りの対
象となる原稿に対し画像の配置されたそれぞれの欄に合
致した配置様式を選択する様式選択手段と、(ロ)原稿
の読み取るべき領域を欄を単位として指定する欄指定手
段と、(ハ)原稿の読み取りを行う画像読取手段と、
(ニ)この画像読取手段によって読み取られた様式およ
び指定した欄に対応する画像を表示のために処理すると
共に指定しなかった欄のうちの所望のものについてはそ
れらの欄の画像が表示されないことを示す情報をそれら
の欄の画像の表示されるべき位置に画像の表示に変えて
表示する処理を行う画像処理手段と、(ホ)この画像処
理手段によって処理された後の画像を表示する画像表示
手段と、(ヘ)この画像表示手段の表示する画像をファ
クシミリ送信を行うファクシミリ送信手段とを画像処理
装置に具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、住民票の原本のよ
うに各事項を記載欄が様式によってそれぞれ定められて
いるような原稿について様式選択手段でその原稿と対応
する様式を選択し、原稿の読み取るべき領域を欄を単位
として指定して画像読取手段で読み取りを行うようにし
ている。そして、指定した欄に対応する画像については
表示のために処理し、指定しなかった欄のうちの所望の
ものについては表示が行われないことを示す「省略」等
の情報をそれらの欄の画像の表示されるべき位置に画像
の表示に変えて表示する処理を行って、これら処理され
た後の画像を画像表示手段で表示し、この画像表示手段
の表示する画像をファクシミリ送信するようにしてい
る。したがって、ファクシミリ送信前に送信される内容
および送信されない内容を視覚的に確認することができ
る。
請求項2記載の発明では、(イ)画像の読み取りの対
象となる原稿に対し画像の配置されたそれぞれの欄に合
致した配置様式を選択する様式選択手段と、(ロ)原稿
の読み取るべき領域を欄を単位として指定する欄指定手
段と、(ハ)原稿の読み取りを行う画像読取手段と、
(ニ)この画像読取手段によって読み取られた様式およ
び指定した欄に対応する画像を表示のために処理すると
共に指定しなかった欄のうちの所望のものについてはそ
れらの欄の画像が表示されないことを示す情報をそれら
の欄の画像の表示されるべき位置に画像の表示に変えて
表示する処理を行う画像処理手段と、(ホ)この画像処
理手段によって処理された後の画像を表示する画像表示
手段と、(ヘ)この画像表示手段の表示する画像をプリ
ントアウトする記録手段とを画像処理装置に具備させ
る。
すなわち請求項2記載の発明では、住民票の原本のよ
うに各事項を記載欄が様式によってそれぞれ定められて
いるような原稿について様式選択手段でその原稿と対応
する様式を選択し、原稿の読み取るべき領域を欄を単位
として指定して画像読取手段で読み取りを行うようにし
ている。そして、指定した欄に対応する画像については
表示のために処理し、指定しなかった欄のうちの所望の
ものについては表示が行われないことを示す「省略」等
の情報をそれらの欄の画像の表示されるべき位置に画像
の表示に変えて表示する処理を行って、これら処理され
た後の画像を画像表示手段で表示し、この画像表示手段
の表示する画像をプリントアウトするようにしている。
したがって、プリントアウト前に表示するプリントされ
る内容およびプリントされない内容を視覚的に確認する
ことができる。
「実施例」 以下、実施例につき本発明を詳細に説明する。
画像処理装置の概要 第2図は、本発明の一実施例における画像処理装置の
外観を表わしたものである。この画像処理装置は、複写
機能部11と表示部12によって構成されている。複写機能
部11は複写機としての機能とファクシミリ装置としての
機能を持つ部分である。表示部12は画像の点検を行う際
に使用するCRT13とこれを載置するキャビネット14によ
って構成されている。キャビネット14は必ずしも必要な
ものではなく、例えば机を代わりに用いてもよいが、オ
ペレータの目の高さでCRT13上の画像の確認を行うため
に用いられている。
複写機能部11は、装置本体15の図で左側の側部に2段
の用紙カセット16、17を備えており、これらのいずれか
から定型サイズの記録用紙を装置内部に送り出すことが
できるようになっている。また、装置本体15の図で右側
の側部には手差しトレイ18が設けられており、ここから
も任意のサイズの記録用紙を手差しすることができるよ
うになっている。記録用紙は装置本体15内で画像を記録
され定着された後に排出トレイ19上に排出されることに
なる。
一方、原稿はプラテンガラス21にセットしてもよい
し、原稿供給トレイ22に載置してこれを1枚ずつ送り出
して読み取るようにしてもよい。プラテンガラス21の一
部は、原稿補助カバー23によって覆われている。原稿補
助カバー23には目盛りが施されており、原稿の一部がこ
のカバーの下になるようにプラテンガラス21上に載置さ
れる。そして、原稿の例えば所定位置をこのカバーの下
の所望の目盛位置にセットすることで、プラテンガラス
21上における微妙な設定位置を調節することができる。
プラテンガラス21の配置された装置本体15の上部には
プラテンカバー25が開閉自在に配置されている。プラテ
ンカバー25はプラテンガラス21上にセットされた原稿を
押さえる役目を果たす。
装置本体15の上部手前には、自治体窓口業務用コント
ロールパネル26と一般操作用コントロールパネル27およ
びワンタッチ・パネル28が配置されている。自治体窓口
業務用コントロールパネル26は、戸籍謄本、住民票、印
鑑証明等の自治体窓口業務を行うときに使用されるパネ
ルである。一般操作用コントロールパネル27は、通常の
複写機やファクシミリ装置としての操作を行うためのパ
ネルである。ワンタッチ・パネル28は、ノートのように
何ページかに開閉することのできるパネルで、これに配
置されたキーを押すことによってファクシミリ送信を行
うときに短縮番号を選択することができる。
このような各種パネル26〜28とプラテンガラス21の間
には、原稿レバー29がプラテンガラス21の長手方向に沿
って移動自在に配置されている。原稿レバー29は、任意
に原稿の編集位置を設定するときにこれを左右に動かし
ながら座標位置を入力するために用いられる。指定され
た位置はこの図には示していないがランプが点灯するよ
うになっている。
装置本体15の前面上部には、ハンドセット収納部31と
フロント・カバー32が設けられている。このうちハンド
セット収納部31はハンドセットを収納する部分である
が、場合によりこの収納を省略することができる。フロ
ント・カバー32は、この画像処理装置に現像剤としての
トナーを補給したり、装置本体15を開けるときに使用す
る。
用紙カセット16の上部には、認証器33が配置されてい
る。認証器33は、幾つかのスタンプを備えており、装置
本体15から排出される記録用紙の必要な箇所に認証のた
