JP2002245392A - 定型書類入力装置 - Google Patents

定型書類入力装置

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JP2002245392A
JP2002245392A JP2001040472A JP2001040472A JP2002245392A JP 2002245392 A JP2002245392 A JP 2002245392A JP 2001040472 A JP2001040472 A JP 2001040472A JP 2001040472 A JP2001040472 A JP 2001040472A JP 2002245392 A JP2002245392 A JP 2002245392A
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JP2001040472A
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Shoichi Fukutome
正一 福留
Kyosuke Ko
京介 高
Hidekazu Sakagami
英和 坂上
Nobuo Manabe
申生 真鍋
Mitsuharu Yoshimoto
光晴 芳本
Yoshitaka Okabashi
義孝 岡橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定型の記入用紙上で記入領域を自動的に設定
し、この記入領域に記入項目を記入する。 【解決手段】スキャナー部27によって定型の記入用紙
を読み取り、光学式文字読み取り部31によって記入用
紙上の各記入欄を示すそれぞれの罫線を認識し、記入領
域設定部32によって各罫線上側の空白の各記入領域を
判定し、画像編集部33によって各記入領域にそれぞれ
の記入項目を記入し、プリンター部28によって各記入
項目が記入された記入用紙の画像をプリントアウトす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定型の記入用紙の
記入欄に記入項目を記入するための定型書類入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の装置としては、例えば特
開平5−101060号公報に記載のものがあった。こ
の装置では、入力操作によって、用紙上の印字領域の位
置を指定し、この印字領域の位置を記憶管理しておき、
印字に際しては、印字領域の位置を読み出して、用紙上
で該位置の印字領域を特定し、この印字領域に文字列等
を印字している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、用紙上の印字領域の位置を指定するため
に、用紙をプリンタにセットしてから、入力操作によっ
て、用紙を送り出したり、印字ヘッドを移動させて、印
字ヘッドを印字領域の位置に停止させていた。このた
め、多数の印字領域の位置を指定する場合は、各位置毎
に、用紙を送り出したり、印字ヘッドを移動させねばな
らず、多くの手間と長い時間を要した。
【0004】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、定型の記入用紙上で記入領域
を自動的に設定し、この記入領域に記入項目を記入する
ことが可能な定型書類入力装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の定型書類入力装置は、定型の記入用紙を読
み取る読み取り手段と、読み取られた記入用紙の画像に
基づいて、記入用紙上の記入欄を示す標識を認識し、こ
の標識から記入領域を判定する認識判定手段と、判定さ
れた記入領域に、記入項目を記入する記入手段とを備え
ている。
【0006】この様な構成の本発明によれば、記入用紙
の画像に基づいて、記入用紙上の記入欄を示す標識を認
識し、この標識から記入領域を判定している。記入欄を
示す標識としては、罫線や括弧等があり、記入領域は、
罫線上側の空白の領域や括弧内の空白の領域である。こ
うして判定された記入領域に、記入項目を記入する。
【0007】また、本発明の定型書類入力装置は、定型
の記入用紙を読み取る読み取り手段と、読み取られた記
入用紙の画像に基づいて、記入用紙上の記入欄を示す標
識を認識し、この標識から記入領域を判定すると共に、
この記入欄の記入項目名を認識する認識判定手段と、記
入項目を記入項目名に対応付けて予め登録した登録手段
と、判定手段によって認識された記入項目名に対応する
記入項目を登録手段から読み出し、判定手段によって判
定された記入領域に、この記入項目を記入する記入手段
とを備えている。
【0008】この様な構成の本発明によれば、記入欄を
示す罫線や括弧を認識し、罫線上側の空白の領域や括弧
内の空白の領域を記入領域として求めている。そして、
記入欄の記入項目名を認識し、記入項目名に対応付けて
予め登録されている記入項目を空白の記入欄に記入して