めのスタンプを押す機構である。
装置本体15の下部34にはこの複写機能部11を制御する
ための各種プリント基板が収納されている。この下部34
の裏側からはCRT13に映像信号を供給するためのケーブ
ル35が引き出されている。
第3図は、以上のような構成の画像処理装置の複写機
能部の構成の概要を表わしたものである。
複写機能部11はプラテンガラス21のガラス面と平行に
矢印41、42方向に往復動するスキャナユニット43を備え
ている。スキャナユニット43内には、プラテンガラス21
上に載置された図示しない原稿を照射する露光ランプ44
と、この原稿の画像情報を読み取る読取部45によって構
成されている。
読取部45は、CCD(Charge Coupled Devices)からな
る1次元イメージセンサを備えており、プラテンガラス
21に載置された原稿に対しては、スキャナユニット43が
図示しない駆動機構によって矢印41方向に副走査される
とき、1ラインずつ画像の読み取りを行うようになって
いる。また、原稿供給トレイ22に積層された原稿につい
ては、原稿送りベルト47によって1枚ずつ送り出され、
帯状プラテン48の上を一定速度で通過してプラテンカバ
ー25上に排出される。この後者の場合には、スキャナユ
ニット43が帯状プラテン48の真下の位置に停止してお
り、原稿の搬送によって画像の読み取りが行われる。読
取部45で読み取られた画像情報は所定の処理が行われた
後、各種プリント基板を配置した制御部49に入力され、
後に詳しく説明するように所定のメモリに記憶されるこ
とになる。
2段の用紙カセット16、17の送り出し口の端部近傍上
方には、それぞれ半月状のローラ(半月ローラ)51、52
が配置されている。これらの半月ローラ51、52のうちの
選択されたローラによって記録用紙は図で破線で示した
経路に沿って送り出され、レジストローラ53によって先
端部の位置決めが行われた後に記録部54に到達する。な
お、手差しトレイ18から記録用紙が手差しされた場合に
は、両半月ローラ51、52は駆動されず、手差しされた記
録用紙がレジストローラ53によってその先端位置を規制
されることになる。
レジストローラ53によって正規のタイミングで送り出
された記録用紙は、ドラム・カートリッジ55の下端と転
写コロトロン56の間を通過して、このときこのドラム・
カートリッジ55内の感光体ドラム上に形成されていたト
ナー像が記録用紙に転写される。このために、ドラム・
カートリッジ55の上方にはレーザスキャンユニット58が
配置されている。すなわち、レーザスキャンユニット58
内のレーザ発振器59から射出されたレーザ光は、画像情
報に応じて変調されており、これが回転多面鏡(ポリゴ
ンミラー)61によって偏向された後、感光体ドラムの所
定位置に1ラインずつ画像情報の書き込みを行って静電
潜像の形成を行わせる。この静電潜像は、感光体ドラム
に隣接して配置されたトナー・カートリッジ63内の現像
装置によって現像され、画像情報に対応したトナー像が
作成されることになる。このトナー像が転写コロトロン
56の静電作用によって記録用紙に転写されることにな
る。
トナー像の転写された記録用紙は、破線で示す搬送路
上をなおも搬送され、ヒートロール64からなる定着部を
通過する際にトナー像を定着させる。そして、排出トレ
イ19上に排出されることになる。このとき、認証器33が
必要に応じて記録用紙の所定位置にスタンプを押すこと
になる。
画像処理装置の回路構成 第1図は、本実施例の画像処理装置の回路構成の要部
を表わしたものである。
この画像処理装置は第2図に示した自治体窓口業務用
コントロールパネル26、一般操作用コントロールパネル
27およびワンタッチ・パネル28のそれぞれを接続したコ
ントロールパネル制御部71を備えている。コントロール
パネル制御部71は原稿レバー29(第2図)を操作するレ
バー操作部72と、メモリカード73と、認証器33、画像編
集部74およびメイン制御部75とそれぞれ接続されてい
る。コントロールパネル制御部71自体も複数個のCPU
(中央処理装置)を備えているが、レバー操作部72、画
像編集部74およびメイン制御部75もそれぞれ独自のCPU
を備えている。
ここで、メモリカード73とは、この装置に必要に応じ
てセットすることのできるカードであり、顧客の業務内
容や原稿の様式にあった各種初期設定値を格納したもの
である。このメモリカード73を使用した場合には、自治
体窓口業務用コントロールパネル26や一般操作用コント
ロールパネル27をいちいち操作する必要がない。
画像編集部74は、コントロールパネル制御部71から送
られてくる編集指示信号77に応じて画像の各種編集を行
う部分である。この画像編集部74には、ロゴマークを画
像編集に使用するためのロゴ制御部78が接続されてい
る。ロゴ制御部78も独自のCPUを備えている。ロゴメモ
リ79に格納されたロゴパターンのうちの所望のものがこ
のロゴ制御部78によって読み出され、画像編集部74で所
望の画像位置に組み込まれる。画像編集部74による第1
回目の編集結果は、ページメモリ81に書き込まれる。こ
の編集結果は、ページメモリ81から読み出す際に更に編
集され、プリンタ・スキャナ制御部82を介してプリント
用メモリ83に書き込まれると共に、独自のCPUを備えたC
RTコントローラ84に供給されて、CRT13に表示される。
一方、プリント用メモリ83に書き込まれた画像情報は、
画像記録部(IOT)85に送られてレーザプリンタによる
記録が行われ、この後、必要に応じて認証器33でスタン
プを押印されて記録済用紙86として排出される。
なお、プリント用メモリ83とCRT13には同一の画像情
報が供給されるが、これは第2回目の編集結果として画
像の中心位置近傍の所定幅について画像の記録が行われ
ないように画像情報の一部を移動させた画像情報であ
る。
一方、メイン制御部75はコントロールパネル制御部71
から与えられる制御内容に基づいて装置の各種制御を行
うようになっている。メイン制御部75はバス88を介して
ビデオ信号処理部89、プリンタ・スキャナ制御部82およ
び通信用メモリ91と接続されている。ここでビデオ信号
処理部89は、原稿93を読取部45(第3図)のCCD94によ
って読み取った画像情報に対してシェーディング補正や
画像の拡縮小、ディザ処理等の各種処理を施して2値の
信号として出力する回路部分である。また、通信用メモ
リ91は、プリント用メモリ83に格納された画像情報をフ
ァクシミリで送信する場合にその内容を格納するための
メモリである。通信用メモリ91に格納された画像情報
は、通信制御部96の制御によって回線97に送り出される
ことになる。
画像処理の例 次にこの画像処理装置の画像処理を更に詳細に説明す
る前に、この装置で処理される画像について例を挙げ
て、その処理の概要を説明しておく。
第4図は、住民票発行の基となる住民票原本の一例を
表わしたものである。この住民票原本101には、氏名、
住所、世帯主の氏名等の各種の欄が設けられており、こ
れらの必要な箇所に記入が行われている。
第5図は、この住民票原本を基にして発行される住民
票の一例を表わしたものである。第4図の住民票原本10
1と比較するとわかるように、本実施例の画像処理装置
で発行される住民票111には、その上部中央112に「住民
票」というタイトルが印字されている。また、住民票の
下の部分113には、「この写しは、住民票の原本と相違
ないことを証明する。」という認証文113Aと認証の年月
日113B、認証を行った者の記載113C、およびその者の職
印113Dが記されている。ここで職印113Dは朱肉あるいは
朱肉の色で記録されている。
第5図で示した住民票111は、この他に住民票として
の記載が不要な箇所を空白にする処理と、このような処
理の行われた箇所のうち必要な場所に「省略」という文
字を印字する処理が行われている。これは、個人のプラ
イバシーを保護する観点からも必要な処理である。例え
ば、住民票111の右端の「備考」という枠114には、住民
票原本101における対応する枠115内に記載されていた氏
等の変更に関する記述が削除され、空白にされている。
また、世帯主との続柄の欄116、117等の幾つかの欄で
は、それらの欄が空白にされ、その上に「省略」という
文字が表示されている。
以上、住民票を例に挙げて説明したが、この画像処理
装置では自治体の各種の窓口業務を可能とするために各
種の証明書を発行することができる。
コントロールパネルの詳細 第6図は、自治体窓口業務用コントロールパネルの詳
細を表わしたものである。自治体窓口業務用コントロー
ルパネル26の左端に位置する再実行枠121内には、再実
行ボタン122、設定しすぎですランプ123、設定用紙サイ
ズなしランプ124、日付変更ボタン125および日付表示ラ
ンプ126が設けられている。
ここで、再実行ボタン122は前の業務と同一の業務を
行うときに押すボタンである。設定しすぎですランプ12
3は、この画像処理装置の設置時に業務に合わせて設定
された事項よりも欄や認証文を多く設定してしまったと
きにこれを注意表示するためのランプである。設定用紙
サイズなしランプ124は、この装置の設置時に業務に合
わせて設定されたサイズの用紙がセットされていないこ
とを注意表示するためのランプである。日付表示ランプ
126は、認証文に記載される年月日113B(第5図参照)
を表示するためのランプである。この画像処理装置のコ
ントロールパネル制御部71(第1図参照)は時計機構を
備えており、現在の年月日をこの日付表示ランプ126に
数値で表示するようになっている。日付表示ランプ126
は、装置のエラー発生時にエラーの内容を示す数値を表
示するためにも用いられる。日付変更ボタン125は、認
証文の日付を変更して記録する場合に使用するものであ
る。例えば連休あけの第1日に大量の認証文を発行する
必要がある場合には、日付を連休あけに設定して連休中
にこの認証文を作成しておくことができる。
自治体窓口業務用コントロールパネル26の再実行枠12
1の右隣りには、業務ボタン128が設けられている。この
業務ボタン128は、この下に配置されている合計8個の
業務ボタン129のいずれかを選択して業務を指定すると
きに押下する。例えば業務ボタン128を押した後に「戸
籍謄本」という業務ボタン129を押したときには、その
ボタンの左隅のランプが点灯して、画像処理装置は戸籍
謄本を作成するモードとなる。
業務ボタン128の右隣りには、原稿数ボタン131が設け
られている。原稿数ボタン131の下には、1枚から4枚
までの4つの原稿枚数ボタン132が配置されている。こ
れらは、2枚以上の原稿から合成して書類を作成すると
きに原稿枚数を選択するために使用される。例えば2枚
の住民票原本から1枚の住民票抄本を作成するときに
は、原稿数ボタン131を押した後に「2枚」と表示され
た原稿枚数ボタン132を押下することになる。この原稿
枚数ボタン132にも、以後のボタンと同様にランプが付
属しており、どのボタンが選択されたかが表示されるよ
うになっている。
原稿数ボタン131の右隣りには、謄写ボタン133が設け
られている。謄写ボタン133の下には、「本籍」、「筆
頭者」、「続柄」、「世帯主」という4つの謄写ボタン
134が設けられている。これらは、住民票における第5
図で指摘したプライバシーに関係するこれらの項目のう
ち謄写する項目を選択するためのボタンである。したが
って、謄写ボタン134については、複数の項目を選択す
ることが可能である。
謄写ボタン133の右隣りには、様式ボタン135が設けら
れている。様式ボタン135の下には、「1号−1」から
「2号−4」まで合計8つの原稿の様式を指定するため
の様式ボタン136が配置されている。
様式ボタン135の右隣りには、欄ボタン137が設けられ
ている。欄ボタン137の下には、「基本欄」と「1欄」
から「7欄」までの合計8個の欄ボタン138が配置され
ている。これらの欄ボタン138は、予め設定されている
原稿の欄を選択するためのもので、複数の欄の選択が可
能である。
自治体窓口業務用コントロールパネル26の右上隅に
は、認証文ボタン139が設けられている。認証文ボタン1
39の下には、4つの認証文ボタン141が配置されてい
る。このうち、「現在」と表示された認証文ボタン141
を押すと、現時点の認証文が発行される。「除籍」と書
かれた認証文ボタン141を押すと、除籍を行ったことに
対する認証文が発行される。「改製原」と表示された認
証文ボタン141を押すと、古い戸籍簿を何らかの原因で
新しく作り直したときの元の戸籍簿についての認証文が
発行される。
第7図は、一般操作用コントロールパネルの詳細を表
わしたものである。一般操作用コントロールパネル27
は、そのほぼ中央に液晶ディスプレイ151を配置してお
り、ここに各種のデータを表示することができるように
なっている。一般操作用コントロールパネル27の左上隅
に配置されているボリューム152は、この液晶ディスプ
レイ151のコントラストを調整するためのボリュームで
ある。機能設定ボタン153および機能設定表示ランプ154
は、各種機能を設定するときに使用するボタンとランプ
である。手動受信ボタンおよびランプ155は、この画像
処理装置がファクシミリ装置として手動受信するときに
使用するボタンとランプである。通信中ランプ156は画
像処理装置が他のファクシミリ装置と通信中のときに点
灯するランプである。蓄積文書ありランプは、第1図に
示した通信用メモリに蓄積文書が存在するときに点灯す
るランプである。
手動受信ボタン155の下方に配置されたコピー・通信
ボタン158は、この画像処理装置を複写機としての機能
を発揮させるコピーモードと、ファクシミリ装置として
の機能を発揮させる通信モードのいずれかに設定するた