いる。例えば、記入項目名及び記入項目として、「氏
名」及び「山田太郎」が登録されていれば 「氏名」を
付与された記入欄の記入領域に、「山田太郎」が記入さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の定型書類入力装置の第1
実施形態を示すシステムブロック図である。本実施形態
の定型書類入力装置は、パーソナルコンピュータ1と、
画像処理装置2と、これらを相互に接続するネットワー
ク3とを備えている。
【0011】パーソナルコンピュータ1は、キーボード
やマウス等の入力部11と、画像処理装置2との間で、
ネットワーク3を通じてデータ通信を行う通信部12
と、画像を表示する表示部13と、各種のデータを記憶
するハードディスク装置14と、各種のデータを記憶し
たり、ワークエリアとなる書き込み読み出しメモリ(R
AM)15と、各種のプログラムを記憶している読み出
し専用メモリ(ROM)16と、ROM16内のプログ
ラムを実行しつつ、このパーソナルコンピュータ1を統
轄的に制御する中央処理装置(CPU)17とを備えて
いる。
【0012】画像処理装置2は、多機能型のデジタル複
合機であって、キーボードやマウス等の入力部21と、
パーソナルコンピュータ1との間で、ネットワーク3を
通じてデータ通信を行う通信部22と、画像を表示する
表示部23と、各種のデータを記憶するハードディスク
装置24と、各種のデータを記憶したり、ワークエリア
となる書き込み読み出しメモリ(RAM)25と、各種
のプログラムを記憶している読み出し専用メモリ(RO
M)26と、原稿画像を読み取るスキャナー部27と、
画像を記録紙に記録するプリンター部28と、ROM2
6内のプログラムを実行しつつ、この画像処理装置2を
統轄的に制御する中央処理装置(CPU)29とを備え
ている。
【0013】図2は、第1実施形態の定型書類入力装置
を示す機能ブロック図である。尚、図2において、図1
と同様の機能を果たす部位には同じ符号を付している。
【0014】パーソナルコンピュータ1においては、R
OM16内のそれぞれのプログラムをCPU17により
実行し、それぞれの処理をRAM15内のワークエリア
を用いて行うことにより、光学式文字読み取り(OC
R)部31、記入領域設定部32、及び画像編集部33
の機能が果たされる。また、画像処理装置2において
は、ROM26内のプログラムをCPU29により実行
し、その処理をRAM25内のワークエリアを用いて行
うことにより、画像制御部34の機能が果たされる。
【0015】この様な本実施形態の装置においては、例
えば図4に示す様な定型の記入用紙41を読み取り、こ
の記入用紙41の画像に基づいて、この記入用紙41上
の各記入欄を示すそれぞれの罫線42を認識し、図5に
示す様に各罫線42上側の空白の各記入領域43を判定
し、図6に示す様に各記入領域43にそれぞれの記入項
目を記入し、これらの記入項目が記入された記入用紙4
1の画像をプリントアウトする。
【0016】次に、図2の機能ブロック図、及び図3に
示すフローチャートを参照して、本実施形態の装置によ
る処理をより詳しく説明する。
【0017】まず、パーソナルコンピュータ1の入力部
11を操作することにより、罫線モード、つまり罫線上
側に記入領域を設定することを指示する(ステップS1
01)。そして、画像処理装置2のスキャナー部27に
図4の記入用紙41をセットし、入力部21を操作する
ことにより、スキャナー部27を起動させて、スキャナ
ー部27により記入用紙41の画像を読み取らせる(ス
テップS102)。この記入用紙41の画像は、画像処
理装置2の通信部22からパーソナルコンピュータ1の
通信部12へと送受され、パーソナルコンピュータ1の
光学式文字読み取り部31に与えられる。
【0018】光学式文字読み取り部31は、記入用紙4
1の画像を受け取ると、この画像上の各罫線42を認識
し、記入用紙41の画像及び認識結果を記入領域設定部
32に通知する(ステップS103)。記入領域設定部
32は、記入用紙41の画像上で、各罫線42上側が空
白あれば(各ステップS104、105)、図5に示す
様に各罫線42上側にぞれぞれの記入領域43を設定
し、記入用紙41の画像及び各記入領域43を画像編集
部33に与える(ステップS106)。
【0019】ここで、記入領域43は、例えば罫線42
よりも僅かに短く、上下の他の各記入領域43と干渉し
ない程度の高さに設定される。
【0020】画像編集部33は、記入用紙41の画像及
び各記入領域43を受け取り、これらを表示部13の表
画面に表示し、この表示画面上で、カーソル(図示せ
ず)を最初の記入領域43に配置する(ステップS10
7)。
【0021】この状態で、パーソナルコンピュータ1の
入力部11を操作することにより、記入項目(例えば
「アルバムタイトル」という文字列)を入力し、この
「アルバムタイトル」という文字列の記入を指示すると
(ステップS108)、画像編集部33は、「アルバム