めのボタンである。コピーモードに設定されたときに
は、コピーランプ159が点灯する。これに対して通信モ
ードに設定されたときには通信ランプ161が点灯する。
コピー・通信ボタン158の上に配置された4つのボタ
ン162〜165は、装置がコピーモードに設定されていると
きと通信モードに設定されているときとで、それぞれ異
なった指定を行うようになっている、このうちコメント
・プリントボタン162は、コピーモードでコメントを出
力したいとき、または通信モードで各種レポートを出力
したいときに選択する。コメント・プリントボタン162
の左右に配置されている表示ランプ166は、他のボタン1
63〜165における場合と同様に、選択された側のみが点
灯してその内容を表示するようになっている。
拡大/縮小・応用機能ボタン163は、コピーモードに
おいて原稿の拡大あるいは縮小を行いたいときに押下
し、通信モードにおいて応用機能を選択したいときに押
下する。ここで応用機能とは時刻の指定を行ったり、原
稿を縮小あるいは拡大して送信するような機能をいう。
中間調・送信モードボタン164は、コピーモードで中間
調の再現を行いたいとき押下し、通信モードで送信モー
ドを選択したいときに押下する。基本機能ボタン165
は、コピーモードおよび通信モードで基本機能を選択す
るときに押下する。また、液晶ディスプレイ151の表示
している内容を基本画面に戻すときにもこの基本機能ボ
タ165が押下される。
液晶ディスプレイ151の下には3つの機能選択ボタン1
67〜169が配置されている。これらは液晶ディスプレイ1
51に表示された各項目を選択する際に使用される。
一般操作用コントロールパネル27の右上にはテンキー
ボタン171が配置されている。これらは通信先にダイヤ
ルするときや、各種機能の設定を行うときに使用され
る。テンキーボタン171の下には、スタートボタン172、
ストップ/クリアボタン173およびオールクリアボタン1
74が配置されている。ここでスタートボタン172は、コ
ピーまたは通信のために装置を起動する際に使用するボ
タンである。ストップ/クリアボタン173は、装置の動
作中にこれを停止させたり、動作中でないときに設定枚
数等のデータをクリアするために用いられる。オールク
リアボタン174は、各種操作の選択中に設定した内容を
最初の状態に戻すときに使用する。
テンキーボタン171の左側には、短縮ダイヤルボタン1
76、ボーズ/内線ボタン177および通話/会話予約ボタ
ン178が配置されており、これらの下には待機ボタン179
と割り込みボタン181が配置されている。
このうち短縮ダイヤルボタン176は、短縮ダイヤルを
指定するときに押下する。ポーズ/内線ボタン177は、
内線から外線にダイヤルするとき等に使用する。通話/
会話予約ボタン178は、通話を行うときや会話の予約を
行うときに使用する。待機ボタン179は待機モードを選
択するときに使用し、割り込みボタン181は動作中に別
の操作をするときに押下する。
なお、詳細な図面を示していないが、ワンタッチ・パ
ネル28はそれぞれ複数のジョブメモリボタンとワンタッ
チボタンで構成されており、ジョブメモリボタンはジョ
ブメモリを使用するときに選択し、ワンタッチボタンは
ワンタッチで代表的な通信先にダイヤルを行うときに使
用される。
書類作成の一例 第8図は、この画像処理装置でコピーモードを選択し
た場合の操作の一例として、戸籍謄本を作成するときの
流れを表わしたものである。戸籍謄本を作成する場合、
オペレータは第7図に示したコピー・通信ボタン158を
まず操作して画像処理装置をコピーモードに設定する
(第8図ステップ)。そして、次に業務ボタン128を
押して(ステップ)、「戸籍謄本」と表示されている
業務を選択する(ステップ)。次に様式ボタン135を
押して(ステップ)、原稿の様式を選択する(ステッ
プ)。なお、戸籍謄本を作成する場合には、原稿の合
成を行ったり、項目の一部を選択して謄写するという必
要がないので、原稿数ボタン131や謄写ボタン133を押す
必要がない。これらを間違って押した場合には、コント
ロールパネル制御部71内に配置されたブザーが鳴動し
て、間違いを指摘するようになっている。
原稿の様式は、1号様式および2号様式にそれぞれ4
種類ずつ予め登録しておくようになっている。そこで、
オペレータは8つの様式ボタン136のうちから目的とす
るものを選択して押下すればよい。
オペレータは様式ボタン136を押したら、次に欄ボタ
ン137を押す(ステップ)。ただし、戸籍謄本を作成
する場合には、認証文の記載を最先の空白欄に行う場合
に限ってその最先の空白欄の1つ前の欄に相当する欄ボ
タン137を押すようになっており、これ以外の場合には
欄ボタンの押下は必要としない。なお、戸籍抄本を作成
する場合のように欄の選択が必要な場合には、欄ボタン
を押下した後にコピーする欄を選択する(ステップ
)。この後者の場合には、欄ボタン138を複数選択す
ることが可能である。オペレータは続いて認証文ボタン
139を押す(ステップ)。戸籍謄本の場合には、認証
文が必要とされるからである。
第9図は、以上のようにして自治体窓口業務のための
固有の指定操作が終了した時点での液晶ディスプレイの
表示状態の一例を表わしたものである。液晶ディスプレ
イ151には、「証明発行できます(100」の文字と共に、
選択された用紙カセット(この場合には第3図で示した
下段の用紙カセット17)の表示と、中間調表示のための
処理が行われないことの表示が行われている。また、こ
れらの表示の右側には、コピー濃度の表示が行われてい
る。そこでオペレータは、コピー濃度の表示に直接対応
する機能選択ボタン169(第7図参照)を用いてコピー
濃度について希望する値を設定することができる(第8
図ステップ)。
オペレータは同様に必要に応じて各機能をセットする
ことができる(ステップ)。例えば液晶ディスプレイ
には初期設定として中間調の処理は行われないことが表
示されていたが、中間調で原稿の読み取りを行った方が
よいと判断した場合には、中間調・送信モードボタン16
4(第7図)を押して、中間調を再現する機能に変更す
る。また、現時点では100%(等倍)でコピー作業が行
われることに設定されているが、拡大/縮小・応用機能
ボタン163を操作して原稿の拡大や縮小を行わせること
もできる。
第10図は、拡大/縮小・応用機能ボタンが押された場
合の液晶ディスプレイの表示内容をオペレータの操作の
流れを中心として表わしたものである。液晶ディスプレ
イ151には、「選択して下さい」という文字と、現在設
定されている縮倍率として「100%」が表示されてい
る。また、その下には、機能選択ボタン168に対応させ
て「任意倍率」の文字が、また他の機能選択ボタン169
に対応させて「専用倍率」の文字がそれぞれ表示されて
いる。オペレータは「任意倍率」を選択するときには機
能選択ボタン168を押し、「専用倍率」を選択するとき
には機能選択ボタン169を押すことになる。前者を選択
した場合には、テンキーボタン171で縮倍率を数値入力
するか、2つ機能選択ボタン167、168を選択的に押しな
がら縮倍率を縮小または拡大方向に移動させて所望の縮
倍率に設定する。後者の「専用倍率」を選択すると、液
晶ディスプレイ151には予め登録されている専用の倍率
が表示され、この値に設定される。
第8図に戻って説明を続ける。
オペレータは以上の作業が終了したら(ステップ〜
)、原稿をプラテンガラス21(第2図参照)に載置す
る(ステップ)。このとき、原稿はプラテンガラス21
の左奥の角に合わせてセットする。次にオペレータはテ
ンキーボタン171(第7図)を使用してコピー枚数をセ
ットする(ステップ)。コピー枚数は最大99枚までセ
ットすることができる。セットされたコピー枚数は液晶
ディスプレイ151の一部に表示される。なお、コピー枚
数の入力を間違えた場合には、ストップ/クリアボタン
173(第7図)を押して内容をクリアし、正しい枚数を
テンキーボタン171から再度入力することになる。
第11図は、以上の作業が終了した時点における液晶デ
ィスプレイの表示内容の一例を表わしたものである。液
晶ディスプレイ151には、「証明発行できます」という
文字と縮倍率、コピー枚数等の必要な情報が表示されて
いる。
この状態でオペレータがスタートボタン172を押すと
(ステップ)、原稿の読み込みが開始される。読み込
まれた原稿は戸籍謄本作成用の所定の画像処理が行わ
れ、装置本体15(第2図参照)から排出トレイ19上に排
出される。このとき、認証器33が所定のタイミングで作
動して記録用紙の所定箇所にスタンプを押すことにな
る。これにより戸籍謄本の作成が終了する(ステップ
)。
書類送付の一例 第12図は、この画像処理装置の通信モードを選択した
場合の一般的な操作の概要を表わしたものである。
まず、オペレータは第7図に示したコピー・通信ボタ
ン158を操作して画像処理装置を通信モードに設定する
(第12図ステップ)。そして、次に業務ボタン128を
押して(ステップ)、所望の業務を選択する(ステッ
プ)。次に必要な場合には、縮倍率の指定を行う(ス
テップ)。
第13図はこの縮倍率の指定を行う際の液晶ディスプレ
イの表示内容の一例を表わしたものである。オペレータ
が機能選択ボタン167を押せば倍率の指定が可能であ
り、この隣りの機能選択ボタン168を押せば中間調の指
定変更が可能になる。一番右側の機能選択ボタン169を
押せば濃度の変更が可能になる。オペレータが機能選択
ボタン167を押した場合には、前記したように専用倍率
あるいは任意倍率に倍率指定が可能である。
オペレータは必要に応じて中間調の選択を行う(ステ
ップ)。
第14図は、機能選択ボタンを押して中間調を選択する
際の液晶ディスプレイの表示内容の一例を表わしたもの
である。液晶ディスプレイ151には中間調の記載領域に
「あり」、「なし」という2つの文字が表示され、機能
選択ボタン168を押すことにより三角形をしたカーソル
が一方から他方に移動するようになっている。カーソル
が図示のように「あり」を選択したときにはディザ法を
用いて中間調が再現され、「なし」を選択したときには
単純な2値化が行われることになる。
第12図に戻って説明を続ける。
以上の操作を行った後、オペレータは必要に応じて濃
度の選択を行う(ステップ)。そして、原稿をプラテ
ンガラス21にセットして(ステップ)、相手先のダイ
ヤルを行う(ステップ)。ダイヤルの方法としては、
ワンタッチダイヤルを使用する方法と、短縮ダイヤルを
使用する方法とがある。ワンタッチ・パネル28のワンタ
ッチボタンを押すと、液晶ディスプレイ151には予め登
録されている宛先名が表示される。短縮ダイヤルを使用
するときには、短縮ダイヤルボタン176を押して3桁の
番号を入力する。この場合には液晶ディスプレイ151に
対応する宛先名が表示される。宛先名が登録されていな
い場合には、電話番号が表示される。
このようにして相手先のダイヤルが行われたら、スタ
ートボタン172が押され(ステップ)、原稿の読み込
みが開始される。読み込まれた原稿のイメージは、プリ
ントアウトをして確認することができる(ステップ
)。また、CRTに表示して確認することも可能であ
る。なお、確認プリントは省略して作業を先に進めるこ
とができる。
第15図は、プリントの確認の要否を選択する際の液晶
ディスプレイの表示内容の一例を表わしたものである。
液晶ディスプレイ151には確認プリントするかしないか
の選択肢が表示されており、機能選択ボタン167を押下
すると確認プリントを行うことが設定され、他の機能選
択ボタン168を押すと確認プリントが不要とされる。確
認プリントを行う場合には、スタートボタン172を押す
ことで確認プリントが開始される。
第16図は、読み込んだ原稿のイメージに対する処理を
行う際の液晶ディスプレイの表示内容の一例を表わした
ものである。液晶ディスプレイ151には「蓄積」および
「確認NG」という文字が表示され、2つの機能選択ボタ
ン167、168でこれらのいずれかを選択するようになって
いる。「蓄積」という文字が選択された場合には、その
原稿のイメージが蓄積される(ステップ)。「確認N
G」が選択された場合には、再度原稿の読み込みが行わ
れる。
この後、必要に応じて部数をセットして(ステップ
)、送信を行う(ステップ)。なお、ステップで
原稿のイメージを蓄積した時点で次に処理すべき証明文
書が存在する場合には、ステップに戻ってこれについ
ての業務を行うことになる。
第17図は、送信を行うときの液晶ディスプレイの表示
内容の一例を表わしたものである。液晶ディスプレイ15
1には、「送信」と「削除」の文字が表示されており、
2つの機能選択ボタン167、168でこれらのいずれかを選
択するようになっている。機能選択ボタン167によって
「送信」が選択されると、通信中ランプ156(第7図)
が点灯し、送信が開始される。他の機能選択ボタン168
の押下によって「削除」が選択されると、選択された機
能はオールクリアされることになる。
画像処理の詳細 第18図は、このような画像処理装置における画像処理
部分の構成をブロックで表わしたものである。この図で
第1図と同一部分には同一の符号を付している。
第18図で原稿93は、CCD94によってライン単位で読み
取られ、ビデオ信号処理部89によってA/D変換、シェー
ディング補正、MTF(モジュレーション・トランスファ
・ファンクション)処理、拡大縮小の処理およびディザ
法による階調処理が行われる。ビデオ信号処理部89から
はこのようにして処理されたビデオ信号191と第1のク
ロック信号192が出力され、画像編集部74に供給され
る。ここで第1のクロック信号192は、CCD94から出力さ
れたビデオ信号191を転送するための信号である。
第19図は、この実施例で使用された原稿の一例を表わ