タイトル」という文字列が最初の記入領域43に入る様
に、文字列の大きさを調節し、文字列を図6に示す様に
最初の記入領域43に書き込み、カーソルを次の記入領
域43に移動する(ステップS109)。引き続いて、
パーソナルコンピュータ1の入力部11を操作すること
により、例えば「アーチスト」という文字列を入力し、
文字列の記入を指示すると、画像編集部33は、「アー
チスト」という文字列が次の記入領域43に入る様に、
文字列の大きさを調節し、文字列を図6に示す様に次の
記入領域43に書き込み、カーソルを更に次の記入領域
43に移動する。以降同様に、文字列を入力して、記入
を指示すると、文字列が記入領域43に記入される。
【0022】こうして表示部13の表示画面上で、記入
用紙41の各記入領域43にそれぞれの文字列を記入
し、図6に示す様に全ての記入が終了してから、パーソ
ナルコンピュータ1の入力部11を操作することによ
り、記入用紙41の印刷を指示すると、図6の記入用紙
41の画像がパーソナルコンピュータ1の通信部12か
ら画像処理装置2の通信部22へと送受され、この記入
用紙41の画像がプリンター部28に与えられる。プリ
ンター部28は、この記入用紙41の画像を記録紙に印
刷する(ステップS110)。
【0023】従って、本実施形態の装置によれば、罫線
モードを指示し、記入用紙41の画像を読み取らせ、各
記入項目を順次入力するという簡単な操作により、これ
らの記入項目を記入用紙41の各罫線42上側に記入す
ることができる。
【0024】尚、罫線だけではなく、各種の括弧を認識
し、括弧の内側の空白の領域を記入領域としても良い。
また、各記入項目を順次入力する代わりに、各記入項目
をハードディスク装置14等に記憶しておき、ここから
各記入項目を順次読み出して、これらの記入項目をそれ
ぞれの記入領域に逐次記入しても良い。更に、図5の記
入用紙41の画像と各記入項目をパーソナルコンピュー
タ1から画像処理装置2へと個別に送受し、図5の記入
用紙41の画像と各記入項目を画像処理装置2の画像制
御部34で合成しても構わない。
【0025】図7は、本発明の定型書類入力装置の第2
実施形態を示す機能ブロック図である。尚、図7におい
て、図2と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し
ている。
【0026】本実施形態の装置では、図2に示す装置の
パーソナルコンピュータ1に、登録データベース35を
付加している。この登録データベース35は、例えばパ
ーソナルコンピュータ1のハードディスク装置14に記
憶されており、各記入項目を各記入項目名に対応付けて
記憶している。例えば、図8に示す様に「山田太郎」と
いう記入項目を「氏名」、「名前」、「おなまえ」とい
う各記入項目名に対応付けて記憶している。
【0027】この様な本実施形態の装置においては、図
10に示す様な定型の記入用紙51を読み取り、この記
入用紙51の画像に基づいて、この記入用紙51上の各
記入欄を区画するそれぞれの罫線52を認識し、図11
に示す様に各記入欄内側の空白の各記入領域53を判定
する。また、各記入欄毎に、記入欄に付与されている記
入項目名を認識し、この記入項目名に対応する記入項目
を登録データベース35から読み出し、図12に示す様
に該記入項目を該記入項目名の記入欄に記入している。
そして、各記入欄にそれぞれの記入項目を記入してか
ら、この記入用紙51の画像をプリントアウトする。
【0028】次に、図7の機能ブロック図、及び図9に
示すフローチャートを参照して、本実施形態の装置によ
る処理をより詳しく説明する。
【0029】まず、パーソナルコンピュータ1の入力部
11を操作することにより、枠モード、つまり枠状の記
入欄内に記入領域を設定することを指示する(ステップ
S201)。そして、画像処理装置2のスキャナー部2
7に図10の記入用紙51をセットし、スキャナー部2
7により記入用紙51の画像を読み取らせ(ステップS
202)、この記入用紙51の画像を画像処理装置2の
通信部22からパーソナルコンピュータ1の通信部12
へと送受し、この記入用紙51の画像をパーソナルコン
ピュータ1の光学式文字読み取り部31に与える。
【0030】光学式文字読み取り部31は、記入用紙5
1の画像を受け取ると、この画像上の各罫線52及び各
記入項目名を認識し、記入用紙51の画像及び認識結果
を記入領域設定部32に通知する(ステップS20
3)。記入領域設定部32は、記入用紙51の画像上
で、各罫線52によって区画される複数(N個)の枠状
の記入欄を求め、これらの記入欄内側が空白であれば、
図11に示す様に各記入欄内側にぞれぞれの記入領域5
3を設定し(ステップS204)、記入用紙51の画
像、各記入欄の記入領域53、及び各記入欄に付与され
たそれぞれの記入項目名を画像編集部33に与える。記
入領域53は、例えば罫線52によって区画される枠状
の記入欄よりも僅かに小さく設定される。
【0031】画像編集部33は、記入用紙51の画像、