したものである。原稿93はこの例で住民票の原本であ
る。本実施例で使用された住民票の原本は、その中央の
折れ線201の上側に配置された基本欄202、第1欄203お
よび第2欄204と、下側に配置された第3欄205から第5
欄207によって構成されている。ここで基本欄202には世
帯主の氏名と住所等の共通項目が記されている。第1欄
203には、世帯主の氏名と本籍等の所定の項目が記され
ている。第2欄204以降には、この世帯を構成する他の
構成員の氏名と住所等の所定の項目が記されている。こ
の例では、1ページ分の住民票の原本を示しているが、
1つの世帯が6名以上で構成されている場合には続ペー
ジが存在する。
第18図に戻って説明を続ける。
画像編集部74は、謄写マスク部193を備えている。謄
写マスク部193は、コンソールパネル制御部71からの編
集指示信号77を用いて、この画像編集部74にライン単位
で入力されたビデオ信号191にマスクをかけて、必要な
画像情報を取り出す働きを行う。
第20図は、第19図に示した原稿が謄写マスク部に入力
されたときの画像の状態の一例を表わしたものである。
斜線で示したように、基本欄202から第5欄207までが、
それぞれの座標データを基にして個別に抜き出されてい
る。原稿93にはこれらの欄202〜207の外にメモが記され
ていることがあるが、住民票の謄本や抄本を作成する過
程で不要なこれらの情報は、この抜き出しの作業の過程
で削除されることになる。
第21図は、第20図に示したビデオ信号が謄写マスク部
によってマスクされた状態を表わしたものである。白抜
きの部分208がマスクされた部分である。このようなマ
スクは、個人のプライバシー保護等との関係から表示を
省略する部分に対して行われることは前述した通りであ
る。
謄写マスク部193を経たビデオ信号211はオア回路212
の一端に入力され、ロゴ制御部78から入力される謄写文
字信号213と論理和がとられる。この謄写文字信号213
は、コンソールパネル71から画像編集部74を経由してロ
ゴ制御部78に供給された信号に基づいてロゴメモリ79か
ら読み出された信号であり、第1のクロック信号192に
同期して出力される。ロゴメモリ79は、この実施例では
8Mバイトの容量を有している。
第22図は、オア回路で論理和をとった後のビデオ信号
による画像の状態を表わしたものである。第21図で白抜
きの部分208には、必要に応じて「省略」等の注釈のた
めの文字が挿入されている。この第22図では、これらの
文字(ロゴ)を記号「**」や「##」あるいは「$
$」で示している。オア回路212から出力されるこのビ
デオ信号214は、主走査トリミング・スキップ回路216に
入力される。主走査トリミング・スキップ回路216で
は、各ラインごとに、すなわち画像の主走査方向でトリ
ミングを行ったり、このトリミングの操作をスキップす
ることで不要な画像情報を除去する。
第23図は、このようにして得られたビデオ信号による
画像の状態を表わしたものである。第22図に表われてい
る2本の罫線217、218を含んだ画像の両端部分がトリミ
ングされていることがわかる。
主走査トリミング・スキップ回路216から出力される
このビデオ信号219は、副走査トリミング回路221に入力
される。副走査トリミング回路221は画像の副走査方向
でトリミングを行って、副走査方向における不要な画像
を除去する。
第24図は、副走査方向のトリミングを行った場合の一
例について画像の状態を表わしたものである。この例で
は、第20図における第1欄203と第4欄206が除去されて
いる。すなわち、この例では第2欄、第3欄および第5
欄204、205、207を抽出した住民票を作成することを前
提として、これらの欄以外の欄についての画像情報を除
去している。
副走査トリミング回路221から出力されるこのビデオ
信号223は、第1のクロック信号192および第2のクロッ
ク信号224と共にページメモリ81に送られる。ここで第
1のクロック信号192はページメモリ81に対するビデオ
信号の書き込みに用いられるクロックであるが、第2の
クロック信号224はこのページメモリ81からビデオ信号2
25の読み出しを行う際に使用されるクロックである。
この実施例でページメモリ81は3Mバイトの容量をもっ
ている。このページメモリ81に対してビデオ信号223を
書き込むとき、副走査方向に空白が存在する部分でその
部分のアドレスのカウントを停止させると、読み出した
画像情報を副走査方向に移動させて不要な空白部分を除
去することができる。
第25図は、ページメモリにおけるこのようなアドレス
操作を行って書き込んだ画像の状態の一例を表わしたも
のである。第24図と比較するとわかるように、基本欄20
2と第2欄204の間の空白と、第2欄204と第3欄205の間
の空白、および第3欄205と第5欄207の間の空白がそれ
ぞれ除去されて必要な4つの欄202、204、205、207が連
続するようになっている。
ページメモリ81から出力されるビデオ信号225はオア
回路226の一方の入力端子に入力され、他方の入力端子
にはロゴ制御部78からタイトル、認証文、日付および長
名からなる文字データ227が入力される。このとき、ペ
ージメモリ81からはその格納内容が順に読み出されるの
ではなく、読み出しのタイミングが制御されることによ
って主走査方向と副走査方向の双方におけるオフセット
処理が行われる。すなわち、第25図で示した画像情報
は、ページメモリ81の適当な位置に格納されたが、CRT1
3で表示されたりIOT85(第1図)でプリントされる場合
にこれらが所望の位置に設定されるように、位置決めの
制御が行われる。また、第19図で示した原稿93では中央
の折れ線201の部分に画像がかからないようにしている
が、この例でも所定の欄と次の欄の間に空白を設定する
こと(センタリング)で、同様の処理を行うことができ
る。オア回路226から出力されたこのようなビデオ信号2
29はCRT13用の図示しないビデオRAM(表示用メモリ)お
よびプリント用メモリ83内に書き込まれ、画像として展
開される。
第26図は、オフセット処理と文字の書き込みが行われ
たこのような最終的な画像の内容を表わしたものであ
る。基本欄202の上の余白部分には、「住民票」という
タイトル231が枠内に表示されている。また、第3欄205
と第5欄207の間には折り返しを考慮して空白領域が設
定されている。更に、第5欄207下の比較的広い領域に
は、認証文と日付および市長等の長名が表示されてい
る。
この第26図に示した内容はCRT13に表示されるので、I
OT85でプリントする必要なく、その内容を確認すること
ができ、編集に間違いがあったような場合には再度作業
を行うことができる。
画像の送信とCRTによる送信前の確認 この実施例の画像処理装置は例えば住民票の原本を置
いている区役所と、その出張所の双方に設置しておけ