各記入欄の記入領域53、及び各記入欄に付与されたそ
れぞれの記入項目名を受け取り、記入用紙51の画像、
及び各記入欄の記入領域53を表示部13の表画面に表
示する(ステップS205)。そして、画像編集部33
は、値iを「1」に初期設定し(ステップS206)、
表示部13の表画面上で、第1番目の記入欄の記入領域
53にカーソルを移動し(ステップS207)、第1番
目の記入欄に記入項目名が付与されているか否かを判定
する(ステップS208)。ここで、記入項目名が付与
されていれば(ステップS208で「Yes」)、画像
編集部33は、記入項目名に対応する記入項目が登録デ
ータベース35に登録されているか否かを判定し(ステ
ップS209)、記入項目が登録されていれば(ステッ
プS209で「Yes」)、記入項目の文字列が第1番
目の記入領域53に入る様に、文字列の大きさを調節
し、文字列を第1番目の記入領域53に書き込み、カー
ソルを第2番目の記入欄の記入領域53に移動する(ス
テップS210)。
【0032】また、第1番目の記入欄に記入項目名が付
与されていなかったり(ステップS208で「N
o」)、記入項目名に対応する記入項目が登録データベ
ース35に登録されていなければ(ステップS209で
「No」)、ステップS210の処理を行わない。
【0033】この後、値iに「1」を加算して、値iを
歩進し(ステップS211)、値iが値Nを超えていな
ければ、つまりN個の各記入欄の全てについて処理を終
了していなければ(ステップS212で「No」)、ス
テップS207からの処理を繰り返す。そして、N個の
各記入欄の全てについて処理を終了すると(ステップS
212で「Yes」)、次のステップS213に移る。
【0034】例えば、図11に示す様に第1番目の記入
欄に「氏名」という記入項目名が付与されており(ステ
ップS208で「Yes」)、図8から明らかな様に
「氏名」という記入項目名に対応して「山田太郎」とい
う記入項目が登録データベース35に登録されていれば
(ステップS209で「Yes」)、「山田太郎」とい
う文字列が第1番目の記入領域53に入る様に、文字列
の大きさを調節し、文字列を第1番目の記入領域53に
書き込み、カーソルを第2番目の記入欄の記入領域53
に移動する。
【0035】ここで、記入項目名が「氏名」ではなく、
「名前」又は「おなまえ」であった場合も、「山田太
郎」という文字列が第1番目の記入領域53に記入され
る。
【0036】次に、記入欄に記入項目名が付与されてい
なかったり(ステップS208で「No」)、記入項目
名に対応する記入項目が登録されていなかった(ステッ
プS209で「No」)場合は、記入領域が空白のまま
残されるので(ステップS213)、パーソナルコンピ
ュータ1の入力部11を操作することにより、空白の各
記入欄毎に、カーソルを記入欄に移動して、文字列を適
宜に入力し(ステップS214)、文字列の位置及び大
きさを調整する(ステップS215)。
【0037】こうして表示部13の表示画面上で、記入
用紙51の各記入領域53にそれぞれの文字列を記入
し、図13に示す様に記入が終了してから、パーソナル
コンピュータ1の入力部11を操作することにより、記
入用紙51の印刷を指示すると、図13の記入用紙51
の画像がパーソナルコンピュータ1の通信部12から画
像処理装置2の通信部22へと送受され、この記入用紙
51の画像がプリンター部28に与えられる。プリンタ
ー部28は、この記入用紙51の画像を記録紙に印刷す
る(ステップS216)。
【0038】従って、本実施形態の装置によれば、枠モ
ードを指示し、記入用紙51の画像を読み取らせるとい
う簡単な操作により、記入項目名が付与された記入欄
に、記入項目名に対応する記入項目が記入される。記入
項目名が付与されていなかったり、記入項目名に対応す
る記入項目が登録されていなければ、空白の記入欄が残
されるので、通常の入力操作により、この空白の記入欄
に記入項目を記入すれば良い。
【0039】尚、図10の記入用紙51の画像と各記入
項目をパーソナルコンピュータ1から画像処理装置2へ
と個別に送受し、図10の記入用紙51の画像と各記入
項目を画像処理装置2の画像制御部34で合成しても構
わない。また、図14に示す様に、2つの記入欄が合成
されている場合は、各記入欄の記入領域53を設定し、
各記入欄に付与されている各記入項目名に対応するそれ
ぞれの記入項目を登録データベース35から読み出し、
これらの記入項目をそれぞれの記入領域53に記入す
る。
【0040】尚、本発明は、上記各実施形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない程度に変
形することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、記入
用紙の画像に基づいて、記入用紙上の記入欄を示す標識
を認識し、この標識から記入領域を判定している。記入
欄を示す標識としては、罫線や括弧等があり、記入領域