ば、住民が出張所側に出向いて請求することによって、
その場で住民票の謄本や抄本を得ることができる。この
場合には、区役所側では例えば住民票の抄本の画像を以
上説明したようにして作成し、これを一旦メモリに格納
した後に通信モードでファクシミリ機能を使用して出張
所に送信することになる。出張所ではこれをプリントア
ウトして住民に渡すが、間違った編集が行われていると
都合が悪い。そこで、編集を行った区役所側では作成し
た画像を従来ではプリントアウトして確認していたが、
これでは確認に時間を要したり、経済的でないという前
記した問題があった。そこで本実施例の画像処理装置で
は、CRT13を用いて編集の終了した画像をチェックし、
違いなければ送信し、間違いがあれば住民票の抄本等の
作成を再度行うことで、不要なプリントアウトを省略し
ている。
第27図は、住民票の抄本等をファクシミリで送信する
場合のコントロールパネル制御部の処理動作を表わした
ものである。
オペレータが第2図に示した一般操作用コントロール
パネル27のスタートボタン172を押すと、コントロール
パネル制御部71内のCPU(中央処理装置)がこれを検知
して(第27図ステップ;Y)、通信モードに設定されて
いるかコピーモードに設定されているかの判別を行う
(ステップ)。コピーモードに設定されている場合に
は(N)、このモードを実行する(ステップ)。
通信モードに設定されている場合には(Y)、この時
点での一般操作用コントロールパネル27および自治体窓
口業務用コントロールパネル26のキー情報を解析し(ス
テップ)、業務内容の種類やこれに伴って必要とされ
る各座標データ等のデータを画像編集部74に送出する
(ステップ)。また、スキャンコマンドをメイン制御
部75に送出し、D94による原稿の読み取りを開始させる
(ステップ)。これと共に、CPUは液晶ディスプレイ1
51に「原稿読み取り中」というメッセージを表示させる
(ステップ)。この表示は、処理された画像データが
プリント用メモリ83に転送されたことが画像編集部74か
ら通知されるまで継続する(ステップ)。
この通知を受信したら(Y)、CPUはCPUは液晶ディス
プレイ151に第16図で示した「蓄積、確認NG」等のメッ
セージを表示させる(ステップ)。この表示は、オペ
レータが2つの機能選択ボタン167、168のいずれかを選
択するまで継続される(ステップ、)。このとき、
後に説明するようにCRT13には送信すべき画像が表示さ
れているので、オペレータはその内容の是非を確認する
ことができる。
オペレータはその編集済みの画像に誤り等を発見した
場合には、機能選択ボタン168を押すことになる。機能
選択ボタン168が押されると(ステップ;Y)、プリン
ト用メモリ83に格納されたこの編集済みの画像をクリア
するための指示が行われる(ステップ)。また、同様
にしてCRT13に表示を行うための前記したビデオRAMの内
容のクリアも指示される(ステップ)。この場合、CP
Uは画像処理装置の制御をステップに戻し、オペレー
タの次の処置を待機する。操作をミスした場合にはオペ
レータは再度自治体窓口業務用コントロールパネル26等
の操作を行い、スタートボタン172を押すことになる。
ところで、オペレータがCRT13の表示結果を見て画像
の処理に問題がないと判断した場合には、他の機能選択
ボタン167を選択することになる(ステップ;Y)。こ
の場合、コントロールパネル制御部71内のこのCPUは画
像編集部74に送信が可能であることを通知する(ステッ
プ)。そして、液晶ディスプレイ151に「通信中」と
いうメッセージを出力させる。この表示は、通信が終了
するか(ステップ;Y)、相手側が他と通信中等の理由
で通信が不可能との通知を受信するステップ)まで継
続する。通信が不可能と通知された場合には、液晶ディ
スプレイ151に「不達通知」という表示が行われる(ス
テップ)。
第28図は、以上説明した第27図の作業と平行して行わ
れる画像編集部の作業の要部を表わしたもので、併せて
CRTとCRTコントローラの制御の様子も図の右側に簡単に
示している。
第27図のステップで説明した業務内容の種類やこれ
に伴って必要とされる各座標データ等のデータが画像編
集部74に到来したら(第28図ステップ;Y)、原稿93に
対して抽出するそれぞれの領域を設定し、トリミングや
スキップを行う値を設定する(ステップ)。この後、
メッセージコマンドをCRTコントローラ84に送出して、C
RT13に「お待ちください」という表示を行わせる(ステ
ップ)。この状態で画像編集部74内のCPUは画像イネ
ーブルとなるのを待機し(ステップ)、イネーブルと
なったら画像編集部74への画像の取り込みと編集を行う
(ステップ)。画像ディスイネーブルとなったら(ス
テップ;Y)、ページメモリ81への画像の取り込みと表
示モードへの移行をCRTコントローラ84に通知する(ス
テップ)。この通知に基づいて、CRTコントローラ84
では編集済みの画像の表示位置を設定するためのラスタ
方向およびこれと直交する方向のカウンタを所望の値に
設定する。
この後、第2のクロック信号224の出力が指示され、
ページメモリ81の読出制御が開始される(ステップ
)。これと共に、第18図で説明したようにCRT13とプ
リント用メモリ83の双方に編集済みの画像情報の送信が
開始されることなる。第2のクロック信号224によるペ
ージメモリ83からの画像データの読み出しとCRT13等へ
の転送が終了したら(ステップ;Y)、画像編集部74内
のCPUはこの転送終了をコントロールパネル制御部71に
通知する(ステップ,第27図ステップ参照)。そし
て、CRTコントローラ84では第2のクロック信号224の転
送が終了した時点で、1ページ文の画像データを前記し
たビデオRAMに展開してCRT13による編集済みの画像の表
示を開始させる。
画像編集部74では、第27図のステップの処理で送信
が可能であることの通知を受信したら(第28図ステップ
)、CRT13の表示内容をクリアするように指示を行い
(ステップ)、画像編集部74における処理を終了させ
る。
以上説明したように、この実施例によれば表示部12に
CRT13を使用したので、編集した画像の細かな部分まで
再現することができる。
なお、本実施例の画像処理装置では、編集した画像を
CRT上に表示してプリントを行うことなく画像の確認が
できるようにしたが、必ずしもCRT上に表示する必要は
なく、液晶ディスプレイ等の他の表示手段で表示するこ
とも可能である。また、本実施例の画像処理装置では編
集結果を確認のために表示したが、読み取った画像の一
部や濃淡の最も生じた部分等の他の内容を確認のために
表示するようにしてもよい。
「発明の効果」 このように請求項1記載の発明によれば、住民票の原
本のように各事項を記載欄が様式によってそれぞれ定め
られているような原稿について様式選択手段でその原稿
と対応する様式を選択し、原稿の読み取るべき領域を欄
を単位として指定して画像読取手段で読み取り、指定し
た欄に対応する画像については表示のための処理を行
い、指定しなかった欄のうちの所望のものについては表
示が行われないことを示す「省略」等の情報をそれらの
欄の画像の表示されるべき位置に画像の表示に変えて表
示する処理を行って画像表示手段で表示することにした
ので、表示が積極的に行われない欄を明確かつ迅速に確
認することができる。したがって、ファクシミリ送信を
行う前に点検を確実かつ迅速に行うことができるという
効果が生じる。
また、請求項2記載の発明によれば、住民票の原本の
ように各事項を記載欄が様式によってそれぞれ定められ
ているような原稿について様式選択手段でその原稿と対
応する様式を選択し、原稿の読み取るべき領域を欄を単
位として指定して画像読取手段で読み取り、指定した欄
に対応する画像については表示のための処理を行い、指
定しなかった欄のうちの所望のものについては表示が行
われないことを示す「省略」等の情報をそれらの欄の画
像の表示されるべき位置に画像の表示に変えて表示する
処理を行って画像表示手段で表示することにしたので、
表示が積極的に行われない欄を明確かつ迅速に確認する
ことができる。したがって、プリントアウトを行う前に
点検を確実かつ迅速に行うことができるという効果が生
じる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第1図は画像処理装置の回路構成の要部を表わした
ブロック図、第2図は画像処理装置の外観を表わした斜
視図、第3図は画像処理装置の複写機能部の構成の概要
を表わした概略構成図、第4図は住民票発行の基となる
住民票原本の一例を示す平面図、第5図は住民票原本を
基にして発行される住民票の一例を表わした平面図、第
6図は自治体窓口業務用コントロールパネルの平面図、
第7図は一般操作用コントロールパネルの平面図、第8
図はこの画像処理装置でコピーモードを選択した場合の
操作の一例として戸籍謄本を作成するときの流れを表わ
した流れ図、第9図は自治体窓口業務のための固有の指
定操作が終了した時点での液晶ディスプレイの表示状態
の一例を表わした平面図、第10図は拡大/縮小・応用機
能ボタンが押された場合の液晶ディスプレイの表示内容
をオペレータの操作の流れを中心として表わした流れ
図、第11図は第8図のステップでコピー枚数をセット
した状態における液晶ディスプレイの表示内容を表わし
た平面図、第12図は画像処理装置の通信モードを選択し
た場合の一般的な操作の概要を表わした流れ図、第13図
は縮倍率の指定を行う際の液晶ディスプレイの表示内容
の一例を表わした平面図、第14図は機能選択ボタンを押
して中間調を選択する際の液晶ディスプレイの表示内容
の一例を表わした平面図、第15図はプリントの確認の要
否を選択する際の液晶ディスプレイの表示内容の一例を
表わした平面図、第16図は読み込んだ原稿のイメージに
対する処理を行う際の液晶ディスプレイの表示内容の一
例を表わした平面図、第17図は送信を行うときの液晶デ
ィスプレイの表示内容の一例を表わした平面図、第18図
は画像処理装置における画像処理部分の構成をブロック
で表わしたブロック図、第19図はこの実施例で使用され
た原稿の一例を表わした平面図、第20図は第19図に示し
た原稿が謄写マスク部に入力されたときの画像の状態の
一例を表わした説明図、第21図は第20図に示したビデオ
信号が謄写マスク部によってマスクされた状態を表わし
た説明図、第22図はオア回路で論理和をとった後のビデ
オ信号による画像の状態を表わした説明図、第23図は主
走査トリミング・スキップ回路を経た後のビデオ信号に
よる画像の状態を表わした説明図、第24図は副走査方向
のトリミングを行った場合の一例について画像の状態を
表わした説明図、第25図はページメモリに書き込んだ画
像の状態を表わした説明図、第26図はオフセット処理と
文字の書き込みが行われた最終的な画像の内容を表わし
た説明図、第27図は住民票の抄本等をファクシミリで送
信する場合のコントロールパネル制御部の処理動作を表
わした流れ図、第28図は第27図の作業と平行して行われ
る画像編集部の作業の要部とCRTおよびCRTコントローラ
の制御の様子を表わした流れ図である。 11……複写機能部、12……表示部、 13……CRT、21……プラテンガラス、 26……自治体窓口業務用コントロールパネル、 27……一般操作用コントロールパネル、 45……読取部、 55……ドラム・カートリッジ、 63……トナー・カートリッジ、 71……コントロールパネル制御部、 74……画像編集部、81……ページメモリ、 83……プリント用メモリ、93……原稿、 94……CCD、 151……液晶ディスプレイ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像の読み取りの対象となる原稿に対し画
    像の配置されたそれぞれの欄に合致した配置様式を選択
    する様式選択手段と、 前記原稿の読み取るべき領域を前記欄を単位として指定
    する欄指定手段と、 前記原稿の読み取りを行う画像読取手段と、 この画像読取手段によって読み取られた前記様式および
    指定した欄に対応する画像を表示のために処理すると共
    に指定しなかった欄のうちの所望のものについてはそれ
    らの欄の画像が表示されないことを示す情報をそれらの
    欄の画像の表示されるべき位置に画像の表示に変えて表
    示する処理を行う画像処理手段と、 この画像処理手段によって処理された後の画像を表示す
    る画像表示手段と、 この画像表示手段の表示する画像をファクシミリ送信を
    行うファクシミリ送信手段 とを具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】画像の読み取りの対象となる原稿に対し画
    像の配置されたそれぞれの欄に合致した配置様式を選択
    する様式選択手段と、 前記原稿の読み取るべき領域を前記欄を単位として指定
    する欄指定手段と、 前記原稿の読み取りを行う画像読取手段と、 この画像読取手段によって読み取られた前記様式および
    指定した欄に対応する画像を表示のために処理すると共
    に指定しなかった欄のうちの所望のものについてはそれ
    らの欄の画像が表示されないことを示す情報をそれらの
    欄の画像の表示されるべき位置に画像の表示に変えて表
    示する処理を行う画像処理手段と、 この画像処理手段によって処理された後の画像を表示す
    る画像表示手段と、 この画像表示手段の表示する画像をプリントアウトする
    記録手段 とを具備することを特徴とする画像処理装置。
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