は、罫線上側の空白の領域や括弧内の空白の領域であ
る。こうして判定された記入領域に、記入項目を記入す
る。
【0042】また、本発明によれば、記入欄の記入項目
名を認識し、記入項目名に対応付けて予め登録されてい
る記入項目を空白の記入欄に記入している。例えば、記
入項目名及び記入項目として、「氏名」及び「山田太
郎」が登録されていれば 「氏名」を付与された記入欄
の記入領域に、「山田太郎」が記入される。
【0043】このため、定型の記入用紙上に多数の記入
領域があっても、容易かつ短時間に、各記入領域への記
入を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定型書類入力装置の第1実施形態を示
すシステムブロック図である。
【図2】第1実施形態の定型書類入力装置を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】図2の装置による処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】定型の記入用紙の一例を示す図である。
【図5】図4の記入用紙に記録領域を設定した状態を示
す図である。
【図6】図5の記入用紙の記録領域に記入項目を記入し
た状態を示す図である。
【図7】本発明の定型書類入力装置の第2実施形態を示
す機能ブロック図である。
【図8】図7の装置における登録データベースの内容を
例示する図である。
【図9】図7の装置による処理を示すフローチャートで
ある。
【図10】定型の記入用紙の他の例を示す図である。
【図11】図10の記入用紙に記録領域を設定した状態
を示す図である。
【図12】図11の記入用紙の記録領域に記入項目を記
入している途中の状態を示す図である。
【図13】図11の記入用紙への記入を終了した状態を
示す図である。
【図14】図7の装置による別の記入用紙への記入例を
示す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 画像処理装置 3 ネットワーク 11、21 入力部 12、22 通信部 13、23 表示部 14、24 ハードディスク装置 15、25 書き込み読み出しメモリ 16、26 読み出し専用メモリ 17、29 中央処理装置 27 スキャナー部 28 プリンター部 31 光学式文字読み取り部 32 記入領域設定部 33 画像編集部 34 画像制御部 35 登録データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂上 英和 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 真鍋 申生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 芳本 光晴 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡橋 義孝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5L096 CA01 FA03 FA69

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定型の記入用紙を読み取る読み取り手段
    と、 読み取られた記入用紙の画像に基づいて、記入用紙上の
    記入欄を示す標識を認識し、この標識から記入領域を判
    定する認識判定手段と、 判定された記入領域に、記入項目を記入する記入手段と
    を備えることを特徴とする定型書類入力装置。
  2. 【請求項2】 定型の記入用紙を読み取る読み取り手段
    と、 読み取られた記入用紙の画像に基づいて、記入用紙上の
    記入欄を示す標識を認識し、この標識から記入領域を判
    定すると共に、この記入欄の記入項目名を認識する認識
    判定手段と、 記入項目を記入項目名に対応付けて予め登録した登録手
    段と、 判定手段によって認識された記入項目名に対応する記入
    項目を登録手段から読み出し、判定手段によって判定さ
    れた記入領域に、この記入項目を記入する記入手段とを
    備えることを特徴とする定型書類入力装置。
JP2001040472A 2001-02-16 2001-02-16 定型書類入力装置 Pending JP2002245392A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014038504A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Fuji Xerox Co Ltd 項目記入装置、項目記入システム及びプログラム
JP2020104496A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成方法

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